◆−コンチェルト7−神代  桜(11/6-00:11)No.8114
 ┣はじめまして!!−ユノア(11/6-06:28)No.8116
 ┃┗ご感想、すっっっごく嬉しかったです!!−神代  桜(11/7-01:53)No.8119
 ┗な、なんて素敵……−庵 瑠嬌(11/10-14:44)No.8151
  ┗Re:な、なんて素敵……−神代  桜(11/14-21:27)No.8168


トップに戻る
8114コンチェルト7神代 桜 11/6-00:11



気候は年間を通しても比較的すごしやすい。四季は一応あるものの、夏にその暑さでうだることもなければ、冬に凍えて暖炉の前にかじりつくこともない。
そう、この街はそんな、平和の言葉が似合う街だった。
大通りには数々の露店が立ち並び、あの店は自国の穀物を。ある店は香ばしい匂いを立ちめかせながら、行き交う旅人などに串焼きなどを売っている。そして、当然若い少女たちなどの好む飾り物なども薄い布の上に並べられていた。
「これなんかどうだい? これでもセイルーン製さぁ。」
そんな中、一人の老婆がこちらになにやらきらきらと光る小さなものをさしだしてきた。
「? なんだ? これ」
「お守りさぁ。ほらこうして太陽にかざすとねえ、七色に光りがわかれるようになってんのさ。今日は記念日だから限定品だよ」
言って老婆はこちらの目の前までついっとばかりにつきだしてきた。
どこも同じ角度でカットされた水晶のようだ。銀色の細長いチェーンでつながれたそれは、しゃれた腕飾りのようなデザインで老婆の骨張った手の中で輝いている。
「――記念日? なんのだ?」
顔をあげて聞いてみる。長く伸ばしたままの金髪が片目にかかるが気にしない。蒼い瞳は純粋な色をもって、その奥でゆれている。
「おやおや、傭兵なんぞをやっていると情報もはいってくるだろうに…。今日はセイルーンの王女様の結婚記念日さぁ。だからこれは王女様御自身がデザインされたものなのさ。それで今日限りの限定品…。ほれ、買うのかね? 買わんのかね?」
「あ・もらうよ。いくらだ?」
せかすようなその老婆の声に、金髪の剣士は慌てて手をだした。
(記念日――か……)
思いも記憶も雑踏の中に紛れる。
――あれから、どのくらい経ったのだろうか……?


