◆−いつか−庵 瑠嬌(2/26-21:55)No.8895
 ┣きゃっ☆  幸せ発見!−神代  桜(2/27-00:06)No.8897
 ┃┗まぁっ♪喜び獲得!−庵 瑠嬌(2/29-15:36)No.8918
 ┣やっと……(感涙)−T−HOPE(2/27-23:08)No.8906
 ┃┗T−HOPE様……!−庵 瑠嬌(3/3-16:31)No.8924
 ┣おかえりなさ〜い(〜^)−高砂 時緒(2/29-00:19)No.8915
 ┃┗すいませんっ−庵 瑠嬌(3/7-17:03)No.8935
 ┣お久しぶりです−岬梨雨(3/2-00:28)No.8921
 ┃┗罵って下さって構いません……−庵 瑠嬌(3/9-15:44)No.8940
 ┗遅すぎです〜(泣)−彩(3/13-03:26)No.8994
  ┗まあ、彩さん!−庵 瑠嬌(3/14-16:04)No.9008


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8895いつか庵 瑠嬌 2/26-21:55



 庵 瑠嬌と申します。三、四ヶ月くらい前まで、しつこくしつこく、ゼロリナを投稿していた者ですの。
 知らないかたの方が多いとは思いますが、覚えていらっしゃる方には、お久しぶりになります。
 ゼロリナです。どうぞご覧くださいませ。
 
******

      ―――獣神官ゼロス。圧倒的な力を持つ、獣王配下の高位魔族―――

「―――ああ、確かにあんたは強いわ。あたしよりも、ずっとね。
 だけど、分かってるゼロス?
 あたしはあんたを簡単に滅ぼせるのよ」


〈 いつか 〉 


 いい天気である。一面の畑が広がった中の街道。空はどこまでも遠く見えて果てしがない。気まぐれのように浮かぶ雲は白。
 なんとも散歩日和な日だ。思わず足取りも緩やかになる旅の道で、隣に向かって、リナはそういった。歩くペースは変わらない。世間話の口調である。
「………………」
 ゼロスはちょっと沈黙して。首をかしげて見せる。答えをあらかじめ予測しているような声音で尋ねた。
「なぜです?」
「あたしに惚れたから」

 そう、ゼロスはリナの力に、輝きに、すべてに魅了し尽くされている。それは事実。彼の強い興味はいつしか強い恋慕へと変わった。

「精神生命体なんでしょ?たとえば――あたしがあんたを嫌いになったら。あたしのこと好きなら、あんたにとってすごいショックになるんじゃない?それでこの世界に存在できる?」
「―――まず、無理ですねぇ」
 にこり、といつもの笑みで肯定する。そこからうかがえるのは、相も変わらぬ余裕。
 自分の言葉が、さほどゼロスに対して効果をもたらさなかったことを感じて、リナはやや癇性に、右眉を上げた。
「ほんとに分かってる?あんた、あたしに命を握られてるようなもんなのよ!」
「でもそれは、もしそういうことがあったら、でしょう?」
「そうよ。そういうことになったら、あんたは―――」
「いやですねえリナさん。そういうとこも、またカワイイといえば可愛いんですけど」
 くすくすと、にこやかな表情は変えずに、喉だけ楽しげに震わせて笑って、ゼロスは言った。
「リナさんが僕を嫌いになるなんて、あるわけないでしょう?」
「……………………」
「あぁそうだ。それに、もし嫌われたとしても、また振り向かせますよ、僕は。自信ありますから」
「臆面もなくよく言えるわね………」
「僕は真実に対して常に正直なんです」
 リナは肩をすくめて、ゼロスにそっぽを向いた。
「確かにね。馬鹿なこと言ったわ。でも覚悟したほうがいいわよゼロス」
 顔をそむけてリナは表情を見せない。しかしゼロスには分かる。
 ―――言葉にひそむ強い危惧。

「あんたがいつかあたしを失うのは事実なんだから」

 晴れ渡った空。
 ぽつんと立ったかかしは不格好な麦わら帽子をかぶっている。手作りだろうか。
 視界に入ったそれに、ゼロスはぼんやりとそんなことを考える。
「あたしはいつかあんたの前からいなくなるんだから」
 そういえばいま向かっている街はパンが美味しいと聞いた。おそらく、ここで育てられている麦が街でひかれて粉になり、パンへと焼き上げられるのだろう。
 リナが街のパン屋で、大量に積み上げられたパンを前に、楽しそうに笑ってる姿が目に浮かんで、ゼロスはおかしくなる。

「――――――ちょっとゼロスっ。聞いてる!?」
「あ、はい?見事な麦畑ですよねえー」
「あんた人の話を……!」
「リナさん、こめかみに青筋」
 何か言おうとするリナを両手で押しとどめるしぐさをして、ゼロスは苦笑いの表情で言った。
「永遠は欲しくないとおっしゃるんでしょう、リナさんは」
「ったりまえでしょ!」
「あなたは人間だから確かにいつか死んでしまう。分かってますよ、けれどそれはまだもう少し先のことです」
「だけど着実に近づいてきてるわ!」
「いいじゃないですか、そんなこと気にしなくても」
 明るく言われてリナは顔色を変える。
「なにをっ……!」
「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
 リナは足を止めた。遅れてゼロスも止まる。
 低い声でリナは言った。顔は今、まっすぐゼロスを向いている。睨み付けられているわけではないのに、胸が突かれてならない、その剣のような鋭い強い眼差し。
「ゼロス。それはちょっと、あんたらしくないんじゃない……?」
「誰のせいでしょうねぇ―――」
 他人事のように言って、ゼロスは目をリナから逸らし、空にやる。
「あたしのせいみたいにっ」
 噛みつきそうな顔になるリナに、ゼロスはにっこり笑って、足を進め始めた。
「行きますよリナさん。日が暮れる前に街に着きたいんでしょう?」
 リナはため息をついた。
「わかったわよ!とりあえず今はこの話、保留にしとくわ……!」

 駆け寄るリナを、ゼロスは柔らかく微笑んで迎えて、前を向く。やや不満げなリナもしばらくすると機嫌を直して、お喋りを始めた。ゼロスはそれに相づちを打つ。ときおり、小さく笑い声も上げる。
 リナとの旅は楽しい。ゼロスにとって、それは本当に、幸せで幸せな時間だ。けれどそれには終わりがある。それをゼロスは知っている。
 ――――水の中に浮かび上がる泡のような。
 自然にわき上がる不安を、感じるよりも早く押し潰す。

                         『精神生命体なんでしょ?』

 不安に殺されるくらいなら。
 あなたの死に殉じる方が、まし。 
 

******
 『庵のゼロリナ』と書いて『意味不明』と読む………。二人とも別人(汗)
 ―――――不安って、つまり今の自分に疑問を抱くことだと思うんですよね。だから、魔族の場合それも致命的なことにならないかしら、と。
 今の自分を肯定しきっていたら、未来に対して、何も恐れることも怖がることも、不安を覚えることもないと思うんですの。
 思いついたのはシリアスだったのに、書いたら妙に軽くなってしまったお話でした。
 ―――それにしても。『精神生命体』って、魔族さんを指すのに、いささか不適当な単語でしたね………。
 感想いただけたら非常にとっても大変嬉しいです。
 それでは失礼をば―――


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8897きゃっ☆ 幸せ発見!神代 桜 2/27-00:06
記事番号8895へのコメント

こんにちは。やって来てみれば庵さまの新たな御作品があるではありませぬか! 土曜のささやかな幸せを見つけましてさらに幸せな桜です。

> ゼロスはちょっと沈黙して。首をかしげて見せる。答えをあらかじめ予測しているような声音で尋ねた。
>「なぜです?」
>「あたしに惚れたから」

にゃ―――ん♪ リナちゃんがいいです。ゼロスくんリードでリナちゃんが赤くなるというのもかわいいですけど、やはりいつだって強気の彼女が素敵ですよね。
こういう時、不適な笑みを浮かべるリナちゃんが目に浮かびます。
ついでに虚を衝かれたようなゼロスくんの表情も★

