◆−読んでくれたらうれしいな。−鈴綾 零(2/27-16:22)No.6379
 ┗酒はのんでも、のまれるな 〜1〜−鈴綾 零(2/27-16:29)No.6380
  ┣同感同感(謎納得(笑))−零霧(2/27-20:11)No.6381
  ┃┗あなたもなかなかいけるクチと見た!!(笑)−鈴綾 零(2/28-01:32)No.6382
  ┣いいじゃないですかぁ〜−理奈(2/28-12:54)No.6385
  ┃┗ありがとぉぉぉ!!−鈴綾 零(2/28-21:15)No.6388
  ┗酒はのんでも、のまれるな 〜2〜−鈴綾 零(2/28-21:01)No.6387
   ┣うきゃ、ラブラブ。−理奈(3/4-14:16)No.6394
   ┃┗そぉです!らぶらぶ!−鈴綾 零(3/5-14:11)No.6397
   ┗わたくしはまだまだ未成年。−庵 瑠嬌(3/14-19:35)NEWNo.6426
    ┗ありがとうございます。−鈴綾 零(3/16-11:43)NEWNo.6458


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6379読んでくれたらうれしいな。鈴綾 零 E-mail 2/27-16:22


こんにちは〜。鈴綾です。
ここには、2回目(正確に言うと3回目になるけど)の、駄作投稿です。
読んでいただけたら、うれしいな〜・・・と。
あたしが書くのですから、もちろんゼロリナ・・・
そのうえ、やっぱし、この2人以外出てきてくんないし・・・(^^;)
それでは。

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6380酒はのんでも、のまれるな 〜1〜鈴綾 零 E-mail 2/27-16:29
記事番号6379へのコメント

        酒はのんでも、のまれるな 〜1〜

「っっくしょいっっ!!……っと、やっぱ夜になると寒いわねぇ…」
あたしは独りつぶやくと、窓を閉める。
窓越しに見える月。丸い……
今日は満月らしい。
「月見酒ってのも、なかなかオツよね……」
おっしゃぁぁっっ!!
あたしは胸の前でガッツポーズをすると、部屋を出る。
階下の酒場からは物音ひとつ聞こえない。
さすがにこんな夜中になると、誰もいないらしい。
好都合、好都合。
あたしはこっそり、酒場に入ると、これまたこっそりと棚へと手を伸ばす。

数分後―――
「くくぅっっ。やっぱ元手がかかってないお酒はサイコーねっっ。
お月様も綺麗だし(はあと)」
くすねた、なんてばれたら追い出されるけどさ。
なぁんて思いながら、グラスを片手に一人ベッドに腰掛けて月見酒をしてるあたしがいた。
「僕にも分けていただけますか?それ」
「っっきゃぁぁぁぁぁっっ!!ち、ちょっとゼロスッッ!!
いきなり現れて耳元でささやかないでくれるっっ!?」
いきなりといえば、あまりにもいきなりなゼロスの現れ方に思わずベッドから立ち上がり、振りかえって叫ぶ。
うぅぅ…まだ背中に鳥肌が……
赤く火照ったあたしの前には、いつもの笑みのゼロス。
「あ、驚かせちゃいました?
いやぁ、あまりにもおいしそうなんで…」
まったく悪びれた様子もなく、そう言う。
ったく……
あたしは、ちょっと落ち着き、ベッドに座りなおす。
「代金はもらうわよ。きっちりね」
「ええぇぇえぇ〜〜っっ!?なんでですか〜〜っっ!?
元手はタダって、言ってたじゃないですか〜〜」
あたしの当然の申し出に、あきらかに不満そうな声をあげる。
「何言ってんのよ。このあたしと(ここ強調ね)お酒が飲めるのよ?
くくぅっっ、くぉの幸せ者っっ、ってなもんよ。
だ・か・ら、有料(はあと)」
あたしは片手をゼロスの前で広げ、くいくいっと催促するポーズをとる。
あ…こめかみピクピクしてる…
芸の細かいやつ……魔族のくせに(ほら、魔族って血管ないし)
「ま、座れば?
お酌ぐらいしてあげるわよ」
そう言って、にっこり笑い、グラスを渡す。
ゼロスは苦笑いしながらそれを受け取った。
「ありがとうございます。
リナさんにお酌してもらえるなんて(はあと)」
「もちろん、料金割増(はあと)」
ゼロスのにっこりにも負けないくらいの、極上の笑みを返すあたし。
固まるゼロス。
おっしゃ、今のうちっっ。
―――とくとくとく―――
ゼロスのグラスにお酒を注ぐ。
ついでしまえばこっちのもんよ。
「…ま、まぁ、冗談はそこまでにして……」
「本気(はあと)」
「リナさ〜〜んっっ(泣)」
「ホ・ン・キ(はあと)」
あたしの笑顔に、ゼロスはあるはずもない涙を流す。
「ううぅぅ……
わかりました……払いますよ……しくしくしく」
「よろしい」
あたしはうなずくと自分のグラスに、お酒を注ぐ。
最初から素直にそう言ってればいいのよ、ったく。
「それじゃ…カンパイ…」
いまだに落ち込んだままのゼロスに、グラスを寄せる。
ゼロスが顔を上げ、グラスも上げる。
「カンパイ……リナさん」
グラスがぶつかり、澄んだ音をたてる。
一瞬、目と目が合う。
ゼロスの瞳にいつもとは違う雰囲気を感じ取り、思わず心臓が高鳴る。
あわててグラスの中身を一気に飲み干す。
なによ、なによ……なんで心臓がこんなになるわけっっ
「おや、もう空けちゃったんですか?
おつぎしますよ、リナさん。僕は無償で、ね」
ゼロスが意地悪く微笑みながら、あたしのグラスを満たす。
「あたりまえでしょ」
冷たく言い放つあたしに、はぅ、とため息をつくゼロス。
ゼロスのグラスも見る間に空いていく。
なかなか……やるじゃない……
「おいしいですね……」
空けたグラスをもてあそびながら、つぶやくゼロス。
「うん……」
たしかに。
今日の、今夜の、お酒は……いつもよりおいしく感じる。
やっぱ、月見酒って、それだけでおいしいのかな。
空いたゼロスのグラスにまた、お酒を注ぎ込むあたし。
今度は、あたしもゼロスも、味わうようにグラスに口付けた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・・・初めて、連載にしてみました。別に長くはならないと思うんですけどね。
なんとなく・・・
人の連載ものみて、「続きどんなんかな〜」と、わくわくしながら読むの、結構好きなんで。
それでは。
「2」は、出来るだけ早く書き込みますね。
・・・読んでる人、いるのかな・・・と、ちょびっと不安な鈴綾でした。


