◆−ある、晴れた昼下がり(ヴァルフィリです)−ロココ(3/27-12:50)No.9164
 ┣Re:ある、晴れた昼下がり(ヴァルフィリです)−ささはら 朋(3/27-17:18)No.9171
 ┃┗Re:きゃー、ヴァルフィリ仲間だわー!−ロココ(3/27-19:06)No.9172
 ┗ある、晴れた昼下がり2(ヴァルフィリ物語)−ロココ(3/27-21:58)No.9176
  ┗おおっ!ひたすらヴァルフィリですね!−ささはら 朋(3/30-01:47)No.9218
   ┗ありがとうございます〜−扇(3/30-14:11)No.9229


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9164ある、晴れた昼下がり(ヴァルフィリです)ロココ 3/27-12:50


 や、みなさんこんにちは。ロココです。
 本日は、ロココがマジでもっとも愛するカップリング、ヴァルフィリのお話をここに書かせていただきます、たはははは。

セフィ:たはははは、じゃねーよ・・・。
ロココ:黙れうすらはげ生ゴミッ!!
セフィ:俺ははげてないっ・・・(ばきばきばきっ)
 (し〜〜ん・・・)

 えー、今のは無視してください(笑)幻覚です(爆)

 さて、今回はちょっと特殊な設定を使わせていただきますので、説明しておきます。
 このお話では・・・古代竜族は、子供の頃は成長が早い、ということになっています。そうでもしないと、フィリアおばさんになってしまうっ!!

 では、ラブラブ(たぶん)なストーリーですので、心臓麻痺を起こさないよう気をつけてお読みください・・・・・・

___________________________________

  『ある、晴れた昼下がり〜あ・はっぴーばーすでー〜』

 ある、晴れた昼下がりの出来事だった・・・。
 今日、フィリアはうきうきしていた。
 今日は、同居人その一のヴァルガーヴ・・・もといヴァルの、(竜族にして)十八歳の誕生日なのだ。
 古代竜族は子供の頃は、通常よりも早く年をとるため、あっという間に、もう十八歳だった。
 古代竜族の幼少期の成長スピードが速い理由が、はやく自分の身を守れるようになるため・・・黄金竜との戦いに備えるために突然変異でそうなってしまったため、フィリアには少し頭が痛くなる話だが・・・・・・。
 フィリアは、うきうきしまくっていた。
 愛しのあの人の誕生日なのだ、なにをあげようかなどと考えていて、周りのことなど上の空だった。
 だから、階段から落ちたりするのだった・・・

 重いものが落ちる、ものすごい音が聞こえたため、ヴァルは読みかけの雑誌を放り出して、部屋から出た。
 フィリアがたまにどじをして壺などを落とすときがあるが、今回はそんなのとは比べ物にならないほどの音がしたのだ。
 そして、階段のところに行くと・・・
 フィリアが、足を押さえてうずくまっていた。
 ヴァルには、すぐ階段から落ちたのだとわかった。
 もしかしたら、骨折でもしているのかもしれない。
 内心あわてて、平然を装いフィリアに近づく。
「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
 そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
 相変わらず重い。まあ、竜族だから仕方がないことだった。
 フィリアの部屋を目指しながら、ヴァルはつぶやいた。
「・・・まったく、最悪の誕生日だ・・・」
 それを聞いた瞬間、フィリアの顔がひきつった。
 ──自分がお荷物になって、ヴァルに迷惑をかけてしまったから、彼は最悪な気分になってしまった。
 フィリアはそう考え、ダークな気持ちに沈んでしまった。
 ヴァルは、そんなつもりで言ったわけではなかった。
 大切な女性が大けがをした誕生日など、最高な気分になれるはずがなかった。

 フィリアの足は、ちょっとした捻挫(ねんざ)だけだった。
 包帯を巻いて、リカバリィをかけてやり、ヴァルはフィリアをベッドに寝かせた。
「今日は店は休め。そんな足で動いたら、悪化するぞ」
「・・・はい」
 フィリアは、まだダークな気分だった。
「じゃあ、俺はお茶でも持ってくるから」
 ヴァルは、なんとなく気まずくなり、部屋を出た。

 店のドアに『くろ〜ず』という札をかけ、彼はキッチンに向かった。
「えーと、緑茶緑茶」
 右の、食器棚の下の方をのぞく。お茶っ葉が無い。
「えーと、玉露なんか飲むはず無いしな・・・緑茶・・・この際ダイエット茶のプーアル茶でもいいか」
 ヴァル、お前はそんなにフィリアにやせてほしいのか・・・
 左の調味料棚を見てみる。やはり無い。
「・・・どこ行った? お茶・・・」
 彼には、茶棚をのぞくという知識はないのだろうか・・・?

 やっとこさお茶を持ってきて、フィリアの部屋のドアをがたんと開ける。
 手がふさがっていたため、ノックをしないで入ってしまった。失格である。
 フィリアが、はっとして、こっちを見る。
 泣いていたのだ。
「・・・フィリアっ!? どーしたんだっ!!」
 ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。
「なっ・・・なんでもありませんっ!! 目にゴミが入っただけです!!」
「目にゴミが入ったくらいでそんなに泣く馬鹿がどこにいるっ!?
 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
 なぜゼロスなんだ、ヴァル。
「だから、何でもないんです・・・ほっといてください!!」
 それを聞いて、ヴァルはぷちっと鳴った(どっからだ)。
 そして、ヴァルとフィリアは同時に叫んでいた。
「惚れた女が泣いてるのに、ほっとけるかっ!!」
「好きな男(ひと)に迷惑かけて、泣かない人はいませんっ!!」
 ・・・・・・・・・・・・しーんとなった。
 固まった。二人とも、謎の沈黙する物体となった。
 そして、一分二十五秒三九で、二人とも復活し、顔を真っ赤にさせる。
「今・・・なんて・・・」
「な・・・なんでもねえっ」
「なんでもなくないと思います・・・」
「たぶん・・・なんでもねえ・・・と思う」
 ぼそぼそとしゃべる。聞き取る側にもなってしゃべれ、二人とも。役者失格だ(なぜ役者・・・?)。
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
 ふたりとも、黙りきってしまった。

 そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
 ジラスとグラボスだった。
 ふたりとも、耳からコップを離した。
「黙りきっちまったな。ふたりとも、どうなったもんだか」
「さあ・・・」
 そう言った後、また向こう側から声が聞こえたため、急いでコップをあてる。
 だが、ヴァルの「お茶・・・冷めるぞ。早く飲め」というのと、フィリアの「・・・はい」という返事しか、聞こえなかった。

