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◆−はじめまして−コウ (2009/5/2 13:07:48) No.18473
 ┗ アニマルパニック?−コウ (2009/5/2 20:16:26) No.18474
  ┗ アニマルパニック?その2−コウ (2009/5/2 21:47:05) No.18475


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18473はじめましてコウ 2009/5/2 13:07:48


 はじめまして、初めて投稿する者です。下手な文章でしょうけれど呼んでくれるとうれしいです。
 これから、書くつもりです。今回は、自己紹介だけです。

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18474 アニマルパニック?コウ 2009/5/2 20:16:26
記事番号18473へのコメント

「リナさん!!起きてください。」
 朝早くから、雨リアにそういう大声を聞かされてあたしは、思わずさらに深く毛布の中に入る。あたしは昨日の夜、盗賊退治をしてきたのだ。できるならば、もうちょっと寝ていたい。
「リナさーん。お願いですから起きてください。」
 叫ばれて、あたしはしょうがなく目を開けて雨リアに文句を言おうと、口を開けた。
「ちょっと、アメリア。あたしを無理矢理おこ……そうと、………。」
 あたしを無理矢理起こそうとなんて良い読経しているじゃない。と、言おうとした言葉が、口からでない。黒髪の父親であるフェルさんになくて(よかったと思う。)、愛らしいという言葉が似合う少女の頭に三毛柄の猫耳とおそろいの柄のしっぽが生えている。
「……お休み。」
 そういうと、あたしは布団に潜り込む。
「リナさん。現実逃避しないでください。現実逃避されたらあたしは、このまま一人で外に出ないといけないんです。」
 悲痛な悲鳴をあげながらあたしの体をがくがく揺さぶる。
「わ、わか、わかった。」
 視界が、がくがく揺れながらあたしはそう叫んだ。
 今の私にわかることと言えば、なにやらものまたもやすごい厄介事に巻き込まれたと言うことだけだった。
 ………だからって猫耳はないと思うけれどなぁ。と、どこかさめた頭でそう思った。
「で、何だって猫耳をはやしているのよ。」
 と、パジャマ姿であたしが言うと同じくパジャマ姿のアメリアは
「わかりません。起きたら生えていたんです。
 リナさんには、生えていないんですね。」
と、アメリアが困ったように言う。
 生えてたまるか。そんなもん。
「……とにかく、ガウリィ達にも相談しましょ。まぁ、ガウリィがまともな意見を言うわけ無いでしょうけど、ゼルならまともな意見を言えると思うわ。」
 そういうと、あたしはとにかく着替えを始める。
「……そうですね。ガウリィさんは、だめでしょうけれど、ゼルガディスさんなら、良い意見を言えるでしょうしね。」
 アメリアもあっさりと肯定して、着替えを始める。やっぱり、アメリアに猫のしっぽも生えていた。

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18475 アニマルパニック?その2コウ 2009/5/2 21:47:05
記事番号18474へのコメント

 続きです。クレヨンしんちゃんの映画とは、関係ないつもりです。ただの偶然のはずです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 扉を開けたあたしは、ガウリィとゼルの部屋を開けたあたしは扉を閉めようかと考えた。なぜならば、キメラという銀色の髪の毛と岩の肌と言うロック・ゴーレムとブロウ・デーモンと人間が混ざったゼルにさらに白い猫耳としっぽが生えている。
 さらに、ガウリィの頭にはたれた犬耳と犬のしっぽが生えている。髪の毛とおそろいの金色の耳としっぽだ。
 ふと、怖くなって自分の頭を触るが変な物は生えていない。
「よぉ。リナ」
 何も考えてないような口調でガウリィが言う。そこに、
「『よぉ。』じゃ、なーい。」
 と、跳び蹴りをガウリィに喰らわせた。
 途方に暮れながら宿の下の食堂に行き
「うわぁ……。」
 宿の下にいる人間のみんながみんなうさ耳、犬耳、猫耳、ほかにもわからないがいろんな動物の特徴が混ざっていたりする。
 なんか、こうなるとあたしが変みたいだ。
 朝食を食べながらあたしはとにかく現状を整理する。
1 起きたらあたし以外動物と混ざっていた。
2 どうやら町中の人間がそうなったらしい
3 それでどーした。
 ………ひょっとしたら、何の問題も解決になっていないだけかもしれない。
「一体どうしてこうなったのか。が、問題だな。リナだけなっていないと言うことは、リナだけ違う行動をしたと言うことだな。」
 と、ゼルが焼き魚を食べながら言う。
 ガウリィは骨付き肉をかじり、アメリアは鶏のささみ肉を食べている。
 どーでも良いが、三人とも食事内容が変化した動物とどうかしているぞ。
 そこに、
「いやぁ。皆さん可愛らしくなっていますねぇ。」
 と、声と共にゼロスが現れた。
『ゼロス!』
 思わず声を上げるあたしとアメリアと、ゼル。
 ちなみにガウリィは相変わらず骨付き肉を食べている。しっぽがぱたぱたと振っているところを見ると、気に入っているのだろう。
 ゼロスの頭には耳もしっぽも生えていない。と、言うことは
「貴様が元凶か。」
 と、ゼルが剣を抜きゼロスに突きつける。と、言ったところでゼロスに普通の剣が聞くわけ無いのだから、無意味なのだが。
「違いますよ。今回僕は何もしていませんよ。ただ、その元凶が何なのかは知っていますけれど。」
 と、ゼロスはにこやかな笑みを浮かべる。
「その元凶って?」
 と、あたしはいつでも呪文を唱えられるように警戒をしながら聞く。まぁ、こいつと本気で戦ったとしても必ず勝てると思わないけれど………。
「とある魔道士が、魔法薬の研究をしていましてその薬を使ったんです。」
 と、ゼロスはにこやかに答える。………変だ。普段なら「それは、秘密です。」と、無意味ににこやかな笑顔で言うはずだというのに
 あたしの考えていることがわかったのか、ゼロスは
「イヤー。実は、その魔道士はクレアバイブルの写本の情報を持っているんですけれど、その魔道士はものすごく個性的な方で、」
 むぅ。ゼロスに個性的と言われるとは一体何者だその魔道士は、………まさか。
「ゼロス。
 まさかそいつ無意味に露出度の高い悪の魔道自然とした服を着て高笑いをあげるトゲつきショルダーガードをつけたどくろのネックレスをした女魔道士じゃないでしょうね。」
  と、あたしが聞くと
「ははは。リナさん。そんな人間いるわけ無いでしょう。」
「そうだぞリナ。そんな変なやついるわけ無いじゃないか。」
「何、言っているんだリナ。」
「そうですよ。リナさん。」
 と、ゼロス、ガウリィ、ゼル、アメリアに言われあたしは笑い声を上げたのだが、その笑いは引きつりまくっていただろう。
「そういう人ではなく。以上に動物に愛情を持っている団体の魔道士なんです。たしか動物保護団体と名乗っていましたね。」
 あたしは、むしろさっき言った魔道士の方がよかったと心の底から思った。