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◆−裏で手を引く者は何を企む プロローグ−コウ (2009/5/22 21:08:25) No.18485 ┣裏で手を引く者は何を企む その一−コウ (2009/5/22 21:35:24) No.18486 ┃┗Re:裏で手を引く者は何を企む その一−コウ (2009/5/22 21:55:11) No.18487 ┣裏で手を引く者は何を企む その二−コウ (2009/5/23 13:20:18) No.18488 ┃┗Re:裏で手を引く者は何を企む その二−コウ (2009/5/23 13:44:17) No.18489 ┗裏で手を引く者は何を企む その三−コウ (2009/5/24 17:37:03) No.18490 ┗Re:裏で手を引く者は何を企む その三−コウ (2009/5/24 17:47:42) No.18491
18485 | 裏で手を引く者は何を企む プロローグ | コウ | 2009/5/22 21:08:25 |
ゲゲゲの鬼太郎とスレイヤーズのコラボです。 コラボを考えるのが好きなんですよ。うふ。 さて、裏で手を引く者は何を企む。さぜなにが起きるかな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ざわざわとした町並みの中一人の男が歩いていた。 黄土色の布きれをまとっただけの貧相な男。何となくネズミを彷彿させる。 「ねぇ。ちょっと」 その男は声をかけられ振り向くとそこには一人の女性がいた。 「はいはい。なんでしょー、 おっわ。」 男は、振り向きおどろく。 金色のロングヘアの絶世の美女がそこにいた。真っ黒いノースリーブのワンピースを着ている。 「なんでしょう。金色の髪がお美しいお姉様。(ハート)」 眼をハートマークにしながら男は聞く。 「あたし、退屈しているのよ。 丁度いい。退屈しのぎを見つけたんだけど手伝ってくれないかしら。 もちろんお礼はするわよ。」 と、札束を一つちらりと見せる。 金に美女これがそろった以上男の答えは一つだった。 「やります。やります。 このビビビのねずみ男がどのような望みでもかなえて見せましょう。」 と、男=ネズミ男はそう言って、 「ところで、お名前は何でしょうか。」 と、聞く。 女性は 「あたしの名前、そうね。………エルとでも名乗っておくわ。」 と、金髪の女性=エルはそう答えたのだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ コウ あ、主役がどちらとも出てない。 部下S まったくですな。 コウ あれ、L様は、 部下S 行き来するのが面倒だからと、私に押しつけました。 コウ うーん。最初から出たから後書きには興味ないのか。 部下S あと、余計な悪口を言ったらどんな状況だろうと体裁を加えに現れるとも、 コウ L様らしいな。 部下S まぁ。あの方ですからね。 コウ 次回はリナも鬼太郎も出すつもりです。 部下S しかし、L様はともかくネズミ男が出るとは。 コウ まぁ、プロローグだから。 | |||
18486 | 裏で手を引く者は何を企む その一 | コウ | 2009/5/22 21:35:24 |
記事番号18485へのコメント 【 ドガシャァァァ けたたましい音が響いた。 ツリーハウスと言うべきいえ。ぼろぼろの家で古い小屋と言った方が正しいかもしれない。 あそこに、彼女たちを出現させたのはこの世界で気に入った存在がそこにいるからだ。 彼女たちのいる場所とこの場所をつなぐために行動している最中に、それは現れてあたしと戦おうとしたのだ。 もちろんあたしにしてみれば軽くなでる程度であっさりと倒されたのだが、………。途中見せた力に興味を持ったのだ。 この世界で見つけた情報力だけなら部下Sなんかより使えるネズミ男といったやつ曰くこの世界の妖怪と呼ばれる存在の中でもかなり有名なやつだという。 あいつらと一緒に行動させたらおもしろそうだ。 そう思ったのだ。 さてさてできるだけおもしろくしてちょうだいね。】 