◆−あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 1−中禅寺湖 えり(11/26-13:31)No.8214
 ┣Re:あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 1−ramia(11/27-12:37)No.8228
 ┃┗ramiaさん、初めましてぇい!!!−中禅寺湖 えり(11/27-20:03)No.8230
 ┗あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2−中禅寺湖 えり(11/28-04:36)No.8233
  ┣Re:あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2−ramia(11/28-12:01)No.8237
  ┗あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2.5−中禅寺湖 えり(12/3-10:35)No.8260
   ┣Re:あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2.5−ramia(12/3-14:30)No.8261
   ┃┗ありがとうございます♪♪♪−中禅寺湖 えり(12/3-17:54)No.8263
   ┗素敵ですぅっっ!!−ユノア(12/4-17:04)NEWNo.8276
    ┗Re:素敵ですぅっっ!!−中禅寺湖 えり(12/5-05:47)NEWNo.8291


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8214あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 1中禅寺湖 えり 11/26-13:31


 うひゃあ。初めまして〜〜♪中禅寺湖ッス!!
 今回、大好きなゼロリナをラヴラヴラヴラヴ・・・と書きたいなあとか思ったん ですが!!
 ・・・・・・・えへ☆
 こ・こんなんですけど、読んでくださると嬉しいッス〜〜!!

*   *   *   *   *   *   *   *   * 

遙かなる闇の中でおもう


    ―いっそ、貴女を殺してしまいたい・・・


あなたが激しく憎んで下さることさえ


僕にとっては至上の喜びなのです。




    その、紅い 紅い瞳が

           強く輝く様を見せて下さい―




多分、生きとし生ける者の中で


貴女ほど恋情を激しく掻き立てる存在などいない


自分が、僕をこれほどまでに狂おしく惑わせる唯一の存在であるなんて


あなたは気づいていないのでしょう



    ― ねえ?リナさん



               ・


「だ・か・らぁぁぁぁっっ!!!!
 違うってんでしょこのノーミソなまこおんなぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「な・・・なまこっ!!!!???
 いやぁっ!!!可愛くないですぅぅぅぅぅ!!!!」
「おいおいリナ、俺のクラゲ呼ばわりよりきついぞそれは」
「うるさいガウリイっ!!!こんくらいのネーミングは、同じ海の幸なんだから、
 我慢できるでしょっ!!???」
「はっ・・・そうですね!!ガウリイ様と同じ、海の幸☆ですものねっ!!!」
「・・・・あのー。はたしてクラゲやなまこって、海の幸に入るもんですかねぇ」
 ―ガウリイ様と同じっ!きゃっ!!などと言っているミレアさんに、
僕は思わず突っ込む。
 まあ、「海の幸」発言はリナさんがもとですけどね。



 ここは、セイルーン。
あの、正義の人、アメリアさんが王女様などやってる国。
ちょっと、恐いですねえ。思わず背筋に寒気がします。
何故なら、僕は純魔族。
正義とか、愛とか、ゆーじょーとか言われると・・・
「うっ・・・息が苦しくなってきました!!」
・・・という体質(?)なんです。
そんな僕が何故、リナさん達にくっついてセイルーンまで来たかというと、
別に、たいした理由なんてないんです。
ただ、おもしろそうだったんで。(獣王さまに、ちゃんとお暇は頂きましたし。)
波乱の予感が僕を惹きつけた、というんでしょうか・・・。

もしかしたら、チャンスが巡ってくるかもしれなくて。

 波乱の原因は、ミレアさん。
 波乱の内容は・・・・・・

まあ、むちゃくちゃ分かりやすいんですけどね。
ええ、俗に言う・・・あれです。
というわけで、街角でガウリイさんに一目惚れしたミレアさんと、
そこにばったりと出現した僕が加わって、
一行は今、セイルーンにいるわけです。

「だからっ!絶対リナさんってば、ガウリイ様のこと好きですよね!!??」
「・・・・そーですねぇ。」
 口論で、リナさんに惨敗したミレアさんは、ストローを弄びながら
グチグチとこぼしてくる。
僕は音を立てずに紅茶を一口、くいっ、と飲み干すと、少々ミレアさんに突っ込ませて頂く。
「でも、リナさんは否定してますよ?」
「女の子は、いつだってそういうもんなんですっ!!!」
 ・・・そーいうもんなのでしょうか。

 アメリアさんに会いに行ったリナさんとガウリイさんを待って、残りもんの僕らは談笑でも・・・と、思って入った喫茶店なのですが。
(むしろ、僕のいっちばん避けたい話題になるとは・・・。)
内心溜息をつきながら、僕はミレアさんの延々と続く愚痴にてきとーな相槌をつく。
 僕のそんな内情にお構いなく、ミレアさんはその切ない胸の内とやらを訴える。
「ですからね、確かに出会ったのは私の方が後なんですっ。
 でもですね、ガウリイ様をお慕いする心は、私も劣ってないと思いません!?」
「まさしく、そのとーりでいらっしゃいますよミレアさんっっ!!!
 ところでミレアさん、どうです、パフェでも?」
しかし、何とか話を別の方に持っていこうとする僕の野望はあっさりとうち砕かれた。
「ああっ・・・!!こんなにもガウリイ様を愛しているのにこの仕打ちっ!!!
 天はなんて私に残酷なんでしょうっ!!???」

  ぞわわわわっ!!!

と・・・鳥肌がっ・・・
やっぱり出ましたね、あの単語がっ!!!
だから嫌だったんですよ僕はっ!!!

「ひゃっぺん言っても足りないくらいですっ!!
 愛してますガウリイ様っ!
 アイラヴユーガウリイ様っ!!
 あいにーちゅぅぅぅぅガウリイ様ぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!」

・・・・・もはや僕は、何も言いません・・・・・。

多分、獣王さまに見られていたら、指さされて大爆笑されるでしょうね。
ああ。僕の方こそ、この身の不運を嘆きたいです。
早く、リナさん達戻ってきてくれないでしょうか・・・。



 ふと、視線をやると、窓の外にはリナさんの瞳と同じ、紅い色をした夕焼け。
ミレアさんとは違って、「愛してる」などとは絶対おっしゃれないほど照れ屋なリナさんは、あの時、いつもはきっぱりとした意志をあらわすあの瞳を彷徨わせて、それこそ、真っ赤になってガウリイさんとのことを否定していた。

でも、リナさんの中で、ガウリイさん以上の人は、決していない・・・。

ぎゅっと、
不意にかりそめの我が身を掻き抱く。
全身が、耐えきれない痛みに悲鳴を上げ始める。

リナさんが、ガウリイさんを愛しているという事実が、
僕の、この身を、うち砕く。

なんででしょうね。
僕は、こうやって愛を否定しながらも、
常にあの人からの愛を希求している。

精神の消失さえも厭わない、僕の心。
精神も、心も、
もとは同一であるはずなのに。
僕の体である精神体は、まさしくいつだって僕の心と『一心同体』であるはずだったのに。

(重病ですよ、僕は)

本当に、愚かしいほど、苛まれている。

「ゼロスさんっ!!??」

聞こえた声は、ミリアさんであったか。

僕の意識はやがて白濁し―
            

      ・・・僕は、心地よい闇の中へと、ゆっくりその身をゆだねた。

                          


 続く
*   *   *   *   *   *   *   *   *

つっ・・・続いちゃうのか!!??
つづいちゃうん・・・です、ね・・・。
よろしければ、感想とか、「だめじゃん」のお言葉とか、頂けると嬉しいなぁ
なんて(はあとっ)←滅? 
そ・・・それでは!!  





