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18528裏で手を引く者の玩具達 【番外編W】(クッキング編)コウ 2009/7/10 17:23:54


「材料の用意は良いわね。」
「はーい。」
「じゃ、行くわよ。」
 と、エルは言う。
 今からエルは秘密の料理を創るのだ。(できあがるのは料理ではないのだが。)
 気分は3分クッキングらしい………。

エル「と、言うわけで金髪美少女エルの不思議ミラクル3分お料理のコーナーです。」
ネズミ男(以下ネズミ)「アシスタントはこの負傷ビビビのネズミ男と」
シェーラ(以下シェ)「覇将軍シェーラです。」
エル「ちなみにカメラはガーウで生け贄はフィブリゾよ。」
ネズミ&シェ『生け贄………?』
エル「さて、本日創るのはこの世界では魔族はちょっと動きにくいのをなんとかしちゃう道具です。」
ネズミ「へぇ。それは、すごいですね。一体どんな者ですか。」
エル「これが、あればそれを持っている者に服従するだけで力が普通につかえるんですよ。」
シェ「それって、それを持っていれば子供でも純魔族を従える事ができるって事ですか。」
エル「良いとこを聞いたわね。その通りよ。
 おもしろいと思わない。」
シェ「………」
ネズミ「で、材料は何ですか?」
エル「まずは、高位魔族の血を手にしましょう。」
 そう言うとエルは、フェブリゾを斬って人間なら明らかに死ぬほどの血が流れる。
ネズミ「これを鍋に入れましょう。(死にはしないよな………。)」
エル「続いて、地獄の八大地獄の一つの血の池地獄の血をまた鍋に入れましょう。」
 シェーラは鍋にあらかじめくんでおいた血を入れる。
シェ「もしも、この二つが手に入らなかったらどうするんですか。」
エル「んー。ドラゴンの血とエルフの血にかなりの実力のある魔道士の血をそれぞれ30人分づつ入れて三日三晩煮込んでおけば大丈夫よ。」
ネズミ「で、血をどうするんですか?」
エル「これに、マンドラゴラの根っこ三本にカオスドラゴンの鱗を五枚入れましょう。」
 茶色い根っこを三本、黒い鱗を五枚入れる。
ネズミ「さらに、妖花の花粉に妖怪の妖力を入れましょう。」
 と、袋から紫色の煙を入れて、さらに黄金色の粉を入れる。
エル「それを、地獄の業火で煮込みましょう。」
 すると、フィブリゾ(貧血気味)が、鍋を抱えてえっちらおっちら地獄の灼熱地獄へと向かう。
 しばらく待つこと十数時間後
エル「さて、煮込み終わったら地獄の大鎌でかき混ぜると………、」
 すると、鍋の液体が金色の小さな石が五つできあがる。
エル「この、五つの内一つでも効果はありますよ。
 ところが、五つそろっていると特殊な結界が身を守ってくれる特典があります。」
ネズミ「それは、すてきですね。」
エル「では、これは西洋に適当に説明書付きで投げてみましょう。」
             エンド

18527Re:裏で手を引く物は何を企むその十五コウ 2009/7/8 17:08:10
記事番号18526へのコメント

コウ 無名編最終話です。
部下S 中途半端な………。
> 金色の鍵穴がそこにあった。
>「……金色の好きな奴なのね……。………そう言えば……、まぁ、関係ないか。」
> と、リナはつぶやいたが誰にも聞こえなかった。
部下S 何考えているのかはだいたいわかりますけれど………。たぶんそのカンあたり。
>【まず、気に入らないのは作者だ。あたしの一人称を忘れて………。
コウ 忘れていただけだもん。許してプリーズ
> 部下Sも教えないと(しつけないと)いけないな。
部下S ああ、わたしまでただでさえ恐ろしい罰ゲームがあるのに!
> しかし、良くきたものだ。さてと、挨拶ついでにあいつらをまた出すか。】
>
> エルはそこで笑みを浮かべていた。その側にはネズミ男がいた。
>「悪いけど召使いは席を外しているわ。………ちょっと、宴会の後片付けをね。」
> と、エルは笑みを浮かべて言う。
コウ まだ、片付け終わっていないのか。
>「あんた、あたし達を呼び寄せて……魔族まで読呼んで何を企んでいるのよ。」
> と、リナが言うと
>「あら、鬼太郎には言ったはずよ。ただの退屈しのぎよ。」
>「………」
> 沈黙が否定出ることはエルにもわかったのだろう。
>「疑おうがこれは真実よ。
コウ 暇なのだ。
> 魔族も人間も竜もあたしにしてみればおもちゃよ。そう、この世界の妖怪も人間も同じくおもちゃね。」
> 気に入らない。と、リナは思ったはずなのに何故か納得してしまっていた。
部下S そりゃ、あのお方ですからね。
> 体のどこかが言っているのだ。自分はエルを知っている。
コウ 冥王を倒したときあったと言えばあったからな。
>「………それは、聞き捨てならないな」
> と、現れたのは、ジェネロックとフィードルシェが現れる。
>「あら、でもあたしに従った方が安全よ。
> ここは、魔族が存在できない世界。この鍋の力でいまこの洞窟に居られるけれど、それでも力が半減されているはずよ。」
>「ッく………。そう言うことか」
> と、フィードルシェがうめく。そして、
>「なら、貴様を倒して………。」
> と、その手の刃をエルに向けたとき体が四散した。
>「つまんないわね。」
> と、エルがつぶやいた。
> 四散したフィードルシェとジェネロックがエルの側にある漆黒の鍋に吸い込まれる。
部下S おろかな………冥王二号と名付けよう。
> そして、
>「じゃぁ、また遊びましょ。今度は、もっと強い魔族を呼ぶのよ。
> 獣王ゼラス=メタリオムが作り出し直属の部下をね。」
> そう言うと、エルとネズミ男の姿はかき消えた。
>「………」
> 沈黙が、しばらく通じる。
> そして、鬼太郎がうめこうとした瞬間に
>『ぬわにぃぃぃぃぃ。ゼロスを呼ぶだぁぁぁぁ』
> と、リナ、ガウリィ、ゼルガディス、アメリアの声が洞窟内をこだました。

18526裏で手を引く物は何を企むその十五コウ 2009/7/8 07:39:58
記事番号18517へのコメント

 金色の鍵穴がそこにあった。
「……金色の好きな奴なのね……。………そう言えば……、まぁ、関係ないか。」
 と、リナはつぶやいたが誰にも聞こえなかった。
「あけますよ。」
 と、鬼太郎が良い鍵穴に差し込む。
 カチリと、静かにそれでいて波紋のように音が響く。
 すると、金色の鍵穴が溶け出し金色の扉となる。
 そして、手もつけていないのに扉は開いた。
 そこに、
「いらっしゃい。」
 と、エルがいた。長い金色の髪の毛と漆黒の瞳をもった謎の美女が……。

【まず、気に入らないのは作者だ。あたしの一人称を忘れて………。
 部下Sも教えないと(しつけないと)いけないな。
 しかし、良くきたものだ。さてと、挨拶ついでにあいつらをまた出すか。】

 エルはそこで笑みを浮かべていた。その側にはネズミ男がいた。
「悪いけど召使いは席を外しているわ。………ちょっと、宴会の後片付けをね。」
 と、エルは笑みを浮かべて言う。
「あんた、あたし達を呼び寄せて……魔族まで読呼んで何を企んでいるのよ。」
 と、リナが言うと
「あら、鬼太郎には言ったはずよ。ただの退屈しのぎよ。」
「………」
 沈黙が否定出ることはエルにもわかったのだろう。
「疑おうがこれは真実よ。
 魔族も人間も竜もあたしにしてみればおもちゃよ。そう、この世界の妖怪も人間も同じくおもちゃね。」
 気に入らない。と、リナは思ったはずなのに何故か納得してしまっていた。
 体のどこかが言っているのだ。自分はエルを知っている。
「………それは、聞き捨てならないな」
 と、現れたのは、ジェネロックとフィードルシェが現れる。
「あら、でもあたしに従った方が安全よ。
 ここは、魔族が存在できない世界。この鍋の力でいまこの洞窟に居られるけれど、それでも力が半減されているはずよ。」
「ッく………。そう言うことか」
 と、フィードルシェがうめく。そして、
「なら、貴様を倒して………。」
 と、その手の刃をエルに向けたとき体が四散した。
「つまんないわね。」
 と、エルがつぶやいた。
 四散したフィードルシェとジェネロックがエルの側にある漆黒の鍋に吸い込まれる。
 そして、
「じゃぁ、また遊びましょ。今度は、もっと強い魔族を呼ぶのよ。
 獣王ゼラス=メタリオムが作り出し直属の部下をね。」
 そう言うと、エルとネズミ男の姿はかき消えた。
「………」
 沈黙が、しばらく通じる。
 そして、鬼太郎がうめこうとした瞬間に
『ぬわにぃぃぃぃぃ。ゼロスを呼ぶだぁぁぁぁ』
 と、リナ、ガウリィ、ゼルガディス、アメリアの声が洞窟内をこだました。

18525Re:裏で手を引く物は何を企むその十四コウ 2009/7/5 20:06:06
記事番号18524へのコメント

コウ さて、第十四話ですな。
部下S そろそろ、L様も満足しても良いと思いますけれどね。
コウ あと、今回はL様の台詞はないのです。
部下S 何でですか?
コウ 寝てたんです。
> ある程度歩くとそこに居たのは、ジェネロックだった。その横には、人間に見える者が居た。
コウ 人間に見ると言う意味は人間ではないと言うことでもあるのだ。
> 灰色の髪の毛と紫色の瞳のそこそこ顔立ちの整っている青年だが、どこか人間味が抜けている。
部下S 上位あたりなら完全に人間味を与えれるんだけどね。
> 茶色い平凡でどちらかと言うと貧相な服を着ている。
> そして、瞳には光が無い。
コウ 魔族の証拠です。
>「ふっふっふ。まさか異世界であの名高い魔を征する者(デモン・スレイヤー)リナ=インバースに出会えるとは思ってませんでした。」
> と、青年が言う。
>「あんたは?
> そっちの陰険なのは、ジェネロックというのは知っているけど………。」
> と、リナが言う。
コウ 陰険とは………。
>「この者は、わたしの部下。
> わたしはフィードルシェと申します。」
> と、青年が深々と礼をすると手のひらから深みのある青い色の剣が現れる。
部下S 戦うつもりですか………。はぁ、また部下が滅びるのか………。
コウ 魔王があきらめてどうする!
部下S どぎゃぁぁ
コウ ほら、L様のお仕置き用お買い得巨大岩が脳天に……。
>「………なんで、こんな所にいるのよ。」
>「こんな所って………。」
> と、リナの言葉にうめく猫娘
コウ そりゃ、自分たちがいる世界をこんな所と言われればな………。
>「ふっふっふ。あの女に強制的に呼ばれたんですよ。
部下S ぐひぃぃぃぃなんと恐ろしいことをぉぉぉ
> まぁ、なかなかおもしろそうですから言うことを聞いていましたけれど……。別に契約をしたわけではありませんし……。」
> と、言うと金色の鍵を見せる。
>「渡しても良いと思っていましたけれど………。あの、魔王様を二度も倒した存在を戦う。
> 魔族としてもあなたは邪魔なんですよ。」
> そう言うとジェネロックとフィードルシェが飛びかかる。
> リナが唱えていた呪文を使う前に、
> ザッシュッ
> 鬼太郎の妖気で剣とかした髪の毛で二つに切られそして、ちゃんちゃんこに包まれる。
>「体内電気」
> その言葉と共にちゃんちゃんこが輝き
> バッシュゥゥ
> と、音と共に二体の魔族が滅びた。
コウ リナちゃんの出番無しか。 
>「あたしの出番は……?」
> と、あたしが言うと
>「倒したんだから良いでしょう。」
> と、鬼太郎が言う。
>「………いや、そりゃ、どうだけど………あたしの出番と………いうか、……。」
> と、ぶつぶつとリナはうめいていた。

18524裏で手を引く物は何を企むその十四コウ 2009/7/5 16:27:05
記事番号18517へのコメント

 ある程度歩くとそこに居たのは、ジェネロックだった。その横には、人間に見える者が居た。
 灰色の髪の毛と紫色の瞳のそこそこ顔立ちの整っている青年だが、どこか人間味が抜けている。
 茶色い平凡でどちらかと言うと貧相な服を着ている。
 そして、瞳には光が無い。
「ふっふっふ。まさか異世界であの名高い魔を征する者(デモン・スレイヤー)リナ=インバースに出会えるとは思ってませんでした。」
 と、青年が言う。
「あんたは?
 そっちの陰険なのは、ジェネロックというのは知っているけど………。」
 と、リナが言う。
「この者は、わたしの部下。
 わたしはフィードルシェと申します。」
 と、青年が深々と礼をすると手のひらから深みのある青い色の剣が現れる。
「………なんで、こんな所にいるのよ。」
「こんな所って………。」
 と、リナの言葉にうめく猫娘
「ふっふっふ。あの女に強制的に呼ばれたんですよ。
 まぁ、なかなかおもしろそうですから言うことを聞いていましたけれど……。別に契約をしたわけではありませんし……。」
 と、言うと金色の鍵を見せる。
「渡しても良いと思っていましたけれど………。あの、魔王様を二度も倒した存在を戦う。
 魔族としてもあなたは邪魔なんですよ。」
 そう言うとジェネロックとフィードルシェが飛びかかる。
 リナが唱えていた呪文を使う前に、
 ザッシュッ
 鬼太郎の妖気で剣とかした髪の毛で二つに切られそして、ちゃんちゃんこに包まれる。
「体内電気」
 その言葉と共にちゃんちゃんこが輝き
 バッシュゥゥ
 と、音と共に二体の魔族が滅びた。

 地面には金色の鍵が残った。

「あたしの出番は……?」
 と、あたしが言うと
「倒したんだから良いでしょう。」
 と、鬼太郎が言う。
「………いや、そりゃ、どうだけど………あたしの出番と………いうか、……。」
 と、ぶつぶつとリナはうめいていた。

18523Re:裏で手を引く物は何を企むその十三コウ 2009/7/4 08:27:21
記事番号18522へのコメント

コウ さて、十三まで行けました。金曜日に書かないのは不吉だから
部下S いや、関係ないと………。
>【「つまんないことしているわね。」
> と、あたしはうめいた。ったく、あの魔族はプライドとか誇りとかそう言うのは無いのか。
部下S ああ、お仕置きフラグが!
コウ まぁ、滅びないと思うぞ。
> もしも、滅んだとしたらたぁぁぁぷりお仕置きしないと行けないわね。
コウ 良かったじゃん。ジェネロックの方だよ。
> と、あたしは考えながら罰ゲームの時のあいつらの偽の名前を考えていた。………まさか、グラウシェラーとかゼラス=メタリオムと本名を言うわけにいかないし………。】
部下S その点私は、人間だったときの名前をそのまま使えば良いんですよね。

>「断りますよ。」
> と、鬼太郎はジェネロックを見据えて言った。
コウ 別に敬語で言わなくても……。
>「断る………?
> どうして?」
> と、首筋にジェネロックが手を添えたとき
>「体内電気!」
> 鬼太郎の体から電気が発生する
コウ 鬼太郎は体内から数万ボルトの電撃を放てます。
>「ギョォォォォォォォォォ」
> ジェネロックの悲鳴が洞窟をこだました。
部下S え?聞くんですか?
コウ まぁ、妖気が混じった攻撃ですから精神体の魔族も効果あるかなぁと
> そこに、
>「エルメキア・ランス」
> リナの呪文がジェネロックの背中に突き刺さった。
> ギィッィン
> と、空間がきしんだような音を立てると魔族が消える。
>「………逃げた……みたいね。」
> と、声のする方を鬼太郎が振り向くとリナが目玉親父と共にいた。
コウ 逃げただけです。滅んでません。
部下S 良かったなぁ。お仕置き受けずにすんで
>「父さん!………それと、リナさん」
> と、鬼太郎が呼ぶと
>「どりゃぁっぁぁ」
> と、リナのジャンピング・スクリューキックが鬼太郎の頭に突き刺さった。
コウ おいおい。
部下S リナさんらしいと言えばリナさんらしいですね。
> 痛む頭をさすりながらリナの説教を聞く。
>「あんた、あの魔族の精神攻撃を喰らっていたのよ。
> なにを言われたか知らないけれど、………誘い込まれたらあんたろくな目に遭っていなかったわよ。」
コウ 心配して居るみたいですね。………一応
> と、リナに言われ
>「たとえば、」
> と、聞き返すと
>「たとえば、魔族の呪術の中には生きた肉塊に変えて自分の体からできた蛇が延々と自分の体を食べるつける呪術なんて物があるわ。
> 苦しみから解放されるには呪術をかけた魔族を滅ぼすしかないわ。
> それまでは、………死ぬこともできずに苦しみ続けるのよ。」
>『………』
> 絶句する鬼太郎と目玉親父。
コウ 妖怪の中でも特にあくどい西洋妖怪や中国妖怪にぬらりひょんだって、そう言うことはしないしないからな。
部下S できないだけだったりして………。
>「あたしも、過去二回ほどそれを見たけど………みて、気分が良い物じゃないわね。
コウ つーか、みて楽しんだら人間失格だと
> あたしが知っているだけでも、三人か、四人はその呪術をかけられたわね。
部下S 約一名は噂ですしね。
> そのうち二人は、死んだだろうけれど……。」
コウ まぁ、呪術かけた魔族が滅んだけど確認はしていないもんね。
>「そんなのが居てリナさん達の世界は平和なんですか」
> と、思わず鬼太郎が聞く。
部下S リナの周りはいろんな意味で平和じゃないんですけどね。
>「うーむ。聞いているだけではとても人間がたとえ魔法が使えたとしても全滅しそうじゃが。」
> と、目玉親父もうなずくと
>「……魔族は精神体だからね。
> 人間相手に本気を出すのは自滅行動なのよ。それに、あたし達の世界にいるのは魔族と人間だけじゃなくて、神様だっているし竜やエルフやドワーフだって居あるわ。
部下S 正直な話、人間よりもエルフや竜が厄介なんだよね。
> 正直に言うと、魔族が本気出して人類殲滅を目指したら………姉ちゃんあたりは大丈夫な気がするけど………全滅に近い状態になるわね。
コウ 故郷の姉ちゃんあたりはたしかに大丈夫そうだな。
 ほかにもジョセフィーヌさんやあの愛は強しのバカップルあたりも大丈夫だろう。
 はっ、世界中がバカップルだらけになれば魔族は滅びるのか!
部下S 愛で滅びると言えば聞こえ良いけれど、なんかいやだ。
コウ あたしもいやだ。

