◆−封神小説デス(すれ以外でも大丈夫かな?・汗)−一姫都(8/23-16:44)No.7582
 ┣感動しました!!−雪華(8/23-23:31)No.7586
 ┃┗Re:感動しました!!−一姫都(8/25-10:31)No.7603
 ┣Re:封神小説デス(すれ以外でも大丈夫かな?・汗)−フリア(8/24-15:35)No.7593
 ┃┗Re:封神小説デス(すれ以外でも大丈夫かな?・汗)−一姫都(8/25-10:35)No.7604
 ┣玉鼎様追悼小説−一姫都(8/25-10:40)No.7605
 ┣一姫さまぁぁぁ!!−とんとん(8/25-21:47)No.7610
 ┃┗Re:一姫さまぁぁぁ!!−一姫都(8/26-16:34)No.7615
 ┣いいのでは……ないでしょうか??−庵 瑠嬌(8/26-16:57)No.7616
 ┃┗長いレスありがとうございますぅ−一姫都(9/4-18:14)No.7707
 ┗一姫さまぁ!−理奈(8/29-07:20)No.7661
  ┗最近ちまたで姫様と呼ばれている都☆−一姫都(9/4-18:15)No.7708


トップに戻る
7582封神小説デス(すれ以外でも大丈夫かな?・汗)一姫都 8/23-16:44


  運命



                    命短し

                    恋せよ乙女

                    赤い唇
     
                    褪せぬまに……




「きれいな歌ね…賈氏姉さん」
 正月になったので、賈氏は黄氏に会いに禁城へとやってきていた。
今日は新しい皇后を迎える準備しやらで、城内の人間が慌ただしく動いていた。
良くは知らないが…、確か姐己とかいう…、どこぞやの姫だった。
我が夫ながら…、まあ第三妃というのは肩書きだけで、事実この国の人質なのだが、
その好色ぶりには頭が痛い。
これ以上妃を増やしてどうするつもりなのか……。
それでもこの国が発展しているのは、女好きでも仕事はきちんとやっているからなのだろうが…。どうにも腑に落ちない。
義姉が口ずさんでいたその歌を、半ば虚ろげに…今もそうなのだが、読み物をしつつ聞いていた黄氏は問いた。
「…そう?
なんだか…随分と昔に私の母が歌っていたのよ…。
小さい頃…。それで覚えているのかしら………」
その美しい顔を少し微笑ませて、賈氏は優しく呟いた。
黄氏はこの美しい姉が大好きだった。
優しく、気高く…本当の姉以上に自分を可愛がってくれる人。
この人が兄の妻で良かったと思う。
大好きな兄の妻で嬉しい、そして兄は幸せ者だと思う。
「……命短し…恋いせよ乙女…かぁ……」
黄氏は小さく呟き、ふうと重く息を吐いた。
「…あたしには…一生無理だろうな……」
視線をあたりへと巡らす。壁…天井…床…。ここは殷の都。
私は……もの心ついた時からここにいた気がする……。
だから恋など知らなかった。
そして、今も…………。
「…え?」
ふいに頬に手が触れ、考えが遮断される。
その温かさは賈氏のものだった。
賈氏はそのまま黄氏の頬に触れ、まるで水音のように清らかに声を奏でる。


 命短しー
   恋せよ乙女―……

           いざ手を取りてーー…

                彼の船にーーーーー……




「…ここがね、私の一番好きな歌詞なの」
「へえ………」
呟き、ふいに遠くを見つめるようにし…戯言のように言葉を紡ぐ。
「あの人をね……」
 気怠さを含んだ口調もまた、彼女の色香を高めているように思えた。
「…あの人をね……、初めて見た時
私………早くいかなくちゃ…って思ったのよ」
「………え?」
黄氏は賈氏の呟きに問い返した。
あのひとというのは、たぶん…いやきっと、自分の兄…賈氏姉さんの夫…飛虎の事なのだろう。
問いたいのはその事では無い…。                  
「…いかなくちゃ…って……?」
「…だからね…」
何処までも妖うい物腰で、ゆっくりと口ずさむ賈氏。
その瞬間だけに…何か不思議な魔法でもかかっているかのように…時間は…流れを止めたかのように思えた。
それほどまでに…人の視野のでをも魅了する賈氏の姿。気高き白百合を思わせるその姿勢。優しげな瞳に込められた強い決意。
「……早く、あの人の所にいかなくちゃ…って思ったの……」
…昔聞いたことがある…。
兄が賈氏さんを初めて家につれてきたあの日……。
てっきり私は兄が賈氏さんを見初めて、それからつきあいが始まったものとばかりおもっていた。だから、こう言った。
――やったじゃーーーん、兄貴っっ、美人っっ。
  どうやって声かけたのさーーーーーっっっっ――
――そうじゃねーんだよ。
  声かけてきたのはあっちなんだ……。
  いつだったか…。結構前だがな……、町を循環中にいきなり…手ぇ掴まれてな。
  あの時はびっくりしたぜ。
  けど…、あいつのお付きの女官たちは、もっとびっくりしてたなぁ。
  賈氏様がこのような事……珍しい……。ってな――
今となっては、その記憶も朧気で……その時の、兄の幸せそうな顔も思い出せないが…。
今の今まで嘘事だと思っていただけに、黄氏は興味深そうに続きを促す。
「……早くいかなくっちゃ…?」
「そうなのよ…。よく解らないのだけど……。
何かこう…、天のお触れみたいな感じだったわ……。
――早く…、あの人と出会わなくては……                            
     早く……あの人と出会わなければ……――
そう…感じたの」
空を見つめる賈氏。しかしその瞳の奥底には愛すべき夫の姿が写し出されているのだろう。気怠い…それでいて心地の良い空気の中、黄氏はそう思った。
「運命だねぇ」
茶化すように呟いた黄氏のことばに、……賈氏はくすりと笑みを漏らして
「…………そうね……」
まるで風にとけ込むかのように…柔らかに呟いた。