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8228Re:あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 1ramia E-mail 11/27-12:37
記事番号8214へのコメント

中禅寺湖 えりさんは No.8214「あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 1」で書きました。
>
> うひゃあ。初めまして〜〜♪中禅寺湖ッス!!
> 今回、大好きなゼロリナをラヴラヴラヴラヴ・・・と書きたいなあとか思ったん ですが!!
> ・・・・・・・えへ☆
> こ・こんなんですけど、読んでくださると嬉しいッス〜〜!!

>はじめましてー!ramiaといいますです。うっきゃー!!ゼロリナですのねー
!!私はゼロリナ大好きな、中学2年生です。どうぞよろしくー!!

>*   *   *   *   *   *   *   *   * 
>
>遙かなる闇の中でおもう
>
>
>    ―いっそ、貴女を殺してしまいたい・・・
>
>
>あなたが激しく憎んで下さることさえ
>
>
>僕にとっては至上の喜びなのです。
>
>
>
>
>    その、紅い 紅い瞳が
>
>           強く輝く様を見せて下さい―
>
>みせてあげて、リナちゃん!ゼロス様のために!!(爆
>
>
>多分、生きとし生ける者の中で
>
>
>貴女ほど恋情を激しく掻き立てる存在などいない
>
>
>自分が、僕をこれほどまでに狂おしく惑わせる唯一の存在であるなんて
>
>
>あなたは気づいていないのでしょう
>
>
>
>    ― ねえ?リナさん
>
>う〜・・・ゼロス君・・・リナちゃんがほんとーに、大切なのですねー。
>
>               ・
>
>
>「だ・か・らぁぁぁぁっっ!!!!
> 違うってんでしょこのノーミソなまこおんなぁぁぁぁ!!!!!!!!」
>「な・・・なまこっ!!!!???
> いやぁっ!!!可愛くないですぅぅぅぅぅ!!!!」
>「おいおいリナ、俺のクラゲ呼ばわりよりきついぞそれは」
>「うるさいガウリイっ!!!こんくらいのネーミングは、同じ海の幸なんだから、
> 我慢できるでしょっ!!???」
>「はっ・・・そうですね!!ガウリイ様と同じ、海の幸☆ですものねっ!!!」
>「・・・・あのー。はたしてクラゲやなまこって、海の幸に入るもんですかねぇ」
> ―ガウリイ様と同じっ!きゃっ!!などと言っているミレアさんに、
>僕は思わず突っ込む。
> まあ、「海の幸」発言はリナさんがもとですけどね。
>
>海の幸!?ガウリィと一緒ならなんでもいいのか!?
>
> ここは、セイルーン。
>あの、正義の人、アメリアさんが王女様などやってる国。
>ちょっと、恐いですねえ。思わず背筋に寒気がします。
>何故なら、僕は純魔族。
>正義とか、愛とか、ゆーじょーとか言われると・・・
>「うっ・・・息が苦しくなってきました!!」
>・・・という体質(?)なんです。
>そんな僕が何故、リナさん達にくっついてセイルーンまで来たかというと、
>別に、たいした理由なんてないんです。
>ただ、おもしろそうだったんで。(獣王さまに、ちゃんとお暇は頂きましたし。)
>波乱の予感が僕を惹きつけた、というんでしょうか・・・。
>
>もしかしたら、チャンスが巡ってくるかもしれなくて。
>
> 波乱の原因は、ミレアさん。
> 波乱の内容は・・・・・・
>
>まあ、むちゃくちゃ分かりやすいんですけどね。
>ええ、俗に言う・・・あれです。
>というわけで、街角でガウリイさんに一目惚れしたミレアさんと、
>そこにばったりと出現した僕が加わって、
>一行は今、セイルーンにいるわけです。

>俗に言うあれですか・・・そこにゼロス様がはいれば・・・波乱まちがいなしです
ね・・・。

>「だからっ!絶対リナさんってば、ガウリイ様のこと好きですよね!!??」
>「・・・・そーですねぇ。」
> 口論で、リナさんに惨敗したミレアさんは、ストローを弄びながら
>グチグチとこぼしてくる。
>僕は音を立てずに紅茶を一口、くいっ、と飲み干すと、少々ミレアさんに突っ込ませて頂く。
>「でも、リナさんは否定してますよ?」
>「女の子は、いつだってそういうもんなんですっ!!!」
> ・・・そーいうもんなのでしょうか。
>
> アメリアさんに会いに行ったリナさんとガウリイさんを待って、残りもんの僕らは談笑でも・・・と、思って入った喫茶店なのですが。
>(むしろ、僕のいっちばん避けたい話題になるとは・・・。)
>内心溜息をつきながら、僕はミレアさんの延々と続く愚痴にてきとーな相槌をつく。
> 僕のそんな内情にお構いなく、ミレアさんはその切ない胸の内とやらを訴える。
>「ですからね、確かに出会ったのは私の方が後なんですっ。
> でもですね、ガウリイ様をお慕いする心は、私も劣ってないと思いません!?」
>「まさしく、そのとーりでいらっしゃいますよミレアさんっっ!!!
> ところでミレアさん、どうです、パフェでも?」
>しかし、何とか話を別の方に持っていこうとする僕の野望はあっさりとうち砕かれた。
>「ああっ・・・!!こんなにもガウリイ様を愛しているのにこの仕打ちっ!!!
> 天はなんて私に残酷なんでしょうっ!!???」
>
>  ぞわわわわっ!!!
>
>と・・・鳥肌がっ・・・
>やっぱり出ましたね、あの単語がっ!!!
>だから嫌だったんですよ僕はっ!!!

>さすが魔族!!そおゆう言葉がにがてなのですねん。

>「ひゃっぺん言っても足りないくらいですっ!!
> 愛してますガウリイ様っ!
> アイラヴユーガウリイ様っ!!
> あいにーちゅぅぅぅぅガウリイ様ぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!」
>
>・・・・・もはや僕は、何も言いません・・・・・。

>なにも言えないないのでしょうね・・・。

>多分、獣王さまに見られていたら、指さされて大爆笑されるでしょうね。
>ああ。僕の方こそ、この身の不運を嘆きたいです。
>早く、リナさん達戻ってきてくれないでしょうか・・・。
>
>指さされて大爆笑!!ゼラス様ならやりそうですわ!!
>
> ふと、視線をやると、窓の外にはリナさんの瞳と同じ、紅い色をした夕焼け。
>ミレアさんとは違って、「愛してる」などとは絶対おっしゃれないほど照れ屋なリナさんは、あの時、いつもはきっぱりとした意志をあらわすあの瞳を彷徨わせて、それこそ、真っ赤になってガウリイさんとのことを否定していた。
>
>でも、リナさんの中で、ガウリイさん以上の人は、決していない・・・。
>
>ぎゅっと、
>不意にかりそめの我が身を掻き抱く。
>全身が、耐えきれない痛みに悲鳴を上げ始める。
>
>リナさんが、ガウリイさんを愛しているという事実が、
>僕の、この身を、うち砕く。
>
>なんででしょうね。
>僕は、こうやって愛を否定しながらも、
>常にあの人からの愛を希求している。
>
>精神の消失さえも厭わない、僕の心。
>精神も、心も、
>もとは同一であるはずなのに。
>僕の体である精神体は、まさしくいつだって僕の心と『一心同体』であるはずだったのに。
>
>(重病ですよ、僕は)
>
>本当に、愚かしいほど、苛まれている。
>
>「ゼロスさんっ!!??」
>
>聞こえた声は、ミリアさんであったか。
>
>僕の意識はやがて白濁し―
>            
>
>      ・・・僕は、心地よい闇の中へと、ゆっくりその身をゆだねた。
>
>ゼロス様まけないで!!リナちゃんだってきっとゼロス様の気持ちわかってくれますわー!!                         
>
>
> 続く
>*   *   *   *   *   *   *   *   *
>
>つっ・・・続いちゃうのか!!??
>つづいちゃうん・・・です、ね・・・。
>よろしければ、感想とか、「だめじゃん」のお言葉とか、頂けると嬉しいなぁ
>なんて(はあとっ)←滅? 
>そ・・・それでは!!  
>
>続くのですね!!うれしいですわー!!ゼロス様どうなっちゃうのでしょうか!?
きになりますわー!!
>
>次のときも、また感想かかせていただきますねーではでは。
>

