◆-降魔戦争物語っ!-零霧(12/14-17:36)No.861
 ┣ふたつの永遠-零霧(12/14-17:40)No.862
 ┃┗Re:ふたつの永遠-朧天嶺(12/18-02:31)No.891
 ┃ ┗Re:ふたつの永遠-零霧(12/18-13:22)No.894
 ┗冥王の笑う声-零霧(12/21-16:22)No.913


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861降魔戦争物語っ!零霧 E-mail 12/14-17:36

どうも、小説を書くのは初めてです。
始めまして&こんにちは。零霧ともうします。
え……と、ここでは半分くらい思い付きで降魔戦争にまつわる話を書きたい思います。
完全に私の解釈でやってる、長い話は多分ない、しかも順番めちゃくちゃ、と欠点だらけですけど……。
それでもいい方はどうぞお読みください。


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862ふたつの永遠零霧 E-mail 12/14-17:40
記事番号861へのコメント
えーと、水竜王が滅ぶ瞬間に赤眼の魔王と交わした会話(の、ようなもの)……だと思ってください。
いきなり降魔戦争の最後やってどうするんでしょうね、私は。


『水竜王よ……』
『赤眼の魔王……貴様か……私を……滅び行く私を笑いにでも来たのか……?』
『何を粗放的になっている?我も汝に封じられ、もはや身動きなど取れぬ。汝は役目を十分すぎるほど果たしたではないか。笑うべきは汝の方ぞ。部下に捨て駒にされた我をな』
『……魔族の貴様に慰められるのか?貴様等と我は所詮反対の目的のために在る存在……貴様が私の何をわかっているというのだ?』
『慰める?違うな。羨んでいるのだ。……滅び行く汝を』
『下らん事を言う……貴様等魔族にとっての滅びは至高の喜びかもしれぬ。だが……否、それ故に私達にとって、滅びは苦痛であり、恥ずべき事。貴様に何がわかる!』
『汝とて気づいていよう……汝等神を語るものが永遠の存在として世界に在り続けた……その先を』
『だが、存在そのものを恥とする貴様等に……』
『それは違うな……我等とて、存在を否定などできぬよ。そして、汝等と同じだ、滅びに恐怖してもいる』
『な……』
『否定できまい?そして同時に、汝等とて在り続ける事に少なからず恐怖を覚えているだろう。そして、同じように、またはまったく逆の理由で、我等は在り続ける事が恐ろしいのだよ。我等も、汝等も、永遠を当たり前に望めるもの。それ故に我等は滅びを望み、汝等はその反対を望む。逆の望みも、行きつく場所は一つ……』
『それは……私や貴様達のように役目を負いし存在が考えてはならない事……』
『滅び行く汝に聞かせるには構わんさ。どうせ公然の秘密……汝とて気づかぬ訳ではあるまい……』
『魔王よ……滅びとは何なのだろうな……』
『……汝等に理解できぬはずの言い方を敢えてしよう……真に永遠成る事……』
『神族失格だな……私は……だが……ようやく……私もさだめから開放されるのだ……この程度の戯言、許されよう……私は、今何故か人間を羨ましく思ったのだ……』
『……似たようなものだよ……我等も人間も……存在の意義は違えど……』
『もう行かねばな……』
『あの方のもとへ……あの方のもとで……永遠の安らぎの中で……先に行かれよ……』
『ああ……それは、永遠の後に……』
『ああ……それを、刹那の後に……』


なんかちょっと壊れた会話といえなくもないですが……お楽しみいただけ……ないよなぁ。
まあ、それこそ戯れ言です。気にせんでください。ついでに次の案は決まってますが、まだできてません。
いつできるんだろうな……?
以上、テストのショックと体の疲れで変になってる零霧でしたっ!