> そう、ゼロスはリナの力に、輝きに、すべてに魅了し尽くされている。それは事実。彼の強い興味はいつしか強い恋慕へと変わった。

やは☆ 恋は惚れたら負けですものね。リナちゃんの耀きには、ゼロスくんは惹かれるばかりですよね。
恋愛において、女の子はいつだって振り回す方にまわらなくては★

>「精神生命体なんでしょ?たとえば――あたしがあんたを嫌いになったら。あたしのこと好きなら、あんたにとってすごいショックになるんじゃない?それでこの世界に存在できる?」
>「―――まず、無理ですねぇ」
> にこり、といつもの笑みで肯定する。そこからうかがえるのは、相も変わらぬ余裕。
> 自分の言葉が、さほどゼロスに対して効果をもたらさなかったことを感じて、リナはやや癇性に、右眉を上げた。
>「ほんとに分かってる?あんた、あたしに命を握られてるようなもんなのよ!」
>「でもそれは、もしそういうことがあったら、でしょう?」
>「そうよ。そういうことになったら、あんたは―――」
>「いやですねえリナさん。そういうとこも、またカワイイといえば可愛いんですけど」

確かにカワイイですよねっ。しかし脅し(?)をかけるリナちゃんを、あっさりとかわすゼロスくんが素敵です! そうすれば、リナちゃんは取って返して焦る焦る。乙女心ですよねえV


> くすくすと、にこやかな表情は変えずに、喉だけ楽しげに震わせて笑って、ゼロスは言った。
>「リナさんが僕を嫌いになるなんて、あるわけないでしょう?」

素敵です! もう自身ありありな彼が兎にも角にも素敵すぎてたまりません! これだけ自身があると、少しカチンとくるのがリナちゃんらしくもありますが、やっぱり最初は絶句からきますよねえ。

>「……………………」
>「あぁそうだ。それに、もし嫌われたとしても、また振り向かせますよ、僕は。自信ありますから」
>「臆面もなくよく言えるわね………」
>「僕は真実に対して常に正直なんです」
> リナは肩をすくめて、ゼロスにそっぽを向いた。

庵さまのゼロスくん、なんて素晴らしいのでしょう! ここまで言われれば旗から聞く身としては「愛されてるわねー」の一言につきますね。
こんなセリフ。恋に恋する乙女には憧れですよね。それともノンフィクションですかねー。このセリフは。・・・すいません冷やかすつもりはないんです。
でもでも! こーやってサラっと言ってしまうのは、彼にしかできませんよね!

>「確かにね。馬鹿なこと言ったわ。でも覚悟したほうがいいわよゼロス」
> 顔をそむけてリナは表情を見せない。しかしゼロスには分かる。
> ―――言葉にひそむ強い危惧。

もうゼロス様にはすべてわかってしまうのですね! リナちゃんのす・べ・てが♪

>「あんたがいつかあたしを失うのは事実なんだから」

リナちゃん。さらりと言いつつもその奥に込められた真意は・・・・・・という感じですね。
いつかは離れてしまう二人。それはどんなに拒んでも少しずつ迫ってきて・・・。やがて想いとは裏腹に、時の流れに残酷なまでに引き離される・・・。
残される者は最後まで言葉にださず、先逝く者は残す者がいることに悲しみを覚えて・・・。
思うだけで切ないですうぅぅぅ。

>「――――――ちょっとゼロスっ。聞いてる!?」
>「あ、はい?見事な麦畑ですよねえー」
>「あんた人の話を……!」
>「リナさん、こめかみに青筋」
> 何か言おうとするリナを両手で押しとどめるしぐさをして、ゼロスは苦笑いの表情で言った。

何事にも余裕をもった彼が大人です♪ こういうほのぼのな風景は、庵さまの書かれるものが天下一品だと、私声を大にして書き殴りに訪れる皆様に吹聴してまわりたい気分ですよ。いえ、お世辞などではなく本っ気で、ですよ。

>「永遠は欲しくないとおっしゃるんでしょう、リナさんは」
>「ったりまえでしょ!」
>「あなたは人間だから確かにいつか死んでしまう。分かってますよ、けれどそれはまだもう少し先のことです」
>「だけど着実に近づいてきてるわ!」
>「いいじゃないですか、そんなこと気にしなくても」
> 明るく言われてリナは顔色を変える。
>「なにをっ……!」
>「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」

はう、素敵です。素敵ですうううぅぅぅ!(こればっかりですいません)こういうなんていうのでしょう、飄々と言う言葉の中は、決してあしらうものでも、中身のないことでもなくて、本当に抱いてる本心なんですよね。

> リナは足を止めた。遅れてゼロスも止まる。
> 低い声でリナは言った。顔は今、まっすぐゼロスを向いている。睨み付けられているわけではないのに、胸が突かれてならない、その剣のような鋭い強い眼差し。
>「ゼロス。それはちょっと、あんたらしくないんじゃない……?」
>「誰のせいでしょうねぇ―――」
> 他人事のように言って、ゼロスは目をリナから逸らし、空にやる。
>「あたしのせいみたいにっ」
> 噛みつきそうな顔になるリナに、ゼロスはにっこり笑って、足を進め始めた。
>「行きますよリナさん。日が暮れる前に街に着きたいんでしょう?」
> リナはため息をついた。
>「わかったわよ!とりあえず今はこの話、保留にしとくわ……!」

ザ・ベストカップル!! こういう一見なにもないような、小さな会話でさえ、絵本の中のひと綴りのように見せてしまうのは、やはり庵さまだからこそなせる魔法なのですね!

> 駆け寄るリナを、ゼロスは柔らかく微笑んで迎えて、前を向く。やや不満げなリナもしばらくすると機嫌を直して、お喋りを始めた。ゼロスはそれに相づちを打つ。ときおり、小さく笑い声も上げる。
> リナとの旅は楽しい。ゼロスにとって、それは本当に、幸せで幸せな時間だ。けれどそれには終わりがある。それをゼロスは知っている。
> ――――水の中に浮かび上がる泡のような。
> 自然にわき上がる不安を、感じるよりも早く押し潰す。

リナちゃんと同じくらい、いえそれ以上に不安を感じているにも関わらず、言葉にはせず、不安に揺れるリナちゃんを落ち着かせるだなんて!!! かっこいい! かっこいいですわよゼロス様っ。
その時が来るまで、きっとその不安はおくびにもださないのでしょうね。きっと・・・。誰にも言わずに、今の彼女が耀く姿だけを瞳に映して。今できるだけの、許されるだけの時間だけで、彼女の今を、何よりも見ていて・・・。



>                    『精神生命体なんでしょ?』
>
> 不安に殺されるくらいなら。
> あなたの死に殉じる方が、まし。 
> 
せ・つ・な・いですねえ。
言葉にするだけが想いのカタチじゃなくて。
いつか来る淋しさを今で紛らわせるのが想いの強さじゃなくて。
まして耐えることでも、一人悲しみに溺れることでもない。
終りが来る故に耀く彼女の美しさを最後まで見続けるのが、彼がもてるだけの想いなんですよねぇ・・・(なぜ断言する!?)
すいません。暴走してます。あまりにも御作品が素晴らしかったものですから。

> 『庵のゼロリナ』と書いて『意味不明』と読む………。二人とも別人(汗)

どうしてですかあ。とっても切なくて素敵なお話ですのに。

> ―――――不安って、つまり今の自分に疑問を抱くことだと思うんですよね。だから、魔族の場合それも致命的なことにならないかしら、と。

問題は魔族が「不安」という感情を果たして抱くかどうかですよね。けっこう自信家の集まりですから。あの種族・・・(殴!)
ってなに身も蓋もないこと言ってるのかしら私・・・。
いや、でも多分リナちゃんに振られたらゼロスくん、溶けていっちゃうような気もしますよね。

> 今の自分を肯定しきっていたら、未来に対して、何も恐れることも怖がることも、不安を覚えることもないと思うんですの。

・・・でも彼女に振られることと、存在の否定って直接繋がりますか・・・? す、すいません! 馬鹿の極みにいる私はちょっと疑問に思っちゃいました!

> 思いついたのはシリアスだったのに、書いたら妙に軽くなってしまったお話でした。

どうしてすか! シリアス一直線、涙さそう深いお話ではありませぬか!