 その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
 もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。

 一週間後のこの時刻・・・・・・
 ヴァルの一心不乱(?)の介護により見事復活したフィリアは、初デートに着る服選びをしていた。

___________________________________

 いやぁぁぁぁぁっ!! 誰か助けてっ!!
 なんなの、この激甘の虫歯もん自称ラブストーリーはっ!!
 ・・・自分で書いておきながら、おそろしい・・・・・・。
 あーあ、ヴァル君、ちょっと性格がキツすぎる・・・捻挫してる女性に、「どじだなあ」はないだろ、どじとは!!
 どじというのは、わたしみたいなやつのことを言うのだ(ドジ・・・過ちを繰り返すこと)!!
 まあ、断っておきますと、わたしの中では、ヴァルくん=お茶が好きで料理が得意でなぜか回復魔法が上手、というイメージがあります(笑・・・ってる場合じゃねぇ)
 
 さてさて、こんな激甘泥沼劇場をこんな最後までお読みになってくださいまして、まことにありがとうございます。
 いちおうこの話の続きも考えてありますので(ヴァルとフィリアの初デートの時、ハプニングが起こるというもの)、どーしても見たいという奇特な方がございましたら、一言『書け』とお知らせください。
 では、そーゆーことで・・・ 
                     BYロココ

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9171Re:ある、晴れた昼下がり(ヴァルフィリです)ささはら 朋 3/27-17:18
記事番号9164へのコメント

ロココさんは No.9164「ある、晴れた昼下がり(ヴァルフィリです)」で書きました。


初めまして!ささはらと申します。
うわ〜い♪ヴァルフィリですねっ、ヴァルフィリ!!
私もこのカップル、大好きなんですよ。
つたない文で申し訳ないのですが、感想書かせてください!!


> 本日は、ロココがマジでもっとも愛するカップリング、ヴァルフィリのお話をここに書かせていただきます、たはははは。

もっとも愛する?!言いきりましたね(笑)素晴らしいです(パチパチ)

>セフィ:たはははは、じゃねーよ・・・。
>ロココ:黙れうすらはげ生ゴミッ!!
>セフィ:俺ははげてないっ・・・(ばきばきばきっ)
> (し〜〜ん・・・)

> えー、今のは無視してください(笑)幻覚です(爆)

はぁ〜い、わかりました。幻覚ということにさせていただきます(笑)。

> このお話では・・・古代竜族は、子供の頃は成長が早い、ということになっています。そうでもしないと、フィリアおばさんになってしまうっ!!

そうなんですよぉっ!!!!!ヴァルが早いとこ成長しないと、おばさんになっってしまうんですよっ!!ここがヴァルフィリの難しい所ですよね。私なんてそういう設定は無視して何歳がわからないような二人を書いてますから・・・・

> 古代竜族の幼少期の成長スピードが速い理由が、はやく自分の身を守れるようになるため・・・黄金竜との戦いに備えるために突然変異でそうなってしまったため、フィリアには少し頭が痛くなる話だが・・・・・・。

す、すごい設定・・・私なんかじゃ到底思いつきません。(←尊敬の眼差し)

> フィリアは、うきうきしまくっていた。
> 愛しのあの人の誕生日なのだ、なにをあげようかなどと考えていて、周りのことなど上の空だった。
> だから、階段から落ちたりするのだった・・・

可愛いです〜!「愛しいあの人」だなんて♪
しかしフィリアって・・・ドジですね(笑)。あっ、人のこと言えないかも。

> もしかしたら、骨折でもしているのかもしれない。
> 内心あわてて、平然を装いフィリアに近づく。
>「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
> そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。

ヴァルくん、男ですねぇ〜。さっと抱え上げるなんて・・・ラブラブ〜♪

> 大切な女性が大けがをした誕生日など、最高な気分になれるはずがなかった。

大切な女性・・・・・いい響き・・・(←ちょっとドリーム入ってます、自分)

>「えーと、玉露なんか飲むはず無いしな・・・緑茶・・・この際ダイエット茶のプーアル茶でもいいか」
> ヴァル、お前はそんなにフィリアにやせてほしいのか・・・

あははは。しかし実際、フィリアってどのくらいの重さなんでしょうかねぇ?
ガウリイが重いって言うぐらいだから・・・・

> 左の調味料棚を見てみる。やはり無い。
>「・・・どこ行った? お茶・・・」
> 彼には、茶棚をのぞくという知識はないのだろうか・・・?

にゃはは〜!!ロココ様の書くヴァルくん、可愛すぎですよぉ。

> フィリアが、はっとして、こっちを見る。
> 泣いていたのだ。

どうしたっ?!フィリア!

> ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
> 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。

そりゃあ、目の前で大切な女性が泣いてるんですからっ!!

> 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
> なぜゼロスなんだ、ヴァル。

本当に何故ゼロスなんだ・・・ヴァルよ?

> そして、ヴァルとフィリアは同時に叫んでいた。
>「惚れた女が泣いてるのに、ほっとけるかっ!!」
>「好きな男(ひと)に迷惑かけて、泣かない人はいませんっ!!」

これぞ、同時告白って奴ですね♪二人とも可愛いらしい〜!!

> ・・・・・・・・・・・・しーんとなった。
> 固まった。二人とも、謎の沈黙する物体となった。

な、謎の沈黙する物体って・・・・すごい表現の仕方。面白いですvv

> そして、一分二十五秒三九で、二人とも復活し、顔を真っ赤にさせる。

一分二十五秒三九・・・・早いようで遅いような微妙な時間。一体二人の思考には何が・・・?

>「今・・・なんて・・・」
>「な・・・なんでもねえっ」
>「なんでもなくないと思います・・・」
>「たぶん・・・なんでもねえ・・・と思う」
> ぼそぼそとしゃべる。聞き取る側にもなってしゃべれ、二人とも。役者失格だ(なぜ役者・・・?)。

あはは〜!!役者失格・・・一人でウケてました。
ヴァルもフィリアも可愛すぎて反則(?)ですよぉ〜。

> そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
> ジラスとグラボスだった。

おお!出ましたね。しかも盗み聞きして・・・
彼等も心配なんでしょうね・・・・じれったいあの二人のことが。

> その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
> もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。

私、何故かフィリアは料理が下手ってイメージがあるんですが・・・・ロココ様もひょっとして?でも本当に何故だろう?やっぱり前に読んだ小説の影響かしら。

> なんなの、この激甘の虫歯もん自称ラブストーリーはっ!!
> ・・・自分で書いておきながら、おそろしい・・・・・・。

でもでも、読んでいて楽しかったです、私は♪
らぶらぶらぶらぶなところが。

> あーあ、ヴァル君、ちょっと性格がキツすぎる・・・捻挫してる女性に、「どじだなあ」はないだろ、どじとは!!