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6381同感同感(謎納得(笑))零霧 E-mail URL2/27-20:11
記事番号6380へのコメント

タイトルなんか納得。うなづける(笑)
話もなんかぐぅ。(^ー^)
好きですね、こーゆー感じのは。
(ゼロリナってこと前提でネ)
好きな人と夜風にあたって月見酒。(このあとどーなるかはしんないけど)
ただそこでなーんにもせずにただただ飲む。
飲む。飲む。飲む。ひたすら飲む。んで潰れる(爆笑)
いやいや・・・スキヨ(大爆笑)
あ、レスいかせていただきます。

>「月見酒ってのも、なかなかオツよね……」
>おっしゃぁぁっっ!!
>あたしは胸の前でガッツポーズをすると、部屋を出る。
         〜略ぅ〜
>数分後―――
>「くくぅっっ。やっぱ元手がかかってないお酒はサイコーねっっ。
>お月様も綺麗だし(はあと)」
>くすねた、なんてばれたら追い出されるけどさ。

ここんとこまさにリナですね(苦笑)
ばれて追い出されてもきっとリナちんなら
いちばんべすとな報復が・・・・(笑)

>「僕にも分けていただけますか?それ」
>「っっきゃぁぁぁぁぁっっ!!ち、ちょっとゼロスッッ!!
>いきなり現れて耳元でささやかないでくれるっっ!?」
>いきなりといえば、あまりにもいきなりなゼロスの現れ方に思わずベッドから立ち上がり、振りかえって叫ぶ。
>うぅぅ…まだ背中に鳥肌が……
>赤く火照ったあたしの前には、いつもの笑みのゼロス。

うっわむっちゃ壷(片仮名で書けよ自分(笑))
夜でしょ夜。しかもベッドの・・・(殴)
(零霧、数分沈黙の後____復活(爆笑))
壷 壷 壷 もろツボ(大爆笑)

>あたしは片手をゼロスの前で広げ、くいくいっと催促するポーズをとる。
>あ…こめかみピクピクしてる…
>芸の細かいやつ……魔族のくせに(ほら、魔族って血管ないし)
>「ま、座れば?
>お酌ぐらいしてあげるわよ」
>そう言って、にっこり笑い、グラスを渡す。
>ゼロスは苦笑いしながらそれを受け取った。
>「ありがとうございます。
>リナさんにお酌してもらえるなんて(はあと)」
>「もちろん、料金割増(はあと)」
>ゼロスのにっこりにも負けないくらいの、極上の笑みを返すあたし。
>固まるゼロス。

