◆-学園もの 〜ゼルリナ〜-amy(11/24-17:43)No.625
 ┗Re:学園もの 〜ゼルリナ〜-葵(11/25-12:34)No.628
  ┗Re:学園もの 〜ゼルリナ〜2-amy(11/25-13:20)No.629
   ┗Re:学園もの 〜ゼルリナ〜2-まりえ(11/25-21:19)No.631
    ┗Re:学園もの 〜ゼルリナ〜2-葵(11/26-11:30)No.635
     ┗Re:学園もの 〜ゼルリナ〜3-amy(11/26-12:39)No.636
      ┣Re:学園もの 〜ゼルリナ〜3-まりえ(11/26-21:40)No.640
      ┗Re:学園もの 〜ゼルリナ〜3-ティーゲル(11/26-23:33)No.644
       ┗Re:学園もの 〜ゼルアメ〜-amy(11/27-16:36)No.650
        ┣Re:お知らせ-amy(11/27-16:44)No.651
        ┃┣Re:お知らせ-まりえ(11/27-21:27)No.657
        ┃┗Re:お知らせ-葵(11/29-10:22)No.686
        ┗Re:学園もの 〜ゼルアメ〜-ティーゲル(11/28-00:56)No.660


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625学園もの 〜ゼルリナ〜amy E-mail 11/24-17:43


 ばさばさばさ、、、、、、、、、

 ゼルの開いたげた箱から大量の手紙が出てくる。
 少し離れたガウリィも似たようなものである。
 ちなみに,本人は朝早いのでもうないが,ゼルの隣のゼロスも同様である。
「、、、、、、、、、、。」
 毎朝これではゼルも流石に疲れてくる。
(女ってのはこんなの毎日書けるほど暇なのか?)
 そんな疑問が頭をかすめる。
 一度ゼロスと面白がって調べてみたのだが,たまに違いは有るにせよ,毎日大抵
は同じ人物から手紙が来ている。
 毎回手紙を書いていようがたまにであろうが,
      学年が同じであろうが違おうが,
         面白いほど内容が似たり寄ったりでもあった。
 例1,
  『好きですつき合って下さい〜うんぬん』←お決まり
 例2,
  『告白したいです。
      放課後(または休み時間)
        裏庭に(もしくは体育館)来て下さい』←定番
 例3,
  『誰々とつき合っているというのは本当ですか?
         本当なら別れてほしいです〜うんぬん』←一度見たことが、、、

 である。
   これ以外というものはほとんどない。
      これがお決まりなのである。
 ちなみにゼルは返事をしたこともなければ例2の頼みも聞かず,
   休み時間や放課後に,裏庭や体育館などに行ったこともない。

 ガウリィもらしいが,ゼロスはいちいち返事をしているらしい。 
 ゼロスが誰とつき合ったなどという話は一度も聞いたことがないが、、、、

 ゼルはとりあえず,自分には関係がないと思い,
          その類いの手紙は家に置き去りである。
 一度捨てたことがあるが,あとで女達がうるさかったため一応家に保管、、、
もとい,積み立ててある。
 最近は一応名前は見るが(出しました,と言われて反応しないとまたうるさい)
封を開けてもいない。

 手紙は貯まる一方で,部屋が窮屈に感じ始めた。
(紙がもったいないよなあ、、、、、、)
 リサイクル,という単語を思い付いたこともあるが
         それは『捨てる』という行為に近い、、、、、、、、、
 さてどうしたものかと考えながらゼルは教室に入る。
「おはようございます。
   ああ,またですか?返事で断ればもう来ませんよ?たぶん、、、、、」
 あいさつと同時にゼロスが言う。
 色々とアドバイスしてくれるのはありがたいが、、、、、、、
「お前が俺に言ったんだろうが、、、、
      『口下手』だの『文も下手』だの、、、、、、」
「、、、、、まあ。
    人に愛されるってのはいいことですよ、、、、?」
 嬉しくない、、、、、、。
「で,ですね、、、、、、ちょっとピンチですよ。
      ゼルガディスさん、、、、、、、、、、。」
「?何で?」
「その、、、、、ガウリィさんにはシルフィールさんがいますし,
          僕は断わり続けてるんですけど、、、、、、、。」
「で?」
 言葉を濁すゼロスにゼルは先を促す。
「、、、、この学校で『もてる男ベスト4』は僕達とヴァルガ−ヴさんだってこ
 とは知ってますよね?」
「ああ,でもなんで4なんだろうな?5すりゃいいのに、、、、、。」
 誰もが思う素朴な疑問をゼルは口にする。