                    

――命短し

  恋せよ乙女―……・・



「おまえ…予のモノになれ」

そう…こんな所へ…今足を運ぶべきではなかったのだ………。
後悔とは…、その事実を悔いて初めて後悔となる…。
遅すぎた……。
それに気づくのが……。
けれど…………、これも運命なのだろうか。
私の重ねてきた…、私の歩んできた人生…。
私が自分で進み、選んだ運命。



…………………ああ……。

ならば…自分で終わりへと歩まなければ………。


 
「……断れば夫にも罪が及びます…」

 
どうしてかしらね………


「わかりました……
たった今から、私は陛下のもの……」


あなたの………


「でも……」

 


「心までは自由にできない」



 とんっ………



「賈氏っっっ!!」




……どうしてかしら……



…あなたの顔ばかりが……
    

「いやぁぁぁぁぁぁっっっっっっ
 義姉さまーーーーーーーーーーっっっっっ」





 目に浮かぶの…………











……ああ……。

……だから…
    …はやく…出会わなければならなかったのね……


 


                       ――命短し

                         恋いせよ乙女
――あなたに声が届くのならば……
                         赤い唇

                         褪せぬまに
――伝えたいことがあるのです………

                         命短し

                         恋いよせ乙女
――あなたと………
                         いざ手を取りて

                         彼の船に

―――あなたと…共に……
 
               ――命短し恋せよ乙女………

  在りたかった…と……………


                     ――明日の月日の無いものを……




          ――今日は再びこぬものを………
    
               明日の月日の…ない……もの…を……――






                    END



どーも一姫都です。今回はアニメで賈氏さんのこのシーンがやってしまわれた(泣)ので、追悼の意も込めて、この小説をのっけさせていただきました。
これは別のページに随分と昔に投稿させていただいたモノなのですが、もーーーー、賈氏さんの事を一人でも多くのヒトの心に刻み込むタメだけに、日夜活動している都なので…
アニメの今日のシーンはぐさりときました…。ううう。同意の方共に戦いましょう!(え?)
初めてスレ以外の投稿をさせていただくなあ…(そーいえば…)スレ小説もちゃあんと書いているので、何処かで見つけた際には、もしよければ読んでやってくださいね・はぁと
1999.8.21 イチヒメ☆ミヤコ

トップに戻る
7586感動しました!!雪華 8/23-23:31
記事番号7582へのコメント

初めまして!!ここに書き込む気は
本当はなかったんですが、あまりに感動したため
思わず書きこしてしまいました。

かし(漢字が出ない)さんは封神の中でも
好きなキャラで、死んでしまったときは
本気で泣きそうになりました。
今時、あんなに出来た人間はそうそういない人だから
あこがれていたんです。

一姫さんの話を読んで、また涙が出てきそうになりました。
本当に感動出来る話を読めて嬉しいです!!
これからも頑張って下さい!!

トップに戻る
7603Re:感動しました!!一姫都 8/25-10:31
記事番号7586へのコメント

雪華しゃん、初めましてぇぇぇぇぇぇっっっ
一姫都でござりますう。

>初めまして!!ここに書き込む気は
>本当はなかったんですが、あまりに感動したため
>思わず書きこしてしまいました。
うをううっっっ(泣)なんて作者泣かせのコトバなんでしょうっっ!!
まじで嬉しいですっっっ。

>かし(漢字が出ない)さんは封神の中でも
>好きなキャラで、死んでしまったときは
>本気で泣きそうになりました。
>今時、あんなに出来た人間はそうそういない人だから
>あこがれていたんです。
そうですね・・・。あたしはああいう「死に方」の出来る
賈氏さんに憧れました。(不謹慎かもしれない・・・汗)
あーんな奥さん欲しい!!!(え?・笑)

>一姫さんの話を読んで、また涙が出てきそうになりました。
>本当に感動出来る話を読めて嬉しいです!!
>これからも頑張って下さい!!
ありがとうございますっっっっ。感動出来る話、書けるといいのですが・・・。
とりあえず「書きたいこと」を、きちんと伝えられるように、
これからも日々努力していきたいと思います!


