◆-悲しみの果ての狂気-桜我天秦(10/17-07:01)No.84
 ┗お・お・お・お・おおぉぉぉおおお!-零霧(10/17-13:19)No.90
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84悲しみの果ての狂気桜我天秦 10/17-07:01

 まず始めに……
 今回ちょっと残酷なんで、そーゆーの苦手な方、読まないでください(^^;

 日記系期待した人ごめん(^^;日記はネタが切れてます。


「ああああああああああっ!」
 誰かが悲鳴を上げた。でも、誰が悲鳴を上げたかなど、誰にも気にする事はない。
 気にする事などできはしない。
 彼等は必死に逃げているのだ。得体の知れない何かから。
 その得体の知れない何かは、闇から彼等を捕食している。頭からではなく、足から。
 その方が悲鳴が聞けるからだと、逃げ回る人々は思っていた。
 ただし、本当の目的は違っていた……


「……あいつにも困ったものだな」
 一人の男……長い黒髪を束ねもせずに椅子に座って書類を読んでいる男がうんざりした表情でもらした。
「まあまあ、彼の悲しみを理解してくださいよ……」
 金髪の、どこか野生的な雰囲気を醸し出す女性が、床に散らばった種類を整理しながら答えた。
「彼は彼を慕っている部下を失ったんですよ?その悲しみは大きいはずですから。私だって、あの子が滅んだらどうしようって心配だったんですよ」
「……あいつが滅びると思って使いに出した訳ではあるまい?お前は絶対に戻ってくると確信してあいつを送り出したのだろうが……」
 机に座る男は淡々と書類に目を通していく。ここにある床に散らばっている書類は全て、彼が目を通した書類なのだ。
「それはそうですけど……あ、ふと思ったんですが……」
「何だ?」
「『彼』は始めから、捨て石にするつもりで作られたのですか?」
 ふと、女性の目が鋭利な刃物のように鋭くなる。
 しかし彼は動じる事なく、そんな訳がないだろう、と言い捨てた。
「本当……ですか?」
「当たり前だ。憎たらしい親父面だったが、あれでも私の可愛い子供だ。捨て石にする為に作ったわけではない」
「そう……ですか。それを聞いて安心しました……それでは私はこれで。後はご自分でお片づけください」
 そう言い捨てて、彼女は天上近くまで積み上げた書類を持ちながら、部屋を後にした。
 それを男は見向きもせず、書類に目を通していた。
 ただ、彼女が出て行った扉が閉まると、彼はこう洩らした。
 私の子供に捨て石などいない……もし奴が捨て石なら、君も捨て石として作っていただろうよ……


「あっははははははは、いいねえ……奇麗なコーラスだよお姉ちゃん達」
 一人の子供が、闇の中で蠢いていると思われる肉の塊……の上の肉の玉座に座っていた。
 そこで彼は……楽しんでいた。彼が言う奇麗なコーラスとやらを。
 それは……悲鳴だった。絶叫、すすり泣く声、断末魔の叫びの。
 男、女、少年、少女、子供、赤ん坊、青年、中年、老人、全ての悲鳴。
 全てが……肉の塊から伸びた巨大な触手の口に食われていた。下半身から。
「コーラスを止めちゃ駄目だよ……君達の命はボクの物だ。君達に安息はないんだよ?」
 彼は悲鳴を上げない一人の女性のまだ口の外に出ている手を貫いた。
「ひぎぃっ!」
「そうそう、その調子だよ。もっと楽しませてよ……」
 彼は恍惚とした表情で、その光景を、奏でられた悲鳴を楽しむ。もし他者が見たらその後景をもう一度思い出すだけで吐き気を感じるだろう。
 そんな中で、彼はこう考えていた。
 こうしていると……何も考えなくてすむ……
 だがしかし、それも長くは続かなかった。
「フィブリゾッ」
 彼――フィブリゾを呼ぶ女性の声に、彼は現実に引き戻された。
「ったく……誰かと思えば……君か」
 フィブリゾが振り向いた先には……銀髪……と言うよりは白髪の、女性が立っていた。
 この光景を見ても、なんとも思わないようだ。
「何の用だい?ボクの事を心配しに来たならほっといてくれ。君に僕の気持ちなどわかるはずがない」
「そうね……その気持ちは私には全っ然わからないわ」
「なっ!!」
「でもね、ずっとそのまんま現実に直面しないのなら、あの二人だって悲しむと思うよ」
「!!君にそんな事を言われるつもりはないっ!何も知らない癖にっ!」
 フィブリゾは怒りに満ちた顔で、彼女に突っかかる。しかし彼女は平然と受け答える。
「だって、何も教えてくれな……」が、その言葉はフィブリゾの声に遮られる。
「これはボクだけの問題だっ!無関係な君がでしゃばる問題じゃないっ!」
「でも……あなたが何も喋らないからじゃない。喋った方がすっきりするよ」
 その言葉に反応し、フィブリゾは陰険な笑みを浮かべる。
「へえ……喋った方がすっきりする……それは自分にも言えるんじゃないかな?」
「……どういう事よ」
 彼女はフィブリゾの笑みに何かを感じ取っていた。おそらく、自分に関わる事。
「君だって……愛するあいつが滅んじゃったらどうするつもりなのさ」
「っ!!」
 彼女は驚愕した。フィブリゾは知っていたのだ。自分が自分の同僚の一人に好意を寄せている事を。
「ボクだってあの二人が好きだったさ。でもさ……手後れなんだよ。ボク達に時間を溯る能力なんてないんだから……」
「フィブリゾ……あなた」
「ふふ、君も手後れにならない内に彼女を抱いたらどうだい?愛を貪ればい」
 バシンッ!
 彼女の放った平手打ちが、フィブリゾの頬を引っ叩いた。
 彼は肉の玉座から転がり落ち、地面に叩き付けられる。
「な、何するのさっ!」
 フィブリゾは引っ叩かれた頬を摩りながら、彼女に抗議した。しかし、彼女はそんな抗議など気にせずに淡々と告げる。
「別に。ただ聞き分けのない子供に平手打ちしただけだよ」
「なんだってぇ……」
 フィブリゾの全身から瘴気が漏れる。が、それでも彼女は気にしていない。
「……やっぱりね……今のあんたと戦っても面白くないよ」
「……なんでだよ?」
「自分でも気づいていないの?今のあなた……弱いよ」
 何だって?ボクが……弱い?
 そう言おうとしたのに、フィブリゾはその言葉が出なかった。
 思考の奥底で認めてしまったのだ。自分が今弱まっているのを。
*本来精神体である彼等は、精神に多大なショックを受ければその分弱くなる。
 安定していたとしても、たまに不安定になる事もあるだろう。そして、フィブリゾは正に不安定なのだ。*
 白髪の女性はフイブリゾがいる闇とは違う、自然の闇に向かって歩み出した。途中でふと足を止める。
「私はね、もっとあの時間を楽しんでいたいの。一線を超えるつもりもない。楽しければそれでいいの」
「…………」
 フィブリゾは沈黙したままだ。構わず彼女は述べる。
「あなたの場合……一線は当の昔に過ぎていたと思っていたけどね……今のあなたを見たら、あの二人はどうするんだろうね?」
 それだけを残して、彼女の姿は闇の中に沈んで行った……


