◆−君と僕の日常・3−part2−霽月リナ(2/10-23:47)No.8752
 ┣Re:君と僕の日常・3−part1−霽月リナ(2/10-23:55)No.8753
 ┣君と僕の日常・3−part1−霽月リナ(2/10-23:58)No.8754
 ┗運命の別れ道−霽月リナ(2/11-00:37)No.8755
  ┣Re:運命の別れ道−セラフィーナ(2/11-00:49)No.8758
  ┃┗いつも1番乗りでありがとう(笑)−霽月リナ(2/11-13:53)No.8770
  ┣遅くなってごめんなさい。−きょん太(2/11-05:02)No.8764
  ┃┗THANKS!!−霽月リナ(2/11-14:06)No.8771
  ┣Re:運命の別れ道−がぜる(2/11-09:05)No.8766
  ┃┗おっは→☆(謎)−霽月リナ(2/11-14:16)No.8773
  ┣エイプルシティへ−霽月リナ(2/11-13:43)No.8769
  ┃┣ガウリイ格好いい!!−がぜる(2/11-14:15)No.8772
  ┃┃┗はっえぇ(笑)−霽月リナ(2/11-14:30)No.8774
  ┃┗あうっっ(爆死)−霽月リナ(2/11-14:37)No.8775
  ┗トゥルーザシティへ−霽月リナ(2/11-20:45)No.8778
   ┣Re:トゥルーザシティへ−がぜる(2/11-23:38)No.8784
   ┣Re:トゥルーザシティへ−きょん太(2/15-19:27)No.8828
   ┗きゃううっ。ですわ!−浅島 美悠(2/15-19:48)No.8829


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8752君と僕の日常・3−part2霽月リナ E-mail 2/10-23:47
記事番号8666へのコメント

こんにちわ、リナです。やっと載せます、後編(爆死)
あああっっ!!ごめんなさいですぅ〜(びくびく)
だって、だって、テストがっっ・・・
今日日の学生は大変なんです〜。特に中学はっっっ(汗)
明日からまたテスト週間だし(吐血)今度は学年末です。この前は学力。
この2つはやったら範囲が広いので嫌いです。
なんスか、この『最初から〜』って範囲は。
最初からのどこがでるんだよ。・・・って、ハっっ??!!
お、思わずグチってしまった?!ご、ごめんなさいです。
で、では本文に・・・。宜しければ最後までお付き合いをv
コメントなんてもらえたらそれこそ幸せ絶頂です♪
最近ゼルリナがブームってるのですでに幸せ絶頂越してますけど。

このお話は、セラフィーナに。コメントありがとう。返事かけなくてごめんです。
理由は上記のとおりですので・・・お許しください(汗)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

君と僕の日常・3
『君のためにできること』


「うやぁ〜・・・すっごい〜」
重い扉を並べられた本に埋もれた本棚に埋もれた部屋。
・・・ちょっと表現が悪かったな。
まぁ、とにかく雑魚のゴースト共を無に帰しながら、
辿り着いたその部屋は本に埋もれまくっていた。
「ほんとに凄い量だな。この本の持ち主はどんな奴だったんだか・・・」
「さ〜ね〜。それは、わかんないけど。
 ・・・ねぇ?ゼル」
本の背表紙を見ながら呟いていたリナが不意に、興味なく壁に凭れ掛かっていた俺を見た。
すごく輝いた笑顔で。
眩しすぎるその笑顔に一瞬目を細める。
「何だ?」
「結構・・・読み応えがありそうじゃない?この部屋いっぱいの本・・・」
そう言いながら、俺に近づいてくる。
「ほら、ちゃんと見てみて。・・・あなたのためにここまで来たんだから」
「は?」
最後の言葉に俺は、思わず間の抜けた声を出してしまった。
「俺のためって・・・」
まさか・・・?!
思い当たって、ばっと振り返り本棚に綺麗に並べられた本の背表紙をざっと見渡す。
「こ、れは・・・・・」
どういうことだ?と言って、リナの方を向くと、リナは静かに微笑いながら佇んでいた。
「・・・少しは・・・役に立ちそうかしら?あなたのために・・・」
本棚にある本は見渡す限り、全てがキメラに関する本だった。
この中にだったら、俺が探していた答えが、真実が見つかるかもしれない。
「どう、して・・・・」
まさかリナが俺のために宝捜しをしていたなんて思ってもいなかった。
思わず動転して、問い掛けてきたリナに答えずに、全く違う疑問を投げかけてしまう。
「訊いてるのはこっちなのに」
クスっとリナは笑った。
「この遺跡はね、昔、あるキメラ研究者が研究所として私有してたものなのよ」
「何で・・・お前、ゼロスに遺跡の話を聞いて行きたがったてただろう・・・?」
それなのに、なんで此処の所有者のことだのをしってるんだ?そう訊くと、リナはむっと顔をしかめた。
「失礼ね〜。あたしだって、下調べなしで無闇に宝捜しなんてやんないわよ。
 スカな場合もあるわけだし」
「じゃあ・・・尚更だ。どうしてこの遺跡のことを知ってたんだ?どうして・・・」
そうねぇ〜と言って、リナは側にあった小さな椅子に座る。
「話せば長いんだけど〜。え〜と・・・ほら、何時だったかな?う〜ん・・・・・
 半年前位かな?リールシティにちょっぴし滞在したでしょ?
 あの街の魔道師協会のちょぉぉぉ〜重要機密所要書庫でここの研究者の名前が、
 ちょこぉぉぉぉっとだけ載ってて。で、詳しい本はリルンシティにあるってゆーから、
 リルンシティにも行ったでしょ?で、そこにはその本なくって。
 ・・・ったく。大体あの男が「リルンにならある」とかなんとか言うから・・・
 と。で〜・・・そこの評議長が「プルーにならある」とか言ったのよ。
 だから、プルーシティにも行ったでしょ?で・・・・」
リナの話は本当に長かった。
それだけ色んな所の魔道師協会の超重要機密所要書庫を駆けずり回った、というこだ。
その場その場にあった、ほんの少しの情報を手掛り求めて俺たちを引き摺り回していたのだ。
その情報を得るために各箇所で出された依頼に俺たちを巻き込んでいたのだ。

俺のために。

「ど?あなたのためになるものはあるかしら?」
座ったまま、長い話しを終えたリナは、本に目を向けた俺に再び訊ねた。
「どうして・・・・?」
「またその質問に戻っちゃうの?」
苦笑するリナ。
「違う。なんで・・・そんな・・・その・・何だ?だから・・・・・
 ・・自分のためになる訳じゃないのに、どうして・・・・?」
「あなたのためになるからよ」
俺の質問にリナは笑顔でさらりと答えた。
「・・・お前の利益にならないのに?」
「あなたの利益になるでしょう?」
またまたリナはさらりと言う。
「あたしがあなたのためにできること、これぐらいしか、ね?」
「でも・・・」
お前が、あのリナ・インバースが他人の・・・俺のためになんかに・・・
「何よ、それ」
呟いた俺にリナは露骨に顔をしかめた。
「いや・・・スマン。だってな・・・」
「フン、っだ。あたしだってねぇ、たまには他人の役に立つ事だってするのよ。
 それに・・・ゼルだったし?」
「何だ?それは」
リナは空・・・いや、天井を仰いだ。
「だって、すごく一生懸命だったから。とっても真剣で、とっても一途に。
 だから・・・。それに、ずっと一緒にいたかったから」
「え?」
訊き返した俺にリナは照れたように笑いながら言った。
「だって、何か情報があるたびすぐにどっか行っちゃいそうで・・・。
 その度にすごく恐くて、心細くって。ゼルがいなくなっちゃったら、どうしようって。
 おかしいわね、前は仲間なんて絶対、好きな人なんて絶対いらないって、おもってたのに」
「リナ・・・・」
「あ、あ、あ。気にしないでね?別にあたしが勝手に想ってしたことだし・・・。
 迷惑・・・にはならない、よね?この場合。勝手だったけど」

薄く頬を朱く染めてリナは大きな瞳で俺を覗き込んでくる。
その瞳に吸い込まれそうな感覚に襲われる。
誰よりも輝いているその瞳に。
世界を照らす少女に、何時の間にか惹かれていた。 
闇の中を彷徨っていた俺に光りを差し伸べてくれた。
何にも屈しない強さに秘められた、孤独や切なさに気付いたのは何時だっただろう。
誰にも見つからない、誰にも触れることの出来ない心の奥で、
涙で濡れ、押し殺した声で泣いていた少女は、いつもいつも俺に語りかけていた。
自分の弱さは何も見せないで。見せないように。
強がりの裏に隠された弱さ。
その弱さを隠して、生きていく力を人に与える。共に生きていこうとする。
力強く。いまを精一杯駆け抜けていくように。
俺を必要としてくれた。それだけで心は軽くなる。
いつも俺は問い掛けていたから。

『お前に俺は必要か?』


「ゼル?」
リナが俺の名を呼んだが、それには応えず、黙って座ったままのリナに歩み寄る。
「・・・ゼル?・・・っ?!」
瞬間、見開かれる紅い瞳。
甘い甘い口付けにだんだん瞳は閉ざされていく。
「・・・ん・・・・」
リナが息苦しそうに顔をずらそうとする。
俺は顎を掴んで、敢えてそれを止める。
「・・・っぁ・・んゃぁ・・・」
リナの目尻に涙がうっすらと浮かんだところで、唇を放す。
リナは力なく俺に寄りかかって、肩で荒い息を繰り返す。
「リナ・・・・」
その細い肩をぎゅっと抱いて、耳元で低く囁く。
「ゼ、ゼル・・・」
震える声に愛しさが込み上げる。
「好きだ、リナ。愛してる・・・誰よりも」
「・・・う、そ・・・・」
いきなり疑うリナに俺は苦笑する。
「何故だ?」
「だ、だって・・・ゼルはアメリアが・・・・」
涙を溜めた瞳で、リナは呟く。
その姿が愛しすぎて、優しく頬にキスを落とす。
「・・・こんなこと、リナにしかしないぜ?」
「・・・・う、ん。うれしい・・・。ずっと好きだったの。愛してるわ。
 でも・・・不意打ちはズルい」
納得したようだが、泣きながらリナはしがみつく。
「だって、心臓ばくばくいって・・・・。どきどきが治まらない・・・」
「何女みたいなこと言ってんだ」
「・・・ひっど。もうゼルなんて嫌いよっっ」
ぷいっとリナはそっぽを向くが、決して服を握っている手は放さなかった。
その控えめな愛情表現に、心がじんと熱くなる。
「冗談だよ。女以外、リナ以外の奴に俺は熱くならないぜ?」
また、今度は唇に優しいキスを落とす。
「ん・・・冗談でも言っていいことと、悪いことが・・・」
まだぶつぶつ言っているリナをぐいっと引き寄せて、立ち上がらせた。
「ゼ、ゼル・・・?」
「座ってる奴にキスするの、結構辛いんだよな。コレが」
リナの顔が赤く染まる。
「な、何いってんのよ。だったらしなければいいじゃない・・・」
「でもしたかったんだから仕方がないだろ?お前があんまり可愛いから・・・」
ちゅっと、キスをする。
「ばか・・・自業自得でしょ?結局・・・」
「・・・そうだな」
笑いあってリナは本棚に目を向ける。
「ホントは、あんまり期待してなかったの。此処。ホントにお宝あるかわかんなかったしね、
でも、ゼロスが遺跡に宝があるって言ったでしょ?だから、ここだって確信して」
でもね・・・とリナは俺を見直す。
「実を言うとね。教えてあげないでおこっかな〜って思ったりもしたのよ?」
「何故だ?」
「だって、もし、もしもね。本当にここにゼルの身体を元に戻すものがあって。
 ゼルが元に戻っちゃったら、ゼルとはもう旅する理由がなくなっちゃうでしょ?
 一緒にいたかったから、ずっと」
でも、結局来ちゃった、とリナは寂しそうに笑う。
抱きしめる力を強くして、リナに囁く。
「大丈夫だ。仮にいつか元の姿に戻ったとしても、俺はずっとお前と旅を続ける。
 お前とずっと一緒にいることが、俺の『お前と旅する理由』だ」
その言葉にリナは満面の笑みを浮かべる。
「これからも、ずっと・・・・」