トップに戻る
7593Re:封神小説デス(すれ以外でも大丈夫かな?・汗)フリア 8/24-15:35
記事番号7582へのコメント

フリア

はじめまして。ふっしゅといいます。
小説の感想ですが・・・、素敵ですっ!
あぅ・・・、涙が出てきそうです・・・・。
また次の作品楽しみにしてます。(気が早いよ・・・。)
でわ、短くてこ゛めんなさいっっっっ!!!



トップに戻る
7604Re:封神小説デス(すれ以外でも大丈夫かな?・汗)一姫都 8/25-10:35
記事番号7593へのコメント

初めまして、一姫都ともうしますぅぅぅ

>はじめまして。ふっしゅといいます。
>小説の感想ですが・・・、素敵ですっ!
素敵ですかー、有り難うございますっ
+素敵って、なんか言葉の響きが、かなりツボなんですが・・・。

>あぅ・・・、涙が出てきそうです・・・・。
>また次の作品楽しみにしてます。(気が早いよ・・・。)
>でわ、短くてこ゛めんなさいっっっっ!!!
とりあえず今回も再録の小説を付けていきますぅ。
お暇でしたら読んでやってくださいね(はぁと)

では、感想本当にありがとうございましたっ

トップに戻る
7605玉鼎様追悼小説一姫都 8/25-10:40
記事番号7582へのコメント

*本誌とのズレがかなりあるかもしれませんが、そこらへんは気にしないでくださると嬉しいです。+ちょっち長いです。


                   
                言いそびれた言葉




                ――君に………

いつかは会える別れなら
                ――伝えたい事が………

こころはこれほど乱れない
                

おもいはこれほど募らない
               ――君に………・
                    ………・伝えたい事があるんだ………





「くっ…ぐぅっっっあっ………」
 吐き気がする。
目の前が真っ暗になる程の喪失感。
頭の中で何かが弾ける。
細胞の一つ一つが拒否反応を起こし、自分を拒絶する。
汗が流れる。
息が苦しい…。
力が抜けてゆく感覚…。
死という感覚…。


――…きもちわるい…



「玉鼎……が…、封神………され……・た」
太公望が…虚ろげにそう呟いた。
苦しそうに…それでもそれを押し隠しながら、そう呟いた。
沈黙が辺りを支配する。
各々が心痛な表情でそれを受け止める。
解散し、ばらばらと部屋へ戻っていく。
十二仙の一人が封神された。
玉鼎が封神された。
「………太乙?」
微動だにしない太乙に、太公望が声を掛ける。
それでもまだ、虚ろげに……何処かを見つめている太乙。
死を感じさせる瞳の色。
乾ききった唇。
息づかいの音も無く…時が流れる。
重い重い…沈黙。
部屋中の空気に押しつぶされてしまいそうな重圧。
口を開く。
けれど言葉が出ない。

――封神された…?
――玉鼎が?


気遣い、太公望が部屋を出ていく。
ぱたん…。
扉が静かに閉められ、完全にヒトリになる太乙。
こぼれ落ちる言葉。
我知らず呟かれた言葉。


――――「キモチワルイ」



「ぅっっっく……!」
げっほっっ…・げっっっほっっっっ…
どうしてヒトの体というのは、食べたモノが無くとも嘔吐出来るのだろうか。
腹が焼ける程熱い。
吐きすぎて喉が痛い。
胃液で喉幕が爛れてきているのだ。
「……ぅっっくっ…」
それでもまだ、吐き気は収まらない。
自分の中を掻き出すように、何もかもを吐き出したのにも関わらず、それは今も続いている。
………世界が崩れていく。