> ―――それにしても。『精神生命体』って、魔族さんを指すのに、いささか不適当な単語でしたね………。

確かに・・・《生命体》ではないような気もしますけど・・・。別によろしいのではないかと。私は因みに言われるまで何も思いませんでした(^^;)

それではこの辺で。

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8918まぁっ♪喜び獲得!庵 瑠嬌 2/29-15:36
記事番号8897へのコメント


 こんにちは、庵 瑠嬌でございますっ。
 拙作をご覧頂き、わたくしは大変嬉しゅうございますわっ。(崩壊言語)

>こんにちは。やって来てみれば庵さまの新たな御作品があるではありませぬか! 土曜のささやかな幸せを見つけましてさらに幸せな桜です。

 復活して早々、身のほど知らずにまた投稿しておりますの(汗)。
 感想書いて下さる神代さんに、大感謝、ですわっ。
 貴女の幸せになれたなら、それほど嬉しいことはございません。
 ――しかしそろそろ、その庵『様』って止めてくださいませんでしょうか。
 あまりにも、それは恐れ多いと言うか、もっと完成した存在でなければ分不相応だと思うので(;;)同い年ですしね。

>> ゼロスはちょっと沈黙して。首をかしげて見せる。答えをあらかじめ予測しているような声音で尋ねた。
>>「なぜです?」
>>「あたしに惚れたから」
>
>にゃ―――ん♪ リナちゃんがいいです。ゼロスくんリードでリナちゃんが赤くなるというのもかわいいですけど、やはりいつだって強気の彼女が素敵ですよね。
>こういう時、不適な笑みを浮かべるリナちゃんが目に浮かびます。
>ついでに虚を衝かれたようなゼロスくんの表情も★

 強気のリナさんが大好きなんですの。
 彼女が強いとき、ゼロスさんはさらに強くなるので、書いているほうは楽しい楽しい。
 ――それに、わたくしの心の内では、『一瞬でもゼロスさんの驚く顔が見たい』という思いがありますし(笑)


>> そう、ゼロスはリナの力に、輝きに、すべてに魅了し尽くされている。それは事実。彼の強い興味はいつしか強い恋慕へと変わった。
>
>やは☆ 恋は惚れたら負けですものね。リナちゃんの耀きには、ゼロスくんは惹かれるばかりですよね。
>恋愛において、女の子はいつだって振り回す方にまわらなくては★

 リナさんは目下それを目標に頑張ってらっしゃるのですわ☆
 ただ、負けずにゼロスさんも振り回そうとするタイプなので……ふふ、リナさんの苦労は終わらないのです。(←とても楽しそう)

>>「でもそれは、もしそういうことがあったら、でしょう?」
>>「そうよ。そういうことになったら、あんたは―――」
>>「いやですねえリナさん。そういうとこも、またカワイイといえば可愛いんですけど」
>
>確かにカワイイですよねっ。しかし脅し(?)をかけるリナちゃんを、あっさりとかわすゼロスくんが素敵です! そうすれば、リナちゃんは取って返して焦る焦る。乙女心ですよねえV

 この話ではゼロスさんが、徹底して開き直ってしまっているので。
 なんだかんだ言っても、リナさんがやっぱり不利なんですのよ。やっぱり、焦らされてしまうんですの☆
 一応、初めにふっかけたのは、リナさんだったんですけどねぇ……♪

>
>> くすくすと、にこやかな表情は変えずに、喉だけ楽しげに震わせて笑って、ゼロスは言った。
>>「リナさんが僕を嫌いになるなんて、あるわけないでしょう?」
>
>素敵です! もう自身ありありな彼が兎にも角にも素敵すぎてたまりません! これだけ自身があると、少しカチンとくるのがリナちゃんらしくもありますが、やっぱり最初は絶句からきますよねえ。

 初め素直に驚いて見せて、そこから、ゆったりと余裕を見せるこの巧妙さ!
 やっぱり、ゼロスさんは器用な方にしたいかな―、と。
 で、こういうセリフを言われて、それが事実であることをリナさん自覚しているものですから、なんとも言えなくなる訳ですよ(笑)

>>「……………………」
>>「あぁそうだ。それに、もし嫌われたとしても、また振り向かせますよ、僕は。自信ありますから」
>>「臆面もなくよく言えるわね………」
>>「僕は真実に対して常に正直なんです」
>> リナは肩をすくめて、ゼロスにそっぽを向いた。
>
>庵さまのゼロスくん、なんて素晴らしいのでしょう! ここまで言われれば旗から聞く身としては「愛されてるわねー」の一言につきますね。
>こんなセリフ。恋に恋する乙女には憧れですよね。それともノンフィクションですかねー。このセリフは。・・・すいません冷やかすつもりはないんです。
>でもでも! こーやってサラっと言ってしまうのは、彼にしかできませんよね!

 わたくしの彼氏さんはそんなこと言ってくれません……。言われたら絶対同意するのに。
 ――ってそうじゃなくて、わたくしのゼロスさんは、素晴らしい…というより、単純に徹底的甘々仕様になっているだけですの。
 庵はリナさんに惚れぬいている彼が好き。

>>「確かにね。馬鹿なこと言ったわ。でも覚悟したほうがいいわよゼロス」
>> 顔をそむけてリナは表情を見せない。しかしゼロスには分かる。
>> ―――言葉にひそむ強い危惧。
>
>もうゼロス様にはすべてわかってしまうのですね! リナちゃんのす・べ・てが♪

 ひとの言葉の底に流れる感情を、読み取るのが得意ですからねぇ……。
 もちろん、愛♪ゆえでもありますが(笑)。

>>「あんたがいつかあたしを失うのは事実なんだから」
>
>リナちゃん。さらりと言いつつもその奥に込められた真意は・・・・・・という感じですね。
>いつかは離れてしまう二人。それはどんなに拒んでも少しずつ迫ってきて・・・。やがて想いとは裏腹に、時の流れに残酷なまでに引き離される・・・。
>残される者は最後まで言葉にださず、先逝く者は残す者がいることに悲しみを覚えて・・・。
>思うだけで切ないですうぅぅぅ。
>
 ああああっ、なんて文学的な表現っ。そうっ、そんな感じですのわたくしが、書きたかったのは―――っ!
 どんなに、二人が愛し合って幸せで居られたとしても、結局は寿命があるものと無いもの。いつか、片方が残されてしまうのは事実ですから。
 そこを不安に思うリナさんなんですの。ゼロスは敢えてその気持ちを汲みません。

>>「――――――ちょっとゼロスっ。聞いてる!?」
>>「あ、はい?見事な麦畑ですよねえー」
>>「あんた人の話を……!」
>>「リナさん、こめかみに青筋」
>> 何か言おうとするリナを両手で押しとどめるしぐさをして、ゼロスは苦笑いの表情で言った。
>
>何事にも余裕をもった彼が大人です♪ こういうほのぼのな風景は、庵さまの書かれるものが天下一品だと、私声を大にして書き殴りに訪れる皆様に吹聴してまわりたい気分ですよ。いえ、お世辞などではなく本っ気で、ですよ。

 いいええっっ。ほのぼのというより、中身が無いだけですわっ。
 神代さんのゼロスさんこそ、本当に大人で、否、それすら超越して余裕を持った方じゃありませんか!
 お気に召していただけたなら、それは嬉しい限りですが……。

>>「永遠は欲しくないとおっしゃるんでしょう、リナさんは」
>>「ったりまえでしょ!」
>>「あなたは人間だから確かにいつか死んでしまう。分かってますよ、けれどそれはまだもう少し先のことです」
>>「だけど着実に近づいてきてるわ!」
>>「いいじゃないですか、そんなこと気にしなくても」
>> 明るく言われてリナは顔色を変える。
>>「なにをっ……!」
>>「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
>
>はう、素敵です。素敵ですうううぅぅぅ!(こればっかりですいません)こういうなんていうのでしょう、飄々と言う言葉の中は、決してあしらうものでも、中身のないことでもなくて、本当に抱いてる本心なんですよね。

 ええ。彼はリナさんにだけは本心をきちんと告げるんですの。けれど、そのままでなく、冗談のような言葉でくるんで。
 そこを、リナさんに対する思いやりと読ませるか、単なるちゃらんぽらん男と読ませるのかは、書き手の力量なのですが……。
 あぁ、こんなへっぽこな文章でも、神代さんは、ちゃんと解ってくださるっ!
 こんな素晴らしい方の時間を、わたくしなどの駄文が潰してしまって少々罪悪感が込みあげますわ……。

>>「あたしのせいみたいにっ」
>> 噛みつきそうな顔になるリナに、ゼロスはにっこり笑って、足を進め始めた。
>>「行きますよリナさん。日が暮れる前に街に着きたいんでしょう?」
>> リナはため息をついた。
>>「わかったわよ!とりあえず今はこの話、保留にしとくわ……!」
>
>ザ・ベストカップル!! こういう一見なにもないような、小さな会話でさえ、絵本の中のひと綴りのように見せてしまうのは、やはり庵さまだからこそなせる魔法なのですね!