いや、彼なりの愛嬢表現でしょう!素直になれないところがなんとも・・・・

> まあ、断っておきますと、わたしの中では、ヴァルくん=お茶が好きで料理が得意でなぜか回復魔法が上手、というイメージがあります(笑・・・ってる場合じゃねぇ)

か、回復魔法?!お茶好きと料理が得意なのはわかりますが(←わかるのかっ?)・・・何故回復魔法?フィリアがしょっちゅう怪我するから?(笑)

> いちおうこの話の続きも考えてありますので(ヴァルとフィリアの初デートの時、ハプニングが起こるというもの)、どーしても見たいという奇特な方がございましたら、一言『書け』とお知らせください。

はい、ぜひぜひ読みたいです!!だから・・・・書いてください(はぁと)
初デートにハプニングなんて面白そうじゃないですか・・・ってヴァルフィリだったら、何でも面白そうな気が・・・(←オイオイ)


今回は本当に可愛らしいお話をありがとうございました!!
読んでて幸せでした、私。これでもか!!ってほどらぶらぶらぶらぶ・・・・・
次に投稿する時にもぜひ感想を書かせてくださいな。
えっ、ダメですか?(笑)


では、失礼します。m( _ _)m
ささはらより

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9172Re:きゃー、ヴァルフィリ仲間だわー!ロココ 3/27-19:06
記事番号9171へのコメント

ささはら 朋さんは No.9171「Re:ある、晴れた昼下がり(ヴァルフィリです)」で書きました。

どぉ〜もみなさん、お久しぶり・・・って、二十四時間たってないなぁ・・・ロココです。

>初めまして!ささはらと申します。
 はいっ、初めまして!! ロココです!!

>うわ〜い♪ヴァルフィリですねっ、ヴァルフィリ!!
>私もこのカップル、大好きなんですよ。
>つたない文で申し訳ないのですが、感想書かせてください!!
 はい、つたなくってもえげつなくっても呪われていても、書いてくださいまし。

>> 本日は、ロココがマジでもっとも愛するカップリング、ヴァルフィリのお話をここに書かせていただきます、たはははは。
>
>もっとも愛する?!言いきりましたね(笑)素晴らしいです(パチパチ)
 はい、言っちゃいましたよ(笑)自分で自分に拍手〜(ぱちぱち)

>>セフィ:たはははは、じゃねーよ・・・。
>>ロココ:黙れうすらはげ生ゴミッ!!
>>セフィ:俺ははげてないっ・・・(ばきばきばきっ)
>> (し〜〜ん・・・)
>
>> えー、今のは無視してください(笑)幻覚です(爆)
>
>はぁ〜い、わかりました。幻覚ということにさせていただきます(笑)。
 そーです、幻覚です幻覚っ!! 忘れましょう!!

>> このお話では・・・古代竜族は、子供の頃は成長が早い、ということになっています。そうでもしないと、フィリアおばさんになってしまうっ!!
>
>そうなんですよぉっ!!!!!ヴァルが早いとこ成長しないと、おばさんになっってしまうんですよっ!!ここがヴァルフィリの難しい所ですよね。私なんてそういう設定は無視して何歳がわからないような二人を書いてますから・・・・
 そーですよね、フィリアがおばさんになったら、カップリング作るのが相当難しくなってしまうので・・・

>> 古代竜族の幼少期の成長スピードが速い理由が、はやく自分の身を守れるようになるため・・・黄金竜との戦いに備えるために突然変異でそうなってしまったため、フィリアには少し頭が痛くなる話だが・・・・・・。
>
>す、すごい設定・・・私なんかじゃ到底思いつきません。(←尊敬の眼差し)
 いやぁ、尊敬されるほどのことじゃ無いんですけどね・・・わたし、こういう裏ネタ小ネタ考えるのが得意なんですよ〜

>> フィリアは、うきうきしまくっていた。
>> 愛しのあの人の誕生日なのだ、なにをあげようかなどと考えていて、周りのことなど上の空だった。
>> だから、階段から落ちたりするのだった・・・
>
>可愛いです〜!「愛しいあの人」だなんて♪
>しかしフィリアって・・・ドジですね(笑)。あっ、人のこと言えないかも。
 わたしも人のこといえる立場じゃ無いんですけどね(笑)

>> もしかしたら、骨折でもしているのかもしれない。
>> 内心あわてて、平然を装いフィリアに近づく。
>>「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
>> そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
>
>ヴァルくん、男ですねぇ〜。さっと抱え上げるなんて・・・ラブラブ〜♪
 やっぱり、ヴァル君=立派というイメージがあるんですよ。フィリアがドジだからかなぁ・・・

>> 大切な女性が大けがをした誕生日など、最高な気分になれるはずがなかった。
>
>大切な女性・・・・・いい響き・・・(←ちょっとドリーム入ってます、自分)
 いい響きですけど・・・ロココの脳が極度の拒絶反応をちょっと起こしたんですよ・・・恥ずかしさのあまり(笑)

>>「えーと、玉露なんか飲むはず無いしな・・・緑茶・・・この際ダイエット茶のプーアル茶でもいいか」
>> ヴァル、お前はそんなにフィリアにやせてほしいのか・・・
>
>あははは。しかし実際、フィリアってどのくらいの重さなんでしょうかねぇ?
>ガウリイが重いって言うぐらいだから・・・・
 ・・・女性の体重を考えちゃいけません(笑)
 でもこの家、玉露あるんですか・・・
 ちなみに、ヴァルが好きなのはフィリアみたいな外国茶ではなく、日本茶というイメージがあります。

>> 左の調味料棚を見てみる。やはり無い。
>>「・・・どこ行った? お茶・・・」
>> 彼には、茶棚をのぞくという知識はないのだろうか・・・?
>
>にゃはは〜!!ロココ様の書くヴァルくん、可愛すぎですよぉ。
 いやいや、単にヴァル君もドジなだけですよぉ(笑)