ばら…ばら…ばらばらばらばら…………



「私も行くよ、太公望。
楊ぜんは私の弟子…、子供みたいなものだからな…」
玉鼎が太公望に名乗り出る。
「玉鼎……」
「ねぇっっ……」
何を……
何を言おうとしてる…
――自分は、何を言おうとしてる…?
「太公望…。
蝉玉ちゃんにもついていってもらいなよ」
…そうか……。
そう言おうとしたのか。
彼女がいれば、早く楊ぜんを見つけだす事が出来るだろう…。
「彼女は金ごう出身だから、道案内してくれるかも」
――……違う!
……そんな事が言いたいんじゃ…無いんだ…。
…そんな…事が…………
「おお、気がきくのう
かたじけない太乙」
「フフフ………」
……なら…自分は……
自分…は…何を言いたい?
何を……
「ちょっとはいい所見せないとね」
…だから…自分……は………?
何をしたいんだ…?
太公望が、蝉玉を捜しにゆく。
玉鼎もそれに続くようにして歩き出す。
太乙の横を過ぎる。
――正確には、過ぎる手前だった。
「…?」
ピタリと止まり、後ろを…ほぼ横を振り返る玉鼎。
「どうした、太乙」
「…え?」
「手」
「………手?」
 ふと自分の手に視線を落とす。
「………あれ?」
見れば、自分のその手はしっかりと玉鼎の衣を握っていた。
太乙は数秒考えてから、視線を玉鼎と交わし、言葉を紡ぐ。
「――おかしい」
「それはお前だ」
即答され、数秒ぼうっとする太乙。
そうして再びその言葉を考え直し、くすくすと笑う。
「そうかもね」
絹を握ったままで、ころころと笑う太乙を一瞥してから、言葉を紡ぐ玉鼎。
「てっきり、あの事を謝りたいのかと…、思ったが?」
笑いを納め、より絹を掴む手に力を入れて、呟く太乙。
「…あれは、僕が悪いんじゃない」
ぷいっとそっぽを向く太乙。
…いつまでたっても子供だな……
その行動に、深くタメ息をついてから、呟く玉鼎。
「私の目の前だったろうが…。
お前があの宝貝を割ったのは……」
 そんな事もあったと、酷く懐かしい情景が太乙の頭をよぎる。
そんなに前の出来事ではない。
確か、趙公明との戦いの少し前だったと思う。
けれど、この数日色々な事があったから凄く古い事のように感じられる。
宝貝を割った。
遊びに行った玉鼎のウチで、宝貝を割った。
玉鼎が随分タイセツにしてた宝貝だった。
「…あれ位、いいじゃん」
宝貝と言っても、戦いのタメのモノでは無い。
ガラス細工のように透き通り、花のような形をした、おもちゃみたいな宝貝。
何の役にもたたないのに…。
「…ただの宝貝壊した位で、そんなに怒らなくてもいいじゃん」
半ばやけになって…、というか開き直って言葉を返す太乙。
その言葉に、こつんっと、軽く太乙の額をこづき、歩きだす玉鼎。
「…だだの……じゃないだろうが…」
「…え?」
するりと、太乙の手が絹から離れる。
玉鼎の姿がチイサクチイサクなってゆく。
それをただ、ただ見つめる太乙。
――……………っ
「…………………あれ?」
言いかけた言葉が、ふいに消え…、口を開いたまま考える太乙。
――………何を言おうとした……?
自分は今…玉鼎に…何を言おうとした……?
その言葉を見つけだせぬまま…、遠くなる玉鼎。
その時はまだ、なんとも思っていなかったんだ。
 君に会えなくなるなんて…、考えてなかったんだ……。



ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!
 
「ごっほっっ……ごっほっっ……!!」
吐き気が収まらない。
どんなに吐いてもそれが続いてゆく……。
蛇口を閉めようと体を傾ける。
バランスを崩し、そのままふらりと水に浸る。
ぴちゃり………
ああ………気持ちが悪い……。
まるで何かに憑かれているように…体が重い……。
沈んでいく感覚。
闇に自分が溶け込んでゆく感覚……。
自分が無くなっていく……。
「…太乙!?」
ふと、何処からか声が聞こえる。
目が霞…ぼやけ…視界にはほとんど何も写らない…。
仕方なくそのまま…、水路に体を浸したままで問い返す。
「誰だい?」
「僕ですよ、白鶴ですよ太乙真人…。
何をしてるんですか!??」
急いで蛇口を捻り、水を止める白鶴。その行動をただ、ぼうっと見つめる太乙。
次第に明暗を帯びてくる世界。
目が慣れたのか…。それとも…。
白鶴の姿を目の前に確認し、それでもその水路から出ようとはせずに言葉を紡ぐ太乙。
「やあ」
「やあ、じゃないですよ。
そんな所で何をしているんです!?」
「………………………水になってる」
呟いて、自分の言葉に笑みを漏らす。
水…になっている…か。
なんだかそれが、とても心地の良いものにかんじて、太乙は瞳を閉じた。
すると、世界は闇に満たされ、感覚だけの場所になる。
ぴちゃびちゃ………と水が鬩ぎ合う。
――ああ…きもちいい……。
ぴちゃ…ぴちゃ……ひちゃ……
 そんな太乙にはいはい、と、深くため息をついてから、再び言葉を紡ぐ白鶴。
「風邪ひかない程度にしてくださいね。
んで、ちょっとどいてくれると助かります。
水使いたいんですが……」
「どうぞ?」
すこし体を傾ける。
ありがとう、と礼を言い、蛇口を開く白鶴。
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ
勢い良く水が溢れ出す。
太乙の肩にかかるか、かからないか…そんな微妙な位置で、水が流れ出ている。
自分のすぐ横で流れ出る水に、目を向ける太乙。
白鶴が、花瓶を取り出す。
花の入ってる花瓶を取り出す。
…花?
違う…。あれは…花じゃなくって……。
玉鼎の………
「…玉鼎の宝貝じゃないか………」
ぽつりと呟く。
え?と、ふいに呟かれた言葉に反応し、こちらを見やる白鶴。
そうしてその言葉の意味を理解し、こくこくと頷いて蛇口を閉める。
ぴたりと水が止まる。
「そうです。玉鼎のですよ」
呟き、宝貝を太乙に手渡す。
反射的にそれを受け取り、ぼうっと見つめる。
きらきらと水滴が光りを受けて輝き、硝子は茎が透き通って無色になっていた。
――綺麗……だねえ…。
「随分と大切にしていたようなので…、お水を…と思って」
随分と……大切……。そうだね……。
確かに大切にしてたよ……。
だって…あの時だって…あんなに怒って………
――あの時?
「あ、そうだ、その宝貝…」
 ふと何かを思いだしたように言葉を紡ぐ白鶴。
「…なんで、直ってるのさ」
「へ?」
白鶴の言葉を遮り、太乙が声を出す。
…あの時…。
僕が壊した……。
――その宝貝は……僕が壊したはず……
「これっ、僕壊したんだよっ
一回っっっ」
「はあ……?」
 少し興奮している様子の太乙の言葉を、うきく聞き取れず少し考える白鶴。
自分が出した答えに自信は無かった。
だから少しチイサク呟いた。
「…?
よくは解りませんけど…。
一度壊したのなら、太乙…あなたが直したのではないのですか?」
「はい?」
「だから、太乙にしか直せないのでは…?」
宝貝が?
僕にしか直せない?
――何故?
そりゃあ、僕は数え切れない程の宝貝を直しているし、作ってもいる。
その道のエキスパートといっても過言では無いと思う。
けど、宝貝なんて作ろう思えば、12仙誰でも作る事が出来る。
だから、僕でなくてもその宝貝を直せるヤツはいると思う。
玉鼎だって、やろうと思えば出来たはずだ。
…そうか……
玉鼎が直したのかもしれないな……。
 そう思い、ちらりと手元にある宝貝を見る。
「……そんな事は無いと思うよ、白鶴。
僕にしか直せない…なんて事は…」
…そうだ。
きっと玉鼎が直したのだろう。
それ程までに…、慣れない作業をする程までに…大切な宝貝だったのだろうか…。
 この花の宝貝が……
「…おや、そうですか?」
ふいに落ちないといった表情で、白鶴が呟く。
「……どうして、僕にしか直せないって思ったんだい?」
「…あたりまえじゃないですか。
それは、太乙が作った宝貝でしょう?」
――あたりまえ………?
何が……あたりまえなのさ………?
……作った?
――………僕が……
――その宝貝を………