 や、そのように読んで下さるのは、おそらく神代さんくらいのものでしょう……。わたくしに、そんな魔法は使えません。
 貴女の、感受性が優れておられるだけですわっ。わたくしごときにそのようなお言葉、勿体のうございます!


>> リナとの旅は楽しい。ゼロスにとって、それは本当に、幸せで幸せな時間だ。けれどそれには終わりがある。それをゼロスは知っている。
>> ――――水の中に浮かび上がる泡のような。
>> 自然にわき上がる不安を、感じるよりも早く押し潰す。
>
>リナちゃんと同じくらい、いえそれ以上に不安を感じているにも関わらず、言葉にはせず、不安に揺れるリナちゃんを落ち着かせるだなんて!!! かっこいい! かっこいいですわよゼロス様っ。
>その時が来るまで、きっとその不安はおくびにもださないのでしょうね。きっと・・・。誰にも言わずに、今の彼女が耀く姿だけを瞳に映して。今できるだけの、許されるだけの時間だけで、彼女の今を、何よりも見ていて・・・。

 ……えぇっと。その通りなんですけれども。
 彼は、言った通り、不安すら感じないようにしているんです。
 ここで、最後の文に結びつくのですが、リナさんがいつか死んでしまうと言うことは、ゼロスさんにとって絶望的な未来なので、そのとき自分がどうすればいいのか、まったく考えられないんですの。
 いつか来るそのときを想像するだけで、不安は際限なく募るばかり。けれどその不安は、精神のありように存在が影響される魔族である彼に、影響が非常に大きすぎるので。
 それで、自らの不安に滅ぼされぬ様、まさに刹那に身を預けている訳なんです。
 ―――って、本分のあれだけの言葉で、わかるわけありませんよねええっ。なんて不親切で力量の無い作者なのでしょう……(泣)。

>
>>                    『精神生命体なんでしょ?』
>>
>> 不安に殺されるくらいなら。
>> あなたの死に殉じる方が、まし。 
>> 
>せ・つ・な・いですねえ。
>言葉にするだけが想いのカタチじゃなくて。
>いつか来る淋しさを今で紛らわせるのが想いの強さじゃなくて。
>まして耐えることでも、一人悲しみに溺れることでもない。
>終りが来る故に耀く彼女の美しさを最後まで見続けるのが、彼がもてるだけの想いなんですよねぇ・・・(なぜ断言する!?)
>すいません。暴走してます。あまりにも御作品が素晴らしかったものですから。

 いいえっ、そういうふうに読んで下さることは、わたくしの喜びですわっ!
 なんだか、こう見事に美しく解り易い文にして、神代さんに語っていただくと、本当に幸せな気分になってきます……。ああ、なんて素晴らしい神代さんの文章。
 きっと、このゼロスさんは最後まで、リナさんと共にいて、彼女を見守りつづけるのでしょう。
 ――気づけばしみじみ、魔族じゃないですわね……。

>> 『庵のゼロリナ』と書いて『意味不明』と読む………。二人とも別人(汗)
>
>どうしてですかあ。とっても切なくて素敵なお話ですのに。

 神代さんはなんて、どこまでも善意で理解力に溢れたお方なんでしょう!
 あぁぁ、そうおっしゃって頂けて、わたくしは忘我の域にまで達してしまいそうですわ……。

>> ―――――不安って、つまり今の自分に疑問を抱くことだと思うんですよね。だから、魔族の場合それも致命的なことにならないかしら、と。
>
>問題は魔族が「不安」という感情を果たして抱くかどうかですよね。けっこう自信家の集まりですから。あの種族・・・(殴!)
>ってなに身も蓋もないこと言ってるのかしら私・・・。
>いや、でも多分リナちゃんに振られたらゼロスくん、溶けていっちゃうような気もしますよね。

 まぁ、周りの人間や下級魔族が滅びるなか、何千年も平然と生きているわけですからね。それは、自信家の集団となることでしょう。
 振られたら、まだ振り向かせようと、ゼロスさん頑張れそうですけれど、そうですね……。亡くなったら、それこそ、殉じてしまいそうで怖いのが、わたくしのゼロスさん。
 ……甘々畑の人間なんですのよっ、わたくし(泣)。

>> 今の自分を肯定しきっていたら、未来に対して、何も恐れることも怖がることも、不安を覚えることもないと思うんですの。
>
>・・・でも彼女に振られることと、存在の否定って直接繋がりますか・・・? す、すいません! 馬鹿の極みにいる私はちょっと疑問に思っちゃいました!

 いや、不親切の極みを今もなお極み続けているわたくしの責任でございますっ!
 ここで、説明するのは、やっぱり間違っているとは思うのですが。
 この場合、不安と言うのは、いつかリナさんが亡くなってしまうという未来への不安。いつかこの幸せは終わってしまうのに、こんな安易にそれに溺れていて良いのかと言う、現状に対する不安。
 という、わたくしの書くゼロスさんにとっては、存在の根底から揺るがす不安なのですの……。
 ――庵のゼロスさんは、リナさん至上主義なものですから(死)
 あぁ、本物の名残を思い出すためにも、もう1回五巻から読み直す必要がありそうですわね、わたくし……。

>> 思いついたのはシリアスだったのに、書いたら妙に軽くなってしまったお話でした。
>
>どうしてすか! シリアス一直線、涙さそう深いお話ではありませぬか!

 ……………………………。(感激している)
 ありがとうございます。そう言っていただけるなんて、身に余る光栄ですわ。有り難うございます。心の底よりお礼申し上げますっ!

>> ―――それにしても。『精神生命体』って、魔族さんを指すのに、いささか不適当な単語でしたね………。
>
>確かに・・・《生命体》ではないような気もしますけど・・・。別によろしいのではないかと。私は因みに言われるまで何も思いませんでした(^^;)

 瑣末なことといえば瑣末ですが、考えて見ると違和感のある言葉だなと。
 魔族さんは基本的に生きているとは言い難い存在ですしねえ……。

>それではこの辺で。

 ほんとうに、感想有り難うございました。
 また投稿した時には、また頂けると嬉しい……ですが、それよりもなによりもっ
 コンチェルト、続きを楽しみにしておりますわっ!
 それではどうもありがとうございました……。



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8906やっと……(感涙)T−HOPE E-mail URL2/27-23:08
記事番号8895へのコメント

 こんばんは〜。T−HOPEです(^^)
 やっと! ご帰還下さいましたね♪
 待ち焦がれていた人間(魔族も含むかもしれませんが?(笑)は、ほら、あそこにもそこにも……。
 えぇ、勿論私も例外ではありません(笑)
 それにしても、相変わらず整った文章と話の流れ。
 ついで(?)に、素晴らしいゼロリナを、有り難うございます(^^)

 互いにとって互いに、欠くべからざるものであるくせに、あえてその不安をゼロス君にぶつける可愛らしいリナちゃんに、リナちゃんべた惚れでさらりと自分のぎりぎりのところを曝してみせるゼロス君。
 眩暈がするくらい素敵です〜。
 いつも思うんですけど、庵様のゼロス君は、本当かっこいいですねぇ……。
 一種傲慢なまでに強気で、でもそれを露わにしない飄々とした態度で……何より、リナちゃんを絶対視してるあたりが、もぉ。
 ……うちのと中身を総とっかえしたいくらいです(笑)

 >「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
 この台詞が、また……。
 さらりと言い放ってるようでいて、殆どスレスレまで自分の身を削りかねないような……。
 既に魔族捨ててるの宣言してますよね(笑)

 で、もって。
 >不安に殺されるくらいなら。
 >あなたの死に殉じる方が、まし。 
 完全に、存在的には刃の切っ先で揺れてるにもかかわらず、気持ちは揺るがないんですねっ(すみません、思いこみのフィルターが……目の前下りてます(^^;)
 リナちゃんを愛するというその感情より何より、リナちゃんというその存在に魅了されきっているというか……。
 ……あぁぁ、何でこんな勝手に語ってるんでしょう、私(^^;)
 …………――読み流して下さいませ(汗)

