◆-お久しぶりです-真琳(11/3-05:31)No.353
 ┣Full Moonの輝く夜に-1--真琳(11/3-05:41)No.354
 ┃┗Re:Full Moonの輝く夜に-2--真琳(11/3-05:43)No.355
 ┃ ┣Full Moonの輝く夜に-3--真琳(11/3-05:46)No.356
 ┃ ┃┣Full Moonの輝く夜に-4--真琳(11/6-05:12)No.384
 ┃ ┃┃┣さあて最後だ!-神楽奈津(11/6-11:22)No.387
 ┃ ┃┃┃┗では、最後(笑)-真琳(11/7-06:49)No.396
 ┃ ┃┃┗あひいぃぃぃっ♪-マミリンQ(11/8-17:09)No.426
 ┃ ┃┃ ┗マミリンQさんへ-真琳(11/10-13:12)No.458
 ┃ ┃┗よっしゃ!引き続きがんばるぞ!-神楽奈津(11/6-10:37)No.386
 ┃ ┃ ┗あたしもがんばんないと(苦笑)-真琳(11/7-06:29)No.395
 ┃ ┗こんじょーでレス入れるからね(はあと)-神楽奈津(11/6-10:06)No.385
 ┃  ┗どんな根性?(苦笑)-真琳(11/7-06:16)No.394
 ┗それは丘の上で-真琳(11/3-05:51)No.357
  ┣コメントいきます!-明美(11/3-16:04)No.365
  ┃┗明美さんへ-真琳(11/4-04:24)No.371
  ┣ほえぇぇぇぇぇ〜〜-マミリンQ(11/8-17:23)No.427
  ┃┗マミリンQさんへ-真琳(11/10-13:26)No.459
  ┗う〜ん、ラブリィ-レモネード(11/9-01:24)No.438
   ┗レモネードさんへ-真琳(11/10-13:59)No.460


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353お久しぶりです真琳 E-mail URL11/3-05:31

ども、最近沈黙していた真琳です。
懲りずにまた投稿させていただきます。
無論ガウリナです(笑)
↑それ以外は書けませんので・・・・

(HP持つと結構大変ですね・苦笑)

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354Full Moonの輝く夜に-1-真琳 E-mail URL11/3-05:41
記事番号353へのコメント
これのプロットができたのが夏休みに入る前・・・・・
いったい何考えてるんでしょうねぇ・・・・・
とりあえず、まいりましょう(爆)


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


どこにでもあるであろう山奥の村。
普段旅人さえも訪れる事がなさそうなこの村は今日に限ってにぎわっていた。
広場にはどこから出てきたんだか露天までもが軒を並べている。
「リナさん、リナさーんっ!」
「はひ?」
駆けながらあたしを呼ぶアメリアにあたしは答える。
露店で買ったフランクフルトを口に突っ込みながら。
アメリアはやけに嬉しそうにしていた。
その瞳に星のような輝きまで浮かべている。
……
どうせなんかまたしょうもないことを聞いてきたのだろう。
「で、今日は何を聞いてきたわけ?」
あたしは溜息を付きつつ聞いてみた。
瞳をさらに輝かせながらアメリアは話し出す。
「はいっ、それはですねっ! 今夜満月がちょうど真上に昇った時にとある丘の上で口付けをかわすと、その二人は永遠に結ばれるんですって(はあと)」
お願いだから、道の往来で腕を広げながら言わないでよ。恥ずかしいじゃない。
……聞いたあたしも悪かったけど……
「へぇ……それで、今までにそれにあやかった人っているわけ?」
あたしは興味がないように言うと袋からフランクフルトを一本取り出し口に運ぶ。
だいたいにおいてアメリアが持ってきたこうゆう類いの話には、さんざん振り回されてばかりなのだ。
できることなら遠慮しておきたい。
ガウリイとゼルガディスなんて初めから他人の振りしてるし……なんかむかつく。
「え、そういえばそんな話は……」
アメリアの頬を一筋の汗が伝う。
「ほら見なさい。だいたいそうゆう話ってのはね、観光客めあてにやってるようなものなのよ」
言って再びフランクフルトを取り出す。
「そうなんですか……」
さびしげに視線を落とす。
「そーんな暗い顔すんじゃないわよっ! それに言い伝えに頼ってるようじゃ、いつになったっていいことなんて起きやしないわよ」
「そ、それもそうですねっ!!」
あたしの言葉に再び笑顔が戻る。
まったくこんなことで感情が左右されるなんてねえ……
あたしは苦笑する。

「そんなことはありませんぞ……」
!?
突然の声にあたしたちは一斉にそちらを向く。
「聞いておればおまえさん方、あの伝説を疑っておられるようじゃが……」
もうかなりの年だろうと思えるじいさんが一人、いつのまにか側に立っていた。
いったいいつから聞いていたのだろう?
「なんか用?」
あたしはいぶかしげに問う。
「いや何、ただの通りすがりの者ですよ。あんた達の会話を聞いていてつい、な」
「用がないなら行くわよ」
そう言いつつもあたしはさっさと歩き出した。
「おいリナ?」
ガウリイがあたしを呼び止めようとする。が、無視。
こうゆうのには関わらない方がいい。あたしは長年の経験からそう直感した。
「ちょ、ちょっとお待ちなされっ…… この伝説の真実を知りたくはないかの!?」
あせったようにじいさんが引き止めようとする。
「んなの、どうせ大した物じゃないんでしょ?」
あたしは振り返りもせずに答える。
こんなのに付き合ってたら日が暮れちゃうわよ。
「リナさんっ!」
げっ、そういえばアメリアがいたんだっけ……
「リナさん、聞きましょうよっ! せっかくお話して下さるって言うんですからっ!!」
あうぅ……
「また始まったな、どうする? リナ」
うんざり気味のゼル。
「どうするもこうするも……」
こうなった以上、どう言った所で結果が変わるわけがない。
今まであった同じような事が脳裏に浮かぶ。
はう……
あたしは大きな溜息を付いた。
「もう始まったみたいだぞ」
ガウリイの言葉にじいさんに視線を向ければアメリアに熱心に話を聞かせている。
「そう、あれは……」
……
こうゆう何もない村の人ってぇのは自分が暇だからって時折訪れる旅人にくだらない話を聞かせるのが好きなのだ。
そして、それがとっても長いのだっ!!
そう、近所のおばさんの世間話に匹敵するほどに。
アメリア……後で覚えておきなさいよ……


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


続く

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355Re:Full Moonの輝く夜に-2-真琳 E-mail URL11/3-05:43
記事番号354へのコメント
続き


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「あ゛〜〜疲れたぁ……」
「大丈夫か? リナ」
そうゆうガウリイもかなりうんざりした模様。
それも仕方ないだろう。なにぶん話をしていたのは通りのど真ん中で、ガウリイだって眠るわけにはいかなかったらしい。
ガウリイだったら立ったままでも眠れるような気がするけど。
アメリア本人は目を輝かせながら、
『リナさんっ、これは絶対確かめるべきですっ!! さぁゼルガディスさんっ行きますよっ!!』
とゼルを引っ張っていき、ゼルガディス本人は、
『ちょっと待てっ、なんでオレまでっ!?』
と叫びながら半ば引きずられるような感じでアメリアに連れて行かれたのだ。
あたしはただ呆然とそれを見ている事しかできなかった。
ごめん、ゼル。あなたの犠牲は無駄にしないわっ

しかしその伝承とやら、嘘か本当かは知らないが知名度はかなりのものらしい。
日も暮れかけてきて、人はさらに増えているような気がする。
無論、カップルばかりだ。
なんとなく目のやり場に困る。
ガウリイといえば相変わらず何を考えているのか分からない……いや、何も考えてないのかもしれない……
しかし、ここまでするものか? たかが伝承で……こーんな山奥まで。
ちなみにその伝承をもうちょっと詳しくすると、その丘の場所ってのはこの近くにある湖がほとんどすべて見渡せるらしい。
しかも今夜、満月が天頂に昇った時に何かしらの現象が起こるというのだけどで、その場所でしかそれは見れないという。
でもそれがどうゆうものかとか、その場所がどこにあるのかということも誰一人として知る人はいない。
ほらやっぱしデマじゃないか。
所詮そんなものよね。伝承なんて。
「なあリナ、どうする?」
「え、う〜〜〜ん……」
突然話しかけられ答えに戸惑う。
「これといってやることないし、アメリアとゼルがいないんじゃどこにも行けないし……」
「宿に戻るか?」
アメリアたちがいつ戻ってくるかも分からないし、こんなカップルだらけの所にいたくはないし、それが一番妥当だろう。
「そうね、とりあえず戻ろうか」