可愛い。可愛い。可愛すぎるこの二人っ!!(はぁと)

>「おや、もう空けちゃったんですか?
>おつぎしますよ、リナさん。僕は無償で、ね」
>ゼロスが意地悪く微笑みながら、あたしのグラスを満たす。
>「あたりまえでしょ」
>冷たく言い放つあたしに、はぅ、とため息をつくゼロス。
>ゼロスのグラスも見る間に空いていく。
>なかなか……やるじゃない……
>「おいしいですね……」
>空けたグラスをもてあそびながら、つぶやくゼロス。
>「うん……」
>たしかに。
>今日の、今夜の、お酒は……いつもよりおいしく感じる。
>やっぱ、月見酒って、それだけでおいしいのかな。

いやいやいやいや・・・リナちん(笑)
ゼロスが居るから美味いんや、酒が(爆笑)
あ、なんかむちゃくちゃツボで精神高揚しすぎ。ごめなさい。

でもなんか今回ゼロスたそがれてません?
絵的に綺麗だけどすごく気になるぅぅ〜

続き、期待してます。頑張って書いてください。
では、霧河・・・もとい零霧でした。

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6382あなたもなかなかいけるクチと見た!!(笑)鈴綾 零 E-mail 2/28-01:32
記事番号6381へのコメント

こんにちは〜。
うにゃ〜。感想ありがとうございます〜。うれしいっっ(涙)

>タイトルなんか納得。うなづける(笑)

あたしが酒癖悪いもんですから・・・
お酒を飲むときはいつも自分に言い聞かせながら呑んでます・・・(−−;)

>話もなんかぐぅ。(^ー^)
>好きですね、こーゆー感じのは。

ありがとうございます!!つたない文章ですが、一生懸命あたしなりに頑張ってるんで、
そう言ってもらえると、うれしいです。えへへ。

>ばれて追い出されてもきっとリナちんなら
>いちばんべすとな報復が・・・・(笑)

べすと・・・???
あれをベストといいきる零霧さんは・・・
なかなか危険人物と見たっっ!!(危険なのはあたしだ・・・)

>うっわむっちゃ壷(片仮名で書けよ自分(笑))
>夜でしょ夜。しかもベッドの・・・(殴)
>(零霧、数分沈黙の後____復活(爆笑))
>壷 壷 壷 もろツボ(大爆笑)

はまりました?はまったんですね?
すこし狙いましたけど・・・(^^;)
いやぁ、ゼロス君相手だと、妖しくなるのは何故なんでしょうねぇ・・・(嬉涙)

>いやいやいやいや・・・リナちん(笑)
>ゼロスが居るから美味いんや、酒が(爆笑)

そのとおりなんですけど、気づかないのがリナちゃん。
気付いてて気付かないフリしてるのか・・・だったら悪女だ。
ま、リナちゃんとゼロス君だったらなんでも有りな気がするけど・・・(笑)

>あ、なんかむちゃくちゃツボで精神高揚しすぎ。ごめなさい。

いえいえ。もっと高揚してください!!
うれしいです。ほんとに。
あたしなんかの文章でここまで言ってもらえて。感謝、感謝、です。

>でもなんか今回ゼロスたそがれてません?
>絵的に綺麗だけどすごく気になるぅぅ〜

うみゅ・・・
意識したつもりはないんですけど・・・うれしいです。
なんか、あたしの書くゼロス君、きっぱり魔族捨てきってます・・・
どうしても甘甘なものしか書けない・・・ふぅ・・・

>続き、期待してます。頑張って書いてください。

ありがとうございます。
多分、今日中にアップできると思うんですけど・・・
期待はずれなものだったりなんかしたりすると・・・ダメ・・・?えへっ

>では、霧河・・・もとい零霧でした。

ほんと、ありがとうございました〜。m(__)m


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6385いいじゃないですかぁ〜理奈 2/28-12:54
記事番号6380へのコメント

きゃぁ〜〜零ちん(ごめんなさいぃ)の小説だぁ〜〜!ふふふふ、いやぁ〜〜!!リナちゃん!すっごいよく書けてます!私のリナちゃんってオリジナルになってるからすっごいうらやましいです!ゼロスも!
おいおい、リナちゃん、あなた未成年なのでは・・・ってあの世界にそんな
もんないか。私も未成年なのに時々飲みます。しかもワインを。最初に
飲んだのが去年の大晦日で友達の家に行った時。友達のお父さんが
すすめてくるもんで飲んでしまった。友達と私2人でボトル一本開けてしまいました。それいらい飲める時は、飲んでます。この前なんか友達がウォッカを
学校に持ってきて飲んでしまいました。しかも授業中だったので授業なんて
きいてられなかった・・・。そのあと気持ち悪くなったけど・・・。
うぅ〜〜ん、だからなんかリナちゃんがうらやましい。私も月見しながら
のみたいな。
あれ?なんか感想じゃないぞ。ごめんなさぁい。ともかく、すっごい楽しんで
読んでますので。続きが楽しみです!でぁ〜〜

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6388ありがとぉぉぉ!!鈴綾 零 E-mail 2/28-21:15
記事番号6385へのコメント

こんばんは〜。感想ありがと。理奈ちん。うれしいなっ。(^−^)


>ふふふふ、いやぁ〜〜!!リナちゃん!すっごいよく書けてます!