 ではでは、本当に久しぶりに庵様の作品を拝読させていただきまして、かなりハイになっております。
 かなり妙〜〜〜っっっ、な点があったとしたらおそらくそのためですので、お見逃し下さいませ。
 ……まぁ、いつも変といえば変ですが(死)
 素晴らしいお話をどうも有り難うございました♪   

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8924T−HOPE様……!庵 瑠嬌 3/3-16:31
記事番号8906へのコメント


 こんにちは、庵 瑠嬌でございます。
 やや遅れてしまったようで、申し訳ありません。
 こちらで、T−HOPEさまに感想書いていただけるなんて、なんて久しぶりなのでしょう!と、喜びに打ち震えておりましたのに、これを書いているのは数日後。
 卒業をひかえて、少々、周囲が慌ただしいもので……(言い訳)。
 
> こんばんは〜。T−HOPEです(^^)
> やっと! ご帰還下さいましたね♪
> 待ち焦がれていた人間(魔族も含むかもしれませんが?(笑)は、ほら、あそこにもそこにも……。
> えぇ、勿論私も例外ではありません(笑)
> それにしても、相変わらず整った文章と話の流れ。
> ついで(?)に、素晴らしいゼロリナを、有り難うございます(^^)

 取り敢えず、幾人かわたくしを記憶してくださる方がいらっしゃるようで、現在、感謝と安堵の気持ちが絶えません。
 整った……あれほど整合美というものを感じさせる文章を書くお方に、そんな事を言われると、面映いというより恐れ多い、あまりに、誤解が大きすぎるのではと思えてなりませんが(汗)。
 けっこう本気で喜んで受けとっております馬鹿者庵。
 勿体無いお言葉、ありがとうございますぅぅっ。

> 互いにとって互いに、欠くべからざるものであるくせに、あえてその不安をゼロス君にぶつける可愛らしいリナちゃんに、リナちゃんべた惚れでさらりと自分のぎりぎりのところを曝してみせるゼロス君。
> 眩暈がするくらい素敵です〜。
> いつも思うんですけど、庵様のゼロス君は、本当かっこいいですねぇ……。
> 一種傲慢なまでに強気で、でもそれを露わにしない飄々とした態度で……何より、リナちゃんを絶対視してるあたりが、もぉ。
> ……うちのと中身を総とっかえしたいくらいです(笑)

 わたくしのゼロリナとは、双方惚れ抜いてこそのゼロリナでございます故(笑)
 やっぱり、リナさんはここまできわどい均衡の上の、二人旅って言うのに不安を覚えてならないのです。
 まぁ、自分だけが不安なのが少し不満で、ゼロスさんの動揺を誘ってみたりしますの。
 それにたいしてわたくしのゼロスさんは、追いつめられている心情の一部を、リナさんには素直に吐露する傾向が見られるようで。
 しかし、それは格好いいと言うより、純粋にリナさん至上主義と走るわたくしの心が反映されたものなのではないかと。
 眩暈だなどと言っていただけるなんて僭越至極。わたくし思わずそのまま、天国極楽まで、ノンストップで直行してしまいますわっ。
 総とっかえ……それはわたくしが是非是非是非可能としたい事柄でございます!しかし現実化したならば、後で庵が詐欺師と罵られることは必至でしょう(笑)。

>
> >「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
> この台詞が、また……。
> さらりと言い放ってるようでいて、殆どスレスレまで自分の身を削りかねないような……。
> 既に魔族捨ててるの宣言してますよね(笑)

 えぇ、とっくの昔にそれはもう高らかに。遠慮も躊躇も踏みつけて。
 だってあの、そこはそれ『リナさん至上主義』。
 ゼロスさんは、リナさんと離れるより、自分の身を削るほうを選ぶのですっ。

> で、もって。
> >不安に殺されるくらいなら。
> >あなたの死に殉じる方が、まし。 
> 完全に、存在的には刃の切っ先で揺れてるにもかかわらず、気持ちは揺るがないんですねっ(すみません、思いこみのフィルターが……目の前下りてます(^^;)
> リナちゃんを愛するというその感情より何より、リナちゃんというその存在に魅了されきっているというか……。
> ……あぁぁ、何でこんな勝手に語ってるんでしょう、私(^^;)
> …………――読み流して下さいませ(汗)

 いいえぇっ。あの読みにくい理解しにくい意味不明文をここまで、判って下さるなんて、大感激ですわっ!
 おそらくそれは、ゼロリナへの愛ゆえですわね!?(笑)
 そう。ゼロスさんは、存在的に危険極まりない状況下に身を置きながらも、それでも、リナさんへの想いを断てないんですのっ。
 ―――そういう事になっております。

> ではでは、本当に久しぶりに庵様の作品を拝読させていただきまして、かなりハイになっております。
> かなり妙〜〜〜っっっ、な点があったとしたらおそらくそのためですので、お見逃し下さいませ。
> ……まぁ、いつも変といえば変ですが(死)
> 素晴らしいお話をどうも有り難うございました♪   

 いえいえ、有り難すぎる感想に、わたくしは感謝感激雨あられ雹大雪台風波浪ですっ!(勢いで意味不明)
 あぁあぁ、このような激しい喜びは本当に癖になってしまうものですわ……!
 感想書いて下さる貴女様に、万歳。
 わたくしの返事のほうがよほどまともではありませんわね。どうかお気になさらないことを願います。
 上のほうに、T−HOPE様のお話があるようで、庵はどきどきしております。楽しみに読ませていただきますわ。
 それではT−HOPE様。本当に感想、ありがとうございました――


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8915おかえりなさ〜い(〜^)高砂 時緒 E-mail 2/29-00:19
記事番号8895へのコメント

 久しぶりにここに来て、また庵さんのゼロリナが読めるなんて……(嬉)
 ……と、最初から突っ走ってしまってすいません。高砂時緒です。
 以前にちょこちょこ感想を書かせて頂いていたものです。
 今回の小説も楽しく読ませていただきました。
 それでは、感想をば。  

> くすくすと、にこやかな表情は変えずに、喉だけ楽しげに震わせて笑って、ゼロスは言った。
>「リナさんが僕を嫌いになるなんて、あるわけないでしょう?」
>「……………………」
>「あぁそうだ。それに、もし嫌われたとしても、また振り向かせますよ、僕は。自信ありますから」
 本人を前にしてそこまで言える男性(異種族含む)ってめったにいないでしょうね(笑)
 それでもって本当に実現させるであろうあたり、まさにゼロスさんって所ですか。
 リナさんもここまで言われたら一生浮気だとか出来そうにもありませんよね(^^;)

>「あんたがいつかあたしを失うのは事実なんだから」
 ここでこういうセリフが出るってことは、少なくともリナさんの方はその事実をきちんと受け止めている、と。
 やはり強い人ですよね、本当の意味で。

>「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
  軽く言っているようですが、この刹那が終わった後、ゼロスさんどうなっちゃうんでしょう。
 最後であんなセリフも出ていますし。
 長生きしてほしいですねー、リナさんには。(違うって)
 でも不死の契約は結んでほしくないって思うあたり、わたしも立派に矛盾してます(苦笑)

> リナとの旅は楽しい。ゼロスにとって、それは本当に、幸せで幸せな時間だ。けれどそれには終わりがある。それをゼロスは知っている。
> ――――水の中に浮かび上がる泡のような。
> 自然にわき上がる不安を、感じるよりも早く押し潰す。
 今の儚く脆い幸せに誰よりも気がついているのもまた、ゼロスさんなんですよね。
 上手く言えないですけど、なんだか切ないです。

> 不安に殺されるくらいなら。
> あなたの死に殉じる方が、まし。 
 つまりこれが、ゼロスさんの答えなんですね。 

> 『庵のゼロリナ』と書いて『意味不明』と読む………。二人とも別人(汗)
 いえ、『庵さんのゼロリナ』と書いて『わたしの幸せ』と読んでますよ(笑)
 ほんとに読ませて頂いてとっても嬉しかったです。
 そしてわたしはまたゼロリナにはまっていく……と(^^)
 
