◆−Happy(ゼルアメ)−雫石彼方(12/13-04:03)No.8334
 ┗Re:Happy(ゼルアメ)−くが(12/13-22:15)No.8336
  ┗ありがとうございますううううう(滝涙)−雫石彼方(12/15-05:03)No.8341


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8334Happy(ゼルアメ)雫石彼方 12/13-04:03


初めまして、雫石彼方という者です。いろいろな方の作品を見ているうちに、自分でも書きたくなって、無謀にも投稿してしまいました。拙い文章ですが、読んでいただけると嬉しいです。


「わーーー!!キレイ・・・!!」
アメリアが感嘆の声を上げる。
今、アメリアとゼルガディスはこの村の名物である桜の大木を見に来ていた。
「見に来て良かったですね、ゼルガディスさん!」
心底嬉しそうに笑うアメリアに、ゼルガディスは目を細めた。
”リナさん達も来れば良かったのに・・・”などと言いながら、アメリアはまた桜を見上げる。それにつられるように、ゼルガディスも見事に咲いた花に見入った。
早朝のためか、二人の他には誰もいない。
『朝一番に行きましょう!!』
そう言ったのはアメリアだった。
『ええーーー!!たかだか花見すんのに貴重な睡眠時間を割くなんてやーよ!それに、春とはいえ朝はまだ寒いし。あたしパス。』
まずはリナが脚下し、リナが行かないのにガウリイが行くはずもなく。結局、アメリアのうるうる攻撃に負け、こうして二人で桜を見にきたのだが・・・ここに来て、アメリアが朝早くに行こうと言った理由が分かった。人目を嫌がるゼルガディスを気使ってのことだったのだろう。
(かなわないな、こいつには)
心で呟きながらアメリアを見ると、何やらあっちへバタバタ、こっちへバタバタ走り回っている。
「何暴れてるんだ?」
「暴れてるんじゃありません!落ちてくる花びらをつかまえようとしてるんです!!」
なんでまたそんなことを、というような表情のゼルガディスを見ると、
「知らないんですか?落ちてくる花びらをつかまえると、いいことがあるんですよ。」
そう言うと、また花びらをつかまえるべく、走り回る。
「迷信だろう?それに・・・!!」
「うきゃあっ!!」
走り回っていたアメリアが、石につまずいて転びかける。
「危ないっ!」
ぼふっ
間一髪、ゼルガディスが受け止める。結果、二人は抱き合うような形になった。
「す、すみませんっっ!!!」
真っ赤になったアメリアが急いで離れようとしたが、ゼルガディスは彼女の小さな体をぎゅっと抱きしめた。
「あ、あああの・・・!!!」
「・・・それに。」
「?」
「花びらなんぞつかまえなくても、いいことは起こるもんだ。こんな風にな。」
アメリアの体を少し離すと、ゼルガディスは顔を近づけ・・・・・彼女の唇にそっと、自分の唇を押し当てた。


その後。リナとガウリイが朝食を食べていると、ゼルガディスがなぜか(笑)顔を真っ赤にして気絶しているアメリアを背負って帰ってきたそうな。

めでたしめでたし。






あうう、こ、こんなはずでは・・・・(汗)
初投稿だし、まずは甘さ控えめでほのぼのなのにしようと思ってたのに、書き終わってみれば激甘な話になってました・・・キスしてるし。お恥ずかしい限りです・・・でも、そのうちまた投稿しようと思うので(こりねーな)、気が向いたら読んでやってください。

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8336Re:Happy(ゼルアメ)くが 12/13-22:15
記事番号8334へのコメント

ラブラブ〜ってかんじでどきどきでした。
アメリアって隙があり過ぎですよね。
ゼルにとってはおいしい限りですが……。
また可愛いお話書いて下さいね、楽しみに待ってます。

あのー、本出されてませんか?
もしそうなら、3巻が待ちどうしいです。
こちらも楽しみにしているので頑張って下さいね。
違ったらすいません(汗)

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8341ありがとうございますううううう(滝涙)雫石彼方 12/15-05:03
記事番号8336へのコメント

くが様、感想本っ当にありがとうございました!!見た瞬間、感動のあまり手が震えてしまいましたよ・・・(笑)やっぱやめればよかった・・・と後悔し始めたときだったので、ほんとに嬉しかったです。おかげで勇気出ました!きっとそのうちまた何か書きます!

ええと、本のことですが・・・・はい、出してます。あんなへっぽこな本でも待っていてくださるなんて・・・・涙ちょちょぎれんばかりです。
・・・・が。・・・・・すみません、冬コミは受かったんですが、3巻出せそうもありません(死)就職活動しなきゃならないもんで・・・。で、一応5月発行目指してちまちまと進めているので、気長に待っていてくださると嬉しいです。本が出せない代わりにここに投稿しようと思ってるので、そちらの方を見てやって下さい。では。