僕は君にいつもいつでも問い掛けている
『君に僕は必要?』
君の答えを望みにするために 僕はこれからも歩いていく  
生きていく


賓欲な世界はダークグレイの空のようだけど
あなたがいてくれれば私は私でいられる

かけがえのないものがひとつあるだけで
強く生きていける
そんな未来をずっとあなたと歩いていきたい


『好き』で片付けるには軽すぎる
トキメキや安らぎだけじゃない感情
こんな幸せのカタチ 2人で創っていこう

これからを 君と歩いていく
僕は君が必要で君は僕が必要
想いを確かめ合う毎日
それは


君と僕の日常


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
はい、やぁぁぁっとできました。後編です。
もしももしも、待っていてくれていた方がいてくれたらごめんなさいです。
そして、ありがとうございます♪
『君と僕の日常』シリーズ(ってほど書いてないけど(爆))は、
これでおわりにしよっかな〜?と・・・。
最後の何か・・・詩って言うか・・・考えるの凄く大変なのですよ・・・(しくしく)
文才のないあたしに、詩をかけなんてっっ(誰もンなこと言ってないって)!!
ま、気がむいたらまた書こうと思ってますので、その時はよろしくです♪

霽月 リナ拝


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8753Re:君と僕の日常・3−part1霽月リナ E-mail 2/10-23:55
記事番号8752へのコメント

こんにちは〜。またまたです〜。やっぱびば!ゼルリナですよぅ〜(笑)
がんばりましょう!セラフィーナ!!
今回のは前後編です。
めずらしく?前編に実際に登場するのはリナとゼルだけです♪
本人すっげー臆病=怪談&お化け屋敷etc嫌いなくせに、
今回はそういう?お話です(笑)
後編では、意外な、でもありきたりな終わり方です(爆死)。
っていうか、タイトルからしてありきたり(笑)
最後までお付き合いくださるとうれしいです♪
このお話はセラフィーナに♪

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
君と僕の日常・3
『君のためにできること』


俺は今、リナと2人きりだった。
別に、ガウリィやアメリアやフィリアに内緒で密会しているワケではない。
第一、誰が自分が愛する女と好き好んでこんなところで密会するのだ。
ここは、ある山奥の霊験あらたかな神殿の地下だ。
冬なのに、空気は乾燥しているどころか、むしるジメジメして湿気があった。
おまけに明りという明りがない。
今、あたりを照らしているのは、オレの魔力の明りだ。
ふもとの村では、ゴースト・・・もとい、幽霊が出ると村長に言われたが、
まだそいつらにはお目にかかっていない。
何故、『ゴースト』ではなく『ユウレイ』なのか。
その疑問に駆けられたが、間もなくその疑問は頷けるものになった。
村長が話したのだ。ここで起きた怪談・・・つまり、怪奇現象の数々を。
アメリアとフィリアが怖がって泣き叫びながら暴れたのは言うまでもない。
ゴーストとユウレイはまったく同じ存在である。
たとえソレが、気味の悪い老人の姿をしていても、飴を嘗めている赤ン坊でも、
血みどろの自殺青年でも、井戸に身投げした着物姿の女でも、
夜になると、お皿を数えに来てくれる親切なヤツでも。
生理的嫌悪を感じさせるモノが幽霊と呼ばれている。らしい・・・。
俺は別に何とも思わないが。
途中でアメリアとフィリアが何度かダダをこねたが、リナが
『どうしても行かなきゃいけないの。行きたくないならここで待ってて』
と言ったら、2人で待っているのも怖いらしく、ぐじぐじ言いながら着いて来た。
が、今しがたそのアメリアとフィリア、そしてガウリィの旦那とはぐれた。
きっと、後をビクビクしながら着いて来た2人と、その2人にしがみつかれていた
ガウリイは、
いつの間にか満ちが下り坂になっているのにも気がつかず、ここよりさらに地下に行ったんだろう。
どうやらこの神殿は、いろいろな仕掛けがある迷路らしい。
「ねぇ、ゼル。アメリアたち、大丈夫かな?」
リナが少し上ずったような声で言う。
「大丈夫だろう。アメリアとフィリアは白魔法が使えるし。
 いざとなっても、ガウリィが光の剣を持ってる」
「う、うん・・・。そうね・・・。でもさ・・・あたしもゼルも、使えないよ?白魔法・・・」
「精霊魔法があるだろうが」
「う、うん・・・」
冷たく言い払うオレに、リナは俯く。
(・・・ちょっとキツすぎたか?)
でも、いつもはそんな事でめげたりしない女だ。
「・・・ねぇ、ゼル。ここ、どこ?」
「わからん」
「・・・ねぇ、ゼル。この道、どこまで続くのかな?」
「わからん」
「・・・ねぇ、ゼル。お宝、どこ・・・」
「しるかっっ」
うぅ〜と、リナはうめいて、心配そうな眼つきで、上目使いにオレを見た。
「ゼル・・・怒ってる?」
ぷちっっ
「当たり前だろうがっ!だいたい何で俺がこんなところで宝捜しをせにゃならんのだっ!
 誰のせいだと思ってるんだっっ。
 しまいにゃ3人とははぐれるし、現在地も出口も、入り口すらわからんっっ!!
 ったく、だからゼロスの言うことなど信じるなと言ったんだっっ」
俺の言葉をリナは黙って俯いて聞いていた。
そもそもの話、ここへ来たのは、リナがゼロスの「古代のお宝がある」というのを
信じて、行くと言い出したからだ。
俺がつめるのも聞かずに、『絶対に行く』と言い張って来たのだ。
その結果がコレである。
怒らずにいろというのが無理な話である。
リナは立ち止まって、俯いた。
「・・・ごめん、なさい・・・・・」
掠れた声がリナから漏れた。
その声はとても弱弱しく、儚く、いつもの天才美少女魔道師の声ではなかった。
ただの・・・ただのオンナの声だった。
「ごめ、なさい・・・ごめっ・・なさっ・・・。
 あ、たし・・・いつも・・ゼルに迷惑かけ、ちゃって・・・ごめ、なさ・・・
 ゼル、には・・・ちゃんと、した、もくて、きが・・・あるのに・・・
 ごめんなさ・・い・・・ごめんなさい・・・・・」
リナは泣いていた。
あふれだす涙を拭いもせずに、ただ俯いて、声を押し殺して。
不意に、何かとてつもない罪悪感が駆け抜ける。
絶対に泣いてはいけない、泣かせてはいけない女を、俺が泣かせた。
同時に泣いているリナを目の前に、今だ声もかけず、何もせず、
ただ彼女を怯えさせているだけの自分が腹立たしかった。
ガウリィなら、きっとリナの方を抱き寄せて、優しく彼女を宥めるだろう。
ゼロスなら、リナの感情を楽しみながら、魔族らしかぬ行動をつるはずだ。
何もしてやれない自分が、情けなくて悲しくて苦しくて辛かった。
(とにかくリナを泣き止ませなければ・・・)
ゴースト達は負の感情に惹かれてくる。
「リナ・・・」
できるだけ、なるべくリナを傷つけないように、優しく涙を拭う。
「スマン、言い過ぎた。謝るから・・・泣くな」
俺の言葉にリナはふるふると首を振った。
「あ、たしが悪いの・・・ごめんなさい・・・ごめっ・・・」
再び声が掠れていく。
いつもより素直すぎるリナが愛しくて。
俺にできる限りの優しさを込めて、壊れ物を包むようにリナをそっと抱きしめた。
「・・・ゼ、ル・・・・・・?」
「頼むから・・・泣くな。罪悪感で押し潰されそうだ。
 自分を責めるな。これからを考えるんだ。それが・・・リナ、お前だ」
俺の腕の中でぎゅうぅっと身を縮めるリナ。
「・・・う、ん。ごめんね、ゼル。ごめん・・・・」
リナは俺から離れて、微笑んだ。
「謝るな。俺も悪かった。ゼロスが絡むとムカつく」
リナの瞳に溜まった雫を拭いながら微笑う。
「ゼル、ゼロスのこと嫌いだもんね」
リナが笑って答えた。
(勝ったみたいだな。自分自身に・・・)
安心して、溜息を漏らす。
「きゃ・・・」
リナの小さな声と一緒に、服の裾がきゅっと引っ張られる。
見るとリナが服の裾を掴んでいる。
「リナ?どうした・・・?」
リナの肩は小さく震えている。
「ア、アレ・・・・・」
リナが指差した向こうには、身体の透き通った、無惨な姿のヤツや、
薄気味悪い姿のヤツや・・・老若男女、老若雄雌。
気の弱いヤツや、お年寄り、子供だったら、瞬間的に卒倒しそうな光景だった。
「・・・ど、どうしよ・・・。ゼ、ゼル〜・・・」
ぎゅうぅっと、腕にしがみついてくる。
「何だ?怖いのか?」
からかうような口調で言うとリナは、
「腕にしがみついて、震えてるだけよ。大泣きして叫んで暴れてぶっ倒れないより マシだと思ってほしいわ」
勝気な言葉に苦笑する。声はこんなに震えてるのに・・・
「さっきの謙虚なリナはどこに行っちまったんだ?かわいかったのに」
リナは顔をほのかに朱くそめて俺を見上げた。
「そんな可愛い子とこんなことできて嬉しいでしょ?」
「ああ。うれしい」
ハッキリ言ってみると、リナはさらにぎゅううぅぅっと抱きついてくる。
「じゃ、後はよろしく。がんばれ、男の子っっ」
言って、ぎゅっと朱い瞳を閉じて胸に顔を埋めた。
「ったく。はいはい、わかりましたよ、姫。しっかり掴まっていて下さいね」
「もう掴まってるわっっ」
笑いながら、俺は幽霊・・・ゴーストに視線を向ける。
うざっくなるくらいの数にうんざりするが、俺は呪文を唱え、
この世生らざる者の排除にかかった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
はい。とりあえず前半は終わりです。
明日は中学の学力テストなので、続きを書き上げたいんですが、
涙ながら勉強に向かいます(しくしく)。
ということで♪
後半もハラハラ・・・しない(展開だ)と思うけど、よろしくぅ♪(笑)

