◆−I for you(前)−松苗 潤(9/30-16:00)No.7962
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7962I for you(前)松苗 潤 9/30-16:00


はううぅ〜。ついにかいてしまった・・・。ゼルアメです。実は小説書くのはじめてなので、ちゃんと話になってるかどうか不安です・・・(汗)暇つぶしにもならないかもしれませんが、よんでいただければ嬉しいです〜。ではのちほど・・・・

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 「おおっ!や〜っと見えてきたわね〜。」
 「よっしゃあ!!これでやっとまともな食事にありつけるってもんだ〜。」
 丘の上に広がる街を見下ろし、栗色の髪をした16,7の少女は喜びの声をあげ、同時に身を乗り出すように少女の前に出て来た、美しい金髪の長身の男は、拳をぐっ、と握りしめ、大袈裟に感涙にむせいでみせる。 
 「ここのところ、ずっと野宿続きでしたからねー。」
 なにやら感動に浸っている二人の後ろで、年の頃なら15,6と思われる艶やかな黒髪をした小さな少女が、しみじみとした口調でため息まじりにつぶやいた。
 「しかしまぁ、あれくらいの小さな街じゃ、食えるものもたかがしれてるだろうが・・・、食料庫ごとリナたちの胃袋におさまるのがオチだな。」
 「・・・・ゼルガディスさん・・・・。冷静な顔してそんな現実味のある冗談言うのやめてくださいよ〜。」
 シャレにならないことを言う男ーゼルガディス見上げ、黒髪の少女はやや非難じみた声をあげた。
 「その上、今の俺たちの懐の状況からして・・・今回の食事代は、お前名義のツ ケになりそうだな、アメリア。」
 「う゛ぅ〜。」
 急に痛み出した頭をおさえながら、アメリアは眉間にしわをよせ、うらめしげにその青年を見上げる。

 深くかぶったフードと、口元を覆うマスクの間からうかがえるその青黒い肌は、決して人のものとは言えなかった。

 「なぁ〜に後ろでウジウジと言ってんのよ!ゼル!アメリア!!ほらガウリィ! あんたもぼさっとしてないで、さっさと街に行くわよ!あぁっ!!ニャラニャラ のムニエルがあたしをよんでいる〜〜〜〜@」
 「はっ!リナ、おまえ一人で街の食料食いしめる気だな!?そうはさせるか!! 俺のウニャランのパスタ〜〜〜〜!!」
 先を争うかのように丘を駆け下りてゆくリナとガウリィを呆れたように見つめながら、アメリアはゼルガディスに声をかけた。
 「とりあえず、私たちも行きましょうか・・・。」
 「そうだな。」
すでに点になっている二人を追いかけるために駆け出そうとしたその刹那ー

 「きゃああああぁぁぁっっ!!」

 まさに“絹をさくような”という言い表しのふさわしい、甲高い女性の悲鳴が二人の耳に届いた。
 「今のは・・・!?」
 「森の中からです!行ってみましょう!!」
 彼女特有の正義感に身を包み、アメリアは、だっと森の中に入っていった。
ゼルガディスそれに続き、マントをひるがえすと、少女の後を追って、森の中へ入って行った。


 「誰か・・・だれかぁぁ・・・!!あぁ・・ティム・・・!!」
 鬱蒼と木々の茂る、暗い沼気の立ちこめる中、そこには三体の影が動いていた。
一つは、先ほどの悲鳴の持ち主と思われる30代前半の女性。
倒れ伏したその背中からは、おびただしい量の赤い液体が流れている。
なにか獣の爪のようなもので切り裂かれてできたその3本の傷口から溢れでる血液は、着ている服はもちろんのこと、女性の長く黒い髪までも紅く染め上げていた。
 「ティム・・・!ティムぅぅ・・・っっ!!」
 それでもなんとか上半身をおこし、目の前にある二つの影・・・いや、小さな一つの影へと手を伸ばす。
悲痛な叫びとともに、地面へと広がる紅い池は、徐々にその面積を広げつつあった。

 「・・・お・・母・・さん・・・」
 ティムと呼ばれる、母親と同じ黒髪をした、おそらくまだ5,6歳とおもわれるその少年は、為すすべもなく、自分の母親を見つめていた。
その少年の額からも、細く、紅い糸が流れている。
 朦朧とした意識の中、少年は自分を宙づりにしている“それ”に視線を移した。
目があった瞬間、“それ”はニヤリと口の端を上げ、その口から白く鋭い牙をのぞかせた−・・・

 「爆煙舞(バースト・ロンド)!!」

 無数の火の玉が舞い、辺りを白煙が被う。                  
 「ギャオオォォウゥ!!!」                                                             そのうちの何発かが“それ”に命中し、たまらず“それ”は少年から手を離し
た。少年の体が地面にたたき付けられる直前に、白い影が飛び出し、少年を受け止める。

 「人狼か・・・!」

 小さく舌打ちし、少年を抱えたまま、ゼルガディスは目の前の獣人を睨み付けた。
 「大丈夫ですか!?しっかりしてください!!もう安心していいですから!」
 アメリアは、ゼルガディスが少年を受け止めるのを確認すると、すぐさまその母親のもとへ駆け寄り、“復活(リザレクション)をかける。
 「そっちはどうだ?!アメリア!!」
 「・・・出血がひどいようですけれど・・・大丈夫です!まだ間に合います!」
 「そうか・・・。」
 少女の言葉に軽く息を吐き、ゼルガディスは、先ほどから唸り声をあげ、こちらを睨み付けている獣人へと、体の向きをかえた。



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 なんだかなー・・・。結局シリアスっぽくなってしまったわ・・・(汗)ゼルアメもぜんぜんないし・・・(死)しかも続きもんだし・・・。全部書き上げていきたかったんですけれど・・・そろそろバイトの時間になるんでしつれいさせていただきます・・・(死)


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7994いきなり戦闘(笑)葉夢 E-mail 10/1-19:33
記事番号7962へのコメント

 こんにちわ! 初めまして! 葉夢と言います!

 最近ここの小説を読み荒らしてるんで(笑)
 私の目標は全小説を読むこと! そして感想書きまくりの言いまくり!
 したがって、自分の小説が書けない……(涙)
 ま、んなことより、感想いきます。
 短いかもしれませんが、そこは許してやってくださいな♪

 突如襲われる親子(?)!
 それに駆けつけたぜルとアメリアはすごいっ! つーか普通?
 リナとガウリイは人の命より、ごはんの方が大事っぽい(笑)
 それとも気づいてなかっただけかも!?

 最後の文から考えると、戦うのはゼルかな?
 アメリアは回復役!
 あ〜あ。戦闘の場面は結構書くの難しいんじゃないかな〜?
 まぁ、がんばってください(←完璧他人事)
 私は私で続きを書かなければっ!

 楽しみにまってますね。後編。
 それでわ! 葉夢でした〜!

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7997Re:I for you(前)うさびん 10/1-23:38
記事番号7962へのコメント

はじめまして!うさびんと申します。早速ですが感想を書かせていただきます。
いきなり事件に巻き込まれるゼルとアメリアでしたね。
この母子はどう関わってくるのか気になります。ゼルアメと言うことでもちろん楽しみです。
続きを期待してますのでがんばって下さいね。