>> 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
>> なぜゼロスなんだ、ヴァル。
>
>本当に何故ゼロスなんだ・・・ヴァルよ?
 ヴァルの頭には、『ゼロス=フィリアを泣かせる憎き奴』の構造ができあがっているんでしょう(笑)

>> そして、ヴァルとフィリアは同時に叫んでいた。
>>「惚れた女が泣いてるのに、ほっとけるかっ!!」
>>「好きな男(ひと)に迷惑かけて、泣かない人はいませんっ!!」
>
>これぞ、同時告白って奴ですね♪二人とも可愛いらしい〜!!
 同時に叫ぶか、バラバラに叫ぶか、もっとも悩んだ所です(笑)

>> そして、一分二十五秒三九で、二人とも復活し、顔を真っ赤にさせる。
>
>一分二十五秒三九・・・・早いようで遅いような微妙な時間。一体二人の思考には何が・・・?
 一時脳死でしょう(おいおい)。

>>「今・・・なんて・・・」
>>「な・・・なんでもねえっ」
>>「なんでもなくないと思います・・・」
>>「たぶん・・・なんでもねえ・・・と思う」
>> ぼそぼそとしゃべる。聞き取る側にもなってしゃべれ、二人とも。役者失格だ(なぜ役者・・・?)。
>
>あはは〜!!役者失格・・・一人でウケてました。
>ヴァルもフィリアも可愛すぎて反則(?)ですよぉ〜。
 なにぃ、反則ですってぇ!?
 ・・・だったら、第二弾は反則の嵐ですね(笑)

>> そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
>> ジラスとグラボスだった。
>
>おお!出ましたね。しかも盗み聞きして・・・
>彼等も心配なんでしょうね・・・・じれったいあの二人のことが。
 そうとう心配になるでしょうね。
 でも、それを温かく見守ってあげられるのだから、グラボスもジラスも良いヤツなんですねぇ。

>> その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
>> もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。
>
>私、何故かフィリアは料理が下手ってイメージがあるんですが・・・・ロココ様もひょっとして?でも本当に何故だろう?やっぱり前に読んだ小説の影響かしら。
 そう、ひょっとしなくてもそうです。まぁ、ゼロスの料理よりはましだと思いますけどね。

>> なんなの、この激甘の虫歯もん自称ラブストーリーはっ!!
>> ・・・自分で書いておきながら、おそろしい・・・・・・。
>
>でもでも、読んでいて楽しかったです、私は♪
>らぶらぶらぶらぶなところが。
 らぶしかないんです(涙)

>> あーあ、ヴァル君、ちょっと性格がキツすぎる・・・捻挫してる女性に、「どじだなあ」はないだろ、どじとは!!
>
>いや、彼なりの愛嬢表現でしょう!素直になれないところがなんとも・・・・
 そこが、ヴァルのかわいいところなんですね♪

>> まあ、断っておきますと、わたしの中では、ヴァルくん=お茶が好きで料理が得意でなぜか回復魔法が上手、というイメージがあります(笑・・・ってる場合じゃねぇ)
>
>か、回復魔法?!お茶好きと料理が得意なのはわかりますが(←わかるのかっ?)・・・何故回復魔法?フィリアがしょっちゅう怪我するから?(笑)
 なぜかはわからないのですが、純の竜族だったころの彼は、神官やっていそうな気がしてならないんです。なぜだろう・・・?

>> いちおうこの話の続きも考えてありますので(ヴァルとフィリアの初デートの時、ハプニングが起こるというもの)、どーしても見たいという奇特な方がございましたら、一言『書け』とお知らせください。
>
>はい、ぜひぜひ読みたいです!!だから・・・・書いてください(はぁと)
>初デートにハプニングなんて面白そうじゃないですか・・・ってヴァルフィリだったら、何でも面白そうな気が・・・(←オイオイ)
 はいはい、では書かせていただきますよ。
 ゼロスが出てくる、という特徴があります。

>今回は本当に可愛らしいお話をありがとうございました!!
>読んでて幸せでした、私。これでもか!!ってほどらぶらぶらぶらぶ・・・・・
>次に投稿する時にもぜひ感想を書かせてくださいな。
>えっ、ダメですか?(笑)
 いえ、ばりばりオッケーです!!
 っていうか、感想ください(笑)

 ヴァルフィリ仲間に出会えて、今日は本当にハッピーでしたvv
 また次の機会も、よろしくお願いします♪

                        byロココ

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9176ある、晴れた昼下がり2(ヴァルフィリ物語)ロココ 3/27-21:58
記事番号9164へのコメント


 みなさん今晩わ。どたばたはちゃめちゃヴァルフィリ愛好家ロココです。

 今回は、前作『ある、晴れた昼下がり〜あ・はっぴーばーすでー〜』が大好評(?)だったため、第二弾を書きに参りました。
 その名も、『ある、晴れた昼下がり2〜ざ・ふぁーすとでーと〜』です!!
 『ざ・ふぁーすとでーと』って・・・『ざ』でいいのかなぁ(爆)

 では、今回もラブラブストーリー(きっと)なので、心筋梗塞を起こさぬよう、お気をつけください・・・

___________________________________
 
  『ある、晴れた昼下がり2〜ざ・ふぁーすとでーと〜』

 一週間前の捻挫事件から、フィリアは見事復活を遂げた。
 すべて、あの人・・・いまや見つめるだけの存在ではなくなった、ヴァルのおかげだった。
 そして、フィリアは今日も再びうきうきしていた。
 一週間前の彼の誕生日になにもしてやれなかったおわびに、今日はデートをする事になったのだ。
 フィリアは、心の中で、何度も夢にまで見た『デート三原則』なるものを思い起こす。
 一、待ち合わせは必ず公園で。
 一、待ち合わせ時刻より必ず二十分は早く公園へ行くこと。
 一、町を歩くときは必ず腕を組む!!
 フィリアは、少女漫画の王道を必ず守るべく、張り切っていた。
 朝は五時起きで、お弁当まで作った(ピクニックじゃないんだから・・・)。
 そして今は、鏡の前で悪戦苦闘だ。
 なかなか、着ていく服が決まらない。
 どれも今ひとつ、ぱっとしないのだ。
 こんなことになるなら、先日町で見かけたいい感じの春物のスカートを買っておけば良かった。
 しかし、今更後悔をしてももう遅い。
 フィリアは、再び鏡と向き合った。