 ボクは……どうしたら良い?
 ボクは……吹っ切れなければいけないのか?
 ボクは……あの二人を忘れたくない。
 ボクは……あの二人が好きだった。
 ボクは……あの二人に何ができたんだろうか?
 ボクは……残ってしまった?
 ボクは……あの二人に残された?
 ボクは……あの二人が生きた証し……
 ボクは……あの二人と共に生きた証しを持っている……
 ボクが……忘れなければ……ボクが……覚えていれば……
 ボクは……寂しいよ……フェリル……フィオル……

 マスター……寂しがらないでください。そんなに寂しいお顔をしていると、私達も悲しくなります。
「フェリル?」
 そうですよフィブリゾ様……僕達がこの世界からいなくなっても……フィブリゾ様と共に生きた時間はあります。
「フィオル……?どこにいる?」
 どこにもいません。私も、フィオルも滅びました。けど……私達がマスターから貰った耳飾りは、マスターと共に。
 そして……僕達の思いもフィブリゾ様と共に……
「二人とも……」
 私達は……マスターが好きです。この思いは……永遠です。
「ボクも……好きだよ。フィオル……フェリル」



「あーあー駄目じゃないかゼラス。そんなに書類を積み上げたら」
 フィブリゾは赤眼の魔王の仕事場で、書類を天上まで積み上げて持ち上げようとしているゼラスを呼び止めた。
「フィブ……私は忙しいんだけど……」
「じゃあ、それは僕がやっておくよ」
「え?あ、ああそう……じゃ、お願い」
 そう言って、ゼラスは積み上げた書類まで投げ出して、扉を蹴破って飛び出して行った。
 何か大事な用でもあるんだろうか?と、フィブリゾは思ったが、気にしない事にした。
「……フィブリゾ、吹っ切れたようだな」
 赤眼の魔王は、いつも通り書類に目を通しながら、元気になった部下に声を掛けた。
「ええ。あの二人はまだボクと共にいますからね」
「それを聞いて安心したよ。書類の整理は自分でやるから、お前は自分の職場に戻りなさい」
「……良いんですか?」
「なあに、最近動いていないから少しは動かないとな」
「水竜王の悪あがきは大丈夫なんですか?」
「なに、少しぐらいなら動ける」
「そうですか。では」
 そう言い残して、フィブリゾも積み上げていた書類を蹴り倒して、空間を跳躍した。
 最後に一人残された赤眼の魔王は、ぽつりと呟いた。
「金色の魔王様……ありがとうございます」


「やれやれ……Sの部下にも困った物だ……」
 金髪の令嬢、と言った雰囲気を持つ女性が、一つの水晶球を見ながらふぅ、とため息をついた。
 これからどうなるか……まあ、楽しみだな。
 金色の魔王はそう思いながら、また眠りに就いた……
 この事をネタにまたSの世界に遊びに行こうと考えながら。