18522裏で手を引く物は何を企むその十三コウ 2009/7/4 08:15:03
記事番号18517へのコメント

【「つまんないことしているわね。」
 と、あたしはうめいた。ったく、あの魔族はプライドとか誇りとかそう言うのは無いのか。
 もしも、滅んだとしたらたぁぁぁぷりお仕置きしないと行けないわね。
 と、あたしは考えながら罰ゲームの時のあいつらの偽の名前を考えていた。………まさか、グラウシェラーとかゼラス=メタリオムと本名を言うわけにいかないし………。】

「断りますよ。」
 と、鬼太郎はジェネロックを見据えて言った。
「断る………?
 どうして?」
 と、首筋にジェネロックが手を添えたとき
「体内電気!」
 鬼太郎の体から電気が発生する
「ギョォォォォォォォォォ」
 ジェネロックの悲鳴が洞窟をこだました。
 そこに、
「エルメキア・ランス」
 リナの呪文がジェネロックの背中に突き刺さった。
 ギィッィン
 と、空間がきしんだような音を立てると魔族が消える。
「………逃げた……みたいね。」
 と、声のする方を鬼太郎が振り向くとリナが目玉親父と友にいた。
「父さん!………それと、リナさん」
 と、鬼太郎が呼ぶと
「どりゃぁっぁぁ」
 と、リナのジャンピング・スクリューキックが鬼太郎の頭に突き刺さった。

 痛む頭をさすりながらリナの説教を聞く。
「あんた、あの魔族の精神攻撃を喰らっていたのよ。
 なにを言われたか知らないけれど、………誘い込まれたらあんたろくな目に遭っていなかったわよ。」
 と、リナに言われ
「たとえば、」
 と、聞き返すと
「たとえば、魔族の呪術の中には生きた肉塊に変えて自分の体からできた蛇が延々と自分の体を食べるつける呪術なんて物があるわ。
 苦しみから解放されるには呪術をかけた魔族を滅ぼすしかないわ。
 それまでは、………死ぬこともできずに苦しみ続けるのよ。」
『………』
 絶句する鬼太郎と目玉親父。
「あたしも、過去二回ほどそれを見たけど………みて、気分が良い物じゃないわね。
 あたしが知っているだけでも、三人か、四人はその呪術をかけられたわね。
 そのうち二人は、死んだだろうけれど……。」
「そんなのが居てリナさん達の世界は平和なんですか」
 と、思わず鬼太郎が聞く。
「うーむ。聞いているだけではとても人間がたとえ魔法が使えたとしても全滅しそうじゃが。」
 と、目玉親父もうなずくと
「……魔族は精神体だからね。
 人間相手に本気を出すのは自滅行動なのよ。それに、あたし達の世界にいるのは魔族と人間だけじゃなくて、神様だっているし竜やエルフやドワーフだって居あるわ。
 正直に言うと、魔族が本気出して人類殲滅を目指したら………姉ちゃんあたりは大丈夫な気がするけど………全滅に近い状態になるわね。
 だけど、魔族側も疲労するでしょうし、そのあと神様サイドから余計な茶々を入れられるかもしれないし。
 魔族にしてみれば、人間は滅びる直前まで生かさず殺さずが理遭難じゃないの?」
 と、リナはあっけらかんと言った。
 そこに、
「おーい。リナー。無事かー」
「鬼太郎ー。大丈夫ー。」
 と、ガウリィと猫娘の声が聞こえた。

18520Re:裏で手を引く物は何を企むその十二コウ 2009/6/28 22:10:18
記事番号18519へのコメント

コウ 何々編というのが無いんですよ。
部下S はぁ。
>【「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
> リナ達の光景を見ていて思わず腹を抱えて笑う。
> やはり人間という存在はおもしろい。存在を望みながら魔にもなりそして聖にもなれる。まさしく可能性の満ちた存在だ。
> 竜もエルフももちろん魔族も力は強くあたしを理解しているが、………彼らはつまらない。枠に鎖につながれて居るのをあきらめているというか………、 なーんて、かっこいいことを言ったって本当のところはただ虐めたり辛かったりしてもつまらないと言うことだけだが………・。】
コウ さんざ、思わせぶりなことを言っといて結論がそれ……
>「………魔族、………滅びのために滅びを巻き生きとし生けるものすべての敵。
> 精神世界に存在する彼らは人間を遙かに超えた魔力をもっている。
> そして、自分たちを含めてすべてを滅ぼそうと望む物よ。」
> と、リナがエルからの招待状に書いてあった場所へ向かいながらそう言った。
部下S それですよ。それ、そう言ってほしいんですよ。
>「なんで、自分たちまで滅びようとするんですか。」
> と、猫娘に言われリナは
>「………そういう風に創られたのよ。」
> と、答えた。
>「………創られた?」
> と、鬼太郎がいぶかしむ。それではまるで何かが魔族を創ったように聞こえる。
>「まぁ、こっちの世界の話よ。」
> と、リナが言った。
> 先日、現れた部下Sと名乗る男が言った。
コウ 忙しいだろうなぁ。
> リナ達のいる世界はこの世界とは根本が違うと、リナはそれはおそらく鬼太郎達はあれから創られた存在ではないと言うことだと考えていた。
> ちなみに、部下Sと名乗る男はそのあと糸と布を買って去っていった。
> 何もしなかったのは、頭からだくだくと血を流していたと言うかなり怖い格好で現れたからである。
コウ ちなみにそれは、エルの買い物の高級ガラスグラスを割ってしまったんです。
>『ボクハ、じょーじ、ダヨ。』
>『アタシハ、きゃんしー、ヨ。ヨロシクネ』
> どう考えても考えるのを放棄したような名前の人形だがそれは、今問題にするところではない。
部下S なにから名前をつけたんですか。
コウ えーと、ほらなんか英語の英文とかで男と女の会話英文があるじゃん。
 それをイメージして………。
部下S なんですか、それ
>「………なるほど、エルが言っていた魔族とはあんたの事ね。」
> と、リナが言う。
>『ジャァ、イコウカ。きゃんしー。』
>『イキマショウ。じょーじ。』
> そう言って二人は笑いながら襲いかかってきた。
>「エルメキア・ランス」
> リナの呪文が漆黒の闇の中で一筋の光を創る。
> それを吸収したきゃんしーに
>『アハハハ』
> と、笑い声と共に鬼太郎の後ろにいたじょーじの口から現れた。
>「リナさん。こいつら」
> と、ちゃんちゃんこで防いだ鬼太郎がリナに叫ぶと
>「大丈夫。爆発に気をつけてね。」
> と、言うと同時に
>『ラ=ティルト』
> と、アメリアとゼルガディスの呪文が重なった。
>きょえぇぇっぇぇえっぇぇ
> と、声とも呼べない音が響いた。
> そして、爆発がおきた。
コウ イメージとしては、原作のレッドとグレイをイメージしました。
部下S イメージじゃなくて、まんまじゃないですか。
>「………猫娘ー。みんなー。」
> と、がれきの山となたった洞窟の一つで鬼太郎ははぐれた仲間の名前を呼ぶ。
>「一反木綿、オババ、子鳴きじじい。黒カラスさーん。」
> と、叫ぶが反応がない。
> そこに、
>「あれも、旨くばらばらにしてくれましたね。」
> と、声がして振り向くとそこには紫色のローブをきた20代前後の青年が居た。
> だが、本来顔があるべき場所には眼球のないどくろがありその手には紫色の光を放つ洋燈を持っていた。
コウ 一瞬、鎌を持たせようかとしましたけれどL様が怒りそうなので
部下S やめたんですね。
コウ うん。
>「お初にお目にかかる。私の名前はジェネロック。
> 心の闇を見通し苦しみから逃れる方法を教える物。」
> と、それは言った。
>「魔族………と、言うやつですか。」
> と、鬼太郎が聞くと
>「ええ。しかし、妖怪とは………ふふふ。ここが何処だが知りませんが、あなた方のような種族はおもしろい。
> あなたは、日本という国の代表妖怪らしいですね。」
>「……別にそう名乗った覚えもないんですけどね。」
> と、鬼太郎は肩をすくめていった。代表なんて責任重大なことを仰せ使うのは気が重いと常々思っていたのだ。
>「そうでしょう。気が重いでしょうね。
> しかし、周りはあなたに期待をしている。………ところで、われわれ魔族と契約しませんか。
> そうすればあなたの苦労も楽になる。」
>「どういう意味じゃ」
> と、怒鳴る目玉親父。
コウ 最近存在忘れていました。
部下S ひでぇ
> 眉をひそめる鬼太郎にジェネロックと名乗った魔族は言い続ける。
>「さすれば、……あなたの悩みもいくつか減りますよ。
> ………妖怪反物という物を創るチーや、あなたのお命を狙い続けるぬらりひょんとか、地獄の力を手にしようとする西洋妖怪をどうにかすることも可能ですよ。」
コウ こういうのを甘いささやきと言うんですね。
> 気がつくとジェネロックは後ろにいた。いつの間に移動したのかわからなかった鬼太郎はおどろく。
> 先ほどまで居たはずの目玉親父の気配も声も消えていた。
>「………魔族の中には死者をよみがえらせることができる物も居ます。
部下S 簡単じゃないんですけどね。
コウ さて、さて次回はどうなるのでしょうか。
部下S リナ達の出番が多すぎる気がして鬼太郎にスポット当てた作者ですけど、スレイヤーズファンも楽しませろよ。

18519裏で手を引く物は何を企むその十二コウ 2009/6/28 22:01:42
記事番号18517へのコメント

【「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
 リナ達の光景を見ていて思わず腹を抱えて笑う。
 やはり人間という存在はおもしろい。存在を望みながら魔にもなりそして聖にもなれる。まさしく可能性の満ちた存在だ。
 竜もエルフももちろん魔族も力は強くあたしを理解しているが、………彼らはつまらない。枠に鎖につながれて居るのをあきらめているというか………、 なーんて、かっこいいことを言ったって本当のところはただ虐めたり辛かったりしてもつまらないと言うことだけだが………・。】
「………魔族、………滅びのために滅びを巻き生きとし生けるものすべての敵。
 精神世界に存在する彼らは人間を遙かに超えた魔力をもっている。
 そして、自分たちを含めてすべてを滅ぼそうと望む物よ。」
 と、リナがエルからの招待状に書いてあった場所へ向かいながらそう言った。
「なんで、自分たちまで滅びようとするんですか。」
 と、猫娘に言われリナは
「………そういう風に創られたのよ。」
 と、答えた。
「………創られた?」
 と、鬼太郎がいぶかしむ。それではまるで何かが魔族を創ったように聞こえる。
「まぁ、こっちの世界の話よ。」
 と、リナが言った。
 先日、現れた部下Sと名乗る男が言った。
 リナ達のいる世界はこの世界とは根本が違うと、リナはそれはおそらく鬼太郎達はあれから創られた存在ではないと言うことだと考えていた。
 ちなみに、部下Sと名乗る男はそのあと糸と布を買って去っていった。
 何もしなかったのは、頭からだくだくと血を流していたと言うかなり怖い格好で現れたからである。

 地図に記された場所には洞窟があり洞窟の入り口には
『ドキドキ・わくわく。魔族入りの洞窟でうふふ私を捕まえてご覧なさい。』
 と、書かれていた。
 一瞬リナとナーガの脳内にとある町で出会った二人組を思い出した。
 海辺でうふふ、あははと追いかけっこを延々と続けていた二人。
「どうやら、この奥らしいですね。」
 と、鬼太郎に引き連れられリナと鬼太郎のご一行は洞窟へと向かった。
 洞窟には数々のトラップがあったがどのトラップも子供のいたずらみたいな物だった。
 床に氷が張ってあり滑る床の先には、でっかいペンキ缶があった。
 ほかにも、あけると砂砂利の入った金ダライや顔めがけて振ってくるパイなどだった。
「………で、どこに魔族が居るのよ。」
 と、リナが頭から振ってきた色つき水で紫色と栗色という髪の毛になったリナが言うと
『ソレハ、ボクノ、コトダト、オモウヨ。』
『アハハ、アタシモ、イルノヨ。』
 と、甲高い声が響いた。
 振り向くとそこには金髪の桃色ドレスに桃色リボンに青い目という西洋人形みたいなのと、茶色い髪の毛に黒いシルクハットに黒いタキシードを着た青い目の西洋人形がいた。
『ボクハ、じょーじ、ダヨ。』
『アタシハ、きゃんしー、ヨ。ヨロシクネ』
 どう考えても考えるのを放棄したような名前の人形だがそれは、今問題にするところではない。
「………なるほど、エルが言っていた魔族とはあんたの事ね。」
 と、リナが言う。
『ジャァ、イコウカ。きゃんしー。』
『イキマショウ。じょーじ。』
 そう言って二人は笑いながら襲いかかってきた。

「エルメキア・ランス」
 リナの呪文が漆黒の闇の中で一筋の光を創る。
 それを吸収したきゃんしーに
『アハハハ』
 と、笑い声と共に鬼太郎の後ろにいたじょーじの口から現れた。
「リナさん。こいつら」
 と、ちゃんちゃんこで防いだ鬼太郎がリナに叫ぶと
「大丈夫。爆発に気をつけてね。」
 と、言うと同時に
『ラ=ティルト』
 と、アメリアとゼルガディスの呪文が重なった。
きょえぇぇっぇぇえっぇぇ
 と、声とも呼べない音が響いた。
 そして、爆発がおきた。

「………猫娘ー。みんなー。」
 と、がれきの山となたった洞窟の一つで鬼太郎ははぐれた仲間の名前を呼ぶ。
「一反木綿、オババ、子鳴きじじい。黒カラスさーん。」
 と、叫ぶが反応がない。
 そこに、
「あれも、旨くばらばらにしてくれましたね。」
 と、声がして振り向くとそこには紫色のローブをきた20代前後の青年が居た。
 だが、本来顔があるべき場所には眼球のないどくろがありその手には紫色の光を放つ洋燈を持っていた。
「お初にお目にかかる。私の名前はジェネロック。
 心の闇を見通し苦しみから逃れる方法を教える物。」
 と、それは言った。
「魔族………と、言うやつですか。」
 と、鬼太郎が聞くと
「ええ。しかし、妖怪とは………ふふふ。ここが何処だが知りませんが、あなた方のような種族はおもしろい。
 あなたは、日本という国の代表妖怪らしいですね。」
「……別にそう名乗った覚えもないんですけどね。」
 と、鬼太郎は肩をすくめていった。代表なんて責任重大なことを仰せ使うのは気が重いと常々思っていたのだ。
「そうでしょう。気が重いでしょうね。
 しかし、周りはあなたに期待をしている。………ところで、われわれ魔族と契約しませんか。
 そうすればあなたの苦労も楽になる。」
「どういう意味じゃ」
 と、怒鳴る目玉親父。
 眉をひそめる鬼太郎にジェネロックと名乗った魔族は言い続ける。
「さすれば、……あなたの悩みもいくつか減りますよ。
 ………妖怪反物という物を創るチーや、あなたのお命を狙い続けるぬラ理ひょんとか、地獄の力を手にしようとする西洋妖怪をどうにかすることも可能ですよ。」
 気がつくとジェネロックは後ろにいた。いつの間に移動したのかわからなかった鬼太郎はおどろく。
 先ほどまで居たはずの目玉親父の気配も声も消えていた。
「………魔族の中には死者をよみがえらせることができる物も居ます。
 ………あなたが救えなかった物………あなたが生きて出会う事ができなかった物………、そんな者達にあえるかもしれないんですよ。」
 と、ジェネロックは言う。
「………力がほしくありませんか。」
 と、ジェネロックが言うと鬼太郎は笑みを浮かべた。 

