◆−頑張れ! 地球防衛軍!!(時期ネタ)−扇(3/30-15:25)No.9232
 ┗お久しぶりです!−れーな(4/1-18:25)No.9282
  ┗Re:お久しぶりです!−扇(4/2-15:05)No.9293


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9232頑張れ! 地球防衛軍!!(時期ネタ)3/30-15:25



 みなさん今日は〜、性懲りもなく扇再見参です。なんかまた、暴走しようとしてますよ〜。

 今回は・・・ちょっと時期ネタの小説を。
 登場人物は、扇の中では過去最大だと思います。超たくさん。
 カップリング(?)もすごいです。
 ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ゼラゼロです(笑)
 全然わかりませんけどね。
 あと、なぜか登場フィリオネル殿下(爆)。
 詳しくは、以下をお読み下さい〜

___________________________________

  『頑張れ! 地球防衛軍!!』

 突然だが、今は2000年4月某日。
 花見シーズン真っ盛りである。
 そんななか、とある島国の首都・東京シティーにある、小さな小さな(まさかバックに政府がついてるなんて事、だれも気づかないような)事務所がある。
 その事務所は・・・探偵事務所でなければ、アイドル事務所でもない。
 その名は、なんと・・・
 『地球防衛軍』!!

「暇ねー」
 その『地球防衛軍』のリーダー・・・その名もリナ=インバースことあたしは、ぼそっとつぶやいた。
 暇を暇と言って何が悪い。
 春休み真っ盛りだろ、宿題しろ、だって?
 んなもん、とっくの昔に終わったわ。
 だって、このあたしは・・・美少女天才サイコのリナ=インバースだもの!!
 ・・・え? 質問? どこの国の人かって?
 ・・・・・・・・・・・・秘密。
「だけどさ、暇なのが平和な証拠だろ?」
 サブリーダーであるガウリイが、あたしに話しかけてきた。
 ちなみに、こいつは剣道・空手段持ちのアメリカ人。でも二世。
「でも、本当に暇ですよねー」
 隊員その1・アメリアも、あたしの意見に同意してくれた。
「トランプでもやりますか?」
 隊員その2・フィリアがトランプを持ってやってきた。
「あの二人は、今日も休み?」
 あたしが、誰ともかまわず言った。
 あの二人とは、同じく隊員のゼルガディスとヴァルのことだ。
 この二人は、大学の映画研究サークルとかいう、よくわからないサークルによってよく休むのである。
「あ、そういえば居ませんね」
「さっき、遅れるって電話が・・・」
 アメリアが、そこまで言ったときである。
  がらがらっ!!
 立て付けが悪く変な音がする戸を開けて、指令・・・一応一番偉い、フィル指令が入ってきた。
「皆のもの、外に整列だ。政府から緊急指令が下った!!」
 別に整列なんて、部屋の中でもいいと思うんだけどなぁ・・・。
 しかし、司令の命令は絶対。一応、この人は政府から派遣されたエリート(だと思う)なんだからね。
 あたしたちは、素直に従った。

「えー、本日、政府からGETに緊急に指令が下った」
 フィル指令が、分かり切っていることを大声で言う。
 たしか、政府からここに下る任務はすべて極秘だから、外部漏れには気をつけなければいけないんじゃなかったっけ・・・?
 ちなみに、GETとは、『ゲット』ではなく、この『地球防衛軍』の略である。ちなみに意味は・・・G(グレート)E(エリート)T(たぶん)である。
 英語と日本語がマッチングなのがミソ。
「だがしかし、この任務には人手が大量に必要である。
 そのため、このGETに新メンバーが加わる!」
 と言われ、フィル指令の後ろから二人の若者が現れる。
 一人は、黒髪をおかっぱにした、ニコ目の男。趣味じゃない。
 もう一人は、銀髪に浅黒い肌の美女。超美人だ。
「政府から特別に派遣された、ゼロス隊員とゼラス隊員だ。姉弟らしい。
 みんな、仲良くするように」
 ・・・小学校の転校生じゃないんだからさ・・・。
「よろしくお願いします」
「あ、こちらこそどうも」
 おきまりの文句を言い合った後、二人の新隊員はあたしたちの隣に並ぶ。
「で、指令。緊急指令とは、一体・・・?」
「うむ、とても緊急で重大だ。世界の緑と人々の平和を守る任務だ」
 指令は、そういって一度咳払いをした。
「花見の警備をしてもらう」