 いやあ、お久しぶりですネー。桜我天秦です。
 今回もまた過激な(^^;いやあ、本当にやばいかも(^^;
 それと、*←これがついている所。
 この部分は私がそう考えているだけの事だから、信じちゃ駄目よ(笑)
 感想ほしいですね(^^)特にフィブと部下二人の会話の所なんか。どう思ったかを本当に教えてほしいです。
 それでは、次回作で。またおあいいたしましょう



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90お・お・お・お・おおぉぉぉおおお!零霧 E-mail 10/17-13:19
記事番号84へのコメント
いいっ!よすぎる!素晴らしいっ!
と、ゆーわけで最初から崩壊してますけど、お久しぶり。零霧あらわる。
しかも明日は面談のため現実逃避モード。もーしらん。
よくわかんねーけど感想ですっ!

> まず始めに……
> 今回ちょっと残酷なんで、そーゆーの苦手な方、読まないでください(^^;
大好き(はあと)。ああ……血血血血血(こらこら)……。


>「ああああああああああっ!」
> 誰かが悲鳴を上げた。でも、誰が悲鳴を上げたかなど、誰にも気にする事はない。
> 気にする事などできはしない。
> 彼等は必死に逃げているのだ。得体の知れない何かから。
> その得体の知れない何かは、闇から彼等を捕食している。頭からではなく、足から。
> その方が悲鳴が聞けるからだと、逃げ回る人々は思っていた。
> ただし、本当の目的は違っていた……
この出だしでひく人7割。読めない人1割。平然としてる人1割9分。残り1割、のめり込む人(私)


>「……あいつにも困ったものだな」
> 一人の男……長い黒髪を束ねもせずに椅子に座って書類を読んでいる男がうんざりした表情でもらした。
シャブ様?ですか。

>「まあまあ、彼の悲しみを理解してくださいよ……」
> 金髪の、どこか野生的な雰囲気を醸し出す女性が、床に散らばった種類を整理しながら答えた。
>「彼は彼を慕っている部下を失ったんですよ?その悲しみは大きいはずですから。私だって、あの子が滅んだらどうしようって心配だったんですよ」
さすがゼラス(だよね。)、優しいおかーさま、って感じ。

>「……あいつが滅びると思って使いに出した訳ではあるまい?お前は絶対に戻ってくると確信してあいつを送り出したのだろうが……」
> 机に座る男は淡々と書類に目を通していく。ここにある床に散らばっている書類は全て、彼が目を通した書類なのだ。
>「それはそうですけど……あ、ふと思ったんですが……」
>「何だ?」
>「『彼』は始めから、捨て石にするつもりで作られたのですか?」
> ふと、女性の目が鋭利な刃物のように鋭くなる。
> しかし彼は動じる事なく、そんな訳がないだろう、と言い捨てた。
>「本当……ですか?」
>「当たり前だ。憎たらしい親父面だったが、あれでも私の可愛い子供だ。捨て石にする為に作ったわけではない」
なんだいその親父面って……?


>「あっははははははは、いいねえ……奇麗なコーラスだよお姉ちゃん達」
> 一人の子供が、闇の中で蠢いていると思われる肉の塊……の上の肉の玉座に座っていた。
極悪趣味……(汗)私は血は好きだが肉塊系はちょっと……

> そこで彼は……楽しんでいた。彼が言う奇麗なコーラスとやらを。
> それは……悲鳴だった。絶叫、すすり泣く声、断末魔の叫びの。
> 男、女、少年、少女、子供、赤ん坊、青年、中年、老人、全ての悲鳴。
> 全てが……肉の塊から伸びた巨大な触手の口に食われていた。下半身から。
>「コーラスを止めちゃ駄目だよ……君達の命はボクの物だ。君達に安息はないんだよ?」
ナイスですフィブ。うーんたまんない。

> 彼は悲鳴を上げない一人の女性のまだ口の外に出ている手を貫いた。
>「ひぎぃっ!」
>「そうそう、その調子だよ。もっと楽しませてよ……」
> 彼は恍惚とした表情で、その光景を、奏でられた悲鳴を楽しむ。もし他者が見たらその後景をもう一度思い出すだけで吐き気を感じるだろう。
> そんな中で、彼はこう考えていた。
> こうしていると……何も考えなくてすむ……
> だがしかし、それも長くは続かなかった。
>「フィブリゾッ」
> 彼――フィブリゾを呼ぶ女性の声に、彼は現実に引き戻された。
>「ったく……誰かと思えば……君か」
> フィブリゾが振り向いた先には……銀髪……と言うよりは白髪の、女性が立っていた。
ダルフィンだぁ♪

> この光景を見ても、なんとも思わないようだ。
>「何の用だい?ボクの事を心配しに来たならほっといてくれ。君に僕の気持ちなどわかるはずがない」
>「そうね……その気持ちは私には全っ然わからないわ」
>「なっ!!」
>「でもね、ずっとそのまんま現実に直面しないのなら、あの二人だって悲しむと思うよ」
うーんダル様キツい。