霽月リナ拝

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8754君と僕の日常・3−part1霽月リナ E-mail 2/10-23:58
記事番号8752へのコメント

>どうも〜。載せる順番が逆だとか怒んないで下さいね(笑)
>いや、投稿するのが遅すぎて、PART2をのせたら、
>このPART1が押し出されていったので(笑)
>ということで、まだ見てくれていない方で、もし見てくださるという方が、
>前編探しに困んないように、再度載せていただきます。
>ご了承ください♪



こんにちは〜。またまたです〜。やっぱびば!ゼルリナですよぅ〜(笑)
がんばりましょう!セラフィーナ!!
今回のは前後編です。
めずらしく?前編に実際に登場するのはリナとゼルだけです♪
本人すっげー臆病=怪談&お化け屋敷etc嫌いなくせに、
今回はそういう?お話です(笑)
後編では、意外な、でもありきたりな終わり方です(爆死)。
っていうか、タイトルからしてありきたり(笑)
最後までお付き合いくださるとうれしいです♪
このお話はセラフィーナに♪

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
君と僕の日常・3
『君のためにできること』


俺は今、リナと2人きりだった。
別に、ガウリィやアメリアやフィリアに内緒で密会しているワケではない。
第一、誰が自分が愛する女と好き好んでこんなところで密会するのだ。
ここは、ある山奥の霊験あらたかな神殿の地下だ。
冬なのに、空気は乾燥しているどころか、むしるジメジメして湿気があった。
おまけに明りという明りがない。
今、あたりを照らしているのは、オレの魔力の明りだ。
ふもとの村では、ゴースト・・・もとい、幽霊が出ると村長に言われたが、
まだそいつらにはお目にかかっていない。
何故、『ゴースト』ではなく『ユウレイ』なのか。
その疑問に駆けられたが、間もなくその疑問は頷けるものになった。
村長が話したのだ。ここで起きた怪談・・・つまり、怪奇現象の数々を。
アメリアとフィリアが怖がって泣き叫びながら暴れたのは言うまでもない。
ゴーストとユウレイはまったく同じ存在である。
たとえソレが、気味の悪い老人の姿をしていても、飴を嘗めている赤ン坊でも、
血みどろの自殺青年でも、井戸に身投げした着物姿の女でも、
夜になると、お皿を数えに来てくれる親切なヤツでも。
生理的嫌悪を感じさせるモノが幽霊と呼ばれている。らしい・・・。
俺は別に何とも思わないが。
途中でアメリアとフィリアが何度かダダをこねたが、リナが
『どうしても行かなきゃいけないの。行きたくないならここで待ってて』
と言ったら、2人で待っているのも怖いらしく、ぐじぐじ言いながら着いて来た。
が、今しがたそのアメリアとフィリア、そしてガウリィの旦那とはぐれた。
きっと、後をビクビクしながら着いて来た2人と、その2人にしがみつかれていた
ガウリイは、
いつの間にか満ちが下り坂になっているのにも気がつかず、ここよりさらに地下に行ったんだろう。
どうやらこの神殿は、いろいろな仕掛けがある迷路らしい。
「ねぇ、ゼル。アメリアたち、大丈夫かな?」
リナが少し上ずったような声で言う。
「大丈夫だろう。アメリアとフィリアは白魔法が使えるし。
 いざとなっても、ガウリィが光の剣を持ってる」
「う、うん・・・。そうね・・・。でもさ・・・あたしもゼルも、使えないよ?白魔法・・・」
「精霊魔法があるだろうが」
「う、うん・・・」
冷たく言い払うオレに、リナは俯く。
(・・・ちょっとキツすぎたか?)
でも、いつもはそんな事でめげたりしない女だ。
「・・・ねぇ、ゼル。ここ、どこ?」
「わからん」
「・・・ねぇ、ゼル。この道、どこまで続くのかな?」
「わからん」
「・・・ねぇ、ゼル。お宝、どこ・・・」
「しるかっっ」
うぅ〜と、リナはうめいて、心配そうな眼つきで、上目使いにオレを見た。
「ゼル・・・怒ってる?」
ぷちっっ
「当たり前だろうがっ!だいたい何で俺がこんなところで宝捜しをせにゃならんのだっ!
 誰のせいだと思ってるんだっっ。
 しまいにゃ3人とははぐれるし、現在地も出口も、入り口すらわからんっっ!!
 ったく、だからゼロスの言うことなど信じるなと言ったんだっっ」
俺の言葉をリナは黙って俯いて聞いていた。
そもそもの話、ここへ来たのは、リナがゼロスの「古代のお宝がある」というのを
信じて、行くと言い出したからだ。
俺がつめるのも聞かずに、『絶対に行く』と言い張って来たのだ。
その結果がコレである。
怒らずにいろというのが無理な話である。
リナは立ち止まって、俯いた。
「・・・ごめん、なさい・・・・・」
掠れた声がリナから漏れた。
その声はとても弱弱しく、儚く、いつもの天才美少女魔道師の声ではなかった。
ただの・・・ただのオンナの声だった。
「ごめ、なさい・・・ごめっ・・なさっ・・・。
 あ、たし・・・いつも・・ゼルに迷惑かけ、ちゃって・・・ごめ、なさ・・・
 ゼル、には・・・ちゃんと、した、もくて、きが・・・あるのに・・・
 ごめんなさ・・い・・・ごめんなさい・・・・・」
リナは泣いていた。
あふれだす涙を拭いもせずに、ただ俯いて、声を押し殺して。
不意に、何かとてつもない罪悪感が駆け抜ける。
絶対に泣いてはいけない、泣かせてはいけない女を、俺が泣かせた。
同時に泣いているリナを目の前に、今だ声もかけず、何もせず、
ただ彼女を怯えさせているだけの自分が腹立たしかった。
ガウリィなら、きっとリナの方を抱き寄せて、優しく彼女を宥めるだろう。
ゼロスなら、リナの感情を楽しみながら、魔族らしかぬ行動をつるはずだ。
何もしてやれない自分が、情けなくて悲しくて苦しくて辛かった。
(とにかくリナを泣き止ませなければ・・・)
ゴースト達は負の感情に惹かれてくる。
「リナ・・・」
できるだけ、なるべくリナを傷つけないように、優しく涙を拭う。
「スマン、言い過ぎた。謝るから・・・泣くな」
俺の言葉にリナはふるふると首を振った。
「あ、たしが悪いの・・・ごめんなさい・・・ごめっ・・・」
再び声が掠れていく。
いつもより素直すぎるリナが愛しくて。
俺にできる限りの優しさを込めて、壊れ物を包むようにリナをそっと抱きしめた。
「・・・ゼ、ル・・・・・・?」
「頼むから・・・泣くな。罪悪感で押し潰されそうだ。
 自分を責めるな。これからを考えるんだ。それが・・・リナ、お前だ」
俺の腕の中でぎゅうぅっと身を縮めるリナ。
「・・・う、ん。ごめんね、ゼル。ごめん・・・・」
リナは俺から離れて、微笑んだ。
「謝るな。俺も悪かった。ゼロスが絡むとムカつく」
リナの瞳に溜まった雫を拭いながら微笑う。
「ゼル、ゼロスのこと嫌いだもんね」
リナが笑って答えた。
(勝ったみたいだな。自分自身に・・・)
安心して、溜息を漏らす。
「きゃ・・・」
リナの小さな声と一緒に、服の裾がきゅっと引っ張られる。
見るとリナが服の裾を掴んでいる。
「リナ?どうした・・・?」
リナの肩は小さく震えている。
「ア、アレ・・・・・」
リナが指差した向こうには、身体の透き通った、無惨な姿のヤツや、
薄気味悪い姿のヤツや・・・老若男女、老若雄雌。
気の弱いヤツや、お年寄り、子供だったら、瞬間的に卒倒しそうな光景だった。
「・・・ど、どうしよ・・・。ゼ、ゼル〜・・・」
ぎゅうぅっと、腕にしがみついてくる。
「何だ?怖いのか?」
からかうような口調で言うとリナは、
「腕にしがみついて、震えてるだけよ。大泣きして叫んで暴れてぶっ倒れないより マシだと思ってほしいわ」
勝気な言葉に苦笑する。声はこんなに震えてるのに・・・
「さっきの謙虚なリナはどこに行っちまったんだ?かわいかったのに」
リナは顔をほのかに朱くそめて俺を見上げた。
「そんな可愛い子とこんなことできて嬉しいでしょ?」
「ああ。うれしい」
ハッキリ言ってみると、リナはさらにぎゅううぅぅっと抱きついてくる。
「じゃ、後はよろしく。がんばれ、男の子っっ」
言って、ぎゅっと朱い瞳を閉じて胸に顔を埋めた。
「ったく。はいはい、わかりましたよ、姫。しっかり掴まっていて下さいね」
「もう掴まってるわっっ」
笑いながら、俺は幽霊・・・ゴーストに視線を向ける。
うざっくなるくらいの数にうんざりするが、俺は呪文を唱え、
この世生らざる者の排除にかかった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
はい。とりあえず前半は終わりです。
明日は中学の学力テストなので、続きを書き上げたいんですが、
涙ながら勉強に向かいます(しくしく)。
ということで♪
後半もハラハラ・・・しない(展開だ)と思うけど、よろしくぅ♪(笑)

霽月リナ拝

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8755運命の別れ道霽月リナ E-mail 2/11-00:37
記事番号8752へのコメント

