◆−某作品の番外編（ゼルリナ♪）−Ｎ(6/27-22:23)No.7121
　┗お〜い−miyuki(6/27-22:55)No.7123
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7121某作品の番外編（ゼルリナ♪）Ｎ E-mail URL6/27-22:23


はい、Ｎです。こんにちわ。
ＨＰでＵＰすればいいのに、なぜかここでＵＰする私（笑）
現代バージョンのゼルリナでお医者さんと看護婦さんです。
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ぷらすα

「先生！子供が・・・」
朝早く、一組の親子が病院に入ってくる。母親がわめき散らして、父親の胸の中で子供がぐったりとしていた。
「落ち着いてください。すぐに先生が着ますからね」
看護婦のアメリアが母親を落ち着かせようと、水を渡して座らせる。
「とにかく、子供をこちらへ」
父親を促して、小児科へつれていく。
「ガウリイ！病人よ！急いで！」
今までテレビの前でのほほーんとしていた小児科担当の医師ガウリイの顔が豹変する。あたしから見れば「くらげ」から「さめ」に変身した感じかな？
「おう！今行く！」
ばたばたばた・・・・
急いで白衣に着替えて、シルフィールとともに、診察室に消えていく。
ふぅ・・。
「何だ？何かあったのか？」
２階の休憩室からゼルが降りてくる。ちなみに彼は私の夫（はぁと）。
前はアメリアの父が経営していた病院に働いていたのだが、ちょっとした問題が発生して、あたしとゼルは個人的に病院を開いた。
そして、結婚。
仲の良い夫婦病院として評判がよく、経営も波に乗ったときに、アメリアが・・そして、ゼロス・フィリア・ガウリイ・シルフィールがこちらに移って来た。
お陰で「小児科」・「精神科」・「内科」と大きくなってしまったのだ。
「あ、ゼル。ん、なんか子供がね・・。」
「おぉい、ゼル！リナ！ちょっと来てくれないかぁ」
ガウリイが診察室から顔を出してあたしたちを呼ぶ。
「なんだろ？」
とりあえず、会話を中断して、あたしたちも小児科の診察室に急いだ。
診察台には子供がぐったりとして寝ていた。
「どうやら、盲腸みたいなんだ。」
「緊急手術だな。リナ、準備を」
てきぱきと指示をするゼル。うーん、わが夫ながらかっこいいなぁ♪。
・・はっ！見惚れてる場合じゃないや。
「はい！」
元気良く返事をして、あたしはアメリアとシルフィールと準備をする。
両親の承諾を得るために、待合室に走っていく。
・・ん？
「いやいや、大丈夫ですよ。ここの医者は腕はぴかいちですからね」
ゼロスが両親と話している。
「そ、そうですよね。すみません、取り乱してしまって。」
「はっはっは。取り乱さないほうがおかしいですよ。」
すでに落ち着いたようで、両親はほっと一息をはいていた。
さ、さすが、精神科医のゼロス！
「おや、リナさん。どうですか？子供の様子は」
「あ、うん、盲腸みたいで、手術が必要なの。親の承諾を得ないと。」
手術と聞いた途端、再び母親が立ちあがる。
「しゅ、手術って！」
あ、やばかったかな？でも言わなきゃなんないことだし。
「大丈夫ですよ。盲腸なんて目をつぶっても手術できるんですよ」
・・嘘をつけ！
「そ、そうなんですか。」
ゼロスの言葉をもろに信じている母親。・・ゼロスって詐欺師の方が合うかも。
「と、とにかく、この書類をよんで・・」
なんとか手術の手配を終わったあたしは再び診察室へ急ぐ。
「もう、行っちゃうんですか、リナさん。」
「あんたは両親の相手でもしてなさいよ！」
いまだにあたしにちょっかいをかけてくるゼロス。まったく、あんたのせいでゼルが不機嫌になるんだから。
「リナ！急げ！」
「はい！」
真剣なゼルの顔。これは医者の顔。でも、この顔も好き。
・・・こんなこと手術前に思ってるあたしって、看護婦失格かもね。

「ありがとうございました！」
「いやぁ、俺は何にもしなかったし。」
照れたように頭をかくガウリイ。・・おひおひ・・。
小児科をあとに、あたしとゼルは内科の診察室に戻る。
「久々の大仕事だったな」
「そうね。お疲れ様。」
あたしはゼルの肩を揉んであげる。
「すまんな。リナ。看護婦が少ないからおまえには苦労をかけるよ。もう少し増やしたほうがいいのかもしれないな。」
「別にいいのよ。あたしはゼルの隣で働いているのが一番幸せなんだから。」
後ろからゼルを抱きしめる。
「俺もだよ、リナ。」
そして、そのまま顔が寄り添っていく。
「リナー！患者さんが・・・失礼しましたー！」
カーテンを慌てて閉めるアメリア。
あたしたちは、顔を見合わせて笑う。
そして、再び二人の世界に没頭する。・・一瞬だけだけどね。

自分の幸せってなんだろう・・って考えるけど、やっぱりあたしの幸せはゼルの隣にあるんだろうな。
やっぱり、あたしって、看護婦失格かもね。

ＦＩＮ
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短い創作だったので、ＨＰにもＵＰできなかったのさ（笑）
本当は外科医にルークとミリーナを加えようとも思ったんだけど、めんどくさくなるからやめた（爆）
誤字脱字ありましたら、すいませんです。
・・・でも、これってゼルリナじゃないかも（核爆死）

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7123お〜いmiyuki E-mail 6/27-22:55
記事番号7121へのコメント




　っつーか、「Ｎ」って、なーちゃんやろ！

　くくぅ！なんつー美味しい設定を！
　がんばれ！
　もっとかいちくれ！

　じゃーねん　　　ばいばい


　　　　　　　　　　　　　　　miyuki