ものすごい音が響き外で洗濯物を干していたピンク色のワンピースをきてピンクのリボンをつけたショートヘアーのどこか猫をおもわす少女が慌てて音のした方へと向かう。 木の上の友人の家だ。 見るとそこはめちゃくちゃになっていた。 家具が少ないのが幸いしているのだろうが、屋根に大きな穴が開いている。 先日の騒動で重傷に重度の過労が重なっているだろう友人の上に一人の女性が倒れていた。 栗毛色の髪の毛のショルダーガードに黒いマントに腰にショートソードをつけた少女にとなりに金色の髪の毛をした水色の軽い鎧をきて腰に剣をつけた青年が倒れていた。 家の住人である少女の友人の少年は濃いめの茶色い髪の毛もしくは薄い黒い髪の毛とも言える髪の毛で、水色の服に黄色と黒のちゃんちゃんこを着て寝ていたところに降ってわいてきた来訪者におどろいているようだった。 「だ、だれですか。あなた方は」 少年に聞かれ少女はしばし、周りをきょときょとと見た後 「……えーと、リナよ。リナ=インバース」 「リナの保護者のガウリィ=ガブリエフだ」 と、少女が名乗り青年が名乗る。 「僕は鬼太郎と言います。 そっちが猫娘」 と、少年がなのり少女を紹介した。 「で、どこから振ってきたんですか。リナさん達は」 と、鬼太郎に聞かれリナは 「いや。故郷へ帰ろうと道を歩いていたら落ちていたのよ。」 と、リナも困ったように言い 「ここ何処よ。 えーと、あたし達ゼフィリーナを目指していたんだけど、ここからどの方角へ向かえばいいの。 あと、徒歩で何日ぐらい?」 と、リナが言う。 猫娘が眉をひそめて 「はぁ。何言っているのよ。 ゼフィリーナなんて世界地図を探したって無いわよ。そん後こと」 「へ?」 猫娘の言葉にリナはすっとンきょんなこえをあげる。 そのとき 「なぁ。リナこれなんだ。」 と、ガウリィが何かをつかんで聞いた。 目玉に小さなからだが生えた物。そうとしか表現できない物体をリナはしばし見る。 「これ、はなさんか。」 と、目玉はじたばたと暴れる。 リナは正体がわかった 「わかった。クリよ。」 『違います。』 鬼太郎と猫娘は速攻で否定した。 そこに、 「あははははははは。」 心底楽しそうな笑い声が聞こえた。 | |||
18487 | Re:裏で手を引く者は何を企む その一 | コウ | 2009/5/22 21:55:11 |
記事番号18486へのコメント コウ ふふふ。ちゃんと登場できたぞリナと鬼太郎を 部下S と言うか、普通登場させるとしたら主役からでしょう。 コウ えー。でもプロローグなんだからいいじゃん。 部下S まあ。良いですけれどね。私もL様の機嫌が良いと安全ですし。 コウ それで、よいのか魔王よ。 >【 ドガシャァァァ > けたたましい音が響いた。 コウ ここは、黒幕。といってもバレバレだけどの一人称なの。 部下S だれかの一人称から始まるというわけですな。 コウ もっぱら黒幕の一人称だけどね。 > ツリーハウスと言うべきいえ。ぼろぼろの家で古い小屋と言った方が正しいかもしれない。 コウ まぁ趣のあるとか言い様はあると思うけど………。 部下S あの方に、そう言う思いやりはありませんよ。………ごっふぅ コウ あ、謎の落下物によって部下Sは千のダメージをくらった。 > あそこに、彼女たちを出現させたのはこの世界で気に入った存在がそこにいるからだ。 > 彼女たちのいる場所とこの場所をつなぐために行動している最中に、それは現れてあたしと戦おうとしたのだ。 部下S ………ここ、書かないんですか。 コウ それより、止血しとけよ。 書いても良いけれど、リナ達が出ないから番外編みたいで書こうと思っているのよ。 部下S なるほど。 > もちろんあたしにしてみれば軽くなでる程度であっさりと倒されたのだが、………。途中見せた力に興味を持ったのだ。 > この世界で見つけた情報力だけなら部下Sなんかより使えるネズミ男といったやつ曰くこの世界の妖怪と呼ばれる存在の中でもかなり有名なやつだという。 コウ 言われているぞ部下S 部下S しょうがないじゃないですか。 水竜王に氷づけにされているんですから。そう簡単にうごけるわけ無いじゃないですか。しくしく コウ よしよし、泣かない泣かない。 > あいつらと一緒に行動させたらおもしろそうだ。 > そう思ったのだ。 > さてさてできるだけおもしろくしてちょうだいね。】 コウ さて、ここから本編が本当の意味で始まります。 部下S 気に入られた人も不幸に、………あ、人じゃありませんでしたね。 > ものすごい音が響き外で洗濯物を干していたピンク色のワンピースをきてピンクのリボンをつけたショートヘアーのどこか猫をおもわす少女が慌てて音のした方へと向かう。 > 木の上の友人の家だ。 コウ まるで、奥さんかお姉さんみたいだね。 部下S もしくは母親ですね。私の母親みたいな存在は、洗濯物なんてしないでしょうけど コウ 口に気をつけないと、……… 部下S ごふぅぅ コウ ほら、謎の飛行物体に狙撃された。 > 見るとそこはめちゃくちゃになっていた。 > 家具が少ないのが幸いしているのだろうが、屋根に大きな穴が開いている。 > 先日の騒動で重傷に重度の過労が重なっているだろう友人の上に一人の女性が倒れていた。 > 栗毛色の髪の毛のショルダーガードに黒いマントに腰にショートソードをつけた少女にとなりに金色の髪の毛をした水色の軽い鎧をきて腰に剣をつけた青年が倒れていた。 > 家の住人である少女の友人の少年は濃いめの茶色い髪の毛もしくは薄い黒い髪の毛とも言える髪の毛で、水色の服に黄色と黒のちゃんちゃんこを着て寝ていたところに降ってわいてきた来訪者におどろいているようだった。 >「だ、だれですか。あなた方は」 > 少年に聞かれ少女はしばし、周りをきょときょとと見た後 >「……えーと、リナよ。リナ=インバース」 >「リナの保護者のガウリィ=ガブリエフだ」 > と、少女が名乗り青年が名乗る。 >「僕は鬼太郎と言います。 > そっちが猫娘」 > と、少年がなのり少女を紹介した。 >「で、どこから振ってきたんですか。リナさん達は」 > と、鬼太郎に聞かれリナは >「いや。故郷へ帰ろうと道を歩いていたら落ちていたのよ。」 > と、リナも困ったように言い >「ここ何処よ。 > えーと、あたし達ゼフィリーナを目指していたんだけど、ここからどの方角へ向かえばいいの。 > あと、徒歩で何日ぐらい?」 > と、リナが言う。 > 猫娘が眉をひそめて >「はぁ。何言っているのよ。 > ゼフィリーナなんて世界地図を探したって無いわよ。そんなこと」 訂正があります。 >「へ?」 > 猫娘の言葉にリナはすっとンきょんなこえをあげる。 > そのとき >「なぁ。リナこれなんだ。」 > と、ガウリィが何かをつかんで聞いた。 > 目玉に小さなからだが生えた物。そうとしか表現できない物体をリナはしばし見る。 部下S よくつかめましたね。 コウ まぁ、確かにね。 >「これ、はなさんか。」 > と、目玉はじたばたと暴れる。 > リナは正体がわかった >「わかった。クリよ。」 コウ すぺしゃるのネタを使わせていただきました。 スイートポテトによって影が薄いですけどね。挿絵見たとき似ていると思ったんですよ。 部下S どれどれ、あーほんとだ。似てますね。 コウ よく生きてましたね。血だらけで………。さすが魔王だ。 >『違います。』 > 鬼太郎と猫娘は速攻で否定した。 コウ 鬼太郎も父親をクリ呼ばわりした人間は初めてでしょうね。 部下S そして、最後でしょうね。 > そこに、 >「あははははははは。」 > 心底楽しそうな笑い声が聞こえた。 > コウ 次回は謎になっていないけど謎の金髪美女エル登場です。 部下S リナ達を呼んだその理由とは? コウ ゼルにアメリアついでにゼロスなどのキャラクターは登場するのか。 部下S 魔族は一体何をすればいいのか。 コウ 部下S 次回をお楽しみに。 | |||
18488 | 裏で手を引く者は何を企む その二 | コウ | 2009/5/23 13:20:18 |