「やーだ、彼女へのプレゼントぉ?」
そういって昼間買ったお守りをつまみあげたのは、薄茶の髪の女性だった。
「ああ、ルイノさん。」
夕方の酒場の賑やかな中で、ガウリイはふと顔をあげた。肩より少し長めにのばした髪と口元の小さなホクロ。確か今年で二十二と聞いていたが、いってもまだ愛らしい少女のような面影がある。
この酒場の看板娘であるが、これでも一児の母である。
「めっずらしいわねー。ガウリイさんがこーゆーの買うな・ん・て」
へえー。とばかりに目線よりもやや高めに持ち上げると、ぱっと切り替えしてガウリイの顔を下からずいっとのぞきこんだ。
「例のリナさんってヒトにあげるんでしょ?」
「へ?」
「そーぉだそおだ。絶対そーにきまってる! いいなー、あたしもダンナからこんなのもらいたぁーい。ね・これセイルーンの王女様のお守りでしょ?」
「んー、ああ。そーいやぁ店のばーさんがそんなこと言ってたっけなあ。」
ぽりぽりと頭を掻いてみる。のほほんとした顔はなにも考えてはいないようには見えるが、いろんな人間と会う機会の多いルイノにとっては、彼の力量を察するくらい、わけもないことであった。
「ま・いいわ。お客さんも込んできたみたいだし…。またいつもみたく上に部屋とってあるからいつでも休んでいいわよ。」
「あー、なんか悪いなぁ。俺あんま手伝ってないのに…。」
「いーっていーって。うちの子に剣教えてくれてるんだから。それにもうボディーガードも兼ねてくれてるしさ。たまに来るタチの悪い客なんかの時に助かっちゃうし。」
へへっと笑ってみせる。コト、コト、とテーブルに並べられる料理は彼女の手作りだ。
「ねえ、ガウリイさん」
「ふぉい?」
「なんでさあ、リナさん≠ニこに戻らないの?」
「んー、そうだなあ…」
口にほおばっていた料理を飲み下すと、彼は首を軽くひねっってみせた。
理由など簡単だ。戻らないのではない。戻れないのだ……。
「べつに再会を誓ったってわけでもないし、ま・会わないんだったらそれはそれで縁がないってことなんじゃないのかぁ?」
街と郊外の境で歪められた空間――。もう、何度抜け出すことを試みただろうか……?
「こら―――! ルイノぉ、注文とってくれよお。」
「あ・やば。じゃねガウリイさん。いい加減、リナさん£ヌいかけにいきなよ。じゃないと他の男にとられちゃうゾ!」
店の奥から聞こえてきた主人――つまりは彼女の夫となるわけだが――の声に、ルイノはひらひらと手を振ってその場を後にした。
カラン…
薄い琥珀色の酒に浮かんだ氷が小さくくずれる。
そうだ。彼女は今どうしているだろうか。この抜け出せない街の外で。
「もう、俺のことは忘れちまったかなぁ…。」
今はもう誰とも取り合いをする必要もなくなった料理に手をつけながら、彼は虚空をみつめていた。
半年前だ。あの栗色の髪の少女とわかれたのは。そう、たった…半年前のことなのだ。
「リナ――…」
すっと、額に手の甲をおしつける。
まさか離れる日がくるとはおもってみなかった。いや、またすぐに再会の日はくると――
(甘かったな。考えが。)
ふっと短く息をはくと、さっさと食事をすませることにした。
考えてもはじまらないのだ。この場で動くこともできない自分には、彼女になにかしてやることもままならないのだから…。
そう、例え自分がこの街でのうのうと動かずに生きてる間に、彼女が魔族の手に落ちていようとも……。
(いっそのこと、空間歪めちまった魔族当人がでてきてくれれば、話は早かったんだけどな)
しばらくの間、魔道士である少女といたのだ。これが魔族による異変だということくらいは彼にでも理解できた。
――手放さなければよかった。
それだけが悔やまれてならない。なぜあの時、自分はあの少女の許を離れてしまったのだろうか…

“あたし、いっかい郷里に帰ってみようとおもうのよねー。”
言い出したのは少女の方だった。
栗色の髪を片手でもてあそびながら放たれたその言葉は、まるで市場へ買い物をしに行こうとでもいうような軽い響きしかもってはおらず。
“あんたもさー。にーちゃんとかっているんでしょ? たまには顔だしにいってあげれば? もう長い間あってないんだし。あたしも久々にねーちゃんにしごかれてくるわ”
にっと笑った彼女に、あの時なにかを言うことはできなかったのだ。

(言えばよかったんだ。)
『一緒にいこう』と。彼女がたとえその言葉に戸惑ったとしても、必ず受入れてくれたはずだ。
そう、あの時彼女を手放すことさえしなければ。ちゃんと繋ぎ止めてさえいれば……。
からん…
再びグラスの中の氷が無機質な音をたててくずれ溶けた。
(――ぺつに愛してるとか、そんなんじゃなかったんだ。)
酒場のランプにアルコールがつぎたされる。
淡い炎にてらされた店内は、これからが一番の賑わい時となる。視界にはルイノが慌ただしく駆け回るのが入った。
(ただ――)
胸中でつぶやいたその言葉は、もしかすると言い分けじみていたかもしれない。
(ただ…、誰にも渡したくなかっただけなんだ……!)
「それではリナさんは手に入れられませんよ?」
「――!」
弾かれたようにふりかえる。
声のした方に相手がいるとは限らないと自分に忠告をしながら…
「――…ゼロ…ス」
しかし相手は動くこともなく、場違いなほど静かに後ろの席に座っていた。
切り揃えられた夜色の髪。まとう法衣は漆黒に彩られ、白い面には張り付いたような微笑がうかんでいる。
「おや、覚えてらしてましたか。てっきり僕の事など忘却の彼方へと追いやられているものとばかり思っていましたが……。
――お久しぶりです、ガウリイさん。」
にっこりと、まるで敵意のない友好的な笑みが金髪の青年の眼に映る。
いつからそこにいたのか…、カンのずば抜けた彼でさえもわからなかったが、確かにそれは獣神官であった。
数年前、彼らの前に現れた姿となにひとつとして変わらずに――
「まあつのる話もありますし、行きましょうか?」
言ってすっと彼は人差し指を宿となっている二階へとむける。
そこの廊下の突き当たりが、この数ヶ月間ガウリイが厄介になっている部屋だった。