な、なんか自分、ツリーを荒らしてるような・・・・。
な、何故こうなったのだろうか??
ま、いいっか(よかねぇよ)。
 
さて、がぜるちゃんの小説に熱く乗せられて再びゼルリナやっちゃいます。
しかも次は何と!!
ガウアメコースもあるので(危険度100パ→(爆))、お気を付けください。
しかもこのガウアメはあたしが最も嫌いな自分の小説です(笑)
ということで、ゼルリナコースとガウアメコースに別れます。
あなたの生死に関わることなので、じぃぃっくり、よぉぉぉぉく、
お考え下さいね(にっこし)vvv

それでは♪運命の別れ道へご案内致します・・・

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
運命の別れ道(笑)
『それぞれの想いを胸に 別れる道』(何気に五・七・五調(笑))

「っ!リナっっ!!」
ゼルが声を上げる。
「ぁ・・・?っ、きゃあぁぁぁぁっっ??!!」
ぼーっと歩いていたリナは、思いっきリ崖から足を踏み外した。
「リナぁっ!!」
「・・・リナっ、さん・・・」
ガウリィが叫ぶ。
アメリアの様子がおかしいことに、その時はまだ誰も気付いていなかった。
「っ・・浮遊術!!」
リナがゆっくり上がってくる。ストンっと、足が再び地についた。
「はう〜、危なかった〜〜」
「はぁ・・・」
リナの漏らした間の抜けた声に、ゼルガディスはため息をつく。
ガウリィはフルフルと俯き、肩を震わせている。
「・・・ガウリィ、さん・・・・」
アメリアは僅かに哀しみの混じった瞳で、その様子を見ている。
「ガ、ウリィ・・・?どしたの?」
「はぁぁ・・・」
リナの言葉にゼルガディスはさらにため息をつく。
「お前なぁ!何ボケっとして歩いてんだっ!!わかってんのか?お前は!!
 もうちょっとで、本当に死ぬところだったんだぞっ!!」
いつもでは、想像できないほど怒るガウリィ。
リナは苦笑する。
「ご、ごめん。ちょっと・・・考え事してて・・・」
「考えごとなんかしながら歩くなっっ」
「な、なによぉっ!!そんなに怒ることないでしょっっ?!!
 無事だったんだしっ!もうちょっと違う言い方できないのっっ??!!」
リナは自分を心配してのガウリィの言葉に、逆ギレし始める。
(常に?)反抗期だ(笑)。
「偶には怒るのも保護者の勤めだっ!!」
「だから!!あたし、保護者なんていらないっっ!!そう言ってるじゃないっっ!!」
「っ!!」

パァンっっ・・・

リナの頬が叩かれる。
アメリアの手で。
ゼルもガウリィも驚いた顔をしている。
しかし、1番驚いているのはリナだった。
「ア、メリ、ア・・・?」
叩かれた頬を片手で、そして驚きを抑えて何とか言葉を紡ぐリナ。
アメリアは俯いていた顔を上げた。
その目には涙が溜まっている。
「・・カ・・・」
「え・・・?」
「・・・リナさんのバカっ!リナさんなんか・・・大っ嫌いっっ!!」
リナの身体が電流が走ったように震える。 
アメリアはそのまま、もと来た道を走っていく。
「ア、アメリア?!お、おいっ!ちょっと待てっっ!!」
ガウリィはアメリアを追って走り出す。
後にはリナとゼルガディスとが立ち尽くしている。
「・・・な、によ・・・。あたしが、何したって言うのよ・・・」
「・・・・リナ。アメリアは・・・」
ゼルガディスは言いかけるが、何も反応しないリナを見て、言葉を濁す。
「・・・リナ。とにかく次の街に行くぞ。もう少しだから・・・。歩けるか?」
リナはふるふると首を振り、震える声で言った。
「ダ、メ・・・。足に、力が・・・入んないの・・・」
ゼルガディスはリナに歩み寄り、腰に手を回して、力ある言葉を紡ぐ。
「翔封界」
そのまま夕焼けがかった空に浮かんだ。

こうして、リナとゼルガディスはトゥルーザシティへ。
ガウリィとアメリアは、エプイルシティへと別れた・・・・・


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
街の名前は気にしないで下さいね(笑)何気につけましたので。
うん〜と。ここから、あなたの進むべき道は別れます。
ゼルリナ激愛の方は、トゥルーザシティへ。
恐いもの見たさでガウアメをご覧になりたい方は、エプイルシティへ。

あなたはどちらに行きますか?マイ・マスター。


霽月 リナ拝


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8758Re:運命の別れ道セラフィーナ E-mail 2/11-00:49
記事番号8755へのコメント

リナ〜こんにちわ〜。

>街の名前は気にしないで下さいね(笑)何気につけましたので。
>うん〜と。ここから、あなたの進むべき道は別れます。
>ゼルリナ激愛の方は、トゥルーザシティへ。
>恐いもの見たさでガウアメをご覧になりたい方は、エプイルシティへ。
>あなたはどちらに行きますか?マイ・マスター。

もちろん!ゼルリナの トゥルーザシティでしょ!
後半面白かったです〜。
いいです〜。もうゼルリナが増えて嬉しい〜〜〜〜!!!(はあと)
リナの書くお話面白くて好きだす。
また書いてくださいな!

それでは、、、また!
お互いかんばろう!!

セラフィーナ   Selaphina

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8770いつも1番乗りでありがとう(笑)霽月リナ E-mail 2/11-13:53
記事番号8758へのコメント

セラフィーナ、ひさしぶり〜。最近コメント差し上げられなくてごめんです。
ほんと、もう現役中学生ってやつわ・・・(涙)

>リナ〜こんにちわ〜。
こんっちゃ〜☆いつもいつも、コメントありがとうですわ。

>もちろん!ゼルリナの トゥルーザシティでしょ!
ふふふ。今回のゼルリナは激甘ですよ〜。砂吐きますよ〜。一緒に寝ますよ〜(笑)
「弱く儚いリナちゃん」目指しましたから・・・ふふふ(怪)

>後半面白かったです〜。
何だか急展開なお話だ。(自分で言うなって)

>いいです〜。もうゼルリナが増えて嬉しい〜〜〜〜!!!(はあと)
あたしもうれしいよぉぅ〜(>_<)
最近、ネットはいったら1番にここに来ますよ(笑)
そして、期待通りにすばらしすぎるゼルリナがあたしを迎えてくれる(きゃうん)

>リナの書くお話面白くて好きだす。
>また書いてくださいな!
ありがとお〜(感涙)
あたしもセラフィーナのお話すき〜。もう言葉にして語れば、初日の出が見れます(笑)
これからも、スッテキにあま〜いお話書いてねv

>それでは、、、また!
>お互いかんばろう!!
がんばりましょ、ゼルリナのためにっ!!
びば!ゼルリナ!!

ホント、いつもコメントありがとうです。
感謝感激雨霰ですわv

またお会いしましょ☆

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8764遅くなってごめんなさい。きょん太 E-mail 2/11-05:02
記事番号8755へのコメント

こんにちは。
お許しが出たので、りーちゃんと呼ばせていただきますわ。
どうぞ、これからも、よろしく!

で、まずは、君と僕の日常2、捧げていただいてもう、凄く嬉しかったです。
いまさら、なんですが・・・ごめんなさい〜〜〜
いや、まさか、私の名前が入ってるとは気がつかなかったんですよ。
本当に、ごめんなさい。
あやまり、ついでに、気力と体力とネタがつきなければ、ゼルリナけんじょうさせていただきます。

そして〜〜
今回のお話、ナイスですねーー。
いやー、もう、妙に浮れてしまいましたから・・・
ゼルリナ一番ですけど、他のカップリングもいやじゃーって言うわけではないので、当然の如く、分かれ道なんて存在しませんわ。
私には。
ええ、もう、ばっちりゼルリナ道を驀進し、返す刀でガウアメも踏破させていただきますから!!
がんばってくださいね〜。

・・・いっ、いかん。
また、レスが長くなってきた・・・悪い癖ぢゃ。

ではまた。

きょん太

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8771THANKS!!霽月リナ E-mail 2/11-14:06
記事番号8764へのコメント

いつもいつもコメントありがとうです、きょん太様v


>こんにちは。
>お許しが出たので、りーちゃんと呼ばせていただきますわ。
>どうぞ、これからも、よろしく!
こんちわっス☆
ああ、何か某人に何気に付けられた名前が何時の間にかこんなにも心地よい(笑)

>で、まずは、君と僕の日常2、捧げていただいてもう、凄く嬉しかったです。
>いまさら、なんですが・・・ごめんなさい〜〜〜
>いや、まさか、私の名前が入ってるとは気がつかなかったんですよ。
>本当に、ごめんなさい。
>あやまり、ついでに、気力と体力とネタがつきなければ、ゼルリナけんじょうさせていただきます。
いえいえいえいえいえ(汗)
こちらこそ、こんな駄文にいつもいつもいつも、コメントしてくれて・・・。
もう、あんなんで、お礼になったのか・・・(しくしく)
きょん太様の小説献上楽しみに待ってますわv
どうか途中で気力と体力とネタが尽きませんように・・・(笑)

>そして〜〜
>今回のお話、ナイスですねーー。
>いやー、もう、妙に浮れてしまいましたから・・・
ナイスですか?ありがとうです。
なんかやたら、喧嘩話が書きたくなる衝動に駆けられました(笑)

>ゼルリナ一番ですけど、他のカップリングもいやじゃーって言うわけではないので、当然の如く、分かれ道なんて存在しませんわ。
>私には。
>ええ、もう、ばっちりゼルリナ道を驀進し、返す刀でガウアメも踏破させていただきますから!!
>がんばってくださいね〜。
はうっっ・・・(吐血)
うみ〜・・・とりあえず、先にガウアメをUPさせよう・・・(笑)
ガウアメで死にかけたところに、何もなかったら生き返れないでしょう??(爆)
・・・とりあえず頑張ってみるので、電信柱の影からでも見守っててください(笑)

>・・・いっ、いかん。
>また、レスが長くなってきた・・・悪い癖ぢゃ。
いえいえvとってもうれしいです。
どんなに長くても、一向に構いません(笑)
嬉しさ増すだけですわvv


コメント、どうもありがとうでしたv
次回もよろしくぅ♪(笑)

霽月 リナ拝

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8766Re:運命の別れ道がぜる E-mail 2/11-09:05
記事番号8755へのコメント

うーん、さすがリーちゃん、太っ腹(笑)。
ガウアメコースもつけるとは・・・。
アメリアがガウリイを好きっていうのは、私の中では想像しにくい設定なのだけど、
やっぱアメリアにも幸せになってもらわないとね。
私は結構アメリアも好きだから。(でもゼルとくっついては困る)
さあ、どこまでガウアメがラブラブになれるか楽しみです(邪道)。

試験大変そうだけど、頑張れ!! ゼルリナ万歳!!