ありがとう!!です。
〜2〜では、リナちゃんじゃなくなってるけど・・・(泣)

>私のリナちゃんってオリジナルになってるからすっごいうらやましいです!ゼロスも!

そんなことないと思うよ?
あたしのもかなり、自己中心的にキャラを作ってるし・・・
でも、そう言ってもらえると、やっぱ、うれしくなっちゃいます!
ありがとー!!

> おいおい、リナちゃん、あなた未成年なのでは・・・ってあの世界にそんな
>もんないか。

うっ・・・
あたしもちょっとそう思ったけど・・・
こっちの法律は、あっちには通用しない!!
ってゆーか、あったとしてもリナちゃんとゼロス君だしぃ・・・

>私も未成年なのに時々飲みます。しかもワインを。最初に
>飲んだのが去年の大晦日で友達の家に行った時。

こらこら・・・
とかいいつつ、あたしは幼稚園から親に飲まされてたりする・・・(^^;)
ま、今は20歳越えたし。
堂々と飲んでますよ。・・・お金があれば・・・しくしくしくしく。

>この前なんか友達がウォッカを学校に持ってきて飲んでしまいました。
>しかも授業中だったので授業なんてきいてられなかった・・・。
>そのあと気持ち悪くなったけど・・・。

おひ・・・いいのか、そんなんで・・・
さすがに学校はやばいでしょう。
悪い子ねっっ!(笑)

> うぅ〜〜ん、だからなんかリナちゃんがうらやましい。私も月見しながら
>のみたいな。

月見しながら飲んだこと、実はなかったりする・・・
夜桜を見ながら飲んだことはあるんだけどな〜・・・
まぁ、そういう時って、いつもよりお酒おいしく感じるんですよ。あたしは。

>すっごい楽しんで読んでますので。続きが楽しみです!

楽しんでくれて、作者冥利につきます!!
続き、書き込みました。読んでね(はあと)

それでは。感想ありがとうございました〜 m(__)m








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6387酒はのんでも、のまれるな 〜2〜鈴綾 零 E-mail 2/28-21:01
記事番号6380へのコメント

こんにちはぁ〜・・・
今日のお昼に書き込むつもりだったのに・・・
どぉしてつながらなかったんだぁぁぁっっ!!?
・・・と、少し(?)言い訳をしておいて・・・(死)
「酒はのんでも、のまれるな」これでおしまいです。
読んでくださいねっっ(はあと)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