記事番号18485へのコメント 【いやー。まさか、あれを見てクリと答えるとはねぇ。 ネズミ男も口を大きく開けておどろいているわ。 まぁ。なんでそう思ったかはわかるんだけどね。 思わず笑い声を上げたのがいけなかったのか、聞こえたみたいね。 まぁ。いいわ。出てきてあげる。】 笑い声がする方を見るとそこには黒い服を着た金髪の美女のエルとそのそばに縄で縛られているネズミ男がいた。 ちなみに宙に浮いてである。ネズミ男は風にふかれて揺れている。 「おまえは!」 鬼太郎はエルを見ておどろく。 「あー。楽しい。 あたしが呼び寄せたそいつらとあんた達の会話。なかなかおもしろかったわよ。」 と、エルは楽しそうに言う。 「ちょっと、なんなのよ。あいつ」 と、鬼太郎にリナが聞くと 「エルと名乗っているんですけれど、詳しいことはわかりません。 いろんな場所の空間を変な風にゆがめているらしいですけれど」 「空間をゆがめてリナ達をここに落としたのよ。 リナ達は、異世界から来たのよ。あなたたちから見ればね。 リナ達から見たら異世界に来てしまったというところかしら……。」 と、鬼太郎の説明の途中でエルはそう答える。 「あたしを捕まえたら元いた世界に戻るわ。 鬼太郎達と協力しても良いわよ。 むしろ協力した方が良いわよ。この世界には魔法はないんだから……。 鬼太郎だっけ、あなたも一緒にいた方が良いわよ。下手すると世界を滅ぼすことができるんだから彼女たちは。 あ、そうそう。ついでにこれをあげるわ。リナ。 使い方はわかっているでしょ。あげた方がおもしろそうだからね。」 そう言うとエルはネズミ男を連れ虚空へと消える。 大地に落ちたのはリナが昔とある神官から買い取りいろいろあって無くなったタリスマンだった。 「じゃぁね。」 「鬼太郎。じゃぁな。」 エルとネズミ男はそう言うと消えた。 「で、どういうことなんだ。」 ガウリィの言葉にリナはこめかみを押さえながら 「要するに、あのエルとか言うやつがあたし達を異世界へと運んで自分を捕まえないと戻さないと言っているのよ。」 「なるほど。」 と、リナの言葉にガウリィは納得する。 「………たく、このクラゲ頭は、」 と、リナはため息をつく。 そして、手のひらにあるタリスマンを見る。 「本物。………みたいね。」 そう言って身につけて 「じゃ、あなたがたは、本当に異世界から来たんですか。」 と、鬼太郎が言う。 「そうみたいね。少なくとも日本なんてあたしは聞いたこともないわ。」 「俺も知らないぞ。」 と、ガウリィが言う。 「うーむ。あのエルとか言うもの一体何者なんじゃ。」 と、目玉が言う。 「あ、ちなみに僕の父さんで、目玉親父と言います。 しつこいようですけれど、妖怪でクリじゃありませんから。」 と、鬼太郎がリナに説明をする。 「と言うか、リナさん達の世界では親父さんみたいなのがクリなの。」 と、猫娘が聞くと 「いや、普通ないけどあるケーキ屋さんが頻出改良して栽培しているのよ。」 『どんなケーキ屋?』 と、ガウリィと鬼太郎に猫娘、目玉親父になぜか携帯電話までもが言う。 「なにこれ、」 と、リナは携帯電話を持つ。むろんリナ達は携帯電話を知らないためしゃべる赤い箱としか思えなかったが、……。 「あ、携帯電話の妖怪のバケローです。」 「うむ。よろしくな」 「携帯電話?」 「小型の通信機と言ったらいいでしょうか。電話………ないんですか。」 『無い。』 リナとガウリィに言われ鬼太郎は苦笑を浮かべながらエルとの因縁という者を説明する。 エルが現れたのはほんの一ヶ月前というごく最近の話なのだが、地方各地で空間が変な風にゆがんでいると言うことを天狗ポリス。リナ達の世界で言う衛兵みたいなものに聞いて調査をしていて出会ったという。 腐れ縁みたいな友人のネズミ男を雇いいろんな場所に現れる金髪の美女。 実力行使に出たが、あまりの強さに完敗したという話だった。 「獄炎乱舞もきかなかったもんね。」 と、猫娘が言う。 「うーん。エルはあたし達のことを知っていたみたいだけど、あった記憶なんて無いのよね。 あたしがタリスマンを持っていたなんてかなり親しいひとでもないと知らないんだけれど……。」 と、リナも首をかしげる。 丁度その頃、エルとネズミ男はとあるレストランにいた。 ちなみにエルの持っているカードで代金を払っている。ネズミ男はそのカードは何なのか聞いたのだが、にこやかな笑みで聞き逃し、今はこの女性がめちゃくちゃ強いことに気づいておりへたなことを言うと命が危ないと感じていた。 自分が払うんじゃないからと大量に食べているが、エルはそれ以上食べている。 二人の目の前にある水晶玉には、鬼太郎とリナのやりとりが写っている。 ネズミ男は食べている最中自分の手首についた金色の腕輪を見て、すこし後悔をした。 