18518Re:裏で手を引く物は何を企むその十一コウ 2009/6/28 09:12:52
記事番号18517へのコメント

コウ いやはや、本当なら中国妖怪を出そうとしたんですけどあいつ動かしにくいんだもんね。
部下S ただ、単にあなたの文章力がないだけでは
コウ やかましぃ。
>【中国妖怪とか言うやつは、さすがに何処にいるかネズミ男でもわからないらしい。
> でぇぇぇい。無能な、あんたは情報収集能力をのぞいたら部下S以下の能力よ。
コウ ネズミ男にひどいのかそれとも部下Sにひどいのかはたまた両方にひどいのか難しいねぇ。
部下S ううう、金のために仲間を裏切るようなやつと比べられるなんて………。
> さすがに海外は無茶だとわめくネズミ男を血の池地獄に沈めておく。あとで、召使いに助け出させるつもりだから良いだろう。
> まぁ、西洋妖怪の方はどうにかできそうだが、………ショーがない丁度良い場所を見つけたから、そこで遊ぶか。】
コウ なにで遊ぶ気だ。
部下S 間違いなく砂遊びとかおはじきとかおままごとじゃ無いんですね。
> 横町内にアメリアとゼルガディスが住み着いてしばらくたった。
> アメリアはリナと一緒に人間界でバイトをしている。横町の妖怪達は最初、あのナーガの妹と言うことで警戒をしていたが、意外と常識があった。
コウ 一応姫様だからね。
部下S ナーガも姫ですけど………。つーか、スレイヤーズの世界でまともな姫が出たことありますか。アニメオリジナルキャラクターのマルチナもまともじゃない気がしますし………。
コウ うーみゅ、魔族なにもしなくても滅びるんじゃないのかなぁ。
部下S うーん。
> やや、正義感が強すぎる気がするがナーガよりはまともで常識がある。それを、リナが聞いたら………比べる存在が根本的に間違っている気がしないでもない。と、訳のわからないことを言った。
> ゼルガディスは夜業さんという横町内で研究や情報を持っている人のところで手伝いをしながらキメラになった体を元に戻す方法などを調べている。
> ナーガがひたすら悪い噂を言っていたため最初警戒していたが、リナはお茶目なゼルちゃん。だと言って当人は、基本的にクールで時にお茶目な魔剣士だ。と叫んだ。
コウ 叫んだのか。
> 横町内の妖怪の結論はリナさんの便利アイテムみたいな人と言う結論に到達しかけていた。
部下S ゼルガディスが聞いたらめちゃくちゃ怒ると思いますよ。
> そして、
>「なぁによ。黒カラス」
> と、二階から降りてきたリナが聞くと
>「……エルから招待状が届きました。」
>「へぇ。今度はそっちに届いたんだ。」
> と、リナが言うとお茶を飲む。
>「今度は魔族を手下として呼んだと言っていますが、………」
>『………!』
> リナが飲みかけの茶をふいてナーガの顔がお茶でびしょ濡れしてそれにおどろいたナーガがこけてアメリアにぶつかって、アメリアの持っていたお茶がゼルガディスに頭からぶつかる。
コウ コントをイメージしてください。
部下S そして、ガウリィがパイを投げられるんですね。
コウ いや、そこまでは
>『魔族ぅぅぅ』
> と、言う叫び声にガウリィが一言
>「………魔族って何だっけ」
> ずごしゃぁぁぁぁっぁぁぁぁ
> 砂煙を上げてリナ達ご一行のガウリィ以外は倒れ込んだ。
部下S ………忘れられるとは、………魔族っていったい。
コウ 異世界生活が長すぎたのかなぁ。
>「……おい、大丈夫か。………冗談だぞ。」
> と、リナを起こしながら言うガウリィに
>「まぎらわしぃわぁ」
> と、叫んでリナはガウリィの頭にスリッパではたいた。
>「どっから、そのスリッパを出したんですか?」
> と、鬼太郎が聞くと
>「持っていると便利なのよ。」
> と、リナは言った。
コウ 原作最終巻参照
>「スリッパはどうでも良いとして、問題は………魔族だな。」
> と、ゼルガディスが癖になった髪の毛を直しながら言う。
>「そうですね。」
> と、アメリアも沈痛な表情で言うが
>「おーほほほほほほほ。たかがブラス・デーモンやレッサー・デモーンなんぞ、この白蛇のナーガ様なら味方事ぶっ飛ばしてあげるわよ。」
>『味方事吹っ飛ばすな』
> と、全員の叫び声が美技と言うまでに重なった。
コウ この人なら本当に吹っ飛ばしかねないんですよね。
部下S この人がセイルーンを次いだらほっといても滅びますね。セイルーン
>「………まぁ、たしかに普通に考えれば出てくるのはそのあたりだが………、どうやらエルはリナのことを調べていたらしい。
> リナがそんな雑魚でどうにかできるとは思っていないだろう。」
>「って、ことはなに……純魔族が出ると思っているの。
> 安心しなさい人生の内そう何度も純魔族にあうわけ無いじゃない。」
> リナはその言葉にため息をついた。
>「………あたしはその言葉が当てはまらない人生を送っているのよ。」
> と、リナはつぶやいた。
コウ つーか、ナーガあんたリナの昔話を聞いたろ。
>「で、魔族って何ですか。」
> と、猫娘が聞くと
>「生ゴミ以下の災害」アメリア
部下S フィリアじゃないんですから。
>「ゴミ捨て場にたかるはえ」ゼルガディス
コウ お前はオー○ェンか……って、作者違うし……。
>「生きとし生けるものの天敵」ナーガ
部下S 当たっていますね。
>「陰険根暗破滅願望者」リナ
コウ 感じが多すぎる気が……
>「………えーと、ゼロスと同類。」ガウリィ
コウ 何という覚え方だ。
部下S 間違ってはいないんですけど
>「わかりません。」
> と、鬼太郎が全員を代表してそう言った。

18517裏で手を引く物は何を企むその十一コウ 2009/6/28 09:00:20


【中国妖怪とか言うやつは、さすがに何処にいるかネズミ男でもわからないらしい。
 でぇぇぇい。無能な、あんたは情報収集能力をのぞいたら部下S以下の能力よ。
 さすがに海外は無茶だとわめくネズミ男を血の池地獄に沈めておく。あとで、召使いに助け出させるつもりだから良いだろう。
 まぁ、西洋妖怪の方はどうにかできそうだが、………ショーがない丁度良い場所を見つけたから、そこで遊ぶか。】

 横町内にアメリアとゼルガディスが住み着いてしばらくたった。
 アメリアはリナと一緒に人間界でバイトをしている。横町の妖怪達は最初、あのナーガの妹と言うことで警戒をしていたが、意外と常識があった。
 やや、正義感が強すぎる気がするがナーガよりはまともで常識がある。それを、リナが聞いたら………比べる存在が根本的に間違っている気がしないでもない。と、訳のわからないことを言った。
 ゼルガディスは夜業さんという横町内で研究や情報を持っている人のところで手伝いをしながらキメラになった体を元に戻す方法などを調べている。
 ナーガがひたすら悪い噂を言っていたため最初警戒していたが、リナはお茶目なゼルちゃん。だと言って当人は、基本的にクールで時にお茶目な魔剣士だ。と叫んだ。
 横町内の妖怪の結論はリナさんの便利アイテムみたいな人と言う結論に到達しかけていた。
 そして、
「なぁによ。黒カラス」
 と、二階から降りてきたリナが聞くと
「……エルから招待状が届きました。」
「へぇ。今度はそっちに届いたんだ。」
 と、リナが言うとお茶を飲む。
「今度は魔族を手下として呼んだと言っていますが、………」
『………!』
 リナが飲みかけの茶をふいてナーガの顔がお茶でびしょ濡れしてそれにおどろいたナーガがこけてアメリアにぶつかって、アメリアの持っていたお茶がゼルガディスに頭からぶつかる。
『魔族ぅぅぅ』
 と、言う叫び声にガウリィが一言
「………魔族って何だっけ」
 ずごしゃぁぁぁぁっぁぁぁぁ
 砂煙を上げてリナ達ご一行のガウリィ以外は倒れ込んだ。
「……おい、大丈夫か。………冗談だぞ。」
 と、リナを起こしながら言うガウリィに
「まぎらわしぃわぁ」
 と、叫んでリナはガウリィの頭にスリッパではたいた。
「どっから、そのスリッパを出したんですか?」
 と、鬼太郎が聞くと
「持っていると便利なのよ。」
 と、リナは言った。
「スリッパはどうでも良いとして、問題は………魔族だな。」
 と、ゼルガディスが癖になった髪の毛を直しながら言う。
「そうですね。」
 と、アメリアも沈痛な表情で言うが
「おーほほほほほほほ。たかがブラス・デーモンやレッサー・デモーンなんぞ、この白蛇のナーガ様なら味方事ぶっ飛ばしてあげるわよ。」
『味方事吹っ飛ばすな』
 と、全員の叫び声が美技と言うまでに重なった。
「………まぁ、たしかに普通に考えれば出てくるのはそのあたりだが………、どうやらエルはリナのことを調べていたらしい。
 リナがそんな雑魚でどうにかできるとは思っていないだろう。」
「って、ことはなに……純魔族が出ると思っているの。
 安心しなさい人生の内そう何度も純魔族にあうわけ無いじゃない。」
 リナはその言葉にため息をついた。
「………あたしはその言葉が当てはまらない人生を送っているのよ。」
 と、リナはつぶやいた。
「で、魔族って何ですか。」
 と、猫娘が聞くと
「生ゴミ以下の災害」アメリア
「ゴミ捨て場にたかるはえ取り紙」ゼルガディス
「生きとし生けるものの天敵」ナーガ
「陰険根暗破滅願望者」リナ
「………えーと、ゼロスと同類。」ガウリィ
「わかりません。」
 と、鬼太郎が全員を代表してそう言った。

18516裏で手を引く者の犠牲者達【番外編V】(横町編)コウ 2009/6/25 22:41:46
記事番号18514へのコメント

 高笑いが響くのもなれてしまった妖怪横町。
「そーいや、ナーガ。あんた、一応セイルーンの姫なのになんだってそんな服を着ているのよ。」
 と、バイトから帰ってきたリナがガウリィにマッサージをしてもらいながら聞くと、
「ふっ。この美的センスがわからないなんて相変わらず子供ね。」
「………いや、それは良いから」
 と、リナが半眼でうめく。
 部屋でお茶を飲んでいた鬼太郎も苦笑を浮かべた。
「………お母様の形見なのよ。」
 と、ナーガがぽつりとつぶやいた言葉にその場にいた全員は沈黙した。
 一つは、ナーガとアメリアの母親が死んでいたと言うこととその事を言ったナーガの声が哀しげだったこと。
 そして、
「ナーガ、あんたの母ちゃんって」
「どんな人なんですか。」
 と、リナと鬼太郎の言葉にナーガはただ
「っふ、すばらしい人だったわ。あたしが人生の師匠としてもあこがれている女性よ。」
 と、答えた。
 リナ達の頭の中に浮かんだ疑問はただ、
『フィルさんの趣味って………』
 だった。
 アメリアとナーガの母親と父親のフィルさんがどういう経緯で出会って結婚したのかは、謎である。
 だが、おそらく二人の結婚はいろいろ問題があったんだろうなぁと考えられる。
 後日、これならキメラだからって気にしないでも良いんじゃないの。と、リナにしこたまからかわれたのはゼルの秘密である。

 また、翌日のことだった。
「そう言えば、デーモン大量発生事件は一体何だったのかしらね。」
 と、ナーガが洗濯物を取り込みながら言った言葉にリナは反応した。
「………ああ、あのことね。」
 その表情にナーガは何かを感じ取り
「リナ。なんか知っているなら教えなさいよ。」
 と、言った。
 リナはため息を一つつくと語り始めた。
 部屋にはガウリィとアメリアとゼルガディスとナーガだけだった。
「あの事件は………、そうね。ナーガとあたしが旅していた頃………、ガウリィと出会う前から始まっていたのかもしれないわね。
 ルビナガルド元王国の王室解体の発端の事件、それにあたしとナーガが関わった。」
 と、リナはぽつりぽつりと話し始めた。
 日が暮れ始めた頃、
「リナさん達〜、ちょっと話があるんですけど………」
 と、鬼太郎と目玉親父と猫娘達がリナ達の住んでいる部屋へと向かっていた。
「………あの時、もしもあたしが気づいていたら………もしも、あのときあそこの神官のだれかが助けようとしたら………、もしも、あそこに復活の呪文が使える神官が居たら………、もしもをあげるときりがないわ。
 だけど、どのもしもも起きずに、彼女………ミリーナは………死んだわ………。」
 と、言う声が聞こえ呼ぶために戸に伸ばした手を鬼太郎は止めた。
「………彼は、狂ったわ。最愛の存在を失って……毒をくらわしたやつを殺して、雇った人間を殺して見殺しにした相手を殺して、………助けられなかった人まで殺そうとした。」
 その声は今にも消えそうな声だったが、悲痛な哀しげな声だった。
 鬼太郎も猫娘も目玉親父も今、自分たちがやっているのが盗み聞きというあまりほめられた事でないこともわかっていたがその場にいた。
 リナの話は続いていた。
「その事件の本当の黒幕も退治して………、あたしとガウリィはまた当てのない旅を続けていた。
 そんな中、起きたのはデーモンの大量発生事件だった。
 あのとき世界が揺れた。そのとき、彼………ルークが魔王になったときだった。」
 部屋に直接居なくても、その場にいた人達が驚愕したのがわかった。
 鬼太郎も目を見開く。話を途中から聞いていたがその彼と呼ばれていたルークという男性がリナとガウリィの仲間とも呼ばれる存在になっていたと言うことは、わかったのだから………。
「やがて、あたしは近くの町であたしそっくりの姿形をしたのがサイラーグへの道を聞いていたのを知った。
 それは、招待状だったのよ。サイラーグへ来いと言う魔王になったルークからの………。
 北の魔王は、あたし達とルークとの再会を喜ばなかった。
 二つの魔王の矛盾した命令に魔族はかなり混乱していたけど………あたしには、道でも良いことだった。
 あたしは、サイラーグへ向かってそこでゼロスの上司……ゼラス=メタリオムとダルフィンの受付係に出会った。」
 鬼太郎はゼロスという言葉ではわからなかったがゼルガディスとアメリアが息をのんだのがわかった。
「そこで、あたしとガウリィは魔王に出会った。
 最初、あたしは魔王が………彼………ルークだとは………気づかなかった。
 気づいたのは………ガウリィだった。………ルークは、……不器用だったのよ………。………ミリーナ………が死んだのに………耐えきれなくて………魔王が偶然………彼の魂に………封印されていた………。
 ………彼は言ったわ。あたし達と戦って世界を………滅ぼすか………自分が滅びるかを決めるって………」
 途切れ途切れになる言葉でリナがどんな顔をしているのかは、扉の向こうにいる鬼太郎達にはわからなかった。
 だが、この扉を開ける事ができずにいた。
「………だけど、………彼は………本当は………ただ、………彼女………ミリーナの所に………行きたがっていただけだったのよ。………本来なら………魔王を倒せるはずのない術………赤瞳の魔王………の力を借りた呪文………それで、眠りについた………。」
 と、リナの言葉の後扉の向こうには聞こえない声で鬼太郎はつぶやいた。
「………あと、五分たったら呼ぼう。」
 と、そして扉を開けたときリナ達は笑顔で答え下へと向かった。
 長く待たされた物は不満げだったがなぜ時間がかかったかは、鬼太郎達は言わなかった。

18515裏で手を引く者の犠牲者達【番外編V】(地獄編その2)コウ 2009/6/24 21:13:27
記事番号18514へのコメント

「まだ、かたづけるのわぁ、はやいわよぉ」
 と、エル様はそう言った。
 顔には珍しく朱に染まったほおがしている。
 その周りには、飲み比べをした後も大量に飲まされた魔族の集団が倒れ伏している。
 そう言うと、エルは自分の場所につながっている鍋からごそごそ何かを取り出した。
「わぁ」
「どわぁぁ」
 と、赤毛の赤い服の……わかり安く言えば赤一色で統一したはでな青年……名をレゾという。
 赤法師レゾという。
 そして、もう一人赤毛の目つきの鋭いヤクザとかごろつきとかそう言う言葉がよく似合う青年。
 名をルークという。
「ったく、なんだよ。俺は寝ていたいんだ。」
 と、ルークがうめく
「あたしとの見比べで勝ったら……魔王の魂と分離させて望むような転生をするようにするけど………。
 一緒に転生したい相手が居るならそれも一緒に」
「おれはかつぞぉぉぉぉ」
 と、ルークは速攻で酒を片手に叫んだ。

 ネズミ男はだいたいの話を聞きながら言った感想はただ一つだった。
「………猫娘が感動しそうな話だな。おい、」
「感動というものでしょうかねぇ」
 と、部下Sが言う。
「つーか、二対一で勝負をするなんて、卑怯ですよ。」
「でも、お父様でもあるじゃないですか。」
 と、フェブリゾに言われ
「………でも、あのわたしは不完全な感じで復活して滅びたし………、もう一人は自分から滅びるし………私だけ、貧乏くじを引いていますよ。」
 と、ビールを飲みながら愚痴り始める。
 結果は、意外なことに勝利だった。

 その夜、
「エル様。」
 と、月見酒を飲んでいるエルに部下Sが話しかける。
「なぁにぃ」
 と、酔いの回った口調でいう主に、
「………わざと負けになったんですか?」
 と、部下Sが聞いた。
「んー、まぁね。赤法師のほうは、まだやかましくなかったんだけど………、もう一人のほうわねぇ。
 みりーな。みりーな。って、たまに寝言でうめいているのよ。
 やかましいのよね。やかましくっていやになって旅行に出たんだけど………根本的解決になっていない気がしてねぇ。」
「原因の人の心を転生させたというわけですか。」
「あんたが、滅んだら同じようにしといてあげるわよ。
 世界事滅んだとしたら別の世界でね。」
 と、エルは言うとまた酒を飲み始めた。