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8230ramiaさん、初めましてぇい!!!中禅寺湖 えり 11/27-20:03
記事番号8228へのコメント

どもども。中禅寺湖でッス!!
読んでくださって、ほんと、感謝感激雨霰です!
うもーっ!!照れるですにゃ〜〜(笑)
こんな若い娘さんたぶらかしちゃって、ほんと中禅寺湖はワルイヤツですにゃ(滅)
はい。続き、頑張ってアップしますね。
うん。愛だけはあるんだなこれが。
そうなの、腕が追いつかないだけなのよぉぉぉぉぉっっ!!!!!(←それが問題やっちゅうねん。)
うわあ。意味不明だ。
リピートだけど、ほんと、こんなんでよかったら、続きも見てやってください!!
ではでは!

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8233あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2中禅寺湖 えり 11/28-04:36
記事番号8214へのコメント


始めは、ミレアさんかと思いました。

「ゼロスッ!!」

僕を、鋭く呼ぶ声。

でも、僕の直感が告げています。

この、強気なくせに、誰よりも相手を思い遣る声は、

僕の心を甘く疼かせる、この声は

きっとこの世で誰よりも僕を狂わせる

             
                あの人のモノなのではないか、と―




「リナさん」

僕が作り出す漆黒の闇の中、
柔らかく僕を掻き抱く、腕。
小刻みに震え続けるそれに、ゆっくりと手を重ねてゆく。

「罰があたりそうですよ。貴女を泣かせるなんて、ね」
「泣いてなんか、ないじゃない・・・!」

表情も、仕草も。
何も見えないくせに、
僕には、何となくわかってしまったんです。


今、きっとリナさんは、泣いている・・・。


苦笑混じりの笑みを浮かべて、
頬のあるであろう位置まで手を遣って。


そっと、そこにつたう涙をすくい取る。


「いじっぱり、言うもんじゃないですよリナさん」

誰よりも、仲間を大切にする人だから、
きっと行きずり同然の僕のことでさえ、心配してくれているのだろうけれど。
彼女の、特別であるからではないと、わかってはいるけれど。


         甘い、痛み。

僕の密かなる喜びが、肉体と呼べる精神体を食いつぶそうとする。
リナさんの暖かく流れ込んでくるやさしい感情が、僕の魂を高揚させる。

今にも相反する二つの感情に引き裂かれそうになって、
思わず短い悲鳴をあげそうになるけれど。

「でも、嬉しいですリナさん」





再び、意識を失う直前。
僕は、リナさんの頬が真っ赤に染まったのを、見たような気がした。


                ・
   

目が覚めると、そこは何の変哲もない普通の宿のベッドの上。
僕がかなりぼーっとする頭をふって、ベットから出ようとした瞬間、



ぐにゃりっ、


と右の脇腹あたりに感触をおぼえて思わず見やると―


「うわッッ!!・・・リ・・リリリリリナさんっ!リナさんっっ!!」
「うにゃっ?」
「こんなところで寝てると、風邪引いちゃいますよっ!!」

ゆさゆさと、かなりかなりごーいんに揺さぶって、
ようやく起きてくれた彼女にほっとする。


が、


「超みらくるとるねぇど☆アッパァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!」
「ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!!!!!」




どかばきぐしゃっ!!!!



リナさんの、会心の(?)一撃が、僕を突如として襲った。

「リ・・リリリリ・・・リナひゃんにゃーにひゅるんでふか〜っっ!」
「うっさい!!こぉぉのくされ魔族が、ちょーしのってんじゃないわよ!!」
「にゃっ・・・!!一体にゃんのことれふかっ!?」
「あんたっ、人間様の世界に入るときは人間様の掟に従って、「しんぞーの一つや二つ、鼓動させちゃおっかなッ☆」くらいの気概をみせられないわけッ!?」
「ひょ・・・ひょんなこと仰られひぇも、僕ら魔族は心臓ないひぇすし〜・・・」
「問・答・無・用☆」
「ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


  ―僕は、もしかしたらすごく不幸な魔族なのかもしれませんね。―



そしてこの日、僕は記念なる第二回目のアッパーをくらって・・・・・


              ―もう何回目かの闇へと意識を手放したのでした。


                 ・

「リナさんは、一体いつになったらこの切ない胸の内を解ってくれるんでしょうね
 ぇ・・・・・?」
「何のことか存じませんけど、私とともに頑張りましょうねっ!!!!」


                 ・
追伸:僕にも、何やら友人らしきものができました。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・一応魔族なんですけどね、僕。



                     つづく      かもしんない。

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8237Re:あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2ramia E-mail 11/28-12:01
記事番号8233へのコメント

中禅寺湖 えりさんは No.8233「あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2」で書きまし

>おお!!もう2ができている!!では、感想書かせてもらいまーす!!

>始めは、ミレアさんかと思いました。
>
>「ゼロスッ!!」
>
>僕を、鋭く呼ぶ声。
>
>でも、僕の直感が告げています。
>
>この、強気なくせに、誰よりも相手を思い遣る声は、
>
>僕の心を甘く疼かせる、この声は
>
>きっとこの世で誰よりも僕を狂わせる
>
>             
>                あの人のモノなのではないか、と―
>
>直感でわかるなんて、愛ですわーー!!リナちゃん、さーゼロスをもっとくるわせ
るのだ!!(おい・・・
>
>「リナさん」
>
>僕が作り出す漆黒の闇の中、
>柔らかく僕を掻き抱く、腕。
>小刻みに震え続けるそれに、ゆっくりと手を重ねてゆく。
>
>「罰があたりそうですよ。貴女を泣かせるなんて、ね」
>「泣いてなんか、ないじゃない・・・!」
>
>表情も、仕草も。
>何も見えないくせに、
>僕には、何となくわかってしまったんです。
>
>
>今、きっとリナさんは、泣いている・・・。
>
>
>苦笑混じりの笑みを浮かべて、
>頬のあるであろう位置まで手を遣って。
>
>
>そっと、そこにつたう涙をすくい取る。
>
>
>「いじっぱり、言うもんじゃないですよリナさん」

>そうよ!リナちゃん、もっとすなをになって、ゼロスの愛をうけとめなくてわ!

