◆−コンチェルト 1−神代  桜(9/21-00:27)No.7863
 ┣Re:コンチェルト 1−月の人(9/21-01:59)No.7866
 ┃┗どうもー♪−神代  桜(9/21-14:32)No.7875
 ┣コンチェルト 2−神代  桜(9/21-17:51)No.7881
 ┃┗Re:おもしろかったです−月の人(9/22-11:28)No.7886
 ┃ ┗いつも本当にありがとですぅー−神代  桜(9/22-13:29)No.7888
 ┗コンチェルト 3−神代  桜(9/22-13:12)No.7887
  ┗Re:続きがきになります−月の人(9/23-01:25)No.7891
   ┗気になっちゃだめです(笑)−神代  桜(9/23-15:44)No.7905


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7863コンチェルト 1神代 桜 9/21-00:27


皆様こんにちはー。といっても、誰かコレを読んで下さっているキトクな方などいらっしゃるのでしょーかねー。はてはて。
さあここでお詫びを。アホなわたくしは、な・なんと、題名を間違えてしまいましたー! こっちが本来、正真正銘「セレナーデ」でございます。では前回の「セレナーデ」は? というと、あちらが「コンチェルト」とゆー題になるんではずだったんでございますのよぉ。すいませんすいません。だいたい前作はゼラス様とゼロス君しかでてないのにもかかわらず、「セレナーデ」の題は合いませんものね…。
でも書いちゃったものはしかたないんでこっちを「コンチェルト」でとおしちゃいましょー。
で、一応続きものなんです。コレ(殴)続編なんて、続きはいつになるかわかんないのに。しかも短いし…
ま・いいか、誰も読んでないだろーし♪ いやはやそれでも、がんばって書かねば! ではでは★


《コンチェルト》

そよ風が吹く中、リナはふわりと浮かんだ栗色の髪を軽くおさえた。
「んー、いい天気。今日も一日あったかそーねー。」
ずっしりと重くなった麻袋を背に抱えつつ呟く少女。むろん中身は盗賊から奪ってきた金品その他もろもろだったりする。
「あたしも今年で二十四か……。みんなどうしてるっかなァ」
てくてくと街道沿いの道を歩き進んでいく。やや高くあがった太陽を仰ぎながらの、散歩にも似たスローペース。
華奢な身体でそう歩く姿は、遠目からみればとても本人が言っているような年齢には見えないが、その余裕のある物腰は、少なくとも見た目相応の年ではないことはわかる。
(ガウリイと袂を別ってもう二年だもんねぇ…。アメリアは二十三になるか……)
懐かしい記憶が脳裏をかすめていく。
長年のパートナーと別れた理由など、特にはない。ただリナが一度郷里に帰ってみると言い出した時に、向こうも久々に兄の元を訪ねてみるといい、それっきり会っていないというだけなのだから。
「ま・会う約束でもしてたわけじゃないから、仕方ないか…。ゼルとアメリアは…そろそろくっついたかなあ。」
ったくじれったいんだからあの二人は。などといいながら麻袋を背負い直した。
このまま次の街まで行くつもりなので、そんなに重くはないのだが、決して軽いわけでもない。
(急ご。)
そう、小走りに道を急いだとき…。
ふわり。
不意に、先程までとは空気の違う風がリナの耳元をかすめた。
(――なに?)
振り返る。同時に、自分の肩に後ろから抱き留めるようなかたちで腕がまわされていることに気付く。
白い手袋に、クリーム色の袖が視界にはいった。
「あ…」
呟いた時には、既に彼女の肩は腕の中にあった。
冷たい、体温のない不思議な感覚。しかしリナにはその感覚に覚えがあった。
たしか数年前にも、こうして抱きしめられたことがある。相手はいつも隣りにいてくれた金髪の青年とは違い…
(ゼロ…ス――?)
思うや否や、彼女は呪文の詠唱にはいったのだった。
っずごおぉぉぉぉん!
たちまちその場にものすごい熱波が渦をまく。
「なっ…」
耳に響いたのは聞き覚えのある声。
「なにするんですか!? リナさん!」
「じゃっかぁしい! それはこっちのセリフでしょお!?」
リナは大きく振りかえった。
艶やかな黒髪に黒の法衣。整った美しく白い面が、微笑を浮かべつつリナをみている。
――漆黒の神官。そこにいたのは、彼女のよく知った一人の闇。
「ったく、なにやってんのよ真っ昼間からっ!」
「あ、じゃあ夜だったらよかったんですね?」
「ち、…ちぃーがぁーうぅー!」
ぎりいぃぃぃぃ
「リナさん絞まってます、絞まってます。首くび…」
魔族のくせに呼吸が乱れているあたり、やることが細かいと思いつつも、リナは思いっきり相手の首を絞める。
「で、でもリナさん」
「なによっ!」
「いま一瞬、僕の言葉に動揺しましたね」
「なっ…!」
思わず、顔が熱くなるのが自分でもわかった。
くすくすと漏れる笑い声が響く、昼下がりの街道。
(………)
はう。リナは仕方なく息を吐いた。
「変わんないのね。あんたって。」
「ええ、お互いに…ね」
「……そうね」
それは言ってはいけない言葉だったくとくらい、彼には――ゼロスには気付いていた。だからこそかもしれない。
(彼女を少しばかりか…、傷つけてみたかったんでしょうかねぇ?)
返ってくる答えが存在しえないことを分かっていながら、ゼロスは自問していた。
細い栗色の髪も、緋色の瞳も、その華奢な身体ですら、八年前となんら変わっていない少女を、紫暗の瞳に捕らえて。
「けっこうシャレになんないよーな術使ってたからねー。ま・仕方ないわ」
少女は肩にかかった髪を両手で後ろに払うと、こちらに向かって笑ってみせた。
「こればっかりはあたしにもよくわかんないけど、多分今まで干渉してきた『力』の関係でしょーね。あたしのまわりにだけ、時間が正常には働いてないみたい。」
「そうですか。」
言うと、神官はくるりと踵を返した。
「あ、あれ? 帰るの」
「いいえ」
予想外の行動をとられてあわてたのは少女の方。それに対して神官はいつもどおりの笑みを浮かべると、肩越しに振り返った。
「出直してきます。夜のほうがなにかと都合がいいかと思いまして。」
「は、はあ!?」
「では♪」
リナが踏み出した時には、ゼロスは音もなく虚空に掻き消えた後だった。
「……ったく、なんなのよあいつは。」
がしがしと頭を掻く。
胸にのこったのは、少しばかりの空虚感。
「これが…、最後ってことなのね。」
彼女にとってはおそらく、無意識的なものだったのだろう。抱き留められた肩をそっと、自分で抱きしめていた。
それは昼下がりの、懐かしい一時…。

