◆−あなたに会うために…−翼月 星(6/4-23:23)No.6972
 ┗ガラスのケース−翼月 星(6/4-23:33)No.6973
  ┗人形−翼月 星(6/4-23:46)No.6974


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6972あなたに会うために…翼月 星 E-mail URL6/4-23:23


いつものよーにゼロリナです
っつーか……ゼロリナ以外書けなくなってるんじゃあ……?
……それはそれで問題ありだよな…多分
そんじゃあ、久々にいってみましょー

あなたに会うために…

『獣王操牙弾(ゼラス・ブリッド)!』
 嫌味も込めてその呪文を放ち、最後のレッサー・デーモンを倒したあたしは、虚空に向かって声をかける。
「今度はあたしを何のおとりに使う気なの?」
 しかし、何の反応もない。
「まさか、気付いてないとでも思ってるのかしら、ゼロス?」
 名前を呼ばれて、やっとそれは姿を見せる。
「いやあ、気付いてましたか。さすがはリナさん」
 そう言って拍手をする。
「んなもん、ほめられても嬉しくないわよっ。
 そ・れ・よ・り・も! あたしの質問に答えなさいっ!」
 ゼロスへと詰め寄っていく。
「あ、やっぱり気付きます? う〜ん。僕もまだまだですねぇ…もっと精進しないと」
「気付くわよ。何度同じことされてると思ってるの?
 精進する前にあたしを巻き込むのをやめてくんない?」
(もっとも、そしたらもうゼロスとは会えなくなるけど…)
「でも、リナさんってぴったりなんですよ?
 その判断力と図太い根性。そして性格の全てが、ね」
 それに…そうでもしないとあなたに会えませんからね…
 そんな言葉を飲み込む。
(そりゃ…人格も認められずに餌扱いされるよりはましだけど……でもこいつにしてみたらほめてるんだろーなー…)
 沈黙するあたしに気付いてか、
「それに、危険になったらちゃんと助けてあげてるじゃないですか」
と付け足す。
(だから…余計な期待しちゃうのよね…)
 そして、小さくため息を吐く。
 その様子を見て、ゼロスは、
「あ〜っ、信じてないんですねぇ〜?」
と言っていじけはじめる。
「どーせ、あんたに都合がいいからでしょ」
その言葉に、
「僕ではなく、僕の上司様に、です」
とつっこみを入れる。
「…やっぱりそうなんじゃない…」
 そう呟くあたしに、ゼロスは、しまった、というような顔をする。
「で、とりあえず内容はいつものように秘密ということで…
 僕の為に踊ってくれる気はありませんか?」
 話をそらそうとしているのはみえみえだけど…
「どうせもう後戻りできないんでしょ。いっくらでも踊ってあげるわよ!」
 ヤケな口調は精一杯の見栄。

 本当に利用しているものは、あなたといることのできる、この状況。


やー、終わった終わった。
とゆーわけで、ゼロスはリナに会うためにリナをおとりにし、リナはゼロスといるためにそれを受ける。そんなお話でした。
話にうまく収拾がつかなくなりましたけど……
ゼロス側の気持ち、ほとんど書けなかったわ……ゼロスの言葉は半分真実で半分は本音隠してるんで
さて、と…いろいろ溜まってるので、さくさくと次いってみましょうかぁ!

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6973ガラスのケース翼月 星 E-mail URL6/4-23:33
記事番号6972へのコメント

別に続き物じゃあないですよ
小説ってよりは詩です
ちいっとばかし、ダークかも…

ガラスのケース


  あなたを殺してあげたい…

  閉じこめて、しまいたい…



        けれど、そうしたらあなたはあなたでなくなってしまう…

        その輝きを失ってしまう…



  ガラスのケースに閉じこめられて、飾られた人形に、幸せはない


        無惨な姿になるまで愛でられた人形に、幸せはある


    そんな、愛し方を、僕は、知らない……



ネタが出るのはいいが…書くペースが追いつかないっ!
恐るべし我が妄想力!(爆笑)
とゆーわけで、もう1つあるんです
実は、これの題名を「人形」にしてそれをテーマにオムニバスっぽく書いていこうかとも思ったんだけど…3つ目以降思い浮かぶ自信なかったし…。募集してもよかったんだけど、この題名が捨てがたくて…(爆死)
とゆーことで、ストーリーには関連性はないけど、次いってみましょう!

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6974人形翼月 星 E-mail URL6/4-23:46
記事番号6973へのコメント

と、ゆーわけでいっきま〜すっ

人形

 長い時から見れば、それはすれ違うほどの時間。
 それを、気まぐれに与えた。

 二つの人形は磁石が引かれ合うように、惹き合った。
 私の与えた矛盾なる存在同士で。
 私の作った中で、ひどく興味深い存在。

 おもしろい。おまえたちがどう動くか、私が見届けてやろう。
 私はこれ以上関与しない。おまえたちの意志にまかせよう。
 そして、いずれ我が内に還ったならば、それを語るがいい。
 その後私がどうするかは…おまえたち次第。


このタイトルの理由は、L様からみれば人間も魔族もおもちゃの人形(もしくはただの駒)のよう。自分の意のままに動く。ということで考えたんです。でもゼロスとリナはそれと違った。ということで。
ま、そんなわけでゼロリナです。
一番最後のどうするかってのは、来世とか、とにかくその後の身の振り方。L様が気に入ったら今度は結ばれるように、気に入らなかったら結ばれないようにしてやる、ということです。
ふと思ったが…L様だと、世界は自分を中心に回ってるんですねぇ… やっぱり最強だな(笑)
さーて…終わってないスレ以外の原稿を……がんばってみましょうか(^_^;)