「ま、てきとーに座ってくれ。」
パタンと閉められた部屋のなか、ガウリイは手近にあった椅子をひきよせながら、ついてきた神官に声をかけた。
漆喰の壁に板張りの床、どこも埃ひとつなく清潔にしてある。南の壁にひとつある窓際には、小さな花が飾られていた。
「しかし意外ですね」
「なにがだ?」
最後に椅子を前後逆さまに座り、背もたれに腕をかけたガウリイを一瞥して言ったゼロスに、彼はのんきそうな声をあげる。
「僕はてっきり、あなたは今頃リナさんとお幸せに第二の生活を楽しんでいると思っていたんですけれどねえ。」
特にどこに寄りかかることもなく、ゼロスは窓の外を仰ぐように視線を映していた。
大通りの市場は夕方だというのに相変わらずの賑わいをみせている。
「いったい何があったんでしょうか…?」
「それが…………、俺にもよくわからん。」
「おやおや、呑気にかまえてらっしゃるんですねえ。」
はたからみれば世間話でもしているように見えたかもしれない。片方は微笑を浮かべ、片方はひとなつっこく笑っているのだから。
「なんかどーも空間が歪んでるみたいなんだよなー。しかし俺じゃどうにもできんし…。すまんゼロス、なんとかなんないか? リナのことも心配だしな。」
「そうですねえ……。助けてさしあげたいのはやまやまなんですが、これも仕事なので。ご了承ください。」
「そういうわけにもいかないんだけどなー。」
がしがしと頭をかくガウリイ。
「なあ、お前さん俺なんかを閉じ込めたってなんのトクにもならんぞ。光の剣ももうないしな」
「おやご心配なく。リナさんをつる餌としては、充分価値がありますよ?」
……――。
ゆっくりと、彼は顔をあげた。目に映るのはまるで人形のように微動だにしない笑みのみ。
おそらく〔彼女〕以外には他の顔などみせる気もないのだろう。
そんなことを思いつつ、視線は魔族からはなさない。
「今度はリナになんの用だ?」
「聞いても仕方のないことですよ。どうせあなたはリナさんの“保護者”でしかないんですから。」
「――?」
「自己満足…とでもいうのでしょうね。こういうのを。あなたはリナさんの隣りを陣取るためだけに、保護者という最適な位置に居座った。けれど……、最悪の立場でもあるんですねえ。」
ふわりと、ゼロスが椅子もない空中に腰掛けるようにして足を組み、組んだ手を膝の上に軽くおいた。
「しょせん、保護者は保護者ですから……。それともこのまま成り行きまかせに彼女と一緒になれるとでも思っていたんでしょうか。ねえ、ガウリイさん?」
「…なにが言いたいんだ?」
向けた青の瞳に、ちらちらと鋭い光が宿っている。ゼロスはこれに対して笑うよりほかなかった。
(ほんとうに。リナさんの名をだせば面白いくらいに、こちらの思う通りに動いてくれるんですねえ…)
神官はいったん目を閉じると再び笑みを浮かべ、すっと人差し指をたててみせる。
「ひとつ忠告させていただきます。例え『あの時』あなたがリナさんを引き止めたとして、彼女があなたの申し入れをうけたとしても……」
指が目の前でリズムよく振らされる。そして、相手の声のトーンも変わることはなかった。
「彼女はあなたのものにはならない。」
「……へえ…」
吐き出した言葉は自信に満ちていたように自分でも聞こえた。
「いってくれるなー。…だがなんでお前さんにそんな事が断言できる――?」
「彼女を一番知っていますから。」
ぴく。
その即答した言葉に一瞬、ガウリイがそう表にはださなかったものの、過剰に反応したのをゼロスは見逃していなかった。
「あなたがリナさんに見ていたものは、少女である彼女の断片でしかないんですよ。
いっそのこと、リナさんがあなたを狂うくらい愛していたのであれば、彼女も簡単に壊れてくれるんでしょうけれど……、あなたはそれすらもまっとうしてくださらなかった。」
はあっとゼロスはわざとらしく嘆息した。しかしそれでもやはり、表情はかわらないのだ。
「結局は、中途半端な位置に立ち続けたわけですよねえ。だから、袂を別って正解だったんでしょう。あのままずるずるとあなたが手放さなければ、彼女はいずれ、進んで魔族側(こちら)にきたでしょうから……」
「そんなわけ――…」
「ないと断言できる根拠は一体どこにあるんでしょう?」
ゆらりと、闇がうごいた。――いや、実際はゼロスがこちらへと一歩かるく踏み込んだだけだったのだが…。
「ならガウリイさん、試してみましょう」
「なに――?」
「論より証拠です。ご自分で確かめてみてください。」
「はっ」
思わず笑いがもれた。いや、これこそ嘆息だったのかもしれない。もう、もどることはできないのだ。悔やんだあの日へは…
「いいえ。」
声が、虚ろに響いた気がした。ガウリイは思わず顔をあげる。
「そう、試してみればいいんです。時間は後一年半もあるんですから…」
「……?」
思わず眉をよせてみた。いや、そうしたような気がしただけだったのかもしれない。視界が異様に悪いような感じがする。
(意識――…が……)
呟くのも既に胸中のうわ言と化し……
(――?)
手になにかを握っていたことだけは思い出せた。それは小さく二・三度光り…
(今日買ったお守り…か……)
認識したときにはもう他ことすら把握できない状態にあったのかもしれない。
ただ、声だけが残っていた。
“――ええ、試してみてください。何度でも、納得のゆくまで……”