「それはともかく、、、、、その、、、ヴァルガ−ヴさんが,フィリアさんとつ
 き合い始めちゃいまして、、、、、僕は断る時,『好きな人がいる』と言って
 まして、、、、、。その、、、、、。」
「その、、、?」
「こうなると売約済みじゃないのはゼルガディスさんだけ、、、、ということ
 になりまして、、、、、。」
(売約って俺は商品かなにかか?)
 心の中で毒づく。
「女性の方々が貴方を取り合っている、、、、という状態なんです。」

===================================
 はい!短くてすみません。
 次か,もしくはその次でおわります。

  ゼルリナですがギャグですから、、、、、

     少し急いでるので,

                 ーでは
                   AMYより

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628Re:学園もの 〜ゼルリナ〜11/25-12:34
記事番号625へのコメント

Amyさん、こんにちは!葵ですう!!
ギャグだギャグだ、わーい!という訳で、学園物ゼルリナ。
最初っからもてもてだねぇ。ゼル。(^^)
これからが楽しみですう。
短いですけど今回はこの辺で。葵

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629Re:学園もの 〜ゼルリナ〜2amy E-mail 11/25-13:20
記事番号628へのコメント

ずどどどどどどどど、、、、、、、

 平和なはずの学園に突如地響きが起こる。
『ゼルガディスさ〜ん(はあと)』×100以上
「うどわあああああああ!!」

 沢山の女生徒とゼルは目にも止まらぬ早さで廊下を走り抜ける。
「ゼ〜ロ〜ス〜(怒り)!!
     覚えてろよ〜〜〜〜〜!!」
 ゼロスに売られたゼルは怨みがましく教室にいるゼロスを睨み付ける。
 
 ことの始まりは最初の休み時間だった。
 ある女生徒がゼルに
        『おつき合いしてくれませんか?』
          と,わざわざ言いに来たのである。
 ゼルとゼロスとガウリィのお決まりの三人で購買から買って来たパンを囲ん
でいた時だったので,当然ゼロスもガウリィもいた。=聞いていた。
 ゼルはゼロスに目で助けを求めたが,ゼロスは助けるどころか、、、、、

『ダメですよ。
   ゼルガディスさん狙いの人は沢山いますから,
     皆で「よ〜いどん」で告白しなきゃ,
       やっぱり最初に告白できた人とおつき合いを、、、、』
 などと意味不明なことを言ったのである。
 ゼロスはその休み時間の間に校舎内にいる,全校女生徒にそれを説明し、、、
  今,放課後なのだが、、、、、
     最後の授業の終わりのチャイムが合図となってこの状況である。
 ゼルは人との付き合いが大の苦手である。
 それなのに顔もろくに知らない人間とつき合いたいとは思っていない。
 =逃げるが勝ちである。
「なんで俺ばっかりいーーーーーーーーーーーー!!!???」

***********************************
「ねえねえ,知ってる?
      ゼルガディスさんに一番早く告白出来たら
        つき合ってもらえるんだって〜〜〜〜〜〜〜。」
「えー?嘘ー?」
 教室内でもこの話でもちきりである。
 リナは少々うんざりしていた。
「なんでそうなるの?
    ゼルって相手,誰でもいいって感じじゃないでしょ?」
「ゼルガディスさん。さんよ?
     呼び捨てはダメ。」
 リナの言葉に目ざとく反応し,注意する女生徒その一。
「分かった。
   で,なんでそうなったの?」
「ほら,この学校のもてる男ベスト4の内3人がもう相手いるのよ。
    ゼルガディスさんだけ相手いないから、、、、
      この方法はゼロスさんの提案らしいけど、、、、、、、。」
 女生徒その一の言葉にリナは頭を抱えた。
(ゼロスの奴、、、ゼルが可哀相じゃない、、、、)
 心底ゼルに同情するリナ。
 ゼルはよくゼロスのおもちゃにされる。今回がいい例だ。
 リナはこの騒ぎをどう終わらせるか考えることにした。

