◆−Dear My エイリアン―愛する貴方へ―−馨 たくと(5/5-14:54)No.6747
 ┗Re:Dear My エイリアン―愛する貴方へ―−彩(5/5-20:04)No.6751
  ┗一番乗りですね!すごいっス!−馨 たくと(5/6-14:13)No.6755


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6747Dear My エイリアン―愛する貴方へ―馨 たくと 5/5-14:54



 こんにちは、もしくは、こんばんは。
 毎度おなじみ(?)、馨 たくとです!
 今回は、ちょっとしんみり目のゼロリナを、珍しく真面目に取り組んでみました。
 ちゅーか、真面目になってしまう様な事情があったんスけど…ね。
 では、どうぞお読み下さい。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<Dear My エイリアン―愛する貴方へ―>

 今にも星の降り出して来そうな、美しい夜空。
 そんな景色の中に、二人はたたずんでいた。
「ねえ、リナさん」
「ん?」
 いつに無く優しいゼロスの声に、リナは顔を上げる。
「何?」
「あの……」
 しばらくの間、何事かを躊躇っていた彼は、やがて意を決したように言葉を紡いだ。
「エイリアンって、居ると思いますか?」
「………へ?」
 間の抜けた声を上げる、リナ。
「何それ」
「あ・知りません?」
 ゼロスは、にこにこしながら説明を始める。
「星が、あるでしょう?その星々の中に僕たちとは違った生き物が住んでいるそうなんです。それが、」
「エイリアン?」
「はい」
 リナはしばしの黙考の後、答えた。
「いいんじゃない?そーゆーのが、居ても」
 面白いじゃない、と笑みを含んだ声で付け足す。
 ゼロスは髪をちょっと揺すると、ぽつりと言った。
「じゃあ、僕がそうだったら?」
「え?」
 彼は繰り返す。
「僕が、エイリアンだったら?」
 ボクガエイリアンダッタラ………?
 リナは、即答した。
「構わないわ」
 月が煌煌と輝いている。
「と言うと?」
 清浄な光に照らされる、二つの影。
 影たちの会話。
「構わないのよ。あなたがエイリアンでも、魔族でも。あたしは『あなた』が好きなんだから」
 ゼロスは――破顔した。
「あはははは!」
「な、何よ!?」
 真っ赤になる、リナ。
 笑いながら、ゼロスはリナを抱き寄せる。
「嬉しいですよリナさん!僕も、僕もあなたを…愛しています」
 無抵抗のリナは、男の胸に頬を寄せ、
「……ありがと」
 今にも、星の降り出しそうな…夜。
 幸せな、恋人たちの物語……。
<END>

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<hideちゃんに捧ぐ―あとがきにかえて―>

 はい、終わりです。
 上を見て頂ければ解りますが…これは、hideちゃんに捧げるお話です。
 あ…hideちゃん、知ってますよね?一年前亡くなった、元・X JAPANのhideちゃん。
 では、ちょっと解説。
 馨、先日、hideちゃん追悼アルバムを購入したんですー。
 あの、あれですね。色々なアーティストの方がhideちゃんの曲を歌うっちゅー…。
 泣きましたよ、ほんま。
 特に、ギタリスト・布袋氏の『ロケット・ダイブ』!!はあ、切なかったですよう。
 僕、一時期、諸事情の為、本気で《死》を考えた事がありましてん。
 そん時に出会ったんが、hideちゃんのアルバム【Ja・Zoo】。
 ううん…生きるっちゅー事の大切さを思い知らされましたね。なんでこんな凄い人が、《死》を選んだんやろ…って、本気で悩みましたもん。
 今は亡き、hideちゃんに有り難う!を言いたくなりましたねー。hideちゃんが居るのであろう、空に、叫びたかったですよ(叫ばんかったけど……笑)。
 だから…有り難う、hideちゃん!!
 貴方のおかげで、今の僕がいます。今の僕は、ほんま幸せです。好きな小説も書けるし、イラスト描きも出来るし、庵ちゃんはええひとやし、格好ええ彼氏もおるし……。ね。
 ……ちゅうことで(どーゆー事じゃ)今回は終わりにしよと思います。何や、今回は大人しかったけど、次回は壊れますんで…お楽しみに。
 ではでは☆
『…それは赤い髪のエイリアン、君の創ったロケットに、愛を込めて……
……アディオス、アディオス…アディオ……アディオス!』
Words by,布袋 寅泰

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6751Re:Dear My エイリアン―愛する貴方へ―E-mail 5/5-20:04
記事番号6747へのコメント

こんばんわ〜。
彩で〜す!