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7866Re:コンチェルト 1月の人 9/21-01:59
記事番号7863へのコメント

 こんばんわ、月の人といいます。
では、感想です。
 リナちゃんが、24歳になってるんですね。それはもう美しく変わったかと
思ったんですが、違うんですね。う〜ん、歳をとっても、姿が変わらないだなんて
ある意味うらやましいかもしれない。でも、リナちゃんって歳をとらないような気がするかも・・・
 それに、ゼロス様の登場の仕方が・・後ろから抱きとめるなんて、なんていいんでしょう。かなり私、酔ってました。(笑)
 ゼロス様とリナのやり取りもよかったです。う〜ん、なんか目に浮かびそうですね。
 また、ゼロス様が夜に来るんですね。なんかゼロス様って夜が似合う、っていうか魔族だしね。いったい何しに来るんでしょうか?
 最後のリナちゃんの切ない思いもよかったです。
 なんか読んでて、幸せな気分になりました。
続き物ということなので、また読ませてもらいますね。
 では、この辺で、どうもありがとうございました。

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7875どうもー♪神代 桜 9/21-14:32
記事番号7866へのコメント

> リナちゃんが、24歳になってるんですね。それはもう美しく変わったかと
>思ったんですが、違うんですね。う〜ん、歳をとっても、姿が変わらないだなんて
>ある意味うらやましいかもしれない。でも、リナちゃんって歳をとらないような気がするかも・・・
こんにちはっす♪ 私もやはりリナちゃんには歳はとって欲しくないんですよねー。ずっと少女のままでいて! とゆーか・・・(^-^)
やはり彼女は外見は大人びない方が良いでしょう。ゼロスの好みも考ると・・・
> それに、ゼロス様の登場の仕方が・・後ろから抱きとめるなんて、なんていいんでしょう。かなり私、酔ってました。(笑)
実は私も酔ってるんです。自分で書いときながら(笑)もしこれが挿し絵つきだったらどれほど幸せかと♪(うっとり・・・)
> ゼロス様とリナのやり取りもよかったです。う〜ん、なんか目に浮かびそうですね。
昔先輩に「勝ち気なリナちゃんに対して、ゼロスという名のバニラエッセンスがはいるからいいのよ。このカップリングは♪ でもねバニラエッセンスっていうのはその甘い香りとは裏腹に、とおっても苦いんだけど、誰も舐めてみるまで気がつかないの♪」などと比喩をつかってはいるものの、置き換えればものすごいことを言われたことがありますが・・・。果たしてウチのゼロス君はバニラッセンスとしての役割を果たしているのでしょうか?
> また、ゼロス様が夜に来るんですね。なんかゼロス様って夜が似合う、っていうか魔族だしね。いったい何しに来るんでしょうか?
シリアス一直線でつっ走ろうかと思ってますので・・・・・・。ごめんなさい、リナちゃん思いっきりいじめちゃうかもしれません。
けどゼロスが夜にくるからこそ、題はセレナーデにしたかったんですよねえ。セレナーデ→小夜曲は、もともと夕べに窓のしたで恋人たちが歌い奏でる曲のことですからね・・・。いいけどサ、「コンチェルト」も響きがいいから。
> 最後のリナちゃんの切ない思いもよかったです。
すんません、ドリームはいってました・・・。
> なんか読んでて、幸せな気分になりました。
さんきゅですぅ★ でも2はルナ&ゼラス+アメ&ゼルですので。ああ、なんかややこしくなりそうで泣けてきます。
それでは♪