雇われたときつけられたこの腕輪どうやっても外れないうえ、どうやらこの腕輪は発信器みたいな者であり、何処へ行こうと何をしようと行動がばれてしまうのだ。 一度裏切ろうとしたときネズミ男は冗談抜きで一回死んだ。 死んでそして蘇生されたのだ。エルに………。 鬼太郎でも勝てない。地獄の力をつかった鬼太郎を苦もなく倒したエルで死者をよみがえらせるというとんでもないことをやる相手……。 はっきり言って、美女という外見が本当の姿かどうかもあやしい。 金が手に入るから一緒にいるし、裏切ったら今度こそ死ぬ。 だから一緒にいるのだ。 「ふふふ。楽しいわ。 部下Sあたりに連絡してあいつの手下を送ってもらおうかしら。………まずは、あそこの姫君と、………キメラの坊やも良いわね。 ………あの便利そうなやつもいいかもね。」 と、エルはステーキを食べながら楽しげにつぶやいた。 一体何を企んでいるのか。エルのそばにいるネズミ男もそれはわからなかった。 | |||
18489 | Re:裏で手を引く者は何を企む その二 | コウ | 2009/5/23 13:44:17 |
記事番号18488へのコメント コウ 第二話登場です。 部下S ネズミ男も不運ですな。わたしより扱い良いですけれど………。 コウ まぁ。エルもお土産を買ってくれているって 部下S そう言って扇風機を買ってきてくれたことありました。 何に使えと言うんですか。あそこで………。怖くて使いましたけれど コウ つーか、電気をどうやったんだ。 >【いやー。まさか、あれを見てクリと答えるとはねぇ。 > ネズミ男も口を大きく開けておどろいているわ。 > まぁ。なんでそう思ったかはわかるんだけどね。 コウ さすがエル。なぜリナがそう思ったのかわかりますか。 > 思わず笑い声を上げたのがいけなかったのか、聞こえたみたいね。 > まぁ。いいわ。出てきてあげる。】 部下S 登場というか降臨というか………。 > > 笑い声がする方を見るとそこには黒い服を着た金髪の美女のエルとそのそばに縄で縛られているネズミ男がいた。 > ちなみに宙に浮いてである。ネズミ男は風にふかれて揺れている。 コウ ネズミ男がちゅーぶらりん。 部下S アニメであったギャグですね。 コウ うん。だから、書かなかったの。 >「おまえは!」 > 鬼太郎はエルを見ておどろく。 >「あー。楽しい。 > あたしが呼び寄せたそいつらとあんた達の会話。なかなかおもしろかったわよ。」 > と、エルは楽しそうに言う。 コウ 本気で楽しんでいますね。 部下S まぁ。あのお方ですから……。 >「ちょっと、なんなのよ。あいつ」 > と、鬼太郎にリナが聞くと >「エルと名乗っているんですけれど、詳しいことはわかりません。 > いろんな場所の空間を変な風にゆがめているらしいですけれど」 コウ リナ達の方が知識はあるんだよね。 >「空間をゆがめてリナ達をここに落としたのよ。 > リナ達は、異世界から来たのよ。あなたたちから見ればね。 > リナ達から見たら異世界に来てしまったというところかしら……。」 > と、鬼太郎の説明の途中でエルはそう答える。 >「あたしを捕まえたら元いた世界に戻るわ。 > 鬼太郎達と協力しても良いわよ。 > むしろ協力した方が良いわよ。この世界には魔法はないんだから……。 > 鬼太郎だっけ、あなたも一緒にいた方が良いわよ。下手すると世界を滅ぼすことができるんだから彼女たちは。 部下S まぁ、そう簡単に滅ぼさせてはくれないんですよね。 > あ、そうそう。ついでにこれをあげるわ。リナ。 > 使い方はわかっているでしょ。あげた方がおもしろそうだからね。」 > そう言うとエルはネズミ男を連れ虚空へと消える。 > 大地に落ちたのはリナが昔とある神官から買い取りいろいろあって無くなったタリスマンだった。 部下S うう。あるならこっちにくれたって良いじゃないですか。 ゼロスの馬鹿野郎。あっさりだまし取られやがって………。あれがなければ今頃、……。 コウ まぁ。いいじゃん。まだ四つ希望があるんだから。………絶望かもしれないけれど……。人間から見たらね……。 >「じゃぁね。」 >「鬼太郎。じゃぁな。」 > エルとネズミ男はそう言うと消えた。 コウ ネズミ男おとなしいね。 部下S 賢いでしょうな。