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8773おっは→☆(謎)霽月リナ E-mail 2/11-14:16
記事番号8766へのコメント

おっは→☆こめんとありがとvもう、激LOVE、がぜるちゃんvv

>うーん、さすがリーちゃん、太っ腹(笑)。
>ガウアメコースもつけるとは・・・。
はっはっは。なんてゆーか、気の迷いってやつっスか?(笑)


>アメリアがガウリイを好きっていうのは、私の中では想像しにくい設定なのだけど、
>やっぱアメリアにも幸せになってもらわないとね。
うん。あたいも全然想像できなくて、死ぬほど苦労したんですけど・・・
なんか、アメリアって、絶対あぶれちゃうじゃないですか。
ゼルリナにすると、ガウリィは・・・ん〜、シルフィール?
一応相手いるし、ガウリィは。
ゼロスは獣王様とLOVEればいーし。
フィリアはヴァル・・・?LOVELOVEとは言えないけど、まぁいい関係だし。
でも、アメリアはあまるんですよね〜。どーすりゃいいんだ〜(>_<)みたいな。
だから、とりあえず(爆)ガウリィを進呈しました(撲殺)
でも、幸せになってもらえるのだろーか・・・(死)

>私は結構アメリアも好きだから。(でもゼルとくっついては困る)
>さあ、どこまでガウアメがラブラブになれるか楽しみです(邪道)。
あたしも姫は好きですv正義をこよなく愛するところが・・・(笑)
ふふふ・・・ラヴラヴになれるのだろーか・・・(哀愁)

>試験大変そうだけど、頑張れ!! ゼルリナ万歳!!
おう☆今だって、今日からテスト週間入ってるっつ-のに、PCやりまくりっすよ(爆)
頑張ってゼルリナも早めにUPするです!!
ゼルリナ万歳!びばゼルリナ!!(>_<)
一緒にゼルリナ道を突き進もうっっ!!

霽月 リナ拝

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8769エイプルシティへ霽月リナ E-mail 2/11-13:43
記事番号8755へのコメント

・・・こ、こんにちわ(汗)
やっちゃいました、史上最悪最低ガウアメ(アメガウ?(死))創作!!
何かもお、ついに愚かさもここに極まったっつー感じですね(爆死)。
ホントに、危険度100パ→なので、身の危険をここで感じた賢明な方は、
トゥルーザシティに行くことをお勧めします。
ま、あっちは・・・とりあえず、死なない程度のお話ですから(笑)激甘(かも)。
ということで・・・・いいんですか?ホントに?死ぬ覚悟はできてますか?
あの世逝きの切符はちゃんと持ってますか?
いや、本っっ当に、真面目な話ですよ?
今後のあなたの未来を考えて、行動しましょうね?
・・・・本文に着いちゃいましたよ?
GOOD LUCK!!マイ・マスター!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

危険度120パ→(増量中(笑))
『偽りの言葉』


はぁ・・はぁ・・・はぁっ・・・
――バカバカバカっ!!リナさんのっ・・・リナさんの・・・私のっ、バカ!!――
アメリアの瞳からは涙が溢れだしている。
にも関わらず、アメリアは走りつづけていた。
――リナさんはっ、悪くないのに・・・何もっ、悪くないのにっっ・・・・・・・
  私、バカって・・・大嫌いって・・・引っ叩いて、こんなの・・・こんなのっっ――
「正義じゃ、ないっ・・・・」
頬を伝う涙を拭いもせずに、アメリアはふと立ち止まった。
「・・・声?・・声が、聞こえる・・・。あの人の、声が・・・・」
アメリアが振り向いた、その先には・・・
「おぉい!アメリアぁっ!!・・・おっ、いたいた。やっと追いついたな」
「・・・ガウリィさん・・・・」
「アメリア、足速いなぁ」
なかなか追いつけなかったと、ガウリィは笑顔で言った。
その笑顔が、今のアメリアには酷く重かった。
止まりだした涙が再び溢れ出す。
「なん、で・・?どうして、ガウリィさんなんですかっっ?!」
「アメリア?」
「ガウリィさんは・・・ガウリィさんはっ、リナさんの保護者じゃないですか!!」
堰を切ったように喋りだした。というよりも、それは叫びに近かった。
「・・・そりゃぁ、ほっとけないだろ?アメリアだけこのまま逸れたら困るし。
 それに、リナにはゼルがついてるし、な」
そう言ったガウリィは、ちょっと寂しそうな微笑を見せた。
「俺からも、訊いていいか?・・・どうしたんだ?」
暖かい瞳と、優しい声にアメリアは自分が汚れているような感覚を覚える。
――綺麗な人・・・。巫女である私よりも、ずっとずっと綺麗な人・・・――
「アメリア?」
促され、アメリアは俯く。
しばらくの・・・時が、流れた。
・・・ふぅっ・・・。
「とりあえず、街に向かうか。落ち着いたところの方が、話し易いだろうしな」
先に沈黙を破ったのはガウリィだった。
「う〜ん。結構来たしなぁ。ここからだと、昨日いたエイプルの方が近いな。
 ほら、アメリア。歩けるか?」
アメリアはしばらく黙って俯いていたままだったが、顔を上げて微笑んだ。
「ごめんなさい、ガウリィさん。私のせいで疲れてますよね。
 エイプルシティまで後少しですし、翔封界で行きましょう」
そう言って、アメリアはガウリィの手をとった。
『翔封界』


「・・・で。どうしたんだ?アメリア」
昨日まで泊まっていた宿屋の食堂で紅茶をすすりながら、ガウリィは訊ねた。
アメリアは黙って紅茶を口にし、寂しそうに微笑った。
「ごめんなさい、本当に。どうしたんでしょうね?
 こんなの、正義じゃないってわかってるんですけど・・・・。
 リナさんは悪くないのに、私酷いことしてしまいました」
普段よりも逆に落ち着いた様子で、アメリアは自嘲的な笑みを浮かべる。
「アメリア・・・。リナは悪くないって、じゃ、何でリナのこと、引っ叩いたりしたんだ?」
厳しくも優しい瞳がアメリアの心を落ち着かせていた。
「私も、まだまだ正義のヒーロー失格ですね。まだまだ、未熟です。
 自分の感情を抑えられなくて、罪もない人を傷つけてしまいました」
やるせない表情でアメリアは淡々と言葉を述べた。
「リナさんは、私の憧れなんです。誰よりも強くって、輝いていて、世界を満たす光り。
 私も、何度も何度も挫けそうな時、落ち込んだ時、自分がいやになった時、
 どれだけリナさんの笑顔に救われたか、数えられないほどです。
 でも、でも・・・。最近、辛いんです。
 リナさんの笑顔を見るのが、すごく重いんです」
「アメリア?どういう・・・・」
「ガウリィさんは、リナさんが好きなんですよね?」
いきなりの質問にガウリィは戸惑う。
「えっ・・・いや、別に・・・。そういう、わけじゃねぇけど・・・う〜ん・・」
「違わないですよね?」
笑顔で訊ねるアメリアに、ガウリィは苦笑する。
「そう、かもしれないな。とゆーか、そうなんだと思う」
「ほら、やっぱり。だから、なんです」
何が?と訊ねるガウリィにアメリアは一瞬寂しく笑って話し出す。
「だから、なんて言うんでしょう?・・・そう、『コンプレックス』っていうやつです。
 リナさんは、何でも出来て、何にも屈しない強さをもっていて。
 生き抜く強さも持っていて。誰の手にも届かない場所を歩んでますよね?
 いろんな人を惹きつけながら」
「・・・よくはわかんないけどなぁ。とりあえず、まぁ、アイツは強いわな」
ふむ、と頷くガウリィをみて、アメリアは静かに笑う。
「ガウリィさんも、惹かれているでしょう?リナさんに。
 ・・・それが、1番の理由でしょうね」
「?どういうことだ?」
「リナさんて、本当に贅沢ですよね。
 私の手に入れられないものをたくさんもっているのに、
 それを『いらない』って言うんですよ?
 ガウリィさんをいらないって。私には欲しいけど届かないものなのに」
アメリアは話しながらだんだん怒りだす。
「欲しいって・・・・??」
今だ混乱しているガウリィにアメリアは笑顔を向ける。
「ガウリィさんは、わたしにとって1番の勇者様です」
「は?」
「誰よりも『勇者』の称号が似合う、あなたが好きです」
「アメリア・・・・」
「いつも追っかけてたんですよ?私も絶対あなたみたいな『勇者』になるって」
アメリアはクスクス笑いながら、ガウリィに人差し指を向ける。
いつもの、『アメリア』で。
「絶対あなたを超えますから。でもって、絶対手にいれますから!私の宝を。
 今はまだ迷路の中だけど、ちゃぁんとボスを倒してあなたを手に入れますっっ!!」
あ、もちろんボスはリナさんなんですけど、言っちゃダメですよ。
怒っちゃうから、とアメリアは付け足す。
まるでRPG感覚の恋愛だ(いや、この世界にRPGはないだろうけど)。
でも、そんな設定がアメリアに火を点けるんだろう。
そんな恋も楽しいだろう。
「そっか。じゃ、いつかは手にいれられちゃうな、きっと」
「えっ?!」
微笑って言うガウリィに、アメリアは瞳を光らす。
「だって、リナは俺にも手に入れられないし。リナを手にするのはゼルだろう?」
「へ?・・・ガウリィさん、気付いてたんですか?リナさんの・・・」
当たり前だと、ガウリィは無意味に胸を張る。
「俺はリナの保護者だぜ?何でも知ってるさ。だから、リナをゼルと一緒に置いて来たんだぜ?
 リナが一歩前へ進めるように。ゼルも、な」
「さすがですね〜。ゼルガディスさんのこともちゃんとわかってたんですね」
私、絶対ガウリィさんは気付いてないと思ってました、とアメリアはかなり失礼なことを言う。
「何だよ〜、その言い方〜・・・」
そして、勇者と少女の道は切り開かれていった。


今はまだ遠い
いくつもいくつも壁がある
それは自分の心の壁だったり 周りの壁だったり 
時にコンプレックスに押し潰されたり
でも押しのけてあなたに近づいていく
一歩一歩 ゆっくりと確実に

凄く強い敵もいる
でもそれが私の心に火を点けるから

あなたが絶対欲しくなるから 手に入れたくなるから
だから 私の正義であなたを必ず手に入れるから

ゲームみたいな恋愛も 私にとってはとってもスリルでリアルで楽しい

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
どんまいっっ(>_<)!!
ああ、皆が天に舞っていく〜(笑)
ごめんなさい〜。でもね、なんか、元っていうか、最初出来あがっていた創作と、
全然違います。何か、跡形もないですよ。
一緒って、言ったら、前半の半分ぐらい。いや、もっと少ないか(爆)?