「帰ってこないわねぇ……」
「そうだなぁ……」
宿屋の一階部分にあたる食堂にはあたしたちしかいない。
みんなどうせ丘の場所を探しに行ったのだろう。
宿屋だけでなく他の場所までもが静まり返っている。
「どうしようか?」
あたしはなにげなく呟く。
「そうだなぁ……オレ達も外に出るか?」
「え……?」
一瞬どきっとする。
「することもないし、それに今夜は満月もきれいだからな。たまにはゆっくりと見るのもいだろう?」
にっこりと笑いながら言う。
あ、そうゆうことか。
「そうね、そうしよっか」
あたしも笑顔で返しながら立ち上がる。
「おっちゃーん、ここにお代置いておくねぇ」
「おう、ありがとうよ。ところで嬢ちゃんたちは恋人同士かい?」
をひ……
「違う違う」
ハモりながらあたしたちは答える。
「そうなのか?」
驚いたように言う。
「そうそう」
誤解もいいところである。だいたいなんでこんなくらげと……
「そりゃ残念だ、せっかくの日だってのに」
そう言いながら笑っていた。
そんなの、恋人同士でもなんでもなければごく当たり前の日にしか過ぎない。
だからあたしとガウリイにはいつもと変わらない日なのだ。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


まだ続く

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356Full Moonの輝く夜に-3-真琳 E-mail URL11/3-05:46
記事番号355へのコメント
2の「Re」取るの忘れてました。

で、続き


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「うわっすっごぉーい……」
宿を出た所で思わず感嘆の声をもらす。
今夜は空も晴れ渡っていて、星の瞬きがよりいっそう強く感じる。
そして、大きな満月が辺りをほんのりと照らしている。
やはり山奥という事もあって空気もさらに澄んでいるからだろう。
街灯がないという事もそれに荷担している。
「ずいぶんとでかい満月だなぁ」
ガウリイまでもがそれに魅入られたように夜空を見上げる。
金色の髪が月光を浴びてきらきらと光る。
それが妙にガウリイに似合っている。
まったくうらやましいくらいに綺麗だわ。
「ん、どうかしたか?」
あたしの視線に気づいたのか、ガウリイがこちらを向く。
「なんでもないわよ。それよりその辺散歩してくるわ。まだ眠るには早すぎる時間だし」
ふいと視線をはずしあたしは言う。
「じゃあオレも付き合うよ」
「なっ、なんで?」
驚き、ガウリイを見る。
「ん〜リナが盗賊いじめしに行かないように、とか」
からかうような口調で言う。
なっ!!
「あんたねぇ〜!! 人をなんだとっ!!」
そりゃ確かに夜抜け出して盗賊いじめに行くこともあるけどっ……!!
あたしだってこうゆう雰囲気に浸りたい時だってあるわよっ
ったくデリカシーのかけらもないんだから、このくらげ男は……!
「な、何怒ってるんだよ。だいたいいっつもおまえが夜やる事っていったらそれくらいしか……」
どげしっ!
「う゛っ……!!」
あたしの蹴りがガウリイのみぞおちに見事に命中する。
「るっさいわねぇ〜〜! こーんな山奥になんていないわよ、んなもんっ! それ以上言うと蹴るわよっ」
「もう、蹴ってるって……それに否定はしないんだな……?」
お腹を抱えながら苦しそうに言う。
しぶとい……
が、否定できないのは確かである。悔しいけど……
今だ苦しんでいるガウリイを後目にあたしは湖へと続く小道へと分け入る。
「ちょっと待てって……」
そんなガウリイの声を無視してあたしはどんどん進んでいった。

「おいリナ、どこまで行くんだよ?」
後ろからのほほんとした声が聞こえる。
「ん〜〜〜適当……」
ガウリイに言った言葉は嘘ではない。本当に適当に進んでいる。
森から湖に出るはずなのになぜか違う方向へと進んでいるような気がするのだ。
そして未だに森の中を彷徨っている。
おっかしいなぁ……ちゃんとした道を通ってたはずなんだけどなぁ……
あたし方向音痴だったっけ?
ま、いっか。ほんとに分かんなくなったら翔封界で森の上まで出ちゃえばいいもんね。
「アメリアたちどこに行ったのかしらね」
あたしはふと思い出し呟いた。
「さあな。それより自分たちの事考えた方がいいんじゃないのか?」
ぎくぅぅぅっ!
どうやらうすうすとは気づかれていたらしい。ったく変な所で鋭いんだから。
「まあまあいいじゃないの」
頬に一筋流れる冷や汗もこの暗さじゃ分かりはしないだろう。
ちらっと目をやればジト目でこちらを見ている。
う゛……視線が痛い。
にしてもすでに散歩じゃないくらいに歩いている。
木々の間からわずかに見える満月はすでに天頂近くまで昇っている。
どうゆう現象が起きるんだか……
あれだけいたカップルたちは見つけたのだろうか、伝説の丘とやらを。
ま、あたしたちには関係ないけど。
「お? あそこ開けてるみたいだぞ」
「あ、ほんとだ」
ガウリイの声にそちらに視線を移す。
森の中で木が生えていない場所。
遠いと思ってたそこは意外と近かった。
今までうっそうと茂る木々の葉に邪魔されてあまり届かなかった月の光がいっせいにあたしたちに降り注いできた。

「ひゃぁぁぁ……すごー……」
宿屋を出た所とは比べ物にならないくらい星がきれいに見える。
どうやら森に囲まれてはいるものの小さな丘になっているらしい。
辺り一帯が見渡せる。もちろん湖も、そしてそこには満月がゆらゆらと映し出されている。
道に迷ったとはいえいいところに出くわしたものだ。
それにしても湖とは反対方向じゃないか、ここってば……
いちお山の中腹くらいには当たるらしい。もっともそうでなきゃ湖全体が見渡せるわけがないけど……
ガウリイはといえば、同じように景色に見とれてるらしい。
へえぇ……ガウリイでもこうゆうことあるんだ……
でもそのくらい綺麗だった。
ふと足元を見れば白い花が咲き乱れている。
見た事のない花。今咲いているという事は夜にしか咲かないのだろう。
おそらくはこの地方特有の花。もしかしたらここにしかない花なのかもしれない。
昼間、村で花のつぼみは見た記憶がない。
しばらくあたしたちはその光景に見とれていた。人間の匂いのしない幻想的な風景に……
だけど驚くのはそれだけではなかった。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


もうちょっと続くはず・・・・・・

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384Full Moonの輝く夜に-4-真琳 E-mail URL11/6-05:12
記事番号356へのコメント
続きぃ〜(最終話です)



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


満月がちょうど真上に差し掛かろうとした時だった。
「なあリナ、あれ……何だ?」
ふいにガウリイが問い掛けてくる。
「え?」
あたしはガウリイが目を離せないでいる方へと向いた。
指差すのは湖の方向。
「あれは……?」
湖のほぼ中心部辺りからだろうか、湖面に波紋が広がっていく。
おそらく湖の底からでも何かが沸き上がっているのだろう。
この湖がどのくらいの深さかは分からないけど相当の勢いのはずだ。
「すごい……」
波紋は湖の端にまで行き渡る。
波立つ湖面に満月の光が当たって光の輪が何重にも広がっていく。
「自然の神秘ってやつよね……」
それほどまでに綺麗な光景だった。
「ああ……」
ガウリイが静かに頷く。
しばらく二人してそれに見とれていた。
「月が真上に来たらもっとすごいんだろうね」
「たぶんな」
「これってここでしか見れないのかな?」
不意に頭に浮かんだ疑問を口に出す。
あれ? ちょっと待てよ。あの伝説の場所でしか見れないのっていうの、まさかこれの事?
んじゃ、ここは……
「――伝説の丘……」
あたしが口にするよりも速くガウリイがぽつりと呟いた。
おおっ!? ガウリイが珍しく覚えてるっ!
ってそうじゃなくて……
「こんな所にあるんじゃ場所の特定なんてできないわよね」
なにしろ適当に歩いてきたのだ。それもかなりの時間。
場所を言えって方が間違っている。

「永遠に結ばれてどうするんだろうね」
あたしは今だ光の輪が広がっていく湖を見ながら呟いた。
「さあな……でもリナとだったらオレは構わないぜ」
「そう……?」
言って気が付く。今何を言ったっ!? 何を!? あたしは……!!
ガウリイを見れば優しい眼差しであたしを見ている。
「な、な、な、なんでよっ!?」
慌てて問い返す。
「一緒にいて飽きないから」
「あたしはおもちゃかっ!?」
平気な顔してふざけたような事を言うガウリイにあたしは怒鳴る。
「ん〜〜〜、そうかもな」
言ってにっこり微笑む。
こっ、こいつはぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
怒りからなのか、恥ずかしいからなのか分からないけど、あたしの顔は上気して真っ赤になっているだろう。
「ハハハ、嘘だよ……」
どこまでが冗談でどこからが本気なのかわからない。
頭の中に疑問符を散らすあたしとは裏腹に何の悩みもなさそうにガウリイは微笑んでいる。
……そう微笑まれたら何も言えないじゃないかっ!!
「なんなのよっ……!」
ぶつくさとあたしは言葉を吐きだす。