「なーんーでーあたしたちみたいなエリートが、花見の警備なんかしなきゃなんないのよーーっ!!」
 あたしは、大声で叫んだ。
 この『地球防衛軍』は、まず1999年7の月の恐怖の大王に対抗するために作られた、超能力などを持つ身体的エリートを寄せ合わせてできた対策本部なのだ。
 だがしかし、時がたつにつれ、この恐怖の大王がニコちゃん大魔王だとかハクション大魔王だという噂が立ってきて、しまいには何も起こらなかったため、しばらく『世界一暇な防衛軍』となった。
 次はY2Kに対抗するために1999年大晦日までほとんど徹夜で書類の片づけなんかをやらされた・・・結局これもたいしたことにはならなかった。
 このGETは、暇な防衛軍なのだ。
 だが、しかし・・・花見の警備はないだろう!? 花見の警備は!!
「暇なんだからしかたないじゃないですか・・・それに、この警備は、桜の木の枝を折らせないようにする、人々の喧嘩を起こさないようにする重要任務なんですよ」
 仕事熱心なアメリアは、望遠鏡片手にあたりをのぞき回っている。
 あたしたちは、一般観光客に扮して、花見を実際にしていたりする。
「リナさん・・・ですよね?」
 新メンバー・ゼラスとゼロス姉弟が、あたしに話しかけてきた。
「ここの人々は、地球防衛軍としてのエリートだそうですが・・・具体的に、どんな特技があるんですか?」
「あたしは、サイコとして透視ができる凄い人なのよ」
 えっへん、と胸を張る。
「・・・それだけ?」
「・・・ゼラス隊員なんか文句ある?」
「・・・別に」
 静かなる会話が、少し続く。
 ゼロス隊員が、場を盛り上げようと質問を再びしてきた。
「ほかの方々は?」
「アメリアは、持ち前の格闘技と正義の心と・・・高いところから飛び降りたら、必ず頭から落ちるという特技。
 ガウリイは、剣道と空手が段持ち。
 ゼルは、持ち前の知識でデスク係。
 フィリアはお茶くみと優しい心で、ヴァルはただのヤンキー」
「・・・それって、喧嘩売ってんのか?」
 どっから聞きつけたのか、ヴァルがビール片手にわいてきた。
「はいはい。このヴァルもサイコで、物体転送とかが得意、と。
 フィリアは、人の心が少し読める、ゼルは本来そこにないものを写真でとれるの」
「ああ、あの心霊写真取りですね」
 ゼロス隊員が、なんか納得している。
 ちょっと違うと思うが・・・。
「あなた達二人は?」
「僕は極度の心霊体質なんです」
 ゼロス隊員が、にっこり笑って言う。
「ほら、リナさんの右後方に、このあたりで自殺した女性の霊が・・・」
「またまた、冗談でしょ」
「それがマジだからどうしようもないんですよねー」
 そういわれ、あたしはそそくさとヴァルと位置を交換する。
「おいコラ」
 抗議の声は無視無視。
「で、ゼラスさんは?」
「ふふふ・・・わたしは外国語が得意でね。たぶん、二十カ国語くらいはしゃべれるわ。実際はもっとだけど」
 ・・・・・・どこで勉強したのだろう。
「けど、こいつの透視って、やっぱ一番役に立たないと思うよな・・・」
 ヴァルが、あたしを指さして言う。
 まったくもって、失礼なヤツである。
「リナさん、大変です!」
 カラオケマイクを握ったフィリアが、あたしに声をかけた。
 不届きな輩、登場か!?
「どうしたの!?」
「ビールが切れました!」
 ・・・・・・フィリア・・・・・・相当酔ってるな。
「勝手に買ってこーーいっ!!」
 あたしはそう叫んだ。
「リナさん!」
 今度はアメリアだ。
「なーに、今度はオレンジジュースが切れた?」
「違います! あそこに、桜を傷つける不届きな輩が!!」
 それなら一大事だわ!
「よし、あたしとアメリアとガウリイで向かうわ・・・って、ガウリイは?」
 あたしは、そのときガウリイが見あたらないことに気づく。
「酔いつぶれて寝ちゃってます」
「・・・(怒)」
「あ、だったら僕が行きます」
 ゼロス隊員が立ち上がって言った。
 新入りの能力拝見、ってやつね。
「よし、いざ成敗しにしゅっぱーつ!」