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

きゃ――――――! だんだんしょーもなくなってるぅ!!
と叫ぶだけ叫びつつもこうして投稿してしまう私、神代 桜でございますぅ…。
はう、もう7まできてしまったんですね。ああ、一体いつになったらおわってくれるのコレ…。って感じなんですけれど。
よんで下さっている心のひっろおぉぉぉぉぉい数名の皆様、どうぞ宜しければ最後まで見届けてやってください。よよよ。それでは♪

トップに戻る
8116はじめまして!!ユノア E-mail 11/6-06:28
記事番号8114へのコメント

はじめまして、神代さん。
ユノアと言います。

また、調子にのって、今更ながらなのに、感想を書かせて貰いました。
ごめんなさいぃぃっ!!!
本当は、前々から、神代さんの小説を読ませて頂いてたのに、何一つ感想を
述べずに失礼してまして・・・・・
実を言うと、私が最初にここに来た時に、最初に読んだ作品が
神代さんの「幾千年」だったりするんですよぉ。
あの頃は、一度、ここに偶然、訪れて依頼、今の今までこなかったと・・・・・
いえ、これなかったってのが、実状でした。
で、この頃は頻繁にきてるのですが・・・・
って、言い訳意外のなにものでもありません!!すみません!!
それに、わざわざ、こんなことを述べる必要もないような・・・・
本当に、ごめんなさいぃぃぃ!!!
失礼ついでに、今更ながら「幾千年」について、少々。
あの作品を読んだ時、衝撃を覚えたんです(大袈裟ですが・・・あ、良い意味でですよぉ)。
自分も小説を書く身(ごめんなさい、そんなたいそうなモノではないんですが)だったもので、こんな風に綺麗に、切なく書く方もいらっしゃると・・・・
あああ!!!すみません!!やっぱり、言葉が足らなくって・・・・・
だから、感想は控えていたのですが。
それで、ですね、「幾千年」、これは、頭から離れなかった作品。
それ程印象的だったんです。
何を今頃、調子こいてって思われそうですが、そうなんですよぉ。本当に。
だったら、その時にちゃんと感想を書け!!だと、自分でも思うのですが、
やっぱり、今のように、感想と言えない、感想になると思ったので、書けなかった次第なんです。
ごめんなさい!!失礼極まりない私を、殴ってやって下さい。