酒はのんでも、のまれるな 〜2〜

「それにしても、まん丸よねぇ…」
ふと立ち上がり、窓の外に目をやる。
「満月、ですからね。
おや。リナさん。空いてますよ。グラス」
「おいしいお酒ってすすむのよね……」
グラスをもてあそぶ。
結構飲んでるわよね、今日。
「おつぎしますよ」
優しくささやき、また、あたしのグラスに注ぐ。
「リナさん、お酒、強かったんですか?もう、結構飲んでらっしゃいますけど」
そう言って、自分のグラスにもまた、注ぐ。
「あんたこそ……ぜんぜん、変わらないじゃない……ぜんぜん……」
グラスに注がれたお酒を空けて、つぶやき、うつむく。
「おもしろくないですねぇ……
酔ったリナさんが、見れるかと思いましたのに。
そぉだ、リナさん」
突然ゼロスが何かを思いついたのか、立ち上がりあたしの頭を両手でつかむ。
そのまま、上を向かせる。
目の前にある、端正な顔。いつものニコ目は、もっといたずらに笑ってて……
思わず見とれてしまう……
「ゼロス……?っっうわっきゃぁぁあぁあぁっっっ!?」
無防備だったあたしの頭を、激しくゆすぶられ、思わず叫ぶあたし。
なっ、何をするんだ、こひつわ……
「にゃ、にゃにしゅんにょよ……はれ…?」
頭を離され、ゼロスに向かっていった言葉は……ろれつが回ってなかった……
頭もクラクラする……
たった今までしっかりと立ってたはずのあたしは、フラフラとよろめき、ゼロスのほうに倒れこむ。
そんなあたしを、しっかり受け止めるゼロス。
「いやぁ、やっぱり頭を振ると酔いが回るってほんとだったんですねぇ」
「にゃ、にゃんでしゅってぇぇ……あぅ……」
ゼロスから離れようと、こいつの胸を強くたたいた反動で、今度は後ろに倒れそうになる。
それを、あたしの腰に手を回し、また、自分のほうへ引き寄せるゼロス。
「あぶないですよ、僕から離れると」
おまいが一番危ないんじゃ……
いや、立ってるのが悪いんだ。
そう思って、ベッドに座ろうと近づく。
「おや、お誘いですか?酔ってるリナさんは大胆ですねぇ」
「ちっ、ちっがーう!!わふっ」
叫んだ拍子に、今度こそ、ベッドへ倒れこんだ。
うぅぅ……あたま、クラクラするよぅ……
頭を押さえながら目を開けると―――
「ぜ、ぜりょすっっ!にゃんで、ひっしょにたおりぇきょんでりゅにょよっっ!?」
目の前にあるのは、さっき見とれた、端正な顔。
「いやぁ、据え膳食わぬは男の恥、といいますからねぇ……
食べちゃおうかと」
「!!?っっ!!」
叫んだ声は、声になってなかった。
誰が据え膳してるっちゅーんじゃ!!
それに、それに!!おまえは男の前に、魔族だろーがっっ!!
思った言葉は、声になる前にゼロスによって、封じられた。
重ねられた唇によって……
一瞬、少しの抵抗を試みてはみたけれど、あとはされるがままになる。
酔いの回った、熱くなったあたしの唇に触れる、冷たい感触が気持ちよくて。
酔ってるからよ。
酔ってるからなんだから。
酔ってて、気持ちいいからなんだから……
そう自分に言い聞かせて。
ベッドの上、ゼロスに抱きしめられながら。
あたしは、不思議と安心感を覚えると、急激な睡魔に襲われた。

「リナさん……?」
答えないリナにゼロスは苦笑する。
「まだまだ、お子様ですねぇ……」
ベッドから起きあがり、リナの寝顔を見てつぶやく。
「はやく成長してくださいね。僕のために」
リナが起きてたら、滅ぼされても文句の言えないセリフをはくとリナの頬に軽く口付ける。
「んぅ……」
一瞬、くすぐったそうに笑ったかと思うと、苦しそうな顔に戻るリナ。
「覚えてますかねぇ。今夜のこと」
ゼロスはつぶやくと、夜の闇へと消えていった。

次の日、一人、頭を抱えてベッドに横になってるリナがいた。
もちろん、記憶などあるはずもない。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・・・おしまいです・・・
たった2個なら分けるなぁぁぁっっっ!!とか思ってません?
えへへ・・・そのとおりですよね。すいません。
途中ゼロス君暴走しそうになるし・・・(^^;)
お酒は危険ですよ〜。そう言うあたしも何度か記憶がすっぱりと・・・(笑)
いや、笑い事じゃなかったりもしたんですが・・・
ま、喉もと過ぎれば・・・ってやつです。(殴)

それでは。
こんな探せばどっかに2,3個落ちてるような話を最後まで読んでいただいて・・・
感謝感激雨アラレ・・・感涙ものです。
また、書くかもしれないです。どっかに・・・(−−;)
そのときは・・・よろしくですぅぅぅ!!!(必死)
鈴綾でした。

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6394うきゃ、ラブラブ。理奈 3/4-14:16
記事番号6387へのコメント

はいはぁ〜い、感想遅くなってごめんなさぁい、の理奈です!


>「それにしても、まん丸よねぇ…」
>ふと立ち上がり、窓の外に目をやる。
>「満月、ですからね。
>おや。リナさん。空いてますよ。グラス」
>「おいしいお酒ってすすむのよね……」

 うん、うん。おいしいお酒ってじゃんじゃん飲んじゃうからすぐにボトルが
からになるのよねぇ〜


>「リナさん、お酒、強かったんですか?もう、結構飲んでらっしゃいますけど」
>そう言って、自分のグラスにもまた、注ぐ。
>「あんたこそ……ぜんぜん、変わらないじゃない……ぜんぜん……」

 私ってたくさん飲むけどすごく弱い・・・一口で真っ赤になってよっちゃうんだよね。それでも飲みつづけるけど・・・

>「おもしろくないですねぇ……
>酔ったリナさんが、見れるかと思いましたのに。

 いやらしいぃぞ!ゼロス!