 リナ達がこのときの話を聞くか、聞かないかは、もうちょっと未来かもしれないし永遠に来ない話かもしれない。
 だが、その話を聞いたリナ達はどんな顔をするだろうか。
 エルは密かにほほえんだ。

18514裏で手を引く者の犠牲者達【番外編V】(地獄編)コウ 2009/6/21 21:42:31


【地獄で地獄の酒盛り大会!地獄の二日酔いに気をつけて(ハート)地獄のゲームつき】
 と、三原色の文字で書かれているはでな看板を飾って酒を用意する。
「うお、すっげー。シャトー・ディケムって高いんだろ。
 こんな高いワイン初めて見たぞ」
 と、ネズミ男がワインを眺めながら言う。
 その周りには古今東西の世界各国の酒という酒がおいてある。子供だましの白酒卵酒からアルコール濃度のかなり高いきつい酒まである。
 テーブルの上にはいろんな酒のつまみが置いてある。
 なぜ、地獄のこの場所でこういう事が起きることになったのかというとそれは、エルのわがままから始まった。
「酒盛り大会をするわ。」
 と、言って数名の部下に酒を大量に持参させて呼ぶと言うことをしたのだ。
 なんでも、二つの世界の酒を飲み比べたいらしい。
「お嬢って、見た目にそぐわず大酒飲みなのか」
 と、ネズミ男の疑問にまともな服をかなり久方ぶりに着て喜んでいるガーウが、
「たしか、数千年前ぐらいだったな。四つの世界混同酒盛り大会の会場が俺らの居た世界で起きたとき、最後まで飲み続けていたぞ。
 あの方は………。」
 と、言った。
「すげぇな。あと、あんたのまともな格好って初めて見た気がしたぞ。」
「やかましぃ」
 と、ガーウは吠えた。

 エルが四人じゃ難しいでしょ。と、言う心優しい言葉の元、ラシャートとラクタールと言う男二人とパティーとアリーナとディーンとエンジュとマリーアール言う女性五人も手伝っている。
 ガーウの部下とフェブリゾの部下らしい。
 まるまる一日かけて(ネズミ男は途中寝たが………ほかは寝ずにの準備だった。)準備を終えていざ酒盛りは始まった。
 その光景は地獄絵図だった。
 地獄での光景よりも地獄絵図と言いたくなるような光景だったことをネズミ男はのちに語る。
 佳境に入ったときエルはまたもや唐突にこういった。
「大酒飲み大会開催するわよ。
 あたしに勝ったら世界を滅ぼす以外の望みを一つ叶えるわよ。
 召使い達は参加禁止
 敗者はあたしの考えた罰ゲームをすること
 魔族は全員参加。」
 こうして、地獄は佳境に入った。

「さぁ。はじまりましたぁぁぁ。地獄の地獄の酒盛り大会!地獄の二日酔いに気をつけて(ハート)の地獄の大酒飲み大会! エルお嬢に勝つのはだれだ。」
 と、部下Sと言う男から司会をするならこれを着ろ!と、渡された金ラメのタキシードを着たネズミ男が言う。
 彼は、司会をやると参加を拒否したのだ。正しい選択と言える。
「最初の挑戦者は、鎧姿が勇ましいが怪我人なのが不安な覇王グラウシェラーさん。さて、彼の望みは何でしょ。
 ………俺的にはヤローの酔っぱらい姿よりも美人の酔っぱらった姿を見てみたいだけどねぇ」
「………では、怪我の回復………ついでに部下とあと同僚の復活」
「自分の怪我が最初かよ。」
 と、誰かのヤジが飛ぶ。
「んー。じゅぁ、魔力を封じてついでに女の姿でゼフィーリアのレストランのウエイトレス生活五十年」
「なにゆえ、場所を指定したんでしょう。」
「さぁ、お互い要求を言いました。
 さて、勝敗は一体」
 結論を言うと、怪我人の上に酒に弱いらしい覇王は樽三個分でリタイアした。
「残念でしたねぇ。次は、黒い長い髪とゴージャスなドレスが美しい海王ダルフィンさん。
 さて、彼女の要求は何でしょうか」
「………そうね。じゃぁ、フィブとシェーラをあたしの部下として復活と言うことで」
『ええぇ』
 と、観客席の者がおどろく
「んじゃぁ、あたしが勝ったら………魔力封じて問題ありの金持ちの家のメイド生活五十年間」
「………く、……わかりましたわ。なにしろ、グラウの試合で大樽三個分飲んだのだから勝てますわ。」
 細身の上品そうな見かけの姿からは想像できない飲みっぷりであったが、相手が悪かったとしか言えなかった。
「三番手は、獣王ゼラス=メタリオムさん。
 金髪の戦士姿が鋭さを表現してダルフィンさんとは別の美しさを見せております。」
「………部下が少ないからな。ダルフィンと同じ感じでフィブ以外部下として甦らせる。」
「………なんで、僕以外………。」
「ゼロスを借りといて怪我させたからだ。」
「………怪我さえたのはガーウなのにぃ」
「あたしは、そうね。魔力封じて子供の姿で一文無しの放浪三十年と、部下を一回貸す。」
「………ゼロスはレンタル商品ではないんだけど………」
 と、ゼラスはつぶやいた。
 結果を言うと、三十年だから良いじゃないかと二人に言われたのだった。
「最後の挑戦者は、北の魔王という異名を持つ部下Sこと、赤眼の魔王シャブラニグドゥさん。」
「五人の腹心とその直属の部下の復活、あと封印の解除」
「魔力を封じて猫耳メイド服女性姿で結界内の世界放浪五十年」
 と、お互い要求を言い合ったのだった。

「考えてみれば、あの方は酒をすぐに分解することも可能だったのぉ」
「そういや、そうだよな。」
「ようは、暇つぶしと言うことか。」
「考えてみればそうだよね。」
「ちょっと、考えたらわかりそうですもの。」
「しかし、罰ゲームの影響で最低三十年は魔族はおとなしいことですわ。」
「まぁ、滅びたから私たちには関係ありませんけど」
「でも、少し見てみたいと想いますわ。」
「あはははは。本当だね。」
「………同情しないんですね。」
 と、エル以外酒を飲むものがいなくなった場所で後片付けをする者達の会話が地獄の死霊の耳に入った。
 その死霊はその光景を見てこここそ、本当の地獄だと想ったと後に仲間に語った。 

18512Re:裏で手を引く者は何を企む その十(アメリア・ゼルガディス登場編)コウ 2009/6/14 19:15:26
記事番号18511へのコメント

コウ 本当は、戦闘シーンを書くつもりだったんですけどリナvsアメリアの戦闘シーンがイメージできなくて………。
部下S なるほどね。ゼルガディスは原作一巻で一度リナ達と敵対しましたしね。
コウ アメリアは、アニメ派の自分としてはリナの妹分というイメージが強い者で……。
>【あたしのプレゼントを忘れているなんて、やっぱりこいつらはおもしろい。
> 興奮剤入りジュースにはもう気づいただろう。
> さて、そろそろ次の遊びへと移ろうか。】
部下S 今回は、L様の一人称の言葉は少ないですね。
>「……あー、おっほん。
> ガウリィの言葉を無視しましょう。
> ……興奮剤入りジュースってどういうことよ。」
> と、リナが言う。
>「あの子は興奮させれば、簡単に行動をコントロールできるでしょvv」
> と、エルは笑顔で言うと漆黒の闇へと消えていった。
>「………あいつ、もしかして、……『魔族』?」
> と、リナがつぶやいたとき
コウ まぁ。似ていると言えば似てますね。
部下S でも、異質の存在ですね。
> ドダダダダダダダ
> と、攻撃がやってきたのだった。
>「でっぇぇぇぇぇい。あの超合金猪突猛進娘は」
>「リナさん。私が、正義を教えてあげ………てって、姉さん!」
>「は?」
> と、アメリアの言葉にリナはすっとンきょんな声をだす。
> アメリアが見つめている先にいるのは、人間失格人生袋小路の高笑い馬鹿女のナーガしか居ないのだが、………。
部下S 外道な言い方ですね。
>「ひさしぶるね。アメリア。」
> と、ナーガが言った。
> 全員が呆然としている中ナーガが言う
>「そう言えば、言って無かったわね。
> この私のフルネームは、『グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン』よ。」
> その後、リナの現実逃避のブーストつきのボム・ディ・ウインで身も蓋もない戦いが終わったのだった。
コウ 見もふたもないが、気持ちはわかるでしょう。
部下S ちなみにゼルガディスの救助に一番労力を使ったんですよね。
コウ 岩だからね。
> ナーガの中和魔法(今更グレイシアと呼ぶのは変に感じたのだ。)で、アメリア達を正気に戻して状況を説明した。
>「すみません。ゼルガディスさん。リナさん。ガウリィさん。姉さん。
> ほかの方々にも迷惑をかけました。」
コウ ゼルの名前が最初に出るのがポイントv
> と、アメリアは正座をして謝る。
> その隣には南方妖怪も謝っている。
>『すみませ〜ん』
> リナは、普段なら『死ぬまでなじろう他人のミス。笑って済まそう自分のミス』の人間だが、今回は違った。
>「いや、あの。アメリア、これが本当にあんたの姉ちゃんなの?」
部下S 否定を望んでいるんですね。
> リナの言葉にアメリアは
>「はい。でも、異世界で姉さんと再会するなんて驚きですね。」
> と、言った後
>「………リナさん?」
> と、リナを見るとリナはぴくりとも動かず石化していた。
> かすかにつぶやいた言葉は一つ
>「セイ………ルーン……は………終わ……った………。」
> だった。
部下S ほっといてもセイルーンは滅んだでしょうね。
コウ お家騒動の時のアルフレッドの台詞も無理がないと言えば無理がないかもしれませんね。
部下S 自分が次いだ方がこの国のためになる。ですね。たしかに、フェルさんまでは良いかもしれませんけどね。
コウ ナーガか、アメリアの結婚相手が常識のある相手だと良いですね。
 ………たとえば、クールな魔法剣士とかねvv

18511裏で手を引く者は何を企む その十(アメリア・ゼルガディス登場編)コウ 2009/6/14 19:08:29
記事番号18505へのコメント

【あたしのプレゼントを忘れているなんて、やっぱりこいつらはおもしろい。
 興奮剤入りジュースにはもう気づいただろう。
 さて、そろそろ次の遊びへと移ろうか。】

「……あー、おっほん。
 ガウリィの言葉を無視しましょう。
 ……興奮剤入りジュースってどういうことよ。」
 と、リナが言う。
「あの子は興奮させれば、簡単に行動をコントロールできるでしょvv」
 と、エルは笑顔で言うと漆黒の闇へと消えていった。
「………あいつ、もしかして、……『魔族』?」
 と、リナがつぶやいたとき
 ドダダダダダダダ
 と、攻撃がやってきたのだった。
「でっぇぇぇぇぇい。あの超合金猪突猛進娘は」
「リナさん。私が、正義を教えてあげ………てって、姉さん!」
「は?」
 と、アメリアの言葉にリナはすっとンきょんな声をだす。
 アメリアが見つめている先にいるのは、人間失格人生袋小路の高笑い馬鹿女のナーガしか居ないのだが、………。
「ひさしぶるね。アメリア。」
 と、ナーガが言った。
 全員が呆然としている中ナーガが言う
「そう言えば、言って無かったわね。
 この私のフルネームは、『グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン』よ。」
 その後、リナの現実逃避のブーストつきのボム・ディ・ウインで身も蓋もない戦いが終わったのだった。

 ナーガの中和魔法(今更グレイシアと呼ぶのは変に感じたのだ。)で、アメリア達を正気に戻して状況を説明した。
「すみません。ゼルガディスさん。リナさん。ガウリィさん。姉さん。
 ほかの方々にも迷惑をかけました。」
 と、アメリアは正座をして謝る。
 その隣には南方妖怪も謝っている。
『すみませ〜ん』
 リナは、普段なら『死ぬまでなじろう他人のミス。笑って済まそう自分のミス』の人間だが、今回は違った。
「いや、あの。アメリア、これが本当にあんたの姉ちゃんなの?」
 リナの言葉にアメリアは
「はい。でも、異世界で姉さんと再会するなんて驚きですね。」
 と、言った後
「………リナさん?」
 と、リナを見るとリナはぴくりとも動かず石化していた。
 かすかにつぶやいた言葉は一つ
「セイ………ルーン……は………終わ……った………。」
 だった。

18510Re:裏で手を引く者は何を企む その九(アメリア・ゼルガディス登場編)コウ 2009/6/9 21:05:49
記事番号18509へのコメント

コウ アメリアにスポットを当てると言っときながら当ててない自分です。
部下S まぁ、あえて言うなら今はゼルガディス編ですね。
コウ 次からは、アメリアへんと言うことで
>【そろそろ、ここにやってくるようだ。
> あいつらは、ちょっと興奮剤が効きすぎたのかなにやら訳のわからんことをわめいている。
部下S 興奮剤ってどういうことですか?
> ………ちょぉぉぉと、やり過ぎたかもしれない。
> てへ。エルちゃんてば、うっかりさん。】
コウ うっかりさんて問題じゃぁ……ごっば。
部下S あ、上空からビーチパラソルが頭に突き刺さった。
>「アメリアがどうしたのよ。」
> ゼルガディスからアメリアの名前を聞いてガウリィを海に放り投げた後、リナが聞く。
コウ ちなみに、一緒に来ていたかわうそに、引き上げられたガウリィさんでした。
>「あの。アメリアさんて誰ですか。」
> と、鬼太郎が手を挙げて聞くとリナは、
>「前に一緒に冒険したことがあるのよ。
> 一応、あたし達の世界でのかなり大きな国、セイルーンの王位第一継承者の第二息女よ。」
コウ 間違っても、王子とは言わないんですね。
部下S まぁ、ねぇ。
>「それって、王族というわけですか。」
> と、猫娘の言葉にゼルが無言でうなずく。そして、
>「最近発生してその後急に終結したデーモン大量発生事件で、セイルーンの王は退位する決意をしたらしい。
コウ まぁ、いい加減退位しろよ。と、想ってましたしね。
 あと、デーモン大量発生事件でリナは少し眉を動かしました。
> まぁ、……ほとんど、フィリオネル殿下……アメリアの父親だ。が、王位を継承することになったんだが、なにぶん親族の内、アメリアの姉の長女グレイシア第一息女が行方不明なため、継承の儀式をする事ができないため、アメリアと一緒に探すことになったんだ。」
部下S アメリアとゼルガディスだけですか。
コウ いや、ほかにも兵士がたくさん探しているんだけど………アメリアも探すと、言ったのだ。
>「その、途中この世界に来たのか。」
> と、珍しくまともな意見を言うガウリィ。
コウ きっと、海の水で頭が冷えたんでしょう。
部下S その結果溶けかけたゼリーが冷えて固まったと………。
>「そうだが、………アメリアのことを思い出しただろうな。」
>「おう。あの元気な子だろう。高いところに上って落ちる。」
コウ まぁ、高いところで名乗りを上げて必ず落ちてましたしね。
> ゼルの言葉ににこやかな返事をするガウリィの言葉にリナは、
>「………まぁ、間違ってはいないわね。」
> と、苦笑を漏らした。
>「で、ゼル。アメリアは言った何処にいるのよ。」
>「………エルとか名乗るあやしい女と一緒にいた奴らと一緒だ。
> たしか、召使いその一からその三までと呼ばれているやつと、」
>「猫見メイド服のかのぉ」
> と、子泣きじじいが言うと、ゼルはいぶかしげに、
>「……いや。南国風の服を着た三つ編みの女と、いるかと亀の着ぐるみを着たやつが二人いたぞ。」
>「……この、陽気にか。」
> と、砂かけが言う。
コウ まぁ、メイド服は顔を隠さないから正体がばれちゃうかもしれないしね。
> さんさんと照りつける太陽が熱い。リナは弱冷気の魔法をかけているから良いが、かけていなかったら汗を流していたかもしれない。
コウ 季節としたら夏の初めという感じです。
 リナ達の世界と鬼太郎達の世界は時間がずれているようなので………。
部下S リナ達の世界は秋ですからね。ブドウのおいしい季節ですね。
>「ああ。あと、ネズミ男とか言うやつと」
>「わかっていますよ。」
> と、鬼太郎が言う。
コウ 鬼太郎にしてみれば、ため息したくなる相手ですね。
>「まぁ、がんばれよ。」
> と、アカマタが帰ろうとするとゼルが
>「あと、南方妖怪五人衆と名乗っていた四人の妖怪とか言う奴らだと想うやつが………。」
コウ アカマタを入れると五人なんですよね。
部下S 無関係になったと想って帰ろうとしたら思いっきり知り合いの名前を言われたんですね。
> その言葉にナーガが
>「はぁ。五人衆て、四人しかいないんでしょ。
> て、どうしたのよ。倒れ込んで……」
> と、リナ達が周りを見るとなぜか倒れ込んでいる鬼太郎達が居た。
>「………すまん。」
> と、アカマタがつぶやいた。
コウ 陽気で気の良い奴らなんだけど、その分馬鹿だからねぇ。
部下S あっさりとだまされたんでしょうな。
> ナーガの人望によって、船が何処にあるかわかりついでにそこまで連れて行かれることになった。
部下S ナーガの人望って、確か………。
> ………クラゲの上に乗ってだが………。
コウ クラゲにのった妖怪の光景って怪奇現象と言えば怪奇現象ですね。
>「なぁ。鬼太郎。」
> と、アカマタに話しかけられ鬼太郎は振り向く。
>「あいつら、本当に人間なのか。」
コウ 彼らの世界で魔法を使う人間は居ませんしね。
>「………ナーガさんはちょっと、あやしいですけど妖気もありませんし人間でしょう。
部下S わたしでも、ナーガが本当に人間なのかあやしいと想っていますしね。
> でも、あんまり大きな事に巻き込まないようにしないと………。人間なんですから………。」
> と、鬼太郎はつぶやいた。
コウ どれだけすごい力を持っている人間でも、悪魔で人間だと想っているんですね。
> そんな中、
>「でも、ゼル〜。アメリアと二人旅なんて、楽しかったぁぁぁ。」
>「………どういう意味だ。」
>「嫌ね〜。そういや、ゼルとアメリア仲が良かったなぁぁと、想ってね。
コウ からかう気満々のリナですね。
> たしか、ダークスターとの戦いの時一緒にセイルーンへ行こうと誘われていたしね。」
>「あ〜ら〜。二人はそう言う関係なのかしら。」
部下S ナーガも反応しましたね。
コウ そりゃ、アメリアとは他人じゃぁ……げふげぶ
>「そう言う、リナだって旦那とは進展があったのか。
コウ おおと、ここでゼルの反撃です。
> どうやら、魔力剣を手に入れたようだがそれでも一緒に居るみたいだな。」
> その言葉に、リナは
>「……別に良いじゃない。ほら、ガウリィは一応あたしの自称保護者だし……。ねぇ。」
コウ そう言ってガウリィを見ると、
>「ん。なぁ、リナ。それよりこのでっかいクラゲ酢の物すると旨そうだな。」
部下S 逃げられるぞガウリィ。
>「おーほほほほほほ。リナ。男は顔だけじゃなくて頭も必要よ。」
コウ うわぁぁ。ナーガに言われているよ。
>「ちょ、……ちょっと、どういう意味よ。ナーガ」
> と、楽しげにも見えないことはない様子で会話をしていた。
部下S 楽しげ?ですかねぇ。
> 陽気な音楽は、南国風で太鼓を叩きリズミカルな音楽が響く。
> そのとき、
>「あら、やっと来たのね。」
> と、声をかけれれ上を見ればそこには黒い漆黒の鍋にのったエルが居た。
>「はぁい。リナにガウリィにゼルガディスにナーガあたしのプレゼントは気に入っている。」
>「俺はもらっていないぞ。」
> と、エルの言葉に馬鹿正直に答えたガウリィにエルはきょとんと
>「あんたが、この世界に来た夜に夢に出てあんたの鎧に、魔力を込めて簡単な魔法ならはじき返せれると伝えたけど………。」
> しばらくガウリィは虚空を見つめて
>「………おぉ。うっかり忘れていた。」
> と、言い。
>「忘れんなぁぁぁぁ」
> と、リナの跳び蹴りがガウリィのドたまにクリーン・ヒットしたのだった。

