◆-人間(ひと)と神と魔   〜プロローグ〜-Lina(11/26-18:05)No.639
 ┗人間(ひと)と神と魔   〜人間(ひと)の内 目覚めし存在(もの) 赤い竜〜-Lina(11/26-22:35)No.641
  ┣Re:人間(ひと)と神と魔   〜人間(ひと)の内 目覚めし存在(もの) 赤い竜〜-ティーゲル(11/26-23:13)No.642
  ┃┗ごめんなさいっ!!まちがえました!!-ティーゲル(11/26-23:24)No.643
  ┃ ┗Re:感想ありがとうございます!-Lina(11/29-15:44)No.690
  ┗人間(ひと)と神と魔   〜獣神官 不幸をもってやってきた〜-Lina(12/5-23:29)No.772
   ┣Re:人間(ひと)と神と魔   〜獣神官 不幸をもってやってきた〜-三里桜架(12/6-03:07)No.773
   ┣Re:人間(ひと)と神と魔   〜獣神官 不幸をもってやってきた〜-ティーゲル(12/6-08:50)No.775
   ┗人間(ひと)と神と魔   〜真実は 重く辛く悲しくて〜-Lina(12/13-22:26)No.859
    ┗すっごいよかったです!-る〜ら(12/14-18:45)No.863


トップに戻る
639人間(ひと)と神と魔  〜プロローグ〜Lina E-mail 11/26-18:05


そこは、ゼフィーリアのはずれにある『リアランサー』と いうレストラン。
そこのウェイトレスを、一人の青年が尋ねてきた。
いや、一人と数えていいのか、青年と呼んでいいのか・・・
なにせ、彼は 高位の魔なのだから・・・・・・・。


「すいませんねぇ。これも仕事ですから。たとえ、
リナさんのお姉さんでも・・ねぇ?なにせ、
赤竜の騎士(スィーフィード・ナイト)といえば ただの邪魔者でしかないですからね。では、帰りましょうか・・・ゼラス様、ダルフィン様、グラウシェラー様?」
 彼は、自分の上司達に呼びかける・・・。
「そうねぇ。早く帰って傷の手当てでもしましょう・・・・・。」
すると、ダルフィンと呼ばれた、青っぽい銀髪に、蒼い瞳の美少女がこたえた。
それにゼラスと呼ばれていた金髪碧眼の美女と、
グラウシェラーとよばれた、黒髪に水色の瞳の美女が、
「そうだな」と同意した。と、同時にその三つの影が、虚空へと消えうせた・・・。
 「本当に・・・リナさんが赤竜の騎士じゃあなくてよかったですよ・・・・。
リナさんに、何か伝えることはありませんか?ルナさん?」
「・・っくはぁ・・はぁ・・・・ん。ごめん、ね・・・リナ・・・・・はぁ・・はぁ・」
「・・・わかりました。」
そして、彼も虚空へと消えた。
いま、そこに残るはかつて、赤竜の騎士とよばれていた、
息も絶え絶えの少女だけだった・・・・・。


―数時間後のことだった。ある森のはずれで少女が見つかったのは・・・・・。
 だが、その時はもう、事切れた後だった・・・・・。―

*************************************

 こんにちはぁ!Linaです!
うぅ、どーしましょう!姉ちゃんを殺してしまいましたぁ!
あぁ、この後どーなってゆくのだろうかぁ!?


トップに戻る
641人間(ひと)と神と魔  〜人間(ひと)の内 目覚めし存在(もの) 赤い竜〜Lina E-mail 11/26-22:35
記事番号639へのコメント

