◆−再掲示・地球の王様10−ひなた(3/5-18:12)No.6398
 ┣再掲示・地球の王様・薬指姫1−ひなた(3/5-18:21)No.6399
 ┃┗地球の王様・薬指姫15−ひなた(3/5-18:38)No.6400
 ┃ ┗地球の王様・薬指姫16−ひなた(3/11-17:54)No.6416
 ┃  ┣Re:地球の王様・薬指姫15・16−風太(3/15-01:19)No.6433
 ┃  ┃┗風太さまへ♪−ひなた(3/15-16:54)No.6444
 ┃  ┣おおぉう!−理奈(3/15-10:32)No.6436
 ┃  ┃┗理奈さまへ♪−ひなた(3/15-17:04)No.6445
 ┃  ┗ぎくぎくぎくぎくっっっ−T-HOPE(3/17-09:11)No.6467
 ┃   ┗T-HOPE様へ♪−ひなた(3/18-20:34)NEWNo.6477
 ┣Re:再掲示・地球の王様10−彩(3/6-19:38)No.6403
 ┃┗彩さまへ♪−ひなた(3/7-19:37)No.6407
 ┗しみじみと思い出を−庵 瑠嬌(3/14-22:05)No.6432
  ┗庵 瑠嬌さま♪−ひなた(3/15-17:19)No.6448


トップに戻る
6398再掲示・地球の王様10ひなた E-mail 3/5-18:12


はーいっっこんにちわっひなたです♪
・・・しかし再掲示。うーん、2度も載せるほどのもんかいね、これ。
えっと、なんだかこの話し、過去の記事のなかに見当たらなかったんで再掲示しました。
いや、ホントはそっとしておくつもりだったんですけど・・・(悪)読みたいとおっしゃって下さる方が居られたので(嬉)載せちゃいます♪
こんな昔の話しを持ってくるとは・・・・かなり照れ臭いです(笑)



【地球の王様】

「はぁぁ〜。リナさんってば、競争率高くしてくれちゃって…。
ま、いいですけど。別に。」
「ゼロス、なにいってんのよ?訳わかんないわよ??」
もう、東の方が明るくなっている。
あたしはゼロスに肩をかして、アメリアが待っている家まで歩いていった。


「リナさん〜っっ!!」
耳元で誰かの声が聞こえる。
もうちょっと眠らせてよぉ。
頭から布団をかぶる。
「起きてくださいよぉ〜っっ!!」
「あぁっっ!!もぉなによっっ!?」
あたしは耐え切れずに布団から起き上がる。
困ったような顔をしたアメリアと目があった。
「あの…ゼロスさんが…」
「ゼロスがどーかしたのっ!?・…って、何よ?この匂い。」
どこからともなく…変な匂いがしてくる。
こげくさい…とはまた少し違う気がするのだが…。
まさか火事じゃないでしょーね?
あたしは周りをきょろきょろと見回した。
「…あの…リナさん?」
「ねぇ、アメリア。変な匂いしない?」
あたしは再びアメリアの方をみる。
「……多分…そのことなんですけど・・…」
「なによ?」
言葉を濁すアメリアに、あたしは少し身を乗りだして尋ねる。
「あの・…ゼロスさんがさっき・…昼ご飯作るとか言って・…」
「なにぃぃぃっっ!?!」
アメリアの言葉も終わらぬうちに、あたしは部屋を飛び出した。


「あ…っっあんた・…っっ!!」
台所に行ってみると、どこから出してきたのか、エプロンなんぞしつつ、フライパンを持って「何か」作っているゼロスがいた。
「あ♪リナさん起きたんですか?」
その問いには答えずに、あたしはゼロスに聞いた。
「…あ…あんた・…いったい…何やってるわけ?」
この、家中を漂う異臭の原因は…、ゼロスの手の中のフライパンにあった。

「いやですねぇ。どっからどーみてもスクランブルエッグじゃないですかぁ♪」
ゼロスは、皿に盛られた、見た目だけはスクランブルエッグに見えるものを指して言った。
「…確かに…。見た目はそうよね。」
「ってゆーか…なんでこんな匂いがするんです?」
アメリアとあたしとで真剣に考える。
答えは…見つかりそうにないけど。
「ってことで、食べてください(はあと)」
「・…」
「・・…」
見た目は悪くても、美味しいものは確かにある。
それなら、見た目は良くても、不味いものも確かにあるはずなのだ。
…目の前のこれ…どーみても怪しいわ・…。
「ア…アメリア?お先にどーぞ。」
「え?あ…リナさんこそ食べないんですか?」
「いいのいいの、アメリアから食べて♪」
「リナさんこそお先に…。」
あたし達の譲り合いは続くのだった。

「…本当にいいんですか?みんな食べちゃいますよ?」
ゼロスが「それ」を食べながらあたし達に問う。
「い・・いいのいいの。あたし達に構わないで♪」
「そ・・そーです。正義は譲り合いから始まるんです♪」
あたしとアメリアが汗を流しながら答える。
「あらぁ♪美味しそうな匂いがすると思ったら。」
「ゼロス様って、お料理するんですの?」