「でもさあー相手いる場合でも,その人のファンってファンやめないよねー?」
「まあねー
  ガウリィさんはあれだし,ゼロスさんはファンへのサービス多いから。」
「そういえば、、、、減ってないんでしょ?
      ヴァルガ−ヴさんのファン。」
「うん。ほら,あの人ってもともとサービス精神がないから、、、、、。」

 よく分からない話を続ける女生徒達。
(私も男から見れば同類なのかなあ、、、、こいつらと、、、、、)
 そんな不安を持つリナだった。

***********************************
「あれーー?
    見失ったア−?」
「えーどうすんのよー?」

 ざわざわっと女の子達が騒ぎ始める。
 ゼルは近くの物陰に身を隠し,その女生徒達の様子を伺う。
(あ〜早くどっかに行ってくれえ〜)
 心底本音である。

 その時だった。
「ゼル。」
「リナ、、、、。」
 少し驚いて見てみると真後ろにリナがいた。
 前の方に集中して気付かなかったらしい。
「大丈夫?」
「いや、、、、だめかも、、、、、」
 情けない声でゼルが言う。
「ちょっと耳かして。」
 リナの考えを聞いてゼルは迷った。

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631Re:学園もの 〜ゼルリナ〜2まりえ E-mail 11/25-21:19
記事番号629へのコメント
はじまりましたね!もうゼルちゃん欲しい!!リナ!げっとしろ!(笑)

楽しいです〜ゼロスは誰が好きなんでしょうか?ゼルとリナちゃん奪い合い・・・
そんな展開もおもしろいですね・・・(忘れてください・・・今変ですから・・・)

それでは、つづきを期待しています!!
                     まりえ

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635Re:学園もの 〜ゼルリナ〜2E-mail 11/26-11:30
記事番号631へのコメント

こんにちはぁ!葵です。
ゼル、とことん大変ですねぇ。これでゼルに最初に告白するのが男だったら!
ゼル危ない!!となるんでしょうか・・・(ごめんなさい)
とにかく!頑張れリナちゃん!!

といわけで。続きを期待してます。

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636Re:学園もの 〜ゼルリナ〜3amy E-mail 11/26-12:39
記事番号635へのコメント
「お前はいいのか?それ?」
「別にいいけど?
   皆最初は騒ぐけどすぐ忘れるよ?こーゆーの。」
あっけらかんとリナが言う。
(いや、、、そうは思うが、、、、、。)
「その後,『別れました』うんぬん言えばいいじゃない。」
「その後またこれと同じこと起きないか?」
「私がゼルの悪い噂,広めたげようか?」
「、、、、、、、やめろ。」
 二人の声に気付いたか,女生徒達が騒ぎだし,こちらにやってくる。

「で,どうする?」
「、、、、、、、、すきにしろ。」 
 その女生徒達を見て焦ったゼルはぶっきらぼうに言った。



 女生徒達はゼルの横にリナがいるのをみとめ,足を止める。
「ちょっと!!なんでリナが!!??」
 などの言葉があちこちを行き交う。
 その隙を突いて,リナが大きな声で言った。ハッキリと。

「私が最初に告白したからね!!」

 、、、、、、、、しーん、、、、、、、、、、、、

『えええええええええええええええ!!??』
 いっぱくの間の後,その場にいた女生徒達が全員大声を挙げた。
「と,いうわけで,ゼルは私の所有物だから触らないよ−に。」
(所有物、、、、って俺は物か?)
 言いたいのは山々だがそんなことを言って怪しまれたらことである。

 そう,リナの提案とは自分がゼルとつき合う,というものだった。
 勿論嘘のつき合いだが、、、、、、、、。

「これは皆納得したルールでしょ?
  先に告白した人とゼルがつき合う。
      私が最初だからね?」
 堂々と言い放つリナ。
 ある意味物凄い舞台度胸である。