18509裏で手を引く者は何を企む その九(アメリア・ゼルガディス登場編)コウ 2009/6/9 20:49:25
記事番号18505へのコメント

【そろそろ、ここにやってくるようだ。
 あいつらは、ちょっと興奮剤が効きすぎたのかなにやら訳のわからんことをわめいている。
 ………ちょぉぉぉと、やり過ぎたかもしれない。
 てへ。エルちゃんてば、うっかりさん。】

「アメリアがどうしたのよ。」
 ゼルガディスからアメリアの名前を聞いてガウリィを海に放り投げた後、リナが聞く。
「あの。アメリアさんて誰ですか。」
 と、鬼太郎が手を挙げて聞くとリナは、
「前に一緒に冒険したことがあるのよ。
 一応、あたし達の世界でのかなり大きな国、セイルーンの王位第一継承者の第二息女よ。」
「それって、王族というわけですか。」
 と、猫娘の言葉にゼルが無言でうなずく。そして、
「最近発生してその後急に終結したデーモン大量発生事件で、セイルーンの王は退位する決意をしたらしい。
 まぁ、……ほとんど、フィリオネル殿下……アメリアの父親だ。が、王位を継承することになったんだが、なにぶん親族の内、アメリアの姉の長女グレイシア第一息女が行方不明なため、継承の儀式をする事ができないため、アメリアと一緒に探すことになったんだ。」
「その、途中この世界に来たのか。」
 と、珍しくまともな意見を言うガウリィ。
「そうだが、………アメリアのことを思い出しただろうな。」
「おう。あの元気な子だろう。高いところに上って落ちる。」
 ゼルの言葉ににこやかな返事をするガウリィの言葉にリナは、
「………まぁ、間違ってはいないわね。」
 と、苦笑を漏らした。
「で、ゼル。アメリアは言った何処にいるのよ。」
「………エルとか名乗るあやしい女と一緒にいた奴らと一緒だ。
 たしか、召使いその一からその三までと呼ばれているやつと、」
「猫見メイド服のかのぉ」
 と、子泣きじじいが言うと、ゼルはいぶかしげに、
「……いや。南国風の服を着た三つ編みの女と、いるかと亀の着ぐるみを着たやつが二人いたぞ。」
「……この、陽気にか。」
 と、砂かけが言う。
 さんさんと照りつける太陽が熱い。リナは弱冷気の魔法をかけているから良いが、かけていなかったら汗を流していたかもしれない。
「ああ。あと、ネズミ男とか言うやつと」
「わかっていますよ。」
 と、鬼太郎が言う。
「まぁ、がんばれよ。」
 と、アカマタが帰ろうとするとゼルが
「あと、南方妖怪五人衆と名乗っていた四人の妖怪とか言う奴らだと想うやつが………。」
 その言葉にナーガが
「はぁ。五人衆て、四人しかいないんでしょ。
 て、どうしたのよ。倒れ込んで……」
 と、リナ達が周りを見るとなぜか倒れ込んでいる鬼太郎達が居た。
「………すまん。」
 と、アカマタがつぶやいた。

 ナーガの人望によって、船が何処にあるかわかりついでにそこまで連れて行かれることになった。
 ………クラゲの上に乗ってだが………。
「なぁ。鬼太郎。」
 と、アカマタに話しかけられ鬼太郎は振り向く。
「あいつら、本当に人間なのか。」
「………ナーガさんはちょっと、あやしいですけど妖気もありませんし人間でしょう。
 でも、あんまり大きな事に巻き込まないようにしないと………。人間なんですから………。」
 と、鬼太郎はつぶやいた。
 そんな中、
「でも、ゼル〜。アメリアと二人旅なんて、楽しかったぁぁぁ。」
「………どういう意味だ。」
「嫌ね〜。そういや、ゼルとアメリア仲が良かったなぁぁと、想ってね。
 たしか、ダークスターとの戦いの時一緒にセイルーンへ行こうと誘われていたしね。」
「あ〜ら〜。二人はそう言う関係なのかしら。」
「そう言う、リナだって旦那とは進展があったのか。
 どうやら、魔力剣を手に入れたようだがそれでも一緒に居るみたいだな。」
 その言葉に、リナは
「……別に良いじゃない。ほら、ガウリィは一応あたしの自称保護者だし……。ねぇ。」
「ん。なぁ、リナ。それよりこのでっかいクラゲ酢の物すると旨そうだな。」
「おーほほほほほほ。リナ。男は顔だけじゃなくて頭も必要よ。」
「ちょ、……ちょっと、どういう意味よ。ナーガ」
 と、楽しげにも見えないことはない様子で会話をしていた。

 陽気な音楽は、南国風で太鼓を叩きリズミカルな音楽が響く。
 そのとき、
「あら、やっと来たのね。」
 と、声をかけれれ上を見ればそこには黒い漆黒の鍋にのったエルが居た。
「はぁい。リナにガウリィにゼルガディスにナーガあたしのプレゼントは気に入っている。」
「俺はもらっていないぞ。」
 と、エルの言葉に馬鹿正直に答えたガウリィにエルはきょとんと
「あんたが、この世界に来た夜に夢に出てあんたの鎧に、魔力を込めて簡単な魔法ならはじき返せれると伝えたけど………。」
 しばらくガウリィは虚空を見つめて
「………おぉ。うっかり忘れていた。」
 と、言い。
「忘れんなぁぁぁぁ」
 と、リナの跳び蹴りがガウリィのドたまにクリーン・ヒットしたのだった。

18508Re:裏で手を引く者は何を企む その八(アメリア・ゼルガディス登場編)コウ 2009/6/7 22:08:40
記事番号18507へのコメント

コウ ゼル君登場ですね。
部下S しかし、L様プレゼント渡しすぎだと想いますが………。
>【ようやっとついたようだ。
> トロピカルジュースのおかわりを召し使いその二に命じながらあたしは、彼らが動き出した光景を見る。
> パイナップルの飾りをかじる。
> そして、
>「彼らはもうすぐ来るみたいよ。」
> と、それらに言う。
> 彼らは特製ジュースを飲んでまた元気の良い声を上げる。】
コウ あやしいジュースですね。
部下S L様が創った特製ジュースとは危険な臭いがしますねぇ。………がっふぅぅ。
コウ 頭に、隕石が刺さるとは不幸なやつ。
> 沖縄の小さな孤島。人もいない小さな島にそのゼルガディスがいると言う。
> 沖縄の妖怪代表アカマタと合流してゼルガディスについて情報を伝える。
> だが、リナは魔を逃してゼルと知り合いだと言うことを言えないで居た。
コウ 最初の時、ゼルを忘れていたガウリィにあきれて喋り忘れていたし、……次の時はナーガの高笑いに邪魔されました。
>「しかぁぁぁし、この白蛇のナーガが居れば百万人力よ。
> おぉほほほほほほほほ」
> と、高笑いをあげるナーガを見ながらリナは頭を抱えぶつぶつとつぶやく。
>「ったく。ナーガがゼルを知っているのはわかるけど、………。ガウリィのクラゲの頭が溶けかけのゆるゆるゼリーだと言うこともわかっていたわよ。
部下S ゆるゆるゼリーとは……。
> なんで、ゼルがここに現れるのよ。あと、……なんだって、……忘れるのよ。」
コウ 苦労してますね。リナ
> と、ぶつぶつとつぶやいている。
>「リナさん。どうしたんだ。」
> と、ついてきたかわうそに聞かれリナは、
>「………知り合った存在のまともなやつを数えていたのよ。」
> と、答えた。
コウ 少ないですね。
部下S 魔族に奇人変人変わり者に超人などしか出会ってませんしね。
コウ つーか、そう言うまともなやつなんて居ないんじゃないか。
部下S 苦労してますねぇ。
> 南国の島。
> 彼=ゼルガディスはそこにいた。
> 突如として響いた高笑いに、眉をひそめたが人の笑い声にも聞こえたため、こっそりとそこへと向かう。
> 先ほど食べ終えた焼き魚の骨を捨てて……。
コウ 食べていたのか。
> そして、
>「どわぁぁぁぁぁぁっぁ」
> 高笑いをあげる奇っ怪な女(ナーガ)と見たこともない珍妙な生物(妖怪)に、追いかけられるはめになった。
部下S この世界には妖怪なんて居ないからなぁ。
コウ 魔族みたいだけど違うしね。
>「すなわち、正義のためににはたとえ昔共に正義のために戦った仲間とはいえ、ここに正義の鉄槌を喰らわせる事をここに誓います!」
> と、力一杯に叫ぶ一人の少女がいた。
コウ アメリアの叫び声が響くねぇ。
部下S と、言うか正気かどうかもあやしい気がするんですけど
> 黒い短めの髪の毛に愛らしいと言う表現が似合う少女。
> リナよりやや低めの身長だが、胸の方はリナの方が大きい。
コウ リナが聞いたら怒鳴り狂いそうだな。
部下S あはははははは。全くですね。
> 名前をアメリアと言う。
> その側にいるのは、南方妖怪と言われる妖怪である。
> アササボンサン、ランスベイル、椰子落とし、ポ。も、同じく興奮した口調で声をあら上げる。
コウ まぁ、素だという説もある奴らなんですけどね。
>「このジュース必要なかったんじゃねえか。」
> と、ネズミ男は隣の召使いその一にこっそりと耳打ちした。
コウ どやら、普通のジュースじゃないみたいですよぉ
>『えぇぇぇぇぇぇぇ』
コウ リナがゼルと知り合いだと言ったんですよ。
> 全員の叫び声にリナは、
>「つーか。ナーガ。たしかあたしとガウリィゼルと一緒に賞金首になったことあるから、知っていたとしてもおかしく無いと想うけど……。」
部下S くわしくは、スレイヤーズ三巻をご覧ください。
> と、リナがつぶやく。そこに、
>「おお。そうだ。ゼルだ。ゼル。」
> と、ようやっと思い出したガウリィの言葉にゼルは
>「……旦那。それは、俺を忘れていたと言うことか。」
> と、ドまじめな顔でガウリィをにらみつける。
>「いやぁ。はははは」
> と、にこやかな笑みを浮かべる。
>「………うっすらと覚えているだけなら成長したのかもしれないな。」
> と、あきれた口調のゼルに
>「でしょうね。まったく、元の世界に戻ったら何処に行くかまで忘れたんじゃないでしょうね。
> ………行くって言い出したのは、あんたなんだからね。」
> と、リナがうめいたのだった。
コウ ちょっぴりガウリナをにおわせたつもりです。
>「それより、ゼル。
> あんたしばらく見ないうちに剣を買い換えたの?」
> と、剣を見る。
>「エルとか言うあやしい女に渡された。元あった剣は砕かれたしな。
> アメリアも、無事かどうか………」
> その言葉に、
>『アメリアぁぁぁ!』
> と、リナとナーガの声が響きそして
>「………アメリアって聞いた事あると想うけどどう思う。リナ?」
> その言葉に、
>「一回死んで、脳みそを作り直してこぉぉぉい」
> と、リナの声と一緒に発動したダム・ブラスが爆発しガウリィは青海原にでっかい水柱を創ったのだった。
コウ ガウリィは引き上げられたとき、本当にクラゲみたいな髪型になっていました。
部下S 正真正銘のクラゲ頭というわけですな。
コウ 次回はアメリアを動かそうと想います。
部下S あと、なんでゼルと一緒に行動したのかを説明してくださいね。
コウ はぁぁい。

18507裏で手を引く者は何を企む その八(アメリア・ゼルガディス登場編)コウ 2009/6/7 21:54:45
記事番号18505へのコメント

【ようやっとついたようだ。
 トロピカルジュースのおかわりを召し使いその二に命じながらあたしは、彼らが動き出した光景を見る。
 パイナップルの飾りをかじる。
 そして、
「彼らはもうすぐ来るみたいよ。」
 と、それらに言う。
 彼らは特性ジュースを飲んでまた元気の良い声を上げる。】

 沖縄の小さな孤島。人もいない小さな島にそのゼルガディスがいると言う。
 沖縄の妖怪代表アカマタと合流してゼルガディスについて情報を伝える。
 だが、リナは魔を逃してゼルと知り合いだと言うことを言えないで居た。
「しかぁぁぁし、この白蛇のナーガが居れば百万人力よ。
 おぉほほほほほほほほ」
 と、高笑いをあげるナーガを見ながらリナは頭を抱えぶつぶつとつぶやく。
「ったく。ナーガがゼルを知っているのはわかるけど、………。ガウリィのクラゲの頭が溶けかけのゆるゆるゼリーだと言うこともわかっていたわよ。
 なんで、ゼルがここに現れるのよ。あと、……なんだって、……忘れるのよ。」
 と、ぶつぶつとつぶやいている。
「リナさん。どうしたんだ。」
 と、ついてきたかわうそに聞かれリナは、
「………知り合った存在のまともなやつを数えていたのよ。」
 と、答えた。

 南国の島。
 彼=ゼルガディスはそこにいた。
 突如として響いた高笑いに、眉をひそめたが人の笑い声にも聞こえたため、こっそりとそこへと向かう。
 先ほど食べ終えた焼き魚の骨を捨てて……。
 そして、
「どわぁぁぁぁぁぁっぁ」
 高笑いをあげる奇っ怪な女(ナーガ)と見たこともない珍妙な生物(妖怪)に、追いかけられるはめになった。

「すなわち、正義のためににはたとえ昔共に正義のために戦った仲間とはいえ、ここに正義の鉄槌を喰らわせる事をここに誓います!」
 と、力一杯に叫ぶ一人の少女がいた。
 黒い短めの髪の毛に愛らしいと言う表現が似合う少女。
 リナよりやや低めの身長だが、胸の方はリナの方が大きい。
 名前をアメリアと言う。
 その側にいるのは、南方妖怪と言われる妖怪である。
 アササボンサン、ランスベイル、椰子落とし、ポ。も、同じく興奮した口調で声をあら上げる。
「このジュース必要なかったんじゃねえか。」
 と、ネズミ男は隣の召使いその一にこっそりと耳打ちした。