――僕が……作った…………………!?

「だから、直すのならあなたでしょう?」
「………………………」
「まあ…、他のヒトが出来ない事もないんでしょうけど……」
「……………………」
「きっと太乙が直すのが一番……」
「…………………」
「…太乙真人?」
「…………………ははは……」
ふいに笑みを零す太乙。
それを、酷く不思議そうに見つめる白鶴。


――思い出したよ。



――玉鼎―――――――――っっっ
――太乙、どうしたんだ?
  まだ修行の最中じゃないのか?
――んー、まあね。
――また抜け出してきたのか?
  道士のうちはそんな勝手をしては………
――へへへっっっ
  新しい宝貝が出来たから、持ってきたのさっっ
――へえ?
――ほらっっっ
――……………?
――…玉鼎?
――…花にしか見えないのだが……?
――そうだよ。
――…………………。
――だから、花。
  花の宝貝。
――…どうするんだ、そんな宝貝…?
――はい。
――…?
――あげる。
  まあ、そのタメに作ったんだけどさー。
――?
  どうしてだ?
――だって、君今日誕生日じゃないか。
――…………ああ。
――…忘れてたね、君、完璧に。
――………まあ。
――ったく、これだから玉鼎はー…。
――太乙。
――え?
  ああ、大丈夫もう帰るから。
  早く帰らないと、元始天尊様に怒られるし。
――…太乙。
――ん?
――ありがとうな。




――「キモチワルイ」

「え?」
じゃーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!!!
再び蛇口を開き、水が飛沫を上げる。
ごほっっっ……ごほっっっっ……
突然の太乙の行動に、少しとまどう白鶴。
そのまま何度も嘔流し、げほげほと咳き込む太乙。
――ああ……きもちわるい……
自分を拒絶する。
体の細胞の一つ一つが、自分を創るモノ全てを拒む…。
だから、体の中のモノを全部嘔吐したくなる。
自分で自分を罰する。

「太乙真人……?」
少し臆しがちに声を掛ける白鶴。微動だにしない太乙。
声は聞こえてはいるのだ。けれど………――届かない。
手の中で輝く宝貝。
欠けた花。
あの時の君のコトバ。

「…………っめ……」

――君に いえなかったコトバ

 
「………………………ごめんよ」

                 いつかは会える別れなら
                
                 こころはこれほど乱れない
                
                 おもいはこれほど募らない


            *END*


これも再掲載ですう。(他ページの)あまりにショックで、逝きそーになってた時にふらりふらりと書き綴りました。今読み返すと「ちがうっっ、そーじゃないのよっ昔の都!」と、
暴走しそうになりますが、それでも「書きたい事」は、変わってなかったので、ちょっとほっとしました。+最後の1ページは書き直してあります。
うーん…。なんか再モノばっかだとだめだめなので、次はちゃんと書き下ろしてきますっ(あたりまえだぁ!・殴)…って、封神大丈夫なのかな?(確認とってないじょー・汗)
+ちゃんとスレ小説も書いておりますので、興味をお持ちになった方は「著者別−」の一番下に行ってみてくださると、本気で泣きます。(はい。)でわわ。
1999 8/24 一姫都

トップに戻る
7610一姫さまぁぁぁ!!とんとん 8/25-21:47
記事番号7582へのコメント

こんにちは、とんとんですっ。
一姫さまファンやってますっ!(ってまえも言いましたよね・汗・しつこい・・・)
今回もぽえむてぃっくで感動いたしましたぁぁ!!!