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7881コンチェルト 2神代 桜 9/21-17:51
記事番号7863へのコメント

「何をしに来たの?」
ゼフィーリア午後の一室にて、ルナは紅茶を飲みながらポツリと呟いた。
秋の黄昏色――紅の強くかかった藤色ような――の髪が、座っていた椅子から肩越しに振り返ったと動じに小さく揺れる。
それは、風の心地よい晴れの昼下がり――
「ちょっと挨拶にと思って…ね」
ルナの視線の先。彼女の自室の床の上で、わずかに空間が歪んだ。
ゆるゆかに波打った、銀の髪。薄い褐色の肌。ルナにとってはもう久しく見ていなかったが、一体どうやったら忘れるというのだろうか。
(獣王の姿を…)
「ハイ♪ 久しぶりね」
こちらの心境を知ってか知らずか、相手はそう言ってひらひらと手を振ってきた。
ならばこちらもわざわざ心うちを表にだすこともあるまい。半ばそんな事を考えながら、ルナはもうひとつのティーカップに紅茶を注ぎはじめる。
「用意がいいのね」
「そろそろだとは思っていたから」
言って、微笑を浮かべてみせる。
別に他の魔族や、勝手なことをにべもなくのたうちまわる神族などに比べたら、目の前の彼女はルナにとっては「好き」な部類にはいるのだ。いまさら立場だけで態度を変えるのも面倒である。
ゼラスは、コポコポとポットから注がれる香りの良いそりに視線を向けていたが、やがてカップが自分の前にだされると、その金の瞳に笑みをのせてポトンと二つばかりの砂糖をおとした。
「……ねぇ」
「? なに?」
くるくるとかきまわすティースプーンがカップに当たる音が聞こえてくる。
「なんでわざわざ砂糖まで入れる必要があるの?」
「なによいいじゃない。砂糖のひとつやふたつ。客人に対してケチなこと言わないでよ」
「いえ、そうじゃなくて」
「?」
ゼラスは顔をしかめつつ紅茶を口にはこんだ。
「あなた魔族でしょ?」
「あら失礼ね、私にだって甘いか苦いかくらいわかるのよ。ヒトの生活習慣をとやかくいわないで。」
言って茶菓子にまで手を伸ばしている。
(ヒトの生活習慣…って、これで本当に獣王、務まってんのかしら…?)
神官ですらあんななのに…。などと、彼女は彼女で思いを巡らせているのだった。
「――で? 挨拶ですって?」
「ええ。」
カチャリと、カップにソーサーが置かれる。
「今ゼロスが、そちらのリナちゃんに接触してるわ」
「そのようね」
リナちゃん≠ニわざとらしく呼ばれた妹の名に、内心顔をしかめたが、ルナはその紅の瞳で、真っ直ぐにゼラスを見返した。
カーテンが窓からの風に揺らめき、日の光が磨きこまれた床板の上で大きくたゆたっている。
彼女――ゼラスの言う通り、時を同じくして二人の光と闇が言葉を交わしているのを、ルナは感じとっていた。
「事が終わってから、こうして来るのも悪くなかったんだけどね。あなたの悔しがる顔が見れたかもしれないから。」
くすくすと、手入れされた爪をした手を口元までもっていって笑う彼女。
それなさながら、なにかの精か、女神のようではあるが、そんな無害なものでないことくらい、承知の上である。
「でもそれじゃあつまらないじゃない?」
「だからわざわざ来たというの? 執務を放り出して?」
「それだけの価値はあるもの」
美しく、しかしそれはどこまでいっても妖艶な美しさでしかない闇。
ルナはすぅっと目を細めた。
背丈はゼラスと同じほどだが、その小柄な身体は彼女の妹とさして変わらない。
顔の造作が愛らしいというよりも、綺麗なつくりだ。
それが…、一瞬にして凍りついた。
時に人は追いつめられた時、その感情を沈めることがあるが、彼女のそれは違う。これはあきらかに――
(威圧するつもりなのね、この私を……)
実際、ゼラスに圧し掛かってきた圧迫〈プレッシャー〉は並のものではなかった。もっとも、これが互いに身動きがとれない状態のなるほど大きなものではなかったのは、双方を見ていれば明白ではあったが…。
「リナをどうしたいの?」
「あら、それを言っちゃ面白くないわ。」
ころころころと、鈴が転がるような音で、ゼラスは小さく笑った。
「心配しないで。彼女の危害を加える気はないわ」
すっと、細く長い指が唇の前にもっていかれる。
「だってこれは――」
ゆっくりとその指の向こうに浮かんだのは、悪戯っぽそうな笑み。
「ゲームなんだから。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「んー、いい天気ですねえ。」
丈の長い薄く青にかかったのドレスに、艶やかな黒髪が柔らかく流れ落ちた。
気持ちのいい風が吹く、午後のセイルーンの街を一望できるテラスは、いまや彼女の憩いの場でもある。
大きな瞳に伸びきった四肢。無駄なくひきしまった白い素肌は滑らかでいて、張りがある。