とりあえず、ガウアメを先にUPさせていただきました。
ガウアメで逝きかけた人をゼルリナで呼び戻さねば、という・・・(笑)
それほどいいもんじゃないですけど、ゼルリナも。
あたしが書いたやつですから。すみませんです。
呼び戻らなかったら・・・自力で帰ってきてね(爆死)v

次はどこへ行きますか?マイ・マスター。


《っていうか、これ、ぜって―アメガウだよな・・・(撲殺)》


霽月 リナ拝


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8772ガウリイ格好いい!!がぜる E-mail 2/11-14:15
記事番号8769へのコメント

りーちゃん、ありがとう。
私ね、結構ガウリイ好きなんよ。
(もうHNから気付いていると思うけど。がぜるの「が」が「ガウリイ」の「が」。ちなみに「ぜ」は「ゼロス」の「ぜ」、そしてゼルガディスからは2文字を貰いました。)
でも、小説版の「ガウリイ」に限定して・・・(爆死)。
アニメの「ガウリイ」はちょっと頭を弱くしすぎてるんじゃないかと・・・(核爆死)。
で、ちなみにこのガウリイは私好みのガウリイで、
優しくて、人間も大きくて、もう難癖つけられない!
こうなったらアメリアにあげるの勿体ないなあ。(ちなみにアメリアがキライな訳ではない。アメリアは好きだし。単にリナちゃん総ウケなだけ)。
程よく甘くて、読んだ後、ほわ〜となりました。
こうなったら、ゼルリナ版も早く読みたい!!
楽しみにしてるね。
がんばっ!! では、また。

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8774はっえぇ(笑)霽月リナ E-mail 2/11-14:30
記事番号8772へのコメント

さすが・・・早いっス(笑)
あたしが前作のがぜるちゃんのコメントにお返事書いてる間に・・・
その差、わずか1分!!
がぜるちゃんの偉大さ(恐ろしさ?(爆))を改めて知ったっス(笑)


>りーちゃん、ありがとう。
いきなし(笑)あたしこそありがとう(謎)

>私ね、結構ガウリイ好きなんよ。
>(もうHNから気付いていると思うけど。がぜるの「が」が「ガウリイ」の「が」。ちなみに「ぜ」は「ゼロス」の「ぜ」、そしてゼルガディスからは2文字を貰いました。)
あたしもガウリィ好きっスよ。
優しくて、かっくい→(>_<)
・・・気付いてなかったっス。HN・・・。はぁぁ・・・そっかぁ・・・
そういう由来があったのね・・・。あたしなんか、まんま(笑)

>でも、小説版の「ガウリイ」に限定して・・・(爆死)。
>アニメの「ガウリイ」はちょっと頭を弱くしすぎてるんじゃないかと・・・(核爆死)。
うむ。それは言えているですよ。
なんか、小説とじゃ、(頭に)ギャップがありすぎ(笑)
だって、TV版だったらあんましリナとはお似合いとは思えない・・・(爆死)

>で、ちなみにこのガウリイは私好みのガウリイで、
>優しくて、人間も大きくて、もう難癖つけられない!
なんか、偉大な人になってたです(笑)
見事にがぜるちゃんのツボをついたようで(ふふふ・・・)
ちゃ、ちゃ、ちゃ!ラッキ♪

>こうなったらアメリアにあげるの勿体ないなあ。(ちなみにアメリアがキライな訳ではない。アメリアは好きだし。単にリナちゃん総ウケなだけ)。
ふふふ・・・。勿体無いですか?ふふふふ・・・(謎)
あたしもそうです。何か、がぜるちゃんとは好みが似てるかも(笑)
あたしも、アメリアが嫌いじゃないんだけど、リナ総受だから、
どぉっしても、リナを優先させてしまうとゆーか何とゆーか・・・。
単にあたしがリナに溺れてるだけ(笑)

>程よく甘くて、読んだ後、ほわ〜となりました。
>こうなったら、ゼルリナ版も早く読みたい!!
>楽しみにしてるね。
>がんばっ!! では、また。
甘かったかな?ちょっぴし、甘さ控えめにしてみました。
ゼルリナは今回甘いっすからね〜。相当(?)の覚悟が必要(かもしんない)。
リナちゃん儚いし、弱いし、一緒に寝るし。
あ〜あ、甘すぎだぜ、ちきしょう!!(まではいかないかもしんない)
とりあえず、砂ぐらいは吐いて欲しいな(笑)
んじゃ、がんばるっス!!

めちゃくちゃ早いコメントありがとう(笑)

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8775あうっっ(爆死)霽月リナ E-mail 2/11-14:37
記事番号8769へのコメント

にゅあ〜〜〜!!バカやった〜〜〜!!
すみません、エイプルシティじゃなかったです。
エプイル、でした(爆)
いや、最初の設定はエイプルだったんですよ。
タイトルにちなんで。
偽りの言葉→ウソ→エイプル(爆)
なんつー単純頭だ(笑)。
だけど、別れ道書いてるときに、なんっかやっぱし芸がね〜な〜と思って、
もじって、エプイルにした(けどやっぱり単純)ことを、
次の(この)話を書いてる段階ではもうすっかり忘れてます(死)。
ということで、気付いてない方が多し!とおもいますけど(笑)、
バカに気付いていて、気にしてらっしゃった方はとことんスミマセン(汗)
アホなんで、あたし。
マジにスミマセンでしたっっ(逃)

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8778トゥルーザシティへ霽月リナ E-mail 2/11-20:45
記事番号8755へのコメント

こんちゃっす☆ああ、現役中学生丸出しな挨拶・・・(笑)
とゆーことで。ようやっと、トゥルーザシティに着きましたよ。
砂吐く準備は出来ましたか?
念のためにゲゲゲ袋(知ってる人は知ってます(笑))は用意しましたか?
なら、旅立ちの時ですよ。マイ・マスター!!
GOOD LUCK!!良い旅を・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
激甘度100パ→(かもしんない)
『月夜の真実』 


トゥルーザシティに着いてもリナは一言も口を開かなかった。
ただ黙って俯いていた。
ゼルガディスには、アメリアがリナを引っ叩いた理由が解っていた。
だが、それを知らないリナには、先程の出来事が相当応えたようだった。
「リナ・・・大丈夫か?」
それぞれの部屋に入ろうとした時、ゼルガディスがリナに訊ねた。
「・・・ん。ごめんね、ゼル」
いつものリナとは思えないほど、弱く細い口調だった。
ゼルはそんな儚げなリナを見ると、無償にアメリアに腹が立った。
リナの輝きを、自分の好きなリナを壊されたようで、許せなかった。
「リナ・・・・。いや、何でもない」
苦しんでいるリナにアメリアのことを話そうとしたが、
リナが余計に苦しむであろうと考え、言葉を切り下げる。
「そう・・・。おやすみ、ゼル」
「ああ・・・おやすみ」
そう言って部屋に入って行ったリナのひとみは、潤んでいるように見えた。
(リナ・・・)
遣る瀬無い思いを胸に、ゼルは部屋の扉を開けた。


