◆-本編7、8巻パロ1「悪運を はらむディルスの リナ一行1」-邪神官リィザー(11/8-16:13)No.425
 ┗Re:本編7、8巻パロ2「悪運を はらむディルスの リナ一行2」-邪神官リィザー(11/8-17:52)No.429
  ┣Re:本編7、8巻パロ2「悪運を はらむディルスの リナ一行2」-千恵風味(11/10-15:50)No.461
  ┃┗本編7、8巻パロ3「悪運を はらむディルスの リナ一行2」-カップル好き(11/11-20:46)No.475
  ┃ ┗ううああああああああああああ!間違ったぁ!-カップル好き(11/11-20:49)No.476
  ┗本編7、8巻パロ3「 悪運を はらむディルスの リナ一行3」-邪神官リィザー(11/13-21:52)No.490


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425本編7、8巻パロ1「悪運を はらむディルスの リナ一行1」邪神官リィザー 11/8-16:13

魔族・・・・・・
闇を糧に生きる彼らに、生半可な術は通用しない。
「烈閃槍!」
白い靄のような人影にむかって、術を解き放つ。
ぎおおおおおおおおおおおおおおおおお!
絶叫を上げ、消滅する白い魔族。
・・・・はう・・・・・・
リナは安堵のため息をもらした。
そして、あさっての方向に向かって指をおっ立て、
「烈閃槍くらいで殺られるなんて、まだまだね!ほほほほほ!」
・・・・どっかの誰かさんのよーに高笑いをする。
・・と、その時。
「油断しないでリナ!」
「アメリア!?」
そこにいたのは、リナの連れ、アメリアであった。
「まだ・・・・いるわ!」
・・彼女は巫女という性質だからか、知り得ないことを知ってしまうことがまれにあるのだ。
その彼女がそう言うからには・・・・
「どこにいるかはわからない?」
「その辺り・・・・」
そう言い、草が生い茂る隅っこを指差した。
「そこねえええええええ!」
そう叫び、草むらをかき分けるリナ。
そこには・・・・・
正座したまま眠りこけるラルタークの姿があった。
ふう・・・・
リナはため息をつき、
「らるたああああああああくさん!おきなさああああああい!朝ですよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「ふんぎょおおおおおおおおおおおおおおお!」
絶叫して飛び起きるラルターク。
「・・・ほ、ほぉう、け、気配は消したつもりじゃったが、よ、よく気が付いたものよ・・・」
よほどさっきのはきいたのだろう。ことばづかいが多少たどたどしい。
「くっ!覚えていろ!」
そう言い、逃げていくラルターク。
「ちょっ、待・・・・・」
そう言った時にはもうおそかった。
「・・・アメリア。」
「なーに?」
「宿に戻りましょ・・・・・・」
疲れた口調で言うリナ。
「そうね」
そして二人は、帰りの道についた・・・・
・・その後、出番が消えてしまったゼロスが、隅っこで、
「どーせ、どーせ僕なんか・・・・・」
と、草をぶちぶち採りながら、蚊のなくような声で言っていたのだが、それはまあ、別の話・・・・・
(つづく)

邪Rにはめずらしい、冥王なしの話!
まあ、結局出るだろうけど・・・・・

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429Re:本編7、8巻パロ2「悪運を はらむディルスの リナ一行2」邪神官リィザー 11/8-17:52
記事番号425へのコメント
第2弾。
始めが略されてる理由
1、面度臭かった
2、早く冥王書きたかった


・・・宿で一晩あかした後。
リナ達は、いろいろと聞き込みをするため、それぞれの場所に散ったのだ。
そして、リナは通りを曲がったのだが・・・・
どんっ!
「なっ!?」
「うぁっ!?」
・・リナにぶつかって来たのは、ひとりの男の子だった。
としの頃なら十一、二歳。
ゆるくウェイブのかかった、つややかな黒い髪。一瞬、女の子と見まごうばかりの美少年だが・・・
「あっ・・・!?ごめんよっ!」
言って走り去ろうとする、その襟首を、リナは後ろからふん捕まえた。
「なっ・・・何だよぉっ!?」
逃げようともがく彼を無理矢理引き寄せ、
「んっふっふっふっふ。
返してくんない?いまあたしからスッたサイフ。
なんなら、警備の兵隊さんにつきだしてあげてもいーのよー」
そこまで言って手を見れば、彼の着ていた服が残っていた。
「あんにゃろおおおおおおおおお!逃げたなあああああああ!」
ひたすら絶叫するリナだった。
そして・・・
「翔封界!」
どぴゅううううううううううん!
果物屋のおっちゃんや、道の真ん中でお茶を飲むおばあちゃんやらをふっとばしつつ、リナは彼を追って行った・・・・