 午前11時10分。
 待ち合わせ時間は11時30分にも関わらず、フィリアはお約束通り20分早く待ち合わせ場所の公園にたどり着いていた。
 その気になれば家からデートを開始することもできたにもかかわらず、フィリアは「待ち合わせ場所は公園!!」と主張し続けたのだった。

 そして20分後・・・。
 ポーン・・・ポーン・・・
 11時30分を知らせる音が、公園の時計から聞こえてきたと同時に・・・。
「よぉ。早いじゃねぇか」
 ヴァルが、計ったかのごとく現れた。
「待ったか?」
「いいえ、今来たトコです」
 フィリアは、夢にまで見たせりふを言った。
 ああ・・・でぇと万歳・・・
 フィリアがドリームトリップしているのを後目に、ヴァルはフィリアの服に見とれていた。
「その服は・・・」
「あ、どうですか?」
 フィリアはそういって、ヴァルの目の前でくるりと一回転して見せた。
 その服は、フィリアが選びに選び抜いたお気に入りだった。
 ヴァルが誕生日に買ってくれた、黄色のスカート。
 ヴァルが珍しく「かわいい」と言ってくれた、若草色のベスト。
 この二つのセットは、まるでフィリアに着られるためだけに存在していたかのごとく、彼女に合っていた。
「よ・・・よく似合う」
 ヴァルは、真っ赤になって答えた、
「ありがとうございます♪」
 フィリアは、そういってほほえんだ。
 それを見て、ヴァルはますます赤くなる。
 ――ああ・・・俺って幸せ者だなぁ・・・・・・。
 ヴァルは、密かにそう思った・・・。

 そんな、のんきなカップルを羨ましげ憎らしげに見つめる者がいた。
 獣王ゼラス=メタリオムの腹心、獣神官ゼロス・・・・・・
 だが、彼はいつもと少し違った。
 今日の彼は、謎の神官ゼロスではなく、お仕事お休み暇人ゼロスだったのだ!
 服装も、珍しく私服だった。
 茶色のタイトルネックと、黒のズボン(実は、いつもの神官服の中身に似ている)。よく似合っていた。
 そのことが少し自慢だったゼロスは、つい先ほどまで気分が良かった。
 幸せそうなフィリアとヴァルを見つけるまでは。
 暇だったゼロスは、昔の喧嘩友達・・・フィリアに会いに来ていた。
 そして、偶然ラブラブな彼女たちを見つけたのだ。
 それを見た瞬間から、彼はイライラしていた。
 なぜ自分がこんな気持ちになっているか・・・それはゼロス自身わからなかった。
 魔族である故、彼はこの感情の名を知らなかった。
 嫉妬という、この感情の名を・・・・・・

 そんなゼロスの存在に気づいてない、天下無敵のぼけカップルは、というと・・・。
「おいしいですか?」
「・・・おいしい」
 公園のベンチに座って、お弁当を食べていた。
 超天下無敵に、平和ぼけしきっていた・・・。

 露天商が建ち並ぶ、にぎやかな表通り・・・。
 ここの露天アクセサリーで気に入ったものを、彼氏に買ってもらう・・・それがフィリアの夢だった。
 それが今、現実になろうとしている。
 フィリアはうきうきしながら、露天商を見ていく。
 知らず知らず、足も速くなる。
 そして・・・フィリアには、ドジだという致命的な欠点があった。
 それに気づき、後ろを振り返ったときはもう遅い。
 ・・・・・・ヴァルを置いてきてしまった。
「・・・どうしましょう」
 右を見てみる。ヴァルはいない。
「このあたりをうろうろしていれば、見つけてくれますよね・・・」
 左も見てみる。やはり、いない。
「きっと見つけてくれますよね!」
「誰がですか?」
 そう声を上げたとき、背後から聞き覚えのある声がした。
 反射的に振り向く。
 そこには・・・獣神官改め、お仕事お休み暇人ゼロスがいた。

「な・・・なんですか貴方っ!! なんのようですかっ!?」
「いやぁ、偶然貴方を見かけたものでしてね・・・ついでだから、最近ついた僕の新しい二つ名を教えておきましょうと思いまして・・・」
「二つ名・・・?」
 フィリアは、首を傾げた。
 このゼロスの二つ名だ、どうせろくなものであるはずがない。
 生ゴミ、ゴキブリ、ゼラスの犬・・・等々。
「・・・生ゴミですか?」
「違いますっ!!」
 ゼロスは叫び、一度咳払いをしてから、言った。
「『カップルクラッシャー』です(はぁと)」
「かっ・・・カップルクラッシャー!?」
「そう・・・そして、めでたく僕の百人目の被害者は・・・・・・あなた達、お気楽カップルですっ!!」
  どがぁぁぁぁぁぁっ!!
 ゼロスが手を振り上げた直後、フィリアの左右の露天が破壊された!!

 派手な音がしたため、ヴァルはそちらの方へと足を急いだ。
 こんな時にハプニングを起こすのは、フィリアか生ゴミ魔族か・・・それか、うわさに聞くデモンスレイヤー・リナ=インバースぐらいだろう。
 そして、たどり着いたそこに待っていたものは・・・・・・
 静かにほほえむゼロス、被害を最小限にとどめようと結界を張るフィリア、だが手が届かず破壊される露天商だった・・・・・・。
「フィリアっ、ゼロスっ!! お前ら、なにやってるんだっ!?」
「ヴァ・・・ヴァルさんっ!! 来ちゃだめですっ!!」
 フィリアが叫ぶ。
 言われ、つい足を止めるヴァル。
 だが、すぐにフィリアに駆け寄った。
「一体・・・どうしたんだ!?」
「ぜ・・・ゼロスが、わたしたちの仲を引き裂こうとしてっ・・・」
「なぁぁにぃぃっ!?」
 ゼロスの馬鹿、なにふざけたことを・・・と思いながらゼロスに目をやるヴァルだが、ゼロスは相変わらずのほほんと笑っている。
 そして、再び手を振り上げる。
 破壊されていく町。
 これ以上、自分たちのせいで町に迷惑をかけるわけにはいかない。
「逃げるぞフィリア!」
 ヴァルは、言うが早いかフィリアを抱え上げた。
 体の前で、腕と足を支える。抱っことは、また違う抱え方。
 俗に言う、『お姫様抱っこ』というものだった。
「んなっ・・・!?」
 顔を赤くするフィリア。
 気にせず、ヴァルは走り出した。
 気分は、まさしくヒーローのそれだった・・・派手なヤツ。

