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    タイトル : Re:のまれた心 望んだ景色
    投稿者  : のこもこ
    投稿時間 : 2009年8月18日23時06分50秒


初めましてラディスさん!
のこもこというものです!!
2のほうでは初顔の新米ですけどよろしくおねがいします!
いやー。いまだスレの熱は残っているものですよね!
レスがわりといいますか、ERでレゾさんにちなんだものも、ついでにくっつけちゃいます!
返品も可!
>
>望んだことがあった
>この世界を見ること
>この開かぬ目に光がさすこと
>望んだ
>渇望した
>しかし、私の目が開くことはない

あれほどまでに
心震わされるものだとは思わなかった。
一度は黄昏の暗き闇
その中に写る刹那の風景
焦がれんばかりの衝撃
大地の息吹
脈打つ木々の息遣い
小川を流れる澄んだ水の青き色

>なぜだ
>なぜだ
>ありとあらゆる魔術を得とくし
>ありとあらゆる知識をそろえた
>それでもまだ開かない
>億の知識も千の魔法も私を助けてくれない

そして
そして
あらゆる魔術を手段とし
あらゆる知識を施した
慈愛と自愛の入り混じる
まなこを開かせるための
私の狂気の実験台へ

>私は怨んだ
>目が見えるものたちを
>私は憎んだ
>見えることを当たり前と思うものたちを
>私は妬んだ
>私の魔術によって光を得たものたちを
>私は絶望した
>この世界に
>人間に
>この世の全てに

人は貪欲に
何かを求める
人はどこまでも
『次』を求める
人は欲深く
堕ちてゆく
私も人か
私は望んだ
世界に
私の世界に
再び光を

>愛おしい呼び声ももう届かない
>愛おしいその手を振り払った
>愛おしいその瞳に嫉妬した
>何か気づいていたのかも知れない
>何も分かっていなかったのかも知れない
>強き体を与えた
>大きな魔力を与えた
>望む通りに
>怒りをぶつけるように
>実験のために
>私に守れなくなっても良いように
>どれが本当の私なのだろう

私を慕う愛おしい呼び声
私を蔑る狂おしいほどの憎悪
私を覚え続ける血縁者ゆえの葛藤
私の望みを知りながらも
望みの本質をわかろうともしなかった
その愛情が深ければ深いほど
湧き出る黒い感情は御することもできず
混ざり合った愛憎
愛ゆえに身を守るカラダを
憎悪ゆえに異形のカラダを

>紅い闇が笑った気がした

闇の中で光が見えた
やはり世界はすばらしい







ERはレゾさんの人間くさいところがいいですよねー
この人は二面性を併せ持っているのが魅力的なおじさま
ゼルの先祖だからおじいさんじゃん!
すごいやじーちゃん!(瞬殺)
>レゾです。もう、EVOLUTION-Rのレゾに再び胸を撃ち抜かれましたvv
(復活)ラディスさん…のこもこは(よろよろと立ち上がり)…もう…だめかもしれま―――(ぷつ)

赤い法衣の人物がにこやかに。
金髪の美女と謎の魔道士姿の男が笑顔で割り込みホワイト・アウト



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のまれた心-投稿者:ラディス なし