突然ふわっと暖かいものに包み込まれる。
驚いて見ればガウリイがいつのまにか後ろに回り込んできていてあたしをその腕で抱いていた。
「な、何してるのよっ!?」
「愛してるよ」
……え?
ガウリイは静かに微笑んでいる。
何を言われたのか一気に理解して顔に血が上る。
「なっ、何言ってるのよっ!! 月にでも魅せられたんじゃないのっ!?」
我ながら訳の分かんない事を言ってるのは分かる。
でも何か言わないと、この場を持たせられなくて……
「月の魔力ってやつか? 確かに今日は満月だしな。魅せられているのかもしれないけど、でもこの気持ちは本物だぜ? リナ」
何言ってるのよ、この男……ガウリイのくせに……普段ちっとも感情なんて表さないくせに……
いきなしそんなこと言われても……
離れようと抗えば抗うほどさらに抱く腕に力を強められる。
「離さない」
耳元で囁かれるその言葉に心臓の鼓動はさらに速くなる。
「ちょ、ちょっと……」
「ここが伝説の丘なら、ここでキスすると永遠に結ばれるんだっけ?」
何でそんなこと覚えているのよ!?
変な所に記憶力を使うんじゃないっっ!!
何か言わなきゃとは思っても、頭の中が沸騰しそうで言葉が浮かばない。
「だからって何であたし達がっ!?」
ああもう、いいたい事はこんなことじゃなくて……!
「リナは? オレとじゃ嫌?」
その深く蒼い瞳にじっと見つめられて何を言えばいいのか分からない。
思考回路はさらに回らなくなる。
自分の心臓の音だけが妙によく聞こえる。
「リナ……」
ガウリイが答えを促すかのようにあたしの名を呼ぶ。
「……ガウリイ……」
その名を呼ぶとガウリイがその手でふわりとあたしの頬を包み込む。
「オレの質問に答えてくれる?」
真摯な瞳があたしを貫く。
何をどう答えれば……?
「……くらげとなんて嫌に決まってるじゃない。でも……」
「でも?」
「でも、本当に嫌だったらとっくに魔法で吹っ飛ばしてるわよ……」
くすりとガウリイが笑う。
「おまえらしいな」
「……悪い?」
あたしは小さな声で反撃する。
「いや、その方がいい……」
唇が重なる瞬間あたしは目を閉じた。
軽く触れては離れ、離れては触れ合う。
そしてしだいに深くなるキスをあたしは受け入れる。

あたし、ガウリイとキスしてるの? 何やってるんだろう……
あたしも月に魅せられちゃったのかな?
でも、別に嫌じゃない。
それに……
「好き……」
唇を外されてあたしは自然と呟いた。この気持ちは月に魅せられたからとか、そうゆうんじゃないと思うから。
その言葉にガウリイが驚いたように目を開く。でもすぐに微笑みに戻ると顔を寄せてくる。
「オレもだよ。愛してる、リナ」
そう囁くと再び唇を重ねてきた。
何度となく、お互いを感じるようにさらに深く口付けをかわす。


月の光はまさにあたしたちの真上から降ってきていた。


〜Fin〜


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


終わりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・もう完全に二人じゃないですね(ひきつり)
ふ・・・・・これも月の魔力のせいっていうことで(汗ぉぉぉ
なんで二人が告白してるんだ・・・・・・・こんな予定じゃ・・・・・(汗汗)
でもまぁ、キャラは暴走するもんですし(ぉぉぉぉ
ということで、またもや逃げますっ!!(爆)

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387さあて最後だ!神楽奈津 11/6-11:22
記事番号384へのコメント
がんばるぞー!(何を?)

>満月がちょうど真上に差し掛かろうとした時だった。
>「なあリナ、あれ……何だ?」
>ふいにガウリイが問い掛けてくる。
>「え?」
>あたしはガウリイが目を離せないでいる方へと向いた。
>指差すのは湖の方向。
>「あれは……?」
>湖のほぼ中心部辺りからだろうか、湖面に波紋が広がっていく。
>おそらく湖の底からでも何かが沸き上がっているのだろう。
>この湖がどのくらいの深さかは分からないけど相当の勢いのはずだ。
>「すごい……」
>波紋は湖の端にまで行き渡る。
>波立つ湖面に満月の光が当たって光の輪が何重にも広がっていく。
>「自然の神秘ってやつよね……」
>それほどまでに綺麗な光景だった。
>「ああ……」
>ガウリイが静かに頷く。
>しばらく二人してそれに見とれていた。
>「月が真上に来たらもっとすごいんだろうね」
>「たぶんな」
>「これってここでしか見れないのかな?」
>不意に頭に浮かんだ疑問を口に出す。
>あれ? ちょっと待てよ。あの伝説の場所でしか見れないのっていうの、まさかこれの事?
>んじゃ、ここは……
>「――伝説の丘……」
おお、最高のシチュエーション・・・。いいですねえ(にやり)

>「こんな所にあるんじゃ場所の特定なんてできないわよね」
>なにしろ適当に歩いてきたのだ。それもかなりの時間。
>場所を言えって方が間違っている。
おばあさんが言ってたことは間違ってはいなかった(笑)

>「永遠に結ばれてどうするんだろうね」
んー、それは・・・大人のひ・み・つ(特大はあと)

>「さあな……でもリナとだったらオレは構わないぜ」
さりげなくプロポーズ(はあと)

>「そう……?」
>言って気が付く。今何を言ったっ!? 何を!? あたしは……!!
>ガウリイを見れば優しい眼差しであたしを見ている。
くす、言ってから気づいてるし(はあと)
ガウリイ、そんな目で見てるとリナちゃん腰砕けちゃうわよ(はあと)

>「な、な、な、なんでよっ!?」
>慌てて問い返す。
>「一緒にいて飽きないから」
>「あたしはおもちゃかっ!?」
>平気な顔してふざけたような事を言うガウリイにあたしは怒鳴る。
>「ん〜〜〜、そうかもな」
>言ってにっこり微笑む。
・・・バカップル再来(笑)

>こっ、こいつはぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
>怒りからなのか、恥ずかしいからなのか分からないけど、あたしの顔は上気して真っ赤になっているだろう。
くす、照れてる照れてる(はあと)

>頭の中に疑問符を散らすあたしとは裏腹に何の悩みもなさそうにガウリイは微笑んでいる。
>……そう微笑まれたら何も言えないじゃないかっ!!
>「なんなのよっ……!」
>ぶつくさとあたしは言葉を吐きだす。
くす、うぶだなあ。まだ自分の気持ちに気づいてないふりしてる(はあと)

>突然ふわっと暖かいものに包み込まれる。
>驚いて見ればガウリイがいつのまにか後ろに回り込んできていてあたしをその腕で抱いていた。
お、やっと行動に出して表したわね(はあと)

>「愛してるよ」
くす、愛の告白(はあと)

>……え?
まだ分かってないし(笑)

>ガウリイは静かに微笑んでいる。
何を思ってるのかなあ?

>何を言われたのか一気に理解して顔に血が上る。
あ、やっと分かった。だけどうぶだねえ。可愛いなあ、リナちゃん(はあと)

>「なっ、何言ってるのよっ!! 月にでも魅せられたんじゃないのっ!?」
>我ながら訳の分かんない事を言ってるのは分かる。
>でも何か言わないと、この場を持たせられなくて……
んー、そんなにガウリイにその目で見つめられるのいや?
それともまだ自覚してないから視線が痛いのかな?

>「月の魔力ってやつか? 確かに今日は満月だしな。魅せられているのかもしれないけど、でもこの気持ちは本物だぜ? リナ」
>何言ってるのよ、この男……ガウリイのくせに……普段ちっとも感情なんて表さないくせに……
>いきなしそんなこと言われても……
>離れようと抗えば抗うほどさらに抱く腕に力を強められる。
>「離さない」
>耳元で囁かれるその言葉に心臓の鼓動はさらに速くなる。
ガウリイがちょっと強引。だけどこんくらいじゃないとね〜♪
いけー!ガウリイ!もうちょっとだあ!

>「ここが伝説の丘なら、ここでキスすると永遠に結ばれるんだっけ?」
そうよ♪とっとといただいちゃいなさい♪

>「だからって何であたし達がっ!?」
>ああもう、いいたい事はこんなことじゃなくて……!
そうそう♪正直に言っちゃいなさい♪

>「リナは? オレとじゃ嫌?」
>その深く蒼い瞳にじっと見つめられて何を言えばいいのか分からない。
>思考回路はさらに回らなくなる。
>自分の心臓の音だけが妙によく聞こえる。
>「リナ……」
>ガウリイが答えを促すかのようにあたしの名を呼ぶ。
>「……ガウリイ……」
>その名を呼ぶとガウリイがその手でふわりとあたしの頬を包み込む。
>「オレの質問に答えてくれる?」
>真摯な瞳があたしを貫く。
>何をどう答えれば……?
くす、ラブシーンラブシーン(特大はあと)
だけどまだ答え分かんない?リナちゃん?