セイルーン第一王女。その名にふさわしい容姿は、一国の王女にしておくのすら惜しいほどである。
「今日も一日平和ですね。よし! 偵察おわりっ。」
「偉く簡単に済むんだな」
とたんかかった低い声音。彼女はそのシンプルなデザインの服をゆっくりと翻すと、声の主に視線をやった。
「あー、もうゼルガディスさん、入る時はノックくらいしてくださいよぉ。」
「ちゃんとしたぞ。お前が気付いたかどうかは別としてな」
絹拵えの、深い緑の縁どりに錦の刺繍をほどこした上着が目に入った。現場所は彼女の自宅――といっても一国の王室である。身なりは常に整えていなければならないことに、彼は少しの窮屈さを覚えていたのだが……
「もう慣れましたか? ここの生活。」
「まあな」
返される言葉は彼女に向けて、優しく心地よい響きをもっていた。
「ところでアメリア?」
「はい?」
暫く伸ばしている髪が、首をかしげたため、再びドレスの布地の上をさらりと滑っていった。
「…いい加減あげないか?」
「なにをですか?」
「婚礼の式典…」
「いやです。」
ぐさり。
きっぱりはっきり言われた言葉に、ゼルガディスはこめかみを押さえた。
ここ数年。彼女にこう言っては断られる日々がつづいている。理由は単純。
「考えてもみてください! お爺様がまだしぶとく生きて政治をこなしている今。父さんはまだ「王子」なんです。」
「い、いやそれはわかってる」
「仮に、かりにもしもお爺様が御隠居なされたとしても、まだ! 父さんが国王なんです!」
「だ、たからな。アメリア」
「あの父さんがそうそう、死ぬとは思えません。だったら!」
ここでびしぃっ! とばかりに人差し指をつきつけられる。そしてぽそりと一言。
「ゼルガディスさん。このままずっと「王子」の名がつくんですよ」
「う゛」
それは彼としても由々しき事態であった。
「なら、このまま父さんがゼルガディスさんに王位を譲るまで「次期国王」の名の許、静かに過ごしていった方が…」
ばっと広げられる両手。
「確実です!」
それを言われてはもう他に言いようがないというものである。
この婚礼問題。実は悩んでいるのはゼルガディス当人だけであって、実際他の関係者は、長女グレイシアがどうなっているのかということもあり、できるだけ保留にしておきたいところなのだ。
ぱたぱたぱたぱた…
「それに、そうもいってられないようなんです。」
「? どういうことだ?」
ばあ―――――んっ!
「母様と父様みーっけ!」
とたん、扉が勢いよく開いた。
はいってきたのは四歳くらいの同じ顔をした男の子と女の子。黒髪の良く似合うどちらも活発そうな子供である。
「こらっ、扉はノックしてから開くんでしょ。ちゃんといいつけを守らないと、母さんのような立派な大人にれませんよ!」
「はぁい」
(どこが立派なんだ。どこが。)
思わずつっこみを入れたいところではあるが、ここはぐっと押さえる。「母親」の時の彼女に口をはさんで、勝ったためしがないのだから。
「何をして遊んでたんだ?」
しゅんとする子供たちに、今度は彼が優しく問い掛けた。
すると、母親譲りの愛らしい顔立ちにぱっと笑みがさす。
「あのねあのね、」
「正義の味方ごっこ!」
「…………………………………………。」
なにか頭痛がしてきた。ゆっくりとアメリアを振り返ってみれば、なにやら満足気にうんうんと頷いている。
「それでこそあたしの子供です! まってて、母さんもすぐに下へ行くから」
「はぁ―――い」
ぱたぱたぱたぱたと、再び小さな足音が遠ざかっていった。
「ゼルガディスさんも一緒にやりませんか? 悪者役。」
「誰がやるかっ!」
うれしげに問う姫に、次期国王だかなんだかは即答していた。
「で? さっきの話の続きだが…」
言われてアメリアは思い出したようだ。とたん、澄んだ瞳が曇りをみせた。
(悪い知らせか……)
思い、舌打ちするゼルガディス。しかしアメリアはきっと顔をあげ、静かに告げた。
「…ガウリイさんが……消息不明になりました。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こんにちは、神代 桜でございます。コンチェルト第二弾は、ルナ&ゼラス様と、アメ&ゼルでいきました。お気づきですかー? 全部同じ時に別の場所で起こっている事です。
アメリアとゼルの子供。男の子にするか女の子にするか迷ったのですが選べなかったので双子にしちゃいました♪ アメリア。きっと美人になっただろーなーと思いつつ書いてみましたがいかがでしたでしょーか?
また心優しい方々。御感想などありましたらお願いいたします。

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7886Re:おもしろかったです月の人 9/22-11:28
記事番号7881へのコメント