「と,いうわけで,さっ帰ろゼル。
       もう夕方だよ?明日ゼルのクラス,テストでしょ?」
 言ってリナはぐいぐいとゼルを引っ張って行く。
 ゼルは引きずられるようにその場を後にした。


***********************************
「ほーら。
  一件落着。
    皆もう黙ってるでしょ?」
 次の日の朝,リナがやってきてゼルに笑いながら聞く。
 確かに女生徒は静かだが、、、、、、、、、

「ああ,おはようございます。リナさん,ゼルガディスさん。」
「うん。おはよー。」
 適当に答えるリナ。
 そこにはゼロスがニコニコ笑って佇んでいる。
「昨日。聞きましたよ?
     いつの間にそんな仲になったんですか?
             ねえ、、、ゼルガディスさん?」
 ニコニコ顔で聞いてくる。
(うう、、、、、、、)
 ゼロスの嫌みたっぷりの声にゼルは心の中で涙する。


 これが授業中,休み時間,放課後問わず,
       しかも毎日毎日飽きずに言われ続け, 
              ゼルの性格が今まで以上に暗くなったのは、、、

 言うまでもない。

===================================

 はい!
  終わりです!
   なんか意味不明ですみません。

 上手くまとまらなかった、、、、、、。

 しかも前の『2』ではあとがき(っていうのかな?)消えてるし、、、、、

 あははははは、、、、、、、、
 許して、、、、、

    こんな私だけど見捨てないで下さい、、、、、、

 次,頑張るから、、、、、、、、

 えーんごめんなさいいいいいいいいいい!!!

 と,まあ反省はここまでにして(←オイ)

 まりえさん,葵さん感想ありがとうございました!!

 御期待にそえられず、、、、、、、すみません。
     こんなつまんなくて、、、、、、、、、、。

 次はゼルアメバージョンです。
   この話とは全然違う,完全に独立したお話ですので、、、、、。
               (同じギャグだけど、、、、、、。)

 今日中に書けたら書きます。
  昨日から学校,テストなんですよ、、、、、。
     明日まで、、、、。
   勉強してないからボロボロ、、、、、、、、。

 うわーん
  英語なんて何年やっても分からない−ーーー−!!
  確かに私は文系で小さい頃国語得意だけドーーーーー!!

   うう、、、、、、、

             ーでは
               AMYより
 

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640Re:学園もの 〜ゼルリナ〜3まりえ E-mail 11/26-21:40
記事番号636へのコメント
絶対見捨てるなんてないですから!はまりまくってます!それはもうどっぷりと!!(笑)
リナ、ゼルげっとしましたね。いいですね。

私も昨日からテストなんですよ。(現在少しだけ自粛中なので、小説は書いてないんです)
英語わっけわからんっ!もういやだあああああっ!!明日英語あるじゃないかあああああっ!
・・・というわけで、とりあえず悪あがきしますので、さようなら。
次のも期待しています!楽しかったです!            まりえ

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644Re:学園もの 〜ゼルリナ〜3ティーゲル 11/26-23:33
記事番号636へのコメント
 どーもティーゲルです。・・・・ゼルが哀れですね〜・・・・・・
 なんか泣けてきますわ(笑)リナとゼロスのアイテム兼オモチャですな。
 つぎもギャグということは・・・・・ゼル、強く生きろよ・・・・・・
 テストですか・・・・・大学生の私にはもうないものですが・・・・・
(心の声:卒論はどーした、後期試験は?レポートかかないと卒業できないぞ、自分?)
 がんばってください。先はまだまだ長いです(笑)では。

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650Re:学園もの 〜ゼルアメ〜amy E-mail 11/27-16:36
記事番号644へのコメント
「ゼルガディスさーんっ!!」
 元気のいい声に後ろを振り向く。
 そこには息を弾ませながらこちらへ走って来る女の子がいた。
「おはようございますうー!!」
 言ってにっこり笑う。
「今日って魔法の実技テストですよねえ?
     ゼルガディスさん,自信あります?」
「いや、、、、、」
 アメリアの問いにゼルは短く答える。
 ゼルは口下手なため,よく人に誤解されがちだがこのアメリアやリナ,それに
ガウリィやゼロスはよき友人である。
 まあ,ゼルもゼロスも勿論ガウリィも女の子にはとてももてるが、、、、、、