> 毎度おなじみ(?)、馨 たくとです!
おなじみです!!

> ちゅーか、真面目になってしまう様な事情があったんスけど…ね。
> では、どうぞお読み下さい。
事情?なんでしょうか?

> 今にも星の降り出して来そうな、美しい夜空。
> そんな景色の中に、二人はたたずんでいた。
>「ねえ、リナさん」
>「ん?」
> いつに無く優しいゼロスの声に、リナは顔を上げる。
うわ〜、なんて甘いシュチュエーション!!
優しい声………。きゅ〜ウ!

>「何?」
>「あの……」
> しばらくの間、何事かを躊躇っていた彼は、やがて意を決したように言葉を紡いだ。
おや、めずらしい。

>「僕が、エイリアンだったら?」
> ボクガエイリアンダッタラ………?
> リナは、即答した。
>「構わないわ」
> 月が煌煌と輝いている。
>「と言うと?」
> 清浄な光に照らされる、二つの影。
> 影たちの会話。
>「構わないのよ。あなたがエイリアンでも、魔族でも。あたしは『あなた』が好きなんだから」
構わない………『ああっ、あなたがなんであろうと!!』
……妄想中です。少々お待ちください。

> 真っ赤になる、リナ。
> 笑いながら、ゼロスはリナを抱き寄せる。
>「嬉しいですよリナさん!僕も、僕もあなたを…愛しています」
> 無抵抗のリナは、男の胸に頬を寄せ、
>「……ありがと」
真っ赤………抱き寄せる………胸に頬を…
きゃ〜あ!!(なにかいてるんだ?)

><hideちゃんに捧ぐ―あとがきにかえて―>
>
> はい、終わりです。
> 上を見て頂ければ解りますが…これは、hideちゃんに捧げるお話です。
> あ…hideちゃん、知ってますよね?一年前亡くなった、元・X JAPANのhideちゃん。
私は……すみませんよくしらないいんです〜。
ただ知り合いが『あとをおって私も死ぬー』ってほんきで泣いてた
のは覚えております。

> そん時に出会ったんが、hideちゃんのアルバム【Ja・Zoo】。
> ううん…生きるっちゅー事の大切さを思い知らされましたね。なんでこんな凄い人が、《死》を選んだんやろ…って、本気で悩みましたもん。
………私も知っておいたほうがいいかもしれませんね。

> 貴方のおかげで、今の僕がいます。今の僕は、ほんま幸せです。好きな小説も書けるし、イラスト描きも出来るし、庵ちゃんはええひとやし、格好ええ彼氏もおるし……。ね。
幸せ………それはよかったです!!
私もたくと様の小説読めて幸せです!!
イラスト……お書きになるんですか?
見たいですね〜。

> ……ちゅうことで(どーゆー事じゃ)今回は終わりにしよと思います。何や、今回は大人しかったけど、次回は壊れますんで…お楽しみに。
それは楽しみです!

書くことは一緒ですが次作楽しみにしてます!!

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6755一番乗りですね!すごいっス!馨 たくと 5/6-14:13
記事番号6751へのコメント

>
>こんばんわ〜。
>彩で〜す!

 こんにちは。
 またもや、感想一番乗りですよ!彩さん!!

>
>> 毎度おなじみ(?)、馨 たくとです!
>おなじみです!!

 あっはっは。
 あなたも僕の中ではおなじみさん(はぁと)。
 愛しの(笑)彩様ですよ!

>> ちゅーか、真面目になってしまう様な事情があったんスけど…ね。
>> では、どうぞお読み下さい。
>事情?なんでしょうか?