「…あんたら…それ本気でいってるわけ…?」
「なにがです?」
きょとんとこちらを見ている双子。
…ま、悪魔だし普通の人とは違うのかも…。
「…ところで、どこから入って来たんですか?」
アメリアが少し引きながら尋ねる。
「いやですわ。入り口からに決まってますわよ。ねーゼラス?」
「そうですわ。だってわたし達、魔力が戻ってないんですもの。」
「それよっっ!!それっっ!!」
あたしは席を立って、テーブルの上に身を乗りだす。
「あたしのことっっ!!早く戻しなさいよっっ!!
…この所為でひっどい目にあったんですからね。」
「?リナさん、なんかあったんですか?」
あぁ、そっか。アメリアはしんなかったっけ。
あたしが説明しようとした矢先。
「ヴァルガーヴの事かしら?」
「っ!?何で知ってんのよ?」
あたしより先に、ゼラスが口を開く。
「だって〜。わたし達ですもの♪ヴァルガーヴに魔力のこと教えたのは。」
…はい?・・あんた、今なんて?
「そう言えばそうだったわね。すっかり忘れてたわ。」
「ちょっっ!?二人して何いってんの?教えたって何よ??」
双子は、顔を見合わせてくすくす笑って、そして答える。
「いやですわ。何か勘違いしていらっしゃいません?」
「私たち、悪魔ですのよ?」
「悪魔の方針は、『欲しいものは手に入れる』」
「私たち、ゼロス様が欲しいんですの。」
まぁ、悪魔の考え方やどーのこーのは良いとして。
「だっっ!?だからって何であたしに?!はっきしいって迷惑なんだけど?」
あたしはゼロスの方をみると、ゼロスはぱっとあたしから目をそらす。
ほっほう…。
「ぜーろーすーっっ、なーんで目をそらすのかなぁ?
なぁんかやましいことでもあるのかしらぁぁ??」
あたしはゼロスの首を絞めつつ、笑顔を絶やさずに問う。
「えへ♪分かっちゃいました?」
頬に汗を流しつつも、にっこり笑って答える。
あぁぁぁぁっっ!!やっぱしこいつかぁぁぁぁっっ!!
「…んで?今度は何やらかしたの?」
「そんなぁ。僕がいっつもなんかやってるような風に言わないで下さいよぅ。」
全然分かってないわね…。
あたしは少しずつ手に力を込めながら、なるべく笑いながら言う。
「へぇぇぇぇぇぇ?じゃ、あんたは何にもやってないって言えるのかしらぁぁ?」
「…い…言えません…ごめんなさい・…。」
少し青くなりながら、ゼロスが答える。
あたしは手に込めた力を抜いて、改めて尋ねる。
「…で?何言ったの?」
ゼロスは笑いながら、あさっての方向に向かって言う。
「いやぁ、なんか『故郷の父に会って下さい♪結婚しましょう。』って言われたんで…」
「で?」
頬を一筋の汗がすべり落ちる。アメリアはさりげなく遠くの方へ移動している。
「ゼロス様ったらぁ、リナのことが好きだからいやだっておっしゃったんですよう。」
「じゃぁ、リナがいなくなれば諦めるかなぁ♪と思って。」
「ほっほぉ・…」
あたしはぼきぼき指を鳴らしつつ、ゼロスの方へ進む。
「まぁぁぁたそんなこと言って。あたしってばぁ、あんたの尻拭いばっかしねぇ?」
「リ…リナさん・…?」
「…ゼロスさん…成仏してくださいね。」
アメリアが十字を切ってるのが見えた。
「つーまーりー、今までのはぜぇぇぇんぶあんたの所為ってことよねぇ?」
「え??あ…そーゆー言い方もできますか?」
ゼロスがあたしの雰囲気に押されてか、少しずつあとずさる。
「リ…リナさん?…もしかして怒ってます?」
「もしかしなくても怒っとるわぼけぇぇぇっっ!!」


「ってことで…魔力はお返しします…」
ゼロスがかなりぼろぼろになりながら言う。
「これで魔力が戻るわね♪ね、ダルフィン。」
「そうね、ゼラス♪」
「あ、ちなみに、戻った魔力でリナさんに何かしたら怒りますから。」
ゼロスの一言に、双子は明らかにショックを受けたようだった。
…こいつら・…。なんかしようとしてたな…絶対。
「…じゃぁ、魔力は頂きますね…」
「私たちも、ゼロス様に嫌われるのはいやですから…。」
ん?そー言えば…。
「ゼロス?あんたの叶えたいことって何だったの?」
結局、この前も分からずじまいだったし。
「あぁ、そう言えばまだでしたね。」

「まぁ、軽い一回くらいなら大丈夫ですわ。」
ゼロスがあたしの手をとった。
「…リナさん、見てくださいね。」
ゼロスがあたしの耳元で囁く。
「…何を?」
ゼロスはにっこり笑った。

そして、ゼロスは魔力を使った。

「ゼロスさん?これ誰ですか?」
目の前には、女の人と、男の人と、それと少女。
あたしはこの人達に見覚えがあった。
忘れられない、忘れることができない夢の中で。
「…あたしの…」
家族だ。



「あんたの…したかったことってあれなの?」
あたしの魔力も無事になくなり、双子はまたどこかへ行ってしまった。
まぁ、気にくわない奴らだったけど、元気でいることを祈るばかりである。
アメリアも、ひとまずとうさんに会い行くといっていた。
実は、2日も家に帰ってなくて寂しかったのだろう。
アメリアにとって、父親は何よりも大切なのだから。
「…リナさんって、小さい頃、寂しそうにしてたじゃないですか。
今は平気そうですけど、平気なわけないと思って。
…幻だったから、余計つらかったっかもしれませんけど。」
こいつ…絶対ばかだ。
そんな事のために?だって、あんなに傷だらけになったのに?
それだけのために?
「リナさん?」
ゼロスがあたしの顔を覗き込んだ。
「ば…っかじゃないの?」
涙がこぼれた。
「なんで?なんでそんなことできるの?」
泣き顔を見られるのは嫌だった。
自分の弱いところを見られてしまうようで。
「・……なんで?」
でも、それでも泣けてくるってどうして?
あたしはこんなに弱くない。
「リナさんって、いつも笑ってましたよね?
…でも、僕には、いつも強がってたように思えたんです。」
あたしの頭をなでてくれた。
「…本当に、笑って欲しいって思ってました。
……笑って…くれませんか?」
あたしは顔を上げた。
ゼロスと目が合った。
…やっぱり、こいつの近くって安心する。
気のせいじゃない。
「…笑ってくれましたね。」
あたしはゼロスに抱きしめられた。
あったかい。
ひとりじゃない。
うれしかった。
「やっぱり、あなたには笑顔が似合いますね。」
もう、ひとりになる夢は見ないでいい。

「そー言えばさ、あの双子、ゼロスのこと、王子様って言ってたわよね?
…でもさ、あんたってやっぱし王子様って感じじゃないわ。」
「…そうですか?」
「そうよ。大体、王子様って好きじゃないのよね。」
ゼロスが笑って、あたしも笑った。
「地球で一番。
あんたは、あたしにとって地球の王様ってこと。」
                    
  
      ―――――――――『地球の王様』

トップに戻る
6399再掲示・地球の王様・薬指姫1ひなた E-mail 3/5-18:21
記事番号6398へのコメント

実はこれも混沌に沈んじゃったらしいんですよねぇ(笑)
やはりそっとしておく予定だったのですが・・・(以下同文)
ってゆーか、わざわざ探して下さる方が居られるとわ・・・
お姉さんちょっと感動(はあと)

