◆−笑顔の君 〜悲しみの時に〜 (ゼルアメ?)−絹糸(6/22-23:57)No.7108
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    ┗がんばってくださいね−なゆた(7/2-22:54)No.7162


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7108笑顔の君 〜悲しみの時に〜 (ゼルアメ?)絹糸 6/22-23:57




 大切な者を失って
 涙雨を降らせる曇り目に
 飛び込んできたいたずら天使
 その瞳はもしかして・・・


 日差しが緑を鮮やかに照らし、涼しい風が木々を揺らす、誰もが心晴れやかになる初夏、アメリアは一人、セイルーンの街を歩いていた。
 周りの雰囲気とは対照的に、彼女の表情は冬の曇り空よりも暗い。その原因は彼女自身よくわかっていた。
 ゼルガディスが 死んだ。
 その知らせは、あまりに突然だったため、彼女はそのことを信じることが出来なかった。だが、受け入れてしまうと、耐えようのない悲しみに襲われた。それから彼女は昼夜を問わず泣き通しだった。食事もろくにとらず、ふさぎ込み、目に見えて弱っていく姿は周りの者を嫌でも心配させた。
 それは、ほんの少しの間だったのか、それともとても長い時間だったのか、アメリアにはわからなかったが、何もせず、何も思わず部屋に籠もっていた彼女は、今日、外へ出た。止める者は誰もいなかった。
 アメリアが何故外に出たのか、それは誰にもわからない。当の本人さえ。もしかすると、もう、この世にはいないゼルガディスの姿を、無意識のうちに求めていたのかもしれない。
 俯いている顔にある目は、歩いている道に向けられているはずだが、アメリアには見えていない。動いている足は、アメリアの物のはずだが、彼女は動かしていない。今のアメリアには、なにもなかった。ただ、彼を想う心だけが彼女にしがみついているだけ。
 ふと、青い光が彼女の目に射した。アメリアが力のない視線をそちらに向ける。それは、彼女がはめている護符に付いている宝石の光だった。
 アメリアの瞳に感情の色が差した。
 片方の手首にだけはめられた護符。本来は両の手首にはめてこそ能力を発する物。片方はアメリアが、そしてもう片方は・・・・
「ゼルガディス、さん・・・・」
 彼が持っている。持っているはずだ。旅の終わり、別れの時にアメリア自身がゼルガディスに渡したのだから。彼は、別れ別れになった護符をまた一つにしてくれる。・・・はずだった。
「う・・・」
 彼女の目に、また涙がこみ上げてきた。手で顔を覆おうとする。その時、アメリアは何かに突き飛ばされた。
「きゃっ・・・!」
 アメリアは街道に倒れた。痛みが身体を走る。
「あ!ごめんなさい。大丈夫?」
 その声の方にアメリアは顔を向けた。そこには、一人の子供が立っていた。おそらく九才くらいの、黒い髪に日の光を浴び、動きやすそうな服を着た男の子だった。
 少年はアメリアに手を差しだし、笑っている。どうやら、この子にぶつかったらしい、とアメリアはわかった。
「あ・・・ええ。大丈夫よ」
 そう言って手を取ると、少年は子供にしては強い力でアメリアを立ち上がらた。
「ごめんね。それじゃ!」
 それだけ言うと、少年はさっさと駆けだしていった。
 少し呆然として、アメリアはその後ろ姿を見送っていたが、ふと、違和感を覚え自分の手首を見た。すると、先程まであった護符がない。
「!!!」
 転んだときに落としたのかと思い、辺りを見るがどこにもない。混乱しかけるアメリアの脳裏に、先程のの少年の顔が浮かんだ。
「まさか・・・!」
 アメリアは走り出した。少年が駆けていった方へ。
 少年は程なくして見つかった。その腰のベルトには青く光る物があった。
「あれは!」
 アメリアは速度を上げ、少年に手を伸ばした。
「うわっ!?」
 いきなり服を引っ張られ、少年は驚きの声をあげた。後ろを振り向いて見ると、息を切らしたアメリアと目が合った。
「あんたはさっきの・・・な、何?何か用?」
「返して・・・」
「へ?」
「返して、それは大事なものなの」
 途切れ途切れに言いながら、アメリアは少年を自分に向かせその両肩に手を置いた。
「な、何のことさ?」
 困惑した表情を浮かべている少年の腰をさしてアメリアは言った。
「そこにある護符、さっきわたしから盗ったでしょう?」
「ええっ!?」
「お願い、返して・・・」
「な、なに言ってるんだよ!これは僕のだよ。ずっと前からね!」
 驚きながらアメリアの手から逃れようとするのだが、彼女の手は離れてはくれなかった。
「・・・・・返して・・・・」
 アメリアは、力なく膝をついてうなだれた。その声はいまにも消え入りそうだ。
 そのアメリアの様子に、少年の表情が曇った。そしてしばらく考え込むような顔をして息を一つはいた後、アメリアに言った。
「わかったよ・・・。そんなにこれが欲しいならあげるよ」
 アメリアが顔を明るくして何かを言おうとしたが、少年が続けた。
「ただし」
 ぴっと指を立てていたずらっぽく笑う。
「今日一日、僕の言うことを聞いたらね♪」
「え?」
 かくして、アメリアの一日召使いは始まった。