「翔封界あたああああああああああああっく!」
すかこおおおおおおおおおおおおおおおおおん!
「うきゃああああああああああああああ!」
リナのアタックをマトモに受け、ひっくり返る、さっきの男の子。
「んっふっふっふっふ。
さーて、返してくんなーい?」
倒れた彼に向かって言うリナ。
「いや、って言ったら・・・・・・・?」
問う男の子。
「今のをもっかいやる」
彼女の言葉に、無言でサイフを差し出す彼。
「・・・でもスリは犯罪だっかっら〜♪
兵隊さんたちにつきだしちゃうっ♪」
リナのその言葉に、マトモに顔色を変え、組み付いてくる彼。
・・ちょっと半ベソかいてたりする。
「ま、まってくれよぉっ!
それだけはっ!たのむっ!
あんなおかしな連中に突き出されちゃったら、僕までおかしくなっちゃうっ!」
彼の言葉に、疑問を感じるリナ。
「いまあんた、おかしな連中、って言ったわね?」
「そうさ!この町の警備兵連中、近ごろ変なんだ!」
「ふぅむ・・・
わかったわ。突き出すのはかんべんしたげる。
そのかわり、その話、もうちょっとくわしく聞かせてくれない?」
「ふむ。
金貨十枚で手を打とうじゃないか」
指をおったて、真顔で言う彼。
「・・・・どつき倒す」
こっちも据わった目で言う。
「わ、わかったよ!タダでいーよ!」
「ふむ。
まあ立ち話も何だから、おいで」
「う、うん・・・・・」

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
中途半端な終わりかたしてるなぁ・・・・
次は、完全なるパロだから、お楽しみに!(って、いるのか!?楽しみにしてくれている人・・・・)

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461Re:本編7、8巻パロ2「悪運を はらむディルスの リナ一行2」千恵風味 11/10-15:50
記事番号429へのコメント
はははははは;;;
 イヤ、いいっすね!
いかにも、なんか・リナらしー、そして、それにおちゃめ(?)な、フィブくんがブレンドされてて・・・
金銭のはなしあい?のところなんか、ふははははー@@
でわ。   千恵。

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475本編7、8巻パロ3「悪運を はらむディルスの リナ一行2」カップル好き 11/11-20:46
記事番号461へのコメント
千恵風味さんは No.461「Re:本編7、8巻パロ2「悪運を はらむディルスの リナ一行2」」で書きました。
>はははははは;;;
> イヤ、いいっすね!
>いかにも、なんか・リナらしー、そして、それにおちゃめ(?)な、フィブくんがブレンドされてて・・・
>金銭のはなしあい?のところなんか、ふははははー@@
>でわ。   千恵。

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476ううああああああああああああ!間違ったぁ!カップル好き 11/11-20:49
記事番号475へのコメント
あああああああああああああああああ!
まちがって投稿しちまったぁ!
一坪さん、俺のコメントだけ消せないでしょうか?

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490本編7、8巻パロ3「 悪運を はらむディルスの リナ一行3」邪神官リィザー 11/13-21:52
記事番号429へのコメント
続き、書きます。

「変なんだよ。あいつら。・・・っていうより、ここの王サマが、さ」
近くにあった小さなメシ屋。
ひとけのない店の片隅で、運ばれてきた、オレンジ・ジュースをすすりつつ、彼は、名乗りもせずに話しはじめた。
・・ちなみにこのオレンジ・ジュース、チクり料らしい。
「変、って、どんなふうに変なの?」
「うん・・・最近ここの王サマは、そこらじゅうの店から、食品を買いあさってるんだ」
「・・・ちょっと!?それって!?」
思わずはね上がりかけた声のトーンを抑えつつ、
「・・・それって、どこかの国と料理勝負する準備でもはじめてる、ってこと!?」
「ぼくは知らないけど・・・・・
王サマの命令で、国をあげて食品を集めはじめたのは、何年か前からのことなんだけど・・・・・
野菜より、冷凍食品を集めてるみたいだよ。
ついでに、噂じゃあ、ただの兵隊たちに、調理方法を教えてるとか・・・・」
「調理方法を!?」
眉をひそめるリナ。
「・・本当なの?それ?」
「本当か、って言われたって、ぼくが見たわけじゃないから・・・・」
言って、オレンジ・ジュースをもうひとすすり。
「・・・・そりゃそーよね・・・・」
「けど、聞いた噂じゃあそうなってるよ。ラーシャート将軍、っていう、よくわかんない奴がやって来てから、王サマはおかしくなっちゃった、って。今じゃあ、竜やエルフなんかにも、使いを出してるとかって話だよ」
しばしの沈黙・・・・
「まさかっ!?」
その瞬間。
リナは思わず声を上げ、その場に立ち上がっていた。
「・・・どーしたの?」
「・・・・あ。なんでもないの。なんでも・・・・
・・・で、その話・・・噂だ、ってことだけど、誰から聞いたの・・・・・?」
「誰って・・・みんな言ってるよ」
気楽な口調でそう言うと、彼は、残ったオレンジ・ジュースを、くいっ、と一気に飲み干した。
・・・むろん・・・・・
なんでもないわけなどない。
極力平静を装いながら、しかし彼女は、全身に、冷たい汗が流れ落ちるのを感じていた。
もしも、彼女の予想が当たっているとすれば・・・・
ひょっとして、この国は今、カタート山脈に住むものに・・・・魔族たちに料理勝負をもちかけようとしているのではないだろうか!?


ひょえ・・・・・訳分からんものになっちゃいました・・・