◆-再会−ゼロスside-妖月ユキ(11/21-05:41)No.599
 ┣Re:再会−ゼロスside-珠波 雅璃愛(11/21-18:00)No.604
 ┃┗感謝感激♪-由紀(11/21-23:10)No.608
 ┗妖月ユキから謝罪をこめて(はぁと)-妖月ユキ(12/4-02:45)No.744


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599再会−ゼロスside妖月ユキ E-mail 11/21-05:41


あーツリー落っこっちゃったよ。
テストだよ。ふぁ。

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リナさんに招待状を出しました。

どうして魔族である僕がこんなコトを考えるようになってしまったんでしょう。
普通なら、考えるはずもないことなんですけどね。

僕はリナさんを殺したくはないんです。
…どうして、こんなコト思うんでしょうね。
魔族なら、殺してしまえばすむことなんです。
そう、殺してしまえば……。

実際魔族の中にも、稀に人と恋に落ちる方もいらっしゃらなくはなかったんです。
まさか僕がそんな方たちと同類になるなんて思ってもみませんでしたけどね。
人を愛してしまった方たちの取る行動は簡単です。
愛した人間を殺せばいいんです。
殺してしまえば一緒にいられる。
混沌へ、無へと還せば永遠に一緒にいられるんです。
人の形を失うことと引き替えに。

でも、何故でしょうね。
僕はリナさんを殺したくはありません。
あなたの紅い瞳、栗色の髪、人の形を捨てるにはもったいないと思いますよ?
それになにより…あなたは生きているからこそ美しいと思うんでしょうね。
生命ある存在だからこそ、こんなにも引かれるんでしょうね…。
だから、あなたを殺したくないんでしょう…。

でも、そんなことを考えるようではいけないんです。
ましてリナさんは存在するだけで神と魔のバランスを崩してしまえる方ですから。
全てのものを引きずり込んでしまう力を持っている方ですから。
リナさんの存在は爆弾のようなものなんです。
どちらの力にもなりうるし、どちらも消してしまうかも知れません。
そんな存在だから、ゼラス様は殺せ、とおっしゃったんでしょうね。

………リナさんに招待状を出したことに、後悔はしてません。
できることならば、殺したくはないのですけどね…。
あなたに会えるならそれも仕方ないですね。

「約束の日まで…後2日、ですか…」

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やっちゃったー!ゼロスの完全一人称!
変んんん〜〜〜!!

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604Re:再会−ゼロスside珠波 雅璃愛 11/21-18:00
記事番号599へのコメント
妖月ユキさんは No.599「再会−ゼロスside」で書きました。

>やっちゃったー!ゼロスの完全一人称!
>変んんん〜〜〜!!

 そんなことありません、とっても素敵でした。

 ごめんなさい、今妹が膝の上に乗っていて、うまくタイピングができないんです。本当は、もっとしっかり感想書きたいんですが・・・・ごめんなさい、って、だー、私の膝の上で暴れるな〜!!

 と言うわけで、本当に短いですが、この辺で。

                  11/21 珠波 雅璃愛

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608感謝感激♪由紀 E-mail 11/21-23:10
記事番号604へのコメント
>>やっちゃったー!ゼロスの完全一人称!
>>変んんん〜〜〜!!
>
> そんなことありません、とっても素敵でした。
>
> ごめんなさい、今妹が膝の上に乗っていて、うまくタイピングができないんです。本当は、もっとしっかり感想書きたいんですが・・・・ごめんなさい、って、だー、私の膝の上で暴れるな〜!!
>
> と言うわけで、本当に短いですが、この辺で。
>
>                  11/21 珠波 雅璃愛
 いつも感想いただいて由紀は感謝感激です♪
 ありがとございまし♪

 膝の上で暴れる…妹?赤ちゃん?
 私は姉妹仲悪い上一こ違いだから考えられない光景でしゅ〜。

 あ、No.つけ忘れてる、今回。

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744妖月ユキから謝罪をこめて(はぁと)妖月ユキ E-mail 12/4-02:45
記事番号599へのコメント