(・・・ったく、アメリアの奴。いくらガウリィが好きだからって、
 リナをあんなにしちまいやがって・・・どうするんだ・・・・・・・)
俺はベッドの上で考えていた。
今頃リナは何をしているんだろう。
アメリアのことを考えているのだろうか。
泣いているのだろうか。
それとも・・・ガウリィのことを想って・・・・
コンコン・・・
不意に扉が小さくノックされた。リナだろうか・・・?
「誰だ?」
「・・・リナ・・・・・」
怯えたような声が聞こえた。俺はそっと扉を開ける。
扉の向こうには、宿の備え付けの夜着を着たリナがいた。
「どうした?リナ・・・」
リナは俯いていた顔を上げて、まっすぐ、揺れる瞳で俺を見つめた。
「・・・一緒に、いさせて・・・・・・」
「・・・リナ。一応言っておくが、俺は正真正銘男、だからな?いいのか?」
自分でもよく解らないが最も(?)な言葉に、リナの瞳は潤んだ。
「いいの・・・一緒にいて。・・・お願い」
そう言ってリナは俺に抱きついてきた。
「・・・リナ・・・・・」
俺の胸に顔を埋めるリナを抱き上げて、ベッドに委ねさせる。
(・・・・俺はどこで寝るんだ?)
思った矢先、服の裾が引っ張られた。(注・マント、取ってますvvv(壊))
「・・・リナ?」
「ゼル・・・一緒に、いて・・・・」
潤んだ瞳で訴えてくるリナ。
「俺はここにいる」
「傍にいて」
「どこにも行きやしない」
ふるふるとリナは首を振る。
「やだ・・・いやぁ・・・傍にいて、離れないで・・・・一緒に・・・・・」
(つまり一緒に寝ろ、と(汗)。
 う〜ん・・・天変地異の前触れか・・・って、そーじゃないっっ!!)
心の中で自分をつっこんで、リナの目を向ける。
涙に濡れている大きくて朱く揺れる瞳。柔らかく線を描く美しい茶髮。
透き通るような白い肌。華奢な身体つき。
はっきり言って・・・かわいい。
伊達に普段「美少女」を名乗っているだけはある。
まさに、それものだ。
「でもな、リナ。その・・・さっきも言ったが、俺も一応男だし、お前も女だ」
まるで自分自身に言い聞かせるようにリナに言った。
「・・・キ、ライ?」
「え?」
涙声に取れるリナの声。
見ると、リナは涙を流していた。
「リナ・・・?」
「きらい?ゼルは、あたしのこと嫌い?ゼルも・・・あたしのこと、嫌い?」
アメリアの言葉に相当傷ついたらしい。だが、アメリアも本心ではなかった言葉だろう。
「リナ・・・。そんなことない。嫌いなんかじゃない」
「・・・じゃ、好きじゃない?」
「好きでなきゃ、一緒に旅なんかしないさ」
「・・・じゃ、一緒に寝て・・・・」
(・・・仕方ない、か。これで最悪の場合になっても、リナが望んだんだからな。)
俺はリナと向かい合うようにベッドに入った。
リナがくっついてきた。
「リナ・・・どうしたんだ?」
リナの細い肩は震えていた。
「寒いか?」
リナは首を振る。
「・・・こ、わぃ・・・・」
「え?」
今、何て・・・・・?
「こわい、の・・・。恐くて恐くて・・・1人でいられない・・・・・」
リナは涙を流して俺の胸に顔を埋める。
「アメリアに・・・大好きだって、言ってくれてたのに・・・・・・
 そう言ってくれてた人に、大嫌いって言われた・・・・。
 それだけで・・・・それだけのことなの。なのに、なのに・・・・」
リナの、心の叫び。初めて聞く、リナの本音。
「それだけなのに・・・心が、胸が痛くて、潰されそうで・・・。
 皆があたしのことを嫌ってるように思えてきて・・・・こわ、くて・・・・」
声を押し殺してリナは泣いた。
見えた、気がした。本当の、リナが。
リナの、全てが、心の全てが。
今まで見ていたのは、リナの心のオモテ。今見ているのは、ウラ。
滅多に見せることのない心の奥。弱く儚い場所。
俺だけが、今、見ている。
妙にそのことが嬉しかった。
そっと、包み込むようにリナを抱きしめる。
肩の震えが、少しずつ、本当に少しずつだけど消えていく。
「リナ。俺は、お前が好きだから。たとえ世界中の奴がお前を嫌ったとしても、
 俺だけは、ずっと、絶対お前が好きだから・・・」
リナの瞳を見つめる。
やがてリナは微笑う。
「あり、がとう、ゼル・・・。ゼル、大好き・・・・・」
リナがさらに近づいて、くっついてくる。
「・・・・リナ?・・・アメリアのことだが・・・・・・」
リナの肩がピクっと震える。
その肩をぎゅぅっと、強く抱きしめて真実を語る。
「アメリアが、ガウリィのこと好きだって、知ってるか?」
リナはゆっくり頷く。
「なん、となく・・・見てて、わかる・・・・」
それがどうしたの?と訊いてくるリナ。
(鈍いリナにはここまでか・・・)
はう、と溜息をつき、気を取り直してリナを見る。
「つまり、だ。ガウリィはリナの、お前の保護者だろう?
 でも、アメリアは欲しいわけだ。あのクラゲが。ま、我慢してたみたいだがな。
 だから余計に、今日のあの時のリナのガウリィへの態度が気に入らなかったらしい」
「・・・・う〜んと・・・つま、りぃ・・・・」
え―――と、と首を傾げるリナ。
その姿が可愛くて、リナの頭を撫でる。
「・・・つまりそれは、・・・ヤキモチってやつ?」
やっとでた答えに俺は頷く。
「そうらしいな」
「・・・そっかぁ・・。あたし、悪いことしちゃったのかな?」
上目遣いに俺に訊ねるリナ。
「まぁ・・・普通あの場合、心配してくれてる奴にあの態度はないとは思うが。
 でも、自分の感情を抑えきれなくてお前を引っ叩いたアメリアも、な」
アメリアに引っ叩かれた、ほんのり上気づいた頬に触れる。
「・・・アメリア、あたしのこと、嫌い、かな・・・?」
しゅんとするリナ。
「本心からでた言葉じゃない。今頃アメリアも後悔してるさ」
「・・・そう、かな?」
「ああ」
俺の言葉にリナは微笑んだ。
「あのクラゲは、アメリアにあげる。あたしにはもう保護者はいらないから」
「いいのか?本当に、それで。お前もガウリィが好きなんだろう?」
「・・・そう、見えるの?」
何故か泣きそうになるリナ。涙腺が緩んでるみたいだ。
ヘタなこと言って泣かさないようにしよう。
「・・・違う、のか?」
「うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜」
リナの瞳にまた涙が溜まる。
「お、おい。リナ?」
焦る俺にリナは抱きついてきた。
「あたしが好きなのは、ゼルだもんっ」
「え"・・・うそ、だろう?」
「何でそゆことゆうのぉぉぉ」
思いっきり泣かせてしまった(汗)。
両手を顔に押し当てて泣いているリナを抱き寄せる。
「悪かった、リナ。その・・・信じられなかったんだ。俺も、お前が好きだったから」
「・・・ホント?嘘じゃない?」
拗ねたような瞳で訊ねるリナ。
「当たり前だろ?冗談でこんなこと言うか。お前だけが、好きだ」
満足したのか、にっこり笑って顔を埋めて抱きついてくる。
「嬉しい・・・」
「ああ」
「・・・ゼル、あったかい」
「・・・ああ」
「大好きよ、ゼル」
「愛してる、リナ」
「・・・うん、あたしも・・・・」
規則正しく、小さな寝息が聞こえる。
「全く、無防備な奴だよ、お前は。そんなんじゃ、襲うに襲えんだろーが」
ま、いいか。こいつの真実(ホントウ)の気持ちもわかったし。
透き通る美しい茶髪の一房を手に取り、そっと唇を当てる。
「おやすみ、リナ。良い夢を・・・・」
リナをぎゅっと抱き寄せて、心地良い睡魔に身を委ねる。
窓の外では、月明かりが優しく街を包んでいた。


――あたしは あなたが好き
     俺は お前が好き 
  
  2人の真実がわかった夜
  それは月夜だった・・・――


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
はい、激甘ゼルリナ(のつもりだったもの)、お楽しみ頂けましたでしょーか?
逝きかけた方はちゃんと戻ってこれたでしょうか?
う〜ん、何か書いてる内に訳解んなくなってしまった作品の1つです。(他諸々)
とゆーかそれは、書いてる内にあたしの煩悩が暴走したためと思われます(笑)
・・・どんまいっっ(>_<)

ま、まぁ・・・甘かったのかなぁ・・・??
激甘とか言ってるけど、あんまし甘くないような・・・・(汗)
とゆーかそれは普段からそういう激甘なもんを見すぎてるから感覚が・・・(笑)?
ま、まぁ、少しヤバさを感じつつも、逃げましょう(死)。

うん〜。書いてた話はここまでなんだけど、この続きはどうしよう・・・
というか、どうなったんだ?
なんか、ゼルリナ&ガウアメを書き終えた満足感に浸ってて、
続きを考えなかったような気がする・・・(爆)
ま、まぁ・・・UPするってことで、続きを書いてみるかな・・・???

そうそう、書き忘れましたけど、このお話は、
がぜるちゃんときょんた様と、セラフィーナに捧げますv
喜んでいただけるかしら(とっても不安だわ)・・・(汗)

はっっ?!何時の間にかコメントだけでこんなにもっ!!
という言い訳を残しつつ、BYEちゃっっ☆(逃)


霽月 リナ拝


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8784Re:トゥルーザシティへがぜる E-mail 2/11-23:38
記事番号8778へのコメント

いやー、途中までドキドキしてしまいました。
「おいおい、ここは18禁は禁止だよ」って(馬鹿)。
でも、なんかリナが私達と等身大で親近感持てたなあ、今回の話は。
誰でも「嫌い」って言葉には敏感になるでしょう。
でもそんなとき、ゼルみたいに言ってくれる人が傍にいてくれて、リナは幸せもんだ。
でもリナちゃんは無防備すぎるぞ。何度もゼルが警告したというのに。
普通だったらそれはOKって意味にとられても仕方がないぞ?
よくぞ、ゼルはガマンしたもんだ。

甘くてとろけそうになってしまった。いや、半分溶けてしまっているかも知れない。
ホントにいつも素敵な創作を読ませてくれてありがとう。

うっ。・・・・・・感想がおばん臭くなってしまった? いやおやじ臭いか?
反省してます。では、また。
次の作品も楽しみにしてるよん。(次は記憶喪失もの?)

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8828Re:トゥルーザシティへきょん太 E-mail URL2/15-19:27
記事番号8778へのコメント

こんちは。りーちゃん。

ガウアメも、ゼルリナも、おおおおおっ!
ひとり、感動してましたん。
どちらの、話も男性陣がナイース!ですの。
ガウリイはそこはなとなく大人の魅力。
ゼルはリナにメタ惚れ状態で、ちょっと笑えるくらいかわゆい。
うーーむ。ええでー、ててでー!でございますの。

なんにせよ、一番喜んだのはゼルリナですけど・・・
ふふふ。りーちゃん、私の激甘の上限はまだまだ、遥か上なんですの。
だから、もっと、甘甘でもOKですの。(はぁと)
このお話は終わったみたいですけど、また、書いて下さいねーー。ゼルリナ。

で、最後になりましたけど、私なんぞに捧げていただき恐悦至極に存知奉りまする。
ほんっっとに、ありがとーーーー!

でわでわ。

きょん太

p.s
 怖いもの知らずにも、HPなんぞを創ってみました。お暇なときにでもお越し下さいませ。私のはどーでもいいけど、セラフィーナの連載が今始まってますから。そちらは、是非みてあげてね。