――――――――――――――

「あーっっお腹減った。アメリア。食堂行こ」
栗色の髪の少女が、一つ伸びをして、黒髪の少女に言う。
4時間目の授業も終わり、みんなわいわい騒ぎながら、机をくっつけあい、弁当を広げている。
リナはいつも学食だった。
…まぁ、その理由は、毎朝起きるのが遅い所為だったりするのだが…。
ちなみに、アメリアもそんなリナに付合って学食である。
「いいですよ」
アメリアはにっこり笑った。


「おばちゃぁぁぁんっっ!!A〜Cまで3人前っっ!!それと日替わり2つっっ!!」
アメリアは苦笑しながら席に着いた。
リナの叫び声がよく聞こえる。
「アメリアも運ぶの手伝ってよぉ〜」
困ったような声。
そこらへんに居る男子にも運ばせている。
席を立った。

「ふにゃっっ!!」
痛った〜…。いったい誰よっ!?あたしにぶつかってくるとわいい度胸じゃないっっ!?
そんな事を思いつつ、リナが前の人物をじろっと睨む。
「っ〜ゼロス〜っっあんたねぇっっ!!鼻打ったじゃないのっっ!!」
ぶつかったのはゼロスだった。
困ったように言う。
「ごめんなさい…でも、どっちかというとリナさんがぶつかってきたんでしょ?」
「そんな言い訳は聞かんっっ!!」
言い訳じゃないんですけど…と呟きつつ、リナの持っていた食事をひょいと持ち上げる。
「あっっ!なにすんのよっっ!!あたしのごはんっっっ!!」
じたばたと、ご飯を取り戻そうと暴れる。
そんなリナに、にっこりと笑いかけ、ゼロスが告げる。
「大変そうですから、僕がもってってあげます」
別に…大変じゃないけど…。
リナは、腑に落ちない表情をした。
その顔を見て、ゼロスがまた楽しそうに笑った。


リナさんてば、こんなにいっぱいどこに入るんでしょう?
アメリアは手にあるリナの昼食(の一部)をみて思った。
アメリアなら、これだけでお腹一杯になるようなものである。
「あっ。ごめんなさい」
考え事をしていた所為か、人とぶつかった。
振り向いて、その人の顔を見る。
「あぁ、こちらこそ悪かった」
あ…。
アメリアは声に出しかけて、慌てる。
ぶつかってきたのはゼルガディスだった。
ゼルガディスはすぐに行ってしまった。
でも、アメリアはしばらくの間、ぼーっとして、彼の後ろ姿を見送った。


「アメリア?どしたの?食欲ないんじゃない」
リナが心配そうに言う。
「…え?」
アメリアの反応をみて、リナがもう一度ため息を吐く。
「…ほんっっとに大丈夫?さっきからなんかおかしいわよ」
「かぜですか?」
リナの隣に座っているゼロスも心配そうだ。
「……大丈夫です」
心ここにあらずといった様子のアメリアに、ゼロスとリナが顔を見合わせた。


トップに戻る
6400地球の王様・薬指姫15ひなた E-mail 3/5-18:38
記事番号6399へのコメント

はにゅ。ここでお詫びと感謝の言葉を・・・。
風太さま、理奈さま、感想有難うございますっっっそしてごめんなさい(-_-;)
なんだかテストテストでわたわたしてる時だったんで感想かけないまま沈んじゃいまして・・・
有難うございますっっすっごく嬉しかったです♪感想は全て嬉しいんです(はあと)
・・・ってことで、なんかもう地獄のように長い話しですが・・・よろしければどぉぞ♪

―――――――――――

「アメリアさん、突き指したんですか?」
珍しく遅れてきた少女に、ゼロスは、不自然なほどに包帯が巻かれた左手の薬指を指した。
「…そうなんです。ちょっと…」
ふうん?と、リナはアメリアの手をとった。
「…包帯、自分で巻いたでしょ?巻き直してあげようか?」
「いっいいですっっ!!」
いきなり慌て始めたアメリアに、リナは視線を彼女の顔に戻した。
きょとんとした顔で、何で?ときいてくる。
「あっ…えっと……。…触られると痛いんで…遠慮しておきます」
「…そう?」
リナは少し首を傾げて、でもそれ以上追求することはしなかった。


「…営業妨害なんだけど?」
リナが腰に手をやって(本当は見下ろしたかったのだが、諸々の事情で)ゼラスを見上げて睨む。
ゼロスの腕にくっついたまま、そんなリナを目線で見下ろす。
「あら、そんなところにいらっしゃったの?」
と、腕を放す。
「お小さくて分からなかったわ」
「あんたとかゼロスとかみたいに頭が軽くないからね、あたしは。……知ってる?眠りすぎると脳細胞死んじゃうんだって。大変ね、100年も眠ってた人は」
「どうして僕まで…」
「…何か怒らせました?もしかして」
アメリアとゼロスが後ろの方で何か話しているのも気づいていたのだが、あえて無視する。
ちなみに、その反対側ではダルフィンがケーキを食べていたりする。
「それにっっ、あたしはまだ成長すんのっ」
「発展途上なわけですの?まあ、大変ですこと。
そうそう、お似合いですわ、その衣装。一瞬小学生かと思いましたもの」
リナは何か言い返そうする。
が、周りの視線が、自分達に集まっていることに気づいて、止める。
かわりに、呆れたように言う。
「…ほんっとにあんたら兄妹ね。性格とか口の悪さとかそっくりだわ」
「それは褒め言葉として受け取っておけばいいのかな?」
「あら、お兄様」
「やぁ、ダルフィン。何食べてるんだい?」
「ケーキです。お兄様も一口いかが?」
ほのぼのと後ろの方で、いつのまにか席についている兄と妹が(どう見ても弟と姉にしか見えないが)ケーキを分け合っている。
「…ついでに神出鬼没なとこもね」
リナはため息と共に呟く。


「何、何?どうしたの?」
「なんか女同士の喧嘩らしいぞー」
「ちょっと、ここじゃあよく見えないわ」
「すいませーん、私の靴のひも踏んでる人だれですかー?」
「…あぁぁぁっっ、外野うるさぁいっっ!!」
バンっと机を叩く。が、いつのまにか扉の方に集まった野次馬達は、それを見て笑い出す。
ゼラスが顔を歪めて、リナを見る。
「嫌ですわ。イライラしないで下さる?だからいつまで経っても身長が伸びないんですのよ」
「全然、関係ないでしょっっ?!」