 読んで頂けば、……解ります。

>> 今にも星の降り出して来そうな、美しい夜空。
>> そんな景色の中に、二人はたたずんでいた。
>>「ねえ、リナさん」
>>「ん?」
>> いつに無く優しいゼロスの声に、リナは顔を上げる。
>うわ〜、なんて甘いシュチュエーション!!
>優しい声………。きゅ〜ウ!

 ふふふふふ。
 神経使いましたよう。
 無神経の癖に、っちゅー突っ込みはあかんです。

>>「何?」
>>「あの……」
>> しばらくの間、何事かを躊躇っていた彼は、やがて意を決したように言葉を紡いだ。
>おや、めずらしい。

 でしょでしょ!
 けど、『躊躇うゼロスくんの図』って、よくありません?

>>「僕が、エイリアンだったら?」
>> ボクガエイリアンダッタラ………?
>> リナは、即答した。
>>「構わないわ」
>> 月が煌煌と輝いている。
>>「と言うと?」
>> 清浄な光に照らされる、二つの影。
>> 影たちの会話。
>>「構わないのよ。あなたがエイリアンでも、魔族でも。あたしは『あなた』が好きなんだから」
>構わない………『ああっ、あなたがなんであろうと!!』
>……妄想中です。少々お待ちください。

 はい。待ちます。
 おもいっきり妄想しまくったって下さい。

>> 真っ赤になる、リナ。
>> 笑いながら、ゼロスはリナを抱き寄せる。
>>「嬉しいですよリナさん!僕も、僕もあなたを…愛しています」
>> 無抵抗のリナは、男の胸に頬を寄せ、
>>「……ありがと」
>真っ赤………抱き寄せる………胸に頬を…
>きゃ〜あ!!(なにかいてるんだ?)

 叫んでください!
 喚いてください!!
 もうもうもう、彩様々ですから、あなたの思うままに……。

>><hideちゃんに捧ぐ―あとがきにかえて―>
>>
>> はい、終わりです。
>> 上を見て頂ければ解りますが…これは、hideちゃんに捧げるお話です。
>> あ…hideちゃん、知ってますよね?一年前亡くなった、元・X JAPANのhideちゃん。
>私は……すみませんよくしらないいんです〜。
>ただ知り合いが『あとをおって私も死ぬー』ってほんきで泣いてた
>のは覚えております。

 成る程…。
 僕も泣きましたけど…それだけでしたねえ。
 hideちゃん死んでしもうて、自分まで死んでどないすんねん!とは思いましたね。自殺しようとしている女の子達に対して…(自分もやろっちゅーかんじですな)。

>> そん時に出会ったんが、hideちゃんのアルバム【Ja・Zoo】。
>> ううん…生きるっちゅー事の大切さを思い知らされましたね。なんでこんな凄い人が、《死》を選んだんやろ…って、本気で悩みましたもん。
>………私も知っておいたほうがいいかもしれませんね。

 ですかね。
 いや、そうですね。
 凄く重い問題ですけれど、考えるのは今生きている『僕たち』ですから。

>> 貴方のおかげで、今の僕がいます。今の僕は、ほんま幸せです。好きな小説も書けるし、イラスト描きも出来るし、庵ちゃんはええひとやし、格好ええ彼氏もおるし……。ね。
>幸せ………それはよかったです!!
>私もたくと様の小説読めて幸せです!!
>イラスト……お書きになるんですか?
>見たいですね〜。

 ううん。
 見たら目ェ腐りますよ。
 いや、ほんまに。

>> ……ちゅうことで(どーゆー事じゃ)今回は終わりにしよと思います。何や、今回は大人しかったけど、次回は壊れますんで…お楽しみに。
>それは楽しみです!

 楽しみにしとって下さい。今回の分も壊れます!!
 気合入れて、ブレイクやでぇ〜〜!!!

>書くことは一緒ですが次作楽しみにしてます!!

 はい!もうもう、馨の壊れっぷりを堪能して下さい!
 ではでは、馨たくとがお送りいたしました☆