あのお方と一緒にいるときは目立たず騒がずに。が、基本ですから。 > >「で、どういうことなんだ。」 > ガウリィの言葉にリナはこめかみを押さえながら >「要するに、あのエルとか言うやつがあたし達を異世界へと運んで自分を捕まえないと戻さないと言っているのよ。」 >「なるほど。」 > と、リナの言葉にガウリィは納得する。 >「………たく、このクラゲ頭は、」 > と、リナはため息をつく。 部下S 本編終了の設定ですけれどリナもガウリィも相変わらずなんですね。 コウ むしろタリスマンを手にしてパワーアップですね。 部下S ああ、野望が遠のく遠のく……。 コウ まあ、リナ達も長生きして三百年程度ですよ……。魔力で寿命を延ばしてもね。 部下S それまでおとなしく死んだふりをするしかないんでしょうか私たちは……。 コウ さぁ。 > そして、手のひらにあるタリスマンを見る。 >「本物。………みたいね。」 コウ なにしろあの人が渡したんだからね。 部下S あの方なら百個造ろうと思えば造れますよ。 > そう言って身につけて >「じゃ、あなたがたは、本当に異世界から来たんですか。」 > と、鬼太郎が言う。 >「そうみたいね。少なくとも日本なんてあたしは聞いたこともないわ。」 >「俺も知らないぞ。」 > と、ガウリィが言う。 コウ ガウリィならへたするとセイルーンを忘れているんじゃ。 部下S あり得ますね。ガウリィですから……。故郷もどこか忘れていたりして……。 コウ どっちにしようと帰れないと思いますよ。 家宝を無くしたんだから。 部下S 本来あるべき場所に戻したんですけれどね。 >「うーむ。あのエルとか言うもの一体何者なんじゃ。」 > と、目玉が言う。 >「あ、ちなみに僕の父さんで、目玉親父と言います。 > しつこいようですけれど、妖怪でクリじゃありませんから。」 > と、鬼太郎がリナに説明をする。 コウ クリと言われたのが尾を引いているな。 >「と言うか、リナさん達の世界では親父さんみたいなのがクリなの。」 > と、猫娘が聞くと >「いや、普通ないけどあるケーキ屋さんが頻出改良して栽培しているのよ。」 コウ 何というか畑が怖いな。 部下S 肥料に魔族とかを使っていませんよね。 コウ ………あり得そうで怖いな。 >『どんなケーキ屋?』 > と、ガウリィと鬼太郎に猫娘、目玉親父になぜか携帯電話までもが言う。 >「なにこれ、」 > と、リナは携帯電話を持つ。むろんリナ達は携帯電話を知らないためしゃべる赤い箱としか思えなかったが、……。 >「あ、携帯電話の妖怪のバケローです。」 >「うむ。よろしくな」 >「携帯電話?」 >「小型の通信機と言ったらいいでしょうか。電話………ないんですか。」 >『無い。』 > リナとガウリィに言われ鬼太郎は苦笑を浮かべながらエルとの因縁という者を説明する。 > エルが現れたのはほんの一ヶ月前というごく最近の話なのだが、地方各地で空間が変な風にゆがんでいると言うことを天狗ポリス。リナ達の世界で言う衛兵みたいなものに聞いて調査をしていて出会ったという。 > 腐れ縁みたいな友人のネズミ男を雇いいろんな場所に現れる金髪の美女。 > 実力行使に出たが、あまりの強さに完敗したという話だった。 >「獄炎乱舞もきかなかったもんね。」 コウ ちなみに獄炎乱舞とは鬼太郎の体内にある地獄の鍵をつかった必殺技で、地獄の業火を現世に召還させる強力な技です。 部下S あの方に聞くんですか。 コウ うーん。本家本元の閻魔大王ならエルも本気を出さないといけないと防げないけど……。 鬼太郎は、借り物の力だからエルがちょっと本気を出す程度で防がれちゃうんだよね。 部下S ちょっと本気が必要なだけでもすごいですよ。 > と、猫娘が言う。 >「うーん。エルはあたし達のことを知っていたみたいだけど、あった記憶なんて無いのよね。 部下S たしかに直接の出会いはありませんな。 コウ 面識がないと言えば間違いなんだけどね。 > あたしがタリスマンを持っていたなんてかなり親しいひとでもないと知らないんだけれど……。」 コウ タリスマンの効果までわかるとなるとガウリィにゼルにアメリアにゼロス。後は魔族の上層部かな。 > と、リナも首をかしげる。 > > 丁度その頃、エルとネズミ男はとあるレストランにいた。 > ちなみにエルの持っているカードで代金を払っている。ネズミ男はそのカードは何なのか聞いたのだが、にこやかな笑みで聞き逃し、今はこの女性がめちゃくちゃ強いことに気づいておりへたなことを言うと命が危ないと感じていた。 部下S 賢いぞ。 コウ ちなみにカードはこの世界に参上した際脅迫したかなり高位の存在のカードです。 > 自分が払うんじゃないからと大量に食べているが、エルはそれ以上食べている。 > 二人の目の前にある水晶玉には、鬼太郎とリナのやりとりが写っている。 > ネズミ男は食べている最中自分の手首についた金色の腕輪を見て、すこし後悔をした。 > 雇われたときつけられたこの腕輪どうやっても外れないうえ、どうやらこの腕輪は発信器みたいな者であり、何処へ行こうと何をしようと行動がばれてしまうのだ。 > 一度裏切ろうとしたときネズミ男は冗談抜きで一回死んだ。 > 死んでそして蘇生されたのだ。エルに………。 > 鬼太郎でも勝てない。地獄の力をつかった鬼太郎を苦もなく倒したエルで死者をよみがえらせるというとんでもないことをやる相手……。 コウ 地獄だってしないようなことなんだもんね。 部下S 不可能じゃないんですね。 コウ すべての生と死を司るだから、しようと思えばできるんだろうけど……やっちゃいけないことだから。 > はっきり言って、美女という外見が本当の姿かどうかもあやしい。 コウ そこは疑っちゃあとが怖いぞ。 部下S 同感 > 金が手に入るから一緒にいるが、裏切ったら今度こそ死ぬ。 > だから一緒にいるのだ。 >「ふふふ。楽しいわ。 > 部下Sあたりに連絡してあいつの手下を送ってもらおうかしら。………まずは、あそこの姫君と、………キメラの坊やも良いわね。 > ………あの便利そうなやつもいいかもね。」 > と、エルはステーキを食べながら楽しげにつぶやいた。 部下S ああ、私の部下のピーンチ! コウ 魔族側の第一の被害者は一体? > 一体何を企んでいるのか。エルのそばにいるネズミ男もそれはわからなかった。 コウ 答えは意外と簡単なんだけどね。 部下S 次回は横町へと行くんですよね。 コウ あと、リナ達は服を着替えます。 部下S 目立ちますからな。 | |||
18490 | 裏で手を引く者は何を企む その三 | コウ | 2009/5/24 17:37:03 |
記事番号18485へのコメント 【ネズミ男のおかげで手に入っている本拠地も住み慣れてきたわね。 あたしの城に比べるとまだまだだけど、まず誰にも見つからないしね。 ちゃんと召使いもいるし、快適快適。ネズミ男はちょっと居心地悪そうだけど、この家の持ち主なんだからちゃんと優遇しているのよ。 あたしって、なんてやさしいのかしら。 リナ達はこの世界でどうするのかしらね。】 妖怪のすむ横町の妖怪アパートでリナ達は鬼太郎の話を聞いていた。 エルを調査しているというカラス天狗の黒カラスに鬼太郎の仲間の砂かけ婆に子泣きじじいに一反木綿にぬしかべから説明を受けリナはうめいた。 「まったく。つい最近大きな事件を解決したばっかりなのに、………今度は異世界。 勘弁してほしいわね。」 と、小豆洗いと言う妖怪が持ってきたまんじゅうを食べながらリナはうめく。 「とにかく。お主らすみかはどうするつもりなんじゃ」 と、砂かけに言われリナは、 「うーん。この世界じゃあたし達のお金は使えないみたいだし、服装も目立つみたいだし………。」 「じゃ、バイトして見ます。 あたし洋服いっぱい持っていますし、バイト先あたしが紹介しますよ。」 と、猫娘に言われ 「うむ。それが良い。家賃を払うならわしのアパートに住まわせてやろう。」 こうして、リナ達は異世界でとりあえず妖怪アパートに住みながら人間の世界でバイトをすることとなった。 ガウリィは仕事内容を覚えれなく、人間の世界でのバイトをやめて横町ないで手伝いをすることとなったが………。 こうして、一週間が過ぎた。 リナによる魔法のトラブルや全く無関係の妖怪との騒動もあったが、エルは何もしていなかった。 しかし、妖怪の世界では鬼太郎と共に現れるなぞの『妖怪』二人組としてリナとガウリィは有名となった。 ………人間とは思われなかったのだ。 エルはそれを知って笑い転げた。 それは、いろんなところに伝わった。未知の力を使う妖怪として……。 日本の悪徳妖怪の総大将や西洋の妖怪に中国妖怪。南方妖怪にまで伝わったのだった。 ある日エルは言った。 「そろそろ、動きましょうか。 ………そうね。まずは、こいつを呼び寄せましょうか。」 と、オーブに一人の魔道士の姿が映ったのだった。 | |||