 こんにちは、月の人といいます。では、感想です。
ルナさんとゼラス様のやり取りがよかったです。
こう、どちらも本心を隠しながら、相手を伺って話してるのがいいですね。
ゼラス様って、甘党なんですね。いや、なんかでもゼラス様ってとても魔族と思えないですよね。部下もあんな感じですし・・・(笑)
ゼルアメがあって嬉しいです。なんかこの二人っていいですよね。
おっ、子供がいたんですね。しかも双子ですか。かわいいでしょうね。
でも、やることが「正義の味方ごっこ」だなんて、さすがアメリアの子供ですよね。読んでて、面白かったです。
展開がよめないですね。ガウリイも消息不明になっちゃうし、ゼラス様の言った言葉もなんか気になりますし・・・というわけですごく続きが見たいですね。
では、変な感想ですけど、この辺でどうもありがとうございました。

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7888いつも本当にありがとですぅー神代 桜 9/22-13:29
記事番号7886へのコメント

こんにちは! 感想、いつもすっごくうれしいです。ありがとうございますねー。
>ルナさんとゼラス様のやり取りがよかったです。
>こう、どちらも本心を隠しながら、相手を伺って話してるのがいいですね。
にゃー、そういって頂けますか。もう毎日が悪戦苦闘なのに・・・。あ・思わず涙が・・・・・・。
>ゼラス様って、甘党なんですね。
え、砂糖二つて甘党ですか? 私なんか四つくらいポトポトと入れちゃいますよ(すっごい甘党なんです私・・・。)
普通紅茶っていったら二つが目安かなーなんて思って書いたのですが・・・。うみゅ?
>ゼルアメがあって嬉しいです。なんかこの二人っていいですよね。
ですよねー♪
>おっ、子供がいたんですね。しかも双子ですか。かわいいでしょうね。
>でも、やることが「正義の味方ごっこ」だなんて、さすがアメリアの子供ですよね。読んでて、面白かったです。
ありがとうございます。今回のアメリアはこの子供たちがキーになって動いてもらいたいのですが・・・・・・うまくいくかどうか・・・(はてはて)
子供たちはやっぱり頭脳のほうが父親譲りでしょーねえ。
>展開がよめないですね。ガウリイも消息不明になっちゃうし、ゼラス様の言った言葉もなんか気になりますし・・・というわけですごく続きが見たいですね。
ごめんなさい、なんにも考えてないです。授業中に学校で考えよ(おいおい)
>では、変な感想ですけど、
そんなことないですよー、とってもうれしいですから☆
それでは。

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7887コンチェルト 3神代 桜 9/22-13:12
記事番号7863へのコメント


「どういうことなんだ?」


「どういうこと?」


まったく同じタイミングで、しかしまったくべつの場所で。内容は違えど、疑問形としての意味なら同意の言葉が発せられていた。
平穏な日のぬくもりだけが包み込む、光の許での昼下がり。