                                つづく

*          *           *           *

 はい、全然ゼルアメな感じがしてません!って言うかいきなりゼル死んでます!期待していた方がいたらごめんなさい!
 とりあえずはこれで終わりますがまだまだ続きます。大体あと5話くらいです。しばらくこの二人で続きます。でも最後まで見て下さい!そうすればわかる(なにかは秘密)はずですから!
 短いですが今回はこれで!二話目、いきます!
 
 絹糸でした!(逃!)


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7109おお!新作、新作♪なゆた E-mail 6/23-00:34
記事番号7108へのコメント


 ち〜す!絹糸さん.なゆたです!
 早速読ませていただきましたよ.っていうか、自分のはまだできてません.すいません….後もう少し、お待ちくださいな.
 というわけで、感想いってみましょう!!

> ゼルガディスが 死んだ。

 なんですとぉぉぉ!!!いきなり、なんつー展開にぃぃぃ!!

>「な、なに言ってるんだよ!これは僕のだよ。ずっと前からね!」

 ゼル?ああ、いかん、いかん!また違うかもしんないから、黙っとこう!

> かくして、アメリアの一日召使いは始まった。
 め、召使いって、なにするんでしょう?

> はい、全然ゼルアメな感じがしてません!って言うかいきなりゼル死んでます!期待していた方がいたらごめんなさい!

あう・・・・・(T-T)いえ!!うそです!!
 でもきっと、ゼルアメになるはず!!しんじてますよ!!

> とりあえずはこれで終わりますがまだまだ続きます。大体あと5話くらいです。しばらくこの二人で続きます。でも最後まで見て下さい!そうすればわかる(なにかは秘密)はずですから!
 
 うぃっす!!楽しみに待っております!!
> 短いですが今回はこれで!二話目、いきます!

 かも〜ん(花子風に)

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7116Re:笑顔の君A 命令絶対 絹糸 6/26-17:09
記事番号7108へのコメント