「…あら?」
フィリアは、昨日の喫茶店の前に人だかりができているのを見て、首を傾げる。
「すいません。ここでなにかあるんですか?」
「あぁ、なんか100歳のばあちゃんが、ここの生徒に虐められてるらしいぞ」
「違いますよう。喧嘩してるのはおばあちゃんと小学生の女の子ですってば」
「いや、どっかの美人が悪魔を召喚したらしい」
「えーっ、女の子の姿をしたおばあちゃんが魔王を倒すとかなんとか…」
「俺はここで出た紅茶の中から魔人が出て来て、願いを叶えてくれると聞いたんだが…」
「そうなんですかっ?!わたしはてっきりケーキの苺が変身したんだと…」
ばらばらの内容を聞きながら、フィリアは考える。
(おばあちゃん…女の子?悪魔…倒す…)
そう言われて見れば、なんだかこの中から嫌な空気が流れてきているような気がする。
(…きっと、女の子とおばあちゃんが、どこかの美人の召喚した魔王を倒して、そうしたら魔人が紅茶の中から苺をもって出て来たのね)
「素晴らしいことだわ」
(…でも、そうだとしたら、この空気は…?)
フィリアは、ふと横の壁のヒビを(意味はないが)見る。何かが間違っているような気がする。
「な?姉ちゃんもそう思うだろ!?」
「えー、魔人のほうがいいと思うの」
「いちごすきだよーっ」
「個人的に、悪魔を召喚した方が面白いと思うんだが…」
そんな周りの声を聞きながら、フィリアはふと思いつくことがあった。
(…もしかして、本当の敵はその魔人(と苺)なのかしら…?)
「大変っ!!早く教えてあげなくてはっ。なにしろ、おばあちゃんと女の子ですもの」
人だかりの方へ(つまり入り口の方へ)行く。
「…だからっ、とっとと帰りなさいよっ」
高くて、よく通る声が聞こえた。
「ゼロスもなんとか言いなさいよねっっ」
(ゼロス…って…)
フィリアは、まだ何やら言っている声を聞き流して、考える。
つまり、そう言うことなのだろう。
「分かったわっっ、…あ、ごめんなさい大丈夫?…さては、っきゃっ?!変なとこ触らないでっ」


「…あんた…何?」
心なしかボロボロになって、人込みの中から出て来た女に、視線が自然と集まる。
「…分かったんです、私。女の子ってあなたですか?」
「…は?」
「本当の魔王はこれですっ。惑わされてはだめっっ」
と、リナの斜め後ろにいるゼロスを指す。
静かで、重い重い沈黙が落ちた。
『……ねぇ、何言ってんの…?この人』
“これ”とされたゼロスに小声で尋ねる。
『どうでもいいですけど…失礼な人ですよね』
『どうしよ…なんか気持ち悪いわよ』
『春ですし』
『まだ秋でしょ?』
『そうでしたっけ?』
ざわつき始めた周囲を見回して、フィリアはひとつため息を吐く。
「…信じてませんね」
「いや、信じるもなにも…ねぇ?」
と、アメリアに視線を送る。
「あの…フィリアさん?わたしも…ゼロスさんはそーゆーのじゃないと思うんですけど」
「はっっ、アメリアさんっ?!あなたまで洗脳されてしまったんですかっっ!?」
「いやあの…洗脳って…」
大袈裟に一歩後ずさるフィリアに、ぱたぱたと手を振ってみせる。
「…ってゆーか、何言ってんの?」
「訳分かりませんよ、はっきり言って」
「春ですものね」
「だからまだ秋だって」
「ゼラス、こっちのケーキ美味しいわよ」
「僕はこっちの方が好きだけど?」


「いやー、なんか呆気なかったなー」
「殴り合いとかしてほしかったんだけどねぇ」
「あたし、あの女の子に賭けてたんだけどなぁ」
ばらばらと野次馬達も帰りはじめた。
「さ、アメリア、呼び込みお願いしていい?中の方はゼロスがやっといてくれるから」
「…僕、アメリアさんの分まで働かなきゃいけないんですか?」
「とぉぉぜんっっ。昨日の分まで働きなさいねっ」
「それじゃ、わたし行ってきますね……あれ?フィリアさん?」
アメリアが、さっきまでフィリアが立っていた場所を見る。
「あぁ、さっきの人なら、なんかしょんぼりして出て行きましたけど?」


「…だめだわ。特にあの女の子の暗示は強烈ね。
何とかしないと…」
フィリアは、諦めていなかった。
(それに、)
立ち止まる。
(…まるで悪魔が4、5匹集まったような、あの空気…)
それを思い出して、少し震える。
「…早く何とかしないと…」


――――――――
早く何とかしないと・・・(切実)
だってこの話しはじめたのが秋で・・・ってなんかもういろいろ不味いですよね。
そりゃ大魔王もおりてくるわ。

ってことで、私が書いていられるのも読んで下さる皆様のお陰だと思うんで(そうでなかったら投げ出してました(血))
そんな貴方にウォンチュー(謎)

トップに戻る
6416地球の王様・薬指姫16ひなた E-mail 3/11-17:54
記事番号6400へのコメント

最近限界を知りました。
ってことで、それはそれだけの話です♪
なんか進展ありっでも、ますますのびのーびっっな感じですが、よろしかったらどぉぞ♪

―――――――――――――――

「…ところで、なんで着替えちゃったんですか?」
「ちょぉぉぉぉっと、ね」
見慣れた制服姿に戻ったリナを見て、ゼロスが不服そうに言う。
「さっき紅茶こぼしちゃったのよ。だから。
…言っとくけど、ゼラスにケチつけられたからじゃないからねっ」
誰もそんなこと言ってませんよ。と、ゼロスが笑う。
「ま、見た目にこだわんなくていいの。昔の人もよく言ったでしょ?大切なのは中身よ、中身」
ゼロスが笑って何か言おうとしたのが分かった。
が、その言葉をいうより早く、顔を歪める。
「…っっぅ……」
頭をおさえてそこに膝をつく。
怪訝そうに、リナが眉をよせる。
「…ゼロス?」
手を伸ばして、触れようとして…。
消えた。
「……え…?」
唐突に、意味を無くしてしまった指先を見る。
そういえば、前にもこんな事があったような気がする。
リナは軽く混乱した頭で、一瞬そんなことを思った。
手が自然に落ちた。
理解しようとして、手を伸ばしてもとどかない。