> 今はもう誰とも取り合いをする必要もなくなった料理に手をつけながら、彼は虚空をみつめていた。

リナちゃんと、ガウリイくんの壮絶なバトル?懐かしいです。
何が?って思われそうですが、ここを読んでるとなんとなく、
そう思えたものですから。

> ――手放さなければよかった。
> それだけが悔やまれてならない。なぜあの時、自分はあの少女の許を離れてしまったのだろうか…

ここ、好きです。
って、お前本当にゼロリナか!?って言われそうですねぇ。
でも、ゼロリナなんですよぉ。
でも、こういう表現って好きなんですよぉ。

>(ただ――)
> 胸中でつぶやいたその言葉は、もしかすると言い分けじみていたかもしれない。
>(ただ…、誰にも渡したくなかっただけなんだ……!)
>「それではリナさんは手に入れられませんよ?」

キャ――――――――――!!!!
ゼロスさん、登場ですね!!
これだけで、発狂できる私って一体・・・・?
でも、ゼロスさんは出てきてくれるだけで最高!!
それに、さり気ないし。

> ゆっくりと、彼は顔をあげた。目に映るのはまるで人形のように微動だにしない笑みのみ。
> おそらく〔彼女〕以外には他の顔などみせる気もないのだろう。

ここも良いですぅぅ!!
ゼロスさんには、リナちゃんだけが、特別!!って感じがして。

>「ひとつ忠告させていただきます。例え『あの時』あなたがリナさんを引き止めたとして、彼女があなたの申し入れをうけたとしても……」
> 指が目の前でリズムよく振らされる。そして、相手の声のトーンも変わることはなかった。
>「彼女はあなたのものにはならない。」
>「……へえ…」
> 吐き出した言葉は自信に満ちていたように自分でも聞こえた。
>「いってくれるなー。…だがなんでお前さんにそんな事が断言できる――?」
>「彼女を一番知っていますから。」
> ぴく。
> その即答した言葉に一瞬、ガウリイがそう表にはださなかったものの、過剰に反応したのをゼロスは見逃していなかった。

ここ最高!!って、これしか言えなくって申し訳ないですぅぅぅ。
こんな、感想って、迷惑ですよねぇ。すみません。
でも、「彼女を一番知っていますから。」ってセリフ!!
いいようがないくらい、幸せを感じてますぅ。
リナちゃんとゼロスさんの繋がりの強さを感じられて。
ごめんなさい!!マジで、意味不明です。すみません!!!

>“――ええ、試してみてください。何度でも、納得のゆくまで……”

余裕でしょうか?企みでしょうか?
って、お間抜けな質問してます?
でも、こういうゼロスさん、大好き♪

> きゃ――――――! だんだんしょーもなくなってるぅ!!
> と叫ぶだけ叫びつつもこうして投稿してしまう私、神代 桜でございますぅ…。

面白くなっていってるんですよ!!
あ、いえ、今までのも、充分面白いですが、更にです。
って、ひょっとしなくても、墓穴掘ってます?私。
ごめんなさいぃぃぃっっ!!
でも、本当に、面白いんですから!!

> はう、もう7まできてしまったんですね。ああ、一体いつになったらおわってくれるのコレ…。って感じなんですけれど。
> よんで下さっている心のひっろおぉぉぉぉぉい数名の皆様、どうぞ宜しければ最後まで見届けてやってください。よよよ。それでは♪

勿論!!最後まで、読まさせて貰いますとも。
あ、私なんかで、よろしければのはなしですが・・・・
続き、楽しみに待ってますので、頑張って下さいね。
それにしても、変な感想になってしまって、申し訳ありませんでした。
こんな感想なんか、貰わないほうが良かったですよねぇ。
すみません!!!
それでは、失礼させて頂きます。




トップに戻る
8119ご感想、すっっっごく嬉しかったです!!神代 桜 11/7-01:53
記事番号8116へのコメント

>はじめまして、神代さん。
>ユノアと言います。

はじめましてこんにちは。後輩からはやたらと名前を忘れられるとゆー、神代 桜です♪

>また、調子にのって、今更ながらなのに、感想を書かせて貰いました。
>ごめんなさいぃぃっ!!!
>本当は、前々から、神代さんの小説を読ませて頂いてたのに、何一つ感想を
>述べずに失礼してまして・・・・・