 
 その落ち着いた雰囲気に覆われた空間では、豪華な衣装と上品な空気に身を包んだ紳士淑女が、優雅な動作でナイフとフォークを操り、料理長達が存分に腕をふるった料理に賛辞を述べ、端麗な味わいのある美酒で喉を潤し微笑する。そのような光景が常であった。
 が、今その空間の一角では、自慢の料理が勢いよく銀のナイフをぶっ刺され、何種もの調味料を駆使したスープが皿から音を立てまくって飲み干され、細心の注意を払って盛りつけたメインディッシュまでも無惨に鷲掴みにされて口に放り込まれる。という、まさに料理人泣かせの行為が繰り広げられていた。
「ぷっはー!おいしーい♪おにーさーん、これもう一つ持ってきてー!」
「ま、まだ食べるの?」
「もっちろん!」
 元気よく答える少年の台詞に、店の者が青ざめるのがアメリアはわかった。
 あれから、少年はアメリアに食事を要求してきた。
 一度、高級な料理を食べてみたかったらしく、外見が立派な料理屋を見つけるやいなや少年はアメリアをその店に引っ張りこんだ。それから、少年の『食事』が始まったのである。
 アメリアはただただ汗を流していた。別に店内が熱いわけではない。すさまじいのだ少年の『食事』が。食べ方もさることながらその素早さと、その膨大な量。どこぞの魔導師と剣士にも負けないのではないか。
 この光景を前にすれば普通なら見ただけで胸がいっぱいになる。実際、彼らの時はそうだった。
 しかし、この少年の『食事』は何故かそうはならなかった。音を立てて食べまくる様には身を引くものの、少年は実に美味しそうに料理を食べるのだ。その幸せそうな顔を見ると、こちらまで食べたくなってくる。
 いつしかアメリアも、引きつりながら料理を運んでくるウェイターに、自分も注文をしていた。ウェイターが泣きそうな目で彼女を見ていたが、どうしようもない。
 アメリアの食事はしばらくして終了したが、少年の『食事』は終わりを知らなかった。最初と変わらぬ勢いで料理を口に流し込み続けた。
「これ、あと3つ追加ねー!」
 少年が骨だけになった魚の乗った皿を掲げて店の者に言った。
「そ、そろそろ止めたほうがいいんじゃあ・・・」
 さすがにアメリアも引きつり、少年を止めにかかった。
 少年は不満げな顔をアメリアに向け、次に意地悪そうな笑みを浮かべた。
「さからうの?じゃ、これはいらないね」
言って腰に結んである護符を引き上げる。
 人質ならぬ品質をとられ、アメリアは押し黙るしかなかった。
「あっははは♪気分い〜い」
 上機嫌で笑う少年とは反対に、アメリアは大きくため息をはいた。
 壁際に待機している店の者は、あきらめたのか虚ろな目でその光景を眺めている。
 それからも少年は料理をかたっぱしから注文していった。その小さな体のどこに入るのか、山と積まれた料理を次々と平らげ、デザートまでも追加した。
「はー、おいしかった♪」
 ほどなくして、デザートも難なく平らげ、腕で口を拭いた少年はお腹をさすって笑った。
「満足、した・・・?」
「うん!」
 満足した笑顔で答える少年に、安堵の息をはいたアメリアは、同じように安堵し喜びの涙を流して、店員と抱き合っている店長の姿を見つけた。席を立って店長の方へ近づくと、店長に向かって深々とお辞儀をした。
「申し訳ありませんでした。今日のことは報告しておきますので、後日、城の方へお越し下さい」
 この高級店は偶然にもセイルーン王家御用達だった。アメリアも幾度か訪れたことがあるので、店長はアメリアの顔を知っており、それ故にその連れの少年の振るまいも黙認されていたのだ。
 涙ながらに頷く店長に再び丁寧にお詫びを言い、アメリアは少年の元へ戻った。
「支払いすんだの?」
「え、ええ」
 邪気のない目で見上げる少年にアメリアは曖昧に頷いた。
「そっか。んじゃ、はい」
 そう言って少年は両手をアメリアに差し出した。アメリアが「?」という顔をしていると、少年は笑顔で言った。
「僕、お腹いっぱいで動けないんだ。おんぶしてよ♪」
 アメリアは体の力が抜けるかと思った。呆れつつ汗を流して少年を見ていたが、少年がまた護符をちらつかせたので、しぶしぶ背中を向けて膝をついた。
 軽いかけ声とともに少年が乗ったのがわかった。あれだけ食べたのに意外に軽い。アメリアは立ち上がった。
「あははは、らくちんらくちん♪それじゃ、しゅっぱーつ!」
「え?どこに?」
 背中ではしゃぐ少年に尋ねたアメリアのすぐ横から細い腕が伸び、顔を掴んだ。
「いいから外に行く!走れーっ!」
 ほっぺたをひっぱられ、すぐ側で明るい声が響いて耳も痛かったが、アメリアは言われた通り外に向かって走り出した。
 その明るい嵐が去っていく光景を、店にいる誰もがただ呆然としながら見送っていた。



                       つづく

*************

 やっと二話目を投稿できましたー!しばらくほっておいてごめんなさい!しかも短い!
しかし、けっこう前に書き終わってたくせになんで今までかかったのだろう?
それはともかく、遅くなった&短いお詫びとして、一気に三話目も送ります!どうぞ!