予感のようなものに突き動かされて、階段をのぼる。
自分をおいて、行ってしまった人の顔が瞼の裏に浮かび、消える。
残される不安を彼女は知っていた。
「…っっ…」
慌てたせいか足がもつれて、階段にすねを打つ。
痛みに一瞬顔を歪ませて、立ち上がる。
また階段をのぼりはじめた。
ゼロスを探すために。
何もできなかった自分のために。


―バタン
扉を開けた。屋上には、フィブリゾとダルフィン。
「…。…ゼロス、はっっ?!」
息が上がっているせいで、言葉を切りながら、言う。
ダルフィンが、無言でリナの後方を見る。
その視線に誘われるようにして、振り返り…。
「…ゼロスっ?!」
そこに座り込んだゼラスの、腕の中にいるゼロスを見て叫んだ。
一歩踏み出そうとして、止める。
「…なによ…」
そして、目の前に立ったダルフィンを睨む。
「ゼロス様が必要なんです」
「……?」
ダルフィンが続ける。
「そう、わたし達にはゼロス様が必要なんです。
こんなに強い力を持ってらっしゃるんですもの」
「もうすぐですわ。お父様」
その言葉に、ゼラスの方を見る。
「…今度は私を見て下さる?…認めて下さるかしら…?」
独り言だったらしい。感情のない、もしくは、ありすぎる声音で言う。
ゼロスを抱きしめて、その長いまつげを伏せた。
「・・・そうだね、それに…君の側にはゼロスはいない方がいいと思うけど?」
反対側から聞こえて来た声に、微かに視線を鋭いものに変える。
「…なんでよ?」
それに気づかないわけでもないだろうが、何かを思い出すようにフィブリゾは視線を宙に遊ばせる。
「…前に話した事は…無かったね、そう言えば。
生まれ変わりって信じる?」
「…それが、何?」
「人にはそれぞれ役目ってものがあるんだよ。それは生まれ変わっても変わらない。…いや、正確には、変われない、かな…?まぁ、どうでもいいんだよ、そんな事はね。
その役目のことを“運命”って言う人もいるみたいだけどね」
「…運命、ね。あたしの嫌いな言葉だわ」
そう?と、フィブリゾは小首を傾げてみせる。
「でも、逃げられないもののことを運命っていうんだろう?嫌ってそれからどうするの?
…話を元に戻そうか。で、その運命が絡まり合って人は出会う。…いや、僕らだってそうなんだけどね。
君とゼロスは…へんな風にそれが絡まっちゃったらしくてね」
ちょっと困った顔をしてみせる。
「実際…僕も困ってるんだよ。ゼロスの所為でこんな事になっちゃって」
「……結局、何が言いたいわけ?」
「これは…昔話かな?『一人の人間が死にました。彼女は真っ赤な瞳に栗色の髪。』……そう、君と同じ、ね」
「…人間、死んで当然でしょ。死ななかったら逆に気持ち悪いわ」
リナの言葉を無視して、フィブリゾは続ける。
「『彼女は人の中でも飛びぬけた力を持っていました。ところが、その世界には、人より強い力を持つものがいたのです。それらは竜や魔物、魔族と呼ばれ、人とは違う生き方をしてきました。』」


「……っ?」
“魔族”
最初に感じたのは目眩。
目をぎゅっと閉じる。



風が髪をなでていくのを感じた。
まるで自分の事をからかっているようだと。
「リナさん?」
太陽の匂いがする青に、手をかざす。
「…いい天気、ねー。ばっかみたいに晴れちゃって。雲ひとつないじゃない」
「リナさんらしい?」
「…それ、どーゆー意味よ?」
なんかめちゃめちゃ失礼じゃないっ?と、続ける。
「いやぁ、リナさんっていっつもこんな空の下にいるなぁ、と思いまして」
「…なに言ってんのよ。雨の日とか曇りの日も当然、あるわよ、あったりまえでしょ?」
そうですか?と、ゼロスは笑った。


「『人より強い力を持った彼女は、人と同じ生き方を許されませんでした。』」


死ぬほど痛いという言葉があるけれど、それは、正確には違っていることを理解した。
死ぬ時は痛いわけではない。
ただ何かがこわい。
それでも、自分は独りではなかった。泣くわけにはいかなかった。
残されることのかなしみを、彼女はよく知っていた。
残される彼らの痛みを、彼女は分かっていた。
「あたし、不幸だったと思う…?」
目の前の、見慣れた少女が首を振る。短い黒髪が左右に揺れた。
「…また会おうね」
黒髪の少女の隣には、銀の髪の男。いつも被っているフードは、今は被っていない。
そしてその反対側には、見慣れすぎた金色の髪と青い瞳。
その全部に言った。
唇を左右に引いて、目を細める。きっと自分は笑ったのだろう。
「あたしは、このまま…でいるから、また一緒にご飯食べよ」
そして、多分うまく笑えたと思った。


「…あんたの仕業?」
「……何?…もしかして、その人間を殺したって事?それなら違うよ。無関係だとは…いえないかな?
そもそも、魔族は人間のことなんか気にしていなかったんだけど…。
出る杭は打たれる…って言葉は知ってるよね?」
「…知ってるわよ」
やっぱり好きじゃないけど、と呟く。
もしかしたらフィブリゾには聞こえていたのかもしれない。少し笑う。
「彼女はその杭だったんだよ。強くありすぎたんだね。
で、その杭が打たれただけ、っていうつまらない話なんだ」
「…それで、なんであんたが困るわけ?」
頭の中を駆け巡る反論めいたものを抑えて、かわりに問う。
「ゼロスの力と僕たちの力はとても近い。
…話したよね?確か。
君はどうでもいいって言ったけど…本当にそう?」
リナの顔を覗き込む。
フィブリゾは、さも楽しそうに笑っていた。
「…もし、君を殺したのがゼロスだとしても?」



いつも不思議だったような気がする。
理解しようとして、手を伸ばしても、どどかない。
「過保護な所、あっただろ?…多分、無意識下で、分かってたんだろうね、ゼロスは。
“全ては、償うために生きている”」
『リナさんは僕が守ります』
(守れなかったから)“今度は”僕が守ります。
リナは目を閉じた。
「…あんたは、どうなのよ」
そして開ける。
「僕?僕は…。
僕も、だね。僕は、犯した罪ゆえに、ずっと独りだ」