 ―リナ 私が死んだら
   あなたは 私の意志を継ぐのかしら・・・?
    赤い 竜の意志を・・・・・
     私の 望みとは反対に・・・・・・・―


 それは、ガウリイとの食事の攻防戦の最中にきた・・・。
「あぁ!私の大切な目玉焼きちゃんになんて・・こと・・・を・・・・?」
 
 ―汝、我が意志、継ぐ存在
   我、世界の安定を望みし
   神と呼ばれし 赤い竜
    我が力を求めよ・・・
    我が名、よびもとめよ!―

「・・・スィーフィード・・・・・・?なんで・・・・・・・・?」
なんで、スィーフィードが 私に・・・・・?
姉ちゃんじゃなく、この わたしに・・・・・。
―・・・・もしかして・・姉ちゃん・・・が・・・・・?
「おぉ〜い。リナぁ?どーかしたのか・・・?」
うそでしょう・・・?姉ちゃんが・・・・・死・・・なんて・・・・・。
そこで、あたしの意識は暗転(ダーク・アウト)した。
その時、あたしは姉ちゃんの声を聴いた気がした・・・・・
―・・・ん。ごめん、ね・・・・リナ・・・・・― って・・・・・・・・・・・・。


トップに戻る
642Re:人間(ひと)と神と魔  〜人間(ひと)の内 目覚めし存在(もの) 赤い竜〜ティーゲル 11/26-23:13
記事番号641へのコメント
 どーもはじめまして・・・・のはずのティーゲルです。Linaって人多い上に、
最近記憶力がガウリィ以下になってるのでとりあえず・・・・・
 おおっ!?ルナ生き返るかとおもったらリナに移った!?
 前の神と魔がルナとラウディ(?)の話だったのでその路線かと思ったら・・・・
 でもやっぱ、いくらルナでも腹心3人とゼロスにフクロにされたらどーにもなりませんよねぇ・・・・・
 しかし・・・・ギャグ路線だった神と魔もシリアスになったものです。シリアスもいいんですけどね(笑)
 でもシャーちゃん、スーちゃんのコンビがでないのはちとさびしい・・・・
 ではつづきを楽しみに。では。

トップに戻る
643ごめんなさいっ!!まちがえました!!ティーゲル 11/26-23:24
記事番号642へのコメント
 ごめんなさいっ!!過去の神と魔ってUNYOさんの作品でしたっ!!大変失礼なことをしてしまいました。
本当にごめんなさいっ!!過去の神と魔に関するところを撤去して読んでいただければ本文になるはずです。
 ごめんなさい。本当に失礼しました。では。

トップに戻る
690Re:感想ありがとうございます!Lina E-mail 11/29-15:44
記事番号643へのコメント

>> ごめんなさいっ!!過去の神と魔ってUNYOさんの作品でしたっ!!大変失礼なことをしてしまいました。
>あ、あれおもしろいですよねぇ。
>>本当にごめんなさいっ!!過去の神と魔に関するところを撤去して読んでいただければ本文になるはずです。
>はい。わかりましたぁ。
>> ごめんなさい。本当に失礼しました。では。
>だいじょーぶ。気にしてません。
感想書いてくれただけで十分です。ありがとう!

トップに戻る
772人間(ひと)と神と魔  〜獣神官 不幸をもってやってきた〜Lina E-mail 12/5-23:29
記事番号641へのコメント


 ―リナ・・・私はあの日 誓ったの
   あなたを幸せにするって
    だから あんなに厳しくした・・・
     だから 旅立たせた
      全ては 魔から遠ざけるため・・・・・
  私が望むのは あなたの幸せだけ・・・・・・・。―
     

