◆−海に浮かぶ月−今野佳明(3/16-21:10)No.9035
 ┗はじめまして−一坪(3/17-00:54)No.9037
  ┗Re:はじめまして−今野佳明(3/19-00:41)No.9055


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9035海に浮かぶ月今野佳明 E-mail 3/16-21:10


 お初にお目にかかります。未だかつて『自分の作品を発表』した経験のない奴な
のでおかしな所だらけだと思いますが、どうかご容赦くださいませ。ちなみにゼロ
ス君の一人語り(?)です。お相手は……。


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 おや、お久しぶりですね。お元気でしたか? え? えぇ、僕はまぁ元気…とい
うことになるんでしょうかね。あなたもお元気そうで何よりです。

 これまでいかがお過ごしでしたか? 僕ですか? 僕は……そうですねぇ、ずっ
と下を向いて歩いていたような気がしますね。道はどこまでもどこまでも…それこ
そ馬鹿みたいに伸びているものだから、少し疲れてしまったようです。

 そんな顔なさらないでくださいよ。すみません、ちょっと大げさに言い過ぎてし
まったようですね。

 確かに道は辛く長いものでしたが、耐えられない程のものではありませんでし
た。もちろん楽な道のりではなかったのですが、それでもやっぱり下を向かなけれ
ば歩けないようなものでもなかったんです。

 僕は、前を見続けることが嫌になったんです。

 僕はどこまでもどこまでも続いているその道で、前を向いて歩くことが面倒にな
ったんですよ。どうせ終わりなんか見えやしないんですから。ならばいっそ自分の
足元だけを見ている方がシアワセでしょう?

 ? あぁ、月が出てきましたね。今日は十六夜といったところですか。あなたは
満月の方がお好きでしたよね。
 僕ですか? 僕は……どうでしょうね、以前は嫌いだったし、それよりも前は好
きでしたよ。今は――月は月ですね。好きも嫌いもありません、月は月です。

 そういえば……ご存知でしたか? 異国ではくらげのことを海の月と書くそうで
す。えぇ、海を漂っていて、時々ちくりと刺してくるというあのくらげですよ。こ
うやって月を眺めているとなんとなくわかるような気もしますね。

 何故こんな話をするのかって顔してますね。そうですね…強いて言うなら僕もく
らげだからでしょうね、きっと。あ、でもガウリイさんとは違いますよ。

 僕のこれまでの人生…という言い方は適当ではないかもしれませんが、それはま
さにくらげのようでした。人の間を、時の狭間を。ゆらり、ふらりと漂ってきたの
です。そう、全ては波まかせ。波の向くままにここまでたどり着いたんです。

 僕はこれからも変わることはないでしょうね。仮にヒトのように何度も死んで、
何度も生れたとしてもずっとこのままでしょう。出来ることなら次は自分の身を任
せる波くらいは選べるようになりたいです。

 もう夜も大分ふけてきましたね。そろそろお帰りになったほうがよろしいでよ。
――こんな時でなく、もっと早くあなたにお会いしたかったです。僕はこのへんで
失礼します。いつか再び、お会いできることを……。それでは、おやすみなさ
い…。




 はい、これでお終いです。わけわかんねーぞとか脈絡もないぞとか思われている
かもしれません。そのとおりです(爆)。感覚で理解した方がいいかもしれませ
ん。ぜひ頑張ってみてくださいね(笑)。

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9037はじめまして一坪 E-mail 3/17-00:54
記事番号9035へのコメント
投稿ありがとうございまーーす!!

> はい、これでお終いです。わけわかんねーぞとか脈絡もないぞとか思われている
>かもしれません。そのとおりです(爆)。感覚で理解した方がいいかもしれませ
>ん。ぜひ頑張ってみてくださいね(笑)。
全力で頑張ってみました。
そーゆーコトなんですねー。(たぶん間違ってる)


では、これからもよろしくお願いしまーーす。

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9055Re:はじめまして今野佳明 E-mail 3/19-00:41
記事番号9037へのコメント

一坪さんは No.9037「はじめまして」で書きました。

>投稿ありがとうございまーーす!!

>全力で頑張ってみました。
>そーゆーコトなんですねー。(たぶん間違ってる)

 全力で頑張ってくださってありがとうございました(笑)。次は(←懲りずに投
稿するつもり(汗))頑張らなくても読めるものを書けるよう頑張ってみます!!
……当分はかなり見苦しいと思いますが(汗)。