>「……くらげとなんて嫌に決まってるじゃない。でも……」
>「でも?」
>「でも、本当に嫌だったらとっくに魔法で吹っ飛ばしてるわよ……」
リナらしい答えだ。だけどやっぱ素直じゃないわね〜

>「おまえらしいな」
>「……悪い?」
いんや、悪くはないよ。だけどガウリイはもの足らないかもしれないな(笑)

>「いや、その方がいい……」
いつものほうがガウリイはいいのかな?まああんまり素直なリナってものあんまりねえ(苦笑)

>唇が重なる瞬間あたしは目を閉じた。
>軽く触れては離れ、離れては触れ合う。
>そしてしだいに深くなるキスをあたしは受け入れる。
・・・お外だ・・・大丈夫?(笑)

>あたし、ガウリイとキスしてるの? 何やってるんだろう……
>あたしも月に魅せられちゃったのかな?
>でも、別に嫌じゃない。
>それに……
>「好き……」
>唇を外されてあたしは自然と呟いた。この気持ちは月に魅せられたからとか、そうゆうんじゃないと思うから。
>その言葉にガウリイが驚いたように目を開く。でもすぐに微笑みに戻ると顔を寄せてくる。
>「オレもだよ。愛してる、リナ」
>そう囁くと再び唇を重ねてきた。
>何度となく、お互いを感じるようにさらに深く口付けをかわす。
きゃああああああああああ!!ラブシーンラブシーンラブシーンよぉう!!

>月の光はまさにあたしたちの真上から降ってきていた。
・・・そのお月様の下で・・・?(どきどき)

深読みモード発動許可願えますか?だけど深読みしてって言ってるように見えて見えて仕方がないんです(爆)

>・・・・・・・もう完全に二人じゃないですね(ひきつり)
んー、だけどこれって普段心に隠れてる部分だと思うから完全に別ってことはないのでは?

>ふ・・・・・これも月の魔力のせいっていうことで(汗ぉぉぉ
月の魔力・・・いいですよねえ。月って。何かこういつもはこうじゃないのにってのがたまーにありますけど

>なんで二人が告白してるんだ・・・・・・・こんな予定じゃ・・・・・(汗汗)
>でもまぁ、キャラは暴走するもんですし(ぉぉぉぉ
この際暴走したのは、あなた様でしょう。願望って表に現れるものですし(笑)

>ということで、またもや逃げますっ!!(爆)
逃げないでえ!また書いてねえ!

ふう、疲れた(笑)

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396では、最後(笑)真琳 E-mail URL11/7-06:49
記事番号387へのコメント
>がんばるぞー!(何を?)
やっぱ、これが一番長いのね(苦笑)
>
>>満月がちょうど真上に差し掛かろうとした時だった。
>>「なあリナ、あれ……何だ?」
>>ふいにガウリイが問い掛けてくる。
>>「え?」
>>あたしはガウリイが目を離せないでいる方へと向いた。
>>指差すのは湖の方向。
>>「あれは……?」
>>湖のほぼ中心部辺りからだろうか、湖面に波紋が広がっていく。
>>おそらく湖の底からでも何かが沸き上がっているのだろう。
>>この湖がどのくらいの深さかは分からないけど相当の勢いのはずだ。
>>「すごい……」
>>波紋は湖の端にまで行き渡る。
>>波立つ湖面に満月の光が当たって光の輪が何重にも広がっていく。
>>「自然の神秘ってやつよね……」
>>それほどまでに綺麗な光景だった。
>>「ああ……」
>>ガウリイが静かに頷く。
>>しばらく二人してそれに見とれていた。
>>「月が真上に来たらもっとすごいんだろうね」
>>「たぶんな」
>>「これってここでしか見れないのかな?」
>>不意に頭に浮かんだ疑問を口に出す。
>>あれ? ちょっと待てよ。あの伝説の場所でしか見れないのっていうの、まさかこれの事?
>>んじゃ、ここは……
>>「――伝説の丘……」
>おお、最高のシチュエーション・・・。いいですねえ(にやり)
いっちゃん最初に考えた時は二人ともここが伝説の丘だとは気づかないで終わっちゃうんだったんですよ(日本語変)
>
>>「こんな所にあるんじゃ場所の特定なんてできないわよね」
>>なにしろ適当に歩いてきたのだ。それもかなりの時間。
>>場所を言えって方が間違っている。
>おばあさんが言ってたことは間違ってはいなかった(笑)
おじいさんだと思うんだけど(^^;;
>
>>「永遠に結ばれてどうするんだろうね」
>んー、それは・・・大人のひ・み・つ(特大はあと)
あたしも知らんわ。
>
>>「さあな……でもリナとだったらオレは構わないぜ」
>さりげなくプロポーズ(はあと)
そうなのか?
(↑全然そうゆうふうに考えてなかった・爆死)
>
>>「そう……?」
>>言って気が付く。今何を言ったっ!? 何を!? あたしは……!!
>>ガウリイを見れば優しい眼差しであたしを見ている。
>くす、言ってから気づいてるし(はあと)
>ガウリイ、そんな目で見てるとリナちゃん腰砕けちゃうわよ(はあと)
おひ・・・・・・
>
>>「な、な、な、なんでよっ!?」
>>慌てて問い返す。
>>「一緒にいて飽きないから」
>>「あたしはおもちゃかっ!?」
>>平気な顔してふざけたような事を言うガウリイにあたしは怒鳴る。
>>「ん〜〜〜、そうかもな」
>>言ってにっこり微笑む。
>・・・バカップル再来(笑)
いやん、このふたりはばかっぷるなんだからいいのよ。そんなに突っ込まないで(死)
>
>>こっ、こいつはぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
>>怒りからなのか、恥ずかしいからなのか分からないけど、あたしの顔は上気して真っ赤になっているだろう。
>くす、照れてる照れてる(はあと)
ええもう、いつもの事です(遠い目)
>
>>頭の中に疑問符を散らすあたしとは裏腹に何の悩みもなさそうにガウリイは微笑んでいる。
>>……そう微笑まれたら何も言えないじゃないかっ!!
>>「なんなのよっ……!」
>>ぶつくさとあたしは言葉を吐きだす。
>くす、うぶだなあ。まだ自分の気持ちに気づいてないふりしてる(はあと)
気づいてて気づかぬ振りをしているんだか、それとも気づきたくないのか・・・・いやはや、乙女心は複雑です(爆死)
>
>>突然ふわっと暖かいものに包み込まれる。
>>驚いて見ればガウリイがいつのまにか後ろに回り込んできていてあたしをその腕で抱いていた。
>お、やっと行動に出して表したわね(はあと)
出さないとリナがついてこないから(笑)
>
>>「愛してるよ」
>くす、愛の告白(はあと)
最初はこんなんじゃなかった・・・・・(TT)
書き終わってHPにUPして、なんでガウリイが「愛してる」なんて言ってるんだぁ!??と発狂してましたから(笑)
いや、まじで。
>
>>……え?
>まだ分かってないし(笑)
ちょっと理解ができなかったみたいですね。さすがはリナ(笑)
>
>>ガウリイは静かに微笑んでいる。
>何を思ってるのかなあ?
ひ・み・つ(死)
>
>>何を言われたのか一気に理解して顔に血が上る。
>あ、やっと分かった。だけどうぶだねえ。可愛いなあ、リナちゃん(はあと)
そこがいいのよ(はあと)
>
>>「なっ、何言ってるのよっ!! 月にでも魅せられたんじゃないのっ!?」
>>我ながら訳の分かんない事を言ってるのは分かる。
>>でも何か言わないと、この場を持たせられなくて……
>んー、そんなにガウリイにその目で見つめられるのいや?
>それともまだ自覚してないから視線が痛いのかな?
慣れてないからでしょう(にっこり)
>
>>「月の魔力ってやつか? 確かに今日は満月だしな。魅せられているのかもしれないけど、でもこの気持ちは本物だぜ? リナ」
>>何言ってるのよ、この男……ガウリイのくせに……普段ちっとも感情なんて表さないくせに……
>>いきなしそんなこと言われても……
>>離れようと抗えば抗うほどさらに抱く腕に力を強められる。
>>「離さない」
>>耳元で囁かれるその言葉に心臓の鼓動はさらに速くなる。
>ガウリイがちょっと強引。だけどこんくらいじゃないとね〜♪
>いけー!ガウリイ!もうちょっとだあ!
そのままGOGOれっつごーだぁっ!!(あたしもおかしいな)
>
>>「ここが伝説の丘なら、ここでキスすると永遠に結ばれるんだっけ?」
>そうよ♪とっとといただいちゃいなさい♪
な、なんちゅー表現(笑)
>
>>「だからって何であたし達がっ!?」
>>ああもう、いいたい事はこんなことじゃなくて……!
>そうそう♪正直に言っちゃいなさい♪
いや、じつは書きながら何が言いたいんだろうと頭をひねっていた(死)
でも強引に進めてるし(死)
分かんなくてもいいやぁってな感じで(爆死)
>
>>「リナは? オレとじゃ嫌?」
>>その深く蒼い瞳にじっと見つめられて何を言えばいいのか分からない。
>>思考回路はさらに回らなくなる。
>>自分の心臓の音だけが妙によく聞こえる。
>>「リナ……」
>>ガウリイが答えを促すかのようにあたしの名を呼ぶ。
>>「……ガウリイ……」
>>その名を呼ぶとガウリイがその手でふわりとあたしの頬を包み込む。
>>「オレの質問に答えてくれる?」
>>真摯な瞳があたしを貫く。
>>何をどう答えれば……?
>くす、ラブシーンラブシーン(特大はあと)
>だけどまだ答え分かんない?リナちゃん?
あせると頭回らなくなりますから・・・・・(それはオレだろう・・・・)
>
>>「……くらげとなんて嫌に決まってるじゃない。でも……」
>>「でも?」
>>「でも、本当に嫌だったらとっくに魔法で吹っ飛ばしてるわよ……」
>リナらしい答えだ。だけどやっぱ素直じゃないわね〜
いいの、リナらしい答えをさせたかったの(死)
>
>>「おまえらしいな」
>>「……悪い?」
>いんや、悪くはないよ。だけどガウリイはもの足らないかもしれないな(笑)
いつかは言わせるでしょう。「強引」にでも(爆)
>
>>「いや、その方がいい……」
>いつものほうがガウリイはいいのかな?まああんまり素直なリナってものあんまりねえ(苦笑)
リナだったらなんでもいいんじゃない?(←言っててよく理解していない)
>
>>唇が重なる瞬間あたしは目を閉じた。
>>軽く触れては離れ、離れては触れ合う。
>>そしてしだいに深くなるキスをあたしは受け入れる。
>・・・お外だ・・・大丈夫?(笑)
だれもいないから大丈夫。
ゼロスあたりが見てるかもしれないけど、こうゆう感情は苦手なはずだし(笑)
>
>>あたし、ガウリイとキスしてるの? 何やってるんだろう……
>>あたしも月に魅せられちゃったのかな?
>>でも、別に嫌じゃない。
>>それに……
>>「好き……」
>>唇を外されてあたしは自然と呟いた。この気持ちは月に魅せられたからとか、そうゆうんじゃないと思うから。
>>その言葉にガウリイが驚いたように目を開く。でもすぐに微笑みに戻ると顔を寄せてくる。
>>「オレもだよ。愛してる、リナ」
>>そう囁くと再び唇を重ねてきた。
>>何度となく、お互いを感じるようにさらに深く口付けをかわす。
>きゃああああああああああ!!ラブシーンラブシーンラブシーンよぉう!!
壊れてどうする・・・・・・・・(^^;;
>
>>月の光はまさにあたしたちの真上から降ってきていた。
>・・・そのお月様の下で・・・?(どきどき)
うん。
>
>深読みモード発動許可願えますか?だけど深読みしてって言ってるように見えて見えて仕方がないんです(爆)
んじゃ、勝手にしてくれ(笑)
そこまで束縛する権利はあたしにはないはずだから(笑)
>
>>・・・・・・・もう完全に二人じゃないですね(ひきつり)
>んー、だけどこれって普段心に隠れてる部分だと思うから完全に別ってことはないのでは?
そうだね、そうかもしんない(苦笑)
>
>>ふ・・・・・これも月の魔力のせいっていうことで(汗ぉぉぉ
>月の魔力・・・いいですよねえ。月って。何かこういつもはこうじゃないのにってのがたまーにありますけど
うん、なんか月見てると不思議な感じがする。
>
>>なんで二人が告白してるんだ・・・・・・・こんな予定じゃ・・・・・(汗汗)
>>でもまぁ、キャラは暴走するもんですし(ぉぉぉぉ
>この際暴走したのは、あなた様でしょう。願望って表に現れるものですし(笑)
別に暴走はしてないじょ。某所ではいつものごとく暴走してるけど(死)
確かに願望だけどさ(苦笑)
でも、それがないとあたしの駄文は成り立たないのよ。
想像があって始めてできてくるもんだし(苦笑)
>
>>ということで、またもや逃げますっ!!(爆)
>逃げないでえ!また書いてねえ!
なんかネタが・・・・・・あるんだけど、書く気が(死)
>
>ふう、疲れた(笑)
おつかれ、ご苦労様。
いつも本当にありがとです(^^)
では。

