◆−オリジナルです。−旋風(4/29-06:29)No.9787
 ┗すいませんっ−旋風(4/29-06:39)No.9788
  ┗はじめまして−一坪@39.2℃(4/29-07:18)No.9789
   ┗あの・・・大丈夫ですか…?−旋風(4/29-07:41)No.9790


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9787オリジナルです。旋風 4/29-06:29



「時雨」第一章【血染めの霧】 

サイレンの鳴り響く谷。殺人課の敏腕刑事、希嶋梓弥は、「また…。」と溜息を漏らした。
隣に座っていた喜戸も「これで三人目…。」と言葉を濁していた。

 そもそもの始まりは、四ヶ月ほど前。希嶋、喜戸、そして部下の二熊は、休暇を取ってこの山間の小さな町に来ていた。そこは十年前、迷宮入りとなったある事件が起きた場所で三人はおもしろ半分でその謎を解こうと旅館の近くの山へと入ったのだった。
旅館の女将は「ここらへんは夕方になると霧が出るんですよ。特にあの山は、濃い霧が出るのでここらの人は、≪迷わし山≫って呼ぶ人が多いんです。よく行方不明の方が出たりするんでね。まぁ、入るんならくれぐれもお気をつけて。」と言ってくれた。
その話はかえって三人をもりあげて、ついに暗くなってから入ろうと言う話になってしまったのだ。
 夕方六時過ぎ。田舎ではもう闇に染まるころ、三人は山へと入って行った。
女将は何度も止めた。けれど三人が如何してもと言うのでしぶしぶ「じゃあ、なにかあると困りますから十二時をまわっても帰って来なかった時は警察に電話しますよ」と言って見送ったのだ。

 1時間ほど歩いたところで休憩をとる。用意しておいたお茶とサンドウィッチの軽い夕食。その時、「あっ、霧が…。」
喜戸が言った。いつのまにか三人の周りは霧で覆われていた。
「ねぇ帰りましょう。」二熊も言う。「そうね。」と希嶋が立ち上がったその時
―――ピカッ ゴロゴロ
青白い光が駆け抜けた。雷だ。途端にゴーッと凄い雨。
三人は慌てて近くの木の下へと走った。
「ついてない。」と希嶋。しかしふっと
「そうだわ、雷が鳴っているのにこんな所に来るなんて、木じゃあ危ないわ。雷に当たっちゃう。」
「うっかりしてた。そのとおりよ。こんな木の下じゃ…きゃーっ。」
突然喜戸が叫んだ。「どうしたの!」と希嶋は駆け寄る。
喜戸はしりもちをつき一点を指差している。
希嶋もそっちに目をやると思わず言葉を失った。
 大きな木の枝に女の死体が風で揺れていた。
白目をむき、口から血を滴らせている。ポトッポトッと血が一滴一滴垂れていた

数分は三人ともそのままだった。しかし「雨も弱くなったみたいですよ。」と二熊言った。はっとした希嶋も「帰って本庁に連絡を!」と叫んだ。三人が駆け出したのはほぼ同時だった。

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9788すいませんっ旋風 4/29-06:39
記事番号9787へのコメント

はじめまして、旋風です。
あぁっすいませんっここはスレイヤーズ小説置き場と知っていながら、
オリジナル小説なんて載せてしまいました。ちょっと載せてみたかっただけなんです。
この場を借りて謝らせてください。(ぺこん)
この話、実は続きます。今はまだ五章しかありません。
気に入らないのなら削除していいですから。

それでは
by旋風

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9789はじめまして一坪@39.2℃ E-mail 4/29-07:18
記事番号9788へのコメント

投稿ありがとうございました!

ちと熱高くてフラフラなので、まだ本編読んでないのですが(すみません)、
とりあえずオリジナル小説大歓迎です!

というわけで遠慮せずに続きも投稿してくださいね。

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9790あの・・・大丈夫ですか…?旋風 4/29-07:41
記事番号9789へのコメント

>投稿ありがとうございました!
>
>ちと熱高くてフラフラなので、まだ本編読んでないのですが(すみません)、
そんなに高熱なのに私の小説の感想なんて書いてくれてありがとうございますっ
>とりあえずオリジナル小説大歓迎です!
じゃあ、どんどん書きますね♪<をい
>というわけで遠慮せずに続きも投稿してくださいね。
はいっでは第二章「予告」いきますっ