『えぇぇぇぇぇぇぇ』
 全員の叫び声にリナは、
「つーか。ナーガ。たしかあたしとガウリィゼルと一緒に賞金首になったことあるから、知っていたとしてもおかしく無いと想うけど……。」
 と、リナがつぶやく。そこに、
「おお。そうだ。ゼルだ。ゼル。」
 と、ようやっと思い出したガウリィの言葉にゼルは
「……旦那。それは、俺を忘れていたと言うことか。」
 と、ドまじめな顔でガウリィをにらみつける。
「いやぁ。はははは」
 と、にこやかな笑みを浮かべる。
「………うっすらと覚えているだけなら成長したのかもしれないな。」
 と、あきれた口調のゼルに
「でしょうね。まったく、元の世界に戻ったら何処に行くかまで忘れたんじゃないでしょうね。
 ………行くって言い出したのは、あんたなんだからね。」
 と、リナがうめいたのだった。
「それより、ゼル。
 あんたしばらく見ないうちに剣を買い換えたの?」
 と、剣を見る。
「エルとか言うあやしい女に渡された。元あった剣は砕かれたしな。
 アメリアも、無事かどうか………」
 その言葉に、
『アメリアぁぁぁ!』
 と、リナとナーガの声が響きそして
「………アメリアって聞いた事あると想うけどどう思う。リナ?」
 その言葉に、
「一回死んで、脳みそを作り直してこぉぉぉい」
 と、リナの声と一緒に発動したダム・ブラスが爆発しガウリィは青海原にでっかい水柱を創ったのだった。

18506Re:裏で手を引く者は何を企む その七(アメリア・ゼルガディス登場編)コウ 2009/6/6 21:32:53
記事番号18505へのコメント

コウ 番外編を三つほど書いて登場です。
部下S あの、番外編のバニーの格好事件は、……?
コウ ネズミ男とシェーラが涙ながらにやめてくれと土下座しまくった結果やめになりました。
部下S 良かったなぁ。おい。
>【南国の島。
> 青い海に照りつける太陽。純白のヨットの白い帆には金色の字でLと書いておく。
部下S L様にぴったりと言えばぴったりの船ですな。
コウ 黒地に金色の船というのも考えたんですけど、熱い気がするのでしょうからやめました。
> トロピカルジュースを飲みながらのんびりとリナと鬼太郎達が来るのを待っている。隣の船からほかの召使いがあいつらを持ち上げているだろう。
コウ ネズミ男はヨイショが上手ですからね。
部下S 爪の垢でも煎じて飲みたいなぁ。
> ネズミ男曰く、単純だからだましやすい。と、言っていた。
>「うーん。気持ち良いわね。」
> と、新品の水着を着ながらあたしが言うと
>「ふぁい。お母様」
> と、大きな団扇であたしを扇いでいる召使いその三が気合いの無い声で答える。
コウ 絵としては女王様のそばで団扇をふるう召使いか下僕をイメージしてください。
部下S それは着ぐるみを着ていないと絵になると思いますが………。
>「なぁによ。せっかくの南国よ。
> もっと、生き生きとした声出せないの。」
> と、あたしが怒鳴ると
>「………すみません。」
> と、謝る。隣の船から、
>「着ぐるみ着ていれば、そりゃ熱いんじゃないか。」
> と、つぶやいていたネズミ男の首を軽く締め上げたりする。
コウ 確かに、よいしょは上手だけど余計なことを言うのは一緒だな。
> そろそろ、やってくるだろう。】
>
>「おぉほほほほほほほほほ」
> 横町にナーガの馬鹿笑いが響く。
> ナーガを引き取って今日で三日たった。
> 天狗ポリスのナーガを引き取ってくれと言う願いに、リナは三日間がんとして拒否し続けていた。しかし、リナの被害を脅され生活費の配給で、リナはとうとう首を縦に振ったのだ。
コウ このときリナは、「ナーガの扱いは自信があるわ」と、言いました。
部下S まぁ、腐れ縁ですからな。
>「じゃかましぃぃぃぃぃ」
> と、リナの跳び蹴りがナーガの後ろ頭に当たった。
コウ この通り上手ですな。
部下S 乱暴な気もしますが……。
> そんな中、黒カラスがやってきて鬼太郎も呼ばれた。
>「あら、久しぶりね。」
> と、ゲゲゲハウスにリナとガウリィと一緒にやってきたナーガは黒カラスにそう言う。
> 黒カラスは一瞬引きつった後ナーガを無視して会話を始める。
コウ カラス天狗ポリスは、ナーガがトラウマになっています。
部下S かわいそうに、………。
>「沖縄に変な妖怪ですか。」
> と、鬼太郎も三日間の間にナーガのあしらい方を覚えて黒カラスと会話をする。
コウ 横町全員ナーガをどう扱いをするか決めたみたいですな。
部下S まぁ、人間扱いしていないでしょうな。
コウ 当然です。彼女のことは、異世界の未確認の生命体と想われているのです。
>「ええ。何でも数日前に突如として現れたらしいのです。」
>「変なようか言ってどんなのだ。口が二つあるとか、」
> と、ガウリィの言葉に目玉親父は
>「馬鹿もん。妖怪ならそのくらいは当たり前じゃ。古今にも乗ってないのじゃ。」
コウ 二つ口がある妖怪は実在するからね。
部下S 二口女ですな。
> と、怒鳴る。古今とは、この世界の妖怪すべてを記されている書物の妖怪だ。
>「一体どんなやつなのよ。」
> と、リナが言うと
>「何でも、髪の毛は銀でできていて体は岩のようで真っ白い服にフードとマスクで顔を隠していますが、どう見ても人間ではないようで………。」
> 思わずリナは飲んでいたお茶を拭きこぼしそうになった。
コウ ゼルが聞いていたら怒鳴るでしょうな。
部下S まぁ、見た目は下手な下級魔族並みの見た目ですから……。
>「それって、魔戦士ゼルガディスじゃないの。」
> と、言ったのはナーガだった。
コウ すぺしゃるのリナインバース抹殺計画でナーガはゼルの名前を挙げているとおりゼルのことを知っています。
 面識はないでしょうけど………。
部下S あ、本当だ。ほかにもズーマの名前を挙げていたりしていますね
>「魔戦士?」
> と、鬼太郎が聞き返すと
>「ええ。あたし達がいた世界では有名よ。
> ロックゴーレムとブロウ・デーモンと人間のキメラ。
> 残虐非道で姿を見た者は女子供関わらず殺す血も涙もない恐ろしいやつよ。
コウ その正体は愉快でお茶目なリナの便利アイテム二号
部下S ひどい言い方ですな。………作者もナーガも
> 精霊魔法とかなりの剣の腕を持つのよ。」
> と、ナーガの言葉に、ガウリィはリナをつついて耳元で
>「なぁ、リナ。」
>「なによ。ガウリィ」
>「ゼルガディスって聞いた事ある気がするんだけど、………。」
> とうとうリナは精神疲労で頭からちゃぶ台に、激突していた。
コウ 忘れていますな。
部下S うっすらと、覚えているみたいですけどね。
>『どうしたんですか。リナさん』
コウ 猫娘に鬼太郎に黒カラスに目玉親父です。
>「どうしたんだ。リナ」
コウ クラゲ頭のガウリィです。
>「どうしたの。リナ」
コウ 奇人魔道士ナーガです
>「やかましい。」
> 鬼太郎達とガウリィとナーガに言われリナはそう答えのだった。
>
>「ぶわっくしゅ」
> と、南国の島。沖縄でひとつくしゃみをする白い影があった。
> 銀色の髪の毛にマスクをしても隠しきれていない異形の肌。
コウ 水色に岩の部分なんて異形の肌としか言えないしね。
部下S まぁ、その分頑丈なんですけどね。
> かじろうて、人間だったときの端整な顔立ちを保っているが、見にくい異形であることには変わりない。
>「……ここは、どこなんだ。………アメリア………。」
> と、その人影はそうつぶやいたのだった。
コウ ちなみに、ガウリナゼルアメを目標にしています。
> そして、一つの剣を見る。あやしげな女性から渡された剣。
> 元々持っていた剣をおられ投げられた剣だった。
> 見たこともない場所で彼は途方に暮れていた。
コウ 次回は沖縄の妖怪もだします。
部下S もちろん。あの元気娘も登場します。

18505裏で手を引く者は何を企む その七(アメリア・ゼルガディス登場編)コウ 2009/6/6 21:12:35


【南国の島。
 青い海に照りつける太陽。純白のヨットの白い帆には金色の字でLと書いておく。
 トロピカルジュースを飲みながらのんびりとリナと鬼太郎達が来るのを待っている。隣の船からほかの召使いがあいつらを持ち上げているだろう。
 ネズミ男曰く、単純だからだましやすい。と、言っていた。
「うーん。気持ち良いわね。」
 と、新品の水着を着ながらあたしが言うと
「ふぁい。お母様」
 と、大きな団扇であたしを扇いでいる召使いその三が気合いの無い声で答える。
「なぁによ。せっかくの南国よ。
 もっと、生き生きとした声出せないの。」
 と、あたしが怒鳴ると
「………すみません。」
 と、謝る。隣の船から、
「着ぐるみ着ていれば、そりゃ熱いんじゃないか。」
 と、つぶやいていたネズミ男の首を軽く締め上げたりする。
 そろそろ、やってくるだろう。】

「おぉほほほほほほほほほ」
 横町にナーガの馬鹿笑いが響く。
 ナーガを引き取って今日で三日たった。
 天狗ポリスのナーガを引き取ってくれと言う願いに、リナは三日間がんとして拒否し続けていた。しかし、リナの被害を脅され生活費の配給で、リナはとうとう首を縦に振ったのだ。
「じゃかましぃぃぃぃぃ」
 と、リナの跳び蹴りがナーガの後ろ頭に当たった。
 そんな中、黒カラスがやってきて鬼太郎も呼ばれた。
「あら、久しぶりね。」
 と、ゲゲゲハウスにリナとガウリィと一緒にやってきたナーガは黒カラスにそう言う。
 黒カラスは一瞬引きつった後ナーガを無視して会話を始める。
「沖縄に変な妖怪ですか。」
 と、鬼太郎も三日間の間にナーガのあしらい方を覚えて黒カラスと会話をする。
「ええ。何でも数日前に突如として現れたらしいのです。」
「変なようか言ってどんなのだ。口が二つあるとか、」
 と、ガウリィの言葉に目玉親父は
「馬鹿もん。妖怪ならそのくらいは当たり前じゃ。古今にも乗ってないのじゃ。」
 と、怒鳴る。古今とは、この世界の妖怪すべてを記されている書物の妖怪だ。
「一体どんなやつなのよ。」
 と、リナが言うと
「何でも、髪の毛は銀でできていて体は岩のようで真っ白い服にフードとマスクで顔を隠していますが、どう見ても人間ではないようで………。」
 思わずリナは飲んでいたお茶を拭きこぼしそうになった。
「それって、魔戦士ゼルガディスじゃないの。」
 と、言ったのはナーガだった。
「魔戦士?」
 と、鬼太郎が聞き返すと
「ええ。あたし達がいた世界では有名よ。
 ロックゴーレムとブロウ・デーモンと人間のキメラ。
 残虐非道で姿を見た者は女子供関わらず殺す血も涙もない恐ろしいやつよ。
 精霊魔法とかなりの剣の腕を持つのよ。」
 と、ナーガの言葉に、ガウリィはリナをつついて耳元で
「なぁ、リナ。」
「なによ。ガウリィ」
「ゼルガディスって聞いた事ある気がするんだけど、………。」
 とうとうリナは精神疲労で頭からちゃぶ台に、激突していた。
『どうしたんですか。リナさん』
「どうしたんだ。リナ」
「どうしたの。リナ」
「やかましい。」
 鬼太郎達とガウリィとナーガに言われリナはそう答えのだった。

「ぶわっくしゅ」
 と、南国の島。沖縄でひとつくしゃみをする白い影があった。
 銀色の髪の毛にマスクをしても書く仕切れていない異形の肌。
 かじろうて、人間だったときの端整な顔立ちを保っているが、見にくい異形であることには変わりない。
「……ここは、どこなんだ。………アメリア………。」
 と、その人影はそうつぶやいたのだった。
 そして、一つの剣を見る。あやしげな女性から渡された剣。
 元々持っていた剣をおられ投げられた剣だった。
 見たこともない場所で彼は途方に暮れていた。

18504裏で手を引く者の周り【番外編U】(召使いその三編)コウ 2009/6/6 09:19:13
記事番号18502へのコメント

 成功した。
 一つの情報の元、作り上げた芸術的な計画が成功した瞬間だとその時、僕は思ったんだ。
 竜もエルフも恐ろしさを知っていて使わない呪文。
 魔族は他者の力を借りた魔法は使えない。
 人間だから、その呪文を使える。
 だけど、人間は愚かだからその呪文の知識を手にできないと思っていた。
 その呪文を不完全ながら使う人間がいると聞いたときには、僕もおどろいた。
 タリスマンもあったから、あれは制御できたのかと思った。
 だから、攻撃した。
 それが、失敗だった。
 怒ったそれが力を僕に向けてきて………。
「うわぁぁっぁぁぁぁぁ」
 自分の絶叫で目を覚まし、
「やかましぃぃぃ」
 と、ガーウに後ろから馬鹿力で殴られた。

 あのときの夢を見るなんて、………。おかげで手が震えている。
 あのときの記憶は恐怖以外なんでもない。
 僕ははっきり言って策におぼれて滅びるなんて間抜けな結末だと思う。
 目を覚まして、後ろをみてこれより間抜けじゃないなと気づく。
 僕の後ろにいるのは、魔竜王ガーウだ。
 魔王の五人の腹心の一人が猫耳メイド服を着ている。無様だと笑ってやったら、同じ格好をしているじゃねえかと怒鳴られた。
 ………たしかに、僕も猫耳姿だ。だけど、僕は十代前半にぐらいの美少年だ。赤毛の筋肉馬鹿の長身野郎よりずぅぅぅぅぅと似合っていると思う。
 念のため言っとくけど好きでこんな服を着ている訳じゃない。
 僕を作り出した魔王様を作り出した金色の魔王様通称お母様の命令なんだ。お母様の暇つぶしの間の召使い。
 今の僕の地位はそんな微妙な者だ。
 ため息をつきたくなってきた………。

 お母様は、僕とガーウそして覇王将軍シェーラ(彼女はメイド服がよく似合っている。)のほかにこの世界の案内人のネズミ男とか言う草無くて汚いドブネズミみたいな妖怪という者と一緒にアジトにいる。
 このアジトもネズミ男とか言うやつの別荘らしい。
 こいつが別荘を持っていること自体に驚きだ。
 そして、おもちゃに鬼太郎とか言う妖怪達とあのリナ達を選んだ。
 昔、自分に攻撃したからと言う理由で渡された猫缶を食べながら僕は泣きたくなっていた。

「買ってきましたよぉぉぉ」
 と、ネズミ男が買い物から帰ってきた。
 何を買ってきたんだと思ったら着ぐるみを大量に買ってきた。
 その中の二つ、いるかと亀の着ぐるみを僕とガーウに投げる。
「次の遊びではこれを着なさい。
 場所は南国だから、ぴったりでしょ」
 と、お母様は言った。
「………南国………」
「……着ぐるみの中って、熱いんだよな………。」
 と、僕とガーウがつぶやいた。
 この後の遊びでひたすら熱い思いをしそうな気がして泣きたくなった僕だった。 

18503裏で手を引く者の周り【番外編U】(召使いその二編)コウ 2009/6/5 18:33:59
記事番号18502へのコメント

 夢を見た。岩山という言葉が似合う場所。
 竜の岬と呼ばれる場所。ここである人間達と戦った。
 魔竜王ガーウ対リナ=インバース達。
 水竜王の封印のせいで人間の中に封じられた。何度も転成を繰り返す内に、魔族の記憶と力が甦ったが、人の影響が混じり魔族の滅びへの望みがなくなっていた。
 そして、存在し続けることを望んだ。
 魔族でも人でもない。創造した魔王に刃向かおうとして、冥王に滅ぼされた。
 完全に滅び、混沌へと帰る。
 その後、金色の魔王の暇つぶしで甦る羽目になったのだが、………。

「気に入らねぇ。」
 彼、召使いその二事、魔竜王ガーウは不機嫌につぶやいた。
「一、その格好が気に入らない。」
「二、召使いが気に入らない。」
「三、同僚が気に入らない。」
「全部じゃぁぁぼけぇぇ」
 と、後ろでこそこそ何が気に入らないか賭をしている三人に、思わず怒鳴った。
 確かに、同僚に自分を滅ぼそうとした冥王フェブリゾがいることも気に入らない上、召使いという地位もたとえ金色の魔王とはいえあんまりだと思う。
 そして、なによりこの格好は気に入らない。
 なにが、哀しくて俺が猫耳のメイド服を着なければならないんだ。
 三人組ににらみつけると視線を合わせたくなりたくなって、一斉に視線をそらす。
 その一の覇王将軍シェーラはこの服は似合っているとたしかに思う。
 そのシェーラは後ろを向いてだらだらと脂汗を流しているが、………。
 その三の冥王フェブリゾは、ゲラゲラ笑い転げているが、おまえの格好は性別的には犯罪意外なんでもないぞ。
 前に言ったら、君の方は見た目も性別も犯罪だ。と言われた。
 そしてもう一人、金色の魔王がこの世界で見つけたおもちゃみたいなやつネズミ男とか言うやつだ。
 妖怪とか言う種族で、ドブネズミを彷彿させることにはさせる。
 ネズミ男は、脱兎の勢いで逃げ去っていた。
 逃げ足だけはすごいと思う。