 当然男にはあまり好かれない。
    
「私も自信ないんですう。良かったあ,
            ゼルガディスさんもなら平気ですね?」
 いつも笑顔を絶やさないアメリアはある意味,
   ゼルやリナ達のムードメーカーである。
    アメリアが元気のない時はよほどの時だけだからだ。

「そうだ。今日も一緒にお弁当食べません?
          今日も屋上ですか?それとも教室、、、、、、」
「屋上。
  別に食べても構わんが、、、、、、。
      他の女子どもと食わなくていいのか?
         俺らとばっかいると友達減るぞ?」
「なに言うんです!!
  常に正義は私にあります!!友達はいくらでも出来るんです!!」
 言って目を輝かせるアメリア。
 ゼルはアメリアのこういうところが苦手である。
 疲れるし,注目されて恥ずかしいからである。

「ほら行くぞ。遅刻だ遅刻。」
 言ってさっさと校舎へ入っていくゼル。
「あー!!待って下さいよおー!!」
 アメリアも急いで校舎へ入っていった。

***********************************
「今日,『ミス・スレイヤーズ』を開催するそうですよ。」
 いきなり言ったのはゼロスだった。
「また偉く急だな。
    初耳だぞ?今日やるなんて。」
 ヴァルの言葉にゼロスは頷く。
「なんでも普段からどれだけ綺麗にしてるかを見るらしくって、、、、、。」
「へえ?
  普段から?」
 分かっているのかいないのかガウリィが呟く。
「で,ですね。
   男子は全員誰かに投票しなくちゃいけないそうです。」
「なんで全員なんだ?面倒だな。」
「僕達が誰にも投票しないせいですよ。
         僕達の本命でも知りたいんじゃないですか?」
 ゼルの不満にあっけらかんとゼロスが答える。
「まあ,ヴァルさんにはフィリアさんがいますし,
   僕達はリナさんかアメリアさんに投票すればいいですけど、、、、、
              ゼルガディスさんはどっちにします?」
 ゼロスがにこにこと聞いてくる。
 ゼルは『どうでもいい』と言ってとりあわない。
「やあああああああっぱアメリアさんですかああああああ??????」
 嫌みたっぷりに聞いてくる。
「ゼロス。お前,しつこいぞ。」
 ゼロスをあまり好いていないヴァルがゼルの味方をする。
 ゼロスは一瞬ヴァルを睨み付けたがすぐに止め,肩をすくませ自分の教室に帰
っていく。
 そろそろ休み時間が終わる頃合だった。
 いつも始まるのは放課後である。
 男達は時間を見て,早々と教室に戻り始めていた。


 この時は皆この行事を軽く見ていたのだ。
 そう,忘れていたのだ。


        今年はリナとアメリア,+フィリアがいることを、、、、、、


***********************************
『ピンポンパンポーン♪
   今年もやります『ミス・スレイヤーズ』!!
       女子の皆さんは出来うる限りのオシャレをして
            体育館へ直行して下さい。
 準備が出来ましたら放送しますので男子も手早くお願いします。
               以上!!
                ピンポンパンポーン♪』
 お昼の校内放送(小学校の頃あった、、、、笑)と同時に女子の間でざわめき
が起こる。
「えー?今日なの?」
「うそー」
「えーやだー」
 etc、、、、、、、

 『いやだ』といいながらもきっちし準備をしていたりする。

 その時だった。       
『ゼル(ガディスさん)!!私に投票して(下さい)!!』
 同時にゼルのいる教室に入り,喋ったのはリナとアメリアだった。

「え、、、、、、、、?」
 思わず声が上擦っているのが自分でも分かる。
 二人はゼルの方へ歩み寄り,ゆっくりと言う。
『ゼル(ガディスさん)のこのあとのテストが終わったら体育館に来て私に投
 票して欲しい(んですけど)の。』
 またまた同時に言う二人。
「て,テストって今日の魔法の実技のか?」
『そう』
 ゼルの問いにこれまた同時に頷く二人。
 確か一人持ち点は1点だったはずである。
 二人に振り分けることはできない。
「あ、、、とお、、、、、、。」
 顔を引きつらせながら困ったように(事実困っているが)首を傾げる。