 アメリアが言ったのは、桜の木に登っているカップルだった。
 ああいうやつらは、桜の木に相合い傘を書いたりする、不届きな奴らに違いない。
「そこ! 桜の木に登って、何してるの!!」
 あたしは、黒い手帳を一瞬だけちらつかせる。
 これで、この手帳は警察手帳あたりに見えただろう。
 カップルは一瞬ぎょっとしたようだが、すぐに顔に怒りを露わにさせる。
「警察さん、あんたたちって鬼の化身ね!!」
 を・・・をや?
「この木のてっぺんに子猫が宙づりにされてるのよ!!
 それを無視して、さらにわたしたちをとがめるなんて・・・だから、日本の警察って・・・」
 ち・・・ちょっとまてぇぇっ!!
「そんな話聞いてないわよ、アメリア!」
「え、え、でもー」
「でもも何もない!! 早く助けに行きなさい!!」
「はい、それは正義です!」
 アメリアは、早速木をよじよじと昇っていった。

 その後も、誤報は続く。
「リナさん、あっちに桜の木の根本を掘ってる人が・・・」
「・・・はあ?」
 ゼロスの言葉に、あたしは疑問を感じながらも見てみる。
 たしかに掘ってる。
「・・・で?」
「あそこには、三年前に自殺した人の骸骨が埋まってて・・・あのまま言ったら大問題になるって、霊が言ってます」
 ・・・ぷち(切れた音)。
「ならあんたが止めてきなさぁぁぁいっ!!」

「リナさん、大変です!」
「なによ、フィリア」
「焼酎も切れました!!」
「・・・・・・」

「リナさん! あそこに、倒れてる人が・・・」
「リナさん、お弁当も切れました!」
「リナさん!」
「リナさん!!」
「リナさ・・・」
 ・・・・・・ぷっちんきた。
「勝手にしなさぁぁぁぁいっ!!」
  ごおおおおおおおおおおおっ!!
 あたしが叫んだと同時に、あたりの物が散らばっていく!
「わぁぁぁっ!! リナさん、落ち着いて下さい!!」
 そういわれても、あたしは止まらない。
 あたしが、この防衛軍のリーダーになったわけは、これである。
 キレるとポルターガイストを起こす。
 その名も、『ドラグ・スレイブ』!!
「リナさぁぁぁぁぁん・・・・・・」
 アメリアの悲鳴を最期に・・・・・・
 全部飛んでいった。

 わずかに、残った物は・・・。
 重みで飛んでいかなかった、酔っぱらって『孫』を熱唱(?)しているゼルと、『物体転送』でその場にしがみついて、あたしをジト目で見つめるヴァルだけだった・・・。

 そんなこんなで、とっても暇な『地球防衛軍』、略してGET(グレートエリートたぶん)。
 けれど、たぶん今日も彼らはどたばた騒いで『ドラグ・スレイブ』を起こしているに違いない。
 もし見かけたら、指さして笑ってすぐ逃げよう。
 頑張れ地球防衛軍。負けるな地球防衛軍。
 今日の友は明日の敵、今日の敵も明日の敵。
 それでも頑張れ、地球防衛軍!!
                                           END
                                     注意・サイコとは超能力者のことです(たしか)。

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9282お久しぶりです!れーな E-mail 4/1-18:25
記事番号9232へのコメント