 ゼロスは、『カップルクラッシャー』の仕事とは思えないような、町の破壊工作を進めていった。
 まるでフィリアを・・・いや、ヴァルを亡き者にでもしようとしているかのように。
 ゼロス自身、なぜ自分がこんなに暴走しているかわかっていなかった。
 嫉妬の意味も分からない彼が、暴走の理由を知るのは、そうとう後のことになるだろう・・・・・・。
 それはさておき。
 フィリアを抱えたヴァルは、追いつめられていた。
 あと一歩でも後ろに下がったら、池にジャポンだ。
「ふふふ、もう後がありませんよ?」
「くっそ・・・・・・」
 一体、どうすれば・・・
 池の縁と言っても、ここは町の中。
 ヴァルも本気を出してゼロスを追い払おうとしたら、町への被害はただじゃすまない。
 一体どうすれば・・・・・・。
 そのとき、ゼロスは良いことを思いついた。
 このヴァルに、恥をかかせてやろう。かつて無いほどの大恥を。
 そうすれば、フィリアはヴァルと分かれるだろう。
 それにより、カップルクラッシャーは、めでたく百人切りに成功するわけである。
 ゼロスは、ちょいっと、ヴァルの足下を破壊した。
 ヴァルは、フィリアを抱えたまま・・・・・・
 三回転半宙返りをし、見事底が超浅い池に着地した。
 野次馬が、拍手をする。
 しまった・・・・・・
 ゼロスは思った。ヴァルの運動神経の良さを、計算に入れてなかった。
 だが、しかし・・・
「うっ・・・・・・」
 ヴァルは、突然足を押さえてうずくまった。
 たとえ浅くとも、池の縁から池の底まで、結構ある。
 少し足をひねったのだ。
 しかも、やけくそで放ったゼロスの魔法弾がヴァルの隣に当たり・・・・・・
 水しぶきがフィリアを包み込み、びしょぬれにした。
 お気に入りの服が、ぐしょぐしょになってしまった。
 その瞬間・・・フィリアが切れた。
 スカートの中に常時携帯のモーニングスターを取り出す。
「なにするんですか貴方はぁぁぁぁぁっ!!!」
 一瞬後、ゼロスはお空のお星様と化しました・・・・・・

「大丈夫ですか、ヴァルさん・・・・・・!!」
 ヴァルに駆け寄ったフィリアは、突然・・・・・・抱きしめられた。ヴァルに、ぎゅっと。
「な、あの、その・・・・・・」
「大丈夫か、フィリア」
「は、はい・・・」
「けがはないか?」
「はい・・・」
「さんざんなデートになってしまったな・・・」
「はい・・・」
「・・・明日暇か?」
「・・・はい」
 フィリアは、とことん「はい」と言い続けたのだった・・・

 こうして、ゼロスの百人切りは未達成に終わるのだった。
___________________________________

 終わった・・・・・・つかれた。
 ちょっと、ゼロフィリ入ってしまった・・・わたしは、ゼロフィリはあまり好きではないのに・・・・・・
 長い・・・ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
 ヴァルがちょっと弱い気もするが・・・・・・書けて良かったです。
 それでは、またの機会に・・・・・・

                   byロココ

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9218おおっ!ひたすらヴァルフィリですね!ささはら 朋 3/30-01:47
記事番号9176へのコメント

ロココさんは No.9176「ある、晴れた昼下がり2(ヴァルフィリ物語)」で書きました。


ロココ様、こんにちわ。ささはらです。
2が出ていて嬉しいです!あのラブラブぶりがまた読めるかと思うと。

> みなさん今晩わ。どたばたはちゃめちゃヴァルフィリ愛好家ロココです。

どたばたはちゃめちゃ愛好家って・・・・(汗)

> フィリアは、心の中で、何度も夢にまで見た『デート三原則』なるものを思い起こす。
> 一、待ち合わせは必ず公園で。
> 一、待ち合わせ時刻より必ず二十分は早く公園へ行くこと。
> 一、町を歩くときは必ず腕を組む!!
> フィリアは、少女漫画の王道を必ず守るべく、張り切っていた。

あはは、フィリアかわいいっ!!
そうです、王道ですよね、上記の三つは。ぜひ守らなければ。

> その気になれば家からデートを開始することもできたにもかかわらず、フィリアは「待ち合わせ場所は公園!!」と主張し続けたのだった。

デートですから普段とは違う事をしなければ、ね。
乙女ごころってヤツですよ、ヴァルくん。

>「よぉ。早いじゃねぇか」
> ヴァルが、計ったかのごとく現れた。
>「待ったか?」
>「いいえ、今来たトコです」
> フィリアは、夢にまで見たせりふを言った。
> ああ・・・でぇと万歳・・・

私からも言わせてください。ああ・・・でぇと万歳・・・(はぁと)

> この二つのセットは、まるでフィリアに着られるためだけに存在していたかのごとく、彼女に合っていた。
>「よ・・・よく似合う」
> ヴァルは、真っ赤になって答えた、
>「ありがとうございます♪」
> フィリアは、そういってほほえんだ。
> それを見て、ヴァルはますます赤くなる。
> ――ああ・・・俺って幸せ者だなぁ・・・・・・。
> ヴァルは、密かにそう思った・・・。

ラブラブラブラブ・・・・・・・・果たしていままでこんなにひたすらラブラブし続けるヴァルフィリがあっただろうかっ?!答えは否!!あなたは偉大ですよ、ロココ様。

> そんな、のんきなカップルを羨ましげ憎らしげに見つめる者がいた。
> 獣王ゼラス=メタリオムの腹心、獣神官ゼロス・・・・・・

あっ、ゼロス様だ(はぁと)

> だが、彼はいつもと少し違った。
> 今日の彼は、謎の神官ゼロスではなく、お仕事お休み暇人ゼロスだったのだ!

