◆−そして、すべては闇の中−灰次(3/12-06:23)No.8961 ┣はじめまして−苦羅羅というか一坪(3/12-08:04)No.8964 ┃┗Re:はじめまして−灰次(3/13-21:06)No.9002 ┗ツトムだぞよ。−tutomu(3/12-23:07)No.8988 ┗Re:ツトムだぞよ。−灰次(3/13-21:11)No.9003
8961 | そして、すべては闇の中 | 灰次 | 3/12-06:23 |
初めましてでございます! 灰次と申します。 えー、初めて投稿いたしましたっ。 「ゼロとリナ」です。 へっぽこ感が否めない駄文ですが、読んで頂いたりしちゃったら、感涙びしばし です。 ************************************* 「そして、すべては闇の中」 激痛の中、それでもリナは、自らの体に手をやった。 っつつ、左目は潰れたか・・、あばらも・・・・数本やられてるわね・・・。 左足は膝下の感覚がない・・・。 一瞬、リナの脳裏に最悪の情景が浮かぶ。 −−−−死−−−−− それは、リナだけではなく、この世界全てが、終わりを告げる事だ。 そう思ったら、知らず笑みががこみ上げてきた。 −−−冗談じゃない・・・−−− 「どうしましたリナさん?あまりの痛さにおかしくなっちゃいましたか?」 リナの、その苦しみを喰いながら、ゼロスが言った。 「・・お気遣いどーも。でも、残念ながら、頭のほうはいったって、クリアよ。」 重傷ながらも、いつもと変わらないリナの口調に、ゼロスは苦笑する。 「あなたも、損な性分ですねぇ。いっそ、諦めるか、狂われるか・・・・・・ 現実から逃げられる方がよっぽど楽でしょうに。」 「自分でもそう思うわ」 本当にその通りだ。 なぜ、自分はこんなになっても、ゼロスと戦っているのか? ガウリィのいない今、どうして自分はこんなにも生きようとしているのか? 「でもね、あんたには悪いけど、こればかしは、すんなりと諦める訳にはいかない のよ。」 少女の瞳は強く輝き、そして口許には笑みさえ浮かべて言った。 それはゼロスが密かに愛した、あの表情だった。 「全くあなたって人は、本当に人間にしておくのはもったいないですよ・・・」 「どうですか?リナさん、いっその事、魔族になっちゃうっていうのは?」 「嫌。」 「・・・そんな即答しなくても・・・・・。少しは考慮してもらっても、いい提案 だと思うんですがねぇ・・・」 「くそ生ゴミ魔族に成り下がるくらいなら死んだ方がマシよ。でも、死なないけど ね!」 「はははっ。そう言うと思いました。まあ・・・・僕もそちらの方が、都合がいい んですけどね。でも、後半の方は、諦めてもらいますよ。」 ゼロスは、そのままの笑顔で言った。 しかし、その目は妖しく光り、そして、その体から凄まじい瘴気が放たれる。 失う物を持っている人間は、弱い。 失う物の無い人間は、強い。 しかし、守る物を持っている人間は、土壇場でもっと強くなる。 守る物に対する想いの強さ故、人は強くなる。 あたしはガウリィと出会って、もしかしたら、弱くなったのかもしれない。 ガウリィとの時を、知ってしまったから。 そしてそれは、いつの間にか、決して失いたくないものになってしまったから。 しかし、だからこそ、あたしは今、諦めることなどできない。 たとえ・・・・、ガウリィがいなくなってしまっても。 彼が守ってくれたこの命を、簡単に諦めることなど、絶対に出来ないのだ。 −−−それこそが、今の私の力の全て。 お陰で損な、人生歩んじゃってるわよ。 でもね、大丈夫だよ、ガウリィ・・・。 あなたに強くしてもらったから、わたしは、大丈夫。 あの心配性なガウリィの、本当に綺麗だった青い瞳を想い出して、リナが優しく 微笑んだ。 目の前には、リナより、遙かに強い力も持った魔族が、いつもの微笑みを浮かべ て静かにたたずむ。 そして、リナの口許が小さく動く。 −−−戦うからには、絶対に勝つ・・・・ 自分の言葉には、ちゃんと責任もたなくちゃね。 呪文の詠唱と共に、魔力があたしの両手に収束する。 −−−ゼロス、あなたを倒す!!。 少女のの心を読んだように、魔族が目を見開いて、笑う。 そして、ゼロスの両手にも、収束する凄まじい量のエネルギー。 少女と魔族の壮大な魔力のせいで、大地が苦しげに鳴いた。 全ての命と、この大地さえも巻き込んだ、少女の最後の戦いが、今終わろうとし ていた・・・・・。 END ************************************* はいーっ! 読んで下さった方有り難うございます。 えーと、題が「そして、全ては闇の中」・・。まるでリナが負けたよーですが、 負けてないかも負けたかも なのです。(←どっちや!!) 「さて、どっちが勝ったのでしょうね?」という意味で、結果は闇の中なのです ねー。 まぁ早い話が、めっさ名作のあの小説の題名をパクったと・・・・(しー!) この中でゼロスはリナに、告白をしてます。 さて、そこは何処でしょう?いやぁ、めっさ分かりやすいんですけどね・・・。 ここまで読んで下さった方!感涙ビシバシです!! ・・・感想なんてくれちゃう方!感涙ガシゲシです!! 灰次でしたー!! |
8964 | はじめまして | 苦羅羅というか一坪 E-mail | 3/12-08:04 |
記事番号8961へのコメント 投稿ありがとうございましたー!! 感動バキバキです!! これからも、よろしくお願いしますです。 初投稿の人には挨拶したいけど感想が書けないからなー……な一坪 |
9002 | Re:はじめまして | 灰次 | 3/13-21:06 |
記事番号8964へのコメント 苦羅羅というか一坪さんは No.8964「はじめまして」で書きました。 > >投稿ありがとうございましたー!! > > >感動バキバキです!! > > >これからも、よろしくお願いしますです。 > > > > 初投稿の人には挨拶したいけど感想が書けないからなー……な一坪 > ほんっっと駄文で申し訳ありませんが こちらこそよろしくお願いします!m(__)m |
8988 | ツトムだぞよ。 | tutomu | 3/12-23:07 |
記事番号8961へのコメント うぃーす!ツトムです。 君が言ってたので、さっそく、読んだぞ! ほう、灰次はこーゆーの書くのだね。 つーか、ゼロスかなり悪ですな! つーか、ガウリィ死んでるのか? つーか、ゼロスどこで告ってんだよっ!! 早い話が面白かったぞ!これがいいたかったのさ、俺ってイイヤツ!! じゃあ、またな! |
9003 | Re:ツトムだぞよ。 | 灰次 | 3/13-21:11 |
記事番号8988へのコメント tutomuさんは No.8988「ツトムだぞよ。」で書きました。 > >うぃーす!ツトムです。 >君が言ってたので、さっそく、読んだぞ! >ほう、灰次はこーゆーの書くのだね。 >つーか、ゼロスかなり悪ですな! >つーか、ガウリィ死んでるのか? >つーか、ゼロスどこで告ってんだよっ!! >早い話が面白かったぞ!これがいいたかったのさ、俺ってイイヤツ!! >じゃあ、またな! おおー!つとむ!! わざわざ、書いてくれたんだねぇ。 ありがたや、ありがたや(T_T) 本当、イイヤツだー(笑) |