>                         恋いせよ乙女
>――あなたに声が届くのならば……
>                         赤い唇
>
>                         褪せぬまに
>――伝えたいことがあるのです………
>

ここがすごく…なんかもう、あの方は可哀想でした。
封神は…申ちゃんがいきなり「それはまだ秘密ですよ」って言ったことで吐血したけれど、なかなかアニメ、がんばってますよね。
これからもいろんなもの書いてください〜〜〜!
とんとん。

トップに戻る
7615Re:一姫さまぁぁぁ!!一姫都 8/26-16:34
記事番号7610へのコメント

今日和ーーーーー、イチヒメでーす。おひさしぶりですねーっっ

>こんにちは、とんとんですっ。
>一姫さまファンやってますっ!(ってまえも言いましたよね・汗・しつこい・・・)
ををうっっ。こんなへっぽこ作家のファンをやってくださって
いるのですねっっ(涙)くううっっ嬉しいぃぃっっ

>今回もぽえむてぃっくで感動いたしましたぁぁ!!!
>
>>                         恋いせよ乙女
>>――あなたに声が届くのならば……
>>                         赤い唇
>>
>>                         褪せぬまに
>>――伝えたいことがあるのです………
>>
>
>ここがすごく…なんかもう、あの方は可哀想でした。
そうですね。けれど賈氏さんだから出来る最後、でしたね・・・。

>封神は…申ちゃんがいきなり「それはまだ秘密ですよ」って言ったことで吐血したけれど、なかなかアニメ、がんばってますよね。
とりあえず、スレファンを5パーセントは吐血させましたね。あの台詞。

>これからもいろんなもの書いてください〜〜〜!
>とんとん。
はいーーーーーーーーーっっがんばります!!!
感想ほんとーにありがとうでした。
一姫都



トップに戻る
7616いいのでは……ないでしょうか??庵 瑠嬌 8/26-16:57
記事番号7582へのコメント


 はじめまして!庵 瑠嬌と申します。
 わたくし封神演義、知っておりますわ。単行本とテレビアニメのほうを拝見しています。(アニメ化の方では、封神演義狂いの知人が叫んでおりましたわねぇ……)
 面白い話ですわよねっ。

 かしさん(ああ、漢字が出ないっ)は、わたくしもとても好きなお方で、初登場からあまり間を置かずに儚くなられたときには、もっと見たかったなぁと、悲しかったことを覚えております。
 テレビのほうではいっぱい出番とか、セリフとかが多くて、嬉しかった……☆

 では、感想参ります。


>封神小説デス(すれ以外でも大丈夫かな?・汗)

 いいのではないでしょうか??
 過去の記事の中では、オリジナルもあったようですし……。


>その温かさは賈氏のものだった。
>賈氏はそのまま黄氏の頬に触れ、まるで水音のように清らかに声を奏でる。
>
>
> 命短しー
>   恋せよ乙女―……
>
>           いざ手を取りてーー…
>
>                彼の船にーーーーー……
>
>
>
>
>「…ここがね、私の一番好きな歌詞なの」
>「へえ………」
>呟き、ふいに遠くを見つめるようにし…戯言のように言葉を紡ぐ。
>「あの人をね……」
> 気怠さを含んだ口調もまた、彼女の色香を高めているように思えた。

 なんか、どきどきしますわねっ。
 まなざしをぼんやりとかなたに置きつつ、語るかしさんの様子が、どこか色っぽい……。
 水音のような、とか気怠さを含んだ、とか、うっとりしちゃいますわ。

          
>     早く……あの人と出会わなければ……――
>そう…感じたの」
>空を見つめる賈氏。しかしその瞳の奥底には愛すべき夫の姿が写し出されているのだろう。気怠い…それでいて心地の良い空気の中、黄氏はそう思った。
>「運命だねぇ」
>茶化すように呟いた黄氏のことばに、……賈氏はくすりと笑みを漏らして
>「…………そうね……」
>まるで風にとけ込むかのように…柔らかに呟いた。

 ここまで、幸せな風景だったのですね。
 早く、あの人に出会わなければって……女の直感で、自分の未来を無意識の領域で漠然と予測していたのでしょうか。
 早く幸せにならなければ、と言うか。でも、災いの元を断つ、て事で、黄飛虎さんに関わらない、という手もあったでしょうが……そういうことはありえませんしね。
 愛しい人の可愛い妹とお話しつつ、かしさんは穏やかな幸せを噛みしめていた、
って感じですわ……。


>
>……どうしてかしら……
>
>
>
>…あなたの顔ばかりが……
>    
>
>「いやぁぁぁぁぁぁっっっっっっ
> 義姉さまーーーーーーーーーーっっっっっ」
>
>
>
>
>
> 目に浮かぶの…………
>