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891Re:ふたつの永遠朧天嶺 12/18-02:31
記事番号862へのコメント
どもどもっ、感想が苦手な朧天嶺です(おぃ)

>えーと、水竜王が滅ぶ瞬間に赤眼の魔王と交わした会話(の、ようなもの)……だと思ってください。
>いきなり降魔戦争の最後やってどうするんでしょうね、私は。
 ええんちゃいます?最後から入って行く小説もありますし。
 一つの演出だと考えれば(^^;


>『水竜王よ……』
>『赤眼の魔王……貴様か……私を……滅び行く私を笑いにでも来たのか……?』
>『何を粗放的になっている?我も汝に封じられ、もはや身動きなど取れぬ。汝は役目を十分すぎるほど果たしたではないか。笑うべきは汝の方ぞ。部下に捨て駒にされた我をな』
 うーん、ラグラディアも悲観的ですけど部下Sなかなか悲観的(^^;7分の一では捨て駒が相応しいのですね(^^;

>『汝とて気づいていよう……汝等神を語るものが永遠の存在として世界に在り続けた……その先を』
>『だが、存在そのものを恥とする貴様等に……』
>『それは違うな……我等とて、存在を否定などできぬよ。そして、汝等と同じだ、滅びに恐怖してもいる』
 なかなか太っ腹な(^^;でも確かにそうですよねえ……存在は否定しても否定できないですから(^^;
 一人での滅びは恐怖の対象ですしね(^^;

>『滅び行く汝に聞かせるには構わんさ。どうせ公然の秘密……汝とて気づかぬ訳ではあるまい……』
 結構、L様は見てそうだなあ……なーんて(^^;

>『……汝等に理解できぬはずの言い方を敢えてしよう……真に永遠成る事……』
>『神族失格だな……私は……だが……ようやく……私もさだめから開放されるのだ……この程度の戯言、許されよう……私は、今何故か人間を羨ましく思ったのだ……』
 ご苦労様やな、水竜王。うちの方ではもう少し気張ってもらうぞ(笑)

>『……似たようなものだよ……我等も人間も……存在の意義は違えど……』
 これは同意見ですね。中身は全然変わってないのかもしれません。
 ただ器と中身の質量が違うだけで根本的な部分はそんなに変わらないと思ってます。
 戯言かもしれないなあ、自分(^^;
 ……あう、自分が考えを変えようとしてどうするっ(^^;
 

>なんかちょっと壊れた会話といえなくもないですが……お楽しみいただけ……ないよなぁ。
>まあ、それこそ戯れ言です。気にせんでください。ついでに次の案は決まってますが、まだできてません。
>いつできるんだろうな……?
>以上、テストのショックと体の疲れで変になってる零霧でしたっ!
 ご苦労様でした(^^;
 次の案をお待ちしますね。でも、無理をしちゃ駄目ですよ(^^;

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894Re:ふたつの永遠零霧 E-mail 12/18-13:22
記事番号891へのコメント
>どもどもっ、感想が苦手な朧天嶺です(おぃ)

いえいえ、書いてくださるだけでも幸せですっ♪

>>えーと、水竜王が滅ぶ瞬間に赤眼の魔王と交わした会話(の、ようなもの)……だと思ってください。
>>いきなり降魔戦争の最後やってどうするんでしょうね、私は。
> ええんちゃいます?最後から入って行く小説もありますし。
> 一つの演出だと考えれば(^^;

そんな高度な事ではないですが(汗)……
まあ他の案がまとまってないというか(爆)

>
>>『水竜王よ……』
>>『赤眼の魔王……貴様か……私を……滅び行く私を笑いにでも来たのか……?』
>>『何を粗放的になっている?我も汝に封じられ、もはや身動きなど取れぬ。汝は役目を十分すぎるほど果たしたではないか。笑うべきは汝の方ぞ。部下に捨て駒にされた我をな』
> うーん、ラグラディアも悲観的ですけど部下Sなかなか悲観的(^^;7分の一では捨て駒が相応しいのですね(^^;

