◆−昔々のお話(ゼルリナかな・・・)−れーな(3/17-14:50)No.9042 ┣読ませていただきました〜。−シオン(3/17-19:34)No.9045 ┃┗わーい!−れーな(3/17-20:13)No.9048 ┗はじめまして−一坪(3/18-06:12)No.9052
9042 | 昔々のお話(ゼルリナかな・・・) | れーな E-mail | 3/17-14:50 |
はじめまして!・・・の方が多いと思います。れーなです。 気が向いたので、UPしてみました。 読んで下されば感謝です。 _____________________________________ ある国に一人の姫がおりました。名はリナ=インバースといいました。 姫はとても強かったので、ドラゴンもまたいでとおる姫、略してどらまた姫と呼ばれました。 彼女にはいぢわるな義理の母がおりました。その女王様は、ナーガと言い、鏡をたいそう気に入っておりました。 ある日、鏡に問いました。 「鏡よ鏡、世界で一番強いのは誰かしら?」 鏡は答えました。 『どらまた姫でございます』 「ほーっほっほっほっほ・・・って何ですって!?」 『どらまた姫でございます』 「ゆ、許さなくってよ、どらまた姫!」 女王様は一人の猟師を呼びました。 「お呼びでしょうか、女王様」(棒読み) その猟師はガウリイといいました。 「いますぐどらまた姫を森へ連れていって殺すのよ」 猟師は従いたくありませんでしたが、話が進まないので、仕方なく従いました。 「姫ー!」 「あら、ガウリイじゃない。どーしたの?」 「今から森に行きませんか?」(棒読み) 「何で?」 「盗賊いぢめにいきませんか」 「あら、いーわね!今すぐ行きましょう!」 こうして猟師は、姫を誘い出すのに成功しました。 森の奥の方に来ると、猟師は言いました。 「姫」 「なーに?」 ひめはごきげんでした。 「えーと・・・私は女王様に姫を殺すように言われてきたのです」 「えーとってあんた・・・ふーん、それで?」 「死んで下さい」 「いや」 「いやっつったってなあ・・・」 「んじゃ、ご飯おごったげるから見逃してよ」 猟師はご飯につられて姫を見逃してしまいました。 「さーて、これからどーしよっかなあ・・・」 ご飯をおごった後、姫は考えました。 「城に帰ってもややこしーしな・・・」 と、その時姫は森の中に家を見つけました。 「なーに?この家」 鍵がかかっていなかったので、姫は家に入りました。 その家は大きくて、部屋がたくさんありました。 姫はいつのまにか、一つの部屋のベッドで、寝てしまいました。 ざわざわ・・・ 姫は人の話し声で目が覚めました。 「どうするの?この人」 「外へ放り出しちまえよ」 「そんなの正義じゃありません!」 「あ、目を覚ましたみたいよ?」 姫が目を覚ますと、そこには7人の小人(?)がいました。 「貴方は誰?」 そのうちの一人がたずねました。 「あたしはリナ。リナ=インバースよ。」 「リナ?!」あのどらま・・・」 「なんか言った?」 「いや・・・なにも」 一人が声を上げましたが、姫の視線に気がついて黙ってしまいました。 「どうしてこんな所にいるの?」 姫は事情を説明しました。 「ふーん。大変ねー」 「そんな女王様、正義じゃありません!今すぐ倒しに行きましょう!」 アメリアと名乗った小人が言いました。 姫は頭をかきつつ言いました。 結局姫は、その家に住むことになりました。 その頃お城では―― 「ほーっほっほっほ。鏡よ鏡、世界で一番強いのは誰かしら?」 『どらまた姫です』 「ほーっほっほっほ・・・ぬぁんですってえ!?」 女王様はすぐに猟師を呼びました。しかし、猟師はとっくにトンズラしていました。 女王様は次に、魔法使いを呼び、姫を殺すように、言いつけました。 「いってらっしゃい」 姫はいつもどうり、小人達を送り出すと、掃除を始めました。 そこへ―― ピンポーン チャイムが鳴りました。 姫がドアを開けると、一人の男が、立っていました。 その男は、おかっぱで、にこにこと笑っていました。 「どちら様?」 「謎の神官・・・ではなくて、悪い魔法使いゼロスです」 「自分で悪いって言ったら・・・」 「それもそうですねえ、はっはっは」 魔法使いは、気さくに笑いました。 「で?何の用?」 「ええと、りんごいりませんか?」 「いらない」 「おいしいですよ?」 「いらないって」 「毒が入ってお得」 「よけいいらんわっ!」 「そうですか・・・困りましたねえ・・・」 全然困っていないように、ゼロスは言った。 