>誰よりも、仲間を大切にする人だから、
>きっと行きずり同然の僕のことでさえ、心配してくれているのだろうけれど。
>彼女の、特別であるからではないと、わかってはいるけれど。
>
>
>         甘い、痛み。
>
>僕の密かなる喜びが、肉体と呼べる精神体を食いつぶそうとする。
>リナさんの暖かく流れ込んでくるやさしい感情が、僕の魂を高揚させる。
>
>今にも相反する二つの感情に引き裂かれそうになって、
>思わず短い悲鳴をあげそうになるけれど。
>
>「でも、嬉しいですリナさん」
>
>うぅ〜(/―;)泣けますわー!!自分のことより、リナちゃんの暖かさのほうが
うれしいなんて・・・。
>
>
>
>再び、意識を失う直前。
>僕は、リナさんの頬が真っ赤に染まったのを、見たような気がした。
>
>真っ赤!!あと一押しですわ!!
>                ・
>   
>
>目が覚めると、そこは何の変哲もない普通の宿のベッドの上。
>僕がかなりぼーっとする頭をふって、ベットから出ようとした瞬間、
>
>
>
>ぐにゃりっ、
>
>
>と右の脇腹あたりに感触をおぼえて思わず見やると―
>
>
>「うわッッ!!・・・リ・・リリリリリナさんっ!リナさんっっ!!」
>「うにゃっ?」
>「こんなところで寝てると、風邪引いちゃいますよっ!!」
>
>ゆさゆさと、かなりかなりごーいんに揺さぶって、
>ようやく起きてくれた彼女にほっとする。
>
>
>が、
>
>
>「超みらくるとるねぇど☆アッパァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!」
>「ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!!!!!」
>
>
>
>
>どかばきぐしゃっ!!!!
>
>きゃー!!ゼロス様がー!!
>
>リナさんの、会心の(?)一撃が、僕を突如として襲った。
>
>「リ・・リリリリ・・・リナひゃんにゃーにひゅるんでふか〜っっ!」
>「うっさい!!こぉぉのくされ魔族が、ちょーしのってんじゃないわよ!!」
>「にゃっ・・・!!一体にゃんのことれふかっ!?」
>「あんたっ、人間様の世界に入るときは人間様の掟に従って、「しんぞーの一つや二つ、鼓動させちゃおっかなッ☆」くらいの気概をみせられないわけッ!?」
>「ひょ・・・ひょんなこと仰られひぇも、僕ら魔族は心臓ないひぇすし〜・・・」
>「問・答・無・用☆」
>「ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
>
>
>  ―僕は、もしかしたらすごく不幸な魔族なのかもしれませんね。―
>
>
>
>そしてこの日、僕は記念なる第二回目のアッパーをくらって・・・・・
>
>
>              ―もう何回目かの闇へと意識を手放したのでした。
>
>ろれつまわってないゼロス様もすきですわー。でも、りなちゃんてば、二回もアッパーくらわしては、いくらなんでもゼロス様も・・・。
>                 ・
>
>「リナさんは、一体いつになったらこの切ない胸の内を解ってくれるんでしょうね
> ぇ・・・・・?」
>「何のことか存じませんけど、私とともに頑張りましょうねっ!!!!」
>
>
>                 ・
>追伸:僕にも、何やら友人らしきものができました。
>      ・・・・・・・・・・・・・・・・一応魔族なんですけどね、僕。
>
>おぉ〜!!ゼロス様にも友人なるものが!!・・・それが渡しならよかったのにって・・・なに考えとるのじゃ私は・・・。
>
>                     つづく      かもしんない。
 かも・・・ですか、できればつづいてほしいですわん。

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8260あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2.5中禅寺湖 えり 12/3-10:35
記事番号8233へのコメント

 それは、ある暖かな昼下がりのこと・・・。


「つれませんよねぇぇぇっ。」

 ぴくっ・・・

「つれないですぅぅぅぅっ。」

 ぴぴくっ・・。

『やんなっちゃうほど無下にされてますよねぇぇぇぇぇぇっっ』
「ハモるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!」
『だって、ねえ・・・・・』

 ちろりっ、と見られて、あたしは思わずうくっ・・・と言葉に詰まってしまう。
 ・・・・・・もうっ・・・!あたしが、一体何したってのよ!!???

               *
 
 あたし達がつるんで旅するようになってから、早一ヶ月。
それなりに諸国の郷土料理とかのフルコースを堪能かつ制覇して、あたしたちは再び、セイルーンに戻ってきたのだった。
 その間、別にこれといって大きなことが起こることもなく、(っていうか、毎日毎日いつかみたいに高位魔族に襲われてたら、はっきしいって「うざい」じゃすまないし。)ガウリイをシバいたり、ゼロスからアイテムぶん取ったり、ミレアに愛のつっこみをいれてみたり、とまあ、あたし的には結構有意義な一ヶ月を送ったりしていたはずだった。ガウリイも、・・・まあ、何にも考えてないのかもしんないけど・・・満喫はしていたように思う。
ところが。
ゼロスとミレアという、はためーわくきわまりない世界の害虫コンビ(あたし命名)は、どうやらそうでなかったようなのである。
つい最近二人で釣りをしてきたらしかった後から、どこかしら、様子がおかしいのだ。



 そう・・・・・、まるで、二人の人格が入れ替わってしまったかのように。



「リナさん!!一緒にお茶でも飲みに行きません?」
ごろにゃん、といった感じに、今日もまたミレアからお誘いが来る。
そもそも、ミレアというのは、あたしを恋のライバルとかいって敵視しているわりには懐っこくて、あたしも(ガウリイのことがなければ)妹みたいに結構・・・その・・・まあ、かわいく思ってる子なのだ。
そう、思ってはいるんだけど・・・。
「うふふふふっ。リナさんと昼間のデートなんて、嬉しいですぅ♪」
「そ・・・・そう??」
思わず正気かっ!!?とスリッパ込みでつっこみたい気持ちを、あたしはなんとかおしこめる。
(ミレアのやつ、あんまりにもあたしがガウリイのこと好きじゃないってつっぱねるもんだから、手法をかえたのかしら・・・?)
どうやらミレアは、未だにあたしの気持ちとやらを疑っていて、でも表面上はあたしの魔法攻撃を恐れてここ最近は大人しくしていたのだけれど・・・。
 しかし、ミレアはそんなあたしの胸中を察するでもなく、ただひたすらはしゃぎまくっている。
(・・・・・あたしの、考えすぎかな。)
あたしは自分の思考にそう、けりをつけると、先のゆくミレアを追うために、軽く床を蹴った。


「あっ、あたしヨーグルトパフェにしますっ!!リナさんは?」
「そーねぇ。・・・うーん・・あ、これこれっ!!すみませーん!超巨大ウルトラ リミックサンデー二つ!!」
「あの・・・なんてゆーか・・胸やけしません?」
「へ?こんくらいじゃ、全然よ?」
「・・・いや、あたし、ちゃんとリナさんのことわかったつもりでいたんですけど
 なんてゆーか・・・。」
何やら、一人で思考の迷宮に入り込んだみたいである。
あたしはそれを機に、ミレアの様子をまじまじと観察した。
 ゆるゆるとした、柔らかな金髪。眉毛より、かなり上に潔く切りそろえられた前髪が、あどけない貌をあらわにしている。目がでっかいのは同じだが、彼女の瞳の色はアメジストのようなそれで、思わず引き込まれそうなほどに、美しい。同姓からみても、ミレアは文句なしに美少女だ。
(ガウリイが、一目惚れしなかったのが、不思議なくらいじゃない・・。)
あたしの胸の中に、にがいものが、ほんのすこしだけ広がった。
とぼけた性格も、暖かい優しさも、全て天に返すような怜悧な色のガウリイの瞳。
たしかに、ガウリイはどんな女性の誘いも断るが、かくいうあたし自身だって、き
っと何一つ寄せ付けてはもらえないのだ。

 ガウリイと、これほどなまでに時間を共有しているのに、あたしもガウリイも、何一つ変わっていない・・・。

信頼感や連帯感、友愛は芽生えても、どうしても「情愛」だけが生まれない。
自分の中に、やっと最近みつけたばかりのそれを、彼の中には全く見つけることが出来ない。本当なら、彼の心の深淵を両手でかき回して、めちゃくちゃなまでに見つけだしてやりたい。あたしなしではいられないように、とことんはめさせてやりたい。

「くやしいわね。」

今まで、何でも自分の思い通りにしてきた。
もちろん、人生そう甘くないことを知らないほど、子どもじゃない。
けれど、彼だから。
初めて、これほどまでに欲しいと思った人だから。


不意に、頬をたどる指の感触に、気づく。
ミレアの指が、あたしの涙の跡を、ゆっくりとたどっていた。
「どうしました?確認でもしましたか、貴女の気持ちを・・・。」
ゆっくりと、優しくかみ砕くように、いう。
「どうなんです?リナさん。」
「・・・・・・したわよ。面と向かってあいつにうち明けるかは別として、ちゃん
 と、認めるわ・・・・・。」
「・・・・・・そうですか。」
アメジストの瞳を揺るがせ、ミレアはどこまでも柔らかく苦笑した。
「やっと、これで本腰を入れられますね。」
がたっと木のいすをゆらし、スローモーションで、ミレアの貌が近づいてくる。


瞬間。
あたしの思考回路は、完全に無の世界へ引きずり込まれた。


「いやーっ。すみませんねぇリナさん。はっはっは。」

漆黒の髪。
闇色の目。
いきなり変身したその姿は、どう見てもあのすっとこどっこいの神官そのもの。

 そいつが、今、あたしに何をした・・・・・・・?