ごめんなさい…かなり落ち込んでます…。
一晩かけて!徹夜で書いた再会の続き…消えました。
えぇ、ものの見事に消えました。何のデータも残ってません。
その上かなりの長編。一発書きプロット無し。
いったい私にどうしろと…?
てことで再会は…まぁそのうち…。
代わりに懲りもせずゼロリナ小説でも☆(短いけど)
相変わらず二人しか出てきません。何故かゼロスと二人旅♪

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「リナさ〜ん…いい加減これほどいてください〜…」
 うららかな午後の日差しの降り注ぐ街道沿いに、ゼロスの情けない声が響く。
「ぜっったい、ほどかない」
 ゼロスの少し前を歩いていたリナが不機嫌さを声にたっぷり含ませて答えた。
「そんなこと言われましても…これヒリヒリして結構痛いんですがぁ…」
 そう言ったゼロスの手首には、わざわざアストラル・ヴァインをかけたひもがきっちりと巻き付けられていた。
 しかも、増幅魔法まで使って。
 むろんちょっとやそっとで外れるような結び方はしていない。
「僕こんなことされる覚えは全くないんですがぁ…」
 その言葉を聞いたリナがゼロスの数歩手前でピタリと止まる。
「お、覚えがない、だぁ〜?!」
 言うが早いか素早く振り向いてゼロスに食ってかかる。
「あんた乙女の唇うばっといてよく言うわねっ!!」
 なおも怒りながらゼロスの襟首をつかんでがっくんがっくん首を振らせる。

 実は昨日の食事中、ゼロスがこともあろうに
 『口の周りにソースが付いてますよ(はぁと)』
 などと言ってリナの口に付いたソースを舐めるなどと言うくそ恥ずかしいカップルのようなことをやってのけたのだ。
 リナの方も食べるのに夢中、を通り越して真剣になっていたので、突然のことに不意をつかれてあっさり唇を奪われてしまった。
 その食事以降、ゼロスは危険人物と見なされリナに手を縛られたのである。
 いや、正確に言うと昨日の夜は手だけにとどまらず足に同体、それに何故か猿ぐつわまでされて(もちろんアストラル・ヴァイン付きで)一晩過ごしたのだ。

 と、まあそんなわけで冒頭に戻って現在進行形で縛られているわけなのである。
「覚えがないなんて言うのはこの口ぃぃ〜!?」
 これまた現在進行形で怒っているリナが、ゼロスの頬をつねっていた。
「だって僕は口に付いたソースを拭ってあげただけですよぉ〜?」
 その科白にリナの顔が真っ赤になった。
 ゼロスの方は楽しそうにそれを見ている。
「だっ!だからそれが唇を奪ったってコトなのよっ!」
 顔を赤くしながら反論する。
「いやだなぁリナさん、キスって言うのはこういうもののことを言うんですよ☆」
 スッと顔を近づけられて2度目のキスをする。
 ただし、昨日よりも全然濃厚なキスだ。
 そしてまたゼロスが顔を離して 
「これがホントのキスですよ♪」
 と、右手の人差し指を立ててにっこりと笑うゼロス。
 手が縛られているので左手もおまけで付いてきているが。
 リナはと言うとさっきよりもさらに顔を赤くして呆然としている。
 「…んなっ!!なにすんのよゼロス」と言う科白よりも早く問答無用でドラグスレイブを発動させた。
「ドラグスレイブッッ!!」
 辺りの森の木々がすっきりしたがゼロスの姿はない。
「危ないじゃないですか、リナさん」
 声がするとまた元の場所に現れる。
 ご察しの通り直撃を食らう前にアストラルサイドへ逃げ込んだのだ。
 しかしリナにとっては当たったかどうかはどうでも良いらしくレイ・ウイングを発動させて遙か彼方へ行ってしまった。
「ご機嫌を損ねちゃいましたか…?それにしてもこのひも…どうしましょう…」
 すっきりとした街道沿いでゼロスの声が空しく響いた。

 今回のリナの敗因は、うっかり顔を近づけたことだろう。

                         END☆
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だからどうした私!
何がしたかったんだ!
とりあえずお終い☆