>そぉだ、リナさん」
>突然ゼロスが何かを思いついたのか、立ち上がりあたしの頭を両手でつかむ。
>そのまま、上を向かせる。
>目の前にある、端正な顔。いつものニコ目は、もっといたずらに笑ってて……
>思わず見とれてしまう……

 いやぁ〜!何をしようっての!?

>「ゼロス……?っっうわっきゃぁぁあぁあぁっっっ!?」
>無防備だったあたしの頭を、激しくゆすぶられ、思わず叫ぶあたし。
>なっ、何をするんだ、こひつわ……
>「にゃ、にゃにしゅんにょよ……はれ…?」
>頭を離され、ゼロスに向かっていった言葉は……ろれつが回ってなかった……
>頭もクラクラする……

 なぁ〜〜んだぁ〜〜。もぉ〜、ゼロス君のいじわるぅ〜

>ゼロスから離れようと、こいつの胸を強くたたいた反動で、今度は後ろに倒れそうになる。
>それを、あたしの腰に手を回し、また、自分のほうへ引き寄せるゼロス。
>「あぶないですよ、僕から離れると」
>おまいが一番危ないんじゃ……

 うふふふふふ・・・・さぁ、ゼロス、一気に押し倒せ・・・

>いや、立ってるのが悪いんだ。
>そう思って、ベッドに座ろうと近づく。
>「おや、お誘いですか?酔ってるリナさんは大胆ですねぇ」
>「ちっ、ちっがーう!!わふっ」

 ふと、思ったこと・・・そーやー、リナちゃんから誘った小説ってあまり
ありませんねぇ〜。

>「いやぁ、据え膳食わぬは男の恥、といいますからねぇ……
>食べちゃおうかと」
>「!!?っっ!!」
>叫んだ声は、声になってなかった。

 よし!行くんだ、ゼロス!!!

>重ねられた唇によって……
>一瞬、少しの抵抗を試みてはみたけれど、あとはされるがままになる。
>酔いの回った、熱くなったあたしの唇に触れる、冷たい感触が気持ちよくて。


>「リナさん……?」
>答えないリナにゼロスは苦笑する。
>「まだまだ、お子様ですねぇ……」
>ベッドから起きあがり、リナの寝顔を見てつぶやく。
>「はやく成長してくださいね。僕のために」
>リナが起きてたら、滅ぼされても文句の言えないセリフをはくとリナの頬に軽く口付ける。

 たしかにリナちゃんが聞いていたら滅ぼされるわね・・・

 あぁ、もう〜〜!これよ、これぇ〜〜!私のツボをぶすっとさしましたよぉ〜、このストーリーは!読みながらニヤニヤしてましたよ!よかったです!!
あぁ、なんか月並みな感想ですが、ほんとうによかったです!また投稿した
時は、絶対読みますねぇ!!であぁ〜!!

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6397そぉです!らぶらぶ!鈴綾 零 E-mail 3/5-14:11
記事番号6394へのコメント

理奈ちゃ〜ん!いつも感想ありがと(はあと)
うれしいです〜(はあと)

> うん、うん。おいしいお酒ってじゃんじゃん飲んじゃうからすぐにボトルが
>からになるのよねぇ〜

そう・・・そしてつぶれて、記憶がぱ〜・・・
って、それはあたし・・・(−−;)

> いやらしいぃぞ!ゼロス!

だって、ゼロス君だも〜ん。(^^;)

> いやぁ〜!何をしようっての!?
>
>>「ゼロス……?っっうわっきゃぁぁあぁあぁっっっ!?」
>>無防備だったあたしの頭を、激しくゆすぶられ、思わず叫ぶあたし。

> なぁ〜〜んだぁ〜〜。もぉ〜、ゼロス君のいじわるぅ〜

いやいや・・・実はここ、ゼロス君が暴走しそうで・・・
一生懸命頑張って、止めました。
(え・・・?止めるな・・・?てへっ)

> うふふふふふ・・・・さぁ、ゼロス、一気に押し倒せ・・・

好きねぇ・・・理奈ちゃん。
あたしもだけど。(^^;)

> ふと、思ったこと・・・そーやー、リナちゃんから誘った小説ってあまり
>ありませんねぇ〜。

リナちゃんが誘うと・・・
もうだれも止める人がいなくなるんで・・・あたしの場合・・・
もうすこし構成力がついたら、いつかはっっ!!


> たしかにリナちゃんが聞いていたら滅ぼされるわね・・・

ここも一生懸命、まじ、必死になってゼロス君を止めました。
あたしの腐った脳みそは、止めても止めても、妄想モードに・・・

> あぁ、もう〜〜!これよ、これぇ〜〜!私のツボをぶすっとさしましたよぉ〜、このストーリーは!読みながらニヤニヤしてましたよ!よかったです!!
>あぁ、なんか月並みな感想ですが、ほんとうによかったです!また投稿した
>時は、絶対読みますねぇ!!であぁ〜!!