無理矢理思考回路をつなげて。
体中の血液を脳に送り込んで。
やっと。

「あっあっあんたっっ・・・・・!!!!!!」
「宣戦布告、ですよリナさん。」

闇そのもののくせに、太陽光を反射して煌めく艶やかな笑顔。

「ライバルは、あなたのお気持ちです。」
「なっ・・・・なに言って・・・」
「この感触が消えないうちに、また頂けるように、ね」
「ばっ・・・」

「馬鹿」と言い終わらないうちに、超巨大なパフェがテーブルの上に運ばれてきて、壁を作って視界を遮ってしまう。

「ほら、早くお召し上がりにならないと、折角のパフェが溶けますよ♪」
「・・・・・なによ。変身してあたしを謀った罪は、重いんだからねっ!!!」
「はっはっは。望むところです。」

不敵な発言を、一体どんな顔していっているのやら。
相変わらずの、にこにこ顔か、それとも・・・・。

あたしの意志に反して、顔中が火照るように熱い。
胸の鼓動は落ち着くどころか、ますます早鐘をうっている。

(自分の気持ちをうち明けた途端、別の男に反応するって、どういうことよ!?)

とりあえず。
あたしはとろけ落ちそうなほど熱い胸の内を冷ますように、とびきり冷たいパフェを口の中に放り込んだ。

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8261Re:あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2.5ramia E-mail 12/3-14:30
記事番号8260へのコメント

中禅寺湖 えりさんは No.8260「あなたの光になれないのなら、せめてあなたの闇になりたい 2.5」で書きました。

>どーもどーも、また出現しました、ramiaでーす!!うわーい!つづきだつづ
きだー!!では、感想かきまーす!!

> それは、ある暖かな昼下がりのこと・・・。
>
>
>「つれませんよねぇぇぇっ。」
>
> ぴくっ・・・
>
>「つれないですぅぅぅぅっ。」
>
> ぴぴくっ・・。
>
>『やんなっちゃうほど無下にされてますよねぇぇぇぇぇぇっっ』
>「ハモるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!」
>『だって、ねえ・・・・・』

>はもってるはもってる、気があうんですねー、ミレアさんと、ゼロス様。

> ちろりっ、と見られて、あたしは思わずうくっ・・・と言葉に詰まってしまう。
> ・・・・・・もうっ・・・!あたしが、一体何したってのよ!!???

>ゼロス様の愛を受け入れなかった!!(爆
>               *
> 
> あたし達がつるんで旅するようになってから、早一ヶ月。
>それなりに諸国の郷土料理とかのフルコースを堪能かつ制覇して、あたしたちは再び、セイルーンに戻ってきたのだった。
> その間、別にこれといって大きなことが起こることもなく、(っていうか、毎日毎日いつかみたいに高位魔族に襲われてたら、はっきしいって「うざい」じゃすまないし。)ガウリイをシバいたり、ゼロスからアイテムぶん取ったり、ミレアに愛のつっこみをいれてみたり、とまあ、あたし的には結構有意義な一ヶ月を送ったりしていたはずだった。ガウリイも、・・・まあ、何にも考えてないのかもしんないけど・・・満喫はしていたように思う。
>ところが。
>ゼロスとミレアという、はためーわくきわまりない世界の害虫コンビ(あたし命名)は、どうやらそうでなかったようなのである。
>つい最近二人で釣りをしてきたらしかった後から、どこかしら、様子がおかしいのだ。
>
>
>
> そう・・・・・、まるで、二人の人格が入れ替わってしまったかのように。
>
>入れ替わってもたいしてかわらないようなきがする・・・・。
>
>「リナさん!!一緒にお茶でも飲みに行きません?」
>ごろにゃん、といった感じに、今日もまたミレアからお誘いが来る。
>そもそも、ミレアというのは、あたしを恋のライバルとかいって敵視しているわりには懐っこくて、あたしも(ガウリイのことがなければ)妹みたいに結構・・・その・・・まあ、かわいく思ってる子なのだ。
>そう、思ってはいるんだけど・・・。
>「うふふふふっ。リナさんと昼間のデートなんて、嬉しいですぅ♪」

ぜ・・・絶対ゼロスだ・・・・。

>「そ・・・・そう??」
>思わず正気かっ!!?とスリッパ込みでつっこみたい気持ちを、あたしはなんとかおしこめる。
>(ミレアのやつ、あんまりにもあたしがガウリイのこと好きじゃないってつっぱねるもんだから、手法をかえたのかしら・・・?)
>どうやらミレアは、未だにあたしの気持ちとやらを疑っていて、でも表面上はあたしの魔法攻撃を恐れてここ最近は大人しくしていたのだけれど・・・。
> しかし、ミレアはそんなあたしの胸中を察するでもなく、ただひたすらはしゃぎまくっている。
>(・・・・・あたしの、考えすぎかな。)
>あたしは自分の思考にそう、けりをつけると、先のゆくミレアを追うために、軽く床を蹴った。
>
>
>「あっ、あたしヨーグルトパフェにしますっ!!リナさんは?」
>「そーねぇ。・・・うーん・・あ、これこれっ!!すみませーん!超巨大ウルトラ リミックサンデー二つ!!」
>「あの・・・なんてゆーか・・胸やけしません?」
>「へ?こんくらいじゃ、全然よ?」
>「・・・いや、あたし、ちゃんとリナさんのことわかったつもりでいたんですけど
> なんてゆーか・・・。」
>何やら、一人で思考の迷宮に入り込んだみたいである。
>あたしはそれを機に、ミレアの様子をまじまじと観察した。
> ゆるゆるとした、柔らかな金髪。眉毛より、かなり上に潔く切りそろえられた前髪が、あどけない貌をあらわにしている。目がでっかいのは同じだが、彼女の瞳の色はアメジストのようなそれで、思わず引き込まれそうなほどに、美しい。同姓からみても、ミレアは文句なしに美少女だ。
>(ガウリイが、一目惚れしなかったのが、不思議なくらいじゃない・・。)
>あたしの胸の中に、にがいものが、ほんのすこしだけ広がった。
>とぼけた性格も、暖かい優しさも、全て天に返すような怜悧な色のガウリイの瞳。
>たしかに、ガウリイはどんな女性の誘いも断るが、かくいうあたし自身だって、き
>っと何一つ寄せ付けてはもらえないのだ。
>
> ガウリイと、これほどなまでに時間を共有しているのに、あたしもガウリイも、何一つ変わっていない・・・。
>
>信頼感や連帯感、友愛は芽生えても、どうしても「情愛」だけが生まれない。
>自分の中に、やっと最近みつけたばかりのそれを、彼の中には全く見つけることが出来ない。本当なら、彼の心の深淵を両手でかき回して、めちゃくちゃなまでに見つけだしてやりたい。あたしなしではいられないように、とことんはめさせてやりたい。
>
>「くやしいわね。」
>
>今まで、何でも自分の思い通りにしてきた。
>もちろん、人生そう甘くないことを知らないほど、子どもじゃない。
>けれど、彼だから。
>初めて、これほどまでに欲しいと思った人だから。