 ああ、破滅へと歩みながら大切な愛しい人のことを思い出しますのね。
 死ぬ間際になると、今までの人生が走馬灯のように脳裏に蘇ると申しますが、このかしさんの場合、一生の中で最も重要な位置を占めたのは、黄飛虎さんと過ごした時間だったのでしょうか。
 わたくし、漫画のあの、夕焼けの中で、黒い影だけが空を舞っている場面を、克明に思いだしましたわ。


>
>……ああ……。
>
>……だから…
>    …はやく…出会わなければならなかったのね……
>
>
> 
>
>
>                       ――命短し
>
>                         恋いせよ乙女
>――あなたに声が届くのならば……
>                         赤い唇
>
>                         褪せぬまに
>――伝えたいことがあるのです………
>
>                         命短し
>
>                         恋いよせ乙女
>――あなたと………
>                         いざ手を取りて
>
>                         彼の船に
>
>―――あなたと…共に……
> 
>               ――命短し恋せよ乙女………
>
>  在りたかった…と……………
>
>
>                     ――明日の月日の無いものを……
>
>
>
>
>          ――今日は再びこぬものを………
>    
>               明日の月日の…ない……もの…を……――
>

 この手法って、一姫様のものですわね……。
 とっても切ない気持ちになりますわ。某フェアリーのほうでも、最後に物語のしめくくりとともに、話が終わるところに、この方法使っておられましたが、これは本当に、妙技だと思います。
 
 かしさんの一途さと一つの純粋な願いのようなものが込められていて、本当によかったです。
 読者の心を動かされるのがお上手ですねっ……。

>
>どーも一姫都です。今回はアニメで賈氏さんのこのシーンがやってしまわれた(泣)ので、追悼の意も込めて、この小説をのっけさせていただきました。
>これは別のページに随分と昔に投稿させていただいたモノなのですが、もーーーー、賈氏さんの事を一人でも多くのヒトの心に刻み込むタメだけに、日夜活動している都なので…

 この話で、かなり心に刻み込まれました。
 ……今までも好きだったのですが……美人ですし……。
 かしさんが亡くなられるよう、仕掛けただっきさんも好きだったりするのですけれどね……、わたくし(をい)。

>アニメの今日のシーンはぐさりときました…。ううう。同意の方共に戦いましょう!(え?)
>初めてスレ以外の投稿をさせていただくなあ…(そーいえば…)スレ小説もちゃあんと書いているので、何処かで見つけた際には、もしよければ読んでやってくださいね・はぁと

 某推進のほうでも、ここでも、新作をいつも待っております。某フェアリーの方に、続編があるとの噂を耳にしているのですが……本当なのでしょうか……?
 それでは、失礼をば……。

トップに戻る
7707長いレスありがとうございますぅ一姫都 9/4-18:14
記事番号7616へのコメント

どうもっっ、一姫都ですっ
お返事送れて申し訳ございませんっ(汗汗)パソ壊れてて、ネット不可能でしたぅ

>はじめまして!庵 瑠嬌と申します。
お名前はめっちゃ拝見したことアリですーっっっっ
素敵な小説お書きになりますよねっっ(どきどき)
 
>わたくし封神演義、知っておりますわ。単行本とテレビアニメのほうを拝見しています。
もーーーーーーーーーーーーっっ、死ぬほどラブですっ!!(泣)
本当にはめられました!!

>>封神小説デス(すれ以外でも大丈夫かな?・汗)
>いいのではないでしょうか??
>過去の記事の中では、オリジナルもあったようですし……。

よかったですー(ほーーーーーーー)本気でどきどきモノだったので…。

>> 気怠さを含んだ口調もまた、彼女の色香を高めているように思えた。
>なんか、どきどきしますわねっ。
>まなざしをぼんやりとかなたに置きつつ、語るかしさんの様子が、どこか色っぽい……。
>水音のような、とか気怠さを含んだ、とか、うっとりしちゃいますわ。

かしさんって、やっぱり独特の雰囲気をお持ちの方だと思うのです。
女性がみてもどきまぎしちゃう艶っぽさみたいな…(はぁと)
本当に、こんなひとを妻にできちゃう飛虎っちは幸せですっ

>>まるで風にとけ込むかのように…柔らかに呟いた。
>ここまで、幸せな風景だったのですね。
>早く、あの人に出会わなければって……女の直感で、自分の未来を無意識の領域で漠然と>予測していたのでしょうか。
>早く幸せにならなければ、と言うか。でも、災いの元を断つ、て事で、黄飛虎さんに関わ>らない、という手もあったでしょうが……そういうことはありえませんしね。
>愛しい人の可愛い妹とお話しつつ、かしさんは穏やかな幸せを噛みしめていた、
>って感じですわ……。

血まみれになって、ぼろぼろになっちゃうシーンとかより、こーいうほのぼのを書いてるときのが、心情的にちくちくきました(泣)
だれよりも幸せを紡げる彼女が、愛する人と誇りのために、自害という結果を生み出してしまったなんて…。悲しすぎますよね。