>「!!君にそんな事を言われるつもりはないっ!何も知らない癖にっ!」
> フィブリゾは怒りに満ちた顔で、彼女に突っかかる。しかし彼女は平然と受け答える。
>「だって、何も教えてくれな……」が、その言葉はフィブリゾの声に遮られる。
>「これはボクだけの問題だっ!無関係な君がでしゃばる問題じゃないっ!」
>「でも……あなたが何も喋らないからじゃない。喋った方がすっきりするよ」
> その言葉に反応し、フィブリゾは陰険な笑みを浮かべる。
>「へえ……喋った方がすっきりする……それは自分にも言えるんじゃないかな?」
>「……どういう事よ」
> 彼女はフィブリゾの笑みに何かを感じ取っていた。おそらく、自分に関わる事。
>「君だって……愛するあいつが滅んじゃったらどうするつもりなのさ」
あら、こんなところにダル×ゼラが。とりあえず滅ぼした者の運命は閉ざされるでしょうが。

>「っ!!」
> 彼女は驚愕した。フィブリゾは知っていたのだ。自分が自分の同僚の一人に好意を寄せている事を。
>「ボクだってあの二人が好きだったさ。でもさ……手後れなんだよ。ボク達に時間を溯る能力なんてないんだから……」
>「フィブリゾ……あなた」
>「ふふ、君も手後れにならない内に彼女を抱いたらどうだい?愛を貪ればい」
……って事はフィブリゾ、部下と……?ってある意味当たり前かも。

> バシンッ!
> 彼女の放った平手打ちが、フィブリゾの頬を引っ叩いた。
> 彼は肉の玉座から転がり落ち、地面に叩き付けられる。
>「な、何するのさっ!」
> フィブリゾは引っ叩かれた頬を摩りながら、彼女に抗議した。しかし、彼女はそんな抗議など気にせずに淡々と告げる。
>「別に。ただ聞き分けのない子供に平手打ちしただけだよ」
聞き分けのない子供……そのまんまの表現ナイス。

>「なんだってぇ……」
> フィブリゾの全身から瘴気が漏れる。が、それでも彼女は気にしていない。
>「……やっぱりね……今のあんたと戦っても面白くないよ」
>「……なんでだよ?」
>「自分でも気づいていないの?今のあなた……弱いよ」
うーん、ダルフィンよりも元は強かったんですよね。

>*本来精神体である彼等は、精神に多大なショックを受ければその分弱くなる。
> 安定していたとしても、たまに不安定になる事もあるだろう。そして、フィブリゾは正に不安定なのだ。*
いや、これ多分あってます。乱れまくった心じゃ集中できないから術とか弱くなるし。
でも逆に、多少不安定でも憎しみに身を委ねれば話は変わるでしょうけど。

> 白髪の女性はフイブリゾがいる闇とは違う、自然の闇に向かって歩み出した。途中でふと足を止める。
自然の闇と……フィブの方は偽りの闇?どっちかというと「闇を否定して闇と成した闇」でしょうか?

>「私はね、もっとあの時間を楽しんでいたいの。一線を超えるつもりもない。楽しければそれでいいの」
>「…………」
ああっ!一線超えて!頼むから!

> ボクは……どうしたら良い?
> ボクは……吹っ切れなければいけないのか?
> ボクは……あの二人を忘れたくない。
> ボクは……あの二人が好きだった。
> ボクは……あの二人に何ができたんだろうか?
> ボクは……残ってしまった?
> ボクは……あの二人に残された?
> ボクは……あの二人が生きた証し……
> ボクは……あの二人と共に生きた証しを持っている……
> ボクが……忘れなければ……ボクが……覚えていれば……
> ボクは……寂しいよ……フェリル……フィオル……
ここ、好きです。思わず保存かましました♪

> マスター……寂しがらないでください。そんなに寂しいお顔をしていると、私達も悲しくなります。
>「フェリル?」
> そうですよフィブリゾ様……僕達がこの世界からいなくなっても……フィブリゾ様と共に生きた時間はあります。
>「フィオル……?どこにいる?」
> どこにもいません。私も、フィオルも滅びました。けど……私達がマスターから貰った耳飾りは、マスターと共に。
> そして……僕達の思いもフィブリゾ様と共に……
>「二人とも……」
> 私達は……マスターが好きです。この思いは……永遠です。
>「ボクも……好きだよ。フィオル……フェリル」
うーん、ゼラスとゼロスって親子な感じがしないでもないですが、こいつらは完全に部下と上司、
それなのにすごくどっちもお互いを思いまくっている、って感じですか。
すごくいいですね、フィブの新たな一面。
まあこれだけいい部下が滅んだらあんなんなってしまうのも無理はないですね。
(余談。ゼロスが滅んだらゼラスはどうすんだろ?気になります)


>「あーあー駄目じゃないかゼラス。そんなに書類を積み上げたら」
> フィブリゾは赤眼の魔王の仕事場で、書類を天上まで積み上げて持ち上げようとしているゼラスを呼び止めた。
>「フィブ……私は忙しいんだけど……」
>「じゃあ、それは僕がやっておくよ」
>「え?あ、ああそう……じゃ、お願い」
> そう言って、ゼラスは積み上げた書類まで投げ出して、扉を蹴破って飛び出して行った。
どーでもいーがそこ魔王様のお部屋でしょう……?