>う〜む・・・。ゼロリナファンとしては、ここは複雑ですわ・・・。
>
>不意に、頬をたどる指の感触に、気づく。
>ミレアの指が、あたしの涙の跡を、ゆっくりとたどっていた。
>「どうしました?確認でもしましたか、貴女の気持ちを・・・。」
>ゆっくりと、優しくかみ砕くように、いう。
>「どうなんです?リナさん。」
>「・・・・・・したわよ。面と向かってあいつにうち明けるかは別として、ちゃん
> と、認めるわ・・・・・。」
>「・・・・・・そうですか。」
>アメジストの瞳を揺るがせ、ミレアはどこまでも柔らかく苦笑した。
>「やっと、これで本腰を入れられますね。」
>がたっと木のいすをゆらし、スローモーションで、ミレアの貌が近づいてくる。

>おぉ!?これはいったい!?
>
>瞬間。
>あたしの思考回路は、完全に無の世界へ引きずり込まれた。
>
>
>「いやーっ。すみませんねぇリナさん。はっはっは。」
>
>漆黒の髪。
>闇色の目。
>いきなり変身したその姿は、どう見てもあのすっとこどっこいの神官そのもの。

>やっぱり・・・ゼロスだった・・・。

> そいつが、今、あたしに何をした・・・・・・・?

>ははははは、リナちゃんてば、考えなくてもわかるでしょーに。

>無理矢理思考回路をつなげて。
>体中の血液を脳に送り込んで。
>やっと。
>
>「あっあっあんたっっ・・・・・!!!!!!」
>「宣戦布告、ですよリナさん。」
>
>闇そのもののくせに、太陽光を反射して煌めく艶やかな笑顔。
>
>「ライバルは、あなたのお気持ちです。」
>「なっ・・・・なに言って・・・」
>「この感触が消えないうちに、また頂けるように、ね」
>「ばっ・・・」
>
>「馬鹿」と言い終わらないうちに、超巨大なパフェがテーブルの上に運ばれてきて、壁を作って視界を遮ってしまう。
>
>「ほら、早くお召し上がりにならないと、折角のパフェが溶けますよ♪」
>「・・・・・なによ。変身してあたしを謀った罪は、重いんだからねっ!!!」
>「はっはっは。望むところです。」

>ゼロス君、いいかんじですわー!!

>不敵な発言を、一体どんな顔していっているのやら。
>相変わらずの、にこにこ顔か、それとも・・・・。
>
>あたしの意志に反して、顔中が火照るように熱い。
>胸の鼓動は落ち着くどころか、ますます早鐘をうっている。
>
>(自分の気持ちをうち明けた途端、別の男に反応するって、どういうことよ!?)

>それは!ゼロス様のほうが好きってことですわー!!これで、ゼロス様がもう一押しすれば、リナちゃんは、落ちますわね、ふふふふふ・・・・。

>とりあえず。
>あたしはとろけ落ちそうなほど熱い胸の内を冷ますように、とびきり冷たいパフェを口の中に放り込んだ。

>今回もおもしろかったですー。ゼロス様サイコー!かっくいー!!
んでは、このへんで、さらばです。

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8263ありがとうございます♪♪♪中禅寺湖 えり 12/3-17:54
記事番号8261へのコメント

今回も、暖かく見守ってくださり、ありがとうございますーっっ(はあとっ)!!
「あなた〜2」が思うようにかけなくて(泣)、こんなんじゃ、だめだぁぁ!!!状態だったので、2.5という実に半端なことをしたのですが、感想頂けて、本当に嬉しいです!!しかも、リナさんの一人称(笑)
自分の作品に対して弱気なのは相変わらずですが、久しぶりに本気で楽しくかけた作品なのでした。もしできることならば、いずれまた、やってみたいです〜〜。
そして、ちょっとガウリナ入ってたのは、あたしの基本コンセプト
「ガウさんにちょっとラヴ入ってるリナっちに、猛烈アタックもしくは真綿で首しめるよーにゆるゆると(笑)モーションかけ、最後には彼女をモノにする!!」
に実に忠実なものだったからなんです(←滅)
やっぱり、大逆転ものは、あたしのツボらしいです〜。
3もまた、見ていただければ幸いです!!(ずうずうしいっつーの!!)
ではでは、またの機会に・・・。

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8276素敵ですぅっっ!!ユノア E-mail 12/4-17:04
記事番号8260へのコメント

初めまして、こんにちは、ユノアです。
今更かい!!とお怒りを受けそうですが、感想を述べさせて頂きたく、きました。
う〜ん。とっても、感想らしくない感想となることでしょうが、お許し下さいね。


> それは、ある暖かな昼下がりのこと・・・。
>
>
>「つれませんよねぇぇぇっ。」
>
> ぴくっ・・・
>
>「つれないですぅぅぅぅっ。」
>
> ぴぴくっ・・。
>
>『やんなっちゃうほど無下にされてますよねぇぇぇぇぇぇっっ』
>「ハモるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!」
>『だって、ねえ・・・・・』

仲よろしいんですのね。ミレアさんとゼロスさん。
でも、ゼロスさんのお相手はリナちゃんですわ!!と、意味不明なことを力説する私です。

>
> ちろりっ、と見られて、あたしは思わずうくっ・・・と言葉に詰まってしまう。
> ・・・・・・もうっ・・・!あたしが、一体何したってのよ!!???
>
>               *
> 
> あたし達がつるんで旅するようになってから、早一ヶ月。
>それなりに諸国の郷土料理とかのフルコースを堪能かつ制覇して、あたしたちは再び、セイルーンに戻ってきたのだった。
> その間、別にこれといって大きなことが起こることもなく、(っていうか、毎日毎日いつかみたいに高位魔族に襲われてたら、はっきしいって「うざい」じゃすまないし。)ガウリイをシバいたり、ゼロスからアイテムぶん取ったり、ミレアに愛のつっこみをいれてみたり、とまあ、あたし的には結構有意義な一ヶ月を送ったりしていたはずだった。ガウリイも、・・・まあ、何にも考えてないのかもしんないけど・・・満喫はしていたように思う。
>ところが。
>ゼロスとミレアという、はためーわくきわまりない世界の害虫コンビ(あたし命名)は、どうやらそうでなかったようなのである。
>
つい最近二人で釣りをしてきたらしかった後から、どこかしら、様子がおかしいのだ。

リナちゃんの命名好きですの♪
前のミレアさんへの命名もよろしかったですもん。
それにしても、リナちゃん、相変わらずですよねぇ。アイテムをぶんどられるゼロスさんが少しお気の毒ですぅ。

>
>
> そう・・・・・、まるで、二人の人格が入れ替わってしまったかのように。
>
>
>
>「リナさん!!一緒にお茶でも飲みに行きません?」
>ごろにゃん、といった感じに、今日もまたミレアからお誘いが来る。
>そもそも、ミレアというのは、あたしを恋のライバルとかいって敵視しているわりには懐っこくて、あたしも(ガウリイのことがなければ)妹みたいに結構・・・その・・・まあ、かわいく思ってる子なのだ。
>そう、思ってはいるんだけど・・・。