お久しぶりです!れーなです!
↑のはあたしがコメント投稿するのが久しぶりとゆー意味です。
ロココさん時代に一度投稿したと思うので。
> みなさん今日は〜、性懲りもなく扇再見参です。なんかまた、暴走しようとしてますよ〜。
どんどん暴走しちゃってください。
> 今回は・・・ちょっと時期ネタの小説を。
お花見のことですよね・・・?
> 登場人物は、扇の中では過去最大だと思います。超たくさん。
> カップリング(?)もすごいです。
> ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ゼラゼロです(笑)
> 全然わかりませんけどね。
> あと、なぜか登場フィリオネル殿下(爆)。
> 詳しくは、以下をお読み下さい〜
確かに多いですね〜・・・フィルさんが登場・・・さすがフィルさん・・・(←?)
>___________________________________
>
>  『頑張れ! 地球防衛軍!!』
>
> 突然だが、今は2000年4月某日。
> 花見シーズン真っ盛りである。
> そんななか、とある島国の首都・東京シティーにある、小さな小さな(まさかバックに政府がついてるなんて事、だれも気づかないような)事務所がある。
> その事務所は・・・探偵事務所でなければ、アイドル事務所でもない。
> その名は、なんと・・・
> 『地球防衛軍』!!
バックに政府がついてるってことはフィルさんってば総理大臣とお友達・・・
正義のお話に花を咲かせていたりして・・・
>「暇ねー」
> その『地球防衛軍』のリーダー・・・その名もリナ=インバースことあたしは、ぼそっとつぶやいた。
> 暇を暇と言って何が悪い。
> 春休み真っ盛りだろ、宿題しろ、だって?
> んなもん、とっくの昔に終わったわ。
> だって、このあたしは・・・美少女天才サイコのリナ=インバースだもの!!
何ぃ?!あたしなんかまだ三分の一も終わってないっていうのに・・・
> ・・・え? 質問? どこの国の人かって?
> ・・・・・・・・・・・・秘密。
なぜ。なぜに秘密・・・?
>「だけどさ、暇なのが平和な証拠だろ?」
> サブリーダーであるガウリイが、あたしに話しかけてきた。
> ちなみに、こいつは剣道・空手段持ちのアメリカ人。でも二世。
>「でも、本当に暇ですよねー」
> 隊員その1・アメリアも、あたしの意見に同意してくれた。
>「トランプでもやりますか?」
> 隊員その2・フィリアがトランプを持ってやってきた。
>「あの二人は、今日も休み?」
> あたしが、誰ともかまわず言った。
> あの二人とは、同じく隊員のゼルガディスとヴァルのことだ。
> この二人は、大学の映画研究サークルとかいう、よくわからないサークルによってよく休むのである。
怪しいぞ・・・2人とも・・・
>「あ、そういえば居ませんね」
>「さっき、遅れるって電話が・・・」
> アメリアが、そこまで言ったときである。
>  がらがらっ!!
> 立て付けが悪く変な音がする戸を開けて、指令・・・一応一番偉い、フィル指令が入ってきた。
一応って・・・?
>「皆のもの、外に整列だ。政府から緊急指令が下った!!」
> 別に整列なんて、部屋の中でもいいと思うんだけどなぁ・・・。
> しかし、司令の命令は絶対。一応、この人は政府から派遣されたエリート(だと思う)なんだからね。
> あたしたちは、素直に従った。
逆らうとどーなるかわかんないもんね(笑)
>「えー、本日、政府からGETに緊急に指令が下った」
> フィル指令が、分かり切っていることを大声で言う。
> たしか、政府からここに下る任務はすべて極秘だから、外部漏れには気をつけなければいけないんじゃなかったっけ・・・?
> ちなみに、GETとは、『ゲット』ではなく、この『地球防衛軍』の略である。ちなみに意味は・・・G(グレート)E(エリート)T(たぶん)である。
> 英語と日本語がマッチングなのがミソ。
多分なのか・・・ま、メンバーがねえ・・・
>「だがしかし、この任務には人手が大量に必要である。
> そのため、このGETに新メンバーが加わる!」
> と言われ、フィル指令の後ろから二人の若者が現れる。
> 一人は、黒髪をおかっぱにした、ニコ目の男。趣味じゃない。
> もう一人は、銀髪に浅黒い肌の美女。超美人だ。
>「政府から特別に派遣された、ゼロス隊員とゼラス隊員だ。姉弟らしい。
> みんな、仲良くするように」
> ・・・小学校の転校生じゃないんだからさ・・・。
>「よろしくお願いします」
>「あ、こちらこそどうも」
ゼロス君だ!あたしってばゼロス君LOVEなのさ。
> おきまりの文句を言い合った後、二人の新隊員はあたしたちの隣に並ぶ。
>「で、指令。緊急指令とは、一体・・・?」
>「うむ、とても緊急で重大だ。世界の緑と人々の平和を守る任務だ」
> 指令は、そういって一度咳払いをした。
>「花見の警備をしてもらう」
なるほど!緑と人々の平和か!
>「なーんーでーあたしたちみたいなエリートが、花見の警備なんかしなきゃなんないのよーーっ!!」
> あたしは、大声で叫んだ。
> この『地球防衛軍』は、まず1999年7の月の恐怖の大王に対抗するために作られた、超能力などを持つ身体的エリートを寄せ合わせてできた対策本部なのだ。
> だがしかし、時がたつにつれ、この恐怖の大王がニコちゃん大魔王だとかハクション大魔王だという噂が立ってきて、しまいには何も起こらなかったため、しばらく『世界一暇な防衛軍』となった。
> 次はY2Kに対抗するために1999年大晦日までほとんど徹夜で書類の片づけなんかをやらされた・・・結局これもたいしたことにはならなかった。
> このGETは、暇な防衛軍なのだ。
> だが、しかし・・・花見の警備はないだろう!? 花見の警備は!!
それって○たたずって事よね・・・(←伏せても意味ないね)
>「暇なんだからしかたないじゃないですか・・・それに、この警備は、桜の木の枝を折らせないようにする、人々の喧嘩を起こさないようにする重要任務なんですよ」
> 仕事熱心なアメリアは、望遠鏡片手にあたりをのぞき回っている。
偉いぞ!アメリア!真面目すぎ!
> あたしたちは、一般観光客に扮して、花見を実際にしていたりする。
いいのか?それで・・・
>「リナさん・・・ですよね?」
> 新メンバー・ゼラスとゼロス姉弟が、あたしに話しかけてきた。
>「ここの人々は、地球防衛軍としてのエリートだそうですが・・・具体的に、どんな特技があるんですか?」
