◆−獣神官の復讐−tsubame(4/7-21:54)No.9414
 ┗Re:獣神官の復讐−風和(4/7-22:36)No.9417
  ┗Re:獣神官の復讐−tsubame(4/8-09:56)No.9420


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9414獣神官の復讐tsubame E-mail 4/7-21:54


こんにちは、tsubameです。またまたしょうもないものを思い付いてしまったので、投稿させて頂きます。これは、前に投稿させて頂いた「最強の精神攻撃?!」の後日談な話です。食事をする前の方は、読まないほうがいいと思います。それでは、どうぞ。


      獣神官の復讐


 ゼロスが最強の精神攻撃をアメリアから受けて、しばらく経ったある日。
「や、やめて下さい…。…アメリアさん、そ、それだけは…って、またあの夢ですか?」
 がばっとベッドから飛び起きるゼロス。
「あの時の事をずっと夢に見ますね。このままでは、僕が滅んでしまいます。なんとかしなければ…。…………そうです!」
 なんとかする方法を考えていたゼロスだが、突然何かを思い付く。
「待ってて下さいね、皆さん(はあと)」
 そう言って、ゼロスは空間を渡りリナたちの元へ行く。

 ゼロスが何かを思い付いた頃、リナたちは…。
「リナさん、フィリアさん。あれからゼロスさんの姿が見えませんね」
 アメリアが残念そうに言う。
「生ゴミが姿を現さない事は良い事です! うわさなんかなさったら、生ゴミが現れます!」
 もっともな事を言うフィリア。
「大丈夫よ、フィリア。ゼロスは、あんなにひどい精神攻撃を喰らったんだもん。今頃、夢でうなされてるんじゃない、きっと。ねえ、アメリア?」
 かなり引きつった笑顔で答えるリナ。
「リナさん、怖いです。まあ、それもそうですね。でも、魔族って寝るんでしょうか?」
 冷や汗を流しながらも尋ねるアメリア。
「うーん、どうだろ? 魔族はどうか知らないけど、案外、ゼロスだったら寝るかもね」
 有り得そうな事を言うリナ。
「あの生ゴミですからねえ、案外ありそうですね」
「そうかもしれませんね」
 リナの言葉に、妙に納得するフィリアにアメリア。
「どうも皆さん、こんにちは。お久しぶりです」
 突然現れ、にこやかに挨拶をするゼロス。
「ゼロス、あんたあのダメージから、回復したんだ」
 感心したように言うリナ。
「ゼロスさん、とうとう正義に目覚め、真人間になる気になったんですね?! ああ、長い間待ちつづけていた甲斐がありました。さあ、今こそ一緒に悪を滅ぼしましょう!!」
 勝手に決め付けるアメリア。
「よくも、ぬけぬけと、人の目の前に現れて! この生ゴミ魔族!!」
 怒りに震えながら言うフィリア。
「皆さん、落ち着いて下さい。今日は、僕からのプレゼントがあるんです。」
 ゼロスが言うなり、手をパチンと鳴らす。
 すると、リナたちの前にあるテーブルの上に、皿に蓋をされた料理とスプーンがたくさん出される。
「「こ、これは…? まさか…! ゼロス(さん)の手料理?!」」
 ある事を思い出すリナとアメリア。
「そうです、リナさん。これは、黄金竜をも一口で倒す、究極の秘伝料理、子羊のカオス風味マンドラゴラ添えです。ぜひ、皆さんで食べて下さい(はあと)」
 皆さんでという部分を強調するゼロス。
「黄金竜をも一口で倒すって、そんなの嘘に決まってます!!」
 ゼロスの手料理を知らないフィリアは力強く否定する。
「なら、食べてみてください。そうすれば分かりますよ、フィリアさん」
 意地悪く言うゼロス。
「フィリア! 絶対に食べちゃダメ! それは、人間が食べれる代物じゃないわ!!」
 フィリアを止めるために、きっぱり言うリナ。
 しかし、その言葉に怒ったフィリアは、リナの言葉を無視し皿の蓋を取るが、取った途端に異様な臭いが臭って来た。
 その臭いを嗅いだ途端に、フィリアは顔色が悪くなり、バターン!!と倒れる。
「「フィリア(さん)!」」
 声を揃えて言うリナとアメリア。その鼻には、洗濯バサミがつけられている。
「フィリアさんを倒した罪は重いですよ、ゼロスさん!」
 ゼロスを指差し言うアメリア。
「アメリアさんは、僕の料理を食べて下さらないんですか? せかっく、人がアメリアさんのために一生懸命作ったのに、それを食べて下さらないのは、ズバリ悪ですね」
 すごい理論で、はっきり言うゼロス。
「うっ、そ、それは…」
 動揺するアメリア。
「動揺しちゃダメ! アメリアにあの料理を食べさせる事が、ゼロスの狙いなのよ!」
 必死にアメリアを落ち着かせようと言うリナ。
「なら、食べて下さいますよね、アメリアさん?」
 リナの言葉を無視し、ゼロスはにっこりと言う。
「…は、はい。食べます…」
 リナの言葉も虚しく、泣きながら言うアメリア。
 そして、アメリアはスプーンで汁をすくい一口飲む。
 飲んだ途端に、顔色を悪くしてこれまた、バターン!!と倒れる。
「アメリア!」
 リナが倒れたアメリアに呼びかける。が、反応は無い。
「ゼロス、あんたの目的はあたしたちへの復讐なんでしょ?」
 去って行こうとするゼロスに、冷静に尋ねるリナ。
「ええ、そうですよ。正確に言えば、アメリアさんへの復讐ですが」
 動きを止め、いけしゃあしゃあと答えるゼロス。
「あたしには、復讐はしないの?」
 なぜ?と聞くリナ。
「それは、リナさんも被害者だからです。それより、アメリアさんたちの手当てをしなくてもよろしいんですか?」
 そう言って、ゼロスは空間を渡って去って行った。あの料理の数々を残して。