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426あひいぃぃぃっ♪マミリンQ E-mail 11/8-17:09
記事番号384へのコメント
はうはうはう、とっっっっってもロマンチックで、
切なくて、素晴らしかったですっっ!!
最後はらぶらぶパワー全開(ナゾ)でしたしっ!
もうめろめろですぅ〜〜〜。(はぁと)

伝説の丘、偶然見つけるというのが、やはり、”本当に”
結ばれるべき方々の特権とゆうことですね♪♪それに、他の
カップルがいたらあんなにリナさん素直になれないでしょうし。(爆)

あと、お約束で不思議なことばかり覚えてるガウリイ・・・良い、
良い、良いですっっ!
あと、あの神秘的な現象も・・・描写がお上手で本当に
素晴らしかったですっ!!

では、どうもありがとうございましたっ!!

P.S.キャラはどんどん暴走させてくださいっ!(をいっ)
それも、できれば、妄想の赴くままに・・・。(ニヤリ)
すみません、私こそ暴走中ですね。(爆)

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458マミリンQさんへ真琳 E-mail 11/10-13:12
記事番号426へのコメント
こんにちは、いつもどうもです。
(レス、3度目のチャレンジ・笑)
>はうはうはう、とっっっっってもロマンチックで、
>切なくて、素晴らしかったですっっ!!
>最後はらぶらぶパワー全開(ナゾ)でしたしっ!
>もうめろめろですぅ〜〜〜。(はぁと)
やん、ただもうらぶらぶが書きたかっただけだし(死)
>
>伝説の丘、偶然見つけるというのが、やはり、”本当に”
>結ばれるべき方々の特権とゆうことですね♪♪それに、他の
>カップルがいたらあんなにリナさん素直になれないでしょうし。(爆)
そうですね、ガウリイしかいないから素直になれるんだろうし・・・・
いやぁ、まったくいい機会を持ったものですねぇ(ぉぉぉ
>
>あと、お約束で不思議なことばかり覚えてるガウリイ・・・良い、
>良い、良いですっっ!
>あと、あの神秘的な現象も・・・描写がお上手で本当に
>素晴らしかったですっ!!
ありがとです。
どうやらそうゆう描写は得意らしいです。
>
>では、どうもありがとうございましたっ!!
いえ、こちらこそです。
>
>P.S.キャラはどんどん暴走させてくださいっ!(をいっ)
ああ、そうですか?そう言って下さると嬉しいです。
>それも、できれば、妄想の赴くままに・・・。(ニヤリ)
>すみません、私こそ暴走中ですね。(爆)
いえいえ、暴走にかけてはあたしも負けてませんから(をひ)

ではっ

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386よっしゃ!引き続きがんばるぞ!神楽奈津 11/6-10:37
記事番号356へのコメント
熱あるってのに・・・(もしかしたら、熱あるのでいかれたコメント出るかも(汗))

>「うわっすっごぉーい……」
>宿を出た所で思わず感嘆の声をもらす。
>今夜は空も晴れ渡っていて、星の瞬きがよりいっそう強く感じる。
>そして、大きな満月が辺りをほんのりと照らしている。
>やはり山奥という事もあって空気もさらに澄んでいるからだろう。
>街灯がないという事もそれに荷担している。
ふうん、そんなすごい星空なんだ・・・いいですねえ

>ガウリイまでもがそれに魅入られたように夜空を見上げる。
>金色の髪が月光を浴びてきらきらと光る。
>それが妙にガウリイに似合っている。
>まったくうらやましいくらいに綺麗だわ。
その魅力にめろめろになってるの気づいてないのね(笑)

>「ん、どうかしたか?」
>あたしの視線に気づいたのか、ガウリイがこちらを向く。
>「なんでもないわよ。それよりその辺散歩してくるわ。まだ眠るには早すぎる時間だし」
>ふいと視線をはずしあたしは言う。
ふふ、照れてる照れてる(はあと)

>「じゃあオレも付き合うよ」
>「なっ、なんで?」
>驚き、ガウリイを見る。
意識してるのまるわかりよーん、リナちゃん(はあと)

>あたしだってこうゆう雰囲気に浸りたい時だってあるわよっ
なに?ガウリイ見てうっとりしていたの?(にっっこり)

>ったくデリカシーのかけらもないんだから、このくらげ男は……!
ガウリイにそれを求めるのは間違っていると思うぞ・・・リナちゃん・・・(苦笑)

・・・突っ込み後ろ入れようがなかった・・・(汗)
次こそ思いっきり突っ込んでやるう!(なんて書き方してんだよ、てめえ・・・)