「間にあったら、、、、、な。」
 ゼルの言葉を聞いて二人が満足そうに頷く。
 互いにそれを見て相手を睨む。
「ゼルは私に言ったのよ。」
「違います!!私です!!」
 言い合い,火花を散らし、、、、、、、、、

『勿論私(です)よねえ?』
 二人の言葉にゼルは条件反射でこくこくと頷いたのだった。

***********************************
「ゼル!!」
「ヴァル!!」
 二人同時に名前を呼び合う。
「聞いてくれ!!
  フィリアとリナが、、、、、。」
「俺もリナとアメリアが、、、、、。」
 二人でわけを話す。
『、、、、、、、、。』
 と,同時に黙りこくる。
「ヴァル、、、確かテストは大会式のトーナメント式だよな?」
「おう。」
「2対2で魔法で戦うんだよな?」
「おう。」
「俺とお前,組だよな?」
「おう。」
 ヴァルもゼルの言いたいことが分かってきたのか表情に柔らかみが出てくる。

「テストはけが人が一人出れば次の対戦に10分間ブランクが出来る。」
「俺達は5試合だから2人ケガすれば
     2×5×10で100分もブランクが、、、、、、、。」
「その頃には当然,ミスなんとかは終わってる時間だ、、、、、、、、。」
 交互に言う。
 どちらがなんと言ったわけではない。
 ただ二人の頭の中には同じことがあった。

 そう,要は投票できなければ投票のしようがないのだ、、、、、、、。
 『できない』のならば許されるだろう。
「ヴァル。今年は頑張ろうな。」
「ゼル。来年も頑張ろうぜ。」
 そして二人は笑う。
 回りの人間は寒さを感じながらそれぞれの場所へ散って行った。

***********************************
「で,対戦相手を全員ノック・アウトさせちゃったの?」
 リナが呆れながら聞く。
「まあな。」
 ヴァルは返事しながら自分の腕に張ってある取れかけたバンソ−コ−を持て
遊ぶ。
「先生達怒ってましたよ〜。」
「分かってる。」
 アメリアの言葉にこれまた腕に包帯を巻いたゼルが返事をする。
 ヴァルもゼルも腕を中心にケガをしていた。
「にしても、、、、、、腕が魔力に耐えられなくなるまで魔法使う?普通?」
 リナの言葉にゼルとヴァルは遠い目をする。

 そう,二人は見事100分終わるのを遅らせた。
 おかげで体育館には行かなくてすんだが、、、、、、、、。

「ミスなんとかも中止になってたとはな、、、、、、、、。」
 疲れた声でゼルが呟く。
「そうなのよ〜
   フィリアがはりきって自己紹介の時に火,吹いちゃって、、、、、。」

 つまり、、、、、、ゼル達二人の苦労は無駄だったのだ。
 実技担当のレゾの話では二人はここ2,3日魔法は使えないらしい。
 それだけ消耗したのだ。
「でさあ〜聞いてよ〜
     アメリアってばリボンなんかつけて〜
          やっぱまだまだお子さまよね〜〜〜〜〜(はあと)」
「なに言うんです!!
  そういうリナさんなんか『不思議の国のアリス』ルックですよ!!??
              もう私笑っちゃいました!!
            リナさんってスカート似合わないんですね〜〜!」
 言って二人は険悪に睨み会う。

 このテの愚痴をゼルは2週間もアメリアから聞かされたのだった。


===================================

 はい!!
  ゼルアメバージョン終わりです!!(どこがゼルアメ?)
 昨日は結局書けなくてすみませんでした。
  テストが、、、、、、。
   もうボロボロかも、、、、、、、。
  いや!!希望は持たなくては!!
 と,まあ独り言はここまでにして、、、、、、、、。

 ティーゲルさん,まりえさん。
   感想ありがとうございました。
     二人のお言葉,とっても嬉しいです!!