> 何か大事な用でもあるんだろうか?と、フィブリゾは思ったが、気にしない事にした。
>「……フィブリゾ、吹っ切れたようだな」
> 赤眼の魔王は、いつも通り書類に目を通しながら、元気になった部下に声を掛けた。
>「ええ。あの二人はまだボクと共にいますからね」
>「それを聞いて安心したよ。書類の整理は自分でやるから、お前は自分の職場に戻りなさい」
……て事は今まで仕事サボって遊んでたわけですね。

>「……良いんですか?」
>「なあに、最近動いていないから少しは動かないとな」
>「水竜王の悪あがきは大丈夫なんですか?」
>「なに、少しぐらいなら動ける」
>「そうですか。では」
> そう言い残して、フィブリゾも積み上げていた書類を蹴り倒して、空間を跳躍した。
だからなぜそこで蹴る……兄妹そろって……

> 最後に一人残された赤眼の魔王は、ぽつりと呟いた。
>「金色の魔王様……ありがとうございます」
……え?どーゆー事ですか?……あの人(じゃない)出てきてないと思うけど……。
???(多分おれの読解力がないせいだ)

>「やれやれ……Sの部下にも困った物だ……」
> 金髪の令嬢、と言った雰囲気を持つ女性が、一つの水晶球を見ながらふぅ、とため息をついた。
> これからどうなるか……まあ、楽しみだな。
> 金色の魔王はそう思いながら、また眠りに就いた……
> この事をネタにまたSの世界に遊びに行こうと考えながら。
……この人が遊びに行く事で更なる悲劇が起こる……あのお方は自覚してるんだろか?


> いやあ、お久しぶりですネー。桜我天秦です。
> 今回もまた過激な(^^;いやあ、本当にやばいかも(^^;
最高でした!今までになかった(否、少しあったか。)ヤバさがナイスでした♪

> それと、*←これがついている所。
> この部分は私がそう考えているだけの事だから、信じちゃ駄目よ(笑)
まあ私もほぼ同じ意見なんで信じる以前の問題ですな。賛同。

> 感想ほしいですね(^^)特にフィブと部下二人の会話の所なんか。どう思ったかを本当に教えてほしいです。
> それでは、次回作で。またおあいいたしましょう
感想は私なりに書いておきました。(短いけど。)
うーん、最初暴走モードだったのにいつの間にやらまじめな感想書いてしまった。
って最初から書けよ……(汗)


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97うにゅう(^^;<グラスランナーか?桜我天秦 10/18-00:04
記事番号90へのコメント
>いいっ!よすぎる!素晴らしいっ!
>と、ゆーわけで最初から崩壊してますけど、お久しぶり。零霧あらわる。
>しかも明日は面談のため現実逃避モード。もーしらん。
>よくわかんねーけど感想ですっ!
 はっはっはー、自分でも会心の作だと思っていますっ(笑)
 面談、頑張ってくださいねえ(^^;


>> まず始めに……
>> 今回ちょっと残酷なんで、そーゆーの苦手な方、読まないでください(^^;
>大好き(はあと)。ああ……血血血血血(こらこら)……。
 まあ、あぶない(書いた奴が言うかっ!?)


>>「ああああああああああっ!」
>> 誰かが悲鳴を上げた。でも、誰が悲鳴を上げたかなど、誰にも気にする事はない。
>> 気にする事などできはしない。
>> 彼等は必死に逃げているのだ。得体の知れない何かから。
>> その得体の知れない何かは、闇から彼等を捕食している。頭からではなく、足から。
>> その方が悲鳴が聞けるからだと、逃げ回る人々は思っていた。
>> ただし、本当の目的は違っていた……
>この出だしでひく人7割。読めない人1割。平然としてる人1割9分。残り1割、のめり込む人(私)
 これはかなり引くでしょうねえ。私だけか?こんな残酷なのここで書いているのは(^^;
 この部分書いたの失敗したかも(^^;でもどーせフィブの所で引かれるからいーか(爆)


>>「……あいつにも困ったものだな」
>> 一人の男……長い黒髪を束ねもせずに椅子に座って書類を読んでいる男がうんざりした表情でもらした。
>シャブ様?ですか。
 その通り、1stSのレイ=マグナス=シャブラニグドゥです。

>>「まあまあ、彼の悲しみを理解してくださいよ……」
>> 金髪の、どこか野生的な雰囲気を醸し出す女性が、床に散らばった種類を整理しながら答えた。
>>「彼は彼を慕っている部下を失ったんですよ?その悲しみは大きいはずですから。私だって、あの子が滅んだらどうしようって心配だったんですよ」
>さすがゼラス(だよね。)、優しいおかーさま、って感じ。
 はい、ゼラスのお姉ちゃんです。それかヤンママ(滅っ!)
 面倒見が良くなってしまいました。路線決定(笑)