こういうところ、可愛いです。リナちゃんが。
でも、ミレアさんを可愛いって思ってても、微塵も口には出さないんでしょうね。彼女。照れ屋さんですから♪

>「うふふふふっ。リナさんと昼間のデートなんて、嬉しいですぅ♪」
>「そ・・・・そう??」
>思わず正気かっ!!?とスリッパ込みでつっこみたい気持ちを、あたしはなんとかおしこめる。

やん!もうやっちゃってよ!!と内心で、私は願ってました(笑)。
もう、リナちゃんのスリッパ攻撃は必需品♪(←かなり違うって。ソレ)ですもの。

>(ミレアのやつ、あんまりにもあたしがガウリイのこと好きじゃないってつっぱねるもんだから、手法をかえたのかしら・・・?)
>どうやらミレアは、未だにあたしの気持ちとやらを疑っていて、でも表面上はあたしの魔法攻撃を恐れてここ最近は大人しくしていたのだけれど・・・。
> しかし、ミレアはそんなあたしの胸中を察するでもなく、ただひたすらはしゃぎまくっている。
>(・・・・・あたしの、考えすぎかな。)
>あたしは自分の思考にそう、けりをつけると、先のゆくミレアを追うために、軽く床を蹴った。

思ったことですが、中禅寺湖様の、表現力って素晴らしいですぅぅぅぅっっ!!
もう、感激しまくってるんですよぉぉ!!
読みやすくって、読み手をぐいぐい引き込んでいくような、そんな感じで。
う〜ん。やっぱり、言葉足らずの私ですから、うまく表現できない・・・・すみません!!
とにかく!!すっごく良いんです!!

>
>「あっ、あたしヨーグルトパフェにしますっ!!リナさんは?」
>「そーねぇ。・・・うーん・・あ、これこれっ!!すみませーん!超巨大ウルトラ リミックサンデー二つ!!」
>「あの・・・なんてゆーか・・胸やけしません?」
>「へ?こんくらいじゃ、全然よ?」
>「・・・いや、あたし、ちゃんとリナさんのことわかったつもりでいたんですけど
> なんてゆーか・・・。」
>何やら、一人で思考の迷宮に入り込んだみたいである。
>あたしはそれを機に、ミレアの様子をまじまじと観察した。
> ゆるゆるとした、柔らかな金髪。眉毛より、かなり上に潔く切りそろえられた前髪が、あどけない貌をあらわにしている。目がでっかいのは同じだが、彼女の瞳の色はアメジストのようなそれで、思わず引き込まれそうなほどに、美しい。同姓からみても、ミレアは文句なしに美少女だ。
>(ガウリイが、一目惚れしなかったのが、不思議なくらいじゃない・・。)
>あたしの胸の中に、にがいものが、ほんのすこしだけ広がった。
>とぼけた性格も、暖かい優しさも、全て天に返すような怜悧な色のガウリイの瞳。
>たしかに、ガウリイはどんな女性の誘いも断るが、かくいうあたし自身だって、き
>っと何一つ寄せ付けてはもらえないのだ。
>
> ガウリイと、これほどなまでに時間を共有しているのに、あたしもガウリイも、何一つ変わっていない・・・。
>
>信頼感や連帯感、友愛は芽生えても、どうしても「情愛」だけが生まれない。
>自分の中に、やっと最近みつけたばかりのそれを、彼の中には全く見つけることが出来ない。本当なら、彼の心の深淵を両手でかき回して、めちゃくちゃなまでに見つけだしてやりたい。あたしなしではいられないように、とことんはめさせてやりたい。
>
>「くやしいわね。」
>
>今まで、何でも自分の思い通りにしてきた。
>もちろん、人生そう甘くないことを知らないほど、子どもじゃない。
>けれど、彼だから。
>初めて、これほどまでに欲しいと思った人だから。

いやぁ――――――――――――――!!!!
リナちゃんは、ゼロスさんのものなの!!ガウリイさんはダメ!!
って、私が叫んでもダメなんですけどねぇ・・・・すみません!!
で、でも、「これほどまでに欲しい」だなんて、リナちゃん、大胆ですぅ!!!

>
>不意に、頬をたどる指の感触に、気づく。
>ミレアの指が、あたしの涙の跡を、ゆっくりとたどっていた。
>「どうしました?確認でもしましたか、貴女の気持ちを・・・。」
>ゆっくりと、優しくかみ砕くように、いう。

ここで、ゼロスさんを確信しましたわ!!
もう、こういう言い方ってゼロスさんですもの!!かっこいいですぅぅっっ!!

>「どうなんです?リナさん。」
>「・・・・・・したわよ。面と向かってあいつにうち明けるかは別として、ちゃん
> と、認めるわ・・・・・。」

きゃっ!!リナちゃんが、素直すぎるくらい、素直!!!
ある意味、すっごくかっこいいですぅぅぅ。
でも、ゼロリナファンとしては、ちょっと、悲しいけど。

>「・・・・・・そうですか。」
>アメジストの瞳を揺るがせ、ミレアはどこまでも柔らかく苦笑した。
>「やっと、これで本腰を入れられますね。」
>がたっと木のいすをゆらし、スローモーションで、ミレアの貌が近づいてくる。
>
>
>瞬間。
>あたしの思考回路は、完全に無の世界へ引きずり込まれた。

キスですね。キスですねぇぇぇっっ!!!
もう、やってくれますわ。ゼロスさん!!
スマ−トにさらっとやってくれちゃうんですから!

>
>「いやーっ。すみませんねぇリナさん。はっはっは。」
>
>漆黒の髪。
>闇色の目。
>いきなり変身したその姿は、どう見てもあのすっとこどっこいの神官そのもの。
>
> そいつが、今、あたしに何をした・・・・・・・?

キスだってば(はぁと)

>無理矢理思考回路をつなげて。
>体中の血液を脳に送り込んで。
>やっと。
>
>「あっあっあんたっっ・・・・・!!!!!!」
>「宣戦布告、ですよリナさん。」
>
>闇そのもののくせに、太陽光を反射して煌めく艶やかな笑顔。
>
>「ライバルは、あなたのお気持ちです。」

この、言葉好き!!!!
もう、なんかかっこいい言い方なんですもの!!
ゼロスさん、ガンバです!!

>「なっ・・・・なに言って・・・」
>「この感触が消えないうちに、また頂けるように、ね」
>「ばっ・・・」
>
>「馬鹿」と言い終わらないうちに、超巨大なパフェがテーブルの上に運ばれてきて、壁を作って視界を遮ってしまう。
>
>「ほら、早くお召し上がりにならないと、折角のパフェが溶けますよ♪」
>「・・・・・なによ。変身してあたしを謀った罪は、重いんだからねっ!!!」
>「はっはっは。望むところです。」
>
>不敵な発言を、一体どんな顔していっているのやら。
>相変わらずの、にこにこ顔か、それとも・・・・。
>
>あたしの意志に反して、顔中が火照るように熱い。
>胸の鼓動は落ち着くどころか、ますます早鐘をうっている。
>
>(自分の気持ちをうち明けた途端、別の男に反応するって、どういうことよ!?)