 昼食を捕まえて調理しようと台所へ行く。
 エリマキトカゲという生き物が今日の自分の飯だ。自分は材料が生きたまま渡されるのだが、なぜかは虫類系ばかりだ。
 金色の魔王は、
「だって、おもしろいじゃない。」
 と、言っていた。………旨いから良いが、……。
 ちなみにシェーラは普通のまかないで、フェブリゾは今日は犬のえさだったりする。
 自分に攻撃したからという理由らしい。しこたま笑ってやったがさすがに、いい加減同情したくなってきた。

 混沌の魔王が何かを見ていると思ったら、リナとか言う人間の行動を見ていた。
 黒カラスとか言う妖怪となにやら討論していた。
「絶対やだぁぁぁぁ」
「引き取ってくださいぃぃぃぃ」
 と、討論をしている。
「こっちは、あたしとガウリィの生活費を稼ぐので精一杯なのよ。
 酒をぱっかぱっかのむは、めちゃくちゃ食べるナーガなんか飼育している暇はないのよ。」
「こっちは、保健所じゃないんですよ。
 保護者はリナだと言っているんですし、」
「あれは、あたしより年上よ。」
 どうやら、ナーガとか言う変な魔道士をどうするかと言う討論らしい。
 ………討論と言うより、押し付け合いをしているという感じだが………。
 金色の魔王が暇つぶしにつきあうのだろう。
 と、あきらめ半分にガーウは思っていたが、この格好だけは何とかしてほしいと思っていた。そのとき、
「いい加減メイド服はやめようかしらね。」
 と、金色の魔王がつぶやいた。聞いていたフェブリゾも喜ぶが、
「……次はバニーちゃんの格好をさせようかしら……。」
 と、言う言葉に硬直したのだった。

18502裏で手を引く者の周り【番外編U】(召使いその一編)コウ 2009/6/4 20:56:43


 自分が造った刃に貫かれる。
 探し続けていた器を見つけ出し、主へと伝えた。
 会心の笑みを浮かべ、混沌へと帰った。
 わたしは、滅びた。でも、………きっと、魔王は復活して、……わたしの名を馬鹿にした人間も、その仲間も、そして同族も部下もそして敬愛する主も、……滅びる。
 わたしは、ただ先に滅びるだけ、………無能に滅びるわけではない。大切なことを伝えるから、あたしは、………あの方に道具としていたとしてもきっと、名前を覚えていてくれる。
 ………滅びるまで………きっと、………。

 滅びるときの夢を見た。
 彼女=シェーラは、布団から起きる。
 シェーラは金色の魔王から創られた赤眼の魔王が創り出した五人の腹心。
 その中の一人、覇王グラウシェーラから創られた四人の直属の部下の一人。
 覇王将軍シェーラ。
 覇王が冥王の昔の作戦を模倣した作戦で赤い竜神によって七つに分けられた魔王の内一つの封印を見つけ出して、滅びた。
 その後、どうなったのかそれは甦ったとき聞いた。
 魔王は復活したが、それは偶然だった。覇王の手によってではなく覇王は傷を負った。
 そして、魔王は滅びた。ある、魔道士の手によって、………。
 なぜ自分が甦ったのかそれは混沌の主である金色の母、金色の魔王の暇つぶしの召使いとして甦った。
 ………情けない。そう思いたくなる。
 金色の母によって与えられた衣装=猫耳しっぽに鈴つき首輪のメイド服を着て、朝食を創っている。
 ベーグルサンドを作り終えた時、
「よー。シェーラちゃん。今日もかわいいね。」
 と、金色の魔王=L様が見つけた手下ネズミ男がそこにいた。
 地獄という場所のアジトの持ち主だ。
「………おはようございます。」
 妖怪という存在らしいが、はっきり言って貧相という言葉が似合う男だ。
 ここは、自分がいた世界とはあえて言うなら世界を本に他のたとえるなら、自分がいた世界が一つの本。ほかに三つの本がある。
 そして本棚があるとしよう。
 今いる場所は、別の本棚の本。
 と、言う場所なのだ。
「召使いその一〜。朝ご飯まだ〜。」
 L様に名前を呼ばれないが、あの方なら覚えてくれるはずもない。
 魔王様の名前も省略している。
「はい。ただいま。」
 と、シェーラは朝食を用意した。

 グラウシェーラだからシェーラなんて単純。
 ある魔道士=リナにそう言われ覇王に聞きに行ったときシェーラは覇王に、自分を道具のような者と言われた。
 そのリナも、この世界に呼ばれた。
 リナはおもちゃとしてこの世界でべつのおもちゃ=ゲゲゲの鬼太郎に出会った。
 あのお方はなにかまた別のおもちゃを呼び寄せようとしている。
 べつの召使いとして甦ったその二の魔竜王ガーウに冥王フェブリゾもいる。
 二人とも猫耳メイド服で特にガーウが犯罪的に似合っていなかったりした。
 L様の娯楽旅行につきあわされ、買い物をもつ。
 この前は遊園地と言う者につきあうことになった。
 さすがに遊園地には、普通の服を着ていった。
 ジェット・コースターを十五回ものりすっかり酔う羽目になったのだった。
 だが、なぜか滅びる前よりも充実感があった。
 シェーラはそれを気づいていなかったが………。

18501Re:裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場編最終話)コウ 2009/6/2 17:26:53
記事番号18500へのコメント

コウ ナーガ編最終話です。
部下S 今回一番苦労したのは一体誰なんでしょうか。
>【「きゃはははははははははは」
> 腹を抱え転げるあたしをネズミ男は日本酒をこぼしながら
>「………お嬢が、帰ったら俺殺されるかもしれない。」
> と、真っ青な顔で言う。
コウ まぁ、エルが帰ったとしたらスポンサーがいなくなって殺されるかもしれませんね。
> ………まあ、あたしがどうにかしといてあげとくことにしよう。
部下S おお、L様がめずらしいこともあるものですな。………ぐっは
コウ アイスピックルが五センチ刺さっているな。 
> しかし、あれを呼んだのは正解だった。
> おかげでこんなに楽しめている。
> さて、そろそろ退散するか。】
>
> リナが、もってきていたタオルで顔をふいている間、全員は、石みたいに硬直している。
> いや、エルの笑い声だけが響いている。
>「きゃははははははははははははははははは」
> そんな中、リナは鬼太郎と戦っていたぬらりひょんに
>「一つ聞くけど、……」
> むかし、似たようなことを聞いた記憶がある。
コウ スレイヤーズ劇場版の第三作ですな。
>「あれが、本当に役に立つと思ったの?」
> リナの真剣な表情に
>「………何も聞くな。」
> と、ぬらりひょんは言った。
部下S 劇場版でやとった者は、真剣な顔して聞くな〜と、叫びましたな。
> そして、首だけを動かしエル達のいる場所を見ようとすると金色の板の上に乗っているエルとネズミ男をにらみつける。
>「………どこへ行くつもりだ。」
> ぬらりひょんの言葉に
>「なんか勘違いしていたみたいだけど、………あたしは、鬼太郎を倒そうなんて思ってないわ。
> 倒すのなら、あなたみたいな雑魚の手なんか借りないわ。」
> 雑魚呼ばわりされ、ぴくりと眉を動かす。
部下S まぁ、あのお方にしてみれば雑魚でしょうな。
コウ 鬼太郎の攻撃もちょっと本気ていどで防げましたしね。
>「あたしは、馬鹿騒ぎを見たかったの。ただのゲームの駒なのよ。
> 鬼太郎もあなたたちもリナ達もね。」
> そう言うと、エルはネズミ男が漆黒の闇の中へと消える。
>「………で、どうする。」
> と、鬼太郎に問われぬらりひょん達は立ち去っていった。
>「鬼太郎。きさまの首は必ずもらい受ける。だが、その前にあのエルとか言う女の首をもらおう。」
> と、捨て台詞をいって
部下S 無茶言うなぁ。
コウ 返り討ちに遭うでしょうな。
部下S あのお方に関わって生きていられたのが奇跡のような者なのにぃぃぃ
コウ あ、なぜか富士山が振ってきてSを下敷きにして去っていった。
> とある場所にあるエル達の本拠地で、
>「お母様。次はどうするつもり」
> と、召使いその三に言われ
部下S つ、……ついに、その三という風に呼ばれ始めたか。ふぃぶ………
コウ それより、けが直せよ。
>「次は、そうね。なるだけ単純なやつが良いわ。
> 単純で思い込みが強いやつを、」
>「なら、こいつらはどうでしょうか。単純で馬鹿なんですが力が強いんです。」
> と、ネズミ男はエルにとある妖怪のリストを見せた。
>
>「リナ〜。ひどいじゃないのよ〜。友達でしょ。」
>「さっきまで敵として戦ってたのは、どこの誰よ。」
> と、ナーガの声にリナは突っ込むと
>「ふ。過去に囚われるとは器が小さいわね。」
コウ ちなみにこの話の前からしょーもない口げんかが延々と続いていました。
>「………黒カラスさん。」
> と、リナが縄で縛りあげられているナーガをつかんでいる黒カラスに、
>「いいから、これ。捕縛してください。」
> と、リナが言った。
>「わかりました。」
>「ちょっと〜。あいつらが悪党だって知らなかったし、ここが異世界だったなんて知らなかったのよ〜。人間じゃないなんて聞いていないし〜。」
部下S 気づかないんですかね。
コウ ナーガだからね。
> と、何度も言いつつけた台詞を言いながら天狗ポリスにしょっ引かれていくナーガを見ながら鬼太郎がリナに聞く。
>「………リナさん。戦いたくないとか言ってましたよね。」
>「………あれが異世界に来てしまったと言う時点で死ぬほどやだったし、あれと大まじめな顔で戦うなんて嫌だし。
コウ まぁ、異世界に存在にああいうのがいる世界出身と思われるのは馬鹿にされている気がするとも思えますしな。
> と、いうかあれと関わるのなんて恥としか言いようがないわね。
> 人間失敗は幾つもあるけれど、ナーガと関わったのはあたしの人生の失敗ベスト10に入るわね。」
コウ ほかは、たとえばルークが魔王になるのを止めることができなかったとか、レゾのコピーでサイラーグが火の海になったとかルビィに哀しい決断をさせてしまったとかもあります。
 ほかにも、ジョセフィーヌさんに関わったとかあと依頼料をくれなくてギガ・スレイブを使っちゃった。とかもありますね。
部下S ………あの、最後のすっごいきになること言ってませんでした。
> と、リナが言った。
>
> そして、三日後。
> リナ達と鬼太郎達が近所の超特盛りチャーハン三十分以内に食べきったら賞金十万円と言う店に行った日のことだった。
コウ ちなみに、リナとガウリィの手によってその店は六十万円をリナ達にわたしました。
部下S と、言うことはリナとガウリィそれぞれ連続で三回チャレンジしたんですか。
コウ 鬼太郎と猫娘と目玉親父は見ていておなかいっぱいになったと言います。
 また、常連客の一人は『あいつらは名のあるフード・ファイターに違いない。』と、言ったそうです。
部下S まぁ、異世界の剣士と魔道士とは思いませんな。
>「なんか、逃げるように向かってたよな。リナさん。」
>「そうだね。」
>「どうしたんだろうな」
> と、カワウソとアマビエに一反木綿が話していると黒カラスがやってきた。
> しかし、三日前と違いがかなりやつれている様子である。
コウ その理由はあの魔道士です。
>「ちょっと、どうしたんだい。ずいぶん疲れているみたいじゃないか。」
> と、アマビエに言われ黒カラスは
>「いえ。それより、リナ殿は?」
> と、聞かれ
>「人間界にいっとるぞ。賞金十万円とかいって」
> と、奥から砂かけがやってくる。
>「………そう、ですか。」
> と、目に見えて落胆する。
>「そうそう。おまえさんが来たら渡してくれと言っといた物があったぞ。」
> と、砂かけが渡した手紙を全員が見る。
> そこには、
>【ナーガは引き取らないからね。】
> と、書かれていた。
>「引き取ってください………。」
> と、黒カラスが手紙をみて涙ながらにつぶやいたのだった。
コウ 次回もナーガ出ます。
部下S それと、あの少女が出るんですよね。
コウ あと、鬼太郎の仲間の一人もでます。彼は個人的には好きなんですよね。いいよなぁ、ああいうキャラ。
部下S あと、いい加減猫耳メイド服はやめるそうですな。
コウ 次は南国で着ぐるみを着せるそうです。
部下S ………………………

18500裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場編最終話)コウ 2009/6/2 17:11:01
記事番号18494へのコメント

【「きゃはははははははははは」
 腹を抱え転げるあたしをネズミ男は日本酒をこぼしながら
「………お嬢が、帰ったら俺殺されるかもしれない。」
 と、真っ青な顔で言う。
 ………まあ、あたしがどうにかしといてあげとくことにしよう。
 しかし、あれを呼んだのは正解だった。
 おかげでこんなに楽しめている。
 さて、そろそろ退散するか。】

 リナが、もってきていたタオルで顔をふいている間、全員は、石みたいに硬直している。
 いや、エルの笑い声だけが響いている。
「きゃははははははははははははははははは」
 そんな中、リナは鬼太郎と戦っていたぬらりひょんに
「一つ聞くけど、……」
 むかし、似たようなことを聞いた記憶がある。
「あれが、本当に役に立つと思ったの?」
 リナの真剣な表情に
「………何も聞くな。」
 と、ぬらりひょんは言った。
 そして、首だけを動かしエル達のいる場所を見ようとすると金色の板の上に乗っているエルとネズミ男をにらみつける。
「………どこへ行くつもりだ。」
 ぬらりひょんの言葉に
「なんか勘違いしていたみたいだけど、………あたしは、鬼太郎を倒そうなんて思ってないわ。
 倒すのなら、あなたみたいな雑魚の手なんか借りないわ。」
 雑魚呼ばわりされ、ぴくりと眉を動かす。
「あたしは、馬鹿騒ぎを見たかったの。ただのゲームの駒なのよ。
 鬼太郎もあなたたちもリナ達もね。」
 そう言うと、エルはネズミ男が漆黒の闇の中へと消える。
「………で、どうする。」
 と、鬼太郎に問われぬらりひょん達は立ち去っていった。
「鬼太郎。きさまの首は必ずもらい受ける。だが、その前にあのエルとか言う女の首をもらおう。」
 と、捨て台詞をいって

 とある場所にあるエル達の本拠地で、
「お母様。次はどうするつもり」
 と、召使いその三に言われ
「次は、そうね。なるだけ単純なやつが良いわ。
 単純で思い込みが強いやつを、」
「なら、こいつらはどうでしょうか。単純で馬鹿なんですが力が強いんです。」
 と、ネズミ男はエルにとある妖怪のリストを見せた。

「リナ〜。ひどいじゃないのよ〜。友達でしょ。」
「さっきまで敵として戦ってたのは、どこの誰よ。」
 と、ナーガの声にリナは突っ込むと
「ふ。過去に囚われるとは器が小さいわね。」
「………黒カラスさん。」
 と、リナが縄で縛りあげられているナーガをつかんでいる黒カラスに、
「いいから、これ。捕縛してください。」
 と、リナが言った。
「わかりました。」
「ちょっと〜。あいつらが悪党だって知らなかったし、ここが異世界だったなんて知らなかったのよ〜。人間じゃないなんて聞いていないし〜。」
 と、何度も言いつつけた台詞を言いながら天狗ポリスにしょっ引かれていくナーガを見ながら鬼太郎がリナに聞く。
「………リナさん。戦いたくないとか言ってましたよね。」
「………あれが異世界に来てしまったと言う時点で死ぬほどやだったし、あれと大まじめな顔で戦うなんて嫌だし。
 と、いうかあれと関わるのなんて恥としか言いようがないわね。
 人間失敗は幾つもあるけれど、ナーガと関わったのはあたしの人生の失敗ベスト10に入るわね。」
 と、リナが言った。

 そして、三日後。
 リナ達と鬼太郎達が近所の超特盛りチャーハン三十分以内に食べきったら賞金十万円と言う店に行った日のことだった。
「なんか、逃げるように向かってたよな。リナさん。」
「そうだね。」
「どうしたんだろうな」
 と、カワウソとアマビエに一反木綿が話していると黒カラスがやってきた。
 しかし、三日前と違いがかなりやつれている様子である。
「ちょっと、どうしたんだい。ずいぶん疲れているみたいじゃないか。」
 と、アマビエに言われ黒カラスは
「いえ。それより、リナ殿は?」
 と、聞かれ
「人間界にいっとるぞ。賞金十万円とかいって」
 と、奥から砂かけがやってくる。
「………そう、ですか。」
 と、目に見えて落胆する。
「そうそう。おまえさんが来たら渡してくれと言っといた物があったぞ。」
 と、砂かけが渡した手紙を全員が見る。
 そこには、
【ナーガは引き取らないからね。】
 と、書かれていた。
「引き取ってください………。」
 と、黒カラスが手紙をみて涙ながらにつぶやいたのだった。

18499Re:裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場)コウ 2009/5/31 20:57:40
記事番号18498へのコメント

k ふう。ナーガ編もそろそろクライマックス!
部下S 次はだれがでるんですか。
k そうですね。陽気なやつらとナーガと縁の深い人が出る予定です。
部下S リナの絶叫が聞こえますね。
>【高笑いが響き、森が氷川が燃える。
> ぬらりひょんとか言う妖怪も鬼太郎と戦っているし、ナーガもリナと戦っている。
>「ねぇ。どっちが勝と思う。」
> と、あたしが聞くとネズミ男は、
>「そうですね。………鬼太郎はさすがに地獄の鍵を簡単に使わないでしょうが、相手がぬらりひょんとなると使う可能性があるな。
> となるとナーガさんがどう動くかによって勝敗が動くと思いますね。」
> と、ネズミ男が言う。
k ナーガを仲間にした時点で勝敗は決まっていると思う。
部下S ひでぇ