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395あたしもがんばんないと(苦笑)真琳 E-mail URL11/7-06:29
記事番号386へのコメント
>熱あるってのに・・・(もしかしたら、熱あるのでいかれたコメント出るかも(汗))
ちゃんと寝ましょうね(苦笑)
>
>>「うわっすっごぉーい……」
>>宿を出た所で思わず感嘆の声をもらす。
>>今夜は空も晴れ渡っていて、星の瞬きがよりいっそう強く感じる。
>>そして、大きな満月が辺りをほんのりと照らしている。
>>やはり山奥という事もあって空気もさらに澄んでいるからだろう。
>>街灯がないという事もそれに荷担している。
>ふうん、そんなすごい星空なんだ・・・いいですねえ
一度は見てみたいですよ。あくまでもあたしの想像ですから。
でも前ホント普段はぜったいに見れないくらいの数の星を見ましたよ。
車で40分くらい行った所だってのに・・・・・・一面の星ってきっとあんな感じなんだろうなって思いましたね。
それでもそこは街の明りが見えてましたから、何にもなかったらもっとすごいとは思いますよ。
>
>>ガウリイまでもがそれに魅入られたように夜空を見上げる。
>>金色の髪が月光を浴びてきらきらと光る。
>>それが妙にガウリイに似合っている。
>>まったくうらやましいくらいに綺麗だわ。
>その魅力にめろめろになってるの気づいてないのね(笑)
そうそう、あたしもめろめろになってるし(笑)
>
>>「ん、どうかしたか?」
>>あたしの視線に気づいたのか、ガウリイがこちらを向く。
>>「なんでもないわよ。それよりその辺散歩してくるわ。まだ眠るには早すぎる時間だし」
>>ふいと視線をはずしあたしは言う。
>ふふ、照れてる照れてる(はあと)
照れはリナちゃんの専売特許(おいっ)
>
>>「じゃあオレも付き合うよ」
>>「なっ、なんで?」
>>驚き、ガウリイを見る。
>意識してるのまるわかりよーん、リナちゃん(はあと)
ガウリイもそんくらいは気づいてるでしょうね(笑)
>
>>あたしだってこうゆう雰囲気に浸りたい時だってあるわよっ
>なに?ガウリイ見てうっとりしていたの?(にっっこり)
ちゃうちゃう、夜空や・・・・(^^;;
あとは静けさとか、おおよそ、普段のリナからは想像できないようなとこ(死)
>
>>ったくデリカシーのかけらもないんだから、このくらげ男は……!
>ガウリイにそれを求めるのは間違っていると思うぞ・・・リナちゃん・・・(苦笑)
・・・・・・・そうかもしんない(TT)
>
>・・・突っ込み後ろ入れようがなかった・・・(汗)
あ?そう?(笑)
>次こそ思いっきり突っ込んでやるう!(なんて書き方してんだよ、てめえ・・・)
突っ込めなかったらどうするんだ?(死)

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385こんじょーでレス入れるからね(はあと)神楽奈津 11/6-10:06
記事番号355へのコメント
いや、おいら全部突っ込まないとやな人間なので(死)

>「あ゛〜〜疲れたぁ……」
>「大丈夫か? リナ」
心配してる。心配してる(はあと)

>アメリア本人は目を輝かせながら、
>『リナさんっ、これは絶対確かめるべきですっ!! さぁゼルガディスさんっ行きますよっ!!』
>とゼルを引っ張っていき、ゼルガディス本人は、
>『ちょっと待てっ、なんでオレまでっ!?』
>と叫びながら半ば引きずられるような感じでアメリアに連れて行かれたのだ。
・・・ゼルアメだ・・・。だけどアメリアだったらやるだろうなあ、これ(苦笑)

>しかしその伝承とやら、嘘か本当かは知らないが知名度はかなりのものらしい。
>日も暮れかけてきて、人はさらに増えているような気がする。
>無論、カップルばかりだ。
その中の一組(はあと)

>「どうしようか?」
>「そうだなぁ……オレ達も外に出るか?」
・・・ガウリイ誘ってる?(邪笑)

>「え……?」
>一瞬どきっとする。
くす、女の子女の子(はあと)

>「おう、ありがとうよ。ところで嬢ちゃんたちは恋人同士かい?」
おっちゃん、ナイス突っ込み!(喜)

>「違う違う」
>ハモりながらあたしたちは答える。
・・・シンクロしてる(笑)これって同調してるってことよね?(にやり)

>誤解もいいところである。だいたいなんでこんなくらげと……
・・・自覚がなけりゃ、何とでも言えるわよね・・・(苦笑)

>そんなの、恋人同士でもなんでもなければごく当たり前の日にしか過ぎない。
>だからあたしとガウリイにはいつもと変わらない日なのだ。
・・・はたから見れば恋人同士にしか見えないってことが分かってない・・・(笑)
二人とも鈍いなあ・・・(苦笑)

突っ込みたかったんだ。すまん(死)
次も書くから(にっこり)

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394どんな根性?(苦笑)真琳 E-mail URL11/7-06:16
記事番号385へのコメント
>いや、おいら全部突っ込まないとやな人間なので(死)
書いてくれい(爆)
>
>>「あ゛〜〜疲れたぁ……」
>>「大丈夫か? リナ」
>心配してる。心配してる(はあと)
自分もかなり疲れてるのにね(笑)
>
>>アメリア本人は目を輝かせながら、
>>『リナさんっ、これは絶対確かめるべきですっ!! さぁゼルガディスさんっ行きますよっ!!』
>>とゼルを引っ張っていき、ゼルガディス本人は、
>>『ちょっと待てっ、なんでオレまでっ!?』
>>と叫びながら半ば引きずられるような感じでアメリアに連れて行かれたのだ。
>・・・ゼルアメだ・・・。だけどアメリアだったらやるだろうなあ、これ(苦笑)
ね、やるよね・・・・・・・(汗)
>
>>しかしその伝承とやら、嘘か本当かは知らないが知名度はかなりのものらしい。
>>日も暮れかけてきて、人はさらに増えているような気がする。
>>無論、カップルばかりだ。
>その中の一組(はあと)
に、見えるはず(笑)
>
>>「どうしようか?」
>>「そうだなぁ……オレ達も外に出るか?」
>・・・ガウリイ誘ってる?(邪笑)
そ、密かに・・・・・(笑)
↑かどうかはあたしは知らない(爆死)
>
>>「え……?」
>>一瞬どきっとする。
>くす、女の子女の子(はあと)
リナちゃん女の子ですから(なんだそりゃ)
>
>>「おう、ありがとうよ。ところで嬢ちゃんたちは恋人同士かい?」
>おっちゃん、ナイス突っ込み!(喜)
こうゆう日に2人でいる方が悪いって、突っ込まれるのは(笑)
>
>>「違う違う」
>>ハモりながらあたしたちは答える。
>・・・シンクロしてる(笑)これって同調してるってことよね?(にやり)
なんちゅう深読みを・・・・(笑)
>
>>誤解もいいところである。だいたいなんでこんなくらげと……
>・・・自覚がなけりゃ、何とでも言えるわよね・・・(苦笑)
んだねぇ・・・・(苦笑)
>
>>そんなの、恋人同士でもなんでもなければごく当たり前の日にしか過ぎない。
>>だからあたしとガウリイにはいつもと変わらない日なのだ。
>・・・はたから見れば恋人同士にしか見えないってことが分かってない・・・(笑)
>二人とも鈍いなあ・・・(苦笑)
そこが好きなんですよ(^^)
>
>突っ込みたかったんだ。すまん(死)
>次も書くから(にっこり)
どんどん、書いてくれ。ちゃんとレス返しするから(笑)

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357それは丘の上で真琳 E-mail URL11/3-05:51
記事番号353へのコメント
自分のHPに遥か前にUPしたやつです。
(なぜ今更・・・・・・)



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


あたしは一本の木の立つ丘の上に寝っ転がっていた。
真っ青な空。
「きれい……」
アイツの瞳の色。
今、どこで何をしているんだろう?
っ!
な、何考えてるかな、あたしは……
「はぁ」
一つため息ついてあたしは立ち上がった。
眼下には生まれ育った街が広がっている。
あたしはこの場所が好きだった。
いろんな意味で平和になったある日、あたしはガウリイと別れた。
それからふたたびこの街に戻ってきた。
家族のいるゼフィーリアへと。
また旅に出ることもなく毎日気楽に過ごしている。時には商売の手伝いなんかもしながら。

一番落ち着ける場所のはずなのに、なんとなく、どこかに何かを忘れてきたような気がする。
何か……足りない……
それは盗賊いぢめとかしても埋まるようなものでもなく……
「リナぁ〜〜〜」
「げっ!」
またか……ってなんでここが!?
こっちに戻ってきたはいいが、一番の問題がこれであった。
つまりは求婚者。
どっちかっていうと行き遅れているあたしだが、やっぱこの容姿(自慢)で独りってのは目立つらしい。
前は火炎球とかぶちかまして終りだったんだけど、最近はそんなことくらいじゃ懲りないらしくてあたしも面倒くさがってるのだ。
そりゃまったく使わないわけじゃないけど。
「こんなところにいたのか。今度パーティーがあるんだ。今日その話が出てさ、リナも呼ぼうって」
こいつは近所のジュリアス。茶色の髪に深い青い瞳が印象的な結構美形の中に入る類いだ。
なのになぜか彼女の一人もいないという。
そして、求婚者の筆頭だったりする……いい迷惑だ。
昔はみーんなあたしにびびってたくせに、なんでか今はしつこいくらいに付きまとう。
なーんか心がないよなぁ。
ってあたしが言うのも変な感じがするが。
「これからその話するんだ。リナも来いよ」
「あ、うん。……でももうちょっと待って」
まだしばらくこの場所に居たかった。街が見渡せるこの場所に。
「誰か、待ってるのか?」
静かにジュリアスが言った。
え?
驚いてあたしは振りかえる。
少し寂しげな表情を浮かべてジュリアスは立っていた。
「おまえんちに行ってもいつもリナはいなくて、バイトに行く前のルナさんが『たぶんあそこね』って言うだけで、場所なんて教えてくれなくて……
でもやっと見つけた」
一息ついてまた話し始めた。
「でもさ、見つけたおまえはなんか儚げで……前とはどこか、何かが違うんだよ。いつでも持ってた強さみたいのが感じられなくて……
何かをどこかに置いてきちまったのかなって」
強さ……みんなあたしに言ってたような気がする。
ほんとにあたしはそうだったのだろうか……?