 目が覚めたとき、あたしはなぜか自分の部屋に居た。
まぁ、どーせガウリイあたりが運んだんだろうけど・・・。
「・・・ん・・う・あ・・・」
「あ、リナ気ィ付いたか。大丈夫か?」
「う、うん。大丈夫・・・・・。」
そう言って、上半身だけ起き上がろうとした。が、
「つっ〜・・・・・・」
強烈な痛みが頭の中を走り回った。何?
「あ・・・リナさん。まだ休んどいた方がいいですよ。倒れたときに頭を
打ってましたから。」
―ほほぉう・・・―
「なぁにぃアメリアちゃ〜ん。あたしが頭打つってわかってて支えなかったの
かしらぁ〜?」
「えぇ?あ、あの、支えようと思ったんですけどぉ・・・・・」
アメリアがオドオドしながら言う。
「あらぁ?言い訳する気かしらねぇ?痛い目みないとわかんないのぉ?」
「ひぇぇぇ〜!すいません、すいません!ごめんなさいぃぃ〜!
どうか許してくださいぃぃぃ〜!!」
―そうそう。最初からこう素直に謝れば許したのに・・・けどもう遅い!!
「おいおいリナ。そこらへんにしとけ。で?リナ。
お前さんさっきはどうしたんだ?いきなりたおれたりして・・・。」
ちぃ!ガウリイ、余計なことを・・・命拾いしたわね・・アメリア・・・・・。
あぁ、まだ頭いたひ・・・。
「そういえば倒れる前にスィーフィードがどうとか言ってなかったですか?」
「そうだな。そんなこと言ってたな。」
アメリア、ゼル・・・よくそんな事聞いててなおかつ覚えてたわね・・・。
スィ―フィード・・・か・・・・・。スィ―フィードは 
赤の竜神の騎士(スィ―フィード・ナイト)の姉ちゃんにいるはず・・・だが、
今、私の中に居る。ってことは、・・・姉ちゃんが・・・死んだって・・事だから・・・・・。
スィ―フィードの力は 代々インバース家の第一子が継ぐ。だが、なんらかの理由でその第一子が死ねば、その力は母親に帰る。しかし、第二子がいた場合には、
その力はその子が継ぐことになる・・・ん?アイツか・・・。まったく、こんな時に・・・。
「聞き違いじゃない?あたし、そんなこと言った覚えないし。ただ、いきなりめまいがして倒れただけよ。」
「そーか。ならいいんだが」
ゼルが、安心した様子で言う。
「みんなごめん。ちょっと一人で休みたいんだけど・・・いい?」
「ほぇ?あ、はい。わかりました!はい、みなさん、出ましょう、出ましょう。」
アメリアがガウリイとゼルに呼びかける。
アメリアとゼルはさっさと出ていったが、ガウリイだけは残って、
「・・・リナ。”何かあったら“呼べよ・・・?」
と、だけ言い残して行った。はぁ、やっぱりガウリイにはわかっていたか・・・。
「・・・うん。わかった・・・・・。」
大丈夫だよ。ガウリイ・・・。無茶するつもりはないから・・・・・。
そう言うと、安心してかガウリイも部屋から出て行く。
***
「いるんでしょ?ゼロス・・・」
「はい。ここに・・・」
その声と同時に闇が蟠り、人の形を成す。
「でも、どうしてわかったんですか?ガウリイさんでもわかってなかった様子でしたのに・・・。」
「いんや。わかってたわね。だから、”なにかあったら“って言ったのよ。」
「はっはっは。さすがガウリイさんですね。」
本当に、どうしてこんなタイミングで出て来るのよ。こいつはぁ。
私にだってわかってたわよ。あんたがいることくらい。アレの力で・・・。
「ところでゼェロス君。君はなぁにをしにきたのかな(はぁと)
わかってはいる。わかってはいるが、尋(き)かずにはいられない。
「そうそう。今回はちょっとですねぇ・・・」
「なんなのよ、はっきり言いなさいよ!・・・ん?ちょっと、何すんのよ!?」
一瞬、違和感を感じたからたぶん・・・
「いえ、ちょっと他の方々には聞かせたくないので、ちょっと結界をはらせてもらいました。」
―ほぉら、やっぱしね・・・
けど、これでガウリイ達呼べなくなっちゃった、か・・・・・。
「それでですね、実は、リナさんを迎えにまいりました(はぁと)」
「・・・・・は?・・」
な、いきなりなんてことを言い出すんだこいつは・・・でも、ちょっと待てよ?
こいつがなんであたしを・・・
―このとき、あたしはある人の(人じゃないけど)の言葉を思い出した。―
ううん。そんなはず・・・ない・・わよ・・・・・。そんな事・・・・・。
「どーゆうこと?あんたがあたしを・・・・・。」
「それはですね、・・・・・―」
―えっ?・・・そんな・・・うそでしょう・・・うそ・・・よ・・・そんなこと・・・・・・・。


                         つづく


トップに戻る
773Re:人間(ひと)と神と魔  〜獣神官 不幸をもってやってきた〜三里桜架 E-mail URL12/6-03:07
記事番号772へのコメント