>>「……あいつが滅びると思って使いに出した訳ではあるまい?お前は絶対に戻ってくると確信してあいつを送り出したのだろうが……」
>> 机に座る男は淡々と書類に目を通していく。ここにある床に散らばっている書類は全て、彼が目を通した書類なのだ。
>>「それはそうですけど……あ、ふと思ったんですが……」
>>「何だ?」
>>「『彼』は始めから、捨て石にするつもりで作られたのですか?」
>> ふと、女性の目が鋭利な刃物のように鋭くなる。
>> しかし彼は動じる事なく、そんな訳がないだろう、と言い捨てた。
>>「本当……ですか?」
>>「当たり前だ。憎たらしい親父面だったが、あれでも私の可愛い子供だ。捨て石にする為に作ったわけではない」
>なんだいその親父面って……?
 ガーヴでしょう(きっぱり)捨て石親父面といえば(酷)
 まあ、彼が魔族の時は老けてないって可能性もまったく捨て切れないんですけどねえ。(^^;


>>「あっははははははは、いいねえ……奇麗なコーラスだよお姉ちゃん達」
>> 一人の子供が、闇の中で蠢いていると思われる肉の塊……の上の肉の玉座に座っていた。
>極悪趣味……(汗)私は血は好きだが肉塊系はちょっと……
 あ、これはシェーラ初登場のハイパーデーモンを思い浮かべてください。
 あれがもっと強化されて他人の血肉を欲する、と(^^;


>> そこで彼は……楽しんでいた。彼が言う奇麗なコーラスとやらを。
>> それは……悲鳴だった。絶叫、すすり泣く声、断末魔の叫びの。
>> 男、女、少年、少女、子供、赤ん坊、青年、中年、老人、全ての悲鳴。
>> 全てが……肉の塊から伸びた巨大な触手の口に食われていた。下半身から。
>>「コーラスを止めちゃ駄目だよ……君達の命はボクの物だ。君達に安息はないんだよ?」
>ナイスですフィブ。うーんたまんない。
 極悪的になってしまいましたな(^^;私の中でのフィブはもうちょっと大人しいんですが(^^;
 でも、残酷に書きたかったからこーゆーふうにしましたけど……やばかったですかね(^^;


>> 彼は悲鳴を上げない一人の女性のまだ口の外に出ている手を貫いた。
>>「ひぎぃっ!」
>>「そうそう、その調子だよ。もっと楽しませてよ……」
>> 彼は恍惚とした表情で、その光景を、奏でられた悲鳴を楽しむ。もし他者が見たらその後景をもう一度思い出すだけで吐き気を感じるだろう。
>> そんな中で、彼はこう考えていた。
>> こうしていると……何も考えなくてすむ……
>> だがしかし、それも長くは続かなかった。
>>「フィブリゾッ」
>> 彼――フィブリゾを呼ぶ女性の声に、彼は現実に引き戻された。
>>「ったく……誰かと思えば……君か」
>> フィブリゾが振り向いた先には……銀髪……と言うよりは白髪の、女性が立っていた。
>ダルフィンだぁ♪
 はぁい、もう危ない道に路線が決定してしまったある意味不憫なダルフィンです。
 うちのダルフィンは白髪ですしね(笑)白玉粉って表現してやりたかったな(笑)


>> この光景を見ても、なんとも思わないようだ。
>>「何の用だい?ボクの事を心配しに来たならほっといてくれ。君に僕の気持ちなどわかるはずがない」
>>「そうね……その気持ちは私には全っ然わからないわ」
>>「なっ!!」
>>「でもね、ずっとそのまんま現実に直面しないのなら、あの二人だって悲しむと思うよ」
>うーんダル様キツい。
 スレに出てくる時、かなり狡猾なんじゃないか?と一度想像しちゃいまして(^^;
 それなので、ちょっとキツめにしてみました。
 あの優しさはゼラスだけ、だったら最悪(^^;……違いますよ。


>>「!!君にそんな事を言われるつもりはないっ!何も知らない癖にっ!」
>> フィブリゾは怒りに満ちた顔で、彼女に突っかかる。しかし彼女は平然と受け答える。
>>「だって、何も教えてくれな……」が、その言葉はフィブリゾの声に遮られる。
>>「これはボクだけの問題だっ!無関係な君がでしゃばる問題じゃないっ!」
>>「でも……あなたが何も喋らないからじゃない。喋った方がすっきりするよ」
>> その言葉に反応し、フィブリゾは陰険な笑みを浮かべる。
>>「へえ……喋った方がすっきりする……それは自分にも言えるんじゃないかな?」
>>「……どういう事よ」
>> 彼女はフィブリゾの笑みに何かを感じ取っていた。おそらく、自分に関わる事。
>>「君だって……愛するあいつが滅んじゃったらどうするつもりなのさ」
>あら、こんなところにダル×ゼラが。とりあえず滅ぼした者の運命は閉ざされるでしょうが。
 やはり私のメインはダルゼラですから(笑)でも今回一番ストレートでは(^^;