冥王にもそれなりの考え方はあるんでしょうが……
私の中では取り敢えず奴は非常な軍師、って感じなんで勝利のために手段選びません。
まあそれに部下Sも承知の上ですし。(でも愚痴は言う。)

>>『汝とて気づいていよう……汝等神を語るものが永遠の存在として世界に在り続けた……その先を』
>>『だが、存在そのものを恥とする貴様等に……』
>>『それは違うな……我等とて、存在を否定などできぬよ。そして、汝等と同じだ、滅びに恐怖してもいる』
> なかなか太っ腹な(^^;でも確かにそうですよねえ……存在は否定しても否定できないですから(^^;
> 一人での滅びは恐怖の対象ですしね(^^;

まあ、そういう意味もあります。あと、全てと共に滅びるのも恐怖ではあるんですよ。それが存在する事えの拒絶よりはるかに弱いだけで。
同じように、神族も生き続ける事に恐怖してはいますが、滅びる事への恐怖はそんなもんじゃないというか。
まあ、私の自己流の考えですけど。

>>『滅び行く汝に聞かせるには構わんさ。どうせ公然の秘密……汝とて気づかぬ訳ではあるまい……』
> 結構、L様は見てそうだなあ……なーんて(^^;

見てますね、明らかに。でもそれをしても怒りません、あの人は。むしろ気付いた事を喜ぶでしょうね。

>>『……汝等に理解できぬはずの言い方を敢えてしよう……真に永遠成る事……』
>>『神族失格だな……私は……だが……ようやく……私もさだめから開放されるのだ……この程度の戯言、許されよう……私は、今何故か人間を羨ましく思ったのだ……』
> ご苦労様やな、水竜王。うちの方ではもう少し気張ってもらうぞ(笑)

まあ、苦労かけたからその分休んでもらいました。そっちでは……頑張らせてください(笑)。

>>『……似たようなものだよ……我等も人間も……存在の意義は違えど……』
> これは同意見ですね。中身は全然変わってないのかもしれません。
> ただ器と中身の質量が違うだけで根本的な部分はそんなに変わらないと思ってます。
> 戯言かもしれないなあ、自分(^^;
> ……あう、自分が考えを変えようとしてどうするっ(^^;
 
実際同じ言葉を話し、同じような感情を持つ存在で、それぞれが役割を担っている(まあ、私の意見では役目のない事こそ人間の役割ですけど)、ともなれば答えは明らか、3つの種族の存在は元は同じですよ。(そう考えないとゼロリナ派は生きてゆけんのです(汗))


>>なんかちょっと壊れた会話といえなくもないですが……お楽しみいただけ……ないよなぁ。
>>まあ、それこそ戯れ言です。気にせんでください。ついでに次の案は決まってますが、まだできてません。
>>いつできるんだろうな……?
>>以上、テストのショックと体の疲れで変になってる零霧でしたっ!
> ご苦労様でした(^^;
> 次の案をお待ちしますね。でも、無理をしちゃ駄目ですよ(^^;

来週出来そうです。うまく行けばふたつ同時くらいに。
予定では一個めがミルガズィアさん&ゼロス君、2こめはフィブりん。
来週で学校おしまい、私は家に帰らにゃならんので多分もう一個は無理かも……。
実は他にも案がありますが、まず無理なので言いません。
そーゆーわけで!読んでくださってありがとうございました。

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913冥王の笑う声零霧 E-mail 12/21-16:22
記事番号861へのコメント
えーと、フィブリゾです。
はっきり言ってキャラ作りました。フィブじゃないよな……。
フィブリゾファンの人すいません。
しかも短いです(相変わらず)