「ここってよく見えるよな……昔オレも見つけたんだ。大人になるにつれて来なくなったけど」
そう言いながらあたしの横に並ぶ。
「だから探してるのかなって」
「あたし、そんなつもりは……!」
焦ってあたしは応える。
「分かってるよ。でもな、おまえは意識するより速く行動してるんだよ」
……
何よ、まるで見透かされてるみたいじゃない。
誰かと同じように……
途切れた会話を風の音が埋める。

「まっ、それはともかくとして、パーティーには来いよ。今日は別にいいからさ。みんな結構楽しみにしてるんだぜ?
おまえいろんな所行ってたんだろ? そうゆう話聞きたいって。おまえちっとも話さないからさ、旅の話」
「ん、分かったわ。考えとく」
「サンキュ! じゃ、またな」
そう言ってジュリアスは駆けていった。
再び街並みに目を向ける。
「待ってる? あたしが?」
誰を……
トンと木に背を預け、そのまま腰を下ろした。
「そんなわけ、ないじゃない……」
いつのまにかあたしの頭はあのくらげのことでいっぱいだった。
ここに辿り着けるわけないじゃない。あたしの郷里の名前覚えているわけないもの。
それより前に、あたしのこと覚えてるの……?
アイツの頭で……


「……ナ……リナっ」
う…ん、誰よ? またジュリアス?
「リナっ!!」
真っ青な瞳。ちょうど晴れ渡った空のよう……
!?
はっとしてあたしは覚醒する。
目の前には空色の瞳に長く伸ばした金の髪の美青年。
え……?
「おはよう、リナ」
「……夢?」
「なに寝ぼけてるんだよ?」
「夢じゃ…ない?」
「ほら」
あたしの手を掴んで自分の頬に触れさせる。
暖かい……
「ガウ…リ、イ?」
目の前の人物は苦笑する。
「それ以外の誰だっていうんだ?」

「なんでこんなところにいるのよっ!?」
あたしは一気にまくし立てる。
「なんでって……追いかけてきたから」
のほほんと答える。
「追いかけてどうするのよっ!」
あの頃と変わらぬ態度に苛立ちさえ芽生える。
「おまえと一緒にいたいから」
「なっ、なんでよっ!?」
「理由がなきゃダメか? ただそばに、一緒に居たいからっていうのだけじゃだめなのか?」
「……!」
言葉を失う。
その真剣な瞳に。
その切なげな表情に。
「おまえが突然姿を消してオレがなんとも思わないと思ったのか? こっちこそ理由が聞きたいな、リナ」
まるで責めるように問う。
「だ、だって、もう魔族に狙われる心配なんてないし、それに……
ガウリイだってあたしがそばにいたんじゃできないことだってあるじゃない」
「何が?」
息を整えて準備をする。そうでもしないと言えそうにないから。
「その、ほら、結婚……とか…… ガウリイだってとっくにそうゆう年齢でしょ?」
一瞬きょとんとしてたようだが、ふっと笑う。
「なるほど、な。でも相手がそばにいなきゃできないんだぞ?」
「だっ、だからそうゆう人捜してっ……!」
あたしは照れ隠しに怒鳴りつける。
「うん、だから捜したんだよ。リナ」
え?
「結婚しよう、リナ」
その言葉に驚いて顔を上げる。
優しげな、でも真剣みを帯びた表情。
「な、何冗談を……」
「そんな風に見える?」
「ガウリイ……」
あたしはただ名前を呼ぶことしかできなかった。
「返事は? リナ」
「……うん」
あまりにも素直に出てきた自分の言葉に驚いて恥ずかしくてガウリイの胸に顔を埋める。
そんなあたしを分かってかガウリイが優しくあたしを抱きしめる。

なんだろう……足りないと思ってたものが埋まっていくような気がする。
そう、まるで最後に残されたパズルの一欠けらのように……



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


これは本当にリナとガウリイなのだろうか・・・・・・
あんまり深く考えないでおきましょう(遠い目)
今から結構時は経ってるはずです。
ただ単にガウリイに「結婚しよう」を言わせたかった・・・・・・
&リナとガウリイが別れたというのを書きたかっただけだったりします(爆)
それではいつものことですが・・・・・・逃げますっ!!

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365コメントいきます!明美 E-mail 11/3-16:04
記事番号357へのコメント
真琳さんのお話のファンの明美です。
HPの方にコメント書こうかなーって、思ってたんですけど、こっちの方が慣れてるんでこっちにコメント書かせて頂きます。

>真っ青な空。
>「きれい……」
>アイツの瞳の色。
>今、どこで何をしているんだろう?
>っ!
>な、何考えてるかな、あたしは……
くっくっくっ、ガウリイのことが気になるのね〜(はあと)

>いろんな意味で平和になったある日、あたしはガウリイと別れた。
>それからふたたびこの街に戻ってきた。
>家族のいるゼフィーリアへと。
別れんでもいいって。故郷に連れてくればいいのにぃ。

>一番落ち着ける場所のはずなのに、なんとなく、どこかに何かを忘れてきたような気がする。
>何か……足りない……
>それは盗賊いぢめとかしても埋まるようなものでもなく……
それは、ガウリイよ〜〜

>こっちに戻ってきたはいいが、一番の問題がこれであった。
>つまりは求婚者。
>どっちかっていうと行き遅れているあたしだが、やっぱこの容姿(自慢)で独りってのは目立つらしい。
やっぱ、(性格はともかく)かわいいもんねー。

>前は火炎球とかぶちかまして終りだったんだけど、最近はそんなことくらいじゃ懲りないらしくてあたしも面倒くさがってるのだ。
火炎球でも懲りない連中って、すごい。

>昔はみーんなあたしにびびってたくせに、なんでか今はしつこいくらいに付きまとう。
>なーんか心がないよなぁ。
ほんとにねえ。

>「誰か、待ってるのか?」
>静かにジュリアスが言った。
>え?
>驚いてあたしは振りかえる。
自分の気持ちに気づけよっ!

>「ここってよく見えるよな……昔オレも見つけたんだ。大人になるにつれて来なくなったけど」
何を見つけたんでしょう?

>「待ってる? あたしが?」
>誰を……
>トンと木に背を預け、そのまま腰を下ろした。
>「そんなわけ、ないじゃない……」
>いつのまにかあたしの頭はあのくらげのことでいっぱいだった。
恋する乙女モード(?)

>「リナっ!!」
>真っ青な瞳。ちょうど晴れ渡った空のよう……
>!?
>はっとしてあたしは覚醒する。
>目の前には空色の瞳に長く伸ばした金の髪の美青年。
>え……?
>「おはよう、リナ」
やっと来たのねガウリイ(はあと)

>「おまえと一緒にいたいから」
>「なっ、なんでよっ!?」
>「理由がなきゃダメか? ただそばに、一緒に居たいからっていうのだけじゃだめなのか?」
理由なんか要らないんだよ〜〜。←叫び

>「結婚しよう、リナ」
きゃーっ、言ったー。

>「ガウリイ……」
>あたしはただ名前を呼ぶことしかできなかった。
>「返事は? リナ」
>「……うん」
>あまりにも素直に出てきた自分の言葉に驚いて恥ずかしくてガウリイの胸に顔を埋める。
>そんなあたしを分かってかガウリイが優しくあたしを抱きしめる。
やったー(はあと)

>これは本当にリナとガウリイなのだろうか・・・・・・
>あんまり深く考えないでおきましょう(遠い目)
だいじょーぶっ!めちゃくちゃ喜んでる人物がここにいます。

>それではいつものことですが・・・・・・逃げますっ!!
ああっ、逃げないでーっ!!