の部屋に入ろうとした時、ゼルガディスがリナに訊ねた。
>「・・・ん。ごめんね、ゼル」
>いつものリナとは思えないほど、弱く細い口調だった。
>ゼルはそんな儚げなリナを見ると、無償にアメリアに腹が立った。
>リナの輝きを、自分の好きなリナを壊されたようで、許せなかった。
>「リナ・・・・。いや、何でもない」
>苦しんでいるリナにアメリアのことを話そうとしたが、
>リナが余計に苦しむであろうと考え、言葉を切り下げる。
>「そう・・・。おやすみ、ゼル」
>「ああ・・・おやすみ」
>そう言って部屋に入って行ったリナのひとみは、潤んでいるように見えた。
>(リナ・・・)
>遣る瀬無い思いを胸に、ゼルは部屋の扉を開けた。
>
>
>(・・・ったく、アメリアの奴。いくらガウリィが好きだからって、
> リナをあんなにしちまいやがって・・・どうするんだ・・・・・・・)
>俺はベッドの上で考えていた。
>今頃リナは何をしているんだろう。
>アメリアのことを考えているのだろうか。
>泣いているのだろうか。
>それとも・・・ガウリィのことを想って・・・・
>コンコン・・・
>不意に扉が小さくノックされた。リナだろうか・・・?
>「誰だ?」
>「・・・リナ・・・・・」
>怯えたような声が聞こえた。俺はそっと扉を開ける。
>扉の向こうには、宿の備え付けの夜着を着たリナがいた。
>「どうした?リナ・・・」
>リナは俯いていた顔を上げて、まっすぐ、揺れる瞳で俺を見つめた。
>「・・・一緒に、いさせて・・・・・・」
>「・・・リナ。一応言っておくが、俺は正真正銘男、だからな?いいのか?」
>自分でもよく解らないが最も(?)な言葉に、リナの瞳は潤んだ。
>「いいの・・・一緒にいて。・・・お願い」
>そう言ってリナは俺に抱きついてきた。
>「・・・リナ・・・・・」
>俺の胸に顔を埋めるリナを抱き上げて、ベッドに委ねさせる。
>(・・・・俺はどこで寝るんだ?)
>思った矢先、服の裾が引っ張られた。(注・マント、取ってますvvv(壊))
>「・・・リナ?」
>「ゼル・・・一緒に、いて・・・・」
>潤んだ瞳で訴えてくるリナ。
>「俺はここにいる」
>「傍にいて」
>「どこにも行きやしない」
>ふるふるとリナは首を振る。
>「やだ・・・いやぁ・・・傍にいて、離れないで・・・・一緒に・・・・・」
>(つまり一緒に寝ろ、と(汗)。
> う〜ん・・・天変地異の前触れか・・・って、そーじゃないっっ!!)
>心の中で自分をつっこんで、リナの目を向ける。
>涙に濡れている大きくて朱く揺れる瞳。柔らかく線を描く美しい茶髮。
>透き通るような白い肌。華奢な身体つき。
>はっきり言って・・・かわいい。
>伊達に普段「美少女」を名乗っているだけはある。
>まさに、それものだ。
>「でもな、リナ。その・・・さっきも言ったが、俺も一応男だし、お前も女だ」
>まるで自分自身に言い聞かせるようにリナに言った。
>「・・・キ、ライ?」
>「え?」
>涙声に取れるリナの声。
>見ると、リナは涙を流していた。
>「リナ・・・?」
>「きらい?ゼルは、あたしのこと嫌い?ゼルも・・・あたしのこと、嫌い?」
>アメリアの言葉に相当傷ついたらしい。だが、アメリアも本心ではなかった言葉だろう。
>「リナ・・・。そんなことない。嫌いなんかじゃない」
>「・・・じゃ、好きじゃない?」
>「好きでなきゃ、一緒に旅なんかしないさ」
>「・・・じゃ、一緒に寝て・・・・」
>(・・・仕方ない、か。これで最悪の場合になっても、リナが望んだんだからな。)
>俺はリナと向かい合うようにベッドに入った。
>リナがくっついてきた。
>「リナ・・・どうしたんだ?」
>リナの細い肩は震えていた。
>「寒いか?」
>リナは首を振る。
>「・・・こ、わぃ・・・・」
>「え?」
>今、何て・・・・・?
>「こわい、の・・・。恐くて恐くて・・・1人でいられない・・・・・」
>リナは涙を流して俺の胸に顔を埋める。
>「アメリアに・・・大好きだって、言ってくれてたのに・・・・・・
> そう言ってくれてた人に、大嫌いって言われた・・・・。
> それだけで・・・・それだけのことなの。なのに、なのに・・・・」
>リナの、心の叫び。初めて聞く、リナの本音。
>「それだけなのに・・・心が、胸が痛くて、潰されそうで・・・。
> 皆があたしのことを嫌ってるように思えてきて・・・・こわ、くて・・・・」
>声を押し殺してリナは泣いた。
>見えた、気がした。本当の、リナが。
>リナの、全てが、心の全てが。
>今まで見ていたのは、リナの心のオモテ。今見ているのは、ウラ。
>滅多に見せることのない心の奥。弱く儚い場所。
>俺だけが、今、見ている。
>妙にそのことが嬉しかった。
>そっと、包み込むようにリナを抱きしめる。
>肩の震えが、少しずつ、本当に少しずつだけど消えていく。
>「リナ。俺は、お前が好きだから。たとえ世界中の奴がお前を嫌ったとしても、
> 俺だけは、ずっと、絶対お前が好きだから・・・」
>リナの瞳を見つめる。
>やがてリナは微笑う。
>「あり、がとう、ゼル・・・。ゼル、大好き・・・・・」
>リナがさらに近づいて、くっついてくる。
>「・・・・リナ?・・・アメリアのことだが・・・・・・」
>リナの肩がピクっと震える。
>その肩をぎゅぅっと、強く抱きしめて真実を語る。
>「アメリアが、ガウリィのこと好きだって、知ってるか?」
>リナはゆっくり頷く。
>「なん、となく・・・見てて、わかる・・・・」
>それがどうしたの?と訊いてくるリナ。
>(鈍いリナにはここまでか・・・)
>はう、と溜息をつき、気を取り直してリナを見る。
>「つまり、だ。ガウリィはリナの、お前の保護者だろう?
> でも、アメリアは欲しいわけだ。あのクラゲが。ま、我慢してたみたいだがな。
> だから余計に、今日のあの時のリナのガウリィへの態度が気に入らなかったらしい」
>「・・・・う〜んと・・・つま、りぃ・・・・」
>え―――と、と首を傾げるリナ。
>その姿が可愛くて、リナの頭を撫でる。
>「・・・つまりそれは、・・・ヤキモチってやつ?」
>やっとでた答えに俺は頷く。
>「そうらしいな」
>「・・・そっかぁ・・。あたし、悪いことしちゃったのかな?」
>上目遣いに俺に訊ねるリナ。
>「まぁ・・・普通あの場合、心配してくれてる奴にあの態度はないとは思うが。
> でも、自分の感情を抑えきれなくてお前を引っ叩いたアメリアも、な」
>アメリアに引っ叩かれた、ほんのり上気づいた頬に触れる。
>「・・・アメリア、あたしのこと、嫌い、かな・・・?」
>しゅんとするリナ。
>「本心からでた言葉じゃない。今頃アメリアも後悔してるさ」
>「・・・そう、かな?」
>「ああ」
>俺の言葉にリナは微笑んだ。
>「あのクラゲは、アメリアにあげる。あたしにはもう保護者はいらないから」
>「いいのか?本当に、それで。お前もガウリィが好きなんだろう?」
>「・・・そう、見えるの?」
>何故か泣きそうになるリナ。涙腺が緩んでるみたいだ。
>ヘタなこと言って泣かさないようにしよう。
>「・・・違う、のか?」
>「うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜」
>リナの瞳にまた涙が溜まる。
>「お、おい。リナ?」
>焦る俺にリナは抱きついてきた。
>「あたしが好きなのは、ゼルだもんっ」
>「え"・・・うそ、だろう?」
>「何でそゆことゆうのぉぉぉ」
>思いっきり泣かせてしまった(汗)。
>両手を顔に押し当てて泣いているリナを抱き寄せる。
>「悪かった、リナ。その・・・信じられなかったんだ。俺も、お前が好きだったから」
>「・・・ホント?嘘じゃない?」
>拗ねたような瞳で訊ねるリナ。
>「当たり前だろ?冗談でこんなこと言うか。お前だけが、好きだ」
>満足したのか、にっこり笑って顔を埋めて抱きついてくる。
>「嬉しい・・・」
>「ああ」
>「・・・ゼル、あったかい」
>「・・・ああ」
>「大好きよ、ゼル」
>「愛してる、リナ」
>「・・・うん、あたしも・・・・」
>規則正しく、小さな寝息が聞こえる。
>「全く、無防備な奴だよ、お前は。そんなんじゃ、襲うに襲えんだろーが」
>ま、いいか。こいつの真実(ホントウ)の気持ちもわかったし。
>透き通る美しい茶髪の一房を手に取り、そっと唇を当てる。
>「おやすみ、リナ。良い夢を・・・・」
>リナをぎゅっと抱き寄せて、心地良い睡魔に身を委ねる。
>窓の外では、月明かりが優しく街を包んでいた。
>
>
>――あたしは あなたが好き
>     俺は お前が好き 
>  
>  2人の真実がわかった夜
>  それは月夜だった・・・――
>
>
>―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>はい、激甘ゼルリナ(のつもりだったもの)、お楽しみ頂けましたでしょーか?
>逝きかけた方はちゃんと戻ってこれたでしょうか?
>う〜ん、何か書いてる内に訳解んなくなってしまった作品の1つです。(他諸々)
>とゆーかそれは、書いてる内にあたしの煩悩が暴走したためと思われます(笑)
>・・・どんまいっっ(>_<)
>
>ま、まぁ・・・甘かったのかなぁ・・・??
>激甘とか言ってるけど、あんまし甘くないような・・・・(汗)
>とゆーかそれは普段からそういう激甘なもんを見すぎてるから感覚が・・・(笑)?
>ま、まぁ、少しヤバさを感じつつも、逃げましょう(死)。
>
>うん〜。書いてた話はここまでなんだけど、この続きはどうしよう・・・
>というか、どうなったんだ?
>なんか、ゼルリナ&ガウアメを書き終えた満足感に浸ってて、
>続きを考えなかったような気がする・・・(爆)
>ま、まぁ・・・UPするってことで、続きを書いてみるかな・・・???
>
>そうそう、書き忘れましたけど、このお話は、
>がぜるちゃんときょんた様と、セラフィーナに捧げますv
>喜んでいただけるかしら(とっても不安だわ)・・・(汗)
>
>はっっ?!何時の間にかコメントだけでこんなにもっ!!
>という言い訳を残しつつ、BYEちゃっっ☆(逃)
>
>
>霽月 リナ拝
>
>

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8829きゃううっ。ですわ!浅島 美悠 2/15-19:48
記事番号8778へのコメント




>扉の向こうには、宿の備え付けの夜着を着たリナがいた。
>「どうした?リナ・・・」
>リナは俯いていた顔を上げて、まっすぐ、揺れる瞳で俺を見つめた。
>「・・・一緒に、いさせて・・・・・・」

うおうっ…。リナちゃん!? どーしたんですの!(ダイタンっ)

>「・・・リナ。一応言っておくが、俺は正真正銘男、だからな?いいのか?」

こくこくっ!!(うなずき)

>「俺はここにいる」
>「傍にいて」
>「どこにも行きやしない」
>ふるふるとリナは首を振る。
>「やだ・・・いやぁ・・・傍にいて、離れないで・・・・一緒に・・・・・」

あ、ここお気に入りの会話ですわ。(甘く泣けるビターチョコ^ー^)

>――あたしは あなたが好き
>     俺は お前が好き 
>  
>  2人の真実がわかった夜
>  それは月夜だった・・・――

お月さま〜。色は白銀ですわ!(ゼル君と同じ! ですわ!)

>はい、激甘ゼルリナ(のつもりだったもの)、お楽しみ頂けましたでしょーか?

はい!

>ま、まぁ・・・UPするってことで、続きを書いてみるかな・・・???

わ〜い! でーすわ! あたし待ってますわ!