「…なんですか…?それ」
聞き慣れた声に顔を上げた。
「ゼロスっ?!」
「…ゼラス、油断したね…」
頭をおさえて、それでも立ち上がろうとするゼロスと、それを驚いたように見ているゼラスに、それぞれ言葉が投げ掛けられる。
「…まぁ、いいや。
どう?君を殺したのがゼロスだとしても、それでも、君はゼロスの側にいられる?」


落ちた沈黙の中。
リナが大きく息を吸う音が、ゼロスには確かに聞こえたような気がした。
「…はっきり言って、あたしにはあんたが言ってることが分かんないわ。
ゼロスがあたしを殺した?それで、何?あたしは今ここにいるのに?」
「確かに。君はここにいるね?
でも“歴史は繰り返す”ように、僕らも繰り返す。その本質は変わらないからだよ。
好きだったものを好きになり、嫌いだったものは嫌い。その繰り返しなんだよ?」
リナは、額の辺りに手をやって、目を閉じる。
「あんたの言うことを信じたとして、…つまり、前世であたしを殺したゼロスが、またあたしを殺すって言いたいの?」
「その可能性も無いとは言えないだろう?」
「…可能性について話をするなら、そんなのきりがないわ」
まぁ、そうだけど。と小さな肩を軽くすくめる。
「でも、僕の言いたいことはもっと違うことだよ」


――――――――――――――――――
上手くまとまるかすっげぇ不安。
でも、そこをまとめるのが実力ですよねっって、そしたら私にはまとめられないじゃーんっ(実力ないから)←一人突っ込み
あぁしかし、一人突っ込みほど哀しいものはないのでこの辺で止めておきます。
最近好きなドラマ終わっちゃうしっ(関係ないけど)

でわでわっっ最終回は既に出来ているのに、そこまでの道程が見えないひなたでしたっ。しーゆー♪

トップに戻る
6433Re:地球の王様・薬指姫15・16風太 3/15-01:19
記事番号6416へのコメント

こんばんは、風太です。ああ、なんだか色々やっててしばらく来なかったら、続きが・・・♪ わーい♪

・・・というわけで、15・16話、まとめて感想です。

15話は、なんかひたすら笑わせていただきました(笑)。フィリア・・・いいわ、あの子・・・(笑)。
また、あの声でしゃべってる様が容易に想像できるんですよこれが。
彼女にも色々あるようですが、何するつもりなんでしょう。でも、フィブリゾはじめとする悪魔の皆さんに、フィリア一人じゃどー考えても勝ち目ないような気がするんですけど・・・(汗)
あっ、そう言えばヴァルもいたんだ!(ファンじゃなかったのか・・・?)彼の動向も気になりますねぇ・・・

で、16話。
うーん、やっぱりひなたさんの書かれるお話って好きだわ・・・と思いました。具体的に何がどう、と言われると、私頭悪いから上手く答えられないんですけど(笑)。
なんだか、状況がばっと絵で浮かんでくるというか、えーっと・・・えーっと・・・うん、まあ、深く考えずにとにかく好きだということのみ知っといてください(笑)。
で、ストーリーがいよいよ核心に迫ってきましたね!

>「過保護な所、あっただろ?…多分、無意識下で、分かってたんだろうね、ゼロスは。
>“全ては、償うために生きている”」
>『リナさんは僕が守ります』
>(守れなかったから)“今度は”僕が守ります。

ここ、好きです。こーいうシチュエーション好きなんです私っ! くくぅっ! いいねぇゼロスっ!!(落ち着きましょう)
『守ります』ときたもんだ・・・ふふふ・・・いやぁ、いいっすよねぇ・・・(不気味)

・・・・・・なんか壊れてきたのでここまでにしておきます、感想(^^;。
とにかく次回が楽しみですっ! 引き方が引き方だけに!(笑)
あぁ、わくわく。

あっ、そう言えば、お好きなドラマってなんですか?
私は今は、金曜十時の『ケイゾク』が好きですねー。

何はともあれ、頑張って最終回まで書き上げてくださいね♪(って、逆にプレッシャーだろーか(^^;)
それでは、風太でしたー♪

トップに戻る
6444風太さまへ♪ひなた E-mail 3/15-16:54
記事番号6433へのコメント


こんにちわーっっひなたです♪
感想まいどありがとうございます☆(ちり紙交換)
にゅう。嬉しいですよう(はあと)

>15話は、なんかひたすら笑わせていただきました(笑)。フィリア・・・いいわ、あの子・・・(笑)。
>また、あの声でしゃべってる様が容易に想像できるんですよこれが。
なんかあーゆーのは書くの楽しくて好きです(笑)
フィリアはボケキャラっっ・・・と信じて疑わない私・・・。

>でも、フィブリゾはじめとする悪魔の皆さんに、フィリア一人じゃどー考えても勝ち目ないような気がするんですけど・・・(汗)
うふふうふふ。やっぱりそー思います?実は私もそう思ってたとこなんです(血)
うーん、やばやば。

>あっ、そう言えばヴァルもいたんだ!(ファンじゃなかったのか・・・?)彼の動向も気になりますねぇ・・・
そーですっ、彼も(そう言えば)いたんですっっ(作者じゃないのか・・・?)
彼もどう動かすかがポイントですよね、ひなたさん(お前は誰。)


>うーん、やっぱりひなたさんの書かれるお話って好きだわ・・・と思いました。具体的に何がどう、と言われると、私頭悪いから上手く答えられないんですけど(笑)。
頭悪いとは私の為にある言葉でしょうっっ!!(笑)(いやでもまじで)
そんな悲しい事はいわないで〜♪(何の歌だ)
あ、でも、嬉しいですっ。やーん。ちょっと調子に乗っちゃいます、そんなこと言われたら♪

>なんだか、状況がばっと絵で浮かんでくるというか、えーっと・・・えーっと・・・うん、まあ、深く考えずにとにかく好きだということのみ知っといてください(笑)。

状況が分かると言うのは・・・きっと風太さんの想像力が豊かなんだと思います(笑)

・・・私の文って話し言葉ばっかしなんですよね・・・これがかなり悩みっぽいです。
話し言葉ばっかしだと、それがどんな状況にあるか・・・とか、分かり難くないですか?いっつもそれが不安なんですよね・・・。はくうっ(吐血)
でも話し言葉の方が書きやすい(当たり前?)からそればっかになってしまって・・・
泥沼〜。