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7117Re:笑顔の君 命令絶対A 絹糸 6/26-17:20
記事番号7116へのコメント


「あー!そっちじゃないあっち!」
「いたい!いたい!」
 少年はアメリアが望みの方向と違う方へ行こうとすると彼女の髪を引っ張って注意した。まるで御者が手綱を操るように。その都度アメリアは悲鳴をあげた。
「あー!違うよこっち!」
「いたたたたた!」
 また髪をひっぱられる。
 アメリアが方向を間違うのも無理はない。なにせ少年は前もって方向を示さないのだ。何も言わずただ彼女を走らせて、行きたい道を通り過ぎると髪を引っ張りに指摘する。これでは道を間違わないわけがない。
「ううううう、わたしの髪〜」
 彼女の嘆きをよそに少年の注意は続く。それがようやく終わったのは、賑やかな広場の入り口に着いたときだった。
 広場には、様々な露店が出ていて大勢の人で賑わっていた。
 夏の到来を祝う祭りが今日だったのをアメリアは思い出した。
「うっわー、楽しそう」
 少年はアメリアの背中から飛び下り、側にあった出店に走っていった。
 ほっとして、アメリアは自分の髪を触ってみた。少年に引っ張られ続け、もうぼさぼさである。
「うううう、ひどい〜」
 再び嘆く彼女の耳に、またまた少年の声が聞こえてきた。
「なにやってんのー?こっち来なよー!」
 少年は手を振っていた。しかたなくアメリアも少年のいる出店へと近づいた。
 出店は、茣蓙(ゴザ)を敷いた簡単なものだったが、その上に出されている品物はどれも珍しい物ばかりだった。
「ねえ、ねえ、おじさん!これ何?変わった形だね!」
 そう言って、長方形の、フォークの先をいくつも横に並べてくっつけたような物を手に取った。
「おう坊主、元気がいいなー。そりゃ櫛っていってな、東洋の髪を梳かす道具だ」
「へー、初めて見た。おじさん、試しに使ってもいい?」
「そりゃかまわないが、それは女が使う物だぞ?」
「僕が使うんじゃないよ」
 少年は笑うと、アメリアの腕を引っ張った。
「え?」
 いきなりだったので、アメリアは体勢を崩してその場に膝をつく格好になった。すると、後ろでなにかが髪を通るのを感じた。
「あ、これすごく使いやすい」
 少年はアメリアの髪を梳かしていた。
 それにアメリアも店の男も目を丸くした。そしてアメリアの顔は何故か赤くなった。
「へー・・・、随分と仲の良い姉弟なんだな」
 感心して呟いた店の男の言葉に、少年は髪を梳かしながら言った。
「僕ら姉弟じゃないよ」
「へ?違うのかい?」
「姉弟じゃなくて・・・」
 少年は髪を梳かし終えて、店主に向き直った。
「家来と主人さ!」
 胸を張って答える少年にアメリアはずっこけた。梳かしたばかりの髪がもう乱れる。
 店主はしばし二人を見ていたが、そのうち大きく笑い出した。
「気に入った!その櫛は希商品でけっこう値がはるんだが、まけてやろう!どうだ?買うか?」
「え、ほんと?ラッキー!ね、買お!」
 少年は瞳を輝かせてアメリアを見た。その瞳に少したじろぐアメリアだったが言わなくてはいけないことがある。
「ごめん・・・わたし、お金持ってないの・・・」
「えーーーーっ!!」
 これには少年も店主も驚いた。
 しかし、それも仕方のないこと、元々アメリアは王族である。王族が、しかも何も考えずに外に出たアメリアがお金など持っているはずもないのだ。
「なんでさ!さっきは払ってたじゃないか!」
 『さっき』とは食事をした時のことだろう。あの時は運良く現金が直接は必要でなかったからよかったのだが、こんな出店ではさっきの手は使えない。王族であることが知れては後々面倒なのだ。
「さっきので全部払っちゃったから・・・」
 ものすごく説得力のある理由だった。
 少年も納得したのか、残念そうに櫛を茣蓙に戻した。
「なんだ、一文無しかい・・・。残念だがこれも商売なんでな、タダではやれないんだ。ごめんな」
 すまなそうな店主に、少年は首を振った。
「しょーがないよ。ビンボーな家来が悪いんだから」
 頭の後ろで手を組んで言う少年にアメリアが苦笑いをし、店主が笑った。
「しかし、祭りの日に金がないんじゃ面白みが減っちまうぞ。どうするんだ?」
「他に楽しめるものを探すよ。じゃあね、おじさん」
 すでに残念そうな感じを少しもさせずに、少年は笑顔でその出店を離れた。アメリアも店主にお辞儀をしてその後を追った。
 少年は、追いついてきたアメリアに顔だけ向けると言った。 
「お金ないんじゃしょーがないな、他で埋め合わせてもらうからね」
 にぃっと笑う少年の顔は小悪魔のようだった。