 にしても、、、、そうかあティーゲルさんって大学生ですかあ、、、、、。
  卒論ってことは4年生ですか?
      あ,もしかして短大で2年?
 私より年上ですね(はあと)
   ってことはこれを読んでくれてる方には私の年令もろバレ!!??
  まあ,バレても別に困らないけど、、、、、、。
 まりえさんもテストだったんですか?
   やっぱり英語苦手ですよね〜(はあと)
    外国の言葉なんて私には理解できません。
 文系は結構得意なんですけど、、、、、英語は出来なくて、、、、、、、。
 
 ふっいいのよ、、、、旅行以外で私が日本を離れることはないし。

 あ,あと次はゼロゼルです。
   ちょっぴりやましいので嫌な人は読まない方が、、、、、。
     でもぜひ読んで下さい。(←どっちだよ、、、、、)



           ーでは
             AMYより

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651Re:お知らせamy E-mail 11/27-16:44
記事番号650へのコメント
 今度はゼロゼルを予定していますが,
      現代版ではなく,思いっきりスレイヤーズの世界です。

 当初は次はゼルアメのアクションを予定していましたが
     私の悪い癖。

 『寄り道』です。
 どーしてもゼロゼルが書きたくなりまして、、、、、、、、。

 リクエストして下さった。
   穂波さん(だったよね?)
     本当に申し訳ありません。
 ゼロゼルのあと,あらためて書きます。

  で,ゼロゼル,やましいのがあると思う(たぶん)ので嫌な人はやめときま
  しょう。

 ゼロゼルは新規投稿として投稿します。




             ーでは
               AMYより

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657Re:お知らせまりえ E-mail 11/27-21:27
記事番号651へのコメント
ぜろぜる期待してます(はぁと)最近同性愛もおもしろいなあとおもってきているので、楽しみです!

学園ぜるあめ楽しかったです!リボン可愛いですねアメリア。

アリスリナ、好きなんですよ。私。答案用紙に落書きするくらい!(汗)テスト今日終わりましたよ。なんとか。理数系のが得意だった(ましだった)
はずなんですけど・・・最近は文系のがましになってきてるかも・・・ぐふぅっまあ、無事・・・・終わったので、遊びます。もう遊んでるかもしれないです。早速。

それでは。弟がパソコンかわれとうるさいので。
                           まりえ

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686Re:お知らせE-mail 11/29-10:22
記事番号651へのコメント
こんにちは。葵です。

学園もの、すっごく面白かったです。
やっぱゼルはいいなぁ。
私はどちらかというと、
ゼルリナ派なので学園ものゼルリナがすっごいお気に入りです。
嘘だなんて言わずずっとゼルと付き合っててもらいたいもんです。

それにしても、みなさんテスト大変ですね。
私の学校ってそういうのないんですよ。(あ、半年に一度あるか・・・。)
でも、日本の学校いきたいです。しくしく。
スレイヤーズの話しもあんましできないし。

私がこの中で一番年下になるのかな?
どうでしょう・・・。多分そうだ。

は、長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。


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660Re:学園もの 〜ゼルアメ〜ティーゲル 11/28-00:56
記事番号650へのコメント
 どーも、ティーゲルです。ゼルアメ話笑わしてもらいました。
 そんなに勝ちたかったかリナ、アメリア、フィリア・・・・
 でもヴァルは何も言わずにフィリアに一票のような気も・・・
 ゼロスは誰にいれるんでしょうねぇ・・・・・リナですかねやはし。
 さて、作品とは関係ないですが私が短大か4年制か?
 それは秘密です(はあと)やっぱいえる時があると言ってみたくなりますねこのセリフ。
 ちなみに余談ですが、大学に入っても英語はあります。とゆーかたいてい進学するとあるみたいです。
 苦手だからと大学で英語を避けて他の言語に逃げると・・・・・・自分が意外に英語勉強してたことを発見・・・・
するかも・・・・(私はしました。なにしろマーク式のテストはさいころふった方が点高かったという・・・)
 しょーもない事書きましたが、次回を楽しみにしております。では。