 まだまだ寒い日が続く今日この頃、お体には気をつけてください。
 では、またお会いできる日を心待ちにしつつ。
 これからも頑張ってください。
 時緒でした。

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8935すいませんっ庵 瑠嬌 3/7-17:03
記事番号8915へのコメント


 きゃあぁぁぁぁぁぁっっ!!
 すいませんっ、遅れました!1週間も―――っ!!
 故意ではないんですのっ(当たり前だ)。ただ、時間の配分がっ……!!
 どうかお許し下さいませ。本当に、失礼いたしました。
 
 謝り続けていては話にならないので、ご挨拶をば。
 お久しぶりでございます。庵 瑠嬌でございます。
 未だ覚えていてくださるとは、感激ですわ。あぁ、幸福絶頂。あとは転落するだけだったり(爆)

> 久しぶりにここに来て、また庵さんのゼロリナが読めるなんて……(嬉)
> ……と、最初から突っ走ってしまってすいません。高砂時緒です。
> 以前にちょこちょこ感想を書かせて頂いていたものです。
> 今回の小説も楽しく読ませていただきました。
> それでは、感想をば。  

 高砂さんのことは、忘れてなどおりませんわっ!
 なんども感想書いてくださった恩人を、忘れるほど傍若無人化していないつもりでございます。(つもりなだけ…?)
 楽しく読んでくださったならば、本当に嬉しい事ですわ。久しぶりのゼロリナで、いささかいつもに増して自信がありませんでしたので。


>> くすくすと、にこやかな表情は変えずに、喉だけ楽しげに震わせて笑って、ゼロスは言った。
>>「リナさんが僕を嫌いになるなんて、あるわけないでしょう?」
>>「……………………」
>>「あぁそうだ。それに、もし嫌われたとしても、また振り向かせますよ、僕は。自信ありますから」
> 本人を前にしてそこまで言える男性(異種族含む)ってめったにいないでしょうね(笑)
> それでもって本当に実現させるであろうあたり、まさにゼロスさんって所ですか。
> リナさんもここまで言われたら一生浮気だとか出来そうにもありませんよね(^^;)

 えーぇ、それは勿論。当然ですわ。
 このパターンだと、やはりリナさんとゼロスさんは惹かれ合う運命。
 なにが起ころうとも、結局は元のさやに収まるのです(笑)
 リナさんが浮気?ほ、ほ、ほ。無論、有り得ないに決まっております……。
 ―――けれど、真面目な話、彼女の場合、浮気するときには、もう今までの相手は完璧切り捨てるつもりで、それに踏み切るのでは無いでしょうか。
 中途半端に裏切ることはない感じがするのです、リナさん。

>>「あんたがいつかあたしを失うのは事実なんだから」
> ここでこういうセリフが出るってことは、少なくともリナさんの方はその事実をきちんと受け止めている、と。
> やはり強い人ですよね、本当の意味で。

 辛さも不安も飲みこんでこそ、リナさんだと思いますので。
 悲劇であろうと、未来から目をそむけない方だと。

>>「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
>  軽く言っているようですが、この刹那が終わった後、ゼロスさんどうなっちゃうんでしょう。
> 最後であんなセリフも出ていますし。
> 長生きしてほしいですねー、リナさんには。(違うって)
> でも不死の契約は結んでほしくないって思うあたり、わたしも立派に矛盾してます(苦笑)

 ここのセリフは、ゼロスさんの現実逃避宣言のようなものでありまして(ヲイ)。
 リナさんが亡くなったあとは……本当に、どうなるかわかりはしません。
 長生き――あの生活なら、まず無理でしょうけれど、リナさんならベッドの上で老衰死、できるような気がしますわ……わたくし。

>> リナとの旅は楽しい。ゼロスにとって、それは本当に、幸せで幸せな時間だ。けれどそれには終わりがある。それをゼロスは知っている。
>> ――――水の中に浮かび上がる泡のような。
>> 自然にわき上がる不安を、感じるよりも早く押し潰す。
> 今の儚く脆い幸せに誰よりも気がついているのもまた、ゼロスさんなんですよね。
> 上手く言えないですけど、なんだか切ないです。

 本当に、気づいてよくわかっているだけに、ゼロスさんとしては辛いんです。
 切ない、といって頂けて嬉しい……そう思っていただく事を目標に書きましたから。

>> 不安に殺されるくらいなら。
>> あなたの死に殉じる方が、まし。 
> つまりこれが、ゼロスさんの答えなんですね。 

 そういうことです。 
 ネガティブな姿勢ですわね――だから、リナさんはそれに不満を感じている。
 よく判ってくださっているようで、ありがたく思いますわ。
 これだけわかりにくい話なのに……。

>> 『庵のゼロリナ』と書いて『意味不明』と読む………。二人とも別人(汗)
> いえ、『庵さんのゼロリナ』と書いて『わたしの幸せ』と読んでますよ(笑)
> ほんとに読ませて頂いてとっても嬉しかったです。
> そしてわたしはまたゼロリナにはまっていく……と(^^)
> 
> まだまだ寒い日が続く今日この頃、お体には気をつけてください。
> では、またお会いできる日を心待ちにしつつ。
> これからも頑張ってください。
> 時緒でした。


 ありがとうございます!
 あぁぁっ、もっとお礼を申し上げたいのですが、今は時間がありませんっ
 ここで失礼致しますっ


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8921お久しぶりです岬梨雨 E-mail 3/2-00:28
記事番号8895へのコメント

友人からの知らせで、飛んで参りました……(←馬鹿)
こんにちは、岬梨雨です。
かなり昔に2,3度レスつけただけなので、覚えていらっしゃるかどうかわかりませんが……。
とりあえず感想を。

>「いやですねえリナさん。そういうとこも、またカワイイといえば可愛いんですけど」
> くすくすと、にこやかな表情は変えずに、喉だけ楽しげに震わせて笑って、ゼロスは言った。
>「リナさんが僕を嫌いになるなんて、あるわけないでしょう?」

自信家ゼロス君……。なんかかっこいいです!
よっぽど自分に自信があるんでしょうね。ま、いつものゼロス君らしいです。
でも、こういうことが言えるのは、リナちゃんの思いに自信があるってことですね。

>「永遠は欲しくないとおっしゃるんでしょう、リナさんは」

>「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」

もったいない……ってあなた!
おもわず裏手ツッコミをいれてしまいそうでした(^^;)
やっぱりリナちゃんとでないと、スリリング、味わいたくないんでしょうかねぇ?
……失礼しました。ゼロリナな部分が表面化しておりましたね。

>「ゼロス。それはちょっと、あんたらしくないんじゃない……?」
>「誰のせいでしょうねぇ―――」

ああ、また話をそらす……。
でもこの言葉、結構お気に入りですよ、私。
かわいい、などとのたまうと混沌へ送られてしまうかもしれませんが。

> 不安に殺されるくらいなら。
> あなたの死に殉じる方が、まし。 

なんかかっこいい終わり方ですね。
ゼロス君らしいというか、潔くて素敵です。
滅ぼす者にそこまで言わせるなんて……リナちゃんも罪作りですねぇ。

庵さん、復活(?)されたということは、受験はもう終わったのでしょうか??
私のところはまだなので、もう少しがんばることにいたします。
……ネットやってる場合じゃないのに。ほんとにやばいです。
それでは、また庵さんのお話が読めるのを楽しみにしつつ。
体には気をつけてくださいね。
岬梨雨でした。

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8940罵って下さって構いません……庵 瑠嬌 3/9-15:44
記事番号8921へのコメント


 あぁぁぁ……わたくしは罪を重ねていく(泣)。
 すいません、一週間以上、返さないなんて人非人と言われても文句は言えないふるまいですわね。
 感謝の心は人一倍あるんです。お言葉をかけて頂けるなんて、嬉しいことしきりですわっ。
 なのに、のに……本っ当にすみませんでした!