ひとつめの質問は、セイルーン城内で答えられた。
「ええ、実はあたし、リナさん達にももう長く会っていませんし、ガウリイさんとのその……、その後っていうか…まぁ、気になりまして」
「確かめたのか…」
「……………………はい」
あう。
答えを返してきた姫に、ゼルガディスは思わずうめいた。
いくら平和だとはいえ、一国家の諜報員を各国に巡らしたというのだから。
「アメリア。」
「はい。」
そぉっと、上目遣いに愛らしい瞳がこちらをみる。
「そもそも民の税というものはだな……」
「あー、わかりましたわかりましたからっ! 今はガウリイさんの話が先決です!」
どうも彼が政治に携わってから、なにかとこのテの説教が多くなった。
そのことに胸中で少しばかりの吐息を漏らしつつ、アメリアは続けた。
「それで、実はリナさんとガウリイさん…、もう二年も前に別れたようです」
「なんだと!?」
思わず彼は声をあげた。
彼の目から見ても、実際にあの二人はこれ以上もないほどに似合いの二人であったのだ。
――にもかかわらず、なぜ……?
「あたしもそう思いました。リナさんはともかくとして、ガウリイさんがリナさんと別れると思えません。」
「確かにな」
そろそろ立っているのもなんだと思ったので椅子を引く。素材と造りはすばらしくよいが、飾りは少なく、控えめなものだ。
「それで、更によく調べてもらったところ、二人が別れたのが二年前の丁度いまごろで、お互い一度故郷に戻ったようなんです。それっきり二人は会っていないんですけど、どうも諜報員の話が妙で……」
「妙?」
訝しがるゼルガディス。下からは「母様まーだー?」などと、子供たちの声が聞こえてきている。
「ええ、なんでもガウリイさんはここ二年、ずっとリナさんを探していたようなんですが、その割には同じところをぐるぐる回ってるらしーんです。一方リナさんはリナさんで普通に旅をしているんですが、ガウリイさんのいる地方には、なにがあっても不自然なくらいに足を向けないとか……」
しばらくの間、二人の間に沈黙が続いた。アメリアは下の中庭で彼女を呼ぶ二人に「もう少しまって」と告げると、形こそそうでないとはいえ、目の前の伴侶の意見を仰いだ。
「リナの方は原因はわからんが、大方ガウリイと喧嘩でもして会う気がないという事で説明がつく。しかし――」
「ええ、ガウリイさんなんです。問題は。」
ふう、と聖王都の姫巫女は息をついた。
普通、人を探している人間といものは、四方八方手を尽くせる範囲であちこちを廻るものではないのだろうか? それが同じところから二年間も動かないというのは、果たしてどういうことなのだろう――?
「そしてそうしているうちに、ガウリイさんがある日こつぜんといなくなったんです。しかもその後、街の人々に聞いてみるとどういうわけか誰もガウリイさんなんて知らないって……」
「二年もそこで過ごしていたのにもかかわらず、ましてやあの容姿で…か?」
アメリアには頷くよりほかに返せる返事はない。
やがてぽつりと彼女は思いもよらぬことを漏らした。
「それであたし…、しばらくセイルーンをはなれようと思うんです。」
「なっ…」
「だって心配じゃないですかっ!」
がたんと立ち上がり、その勢いで椅子が倒れる。ゼルガディスといえば、最初の一言よりも、二回目の怒鳴り声のほうに面食らう。
「子供たちが生まれて四年……。あたしも色々と忙しくて、ロクにリナさん達と連絡もとれなくって…、気がついてみれば二人は別れたまま、おまけにガウリイさんは行くえ知れずで……」
ぐっと拳に力がはいっていた。
「あたし、リナさんに会ってきます! そしてこのこと、伝えてきます。」
「アメリア!」
「止めないでください! いますぐにでも出発するつもりなんですからっ」
掴んだ手を彼女は激しく振り払うと、ゼルガディスに向かって声を張り上げていた。
彼女がいちど言い出したら聞かないことくらい、彼は重々承知している。
(こういう場合、やはり俺がこいつの頬を殴って“いい加減にしろ!”の一言や二言、怒鳴りつけるのがセオリーってもんなんだろうが……)
しかし彼にはそんな熱血根性まるだしな事をする気はさらさらない。これが互いに逆の立場であれば可能性はなきにもあらずというところかもしれなかったが……。
「アメリア。」
とりあえずこの姫を落ち着かせることが先決だ。
彼女の細い両肩にそっとその手をのせると、落ち着きのある声で彼は話し掛けた。
「少なくとも今はだめだ。」
「どうしてっ、あたしが王女だからですか!? だったらゼルガディスさんだけでも行って下さいっ、どうせまだ籍もいれてないんですから、国にはもともとは必要ないでしょう!!」
失言――。
それに気付いたのは、彼女が自分でそうまくしたてた後だった。
“ごめんなさい”
言おうとしたが先にこぼれたのは瞳いっぱいにたまった涙の方。しかし
「そうじゃない」
掛けられた言葉はよどみなく、彼女に向けられていた。
「子供たちがまってる」
「あ……」
弾かれたように、アメリアは顔をあげた。扉をみれば、おそらく待ちかねたのだろう二人の子供が、不安げな表情でこちらをみている。
「あ…、え・と……」
小さな少女が言葉につまる。
「ちゃんと、言われたとおりノックしたよ。……聞こえてなかったかもしれないけど」
幼い少年が上目使いにこちらを見た。
「母様、どうかしたの……?」
――あたしは…、なんていったらいいんだろう?
しかし思ったのは一瞬のこと。彼女はすぐに、母親の笑みを浮かべた。
「ううん、なんでもないわ。待たせてごめんね、さぁ行こう?」
「うん!」
安堵の表情で子供たちは答える。アメリアはゼルガディスを見上げた。
「今夜、父さんに相談してみますね。これからのこと。」
「ああ。」
ぽん、と頭に手を乗せる。微笑む彼女をみつめながら。