>>「っ!!」
>> 彼女は驚愕した。フィブリゾは知っていたのだ。自分が自分の同僚の一人に好意を寄せている事を。
>>「ボクだってあの二人が好きだったさ。でもさ……手後れなんだよ。ボク達に時間を溯る能力なんてないんだから……」
>>「フィブリゾ……あなた」
>>「ふふ、君も手後れにならない内に彼女を抱いたらどうだい?愛を貪ればい」
>……って事はフィブリゾ、部下と……?ってある意味当たり前かも。
 有り得る話しですからねえ……覇王とシェーラなんて特に(爆)
 部下と上司って恋愛に繋ぎやすいですし。

>> バシンッ!
>> 彼女の放った平手打ちが、フィブリゾの頬を引っ叩いた。
>> 彼は肉の玉座から転がり落ち、地面に叩き付けられる。
>>「な、何するのさっ!」
>> フィブリゾは引っ叩かれた頬を摩りながら、彼女に抗議した。しかし、彼女はそんな抗議など気にせずに淡々と告げる。
>>「別に。ただ聞き分けのない子供に平手打ちしただけだよ」
>聞き分けのない子供……そのまんまの表現ナイス。
 そのまんまじゃないとなると……駄々こねてる私達を収めるはずの同僚にってのがありますけど(笑)


>>「なんだってぇ……」
>> フィブリゾの全身から瘴気が漏れる。が、それでも彼女は気にしていない。
>>「……やっぱりね……今のあんたと戦っても面白くないよ」
>>「……なんでだよ?」
>>「自分でも気づいていないの?今のあなた……弱いよ」
>うーん、ダルフィンよりも元は強かったんですよね。
 いや、彼は腹心ずの頂点に立つ魔族ですからねえ……ダルフィンより確実に強いですよ。

>>*本来精神体である彼等は、精神に多大なショックを受ければその分弱くなる。
>> 安定していたとしても、たまに不安定になる事もあるだろう。そして、フィブリゾは正に不安定なのだ。*
>いや、これ多分あってます。乱れまくった心じゃ集中できないから術とか弱くなるし。
>でも逆に、多少不安定でも憎しみに身を委ねれば話は変わるでしょうけど。
 うーん、そうですかねえ。まあ、理論の一つ、と考えておきましょう(^^;
 今回のフィブの場合、憎しみったって誰を憎む、と問われたら、自分と答えるしかないですしねえ(^^;
 捨て石にしたのは確かですし。


>> 白髪の女性はフイブリゾがいる闇とは違う、自然の闇に向かって歩み出した。途中でふと足を止める。
>自然の闇と……フィブの方は偽りの闇?どっちかというと「闇を否定して闇と成した闇」でしょうか?
 うーん、フィブの闇は自分が作り出した偽りの闇、ダルフィンが向かった闇は木々が作り出した月光が刺し込む夜の闇って奴です。


>>「私はね、もっとあの時間を楽しんでいたいの。一線を超えるつもりもない。楽しければそれでいいの」
>>「…………」
>ああっ!一線超えて!頼むから!
 超えたらここから追放されるぅっ!(爆)
 とりあえず、超えさせるのもおもしろいかも……
 追加にガーヴとヴァルでも(待てこらっ!)

>> ボクは……どうしたら良い?
>> ボクは……吹っ切れなければいけないのか?
>> ボクは……あの二人を忘れたくない。
>> ボクは……あの二人が好きだった。
>> ボクは……あの二人に何ができたんだろうか?
>> ボクは……残ってしまった?
>> ボクは……あの二人に残された?
>> ボクは……あの二人が生きた証し……
>> ボクは……あの二人と共に生きた証しを持っている……
>> ボクが……忘れなければ……ボクが……覚えていれば……
>> ボクは……寂しいよ……フェリル……フィオル……
>ここ、好きです。思わず保存かましました♪
 私も好きです♪やはりボクは……って揃えて良かったですよ。
 しかし、ここは何故か某三人目の子供が混じっていたよーな(苦笑)

>> マスター……寂しがらないでください。そんなに寂しいお顔をしていると、私達も悲しくなります。
>>「フェリル?」
>> そうですよフィブリゾ様……僕達がこの世界からいなくなっても……フィブリゾ様と共に生きた時間はあります。
>>「フィオル……?どこにいる?」
>> どこにもいません。私も、フィオルも滅びました。けど……私達がマスターから貰った耳飾りは、マスターと共に。
>> そして……僕達の思いもフィブリゾ様と共に……
>>「二人とも……」
>> 私達は……マスターが好きです。この思いは……永遠です。
>>「ボクも……好きだよ。フィオル……フェリル」
>うーん、ゼラスとゼロスって親子な感じがしないでもないですが、こいつらは完全に部下と上司、
>それなのにすごくどっちもお互いを思いまくっている、って感じですか。
>すごくいいですね、フィブの新たな一面。
>まあこれだけいい部下が滅んだらあんなんなってしまうのも無理はないですね。
 部下と上司の愛。良いですねえ(おおぃっ)
 ちなみにフィオルまで巻き込んだのは何故でしょー(^^;
 実際は関係ないのにっ!(笑、フェリルだけ)
 フィブリゾには悪い印象ってそんなにないんですよねえ。というか、魔族には全然。
 それなんで、基本的に魔族好きなんですよねえ……シリアスキャラだからギャグにし易いのも加算されて(笑)
(余談ですが、私はフィブとガーヴのやり取りが好きです。シリアスじゃない、ですよ)