>「あたしは、サイコとして透視ができる凄い人なのよ」
> えっへん、と胸を張る。
>「・・・それだけ?」
>「・・・ゼラス隊員なんか文句ある?」
>「・・・別に」
> 静かなる会話が、少し続く。
・・・ゼラス様もリナちゃんも恐いい・・・
> ゼロス隊員が、場を盛り上げようと質問を再びしてきた。
>「ほかの方々は?」
>「アメリアは、持ち前の格闘技と正義の心と・・・高いところから飛び降りたら、必ず頭から落ちるという特技。
> ガウリイは、剣道と空手が段持ち。
> ゼルは、持ち前の知識でデスク係。
> フィリアはお茶くみと優しい心で、ヴァルはただのヤンキー」
>「・・・それって、喧嘩売ってんのか?」
> どっから聞きつけたのか、ヴァルがビール片手にわいてきた。
>「はいはい。このヴァルもサイコで、物体転送とかが得意、と。
> フィリアは、人の心が少し読める、ゼルは本来そこにないものを写真でとれるの」
>「ああ、あの心霊写真取りですね」
> ゼロス隊員が、なんか納得している。
> ちょっと違うと思うが・・・。
>「あなた達二人は?」
>「僕は極度の心霊体質なんです」
> ゼロス隊員が、にっこり笑って言う。
>「ほら、リナさんの右後方に、このあたりで自殺した女性の霊が・・・」
>「またまた、冗談でしょ」
>「それがマジだからどうしようもないんですよねー」
> そういわれ、あたしはそそくさとヴァルと位置を交換する。
>「おいコラ」
> 抗議の声は無視無視。
>「で、ゼラスさんは?」
>「ふふふ・・・わたしは外国語が得意でね。たぶん、二十カ国語くらいはしゃべれるわ。実際はもっとだけど」
> ・・・・・・どこで勉強したのだろう。
>「けど、こいつの透視って、やっぱ一番役に立たないと思うよな・・・」
> ヴァルが、あたしを指さして言う。
> まったくもって、失礼なヤツである。
みんなスゴイなー・・・ところでゼラス様ってどこの人?
>「リナさん、大変です!」
> カラオケマイクを握ったフィリアが、あたしに声をかけた。
> 不届きな輩、登場か!?
>「どうしたの!?」
>「ビールが切れました!」
> ・・・・・・フィリア・・・・・・相当酔ってるな。
ここであたしは思わず吹きました・・・フィリアがぁ・・・
>「勝手に買ってこーーいっ!!」
> あたしはそう叫んだ。
>「リナさん!」
> 今度はアメリアだ。
>「なーに、今度はオレンジジュースが切れた?」
>「違います! あそこに、桜を傷つける不届きな輩が!!」
> それなら一大事だわ!
>「よし、あたしとアメリアとガウリイで向かうわ・・・って、ガウリイは?」
> あたしは、そのときガウリイが見あたらないことに気づく。
>「酔いつぶれて寝ちゃってます」
>「・・・(怒)」
>「あ、だったら僕が行きます」
> ゼロス隊員が立ち上がって言った。
> 新入りの能力拝見、ってやつね。
>「よし、いざ成敗しにしゅっぱーつ!」
>
> アメリアが言ったのは、桜の木に登っているカップルだった。
> ああいうやつらは、桜の木に相合い傘を書いたりする、不届きな奴らに違いない。
>「そこ! 桜の木に登って、何してるの!!」
> あたしは、黒い手帳を一瞬だけちらつかせる。
> これで、この手帳は警察手帳あたりに見えただろう。
> カップルは一瞬ぎょっとしたようだが、すぐに顔に怒りを露わにさせる。
>「警察さん、あんたたちって鬼の化身ね!!」
> を・・・をや?
>「この木のてっぺんに子猫が宙づりにされてるのよ!!
> それを無視して、さらにわたしたちをとがめるなんて・・・だから、日本の警察って・・・」
> ち・・・ちょっとまてぇぇっ!!
>「そんな話聞いてないわよ、アメリア!」
>「え、え、でもー」
>「でもも何もない!! 早く助けに行きなさい!!」
>「はい、それは正義です!」
> アメリアは、早速木をよじよじと昇っていった。
>
> その後も、誤報は続く。
>「リナさん、あっちに桜の木の根本を掘ってる人が・・・」
>「・・・はあ?」
> ゼロスの言葉に、あたしは疑問を感じながらも見てみる。
> たしかに掘ってる。
>「・・・で?」
>「あそこには、三年前に自殺した人の骸骨が埋まってて・・・あのまま言ったら大問題になるって、霊が言ってます」
> ・・・ぷち(切れた音)。
>「ならあんたが止めてきなさぁぁぁいっ!!」
あはは・・・ゼロス君ってば、火に油を注がなくっても・・
>「リナさん、大変です!」
>「なによ、フィリア」
>「焼酎も切れました!!」
>「・・・・・・」
またしても吹いたあたし。
>「リナさん! あそこに、倒れてる人が・・・」
>「リナさん、お弁当も切れました!」
>「リナさん!」
>「リナさん!!」
>「リナさ・・・」
> ・・・・・・ぷっちんきた。
>「勝手にしなさぁぁぁぁいっ!!」
>  ごおおおおおおおおおおおっ!!
> あたしが叫んだと同時に、あたりの物が散らばっていく!
>「わぁぁぁっ!! リナさん、落ち着いて下さい!!」
> そういわれても、あたしは止まらない。
> あたしが、この防衛軍のリーダーになったわけは、これである。
> キレるとポルターガイストを起こす。
> その名も、『ドラグ・スレイブ』!!
>「リナさぁぁぁぁぁん・・・・・・」
> アメリアの悲鳴を最期に・・・・・・
> 全部飛んでいった。
そーだったの・・・?リナおそるべし。ってゆーかお弁当って・・・?
> わずかに、残った物は・・・。
> 重みで飛んでいかなかった、酔っぱらって『孫』を熱唱(?)しているゼルと、『物体転送』でその場にしがみついて、あたしをジト目で見つめるヴァルだけだった・・・。
あんまし笑わさんでください・・・腹痛い・・・
孫って・・・孫だってさ・・・あっははははは・・・
> そんなこんなで、とっても暇な『地球防衛軍』、略してGET(グレートエリートたぶん)。
> けれど、たぶん今日も彼らはどたばた騒いで『ドラグ・スレイブ』を起こしているに違いない。
> もし見かけたら、指さして笑ってすぐ逃げよう。
> 頑張れ地球防衛軍。負けるな地球防衛軍。
> 今日の友は明日の敵、今日の敵も明日の敵。
> それでも頑張れ、地球防衛軍!!
あー・・・笑った笑った・・・                             
        END
>注意・サイコとは超能力者のことです(たしか)。
そーなんですか?あたしそーゆーのはぜんっぜん知らないんですね。