 それからは大変だった。何も変えないものだからせめて見て楽しもう、ということになったのだが、少年は見ているだけではすまなかった。
 マジシャンが手品をしていれば帽子を取ってウサギを逃がし、道で蛇使いがいれば笛を借りてコブラを暴走させ、ピエロが風船で人形を作っていれば全て割る・・・・etc.etc。
 とにかく、どこで何を見ても大騒ぎだった。
 そして、迷惑をかけた人への後始末はみんなアメリアがまかせられた。少年は笑ってばかりで全く悪びれた様子がない。その結果、アメリアはふらふらだった。頭もくらくらしていて立ってられない。それでも少年ははしゃいでいる。
「なに?疲れたの?次はお祭りのメインイベントだよ?ほら立って!」
「ふええ〜」
 地面に座り込んでいたアメリアを無理矢理立ち上がらせると、少年はそのまま人の集まっている場所へと連れ込んだ。
「今度はなに?」
 なかばやけになってアメリアが尋ねた。
 周りは何故か手を取り合っている人で一杯だ。
「お祭りっていったらダンスだよ。さ、踊ろ?」
 少年は笑ってアメリアに手を差しだした。
「え?」
 落ち着いてよくよく辺りを見てみると、確かにみんな踊っている。どこからか軽やかな音楽も流れていた。アメリアは少年を見た。
 少年は優しい笑顔で手を差しだしたままだった。アメリアは恐る恐る少年の手に手を乗せた。
「それ!」
 少年はかけ声とともにステップを踏んだ。
 アメリアはとたんに少年にリードされる形になった。最初はぎこちないのアメリア動きだったが、少年の踊りが上手く、しだいに無理なく踊りとリズムを体が覚えていった。
 アメリアは疲れも忘れ踊り続けた。
 いつしかアメリアは、この少年といるのが楽しくなっていた。




                           つづく


*********
 ふひ〜、なんとか書けた〜。
 はっ!時間が無い!すいません今すっごい急いでるので、失礼させていただきます!
 では!


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7155Re:お詫び!絹糸 7/2-11:47
記事番号7117へのコメント

 まず謝ります。ごめんなさい!

 本文をコメントにしてるは、後書き「忙しい」の連発だは、次の話が遅いは、話がゼルアメじゃあないは、で、お見苦しい点ばかりでほんっとーに申し訳ありません!!!

 この場を借りてお詫びします
ごめんなさい!ごめんなさい!許して下さい!!

 本当はこの話一坪氏に頼んで削除してもらおうかとも思いました。あまりにも自分の行いが非道いので。
 でもそれじゃあ読んで下さっている方たち(誰もいなかったりして・・・)に悪い!と思い、最後まで書き通すことを決意しました!

 そんな決意をしても内容はつまらないかもしれませんがその時は抗議を正面から受け止めます!遠慮せずに書いちゃって下さい!

 それでは、今から執筆しますので(まだできあがってないし・・・)どうかお許しを!

 以上、平謝りな絹糸でした。

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7162がんばってくださいねなゆた E-mail 7/2-22:54
記事番号7155へのコメント

> まず謝ります。ごめんなさい!
 は、はい?!なんですか?!!

> 本文をコメントにしてるは、後書き「忙しい」の連発だは、次の話が遅いは、話がゼルアメじゃあないは、で、お見苦しい点ばかりでほんっとーに申し訳ありません!!!
 いえ、本当にお忙しいんならいいんじゃないですか?
 お話が遅いなんて、ゆっくりでいいですよ。
 ゼルアメじゃないって、私なんて最近まで二人は出会っても無かったんですから!!(^-^)気にせずにどうぞ!!

> でもそれじゃあ読んで下さっている方たち(誰もいなかったりして・・・)に悪い!と思い、最後まで書き通すことを決意しました!
 ほっ。よかった。
 結構、続き楽しみにしてるんですよ。

> それでは、今から執筆しますので(まだできあがってないし・・・)どうかお許しを!
 はっ!じゃぁ、私も続きを書かなくては!!

> 以上、平謝りな絹糸でした。
 そ、そないに謝らんでも・・…。
 と思った、なゆたでした!!
>