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371明美さんへ真琳 E-mail URL11/4-04:24
記事番号365へのコメント
>真琳さんのお話のファンの明美です。
ああ、あたしってばいつのまにかファンができたのね(蹴殴踏)
どうもありがとうございます。
>HPの方にコメント書こうかなーって、思ってたんですけど、こっちの方が慣れてるんでこっちにコメント書かせて頂きます。
そうですねぇ・・・・HP・・・どこに書けってな感じですものねぇ(苦笑)
ごめんなさいね(^^;;
>
>>真っ青な空。
>>「きれい……」
>>アイツの瞳の色。
>>今、どこで何をしているんだろう?
>>っ!
>>な、何考えてるかな、あたしは……
>くっくっくっ、ガウリイのことが気になるのね〜(はあと)
気になってる、気になってる(笑)
>
>>いろんな意味で平和になったある日、あたしはガウリイと別れた。
>>それからふたたびこの街に戻ってきた。
>>家族のいるゼフィーリアへと。
>別れんでもいいって。故郷に連れてくればいいのにぃ。
何か思う所があったのでしょう。
(ホントかよ)
>
>>一番落ち着ける場所のはずなのに、なんとなく、どこかに何かを忘れてきたような気がする。
>>何か……足りない……
>>それは盗賊いぢめとかしても埋まるようなものでもなく……
>それは、ガウリイよ〜〜
いいかげん、気づきなさいって・・・・マルチナ嬢も言ってたでしょう(なんか違う)
>
>>こっちに戻ってきたはいいが、一番の問題がこれであった。
>>つまりは求婚者。
>>どっちかっていうと行き遅れているあたしだが、やっぱこの容姿(自慢)で独りってのは目立つらしい。
>やっぱ、(性格はともかく)かわいいもんねー。
そうそう、あのえくせれんと2のリナちゃんなんか、もう見物ですよ。
かわいくって壊れました(苦笑)
まだ世間には出てませんけど(爆)
>
>>前は火炎球とかぶちかまして終りだったんだけど、最近はそんなことくらいじゃ懲りないらしくてあたしも面倒くさがってるのだ。
>火炎球でも懲りない連中って、すごい。
ほら、ゼフィーリアの人間ですから、そこはそれ。
>
>>昔はみーんなあたしにびびってたくせに、なんでか今はしつこいくらいに付きまとう。
>>なーんか心がないよなぁ。
>ほんとにねえ。
ねぇ。
>
>>「誰か、待ってるのか?」
>>静かにジュリアスが言った。
>>え?
>>驚いてあたしは振りかえる。
>自分の気持ちに気づけよっ!
鈍いのにも程があるって(笑)
>
>>「ここってよく見えるよな……昔オレも見つけたんだ。大人になるにつれて来なくなったけど」
>何を見つけたんでしょう?
あ、その眺めの良い場所のことです。
リナもジュリアスも子どもの頃に見つけてたんです。
お互いその場所で会った事はないんですけど。
>
>>「待ってる? あたしが?」
>>誰を……
>>トンと木に背を預け、そのまま腰を下ろした。
>>「そんなわけ、ないじゃない……」
>>いつのまにかあたしの頭はあのくらげのことでいっぱいだった。
>恋する乙女モード(?)
いいですねぇ・・・・恋する乙女。
>
>>「リナっ!!」
>>真っ青な瞳。ちょうど晴れ渡った空のよう……
>>!?
>>はっとしてあたしは覚醒する。
>>目の前には空色の瞳に長く伸ばした金の髪の美青年。
>>え……?
>>「おはよう、リナ」
>やっと来たのねガウリイ(はあと)
やっと追いつきましたよ。
リナがゼフィーリアにいたのは心のどこかでガウリイが迎えに来てくれるのを期待してたからなんです。
リナの故郷がゼフィーリアだってのはみんな知ってた事ですしね。
ガウリイ自身忘れてしまっても誰かに聞けばわかるでしょうし、それにガウリイだったらリナに関する事は忘れないと思いますしね(笑)
>
>>「おまえと一緒にいたいから」
>>「なっ、なんでよっ!?」
>>「理由がなきゃダメか? ただそばに、一緒に居たいからっていうのだけじゃだめなのか?」
>理由なんか要らないんだよ〜〜。←叫び
そうだよぉ〜「一緒にいたい」ってちゃんとした理由があるじゃないかぁ(笑)
>
>>「結婚しよう、リナ」
>きゃーっ、言ったー。
言わせてみたかった(死)
逆にリナに言わせてみたいってのもある。
>
>>「ガウリイ……」
>>あたしはただ名前を呼ぶことしかできなかった。
>>「返事は? リナ」
>>「……うん」
>>あまりにも素直に出てきた自分の言葉に驚いて恥ずかしくてガウリイの胸に顔を埋める。
>>そんなあたしを分かってかガウリイが優しくあたしを抱きしめる。
>やったー(はあと)
でもラブシーンないし(笑)
それとも抱きしめがそれか?(苦笑)
>
>>これは本当にリナとガウリイなのだろうか・・・・・・
>>あんまり深く考えないでおきましょう(遠い目)
>だいじょーぶっ!めちゃくちゃ喜んでる人物がここにいます。
ありがとうございます(^^)
>
>>それではいつものことですが・・・・・・逃げますっ!!
>ああっ、逃げないでーっ!!
いえ、逃げます(出てきてるって・・・・・)
なんか長いな・・・・ま、いいけど(苦笑)

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427ほえぇぇぇぇぇ〜〜マミリンQ E-mail 11/8-17:23
記事番号357へのコメント
相変わらず叫んでます、暴走してます、コメント第二弾ですっ!
(すみません;;)

きゃあああああっっ!!
らぶらぶっ!
ガウリイの気持ちがすっっっごく切ないですっ!
胸がきゅぅぅぅんとなっちゃう箇所いくつもありました・・・。(涙)
そうか、平和になったからってリナさん突然ガウリイの元を
去ったんですねっ。んもう、罪な人。(爆)
ちゃんと追いかけて来るガウリイが・・・たまらん、たまらんです。
覚えてるんですね〜〜〜リナさんのことなら。
(って、自分、ガウリイって実はまとも(?)なんじゃないか、なんて
ひそかに(爆)思ってるんですが(^^;))

ジュリアス君もかなりの分析力をお持ちでしたねっ。(邪)

ではっどうもありがとうございましたっ!

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459マミリンQさんへ真琳 E-mail 11/10-13:26
記事番号427へのコメント
こちらでもこんにちわ。
>相変わらず叫んでます、暴走してます、コメント第二弾ですっ!
>(すみません;;)
叫ぶのお好きですか?
いえ、全く構わないんですけど・・・・あたしもよくやりますし(爆)
ええ、ほんとに(遠い目)
>
>きゃあああああっっ!!
>らぶらぶっ!
>ガウリイの気持ちがすっっっごく切ないですっ!
>胸がきゅぅぅぅんとなっちゃう箇所いくつもありました・・・。(涙)
そうですか?それは非常にうれしいかも(^^)

>そうか、平和になったからってリナさん突然ガウリイの元を
>去ったんですねっ。んもう、罪な人。(爆)
↑一度は書いてみたいシチュエーションその一(ぉ
次はジュリアス君のをちょっと書いてみたいかなぁなんて思ったりもしました(苦笑)

>ちゃんと追いかけて来るガウリイが・・・たまらん、たまらんです。
>覚えてるんですね〜〜〜リナさんのことなら。
>(って、自分、ガウリイって実はまとも(?)なんじゃないか、なんて
>ひそかに(爆)思ってるんですが(^^;))
ええ、あたしも密かに思ってます(笑)
>
>ジュリアス君もかなりの分析力をお持ちでしたねっ。(邪)
ガウリイには遠く及びませんけどね。
それでも一般からはかなりリナのことを理解してます。
>
>ではっどうもありがとうございましたっ!
こちらこそどうもです。
それでは。

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438う〜ん、ラブリィレモネード 11/9-01:24
記事番号357へのコメント
はじめましてです。

もう感動しましたよっ。
あららっ、リナちゃんったら、
ガウリィ君を置いてっちゃったんですねっ。

でも、そのおかげ(?)でお互いの気持ちが分かり合えて、
お〜ラブリィです。

たまにしか書き殴りさんに来られないので、
今まで、ROMってたんですけど、
たまらずコメント入れちゃいました。

またまたラブリィな小説を楽しみにしています。

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460レモネードさんへ真琳 E-mail 11/10-13:59
記事番号438へのコメント
>はじめましてです。
こちらこそ、はじめましてぇ(^^)
感想ありがとうございます。
>
>もう感動しましたよっ。
>あららっ、リナちゃんったら、
>ガウリィ君を置いてっちゃったんですねっ。
お、置いていきましたねぇ・・・・(^^;;
今さらながらにちょっとすごいこと書いたなと思ってます(^^)
>
>でも、そのおかげ(?)でお互いの気持ちが分かり合えて、
>お〜ラブリィです。
そですね、あの奥手(?)な二人はなにかきっかけでもないとお互いの気持ちを言う事なんてなさそうですもんね(笑)
(ほんとはどうだか知らないけど)
>
>たまにしか書き殴りさんに来られないので、
>今まで、ROMってたんですけど、
>たまらずコメント入れちゃいました。
やぁ、もうありがとですっ
感想とかもらえるのってうれしいですよね、やっぱし。
>
>またまたラブリィな小説を楽しみにしています。
がんばって精進します(苦笑)
それでは。