「それでいいのだな?」
「はい。少なくともこうすれば水竜王といえどこの世界に存在できないでしょう」
何も存在しない、または空間そのものが何かの生命であるか、そんな空間に二つの闇が蟠っている。それらは互いに長く言葉を交わし続けていた。
「ガーヴも只では済むまい……戦力的にはかなり厳しくなるぞ?」
「ですが向こうは水竜王が滅びます。五人の腹心の一人と赤の竜神の分身一つ……比べようもないでしょう?」
そう言って無邪気な声で笑う闇の一つ。紅い闇はその声を聞いて複雑な表情……のようなもの……を浮かべる。
「いいだろう。私はもう少し身を潜める。しばらくおまえに任せるぞ」
「貴方のよりどころとなっている人間はまだ気付いてはいないのですか?」
「まず間違いない。私の復活と水竜王の足止め、同時にはきついかもしれないがよろしく頼む」
「仰せのままに……」
そういって、薄紫色……人間から見ればそんな色の闇は、更なる闇の奥へと消えていった。


「さすがだな……」
紅い闇は、虚空にてそう呟く。
「だが水竜王の事。恐らくこの程度では完全には滅ぶまい……むしろ滅ぶのは我かもしれぬな……」
闇は小さく笑ったようだった。
「奴もそのぐらいはわかっていよう……まったく、あのようになってしまったのはなぜだろうな……魔族の鏡ともいえるが、あれでは部下が気の毒だ……もう一人は滅んでしまったのか……」
そこで、小さく言葉を切る。
「……創造主を捨て駒にするか……なかなかたいした奴だな」
そこでまた、小さく自嘲気味に笑みを浮かべた。


「フィブ。」
「なんだい、ゼラス?」
暗い、青いような碧のような色の光で照らされた薄闇の中。金色と黄緑の中間のような闇……としか表現できないものがが先ほどの薄紫の闇の背後……らしき物の上に舞い下りて呼びかける。
「あの方に会ってきたの?」
「ああ。水竜王を滅ぼす計画を話にね。」
「ふうん……そう。あの方はどうだった?」
「まだ寝てるよ、半分以上。しかし、思ったよりも小さな欠片だったみたいだね……あれじゃ作戦を練り直す必要があるかもね。」
「よくゆうわね、最初から変える気なんて無いんでしょ?」
「まさか。僕は勝ち目の無い勝負は挑まない。軍師として当然だよ?五人の腹心のブレインとして、もっとも確実な判断を下したにすぎない。」
「そう。まあもっとも魔族らしい魔族の言う事だものね。信じるわ」
そう言って、金の闇は虚空に浮かびあがる。
「貴方も部下を失ってきついでしょうけど頑張りなさい。私はしばらく用事ないから、簡単な仕事なら引き受けてあげるわよ。じゃあね」
一方的に言い放ち、虚空に消えてゆく金の闇。その最後の言葉を半ば無視する形で、薄紫の闇は別の空間に向かって話しはじめた。
「部下を失って……?君みたいに過保護な……魔族とも呼べない者と一緒にしてもらっては困るよ。僕は世界が滅べばそれで良いんだよ。それ以外には何も望まない……」
そこで言葉を途切れさせる。が、やがて声の調子を変え、闇に向かって毒づきはじめた。
「なぜです?なぜ貴方はそんな弱々しい姿を僕に見せるんですか?貴方は僕たちの計り知れない大きな存在だったはずなんです。それが、なぜそんなに小さいんですか?」
そこでまた口調が変わり、今度は悲しげな……それでいて残酷な口調に変わる。
「貴方は……弱い貴方は存在してはならないんだ……貴方は強く、雲の上の存在でなければならない。そうでなければ僕がかしずく意味がないんだ……弱い貴方なんか貴方ではない……だから……」
そこでまた笑みを浮かべる。
「水竜王は滅びるでしょうね。ですが貴方を見逃す訳が無い。貴方にはしばらく眠ってもらいますよ……貴方の欠片が揃うまでね。シャブラニグドゥ様……」

薄紫の闇はその場所で笑い続けた。悲しいような、凍り付くような笑い声が虚空に響く……




なんかもう、壊れています。
ミルガズィアさんのネタがまとまんなくてこっちをやってるんですが、こりゃだめだな……。
最近疲れてますし……見逃してやって下さい。
異常、また壊れてる零霧でした。