そして、ふたつめの質問は緊迫した雰囲気の中、響いていた。
「大したことじゃないわ。ゼロスが勝てば私の勝ち。リナちゃんが勝てば、あなたの勝ち。単純なゲームよ。」
「だからなぜ、そういった事になるのかしら?」
「わからない?」
「できれば説明をお願いしたいのだけど。」
あくまで静かに、ひとつの動揺もみせないルナに対して、ゼラスは確かな手応えを感じつつ、紅茶をまた口にはこんだ。
「周りの二人がうるさくてね。リナちゃんの抹殺を要求してきているのよ。一時期行動を共にしたゼロスになら簡単だろうって……」
「覇王と、海王?」
「そ。とくに覇王はかなりキレちゃってるわ。以前の失敗がよほどこたえたみたいね。」
「それなら、覇王が自分でやればいいことでしょう?」
「それを私がストップさせちゃったから口やかましく言ってくるのよ。」
ルナの反応は純粋だった。自分がどれほどもったいつけようと、こちらが核心をついた話を持ち出すまで、素直に首を傾げている。
いつになったら、どんな話を持ち掛ければ、彼女はその冷静さを失ってくれるのだろう。彼女が取り乱し、瞬時にして視界が遮られるのは、どん時なのだろう。
そればかりを、ゼラスは頭の中で張り巡らせていた。
そう、彼女は同族である魔族よりも、相対する神族よりも、混沌の海へ還るという望みよりも、目の前の赤竜の騎士になんとも言い難い執着をもっていたから。
「――なぜ……?」
「大した理由もなく秒殺にもちこむには、惜しい存在だったからよ。」
それがひとつ――
「まだまだ、利用の価値もあるしね。」
それがふたつ――
「彼のお気に入りでもあるし?」
「それは例外。」
問いかけた言葉はあっさりと打ち消された。
「私が殺すといったら、部下のお気に入りもなにもないのよ。」
知っているでしょう?≠ニばかりに向けられた金の瞳は、斜陽に反射して、ぎらぎらと光っている。
ルナは、ゆっくりと口を開いた。
「でも、まったく考慮に入れていないわけでもないのでしょ? だってあのふたり……」
紅と金。二つの色がぶつかった。
「切り離せば離すほど――」
今度は彼女の口元に笑みが浮かぶ。薄紅の唇に、小さく花がひらいた。
「求め、巡り合うことをやめないわ。」
にっこりと女性らしい微笑みをうかべてみせる。
「わかってるわよ。そんなこと…。私が言いたいのは、あの子達のことじゃなくて……」
「私の足枷にもなるし……と?」
それがみっつめ――
(わかってるんじゃない)
ゼラスは胸中で舌打ちする。
わかっていて、この女は言ったのだ。妹を――リナを殺すことはすなわち、ゼロスの中から永遠に、あの少女が消える事なく存在し続けるであろうことを、再確認させるために。
今はそれを実行してはいけない。夢中で玩具と遊ぶ子供から、突然それをとりあげることは、のちに反旗を翻す動機へと繋がっていく。
つまりは彼女にも、向こうにもメリットはなにもない。
(いやな女。私が駈け引きに失敗するなんて…)
しかしゼラスという魔族はそれでは引き下がらない。
例えリナに手を掛けずとも、こちらが立場上は上にあるのだ。
もうゲームは始まっているのである。それも一方的に。そしてルナは、それを受けざるを得ない。
「つまりはそれで、ちょっとはリナちゃんをいじめないと、周りに示しがつかないのよね。」
シャラン…。彼女の腕にかかったリングはルナの前で、不思議な音をたてて鳴っていた。
「それが口実……」
「ご栄察ね。」
ゼラスの形のよい唇が、満足げにゆるんだ。
「出会って数年。一回目のゲームは瞑王を利用して。次に覇王が仕掛けていくのを、あなたは高みの見物と決め込んで、見事彼が痛手を負い、将軍か神官か、彼の手駒が消えるのを待った。」
「ええ。」
ルナは静かに言葉を並べている。ゼラスにとって、これこそが彼女といる楽しみの余興だということも知らずに。
「これで土台は完了。あとはこうしてリナの抹殺を迫られるのを待って、それを口実にゲームを仕掛ける。私は受けざるを得ないからね。そして今度は見かねた海王がリナへ立ち向かい、失敗するのを待つだけ。」
ぱちぱちぱち。
小さな拍手が響いた。ゼラスの笑みが、いやなくらいに視界にはいる。
「やっぱり私が見込んだだけはあるのね。」
「あなたの嫌味な性格から考えるとね。他に思い付かないもの。」
ルナは一気に肩の力を抜いた。ここまで図星であるにもかかわらず、彼女は動じない。ということはもうすでに…
(罠にはまっているのね。私自身が…)
高く天井を仰いだ。唯一抜け出せた罠といえば、決してゼラスがリナを殺す事は、ルナにとって弱みとはならないということだけ。
「ゲームのルールは簡単。」
間を置く事なく、ゼラスは告げてきた。
長い時間に思えた昼下がりの一瞬――。
「どちらかの手駒が負けを認めるか、どちらか本人が負けを認めるか……。ね?実に平和的なゲームだと思わない?」
つまり言い換えれば、手駒はどんな情況におかれようと、死に逃げることはできず。また本人は、それを耐えることしかできない…。
「ひどいことをするのね、あなたって」
しかしそう言ったルナの言葉には、憎悪の念さえもこもってはおらず、その言葉自体に、なんの意味ものせられてはいなかった。
「怒らないの?」
「あたり前よ、だって…」
小鳥のさえずる声が窓からきこえてくる。季節は春から夏への準備をしているところ。
紅の瞳にはかすかに、奥になにかを宿していた。
神とも人ともつかない、彼女だけの意志が、そこにはあった。
(まさかこの娘、スィーフィードの一部ごと、既に取り込んでんじゃないでしょーね…。)
思っても始まらない事に…、しかしその可能性になぜか期待をこめつつ、獣王は微笑む彼女の言葉を、黙って聞いていた。
「だってそれは、リナとフェアで戦ってくれる…ということでしょ?」
――やられた。
次の瞬間、すでに勝負の決着でもついたかのような表情が、二人の間にあった。
こうなればもう後は苦笑するより他に思い付かない。
「いいわ、その条件で。ゲームは今夜、月の下で……ね」
それは午後の、麗らかな昼下がり