ありがとうございます。
話作るの遅いですけど、頑張って作りますね。
どうせラブラブしか書けないだろうし・・・
それでは。







>

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6426わたくしはまだまだ未成年。庵 瑠嬌 3/14-19:35
記事番号6387へのコメント


 こんばんは、庵 瑠嬌でございます。
 乙女の聖戦に、感想書いて下さってありがとうございました。
 ツリー落ちてしまって、お返事かけませんでしたけど……(;;)


>「おもしろくないですねぇ……
>酔ったリナさんが、見れるかと思いましたのに。

 ――ゼロスさんって………。
 まぁ、わたくしも見てみたいですけど。


>「ゼロス……?っっうわっきゃぁぁあぁあぁっっっ!?」
>無防備だったあたしの頭を、激しくゆすぶられ、思わず叫ぶあたし。
>なっ、何をするんだ、こひつわ……
>「にゃ、にゃにしゅんにょよ……はれ…?」
>頭を離され、ゼロスに向かっていった言葉は……ろれつが回ってなかった……
>頭もクラクラする……
>たった今までしっかりと立ってたはずのあたしは、フラフラとよろめき、ゼロスのほうに倒れこむ。
>そんなあたしを、しっかり受け止めるゼロス。
>「いやぁ、やっぱり頭を振ると酔いが回るってほんとだったんですねぇ」

 ゼロスさん……手段を選んでる感じがしないんですけれど………。
 そんなにリナさんを酔わせたかったんですか?

>「あぶないですよ、僕から離れると」
>おまいが一番危ないんじゃ……

 そのとおりです。
 すごーく、深くうなずいてしまいましたわ。
 よかった、酔っていてもそのくらいは分かりましたか。


>「ぜ、ぜりょすっっ!にゃんで、ひっしょにたおりぇきょんでりゅにょよっっ!?」

 訳:ゼ、ゼロスッッ!なんで、いっしょに倒れ込んでくるのよっっ!? ですわね。
 リナさんの困惑と酩酊と、ついでにかわいらしさが、見事に表現されていますわ……うぅん、ぐっど。


>目の前にあるのは、さっき見とれた、端正な顔。
>「いやぁ、据え膳食わぬは男の恥、といいますからねぇ……
>食べちゃおうかと」

 しれっとゆーもんじゃないでしょうっ、しれっとっ!
 だいたい、ゼロスさんが、強引にリナさんを据え膳したのではっ!?
 ………いや、好みの展開なんですけどね。


>ベッドの上、ゼロスに抱きしめられながら。
>あたしは、不思議と安心感を覚えると、急激な睡魔に襲われた。

 そこで寝ちゃうとは……さすがリナさんですわね(笑)。
 一番かしこい防御法だったかも知れない………。


>途中ゼロス君暴走しそうになるし・・・(^^;)

 けっきょく暴走しなければ、まぁ、大丈夫でしょう。
 ゼロスさんの暴走と言えば、ゼロリナ推進委員会のほうで、十八禁、書かれたそうですわねっ!?
 あぁっ、四年たなきゃ見られないぃぃぃっ!


>お酒は危険ですよ〜。そう言うあたしも何度か記憶がすっぱりと・・・(笑)
>いや、笑い事じゃなかったりもしたんですが・・・
>ま、喉もと過ぎれば・・・ってやつです。(殴)

 お酒……とっても気持ちよくなるそうですわねっ!?
 あぁっ、六年経たなきゃ呑めないぃぃぃっ!
 と、いいつつ、昨年のクリスマス、シャンパンを、すこぉし(少しですよすこしっ!)すすめられて、飲んじゃいましたけど……。
 ……飲んでみて、そういえば炭酸ダメだったことに気づいたわたくし……ほんとは、馬鹿なのかもしれない。
  

>それでは。
>こんな探せばどっかに2,3個落ちてるような話を最後まで読んでいただいて・・・

 探す気になりませんって。
 いいですわねぇ、リナさんってやっぱり可愛い、と思いましたわ……。

>感謝感激雨アラレ・・・感涙ものです。

 わたくし、読んでいる間、顔が崩れてました……。
 ……にへらにへらと(あやしい)。

>また、書くかもしれないです。どっかに・・・(−−;)
>そのときは・・・よろしくですぅぅぅ!!!(必死)
>鈴綾でした。

 とっても楽しませていただきました。
 それでは失礼をば……。


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6458ありがとうございます。鈴綾 零 E-mail 3/16-11:43
記事番号6426へのコメント

こんにちは。感想ありがとうございます〜m(__)m


>>「ゼロス……?っっうわっきゃぁぁあぁあぁっっっ!?」
>>無防備だったあたしの頭を、激しくゆすぶられ、思わず叫ぶあたし。

> ゼロスさん……手段を選んでる感じがしないんですけれど………。
> そんなにリナさんを酔わせたかったんですか?