そんなコトないですうぅぅぅぅ!! 私こそ、私こそユノアさんの小説を読んでおきながら全然コメントも書かないですみません〜! なんだか感想書くのってすごく難しくて私なんか投稿するだけで、他の方にロクにコメントも返さない戯け者なんですから・・・・・・。

>実を言うと、私が最初にここに来た時に、最初に読んだ作品が
>神代さんの「幾千年」だったりするんですよぉ。
>あの頃は、一度、ここに偶然、訪れて依頼、今の今までこなかったと・・・・・
>いえ、これなかったってのが、実状でした。
>で、この頃は頻繁にきてるのですが・・・・
>って、言い訳意外のなにものでもありません!!すみません!!
>それに、わざわざ、こんなことを述べる必要もないような・・・・
>本当に、ごめんなさいぃぃぃ!!!

ああ!? そんなあやまっちゃいやです―――! もお最後まで読んで下さったのですから、あの読んでて飽き飽きする文体を最後まで・・・。

>あの作品を読んだ時、衝撃を覚えたんです(大袈裟ですが・・・あ、良い意味でですよぉ)。
>自分も小説を書く身(ごめんなさい、そんなたいそうなモノではないんですが)だったもので、こんな風に綺麗に、切なく書く方もいらっしゃると・・・・
>あああ!!!すみません!!やっぱり、言葉が足らなくって・・・・・

充分すぎるくらいに充分です! ありがとうございますぅ、こんだけいってくださって! 実はこの話。これだけが唯一どなたからもコメント頂いていなくて、「すべったあぁぁぁ!」と叫ぶしかなかった愚作中の愚作となしていたモノだったのです・・・・・・。だから余計にもぅ、感動です私! あ、涙が。
そしてそして、いえいえ、全っ然切なくないですぅ。そんなユノアさんに衝撃なるものを与えるほど良いものでもなんでもございませんんんっ。
でもそういって頂けて幸せですうぅぅぅ!

>何を今頃、調子こいてって思われそうですが、そうなんですよぉ。本当に。
>だったら、その時にちゃんと感想を書け!!だと、自分でも思うのですが、
>やっぱり、今のように、感想と言えない、感想になると思ったので、書けなかった次第なんです。
>ごめんなさい!!失礼極まりない私を、殴ってやって下さい。

お気持ちだけでじゅうっっぶんです! 感想なんて二の次二の次っ。ただ読んで下さってるだけで、こんなのでも書いた価値がちっとはあったカナ・・・みたいなことを私ひとり、思い綴ってるだけなのですから。

>って、お前本当にゼロリナか!?って言われそうですねぇ。
>でも、ゼロリナなんですよぉ。
>でも、こういう表現って好きなんですよぉ。

私のゼロリナはほっとけばガウリナで丸く収まったものを、そこに無理矢理ゼロスくんを割り込んでますからねえ・・・。
ガウリイには常にリナちゃんだけを見つめてるようがんばって・・・・・・、が・がんばってまぁす・・・(ちょっと小声。)

>キャ――――――――――!!!!
>ゼロスさん、登場ですね!!
>これだけで、発狂できる私って一体・・・・?

あ、私もミニ文庫での「ゼロ・・・」だけで発狂したウチのひとりですから♪ ファンなんてみんなそうですよね☆

>ここ最高!!って、これしか言えなくって申し訳ないですぅぅぅ。
>こんな、感想って、迷惑ですよねぇ。すみません。

どこが迷惑!? ってカンジですよお。全然うれしいですってば!

>でも、「彼女を一番知っていますから。」ってセリフ!!
>いいようがないくらい、幸せを感じてますぅ。
>リナちゃんとゼロスさんの繋がりの強さを感じられて。
>ごめんなさい!!マジで、意味不明です。すみません!!!