> ああ、破滅へと歩みながら大切な愛しい人のことを思い出しますのね。
 死ぬ間際になると、今までの人生が走馬灯のように脳裏に蘇ると申しますが、この
 >さんの場合、一生の中で最も重要な位置を占めたのは、黄飛虎さんと過ごした時間だったのでしょうか。
都はそうだといいな、と思います。
子供の事も愛していたと思うけど、飛虎はもっと特別な存在だったんじゃないでしょうか。
最高の恋人ってかんじですかねぇ。

> わたくし、漫画のあの、夕焼けの中で、黒い影だけが空を舞っている場面を、克明に思>いだしましたわ。

あのシーンは本当に息をのみました。
悲しかったし、嫌と思ったけれど……。「死」の瞬間があれだけ美しい人を見たことが無かったです。(ああ、とっても不謹慎・無)

>この手法って、一姫様のものですわね……。
>とっても切ない気持ちになりますわ。某フェアリーのほうでも、最後に物語のしめくくり>とともに、話が終わるところに、この方法使っておられましたが、これは本当に、妙技だ>と思います。

ありがとうございます(はぁと)長いし…なんかワケわからんわい(怒)
って思われてたらどうしよう…(どきどき)と思っていたもので。(笑)
そうですね。この技法!??(そ、そんなすごい形容詞でくくっていいのかしら)
はフェアリーから使い始めました。フェアリーを書いてるときは、ほんと何かに憑かれたかのよーにラストを書いていて、高ぶった気分のまま、ふらふらーと使ったのがあの技法でした。 

>かしさんの一途さと一つの純粋な願いのようなものが込められていて、本当によかったで>す。
>読者の心を動かされるのがお上手ですねっ……。

エッッそ…そんなぁぁっっっ(汗汗)け、けどうれしいですっっ。
小説は量より質を目指しているので…。これからも、読んでくださる方が見かえしてくれるような小説を書きたいと思いますっっっ

>この話で、かなり心に刻み込まれました。
>……今までも好きだったのですが……美人ですし……。

わーーーーーーーいっっっ、小説書きやっててよかったですぅぅっっ(泣)
これからもどんどんかしさん書くぞぅぅっっ!!!(はぁと)

>かしさんが亡くなられるよう、仕掛けただっきさんも好きだったりするのですけれどね…>…、わたくし(をい)。
だっきちゃんも過去深そうですよね…。
あの世界って根本的に悪いヒトがいないので、みんな好きになっちゃって困ります(笑)

> 某推進のほうでも、ここでも、新作をいつも待っております。某フェアリーの方に、続>編があるとの噂を耳にしているのですが……本当なのでしょうか……?
>それでは、失礼をば……。

実はその二つ以外にも……ふふふふ。
フェアリーの続編………(汗)あはは、か、かいてますよ、もちろん!!!!
ただ、フェアリーって1で完結しているんですよね。やっぱり。
読み返して改めてそう思ったのです。
それでも書きたいっていうのがやっぱりあって、いまちょっと思考中です。(泣)
幸せにもしてあげたいし。けどそれだとフェアリーじゃナイんですねぇ。
幸せと残酷さが同居しているのが、フェアリーティルですから。
けどあれ以上、二人を不幸にさせたくないってのが本心です。(笑)

でわでわーっっ、ご感想本当にありがとうございましたっっ☆


トップに戻る
7661一姫さまぁ!理奈 8/29-07:20
記事番号7582へのコメント

おひさしぶりでございますぅ!理奈ですぅ!
スレじゃなくてもそくクリックしましたわぁ〜!
やはり、一姫様が書くストーリーって奥が深く、きれいです。そのキャラ一人、一人の気持ちが伝わってくるから。上手いです。めちゃくちゃ上手いです。感動しましたわ、本当に。ひさしぶりにいいもの読ませていただいた気がします。
うぅ〜ん。全然感想になっていませんが・・・・。また一姫様のストーリーが読める事を祈って・・・では・・

トップに戻る
7708最近ちまたで姫様と呼ばれている都☆一姫都 9/4-18:15
記事番号7661へのコメント

>おひさしぶりでございますぅ!理奈ですぅ!
こんちゃー、久しぶりだねっっ

>スレじゃなくてもそくクリックしましたわぁ〜!
あはは(笑)ありがちゅーーーーーーっっ。
スレじゃないから、レス無いんじゃないかって本気でどきどきしたよー。

>やはり、一姫様が書くストーリーって奥が深く、きれいです。そのキャラ一人、一人の気>持ちが伝わってくるから。上手いです。めちゃくちゃ上手いです。感動しましたわ、本当>に。ひさしぶりにいいもの読ませていただいた気がします。
きれい…(はぁと)文章がきれいって、なんだかすっごくうれしいよぅ。
キャラの個性っつーか、想いをきちんと書きたいってのが、都っちのポリシーなので、
そう言ってもらえるとうれしいっっ

>うぅ〜ん。全然感想になっていませんが・・・・。また一姫様のストーリーが読める事を>祈って・・・では・・
あはは。今度ここじゃないけど、ゼルアメみたいのを投稿するよん☆
でわわー。