 それから、アメリアとフィリアはリナの必死の看病で、5時間後に気が付いた。そして、ゼロスが残した料理を片付けた。だが、その臭いは一週間消えずに残った。そのせいでリナたち3人は、しばらく食欲がわかなかったらしい。
「自業自得ですよ、皆さん(はあと)」byゼロス


 全然、続きじゃないような気もします。うーん、どうやら私は、相当フィリアをひどい目に合わせてしまっているみたいです。フィリアファンの方、すみません。それと、こんなしょうもないものを最後まで読んで下さった方、有り難うございます。では、tsubameでした。

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9417Re:獣神官の復讐風和 E-mail 4/7-22:36
記事番号9414へのコメント

 
  どぉもですv前回感想書かせていただいた風和ですv
次に僕の小説があるのでお暇でしたらお読みくださいv(さり気にCM)

・・・ぜ・・・ゼロスくん・・・・君材料は一体何を使ったんだ・・・

「それは秘密ですv」(by。ゼロス)

・・・・(汗)

ああ恐ろしや恐ろしや。

さすが、魔族!違う意味ですごひぞ獣神官!!

・・・って・・・感想になってませんけど、とっても面白かったですv

ではまた頑張ってくださいねv

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9420Re:獣神官の復讐tsubame E-mail 4/8-09:56
記事番号9417へのコメント

風和さんは No.9417「Re:獣神官の復讐」で書きました。
>
> 
>  どぉもですv前回感想書かせていただいた風和ですv
どうも、またまた書かせて頂いたtsubameです。
>次に僕の小説があるのでお暇でしたらお読みくださいv(さり気にCM)
はい、読んでみます。
>
>・・・ぜ・・・ゼロスくん・・・・君材料は一体何を使ったんだ・・・
>
>「それは秘密ですv」(by。ゼロス)
>
>・・・・(汗)
あははは…。あまり、想像したくありませんね(汗)
>
>ああ恐ろしや恐ろしや。
確かに…。
>
>さすが、魔族!違う意味ですごひぞ獣神官!!
そうおっしゃって頂けて幸せです。もう完璧に性格が違うような気がしてたんですけど…。
>
>・・・って・・・感想になってませんけど、とっても面白かったですv
いえいえ、とんでもありません。じゅうぶん、感想になっていますよ。有り難うございます。
>
>ではまた頑張ってくださいねv
はい、がんばります。風和さんも、ぜひぜひがんばって下さい。では、tsubameでした。