私はこのセリフにひとりほくそえみながら書いてました。もう思わず「キュピーン」と目が光るくらいに・・・(なにソレって感じですね)

>面白くなっていってるんですよ!!
>あ、いえ、今までのも、充分面白いですが、更にです。
>って、ひょっとしなくても、墓穴掘ってます?私。

掘ってないです掘ってないです。むしろソレは私の方。いままでずるずるとゼロリナを称して書いてきたけど実際に二人の絡みはたったの二回!! もー前代未聞のゼロリナですね。しかしこれでもう次か次あたりこそはこの二人を書くしかない! はっきしいって結末決まってないし! と悪戦苦闘ですが・・・。ごめんなさいはこちらのセリフですよ。申し訳ないです。

>勿論!!最後まで、読まさせて貰いますとも。
>あ、私なんかで、よろしければのはなしですが・・・・
>続き、楽しみに待ってますので、頑張って下さいね。
>それにしても、変な感想になってしまって、申し訳ありませんでした。
>こんな感想なんか、貰わないほうが良かったですよねぇ。
>すみません!!!

・・・お願い・・・・・・そんな謝んないでくださいぃぃ。なんだか私が悪いような気がしてくるのですうぅぅぅ。
悪いのは私サ。駄文の長編書いちゃって・・・。
でもホント。末ながーく読んでくだされば嬉しいです。なんだか「!」とちっちゃい「ぃ」や「ぁ」ばかりで申し訳ありませんでした。
そしてそして、この度は誠にご感想ありがとうございました。それでは★

トップに戻る
8151な、なんて素敵……庵 瑠嬌 11/10-14:44
記事番号8114へのコメント


 こんにちは、庵 瑠嬌でございます。
 あぁぁぁぁ、なんだか、とても感想遅くなってしまいましたわっ!
 時間がなかなか取れなくて……。

 この回で、ガウリイさんに焦点が当てられましたのね。
 なにやっているのか気になっていたので、分かって嬉しいですわ。
 
>「ふぉい?」
>「なんでさあ、リナさん≠ニこに戻らないの?」
>「んー、そうだなあ…」
> 口にほおばっていた料理を飲み下すと、彼は首を軽くひねっってみせた。
> 理由など簡単だ。戻らないのではない。戻れないのだ……。
>「べつに再会を誓ったってわけでもないし、ま・会わないんだったらそれはそれで縁がないってことなんじゃないのかぁ?」
> 街と郊外の境で歪められた空間――。もう、何度抜け出すことを試みただろうか……?

 ここのあたりの、実はかなり凄いことになっているのに、表面上なんでもないみたいな顔が出来るあたり、ガウリイさんっぽいですわね。
 凄いですわ神代さん。わたくし、ガウリイさんが決して書けないんですの。
 尊敬しちゃいますわ……(嘆息)
 で、リナさんへの想いかたがっ!
 わたくしのガウリイさん像に、かなり合っているんですのっ。庵のなかではそんな感じですのガウリイさんの想いかた!
 特に暴走(汗)してしまったのは、ゼロスさんとガウリイさんの会話で、

>「聞いても仕方のないことですよ。どうせあなたはリナさんの“保護者”でしかないんですから。」
>「――?」
>「自己満足…とでもいうのでしょうね。こういうのを。あなたはリナさんの隣りを陣取るためだけに、保護者という最適な位置に居座った。けれど……、最悪の立場でもあるんですねえ。」

 『最適で最悪の立場』!
 ガウリイさんは一番リナさんの心の近いところにいるけれど、それによって恋人にはなれない――あぁっ、なんて萌えるのでしょう!!
 そこでこそゼロスさんの出番ではありませんの―――っ!
 
 ……すいません、はめを外しました。
 この回って、ゼロスさんVSガウリイさんでしょう?
 読んでてかなり違和感がないので、感動してしまいましたわ。

> ただ、声だけが残っていた。
>“――ええ、試してみてください。何度でも、納得のゆくまで……”

 ああああああっ!
 この後の展開が――っ!
 気になります。気になりますわ。どうなるのでしょう!
 ゼロスさんのこの酷薄さ加減がなんともいえずに痺れますわ。ああ素敵……。

> きゃ――――――! だんだんしょーもなくなってるぅ!!
> と叫ぶだけ叫びつつもこうして投稿してしまう私、神代 桜でございますぅ…。
> はう、もう7まできてしまったんですね。ああ、一体いつになったらおわってくれるのコレ…。って感じなんですけれど。
> よんで下さっている心のひっろおぉぉぉぉぉい数名の皆様、どうぞ宜しければ最後まで見届けてやってください。よよよ。それでは♪

 こんな、それこそしょーもないっ感想をしつこくしつこく送るわたくしを、どうか許してくださいませ。勝手に暴走する庵が全面的に悪いです。
 けれど……ああ、なんて心を疼かせる引きなのでしょう。先が気になりますわっ。
 最後まで、終わりの終わりまでずっと追いかけつづけますから、書きたいだけお書き下さいませ。
 いくらでもわたくしは待ちますし読みますわ――っ!!