18491 | Re:裏で手を引く者は何を企む その三 | コウ | 2009/5/24 17:47:42 |
記事番号18490へのコメント コウ 相も変わらず続いている話です。 部下S 騒動はあまり起きてませんね。(比較的ですが、) >【ネズミ男のおかげで手に入っている本拠地も住み慣れてきたわね。 コウ 場所は番外編で教えます。 > あたしの城に比べるとまだまだだけど、まず誰にも見つからないしね。 部下S まぁ、まず誰も思いませんな。 > ちゃんと召使いもいるし、快適快適。ネズミ男はちょっと居心地悪そうだけど、この家の持ち主なんだからちゃんと優遇しているのよ。 コウ 召使いは番外編で誰だかわかります。 部下S 召使いのために私とグラウはどれだけ、いたい思いをしたのやら……。 > あたしって、なんてやさしいのかしら。 部下S ………やさしい? コウ あ、 部下S ぐはぁぁ コウ なぜか空から槍が降ってきて直撃したな。 まぁ、死なないだろう。 > リナ達はこの世界でどうするのかしらね。】 > > 妖怪のすむ横町の妖怪アパートでリナ達は鬼太郎の話を聞いていた。 > エルを調査しているというカラス天狗の黒カラスに鬼太郎の仲間の砂かけ婆に子泣きじじいに一反木綿にぬしかべから説明を受けリナはうめいた。 >「まったく。つい最近大きな事件を解決したばっかりなのに、………今度は異世界。 > 勘弁してほしいわね。」 コウ これもリナの才能の一つかな。 部下S どんな才能ですか。 コウ 厄介事に巻き込まれる才能。………あと、血はふいてね。 > と、小豆洗いと言う妖怪が持ってきたまんじゅうを食べながらリナはうめく。 >「とにかく。お主らすみかはどうするつもりなんじゃ」 > と、砂かけに言われリナは、 >「うーん。この世界じゃあたし達のお金は使えないみたいだし、服装も目立つみたいだし………。」 >「じゃ、バイトして見ます。 > あたし洋服いっぱい持っていますし、バイト先あたしが紹介しますよ。」 > と、猫娘に言われ >「うむ。それが良い。家賃を払うならわしのアパートに住まわせてやろう。」 > こうして、リナ達は異世界でとりあえず妖怪アパートに住みながら人間の世界でバイトをすることとなった。 > ガウリィは仕事内容を覚えれなく、人間の世界でのバイトをやめて横町ないで手伝いをすることとなったが………。 コウ クラゲだからね。 部下S クラゲですからな。 > > こうして、一週間が過ぎた。 > リナによる魔法のトラブルや全く無関係の妖怪との騒動もあったが、エルは何もしていなかった。 部下S どういうことでしょうか……。 コウ ほら、嵐の前の静けさというやつだよ。 部下S なるほど > しかし、妖怪の世界では鬼太郎と共に現れるなぞの『妖怪』二人組としてリナとガウリィは有名となった。 > ………人間とは思われなかったのだ。 > エルはそれを知って笑い転げた。 コウ まぁ、火の玉を出したり妖怪を切り裂くなんて現代の人間には不可能だもんね。 部下S その気になれば山をも破壊しますから、大変だって出しょうな。鬼太郎 > それは、いろんなところに伝わった。未知の力を使う妖怪として……。 > 日本の悪徳妖怪の総大将や西洋の妖怪に中国妖怪。南方妖怪にまで伝わったのだった。 コウ ふふふ。これらを利用するつもりなのだよ。エルは、 部下S あの方にしてみれば、ただのゲームの駒というわけですな > ある日エルは言った。 >「そろそろ、動きましょうか。 > ………そうね。まずは、こいつを呼び寄せましょうか。」 > と、オーブに一人の魔道士の姿が映ったのだった。 > コウ 次回は天才ならず人災魔道士の登場です。 部下S 耳栓必須、高笑い警報発令 コウ 妖怪扱いされても納得のお方 部下S 鬼太郎達のいる世界でも変わらぬお姿 コウ 部下S 次回お楽しみに | |||