ごめん、超ウケてました。一人で。お仕事お休み暇人って・・・・

> そんなゼロスの存在に気づいてない、天下無敵のぼけカップルは、というと・・・。
>「おいしいですか?」
>「・・・おいしい」
> 公園のベンチに座って、お弁当を食べていた。
> 超天下無敵に、平和ぼけしきっていた・・・。

平和ぼけ・・・なんか可愛いです。

>「な・・・なんですか貴方っ!! なんのようですかっ!?」
>「いやぁ、偶然貴方を見かけたものでしてね・・・ついでだから、最近ついた僕の新しい二つ名を教えておきましょうと思いまして・・・」
>「二つ名・・・?」
> フィリアは、首を傾げた。
> このゼロスの二つ名だ、どうせろくなものであるはずがない。
> 生ゴミ、ゴキブリ、ゼラスの犬・・・等々。
>「・・・生ゴミですか?」
>「違いますっ!!」
> ゼロスは叫び、一度咳払いをしてから、言った。
>「『カップルクラッシャー』です(はぁと)」

いつからそうなったんです?!ゼロス様??!!カ、カップルクラッシャーだなんて??!!(かなり動揺しているらしい)

>「かっ・・・カップルクラッシャー!?」
>「そう・・・そして、めでたく僕の百人目の被害者は・・・・・・あなた達、お気楽カップルですっ!!」
>  どがぁぁぁぁぁぁっ!!
> ゼロスが手を振り上げた直後、フィリアの左右の露天が破壊された!!

露天が破壊されたことより、ゼロスが百人ものカップルを壊した事実に驚く私はフィリアファン失格ですね。

> 派手な音がしたため、ヴァルはそちらの方へと足を急いだ。
> こんな時にハプニングを起こすのは、フィリアか生ゴミ魔族か・・・それか、うわさに聞くデモンスレイヤー・リナ=インバースぐらいだろう。

ヴァルくん、すばらしい視察です。まさにそのと−りっ!!

> そして、たどり着いたそこに待っていたものは・・・・・・
> 静かにほほえむゼロス、被害を最小限にとどめようと結界を張るフィリア、だが手が届かず破壊される露天商だった・・・・・・。
>「フィリアっ、ゼロスっ!! お前ら、なにやってるんだっ!?」
>「ヴァ・・・ヴァルさんっ!! 来ちゃだめですっ!!」

フィリアって、ヴァルのこと「さん」づけで呼ぶんですね。結構いい感じです。

> ゼロスの馬鹿、なにふざけたことを・・・と思いながらゼロスに目をやるヴァルだが、ゼロスは相変わらずのほほんと笑っている。
> そして、再び手を振り上げる。
> 破壊されていく町。

ここでゼロス様かっこいい(はぁと)なんて思ってる私はヴァルフィリふぁん失格。絶対に失格。

>「逃げるぞフィリア!」
> ヴァルは、言うが早いかフィリアを抱え上げた。
> 体の前で、腕と足を支える。抱っことは、また違う抱え方。
> 俗に言う、『お姫様抱っこ』というものだった。
>「んなっ・・・!?」
> 顔を赤くするフィリア。
> 気にせず、ヴァルは走り出した。
> 気分は、まさしくヒーローのそれだった・・・派手なヤツ。

うおおおおおっっ!!!お姫様だっこだぁぁぁっ!!!(意味ない悲鳴)

> しかも、やけくそで放ったゼロスの魔法弾がヴァルの隣に当たり・・・・・・
> 水しぶきがフィリアを包み込み、びしょぬれにした。
> お気に入りの服が、ぐしょぐしょになってしまった。
> その瞬間・・・フィリアが切れた。
> スカートの中に常時携帯のモーニングスターを取り出す。
>「なにするんですか貴方はぁぁぁぁぁっ!!!」
> 一瞬後、ゼロスはお空のお星様と化しました・・・・・・

あははははは!!やっぱり最強はフィリアですね!切れた彼女に匹敵するのは・・・・誰もいにゃいかもしれない・・・

> ヴァルに駆け寄ったフィリアは、突然・・・・・・抱きしめられた。ヴァルに、ぎゅっと。
>「な、あの、その・・・・・・」
>「大丈夫か、フィリア」
>「は、はい・・・」
>「けがはないか?」
>「はい・・・」
>「さんざんなデートになってしまったな・・・」
>「はい・・・」
>「・・・明日暇か?」
>「・・・はい」
> フィリアは、とことん「はい」と言い続けたのだった・・・

ううっ、可愛いです。とことん「はい」を言い続けるだなんて。

> こうして、ゼロスの百人切りは未達成に終わるのだった。

ううっ、残念でしたねゼロス様・・・・って、私はヴァルフィリだろう?!
心の中のゼロス様ふぁんとしては「残念でしたね」、ヴァルフィリふぁんとしては「未遂でよかった・・・・」

いや、どっちにしろ未遂でよかった。

> 終わった・・・・・・つかれた。
> ちょっと、ゼロフィリ入ってしまった・・・わたしは、ゼロフィリはあまり好きではないのに・・・・・・

私もあまり好きじゃないです。この二人はケンカしてんのが好きです。
やっぱりフィリアにはヴァルですね!(超個人的意見+独断+偏見・・・)
ゼロスには・・・・これまた個人的になるんで言いませんけど(笑)

> 長い・・・ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
> ヴァルがちょっと弱い気もするが・・・・・・書けて良かったです。
> それでは、またの機会に・・・・・・

面白いお話、本当にありがとうございました。
次も楽しみに待ってますね・・・・って上にもう出てますね、新しいツリーが。
書くの・・・・早いですね・・・・うらやましいです・・・

では、これにて失礼しますね。
ささはら

PS「書きなぐり様」ヴァルフィリ乗っ取り計画は続きます・・・・


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9229ありがとうございます〜3/30-14:11
記事番号9218へのコメント

ささはら 朋さんは No.9218「おおっ!ひたすらヴァルフィリですね!」で書きました。

 ささはら様、こんにちは。扇です・・・って書いてもわからないですよね。
 元ロココです。HN変えたんです(詳しくは『小説2』参照)。

 感想いただけて、ホンットにうれしいです!
 実はこの話、ゼロスの扱い最低で、気に病んでいたんです。
 この感想のおかげで、すこし立ち直れそうです。ありがとうございました。(-.-)←おじぎ

>> みなさん今晩わ。どたばたはちゃめちゃヴァルフィリ愛好家ロココです。
>
>どたばたはちゃめちゃ愛好家って・・・・(汗)
 どたばたはちゃめちゃ大爆発なんです(意味不明)

>> フィリアは、心の中で、何度も夢にまで見た『デート三原則』なるものを思い起こす。
>> 一、待ち合わせは必ず公園で。
>> 一、待ち合わせ時刻より必ず二十分は早く公園へ行くこと。
>> 一、町を歩くときは必ず腕を組む!!
>> フィリアは、少女漫画の王道を必ず守るべく、張り切っていた。
>
>あはは、フィリアかわいいっ!!
>そうです、王道ですよね、上記の三つは。ぜひ守らなければ。
 王道なんです。そう、王道なんです・・・スレイヤーズは一応少年漫画(?)ですが(おいおい)。

>> その気になれば家からデートを開始することもできたにもかかわらず、フィリアは「待ち合わせ場所は公園!!」と主張し続けたのだった。
>
>デートですから普段とは違う事をしなければ、ね。
>乙女ごころってヤツですよ、ヴァルくん。
 違いすぎです。
 ・・・しかし、考えてみると、ヴァル君とフィリアさんって・・・同棲!?