あ、ちゃんとヴァルフィリ小説、読んでますよー
あたしのお気に入りはゼロリナとゼルリナです。
が、別になんでもおっけーですよ。

ところでこれは続きあるんですか?
書いてほしーな・・・とか図々しいこと考えてるんですけど・・・

ま、他の小説も楽しみにしてますんで。
では、れーなでした。

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9293Re:お久しぶりです!4/2-15:05
記事番号9282へのコメント

れーなさんは No.9282「お久しぶりです!」で書きました。

 お久しぶりです〜、扇です。

>お久しぶりです!れーなです!
>↑のはあたしがコメント投稿するのが久しぶりとゆー意味です。
>ロココさん時代に一度投稿したと思うので。
 はい、一度投稿していただきました〜

>> みなさん今日は〜、性懲りもなく扇再見参です。なんかまた、暴走しようとしてますよ〜。
>どんどん暴走しちゃってください。
 言っちゃった! れーな様、とうとう言っちゃいましたねっ!?
 よっしゃ、暴走させていただきます(笑)

>> 今回は・・・ちょっと時期ネタの小説を。
>お花見のことですよね・・・?
 そーです、お花見です。

>> 登場人物は、扇の中では過去最大だと思います。超たくさん。
>> カップリング(?)もすごいです。
>> ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ゼラゼロです(笑)
>> 全然わかりませんけどね。
>> あと、なぜか登場フィリオネル殿下(爆)。
>> 詳しくは、以下をお読み下さい〜
>確かに多いですね〜・・・フィルさんが登場・・・さすがフィルさん・・・(←?)
 さすがフィリオネル殿下・・・(激謎)

>バックに政府がついてるってことはフィルさんってば総理大臣とお友達・・・
>正義のお話に花を咲かせていたりして・・・
 お友達かどうかはわかりませんが、きっと地球平和のお話に花を咲かせています。絶対。

>> 春休み真っ盛りだろ、宿題しろ、だって?
>> んなもん、とっくの昔に終わったわ。
>> だって、このあたしは・・・美少女天才サイコのリナ=インバースだもの!!
>何ぃ?!あたしなんかまだ三分の一も終わってないっていうのに・・・
 わたしも大ピンチです〜!!