こんちゃ♪三里です。
いつも(感想はいていない不届きモノですが)読んでいます♪
この先、一体どうなるのか、とっても楽しみです。

だけど、郷里の姉ちゃんが殺されちゃった〜〜〜(;;)
結構ファンな三里です。
あぁ・・・・・・あたしの心のスーパーマンが・・・・・・(爆)
でも、面白いから別にいいやって思ってます♪(核爆)

最後に。
ゼロス君、高位魔族から、不幸の手紙レベルになってますね(^_^;)<題名

続き、頑張って下さい。
影ながらですが、応援してます。


トップに戻る
775Re:人間(ひと)と神と魔  〜獣神官 不幸をもってやってきた〜ティーゲル 12/6-08:50
記事番号772へのコメント
どーも、ティーゲルです。リナ大幅パワーアップしましたねぇ。技がないから剣はガウリィに届かないでしょうけど。
 それともスィーフィードナイトの力でアップするんでしょうか?
 ゼロスは一体なにを言いに来たのかとか楽しみにしつつ、では。

トップに戻る
859人間(ひと)と神と魔  〜真実は 重く辛く悲しくて〜Lina E-mail 12/13-22:26
記事番号772へのコメント



―魔から遠ざけるため 旅立たせたのに
  結局は魔と深く関わってしまった
   仕方ないわね あの娘(こ)の生のパワーは
   全ての存在(もの)を惹きつけるから
    こうなるって事 わかってたなら・・・・・・
    けど、もう連れ戻せないわね
     あの娘は 世界よりも大切な仲間(ひとたち)を
     見つけてしまったのだから・・・・・・・・・・―

 「ゼェ〜ロォォ〜スゥゥゥ〜〜。その冗談はキツイわよ。それとも、おしおきが 必要かしらぁ・・・?」
 しかし、あたしの脅し・・・もとい、抗議にかまわず、ゼロスはこう言った。
 「いえいえ、今回は、本当、なん・・です。」
 いつもの笑顔から、冷酷な 魔族の顔で・・・・・。
 なぜか、言葉が途切れ途切れだったけど。
 ―・・・本当なの?・・そうよね、あんたは真実をいわないけど、
   嘘も言わないもんね・・・・・―
 ゼロスはこう言った。私は、魔王 シャブラニグドゥの 欠片、だと・・・。
 だから、あたしに接触した事のある、自分が迎えの命を受けた、と。
 さっき、頭によみがえったあの人の言葉は、当っちゃったか・・・。
 あの人・・それは、黄金の竜の長である、ミルガズィアさん・・・・・。
(※スレイヤーズ小説本編7巻参照)
 でも、まてよ・・・。
 いま、あたしの内(なか)には、赤の竜神が居る。
 そして、魔王も居る・・・。
 あたしって一体、何?
 「・・・さん。リナさん。どうしたんですか?」
 「いや、ちょっと考えてただけよ・・・。それよりゼロス。あたしを絶対に
 連れて行くわよね・・・?」
 「えぇ、もちろん。名にしろ、赤眼の魔王様じきじきの命令ですからね。
 たとえ、ほんとうは連れて行きたくなくとも、連れて行きますよ・・・・・。」
 「・・・・・え?」
 「いえ、ただの独り言です。気にしないで下さい。」
 ・・・・?どうしたんだろう。いつものゼロスらしくないわね・・・。
 ま、いっか。
 しっかし、やっぱりあたしはあの力を使わなくちゃいけないのね。
 でも、これで魔との戦いが終結するのなら・・・しょうがないわね・・・・・。
 たまには役に立つもんね。この忌々しい血脈も・・・。
 「わかったわ。大人しくついて行ってあげるわ。」
 「本当、ですか!?リナさん!?」
 
 「本当よ・・・ただし、あたしひとりでいくわよ・・・・・。」

トップに戻る
863すっごいよかったです!る〜ら 12/14-18:45
記事番号859へのコメント

こんにちわ。すっごーくおもしろかった。
こんなおもしろいの久しぶりに読んだ。
ああ、次が気になる気になる。
次回のもとっても楽しみにしてまってます。

それでは、また。