> 地図に書いてあった森の奥深くから聞き覚えのある高笑いが聞こえてきたとき、リナは歩みを一度止めた。
>「リナ?」
> と、ガウリィの手が肩がかかる。
>「大丈夫よ。」
> と、リナが言うとぬらりひょんのアジトが見えてきた。
k 設定としてはルークを倒した後という設定でもありますからね。
 ガウリィとしては、リナがまた親しい誰かと戦わなければならないそんな状況に立たされてしまってつらいでしょうね。
部下S まぁ、リナが歩みを止めたのは全然別の理由ですけど………。
> 高い古びた塔から響く高笑いは、耳につんざくようだった。
>「おぉほほほほほほほほ。
> 久しぶりね。リナ=インバースとその他大勢」
>「その他?」
> と、黒カラスが眉をひそめた。
k まぁ、ナーガだからね。
部下S 魔王との戦いの時もしもナーガがいたら、魔王としか呼ばなかったんでしょうか。
>「相変わらずね。ナーガ」
> と、リナが言う。
>「ふ。あなたも相変わらずのようね。………胸もちっとも成長していないようだし………。」
> むっか、
> リナの額に血管が浮き出たのを鬼太郎は気づき、ガウリィがリナから数歩離れたのをナーガは気づいたのだろうか。
k ナーガ……すこしは成長したと言えよ。
部下S 別れてから三年近くたっていますものね。
>「………そういうあんたは、相変わらず恥のない服装を着ているわね。」
>「おーほほほほほほ。この服の良さがわからないなんて、あなたもまだまだ子供ね。………背も胸もちっとも成長していないようだしね。」
>「………黄昏よりも暗き者血の流れよりも………。」
> リナが本気でドラグスレイブをうとうとしたのをガウリィが涙ながらに止めた。
k このままじゃあ鬼太郎やぬらりひょんの影が薄くなると思って変えました。
部下S まぁ、その方が良いですね。
>「ひさしぶりだな。ゲゲゲの鬼太郎」
> と、ナーガが高笑いをあげているのか、ぬらりひょんがしゃべり出す。
> その後ろにはエルが楽しそうに日本酒をかまぼこと一緒にたべている。
> その横には、ネズミ男がなぜか金色の布をつけている。
>「……ぬらりひょん。」
> と、鬼太郎とぬらりひょんの間に火花が飛ぶ。
> だが、ナーガの高笑いがやかましいことこの上ない。ドラグスレイブをやめたリナとの口げんかも再会している。
>「なによ。あんたお金が無くて犬小屋の犬を実力で制覇して犬小屋で寝泊まりしたことがあるくせに。」
>「おーほほほほほほ。過去に囚われるとはまだまだ未熟ね。
> そう言うあなたこそ、胸の大きくなる薬を造る協力を造って結果的に胸の部分が腫れるだけの薬をつくっただけだったじゃない。」
> ………………。
> 情けない口げんかを聞きながらいろんな気力をふりしぼり
>「鬼太郎よ。今日がきさまの命日だ。」
>「残念だけど、そのつもりはない。………むしろ君を自由にさせとくのは今日で最後だ。」
> と、鬼太郎が髪の毛の剣を作り上げぬらりひょんが仕込み刀をだす。
k しかし両方とも一緒に戦うやつの人選を誤った気がしているでしょうね。
部下S まったくですね。
>「もう良い。ナーガ。こうなったら実力行使でわからせてあげるわ。」
>「おーほほほほほ。覚悟は決まったようね。リナ。今日こそあなたを倒して腐敗の魔王の名をいただくわ。」
> こうして戦いの火ぶたが切って落とされた。
>「フリーズフッド」
>「ファイヤーボール」
> リナとナーガの最初に一撃はお互いの魔法が影響し合って中和される。
> しかし、それによって両者は動く。
> かまいたちの刃をガウリィが受け止め、猫娘が窮鼠をひっかく。
>「あんたは、あいかわらず唐突に出てきて事態をややこしくするんだから。」
> と、リナがフレア・アローと共に浴びせる言葉を
>「おーほほほほほほ。つまりあなたと私は宿命のライバルという事よ。」
> と、ナーガの言葉と共にフリーズ・アローがぶつかる。
k 会話になっているというかなっていないというか
部下S まぁ、すぺしゃるでもこんな風ですから………。
>「ぬらりひょん。どうやってエルとであった。」
> 刃と刃がぶつかる中で、鬼太郎が聞くと
>「ふ。向こうから、近づいてきたのだ。」
> と、ぬらりひょんが刃を振り下ろす。
>
> しばらく時間がたった後リナが言う。
>「ナーガ、………あんた氷や水系の呪文の威力があがったわね。」
> と、リナが言った。
> 元々ナーガは氷や水系の魔法を多用していた。
> しかし、リナの記憶よりも威力が数倍上がっているのだ。
>「おーほほほほほ。エルのくれたアイテムの力よ。氷や水系列の魔法の威力を上げてくれるのよ。
> こんな風にね。ダルフ・ゾーク」
> すると近くの水が泡立つとその水が意志があるかのように動き出す。
> 水を鋭利な刃物にして敵を攻撃する高位の黒魔法。
> 場所の近くに水辺がないと使用できない欠点があるが平面にそって平行に水の刃を攻撃されたらよけることはできない。
>「のわぁ。」
>「うにゃ。」
>「だぁぁぁ。」
> 川縁で戦っていた妖怪が敵味方問わずおどろく。
> 水は、幾筋のも湧かれてリナを攻撃する。
>「っち、こうなったら。」
> と、リナは腰につけていた耐ナーガ用マル秘アイテムを取り出す。
>「おーほほほほほほほほほ。」
> 高笑いをあげるナーガにリナは
>「ナーガ」
> と、呼ぶ。
> ナーガが振り向くと同時にリナは頭にそれをぶつけた。
> それとは、中身を抜いたからの卵の中に魚の血を入れたもの。
> とーぜん中身はわれリナの顔は魚の血でそまる。
>「はう、」
> と、ナーガは妙に乙女チックなポーズで倒れた。
> 術者の意識がなくなったのと同時に水の刃はただのみずとなり地面に降り注いだ。
>「………相変わらず、血を見ると貧血起こすみたいね。」
> と、血だらけのリナがいった。
k 本当にだまされたようなもんですな。ぬらりひょん。
部下S 次回がナーガ編の最終話ですよね。
k ナーガが一体どうなるのか落ちは読めそうですけれどね。

18498裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場)コウ 2009/5/31 20:48:34
記事番号18494へのコメント

【高笑いが響き、森が氷川が燃える。
 ぬらりひょんとか言う妖怪も鬼太郎と戦っているし、ナーガもリナと戦っている。
「ねぇ。どっちが勝と思う。」
 と、あたしが聞くとネズミ男は、
「そうですね。………鬼太郎はさすがに地獄の鍵を簡単に使わないでしょうが、相手がぬらりひょんとなると使う可能性があるな。
 となるとナーガさんがどう動くかによって勝敗が動くと思いますね。」
 と、ネズミ男が言う。
 あたしは、
「まぁ、せいぜい馬鹿騒ぎをしてちょうだい。
 あたしの退屈しのぎのためにね。」
 と、あたししか聞こえない声でつぶやいた。】

 地図に書いてあった森の奥深くから聞き覚えのある高笑いが聞こえてきたとき、リナは歩みを一度止めた。
「リナ?」
 と、ガウリィの手が肩がかかる。
「大丈夫よ。」
 と、リナが言うとぬらりひょんのアジトが見えてきた。
 高い古びた塔から響く高笑いは、耳につんざくようだった。
「おぉほほほほほほほほ。
 久しぶりね。リナ=インバースとその他大勢」
「その他?」
 と、黒カラスが眉をひそめた。
「相変わらずね。ナーガ」
 と、リナが言う。
「ふ。あなたも相変わらずのようね。………胸もちっとも成長していないようだし………。」
 むっか、
 リナの額に血管が浮き出たのを鬼太郎は気づき、ガウリィがリナから数歩離れたのをナーガは気づいたのだろうか。
「………そういうあんたは、相変わらず恥のない服装を着ているわね。」
「おーほほほほほほ。この服の良さがわからないなんて、あなたもまだまだ子供ね。………背も胸もちっとも成長していないようだしね。」
「………黄昏よりも暗き者血の流れよりも………。」
 リナが本気でドラグスレイブをうとうとしたのをガウリィが涙ながらに止めた。
「ひさしぶりだな。ゲゲゲの鬼太郎」
 と、ナーガが高笑いをあげているのか、ぬらりひょんがしゃべり出す。
 その後ろにはエルが楽しそうに日本酒をかまぼこと一緒にたべている。
 その横には、ネズミ男がなぜか金色の布をつけている。
「……ぬらりひょん。」
 と、鬼太郎とぬらりひょんの間に火花が飛ぶ。
 だが、ナーガの高笑いがやかましいことこの上ない。ドラグスレイブをやめたリナとの口げんかも再会している。
「なによ。あんたお金が無くて犬小屋の犬を実力で制覇して犬小屋で寝泊まりしたことがあるくせに。」
「おーほほほほほほ。過去に囚われるとはまだまだ未熟ね。
 そう言うあなたこそ、胸の大きくなる薬を造る協力を造って結果的に胸の部分が腫れるだけの薬をつくっただけだったじゃない。」
 ………………。
 情けない口げんかを聞きながらいろんな気力をふりしぼり
「鬼太郎よ。今日がきさまの命日だ。」
「残念だけど、そのつもりはない。………むしろ君を自由にさせとくのは今日で最後だ。」
 と、鬼太郎が髪の毛の剣を作り上げぬらりひょんが仕込み刀をだす。
「もう良い。ナーガ。こうなったら実力行使でわからせてあげるわ。」
「おーほほほほほ。覚悟は決まったようね。リナ。今日こそあなたを倒して腐敗の魔王の名をいただくわ。」
 こうして戦いの火ぶたが切って落とされた。
「フリーズフッド」
「ファイヤーボール」
 リナとナーガの最初に一撃はお互いの魔法が影響し合って中和される。
 しかし、それによって両者は動く。
 かまいたちの刃をガウリィが受け止め、猫娘が窮鼠をひっかく。
「あんたは、あいかわらず唐突に出てきて事態をややこしくするんだから。」
 と、リナがフレア・アローと共に浴びせる言葉を
「おーほほほほほほ。つまりあなたと私は宿命のライバルという事よ。」
 と、ナーガの言葉と共にフリーズ・アローがぶつかる。
「ぬらりひょん。どうやってエルとであった。」
 刃と刃がぶつかる中で、鬼太郎が聞くと
「ふ。向こうから、近づいてきたのだ。」
 と、ぬらりひょんが刃を振り下ろす。

 しばらく時間がたった後リナが言う。
「ナーガ、………あんた氷や水系の呪文の威力があがったわね。」
 と、リナが言った。
 元々ナーガは氷や水系の魔法を多用していた。
 しかし、リナの記憶よりも威力が数倍上がっているのだ。
「おーほほほほほ。エルのくれたアイテムの力よ。氷や水系列の魔法の威力を上げてくれるのよ。
 こんな風にね。ダルフ・ゾーク」
 すると近くの水が泡立つとその水が意志があるかのように動き出す。
 水を鋭利な刃物にして敵を攻撃する高位の黒魔法。
 場所の近くに水辺がないと使用できない欠点があるが平面にそって平行に水の刃を攻撃されたらよけることはできない。
「のわぁ。」
「うにゃ。」
「だぁぁぁ。」
 川縁で戦っていた妖怪が敵味方問わずおどろく。
 水は、幾筋のも湧かれてリナを攻撃する。
「っち、こうなったら。」
 と、リナは腰につけていた耐ナーガ用マル秘アイテムを取り出す。
「おーほほほほほほほほほ。」
 高笑いをあげるナーガにリナは
「ナーガ」
 と、呼ぶ。
 ナーガが振り向くと同時にリナは頭にそれをぶつけた。
 それとは、中身を抜いたからの卵の中に魚の血を入れたもの。
 とーぜん中身はわれリナの顔は魚の血でそまる。
「はう、」
 と、ナーガは妙に乙女チックなポーズで倒れた。
 術者の意識がなくなったのと同時に水の刃はただのみずとなり地面に降り注いだ。
「………相変わらず、血を見ると貧血起こすみたいね。」
 と、血だらけのリナがいった。

18497Re:裏で手を引く者は何を企む その五 (ナーガ登場)コウ 2009/5/30 20:18:41
記事番号18496へのコメント

k 次回はナーガ&ぬらりひょん一派対鬼太郎一派とリナとガウリィの対決です。
部下S 今回の話にはわたしも出ているんですよ。
>【ぬらりひょんとか言う妖怪は、ナーガの実力を見て信用した。
> たしかに、山の形を変化させれば信用するだろう。
> そう言えば、挑戦状はだれに届けさせようか。
> シェーラもガーウもフェブリゾもリナ達に顔がわれている。
> ネズミ男は、猫娘とか言う妖怪が苦手のそうだ。
> しょうがないから、部下Sを呼び寄せて行かせることにした。
> あたしは、ぬらりひょんの用意したごちそうに舌鼓を打つのに忙しいしね。
> 部下S……お土産持ってこないとひどいわよ。】
部下S よかった。ネズミ男さんに言われて買っといて
k そういう風に機転が利かないからしょっちゅう怒られているんですな。
部下S しくしく。
>
>「犯罪者のぬらりひょんと手を組んだ以上、逮捕しなくてはなりませんが……。よろしいですか……。」
> その言葉に、リナは一瞬だけなにかを考え込むような感じになり、そして、
>「いいわ。」
> と、答えた。
k ナーガの隣の部屋にすむことになる犯罪者に同情しましょう。
部下S 全くですな。
> そして、
>「ところで、何処で戦えば良いんだ。」
>「………聞いていないわ。と、言うか言ってもいないわ。」
> と、猫娘が言った。
> ナーガらしい。と、リナはつぶやいた。
k ちなみにナーガが帰ってきて挑戦状をたたきつけてきたと言ったときぬらりひょんは、
「場所を言ったのか。」
 と、言ったとき
「おーほほほほほほほ。……忘れていたわ。」
 と、言ったというシーンは割愛しました。
>「おーほほほほほほほほ」
> 甲高い高笑いが森の中で響く。
>「やかましいなぁ。」
> と、エルの召使いその三のフェブリゾが言う。
部下S やかましい。ではすみませんよ。
>「それより、Sでしたっけ、」
> と、エルに酒をくんでいる朱の盆が聞く。先ほど、ナーガとあの格好のシェーラと一緒に町を歩いて恥ずかしくなかったのかと聞かれ、遠い目をした。
>「あの人ちゃんととどけるんすか」
> と、朱の盆に聞かれエルはにこやかな笑みで(悪魔の笑みとも言える)
>「いくら、無能でもそのくらいできるでしょ。」
> と、言った。
k 言われているぞ無能
部下S あなたにまで無能と言われたくありませんよぉぉぉ。
> そこには、勇気を褒め称えられ服装がウサギの着ぐるみになったシェーラ(ましなのか、どうなのかは不明だが……。)に、するめを持ってこさせながらリナと鬼太郎達を待ち望んでいた。
k 猫耳メイド服とウサギの着ぐるみどっちがましだと思うか。
部下S ………難しいですね。>
>「あのー。」
> 突如声をかけれリナと鬼太郎達は振り向くとそこに一人の男がいた。
>「あの、これを届けに来たんですけれど……。」
> と、疲れた口調で言う。その後ろには先ほど買ったばかりの横町の名物菓子が大量にある。
>「……ネズミ男さんに行くならこれをかってあの方にお土産として渡しとけと言われて、買ったのはいいけれど……。気に入るかなぁ。」
> と、ぶつぶつと言いながら手紙を渡す。
部下S 気に入ってくれて良かったですよ。
> 黒い用紙に金色の字で『招待状』
> と、書かれていた。
k L様のイメージは黒いバックに金色をつけるべきだと思うんですよね。
部下S たしかに、似合いそうですね。
> そこには地図がつけてこう書かれていた。
>『ゲゲゲの鬼太郎および、デモンスレイヤーリナ=インバースへ
> あなた方の因縁ある方々が手を結んで勝負を挑んでおります。
> このたび私エルは、その方々をあわせてみました。
> また、場所もセッティングしておきました。
> あなた方が、この場所に来ることを望んでいます。
> その場に私がいる以上、あなた方は私を捕まえに来ると思いますが念には念を入れて、もし来ない場合……日本から一つ人間の町が廃墟となることを申し上げておきます。』
> と、書かれていた。
>「招待状と挑戦状の違いも知らないのかしらね。」
> と、手紙を読み終えたリナはつぶやいた。
k まぁ。あの方ですから。
>「町を一つ消すとはおっかないこと言うな。」
> と、一反木綿が言う。(鹿児島弁はよくわからないため標準語で書きます。)
>「……ナーガが一緒なら町を一つ破壊するのも簡単よ。」
> と、リナが言った。
> ふと、見ると手紙を届けに来た男はすでにいなかった。
>「あの、男。何者なんでしょう。」
> と、鬼太郎は言った。
>「……どっかであったようなあわなかったようなやつだったぞ。」
> と、ガウリィが言う。
>「……あんたの記憶は信用できないんだけど……。」
> と、リナに言われたが………。


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