>> ・・・え? 質問? どこの国の人かって?
>> ・・・・・・・・・・・・秘密。
>なぜ。なぜに秘密・・・?
 考えてないから(爆)
 だって、赤毛で名前が「リナ」・・・何人!?

>> あの二人とは、同じく隊員のゼルガディスとヴァルのことだ。
>> この二人は、大学の映画研究サークルとかいう、よくわからないサークルによってよく休むのである。
>怪しいぞ・・・2人とも・・・
 映研サークルって実在するそうなんですが・・・怪しいっすよね。

>> 立て付けが悪く変な音がする戸を開けて、指令・・・一応一番偉い、フィル指令が入ってきた。
>一応って・・・?
 一応なんです、いちおー。リナには目上の人を尊敬するって概念がないんです!(ルナ姉ちゃんのぞく)

>> ちなみに、GETとは、『ゲット』ではなく、この『地球防衛軍』の略である。ちなみに意味は・・・G(グレート)E(エリート)T(たぶん)である。
>> 英語と日本語がマッチングなのがミソ。
>多分なのか・・・ま、メンバーがねえ・・・
 たぶんです。たぶんグレートでエリートなんですよ(笑)

>>「だがしかし、この任務には人手が大量に必要である。
>> そのため、このGETに新メンバーが加わる!」
>> と言われ、フィル指令の後ろから二人の若者が現れる。
>> 一人は、黒髪をおかっぱにした、ニコ目の男。趣味じゃない。
>> もう一人は、銀髪に浅黒い肌の美女。超美人だ。
>>「政府から特別に派遣された、ゼロス隊員とゼラス隊員だ。姉弟らしい。
>> みんな、仲良くするように」
>> ・・・小学校の転校生じゃないんだからさ・・・。
>>「よろしくお願いします」
>>「あ、こちらこそどうも」
>ゼロス君だ!あたしってばゼロス君LOVEなのさ。
 わたしもゼロス君らう゛なのさ。

>> おきまりの文句を言い合った後、二人の新隊員はあたしたちの隣に並ぶ。
>>「で、指令。緊急指令とは、一体・・・?」
>>「うむ、とても緊急で重大だ。世界の緑と人々の平和を守る任務だ」
>> 指令は、そういって一度咳払いをした。
>>「花見の警備をしてもらう」
>なるほど!緑と人々の平和か!
 緑と人々の平和を守れば、みんなハッピーさ!(意味不明)

>> このGETは、暇な防衛軍なのだ。
>> だが、しかし・・・花見の警備はないだろう!? 花見の警備は!!
>それって○たたずって事よね・・・(←伏せても意味ないね)
 役た○ずです。

>>「暇なんだからしかたないじゃないですか・・・それに、この警備は、桜の木の枝を折らせないようにする、人々の喧嘩を起こさないようにする重要任務なんですよ」
>> 仕事熱心なアメリアは、望遠鏡片手にあたりをのぞき回っている。
>偉いぞ!アメリア!真面目すぎ!
 偉いぞアメリア、凄いぞアメリア! その正義の心を貫き、人々の平和を守るんだ!(以上、アメリアのテーマソング『正義を愛する者の歌』より〜)

>> あたしたちは、一般観光客に扮して、花見を実際にしていたりする。
>いいのか?それで・・・
>>「リナさん・・・ですよね?」
>> 新メンバー・ゼラスとゼロス姉弟が、あたしに話しかけてきた。
>>「ここの人々は、地球防衛軍としてのエリートだそうですが・・・具体的に、どんな特技があるんですか?」
>>「あたしは、サイコとして透視ができる凄い人なのよ」
>> えっへん、と胸を張る。
>>「・・・それだけ?」
>>「・・・ゼラス隊員なんか文句ある?」
>>「・・・別に」
>> 静かなる会話が、少し続く。
>・・・ゼラス様もリナちゃんも恐いい・・・
 怖くって怖くって、宇宙人語をしゃべりたくなっちゃいますね(なぜ?)