>> ああ・・・でぇと万歳・・・
>
>私からも言わせてください。ああ・・・でぇと万歳・・・(はぁと)
 『でぇと万歳』・・・この言葉は、ヴァルフィリのためにあるとしか思えない(笑・またはガウリナ)!

>ラブラブラブラブ・・・・・・・・果たしていままでこんなにひたすらラブラブし続けるヴァルフィリがあっただろうかっ?!答えは否!!あなたは偉大ですよ、ロココ様。
 そんな・・・偉大なんてほどじゃありませんよ。
 わたしにとっては、楽しめるヴァルフィリをかかれるささはら様のほうが凄いですよう。

>> だが、彼はいつもと少し違った。
>> 今日の彼は、謎の神官ゼロスではなく、お仕事お休み暇人ゼロスだったのだ!
>
>ごめん、超ウケてました。一人で。お仕事お休み暇人って・・・・
 暇なんです(断言)お仕事下さい・・・(byゼロス)

>>「『カップルクラッシャー』です(はぁと)」
>
>いつからそうなったんです?!ゼロス様??!!カ、カップルクラッシャーだなんて??!!(かなり動揺しているらしい)
 こうでもしないと話が進まなかったんです。すみません〜(汗)

>> そして、たどり着いたそこに待っていたものは・・・・・・
>> 静かにほほえむゼロス、被害を最小限にとどめようと結界を張るフィリア、だが手が届かず破壊される露天商だった・・・・・・。
>>「フィリアっ、ゼロスっ!! お前ら、なにやってるんだっ!?」
>>「ヴァ・・・ヴァルさんっ!! 来ちゃだめですっ!!」
>
>フィリアって、ヴァルのこと「さん」づけで呼ぶんですね。結構いい感じです。
 ・・・今気づいたんですが、これ間違いですね・・・。
 結構いい感じですが、フィリアさんはヴァル君のことを呼び捨てで呼ぶようです、念のため。
 まぁ、「さん」づけのほうがかわいいからよし(笑)!

>> ゼロスの馬鹿、なにふざけたことを・・・と思いながらゼロスに目をやるヴァルだが、ゼロスは相変わらずのほほんと笑っている。
>> そして、再び手を振り上げる。
>> 破壊されていく町。
>
>ここでゼロス様かっこいい(はぁと)なんて思ってる私はヴァルフィリふぁん失格。絶対に失格。
 平気ですよ、それくらい。もしこれがだめだったら、わたしはとうの昔にフィリアファンを蹴り落とされてます(笑)

>>「逃げるぞフィリア!」
>> ヴァルは、言うが早いかフィリアを抱え上げた。
>> 体の前で、腕と足を支える。抱っことは、また違う抱え方。
>> 俗に言う、『お姫様抱っこ』というものだった。
>>「んなっ・・・!?」
>> 顔を赤くするフィリア。
>> 気にせず、ヴァルは走り出した。
>> 気分は、まさしくヒーローのそれだった・・・派手なヤツ。
>
>うおおおおおっっ!!!お姫様だっこだぁぁぁっ!!!(意味ない悲鳴)
 普通叫びますよね!? それが正しい反応ですよね!!

>> しかも、やけくそで放ったゼロスの魔法弾がヴァルの隣に当たり・・・・・・
>> 水しぶきがフィリアを包み込み、びしょぬれにした。
>> お気に入りの服が、ぐしょぐしょになってしまった。
>> その瞬間・・・フィリアが切れた。
>> スカートの中に常時携帯のモーニングスターを取り出す。
>>「なにするんですか貴方はぁぁぁぁぁっ!!!」
>> 一瞬後、ゼロスはお空のお星様と化しました・・・・・・
>
>あははははは!!やっぱり最強はフィリアですね!切れた彼女に匹敵するのは・・・・誰もいにゃいかもしれない・・・
 リナ=インバース・・・(爆)

>> ヴァルに駆け寄ったフィリアは、突然・・・・・・抱きしめられた。ヴァルに、ぎゅっと。
>>「な、あの、その・・・・・・」
>>「大丈夫か、フィリア」
>>「は、はい・・・」
>>「けがはないか?」
>>「はい・・・」
>>「さんざんなデートになってしまったな・・・」
>>「はい・・・」
>>「・・・明日暇か?」
>>「・・・はい」
>> フィリアは、とことん「はい」と言い続けたのだった・・・
>
>ううっ、可愛いです。とことん「はい」を言い続けるだなんて。
 時間がなかったため、ほかのせりふを考えられなかったという裏ネタを知る者は、そういない・・・かもしれない。

>> こうして、ゼロスの百人切りは未達成に終わるのだった。
>
>ううっ、残念でしたねゼロス様・・・・って、私はヴァルフィリだろう?!
>心の中のゼロス様ふぁんとしては「残念でしたね」、ヴァルフィリふぁんとしては「未遂でよかった・・・・」
 それが正しい反応だと思います。それでいいんです。たぶん。

>> 終わった・・・・・・つかれた。
>> ちょっと、ゼロフィリ入ってしまった・・・わたしは、ゼロフィリはあまり好きではないのに・・・・・・
>
>私もあまり好きじゃないです。この二人はケンカしてんのが好きです。
 ですよね!! よかった、同士がいて・・・(超安心)

>やっぱりフィリアにはヴァルですね!(超個人的意見+独断+偏見・・・)
>ゼロスには・・・・これまた個人的になるんで言いませんけど(笑)
 わたしはゼラゼロ派ですが、ゼロリナも結構いいと思います。
 まあ、リナにはゼロスよりガウリイの方がいいと思いますけど(というか、ほかには考えられない)。

>書くの・・・・早いですね・・・・うらやましいです・・・
 ところどころの笑えるネタだけ思いついて、ストーリーはなかなか思いつかないんです・・・(だから連載ものは苦手)

>PS「書きなぐり様」ヴァルフィリ乗っ取り計画は続きます・・・・
 目指せ、『ヴァルフィリ』乗っ取り大作戦(ちょっとちがうか・・・)!!

 では、元ロココ・現扇でした〜