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きゃー、ゼロスとリナはどこー、前フリ長すぎよぉ私ぃ〜。
…・はい、コンチェルト3をお届けいたしました。ああ、ここで読むのをやめないでください。馬鹿はバカなりにガンがんばってるんでございますうぅぅぅ。
あぁ、ルナさんたちしゃべりすぎ…。ゼラス様一体何をお考えあそばしておりますのー?
次、つぎこそはゼロスとリナちゃんです。はい。いつになるかは知りませんが…。
ではでは♪

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7891Re:続きがきになります月の人 9/23-01:25
記事番号7887へのコメント

 こんばんわ、月の人といいます。では、感想です。
リナちゃんとガウリイ君が2年も前に別れてたなんて・・・
多分、別れを切り出したのは、リナちゃんでしょうね。
それにしても、普通にリナちゃんは旅をしているのに、ガウリイ君に出会わないなんて、おかしいですね。何かあるんじゃ・・・う〜ん、深いな。
アメリアちゃんってば、相変わらずやさしいですね。リナちゃんとガウリイ君を見つけるために、旅立とうとするなんて、それに声をかけるゼルガデイスさんもやさしくてよかったです。これからのアメリアちゃんとゼルガデイスさんがどういう行動をするのかとても楽しみですね。
ルナさんとゼラス様のお話もなかなか興味深かったです。この二人の駆け引きはいいですね。
やっぱりリナちゃん狙われてたんですね。う〜ん、海王様はともかく、覇王様にとっては、滅ぼすべき相手なんですね。わかる気が・・・(笑)
それを今止めているゼラス様、何か考えがあって止めているんでしょうね。
もしかして、このゲームのためにとか・・・考えすぎですね(笑)
すごく続きが気になるので、また読みますね。
ちょっと話は変わるんですが・・・「ゼラス様って甘党ですね。」というコメントは間違いでした。私も平気で4つぐらい入れますし、もうっ、何勘違いしてたんでしょうね。お恥ずかしいです。
では、この辺で、どうもありがとうございました。

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7905気になっちゃだめです(笑)神代 桜 9/23-15:44
記事番号7891へのコメント

> こんばんわ、月の人といいます。
あは♪ こんにちは〜。根気よく読んでくださってるんですね―。感謝感激ですう。
>リナちゃんとガウリイ君が2年も前に別れてたなんて・・・
>多分、別れを切り出したのは、リナちゃんでしょうね。
いえ、1にも書いたとおり、別れるきっかけは単に郷里に帰るってコトだけで、二人とも「またそのうち会えるでしょう」って感じで一時期旅を中断しただけなんです。一応この設定ではね。でも一向に会えなくて、リナは「仕方ないか」とゆー感じでそのまままた旅立ちましたし、ガウリイも「会わないなー」とか思いつつ彼女を捜してたらこうなった・・・ようですね。
>それにしても、普通にリナちゃんは旅をしているのに、ガウリイ君に出会わないなんて、おかしいですね。何かあるんじゃ・・・う〜ん、深いな。
ガウリイは魔道の知識ありませんからね。閉じ込めておくのは彼のほうがやりやすかったのでしょう。(言ってる意味、今の段階ではわかんないでしょうけど)
>アメリアちゃんってば、相変わらずやさしいですね。リナちゃんとガウリイ君を見つけるために、旅立とうとするなんて、それに声をかけるゼルガデイスさんもやさしくてよかったです。これからのアメリアちゃんとゼルガデイスさんがどういう行動をするのかとても楽しみですね。
この度のゼルはアメリアのストッパーとしてしか動きません〜。つまんないですよぉー。私の書くゼルは。
>ルナさんとゼラス様のお話もなかなか興味深かったです。この二人の駆け引きはいいですね。
あははー、地文に何を書こうかいつも迷うんです。なにせこの二人、喋ってるだけで動作ないんですもの(めそめそ)
>やっぱりリナちゃん狙われてたんですね。う〜ん、海王様はともかく、覇王様にとっては、滅ぼすべき相手なんですね。わかる気が・・・(笑)
なんか覇王って面倒くさがりに見えるんですよ。作戦とか部下まかせだし・・・。だから余計腹が立つんじゃないでしょーかねえ? あーゆータイプって自分が動かない割に、よく怒るじゃないですか(キライですわ私。覇王様って♪)
>それを今止めているゼラス様、何か考えがあって止めているんでしょうね。
>もしかして、このゲームのためにとか・・・考えすぎですね(笑)
ウチのゼラス様はもうはっきりいって、とことん魔族ですが、とことん魔族に反抗的です。
あぅ、やっぱオリジだよな。コレ。
>すごく続きが気になるので、また読みますね。
いやあぁぁぁ! そんなこと言わないでくださいぃぃぃ。続きが書きたくなるじゃないですか(書けよ、さっさと)
うみゅー、受験勉強しなきゃなー。高校いけないしー。でも小説書きたいよぉぉ。
とまあ、愚痴はおいときまして。これで失礼させていただきます♪

神代 桜拝