いやぁ・・・
リナちゃん意識ちゃんとしてると、なかなか進まないもんで・・・
ゼロス君が手段を選ばないのは、いつものこと・・・?(爆)


>>「あぶないですよ、僕から離れると」
>>おまいが一番危ないんじゃ……
>
> そのとおりです。
> すごーく、深くうなずいてしまいましたわ。
> よかった、酔っていてもそのくらいは分かりましたか。

まぁ、危ないとわかってても・・・ねぇ?
人間危険なものに惹かれてしまうものですから・・・

>>「ぜ、ぜりょすっっ!にゃんで、ひっしょにたおりぇきょんでりゅにょよっっ!?」
>
> 訳:ゼ、ゼロスッッ!なんで、いっしょに倒れ込んでくるのよっっ!? ですわね。
> リナさんの困惑と酩酊と、ついでにかわいらしさが、見事に表現されていますわ……うぅん、ぐっど。

自分、酔っててもこんなにろれつが回らなくなったことはないんですけど・・・
いや、友人にいて、「かわいいよなぁ・・・」と思ったんです。

>>目の前にあるのは、さっき見とれた、端正な顔。
>>「いやぁ、据え膳食わぬは男の恥、といいますからねぇ……
>>食べちゃおうかと」
>
> しれっとゆーもんじゃないでしょうっ、しれっとっ!
> だいたい、ゼロスさんが、強引にリナさんを据え膳したのではっ!?
> ………いや、好みの展開なんですけどね。

えぇ。あたしもばっちし好み(はあと)
強引に据え膳・・・確かにそのとおりですね・・・(^^;)
ま、好みの展開だったらいいじゃないか、ということで手を打ちません?(爆)

>>ベッドの上、ゼロスに抱きしめられながら。
>>あたしは、不思議と安心感を覚えると、急激な睡魔に襲われた。
>
> そこで寝ちゃうとは……さすがリナさんですわね(笑)。
> 一番かしこい防御法だったかも知れない………。

リナちゃん寝てくれないと、ゼロス君が勝手に暴走してしまうんです・・・(泣)
あたしの構成力の問題なんですけどね・・・ふぅ・・・(遠い目)

>>途中ゼロス君暴走しそうになるし・・・(^^;)
>
> けっきょく暴走しなければ、まぁ、大丈夫でしょう。
> ゼロスさんの暴走と言えば、ゼロリナ推進委員会のほうで、十八禁、書かれたそうですわねっ!?
> あぁっ、四年たなきゃ見られないぃぃぃっ!

あぅ・・・
見ないほうがいいかもしれませんよ・・・?
でも・・・計算からいくと14歳・・・!?
それであの文章力とは・・・刺したいくらいうらやましいです♪(^^;)

>>お酒は危険ですよ〜。そう言うあたしも何度か記憶がすっぱりと・・・(笑)
>>いや、笑い事じゃなかったりもしたんですが・・・
>>ま、喉もと過ぎれば・・・ってやつです。(殴)
>
> お酒……とっても気持ちよくなるそうですわねっ!?
> あぁっ、六年経たなきゃ呑めないぃぃぃっ!
> と、いいつつ、昨年のクリスマス、シャンパンを、すこぉし(少しですよすこしっ!)すすめられて、飲んじゃいましたけど……。
> ……飲んでみて、そういえば炭酸ダメだったことに気づいたわたくし……ほんとは、馬鹿なのかもしれない。

シャンパンなんて、まだまだ・・・
あたし鹿児島なんですけど、焼酎ですから。
焼酎なんて親父の酒だぁぁぁっっ!!とか思いながら、サークル金がないんで・・・
焼酎、他の酒に比べると安いですからねぇ・・・(号泣)

>>感謝感激雨アラレ・・・感涙ものです。
>
> わたくし、読んでいる間、顔が崩れてました……。
> ……にへらにへらと(あやしい)。

まぁ、多分(いや、きっと)同類はたくさんいますよ。うん。
あたしもそのうちの一人だということはいわずもがな・・・(^^;)

> とっても楽しませていただきました。
> それでは失礼をば……。

そう言っていただけると、うれしいです!!
ありがとうございました♪