>>「過保護な所、あっただろ?…多分、無意識下で、分かってたんだろうね、ゼロスは。
>>“全ては、償うために生きている”」
>>『リナさんは僕が守ります』
>>(守れなかったから)“今度は”僕が守ります。
>
>ここ、好きです。こーいうシチュエーション好きなんです私っ! くくぅっ! いいねぇゼロスっ!!(落ち着きましょう)
>『守ります』ときたもんだ・・・ふふふ・・・いやぁ、いいっすよねぇ・・・(不気味)
貴方のハートにアクセス完了っっ(謎)
あぁ、気に入って頂けて嬉しいです♪地球の王様のときから、これだけは入れようとおもってたんですけど〜ぅ〜。

>・・・・・・なんか壊れてきたのでここまでにしておきます、感想(^^;。
>とにかく次回が楽しみですっ! 引き方が引き方だけに!(笑)
>あぁ、わくわく。
あうあうあうーっっそんなにわくわくしたら駄目です。むしろ、危険です(?)
んにゅ。煮詰まった私のこののーみそで頑張ってかきますーっんで、期待しないでまってて下さい(笑)

>あっ、そう言えば、お好きなドラマってなんですか?
>私は今は、金曜十時の『ケイゾク』が好きですねー。
私も「ケイゾク」好きです♪あの、微妙な雰囲気がたまりません(はあと)
これからどうなるかすっごく楽しみです♪

好きなドラマ〜・・・は、月曜日の「ボーダー」なんですけど。
最終回はちょっと不満(態度がでかい(笑))でしたが、とっても好きでした♪ひとりひとりに傷があって。
あぁ、これから寂しくなるわ・・・(T_T)

>何はともあれ、頑張って最終回まで書き上げてくださいね♪(って、逆にプレッシャーだろーか(^^;)
・・・・最終回は・・・できあがってるんですけど(笑)
“まで”がまだ何ですよね・・・(血)なんだか変な書き方(まったくだ)

ということでっっ、ありがとうございましたっ頑張らせて頂きます♪
ってことで、失礼します☆

トップに戻る
6436おおぉう!理奈 3/15-10:32
記事番号6416へのコメント

きゃぁ〜、めちゃくちゃすごい展開ぃ!!!
はぁろぉ、おひさしぶりの理奈です!1が再掲示されていたのでまた
さいしょっから読んでしまって目が痛くなってしまいましたけど。
やっぱいいですなぁ、旦那(おい)。それにしても、続きがすっごい
気になります!!私が一番気にいってるのは、リナちゃんが言った言葉、
「残されることの悲しみ」。なんかすっごく胸をうちました。私も
こーゆーことってあるんでよくわかります。
とにかく、めちゃくちゃ楽しんで読んでますので。続きたのしみです!
ではぁ〜〜!

トップに戻る
6445理奈さまへ♪ひなた E-mail 3/15-17:04
記事番号6436へのコメント


感想ありがとうございますーっっ♪ひなたです。

> きゃぁ〜、めちゃくちゃすごい展開ぃ!!!
その展開に書いてる奴がついてけてませーんっっ(ピンチ)
やっばー・・・。なんとか追いついてみせます。長距離は大丈夫です(謎)

>はぁろぉ、おひさしぶりの理奈です!1が再掲示されていたのでまた
>さいしょっから読んでしまって目が痛くなってしまいましたけど。
無茶しちゃだめですよ?
・・・どうでも・・・よくないですけど、続きすぎですよね。
むしろ、ツリー分けすぎ?(血)
もっと早くかけーって感じ♪(死)

>やっぱいいですなぁ、旦那(おい)。それにしても、続きがすっごい
>気になります!!
お前もワルよのう・・・(って意味分からんし)
続き・・・。なんだか書いてる私が一番気になります(血)

>私が一番気にいってるのは、リナちゃんが言った言葉、
>「残されることの悲しみ」。なんかすっごく胸をうちました。私も
>こーゆーことってあるんでよくわかります。
別にたいそーなことじゃなくてもこーゆーの、ありますよね?
友達が遊びにきて、帰って行くときとか・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いろいろ♪(思いつかなかった)

> とにかく、めちゃくちゃ楽しんで読んでますので。続きたのしみです!
んにゅうっい(謎)私もめちゃめちゃがんばって書きますっっ。
ってことでっっ、感想ありがとうございましたっっ
失礼します☆

トップに戻る
6467ぎくぎくぎくぎくっっっT-HOPE E-mail URL3/17-09:11
記事番号6416へのコメント

 あーもー、時間がな〜いっ、体調が〜っ。
 ・・・ってことで、滅茶苦茶短い感想だったりします(死)
 まぁ、とはいえ、私の現在の気持ちは、タイトルに集約されてますが・・・。
 ・・・うぅぅ。リナちゃんとゼロス君は、いったいどうなってしまうのでしょうっ。
 フィリアがゼロス君悪魔と呼んで、暗示・・・ま、まさか、これまでの二人の関係は、全て幻っ!?
 てことは、下手したらまた敵同士に・・・(ウルウルウル)
 ・・・ならないといいなって思います(にっこり)
 まぁ、なったらなったで、ドラマティック〜(うっとり〜)とかほざいてるんでしょうけど(笑)
 とにかく、滅茶苦茶続きが気になります〜。
 というわけで・・・続きを楽しみにしつつ、メンドーなバイト生活と向かい合っていこうかな・・・と思う今日この頃(笑)
 それでは、次の機会こそは、しっかりレスを・・・つけたいな・・・と・・・(−−;;;
 し、失礼します〜(^^)

トップに戻る
6477T-HOPE様へ♪ひなた E-mail 3/18-20:34
記事番号6467へのコメント


こんにちわーっっひなたです♪
あぁどうしよう・・・またツリー落ちちゃうよ・・・とどきどき(死)な感じです。泣ける(T_T)

> あーもー、時間がな〜いっ、体調が〜っ。
> ・・・ってことで、滅茶苦茶短い感想だったりします(死)
短くなんかないですっっそして感激です♪うれしいですよう☆

> とにかく、滅茶苦茶続きが気になります〜。
あぁぁぁぁっっ頑張ってます(進行形)いや本気で(本気と書いてまじ)

ううう・・・しばらくらぶらぶ書かないでいたら、らぶらぶな展開が起こせなくなってました。恥じらいを覚えた16歳(いらん)

ってことで、その辺でつまってたり、あれをそうしなくちゃいけないしこれもそうで・・・・って感じで・・・っっ
寝る時間も惜しんで(昨日の睡眠時間は3時間♪(死))頑張ってます。
頑張った分だけ・・・結果が出るといいんですけどね・・・(^_^;)

> というわけで・・・続きを楽しみにしつつ、メンドーなバイト生活と向かい合っていこうかな・・・と思う今日この頃(笑)
> それでは、次の機会こそは、しっかりレスを・・・つけたいな・・・と・・・(−−;;;
これでもしっかりしてますが・・・(笑)
これ以上しっかりしたら、きっとものすごいものになると思います(笑)
バイト頑張って下さいねーっっ♪

でわでわ☆寝不足で目が痛いひなたでしたっっ♪

トップに戻る
6403Re:再掲示・地球の王様103/6-19:38
記事番号6398へのコメント

あーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっ
これよんでません!