>(余談。ゼロスが滅んだらゼラスはどうすんだろ?気になります)
 一度書きましたねえ……確か。
 かなり泣いていて、戦闘不能状態になっていましたよ。
 それなんで、ダルフィンが出陣するはずだったんですけどねえ……面倒だったので書きませんでした(滅)


>>「あーあー駄目じゃないかゼラス。そんなに書類を積み上げたら」
>> フィブリゾは赤眼の魔王の仕事場で、書類を天上まで積み上げて持ち上げようとしているゼラスを呼び止めた。
>>「フィブ……私は忙しいんだけど……」
>>「じゃあ、それは僕がやっておくよ」
>>「え?あ、ああそう……じゃ、お願い」
>> そう言って、ゼラスは積み上げた書類まで投げ出して、扉を蹴破って飛び出して行った。
>どーでもいーがそこ魔王様のお部屋でしょう……?
 まあ、関係ないんでしょう(笑)Sってたまにこんな事されてそうだし(笑)
 部下を扱き使ってますし、復讐では?(おぃおぃ)

>> 何か大事な用でもあるんだろうか?と、フィブリゾは思ったが、気にしない事にした。
>>「……フィブリゾ、吹っ切れたようだな」
>> 赤眼の魔王は、いつも通り書類に目を通しながら、元気になった部下に声を掛けた。
>>「ええ。あの二人はまだボクと共にいますからね」
>>「それを聞いて安心したよ。書類の整理は自分でやるから、お前は自分の職場に戻りなさい」
>……て事は今まで仕事サボって遊んでたわけですね。
 ほら、悲しみに包まれてて何もする気がないって奴ですよ(笑)
 それと、ストレスが爆発もしたのでは?(^^;

>>「……良いんですか?」
>>「なあに、最近動いていないから少しは動かないとな」
>>「水竜王の悪あがきは大丈夫なんですか?」
>>「なに、少しぐらいなら動ける」
>>「そうですか。では」
>> そう言い残して、フィブリゾも積み上げていた書類を蹴り倒して、空間を跳躍した。
>だからなぜそこで蹴る……兄妹そろって……
 もちろん、受け狙いです(おひ)

>> 最後に一人残された赤眼の魔王は、ぽつりと呟いた。
>>「金色の魔王様……ありがとうございます」
>……え?どーゆー事ですか?……あの人(じゃない)出てきてないと思うけど……。
>???(多分おれの読解力がないせいだ)
 フィブリゾのフェリル、フィオル再会シーンです。
 L様が力を使って、少しの時間だけフェリルとフィオルを復活させたんですよ。
 その表現ができなかったのが心残りだったりします(^^;
 L様なら滅びた者の断片を繋ぎ合わせて復活させる事もできますでしょうからね。

>>「やれやれ……Sの部下にも困った物だ……」
>> 金髪の令嬢、と言った雰囲気を持つ女性が、一つの水晶球を見ながらふぅ、とため息をついた。
>> これからどうなるか……まあ、楽しみだな。
>> 金色の魔王はそう思いながら、また眠りに就いた……
>> この事をネタにまたSの世界に遊びに行こうと考えながら。
>……この人が遊びに行く事で更なる悲劇が起こる……あのお方は自覚してるんだろか?
 きっと、自覚してて遊びに行っているんだろうと思います。
 それに、S様×L様が私の中で設立……するなよ(^^;


>> いやあ、お久しぶりですネー。桜我天秦です。
>> 今回もまた過激な(^^;いやあ、本当にやばいかも(^^;
>最高でした!今までになかった(否、少しあったか。)ヤバさがナイスでした♪
 危険度+10妖艶度−5って所ですね(爆)
 なんか私ってここで新天地ばっか開拓してるよーな気がする(苦笑)

>> それと、*←これがついている所。
>> この部分は私がそう考えているだけの事だから、信じちゃ駄目よ(笑)
>まあ私もほぼ同じ意見なんで信じる以前の問題ですな。賛同。
 なるほどぉ、賛同していただけるとは夢にも思っていませんでした(おーいっ)

>> 感想ほしいですね(^^)特にフィブと部下二人の会話の所なんか。どう思ったかを本当に教えてほしいです。
>> それでは、次回作で。またおあいいたしましょう
>感想は私なりに書いておきました。(短いけど。)
>うーん、最初暴走モードだったのにいつの間にやらまじめな感想書いてしまった。
>って最初から書けよ……(汗)
 私のレスも短くなってしまいました(滅)
 ちなみに、この小説は題名の通りフィブリゾが狂気に歩むはずだったんですが……
 どこをどう間違ったのか、元に戻ってます(笑)
 それなんで、暴走モードからノーマルモードになってしまったんです(^^;
 それだから、感想も自然とまじめになるのでは(笑)

 感想ありがとうございました。それではまた次回作でっ