「ど―――しても食べませんか?」 「いらないったらいらない」 「じゃ、仕方ありませんね」 「へ?」 ゼロスが手をかざすと、姫は眠ってしまいました。 「おやすみなさい、リナさん」 そう言って、ゼロスは去っていきました。 家に帰ってきて小人達は驚きました。 姫が倒れているではありませんか! 小人達はいろんな手をつかって、姫を起こそうとしました。 が、姫は起きませんでした。 「リナさん〜起きて下さいよ〜」 「ほっといても起きるんじゃねーの?」 「なんでそんなに楽観的になれるんですか?」 小人達は、姫はもう起きないと思い、姫をガラスの棺に入れることにしました。 その頃、お城では――― 「鏡よ鏡、世界で一番強いのは誰?」 『貴方です』 「ほーっほっほっほ。とうとう世界一になったわ!ほーっほっほっほ・・・」 満足した女王様は、高笑いをしました。 舞台は森の中に戻って――― 姫は花を敷き詰めた棺に入れられました。 一部の小人が棺のまわりで泣いている所へ、王子様がやってきました。 「どうしたんだ?」 王子様はききました。 「姫が目を覚まさないのです」 小人が説明しました。 「どれ、見せてみろ」 王子様は姫を見て言いました。 「なんて美しい姫だろう」(棒読み) 姫は外見もそこそこ良かったのでした。 王子様は棺を開けて、姫にキスしました。 すると、姫は目を覚ましました。 泣いていた小人はとても喜びました。 それから2人は、お城に帰って女王様を追い出し、仲良く暮らしました。 (完) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 キャスト 姫・・・リナ=インバース 王子・・・ゼルガディス=クレイワーズ 女王・・・白蛇のナーガ 猟師・・・ガウリイ=ガブリエフ 魔法使い・・・獣神官ゼロス 小人・・・アメリア・ミリーナ・ルーク・シルフィール・フィリア ヴァルガーヴ・マルチナ 脚本・・・れーな ____________________________________ はう〜疲れた。長くなっちゃいました。 えーと、コメントくれたらうれしいな。 ちなみに、カップリングについての苦情は受け付けません。が、脚本やキャラの性格などについてならば、うけてたつ・・・もとい、謝罪します。 ではでは、れーなでしたっ! |
9045 | 読ませていただきました〜。 | シオン | 3/17-19:34 |
記事番号9042へのコメント うっす、シオンっす! 昔々のお話読ませていただきました。 ああ、ゼロちゃん・・・いつかどこかでリナに出会ったら・・・ きっとドラグスレイブか、ラグナブレードで斬りつけられるな・・・。 れーなさん(女・・・ですよね・・・?)は、 私の作品に、コメントを二回もおくっていただきましたよね? この場を借りてお礼を言わせていただきます、 有り難うございました! ああ!いつの間にか世間話になっている!? なんかちょっときんちょーぎみ・・・ それじゃ私はこの辺で・・・さよ〜なら〜♪ ☆シオンでした〜★ |
9048 | わーい! | れーな E-mail | 3/17-20:13 |
記事番号9045へのコメント はーい!れーなでーすっ! > 昔々のお話読ませていただきました。 ありがとーございます〜!感激なり。 > ああ、ゼロちゃん・・・いつかどこかでリナに出会ったら・・・ > きっとドラグスレイブか、ラグナブレードで斬りつけられるな・・・。 あはは・・・まあ、頑張ってもらいましょう。 > れーなさん(女・・・ですよね・・・?)は、 > 私の作品に、コメントを二回もおくっていただきましたよね? > この場を借りてお礼を言わせていただきます、 > 有り難うございました! えーと、あたしゃ女です。お礼だなんて・・・ > ああ!いつの間にか世間話になっている!? 世間話、おっけーですよ〜 > なんかちょっときんちょーぎみ・・・ きんちょーなんて、そんな大物じゃないんですから・・・ いや〜ありがとうございますです! コメントくださるとは思ってませんでしたので・・・すんごいうれし〜 では、ここらへんで♪れーなでしたっ☆ |
9052 | はじめまして | 一坪 E-mail | 3/18-06:12 |
記事番号9042へのコメント 投稿ありがとうございます! 「どらまた姫」という語呂が、なんか良くて笑っちゃいました。(笑) あとゼルにはカボチャズボンに白タイツの王子様ルックがよく似合いますね。 では、今後もよろしくお願いしまーーす。 |