はじめまして!(感想さえ始めてだ!)ゼロリナ好きの 彩 です〜〜〜〜〜〜!
ひなたさまのゼロリナだいすきです!
ああっ!再掲示してくれてうれひーよ。
過去のやつも全部よんだのに!
なにせこのページみつけたの1ヶ月ほど前のことですし。
まあ変な感想だったけど、これからもひなた様のゼロリナを読みたいです!!

トップに戻る
6407彩さまへ♪ひなた E-mail 3/7-19:37
記事番号6403へのコメント


きゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ
読んで下さってうれしいですっっ!(対抗してみた)

>ひなたさまのゼロリナだいすきです!
>ああっ!再掲示してくれてうれひーよ。
>過去のやつも全部よんだのに!

こちらこそはじめましてーーっっひなたと言います♪
にゅ〜ん。そう言って下さるとすっっっごく嬉しいです♪えへ(はあと)
過去のヤツ・・・読んで下さったのですか・・・感動です〜(>_<)
そして照れ照れです(謎)

>まあ変な感想だったけど、これからもひなた様のゼロリナを読みたいです!!

そんなことわありませんっっってゆーより、私の駄文のほうが更にひどいですし(笑)
幸せですよう。ほのの(?)
ってことでっ、また読んでやって下さると嬉しいです♪でわわ

トップに戻る
6432しみじみと思い出を庵 瑠嬌 3/14-22:05
記事番号6398へのコメント


 いや、この前書こうと思って、時間が無くてかけなかったんですけれど……。
 それにしても、再掲示……ふっ、昔を振り返ってしまいましたわ。
 まだ、インターネットを知って日が浅かった時分……一番新鮮に印象に残ってるのって、地球の王様なんですよね……。
 なつかしすぎて涙がでそうですわ。
 ちょっとしたことを思い出して、ブルーでしたけれど、読んでいたら浮上してきました。
 あぁ、感傷的。
 ……感想書きましょう。

 薬指姫、とうとう、佳境に入ってきましたわね。
 やっぱり、リナさんは生まれ変わりでしたか。ゼロスさんに殺されて。
 歴史は繰り返すんでしょうか?
 ですけど、なんとなく、リナさんなら紆余曲折はあるにしても、ちゃんと、ゼロスさんを受け入れそうですわね。
 フィブリゾさんは、悪役路線をかなり本格的に進むことにしたようですし……。
 今までの比でなく、先が気になってきましたわね。
 わがままだとは承知してるんですけど。
 ………あそこまで書いたなら、続きも根性で書いていただければ嬉しかったですわっ!
 いや、わがままです、けれど、ああ、早くリナさんとゼロスさんのらぶらぶツーショットをよみたい……。
 頑張って続きを書いて、すっきりさせて下さいませっ。
 謎はおおかた解けて、気になるのは先の展開ッ今後のゼロリナ関係ですわ!!
 粘着気質のわたくしです。
 しつこくしつこく、ヒルのようなねばりっこさで、どこまでもついていきますわ、ひなたさんっ!

 さて、頭の中が異様なので、妙な感想になりましたが……(いつもですね)。
 それでは失礼をば。

トップに戻る
6448庵 瑠嬌さま♪ひなた E-mail 3/15-17:19
記事番号6432へのコメント

こんにちわーっっっひなたです♪感想、ありがとうございます(^^)

> いや、この前書こうと思って、時間が無くてかけなかったんですけれど……。
> それにしても、再掲示……ふっ、昔を振り返ってしまいましたわ。
> まだ、インターネットを知って日が浅かった時分……一番新鮮に印象に残ってるのって、地球の王様なんですよね……。
それやばいです(笑)
うーん・・・一番新鮮にのこしちゃいけないものを・・・。
あぁ、でもあの頃私は若かった・・・(遠い目)

> ちょっとしたことを思い出して、ブルーでしたけれど、読んでいたら浮上してきました。
> あぁ、感傷的。
人間とは過去を振り返る生き物ですし(謎)

> 今までの比でなく、先が気になってきましたわね。
> わがままだとは承知してるんですけど。
> ………あそこまで書いたなら、続きも根性で書いていただければ嬉しかったですわっ!
あうちぃぃっっっ(古っ)
ふふふ。根性なしと笑うがいいさっっさぁっっさぁっっ!!笑えっっっ笑うがいいっっ(死亡)
・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・ほんとに根性なしなんで笑わないで下さい・・・(T_T)
ちなみにきっと一番私がわがままですから気にしないで(笑)

> いや、わがままです、けれど、ああ、早くリナさんとゼロスさんのらぶらぶツーショットをよみたい……。
> 頑張って続きを書いて、すっきりさせて下さいませっ。
> 謎はおおかた解けて、気になるのは先の展開ッ今後のゼロリナ関係ですわ!!
あなたの熱さに触れました(謎)
・・・なんでもいいんですがーっっ最近私は恥じらいを覚えました(いらん)
ってことでっっこんな私に何処までいけるかと言う感じも・・・しないでもないですが頑張ります。
って、これ日本語?

> 粘着気質のわたくしです。
> しつこくしつこく、ヒルのようなねばりっこさで、どこまでもついていきますわ、ひなたさんっ!
あぁ、ついて来て下さるのはめちゃんこ嬉しいんですけどっっ血は吸わないで欲しいぃぃぃっっ(希望)

> さて、頭の中が異様なので、妙な感想になりましたが……(いつもですね)。
どきどきですね(またまた謎)
私の頭の中も変ですので、お返事、理解しかねるところ等あるかと存じますが・・・
あなたの愛で包んでやって下さい。(そして丸めてごみ箱へ♪)

ってことでっっ、失礼しますっっ♪