>友人からの知らせで、飛んで参りました……(←馬鹿)
>こんにちは、岬梨雨です。
>かなり昔に2,3度レスつけただけなので、覚えていらっしゃるかどうかわかりませんが……。
>とりあえず感想を。

 覚えておりますよーっ!友人とはおそらく……例の合作を共になさった方ですわね。どなたとは申しませんが、あいもかわらず、お仲がよろしいようで♪
 お二人ともわざわざ御親切にお言葉を下さって。
 ああ、ありがとうございます。

>>「いやですねえリナさん。そういうとこも、またカワイイといえば可愛いんですけど」
>> くすくすと、にこやかな表情は変えずに、喉だけ楽しげに震わせて笑って、ゼロスは言った。
>>「リナさんが僕を嫌いになるなんて、あるわけないでしょう?」
>
>自信家ゼロス君……。なんかかっこいいです!
>よっぽど自分に自信があるんでしょうね。ま、いつものゼロス君らしいです。
>でも、こういうことが言えるのは、リナちゃんの思いに自信があるってことですね。

 自分の想いにも自信があって、リナさんの想いにも自信があるのです。
 奇妙なほど絶大な自信をお持ちのわたくしのゼロスさん……。 
 かっこいいとはまた違う気がするのですが……単にばかっぷる片割れ(爆)なだけのような(笑)。 
 良いほうに思って下さる貴女は、おそらく善良で心優しい、『下手の横好き庵』の女神様☆

>>「永遠は欲しくないとおっしゃるんでしょう、リナさんは」
>
>>「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
>
>もったいない……ってあなた!
>おもわず裏手ツッコミをいれてしまいそうでした(^^;)
>やっぱりリナちゃんとでないと、スリリング、味わいたくないんでしょうかねぇ?
>……失礼しました。ゼロリナな部分が表面化しておりましたね。

 これぞボケツッコミの基本形ですわねっ!?ゼロスさんに裏手とは……っ!!(笑)
 リナさんとだからこそ、スリリングと言えるんですのよ。
 他の相手だったら、それ以前の問題で成り立ってません。片方が先に逝く……とか、気になりませんもの。
 ――結局ひとことで申しますとつまり。
 ここはゼロリナ表面化部分と言う事(^^;;)。

>>「ゼロス。それはちょっと、あんたらしくないんじゃない……?」
>>「誰のせいでしょうねぇ―――」
>
>ああ、また話をそらす……。
>でもこの言葉、結構お気に入りですよ、私。
>かわいい、などとのたまうと混沌へ送られてしまうかもしれませんが。

 まーぁ、気に入っていただけました!?
 大丈夫です、可愛いと言おうがなんといおうが、絶対に岬さんなら平気!
 なにがあろうと、わたくしが全力でお守り致しますからっ!(阿呆)
 そうか……話をそらすゼロスさんがお好きですのね……。

>> 不安に殺されるくらいなら。
>> あなたの死に殉じる方が、まし。 
>
>なんかかっこいい終わり方ですね。
>ゼロス君らしいというか、潔くて素敵です。
>滅ぼす者にそこまで言わせるなんて……リナちゃんも罪作りですねぇ。

 潔い……まぁこの場合、リナさんが死んじゃったーと、うじうじ悩んだほうが、まだ前向きのような気もしますが(笑)
 それはゼロスさんらしくありませんしね。
 しかし、滅ぼす者と言っても、このゼロスさんほとんど魔族捨ててるようですわ。
 どこに、惚れた女が死ぬなら自分も死ぬなんて、思いつめる魔族がいるというのでしょうっ。なにとち狂っているの庵!

>庵さん、復活(?)されたということは、受験はもう終わったのでしょうか??
>私のところはまだなので、もう少しがんばることにいたします。
>……ネットやってる場合じゃないのに。ほんとにやばいです。
>それでは、また庵さんのお話が読めるのを楽しみにしつつ。
>体には気をつけてくださいね。
>岬梨雨でした。

 もう既に……入試は終わっていらっしゃるのでしょうか。(返事遅すぎ)
 わたくしのほうは、今日、卒業式が終了しましたので、時間にもかなりゆとりが出来るようになると思いますわ。
 次回からは、返事が遅れるような事など決してありませんから、懲りずにまた感想を下されば嬉しいです。
 わざわざ感想を、どうもありがとうございました。
 それでは失礼をば……。


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8994遅すぎです〜(泣)E-mail URL3/13-03:26
記事番号8895へのコメント

> 庵 瑠嬌と申します。三、四ヶ月くらい前まで、しつこくしつこく、ゼロリナを投稿していた者ですの。
> 知らないかたの方が多いとは思いますが、覚えていらっしゃる方には、お久しぶりになります。
> ゼロリナです。どうぞご覧くださいませ。
こんばんは〜。
彩です〜。
いきなりで失礼かとおもいますが、ご復活おめでとうございますぅぅぅ〜。
せつなにお待ち申し上げておりました。(よよよよ)
…の、わりに感想おそすぎなんですが…大丈夫でしょうか?(汗)
とりあえず!!約一年前ほどのノリはないにしろ(笑ってください)
感想いかせていただきます! 

> いい天気である。一面の畑が広がった中の街道。空はどこまでも遠く見えて果てしがない。気まぐれのように浮かぶ雲は白。
> なんとも散歩日和な日だ。思わず足取りも緩やかになる旅の道で、隣に向かって、リナはそういった。歩くペースは変わらない。世間話の口調である。
う〜ん…世話話口調ってなかなか…
大物っていうか、いか………っ
……ごほんっ。失礼いたしました(にっこり)
まぁ、なにをするにしろ、
主導権をにぎるには、おおらかにいなくてはなりません!!
えぇ!それはもう(泣)←経験者(敗者)は語る。

>「………………」
> ゼロスはちょっと沈黙して。首をかしげて見せる。答えをあらかじめ予測しているような声音で尋ねた。
>「なぜです?」
>「あたしに惚れたから」
うきゃ〜(><)リナさんも言ってくれますね!
この時のゼロスさんの心境やいかに!!
図星でどっきどきかそれともチャーンス!!っとか…(なにがや…)
って…ここの部分読んでたところで思ったのでするが…
最後まで読んでみると…

>「精神生命体なんでしょ?たとえば――あたしがあんたを嫌いになったら。あたしのこと好きなら、あんたにとってすごいショックになるんじゃない?それでこの世界に存在できる?」
りっ…リナさん!!それって浮気宣言!?
…………………気がつけ、勘違い訂正五秒前☆(←自分に)
 えーっと…恋や失恋だけで人は殺せないと思うんです。(←五秒後?)
たとえ、結果的に恋する思いだけの死があったとしても、それにはいろいろな思いってやつの要素がかさなったからだと……私はそう思っているのですが……
(友達と話してて、くさいといわれたのですますが…)
いや…なにが書きたいんでしょうねぇ?(汗)
…えーっとなんというか…だから、魔族さんならどうなんだろうかなぁ?
っていうかぁ……あれ?(ぐはっ)
 ……魔族さんなら、嫌いだっていうそのリナさんの思いってやつも楽しく思えるのかもしれませんねぇ…
ゼロリナ的なゼロスさんにそれができるかどうかは謎ですけど♪(にやり)

>「永遠は欲しくないとおっしゃるんでしょう、リナさんは」
>「ったりまえでしょ!」
>「あなたは人間だから確かにいつか死んでしまう。分かってますよ、けれどそれはまだもう少し先のことです」
>「だけど着実に近づいてきてるわ!」
>「いいじゃないですか、そんなこと気にしなくても」
> 明るく言われてリナは顔色を変える。
>「なにをっ……!」
>「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
刹那って、どれだけ短いことなのか、ゼロスさんはわかっているんでしょうか?
わかっているにしても…その刹那の刻が終わってしまったら!!
リナさんであんなことして遊んで、こんなことして苛めることもできないというのにぃぃぃ!!(爆死爆死)
…そうじゃなくてぇ(なんか今回(毎回?)こればっかしですねぇ)
ゼロスさんってば非現実的なのかと思いきや、
とっても前向きですね!!(妖しいくらいに)
よっしゃぁ!がんばって今という時と『楽しんで』くださいましねぇ(←あはは…殺ですな…・謎)

> 不安に殺されるくらいなら。
> あなたの死に殉じる方が、まし。 
私だったら、不安に殺されたほうが…
っとか思うのはお子しゃまの考えなのかもしれませんねぇ…
…ってーかなんかめちゃくちゃ感想が暗いっですぅぅぅ(涙)
えぇい!!こうなれば、このままここで壊れても誰も文句はいえまい!!
ねぇ!?庵様!?!?

