◆-冥王と魔竜王のシャドウをやってみよう2-覇王フィブリゾ(10/13-22:30)No.25
 ┗Re:冥王と魔竜王のシャドウをやってみよう2-庭名  流里(10/14-20:41)No.46


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25冥王と魔竜王のシャドウをやってみよう2覇王フィブリゾ 10/13-22:30

「は・・・・・・・・」
呆けた表情で目の前にもう一人の自分を見つめるふたり。
「おいっ!お前たち魔族であろう!戦え!戦うのだぁ!」
「そんなっ!」
「戦いなんてそんな野蛮なこと、俺にはできないっっ!」
乙女ちっくに首をぷるぷる振りながら、涙を流して言う二人のシャドウ。
・・・・フィブリゾはまだ見栄えがいい。
だが、ガーヴとなると・・・・・
全身にトリハダが立つのが自分でもはっきりとわかった。
「魔族といえど、同じ世界で暮らす身!話し合えば、きっと分かりあえるはずですっ!」
いやぁ・・・・たしかに、同じ世界で暮らしてるけど・・・・・
「ましてや、その世界を滅ぼすなどと、考えてはなりませんっ!
生命とは、生きるためにあるものなのですっ!」
・・・・こりゃ、無抵抗平和主義者だな。
某、有抵抗平和主義者といい勝負になるな。
「ちっ・・・・・」
小さく舌打ちをするラガン。
「こうなったら、わたしの攻撃呪文で葬り去ってくれるわ!」
言うなり、呪文を唱え始める。
その時・・・・
シャドウが動いた!
『お止めになって下さい!ラガン様!』
ラガンの足に二人がかりでしがみつき、声をハモらせる二人のシャドウ。
「ええーい!はなせ!はなすのだぁ!」
・・・・足捕まれたって、呪文は唱えられると思うが・・・・・
「こうなったら、にげるぞ!」
いったい誰に呼びかけているのかは知らないが、リナ達に背を向け、走り出すラガン。
・・・あ、そうそうオリジナルの方は・・・・
地面に身体の半ばめりこませてぴくぴくしている。
まあ、無理も無い。
「ああっ!お待ちになってラガン様!」
・・・うるさい。
「ドラグ・スレイブ!」
ちょごばどもぉぉぉぉぉぉぉん!
しゅーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・・
・・・おっけー。これでしばらくは・・・・
「あのー・・・・・」
え゛!?
煙が消えたその後には、眼をうるませてたたずむシャドウ。
「あんまり暴力ってのも・・・・いけないと思いますよ?」
をををっ!全く無傷だ!?
おおうっ!なんとゆー生命力!ゴキブリ並み!
・・・魔族だからかもしんないけど・・・・
「・・・・?ああっ!ラガン!ラガン追わなきゃだったぁ!」


・・・結局、奴には逃げられてしまった。
まあ、逃げられてしまった事についてはどーでもいい。
ただ・・・・・
「ああっ!ラガン様!お待ちになってぇ!」
「恐ろしい事はお止めくださぁい!」
・・・・そうなのだ。
こんな、平和主義者が二人もいたのでは、趣味の『とーぞくいぢめ』ができやしない。
そ、そんなのいやだぁぁぁっ!
あたしの生き甲斐、『とーぞくいぢめ』がぁぁぁぁぁぁ!
ああっ!神様仏様!
こんな不幸なリナをお助けくださぁい!

(その後リナは、よっきゅーふまんがつのりつのってしびれをきらし、二人のシャドウをオリジナルごとみかん箱につめこんで、道端にすてたらしい・・・・)


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46Re:冥王と魔竜王のシャドウをやってみよう2庭名 流里 10/14-20:41
記事番号25へのコメント
覇王フィブリゾさんは No.25「冥王と魔竜王のシャドウをやってみよう2」で書きました。
>「は・・・・・・・・」
>呆けた表情で目の前にもう一人の自分を見つめるふたり。
>「おいっ!お前たち魔族であろう!戦え!戦うのだぁ!」
>「そんなっ!」
>「戦いなんてそんな野蛮なこと、俺にはできないっっ!」
>乙女ちっくに首をぷるぷる振りながら、涙を流して言う二人のシャドウ。
ばぼひゅうっ(爆死)
・・・っぜぇーはー(復活)せっ・・・せーしんこーげき第2弾っ
これでほとんどの魔族滅びるぞっ
おそるべしっ覇王フィブリゾ様っ
>・・・・フィブリゾはまだ見栄えがいい。
>だが、ガーヴとなると・・・・・
>全身にトリハダが立つのが自分でもはっきりとわかった。
ど・・・同感・・・
>「魔族といえど、同じ世界で暮らす身!話し合えば、きっと分かりあえるはずですっ!」
>いやぁ・・・・たしかに、同じ世界で暮らしてるけど・・・・・
>「ましてや、その世界を滅ぼすなどと、考えてはなりませんっ!
>生命とは、生きるためにあるものなのですっ!」
>・・・・こりゃ、無抵抗平和主義者だな。
>某、有抵抗平和主義者といい勝負になるな。
>「ちっ・・・・・」
>小さく舌打ちをするラガン。
>「こうなったら、わたしの攻撃呪文で葬り去ってくれるわ!」
>言うなり、呪文を唱え始める。
>その時・・・・
>シャドウが動いた!
>『お止めになって下さい!ラガン様!』
>ラガンの足に二人がかりでしがみつき、声をハモらせる二人のシャドウ。
>「ええーい!はなせ!はなすのだぁ!」
>・・・・足捕まれたって、呪文は唱えられると思うが・・・・・
>「こうなったら、にげるぞ!」
>いったい誰に呼びかけているのかは知らないが、リナ達に背を向け、走り出すラガン。
>・・・あ、そうそうオリジナルの方は・・・・
>地面に身体の半ばめりこませてぴくぴくしている。
>まあ、無理も無い。
その気持ち、よぉぅっくわかるぞっ わたしだってそーなるっ
>「ああっ!お待ちになってラガン様!」
>・・・うるさい。
>「ドラグ・スレイブ!」
>ちょごばどもぉぉぉぉぉぉぉん!
>しゅーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・・
>・・・おっけー。これでしばらくは・・・・
>「あのー・・・・・」
>え゛!?
>煙が消えたその後には、眼をうるませてたたずむシャドウ。
>「あんまり暴力ってのも・・・・いけないと思いますよ?」
>をををっ!全く無傷だ!?
>おおうっ!なんとゆー生命力!ゴキブリ並み!
>・・・魔族だからかもしんないけど・・・・
>「・・・・?ああっ!ラガン!ラガン追わなきゃだったぁ!」
>
>
>・・・結局、奴には逃げられてしまった。
>まあ、逃げられてしまった事についてはどーでもいい。
>ただ・・・・・
>「ああっ!ラガン様!お待ちになってぇ!」
>「恐ろしい事はお止めくださぁい!」
>・・・・そうなのだ。
>こんな、平和主義者が二人もいたのでは、趣味の『とーぞくいぢめ』ができやしない。
>そ、そんなのいやだぁぁぁっ!
>あたしの生き甲斐、『とーぞくいぢめ』がぁぁぁぁぁぁ!
>ああっ!神様仏様!
>こんな不幸なリナをお助けくださぁい!
>
>(その後リナは、よっきゅーふまんがつのりつのってしびれをきらし、二人のシャドウをオリジナルごとみかん箱につめこんで、道端にすてたらしい・・・・)
オリジナルごとかい。 あわれオリジナル・・・ 人生なげないで強く生きてね・・・

ものすごくおもしろかったですっ