 ――果てしなく壊れた感想で失礼致しました。
 これって読んでも読んでも足りない気分になりますわ――
 それでは失礼をば……。

トップに戻る
8168Re:な、なんて素敵……神代 桜 11/14-21:27
記事番号8151へのコメント

> こんにちは、庵 瑠嬌でございます。

こんにちは、入試まであと○ヶ月。いかがおすごしでしょうか!(嫌味ですかねー・・・)

> あぁぁぁぁ、なんだか、とても感想遅くなってしまいましたわっ!
> 時間がなかなか取れなくて……。

いえいえ、私の方こそ遅くなりまして申し訳ありませんっ。やっとテストが終わりましたぁ。

> この回で、ガウリイさんに焦点が当てられましたのね。
> なにやっているのか気になっていたので、分かって嬉しいですわ。

私もやっとってカンジです(笑)。ガウリイはリナなしで書くのはめちゃくちゃ難しいということを改めて自覚。 

> ここのあたりの、実はかなり凄いことになっているのに、表面上なんでもないみたいな顔が出来るあたり、ガウリイさんっぽいですわね。
> 凄いですわ神代さん。わたくし、ガウリイさんが決して書けないんですの。

いえ・・・、私も書けてませんてば。もういかに彼をキレ者にしないようにするか四苦八苦です。私は未だに本編七巻にて彼がゼロスの正体に気付いていたという事実を信じていません・・・。

> で、リナさんへの想いかたがっ!
> わたくしのガウリイさん像に、かなり合っているんですのっ。庵のなかではそんな感じですのガウリイさんの想いかた!

な、なんですって! いいんですか私のあんなガウリイで!? 私はただ絶対にガウリナにならないように意地をはりまくってるだけ・・・・・・

> ガウリイさんは一番リナさんの心の近いところにいるけれど、それによって恋人にはなれない――あぁっ、なんて萌えるのでしょう!!
> そこでこそゼロスさんの出番ではありませんの―――っ!

ええ、もちろんですっ!! そんな不安定な状態の二人の間に滑り込んでリナちゃんを妖しくさらっていくのがゼロリナの醍醐味ではありませぬか! 

> ……すいません、はめを外しました。
> この回って、ゼロスさんVSガウリイさんでしょう?
> 読んでてかなり違和感がないので、感動してしまいましたわ。

うーん、他の方にもそう言われましたけれど、ゼロスVSガウリイとゆー風に意識したわけではないんですよ。だってVS≠チていうほど、ガウりんは何もしてないような・・・。ゼロスくんが一方的に追いつめたつもりだったのですけど。

> この後の展開が――っ!
> 気になります。気になりますわ。どうなるのでしょう!
> ゼロスさんのこの酷薄さ加減がなんともいえずに痺れますわ。ああ素敵……。

ありがとうございますぅ、でも庵さまのゼロスくんの方がゼンゼン素敵ですよう! なんといってもあちらの彼は文章の表現の仕方が綺麗ですもの♪

> こんな、それこそしょーもないっ感想をしつこくしつこく送るわたくしを、どうか許してくださいませ。勝手に暴走する庵が全面的に悪いです。

うわ、なにをおっしゃいます! 私なんて感想すらなめくじのように遅くてホント申し訳ないのに・・・

> 最後まで、終わりの終わりまでずっと追いかけつづけますから、書きたいだけお書き下さいませ。
> いくらでもわたくしは待ちますし読みますわ――っ!!

うれしいですうぅぅぅぅぅ! でもいけませぬわ! こんな思い入れの偏った作品ばかりを読み続けると、そのうち《コンチェルト病》といふやたらと怪しい会話ばかりをしてしまい、しかもわけのわからないところで会話を途切れさせる病気にかかってしまいますよぉ!
ま、しょーもない冗談はこれくらいにして・・・。それではこの度もまたお付き合いありがとうございました♪