それは、ゼロスさんが好きなの♪
もう、素直に自分の気持ちに気付きましょうねリナちゃん♪

>とりあえず。
>あたしはとろけ落ちそうなほど熱い胸の内を冷ますように、とびきり冷たいパフェを口の中に放り込んだ。

もう、これは変えようのない事実です!!
「とろけ落ちそうなほど熱い胸」がリナちゃんはゼロスさんを愛しちゃってると言ってるようなもんです!!(←決めつけるなって)

と、つたない感想を述べさせて頂きました。
う〜。こんなの貰っても仕方ないですよねぇ。すみません!!
わ、続き、とっても楽しみなので、頑張って下さいね。
それでは、これにて失礼させて頂きます。

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8291Re:素敵ですぅっっ!!中禅寺湖 えり 12/5-05:47
記事番号8276へのコメント

ユノアさんは No.8276「素敵ですぅっっ!!」で書きました。

>初めまして、こんにちは、ユノアです。
>今更かい!!とお怒りを受けそうですが、感想を述べさせて頂きたく、きました。
>う〜ん。とっても、感想らしくない感想となることでしょうが、お許し下さいね。

そんなそんなっ!!私のほうこそ、ユノアさんへの感想、めっちゃ遅れてしまって、ホントすみませぬ!!!読んで頂けただけでも、とっても嬉しいですっ!


>仲よろしいんですのね。ミレアさんとゼロスさん。
>でも、ゼロスさんのお相手はリナちゃんですわ!!と、意味不明なことを力説する私です。

2.5は、何とかミレアさんについて書こうとしたんです。
ミレアさん、オリジナルキャラなのに今までほとんど記述してないから、読んでくださる方も「誰やねん」と思ってらっしゃるのではーっ!と思って(^_^)。
でも、当然ゼロスとは清いお友達ですよ!!(きっぱり!!^o^)
だって、わたしも、根っからのゼロリナファンですモノっ♪♪


>リナちゃんの命名好きですの♪
>前のミレアさんへの命名もよろしかったですもん。
>それにしても、リナちゃん、相変わらずですよねぇ。アイテムをぶんどられるゼロスさんが少しお気の毒ですぅ。

うひゃあっ!!1のことですねっ!!!
覚えていてくださって、ありがとうございます♪♪
>もしや、私の中のリナさん像って、○ャイアン!!!!???(「お前のモノは
俺のモノ。俺のモノは俺のモノ。」)


>こういうところ、可愛いです。リナちゃんが。
>でも、ミレアさんを可愛いって思ってても、微塵も口には出さないんでしょうね。彼女。照れ屋さんですから♪

はいっ♪♪リナさんは未来永劫、このまんまでいて欲しいキャラです〜〜。


>やん!もうやっちゃってよ!!と内心で、私は願ってました(笑)。
>もう、リナちゃんのスリッパ攻撃は必需品♪(←かなり違うって。ソレ)ですもの。

やっとけばよかったです〜〜っ!!!いやーんあたしのバカバカ馬鹿ーッッ!!!(^_^)


>思ったことですが、中禅寺湖様の、表現力って素晴らしいですぅぅぅぅっっ!!
>もう、感激しまくってるんですよぉぉ!!
>読みやすくって、読み手をぐいぐい引き込んでいくような、そんな感じで。
>う〜ん。やっぱり、言葉足らずの私ですから、うまく表現できない・・・・すみません!!
>とにかく!!すっごく良いんです!!

うひゃぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!
ユノア様に褒めていただけるなんてぇぇぇぇぇぇっ!!!!!
んもう、甘やかしちゃダメですよっ(^_^)
いや、でも2なんて、ホント、泣きたいくらいへぼっちで・・・(*_*)
ううっ。これからも精進します!!!


>いやぁ――――――――――――――!!!!
>リナちゃんは、ゼロスさんのものなの!!ガウリイさんはダメ!!
>って、私が叫んでもダメなんですけどねぇ・・・・すみません!!
>で、でも、「これほどまでに欲しい」だなんて、リナちゃん、大胆ですぅ!!!

実は、密かに私の独断コンセプトがあって、それが
「ガウさんにちょっちラヴ入ってるリナさんに、ゼロスがラヴラヴアタックかけて奪い取る!!」
というものなのです。あぅーーーーーっっでもでもっ!!
ゼロスとのラヴラヴを早く書きたくて仕方なかったですよぅっ!!!(←重症)



不意に、頬をたどる指の感触に、気づく。
ミレアの指が、あたしの涙の跡を、ゆっくりとたどっていた。
「どうしました?確認でもしましたか、貴女の気持ちを・・・。」
ゆっくりと、優しくかみ砕くように、いう。

>ここで、ゼロスさんを確信しましたわ!!
>もう、こういう言い方ってゼロスさんですもの!!かっこいいですぅぅっっ!!

わっ!!気づいてくださるなんて、嬉しいです!!!本人、ゼロス意識して書いてましたっ!!!あれですね。ゼロス大先生ってば、きっと、女言葉使うの忘れちゃうほどリナさんに・・・っ!!(動揺)


>きゃっ!!リナちゃんが、素直すぎるくらい、素直!!!
(ガウリイへの想いを認めた台詞)
>ある意味、すっごくかっこいいですぅぅぅ。
>でも、ゼロリナファンとしては、ちょっと、悲しいけど。

リナさん、ライヴァルの女の子に対して誠実というか、フェアに、真っ向から向かってくれるタイプでないかしらっ!と、勝手に妄想して書いたので、きっと神坂先生のリナさんとは違うのでしょう・・・。うーんっ。あたしの好きなタイプの女の子にしちゃったかもですな〜。


「・・・・・・そうですか。」
アメジストの瞳を揺るがせ、ミレアはどこまでも柔らかく苦笑した。
「やっと、これで本腰を入れられますね。」
がたっと木のいすをゆらし、スローモーションで、ミレアの貌が近づいてくる。


瞬間。
あたしの思考回路は、完全に無の世界へ引きずり込まれた。

>キスですね。キスですねぇぇぇっっ!!!
>もう、やってくれますわ。ゼロスさん!!
>スマ−トにさらっとやってくれちゃうんですから!

うっひゃぁぁっっ!!!我ながら、ちゅーなんて、全くなんつーことをっっ!!!
うん。でも、是非入れてみたかったエピソードっ!(^_^)!!

 そいつが、今、あたしに何をした・・・・・・・?

>キスだってば(はぁと)

その通りっ!!


「ライバルは、あなたのお気持ちです。」

>この、言葉好き!!!!
>もう、なんかかっこいい言い方なんですもの!!
>ゼロスさん、ガンバです!!

「宣戦布告」を使うことを前提に、話がつながるように入れた台詞なのです〜。
なんか妙にお茶目で、私も大好きです!!!!(←って、自分でいうなぁぁぁぁ!!!^o^)


(自分の気持ちをうち明けた途端、別の男に反応するって、どういうことよ!?)

>それは、ゼロスさんが好きなの♪
>もう、素直に自分の気持ちに気付きましょうねリナちゃん♪

ゼロスの忍耐がきれない内になんとかっ!!!


とりあえず。
あたしはとろけ落ちそうなほど熱い胸の内を冷ますように、とびきり冷たいパフェを口の中に放り込んだ。

>もう、これは変えようのない事実です!!
>「とろけ落ちそうなほど熱い胸」がリナちゃんはゼロスさんを愛しちゃってると言ってるようなもんです!!(←決めつけるなって)

愛しちゃってますよねっ!!!!!!
でも、ガウさんへの気持ちもようやく気づいたばっかのリナさんは、一体いつになったら大先生に振り向いてあげるんだろう・・・?(遠い目・・・。)
が・・・がんばります!!!

>と、つたない感想を述べさせて頂きました。
>う〜。こんなの貰っても仕方ないですよねぇ。すみません!!
>わ、続き、とっても楽しみなので、頑張って下さいね。
>それでは、これにて失礼させて頂きます。

全然拙くなんかないですよぅっ!!!
むしろ、私が今書いてるこの返事のほうがだめだめですぅ(*_*)
ユノアさんファンのあたしにとって、何よりも嬉しい感想でしたっ!
うにゃぁぁっ!!続き、頑張るです!!!
それでは、また!!!!