>>「で、ゼラスさんは?」
>>「ふふふ・・・わたしは外国語が得意でね。たぶん、二十カ国語くらいはしゃべれるわ。実際はもっとだけど」
>> ・・・・・・どこで勉強したのだろう。
>>「けど、こいつの透視って、やっぱ一番役に立たないと思うよな・・・」
>> ヴァルが、あたしを指さして言う。
>> まったくもって、失礼なヤツである。
>みんなスゴイなー・・・ところでゼラス様ってどこの人?
 それは秘密です。

>>「リナさん、大変です!」
>> カラオケマイクを握ったフィリアが、あたしに声をかけた。
>> 不届きな輩、登場か!?
>>「どうしたの!?」
>>「ビールが切れました!」
>> ・・・・・・フィリア・・・・・・相当酔ってるな。
>ここであたしは思わず吹きました・・・フィリアがぁ・・・
 ははははは。フィリアって酔ったら凄い、ってイメージがあって・・・(ガウリイも凄いですよね。「まとも」になっちゃうなんて・・・)

>> その後も、誤報は続く。
>>「リナさん、あっちに桜の木の根本を掘ってる人が・・・」
>>「・・・はあ?」
>> ゼロスの言葉に、あたしは疑問を感じながらも見てみる。
>> たしかに掘ってる。
>>「・・・で?」
>>「あそこには、三年前に自殺した人の骸骨が埋まってて・・・あのまま言ったら大問題になるって、霊が言ってます」
>> ・・・ぷち(切れた音)。
>>「ならあんたが止めてきなさぁぁぁいっ!!」
>あはは・・・ゼロス君ってば、火に油を注がなくっても・・
 ゼロス君の特技なんですよ、それが。

>>「リナさん、大変です!」
>>「なによ、フィリア」
>>「焼酎も切れました!!」
>>「・・・・・・」
>またしても吹いたあたし。
 焼酎なんか持ってくるなよな〜・・・

>>「リナさん! あそこに、倒れてる人が・・・」
 酔っぱらって倒れただけ。

>>「リナさん、お弁当も切れました!」
 食べ過ぎ。

>>「リナさん!」
>>「リナさん!!」
>>「リナさ・・・」
>> ・・・・・・ぷっちんきた。
>>「勝手にしなさぁぁぁぁいっ!!」
>>  ごおおおおおおおおおおおっ!!
>> あたしが叫んだと同時に、あたりの物が散らばっていく!
>>「わぁぁぁっ!! リナさん、落ち着いて下さい!!」
>> そういわれても、あたしは止まらない。
>> あたしが、この防衛軍のリーダーになったわけは、これである。
>> キレるとポルターガイストを起こす。
>> その名も、『ドラグ・スレイブ』!!
>>「リナさぁぁぁぁぁん・・・・・・」
>> アメリアの悲鳴を最期に・・・・・・
>> 全部飛んでいった。
>そーだったの・・・?リナおそるべし。ってゆーかお弁当って・・・?
 お弁当は人々の生命力の源なんです!!(たぶん)

>> わずかに、残った物は・・・。
 者じゃなくて、物です。

>> 重みで飛んでいかなかった、酔っぱらって『孫』を熱唱(?)しているゼルと、『物体転送』でその場にしがみついて、あたしをジト目で見つめるヴァルだけだった・・・。
>あんまし笑わさんでください・・・腹痛い・・・
>孫って・・・孫だってさ・・・あっははははは・・・
 ゼルは実は演歌ファンだった!
 映研サークルでは、「男はつらいよ」を中心に研究中!(謎)

>> そんなこんなで、とっても暇な『地球防衛軍』、略してGET(グレートエリートたぶん)。
>> けれど、たぶん今日も彼らはどたばた騒いで『ドラグ・スレイブ』を起こしているに違いない。
>> もし見かけたら、指さして笑ってすぐ逃げよう。
>> 頑張れ地球防衛軍。負けるな地球防衛軍。
>> 今日の友は明日の敵、今日の敵も明日の敵。
>> それでも頑張れ、地球防衛軍!!
>あー・・・笑った笑った・・・                             
>        END
>>注意・サイコとは超能力者のことです(たしか)。
>そーなんですか?あたしそーゆーのはぜんっぜん知らないんですね。
 わたしもよくは知りません。「リサーチ200X」とかは見てますけどね。

>あ、ちゃんとヴァルフィリ小説、読んでますよー
 それは嬉しいです〜

>あたしのお気に入りはゼロリナとゼルリナです。
>が、別になんでもおっけーですよ。
 わたしも実はそうです。一番好きなのはヴァルフィリ&ガウリナなんですけどね。
 最近はヴァルゼロ(おい)も気に入ってきて・・・(妄想中)

>ところでこれは続きあるんですか?
>書いてほしーな・・・とか図々しいこと考えてるんですけど・・・
 お望みとあらば、書くかもしれません。一応ネタはあるんです。

>ま、他の小説も楽しみにしてますんで。
>では、れーなでした。
 ではでは、扇でした〜、はい。