……あら、いやだ(おばさん口調?)…ちょっとやばいかもしれませんねぇ…
では今回はこれで〜。(逃げっち)

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9008まあ、彩さん!庵 瑠嬌 3/14-16:04
記事番号8994へのコメント


 こんにちは、庵 瑠嬌でございます。
 感想有り難うございます。もう、レスが増えることは無いと思っていたので、嬉しい予想外の出来事に、わたくしは浮かれておりますわ。
 返事の内容がおかしくても、どうかお気になさらないようお願い致します。

>こんばんは〜。
>彩です〜。
>いきなりで失礼かとおもいますが、ご復活おめでとうございますぅぅぅ〜。
>せつなにお待ち申し上げておりました。(よよよよ)
>…の、わりに感想おそすぎなんですが…大丈夫でしょうか?(汗)
>とりあえず!!約一年前ほどのノリはないにしろ(笑ってください)
>感想いかせていただきます! 

 復活……復活、しているのでしょうかねぇ……。
 いまだ、自分で良く分からないのですが、ともあれ彩さんにお祝いの言葉を頂けて、大変うれしく思います。
 感想が遅くなることについては、まっっっったく、彩さんがお気に悩むことはございません。1週間遅れでも2週間遅れでも、庵が狂喜乱舞することについては変わりませんから(^^)
 けれど、去年のノリがないとは、少々残念ですわね。ひとつ大人になってしまわれたんですの?(笑)

>> いい天気である。一面の畑が広がった中の街道。空はどこまでも遠く見えて果てしがない。気まぐれのように浮かぶ雲は白。
>> なんとも散歩日和な日だ。思わず足取りも緩やかになる旅の道で、隣に向かって、リナはそういった。歩くペースは変わらない。世間話の口調である。
>う〜ん…世話話口調ってなかなか…
>大物っていうか、いか………っ
>……ごほんっ。失礼いたしました(にっこり)
>まぁ、なにをするにしろ、
>主導権をにぎるには、おおらかにいなくてはなりません!!
>えぇ!それはもう(泣)←経験者(敗者)は語る。

 さて、いったい何を言いかけたのかしら。彩さん?(負けずににっこり)
 まぁ、寛容に構えるのは、主導権争奪の基本でしょう。持たせるのが難しいと言うのが、致命的な欠点ですが(笑)。
 彩さんがどのような苦い経験をお持ちなのか、いささか興味を隠せませんわね。敗者って……。

>>「………………」
>> ゼロスはちょっと沈黙して。首をかしげて見せる。答えをあらかじめ予測しているような声音で尋ねた。
>>「なぜです?」
>>「あたしに惚れたから」
>うきゃ〜(><)リナさんも言ってくれますね!
>この時のゼロスさんの心境やいかに!!
>図星でどっきどきかそれともチャーンス!!っとか…(なにがや…)
>って…ここの部分読んでたところで思ったのでするが…
>最後まで読んでみると…

 この時点ではゼロスさん、チャーンス!!というお気持ちだったでしょう。
 ただ、リナさんが次に違う方向に転換しましたから、そこで路線を変えざるを得なかったと言う。
 下手をすれば、かわいいリナさんを楽しめる展開に持ちこまれた可能性もありますわね、ここは。実力がありませんから、それほど可愛らしくは出来なかったでしょうけれど……。

>>「精神生命体なんでしょ?たとえば――あたしがあんたを嫌いになったら。あたしのこと好きなら、あんたにとってすごいショックになるんじゃない?それでこの世界に存在できる?」
>りっ…リナさん!!それって浮気宣言!?
>…………………気がつけ、勘違い訂正五秒前☆(←自分に)
> えーっと…恋や失恋だけで人は殺せないと思うんです。(←五秒後?)
>たとえ、結果的に恋する思いだけの死があったとしても、それにはいろいろな思いってやつの要素がかさなったからだと……私はそう思っているのですが……
>(友達と話してて、くさいといわれたのですますが…)
>いや…なにが書きたいんでしょうねぇ?(汗)
>…えーっとなんというか…だから、魔族さんならどうなんだろうかなぁ?
>っていうかぁ……あれ?(ぐはっ)
> ……魔族さんなら、嫌いだっていうそのリナさんの思いってやつも楽しく思えるのかもしれませんねぇ…
>ゼロリナ的なゼロスさんにそれができるかどうかは謎ですけど♪(にやり)

 おそらく、リナさんがゼロスさんを嫌いになったとしても、彼が消滅することは無いでしょう。
 リナさんのあの言葉は、話の導入部分への……ちゃんと話す為の、ちょっとした潤滑油のようなものですの。(意味不明←汗)
 だから、ゼロスさんもあとの会話で、嫌われても振り向かせるから問題ナッシングー♪とおっしゃっているわけです。
 嫌われて、『そんなっ……』と絶望に暮れてくれるゼロスさんも、悪くはないと思いますが(笑)
 
 恋に人が殺せるか否か、と言う問題については、わたくしにはなんとも言えません。
 世の中にはいろんな方がいらっしゃるから……。パラドックスになりますが、わたくしの持論に『全てのことに例外があるという事に例外は無い』というものがあります。(分かりにくい;;)

>>「永遠は欲しくないとおっしゃるんでしょう、リナさんは」
>>「ったりまえでしょ!」
>>「あなたは人間だから確かにいつか死んでしまう。分かってますよ、けれどそれはまだもう少し先のことです」
>>「だけど着実に近づいてきてるわ!」
>>「いいじゃないですか、そんなこと気にしなくても」
>> 明るく言われてリナは顔色を変える。
>>「なにをっ……!」
>>「生まれて初めて、刹那に身を預けるなんていうスリリングな快感を、味わってるんですよ。台無しにしたらもったいない」
>刹那って、どれだけ短いことなのか、ゼロスさんはわかっているんでしょうか?
>わかっているにしても…その刹那の刻が終わってしまったら!!
>リナさんであんなことして遊んで、こんなことして苛めることもできないというのにぃぃぃ!!(爆死爆死)
>…そうじゃなくてぇ(なんか今回(毎回?)こればっかしですねぇ)
>ゼロスさんってば非現実的なのかと思いきや、
>とっても前向きですね!!(妖しいくらいに)
>よっしゃぁ!がんばって今という時と『楽しんで』くださいましねぇ(←あはは…殺ですな…・謎)

 あんなこと、こんなこと……彩さん、ゼロリナに対してどうゆう……(笑)。
 認識の一致って怖いですわね☆(何が言いたいんだ?)
 刹那の短さについては、ゼロスさんはよぉっく承知しておられます。
 知っていながら、この時を出来得る限り楽しんでしまおう、と考えている訳です。……確かに前向きといえば前向きですが……。
 終わった時のことを、まったく考えていないところが、危ない……。
 ところで。ついでに。あくまでついでに尋ねますが。
 『楽しんで』って、何ゆえ強調されてますの?彩さん……?(笑) 

>> 不安に殺されるくらいなら。
>> あなたの死に殉じる方が、まし。 
>私だったら、不安に殺されたほうが…
>っとか思うのはお子しゃまの考えなのかもしれませんねぇ…
>…ってーかなんかめちゃくちゃ感想が暗いっですぅぅぅ(涙)
>えぇい!!こうなれば、このままここで壊れても誰も文句はいえまい!!
>ねぇ!?庵様!?!?

 わたくしは許可致します(笑)。
 大丈夫ですよ、彩さんならば、一時壊れても、また瞬時に再構築なさいますわ。 このゼロスさんの場合、不安ですねぇと今滅びるより、リナさんが亡くなったあとに、辛いですーっと、滅びる方を選んでいるんですの。
 あら。なんて、救いのない話なのかしら。(今更)  
 庵はそうは思いませんが、彩さんの感想が暗いというならば、それは、わたくしの話の方に問題があるということでしょう。
 お気になさらず♪

>……あら、いやだ(おばさん口調?)…ちょっとやばいかもしれませんねぇ…
>では今回はこれで〜。(逃げっち)

 おばさん口調って……そのセリフ使うこと、わたくし、割と多いのですが(汗)
 さて、彩さんはなにがやばいのでしょう。
 幾つか好奇心を刺激されているのですが、ともあれ今はあなたの背中を追いかけるのは止めておきましょう(笑)
 それでは、感想わざわざ、本当に有り難うございました。
 また読んでいただければ幸いでございます。