◆−龍皇奇譚−キツネノテブクロ (2002/10/6 15:37:29) No.10335 ┣龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第一回−キツネノテブクロ (2002/10/6 15:40:46) No.10336 ┃┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第一回−Yuppy (2002/10/6 20:33:42) No.10345 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第一回−キツネノテブクロ (2002/10/7 09:58:11) No.10355 ┣龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回−キツネノテブクロ (2002/10/6 15:46:55) No.10337 ┃┣Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回−Yuppy (2002/10/6 17:57:42) No.10342 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回−キツネノテブクロ (2002/10/7 10:02:55) No.10356 ┃┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回−ドラマ・スライム (2002/10/6 18:39:19) No.10344 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回−キツネノテブクロ (2002/10/7 10:04:41) No.10357 ┣龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第三回−キツネノテブクロ (2002/10/7 09:50:45) No.10354 ┣龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回−キツネノテブクロ (2002/10/7 14:00:53) No.10363 ┃┣Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回−Yuppy (2002/10/7 14:24:45) No.10364 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回−キツネノテブクロ (2002/10/8 07:41:11) No.10383 ┃┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回−ドラマ・スライム (2002/10/7 15:36:10) No.10366 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回−キツネノテブクロ (2002/10/8 07:43:42) No.10384 ┗龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 最終回−キツネノテブクロ (2002/10/8 07:36:21) No.10382 ┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 最終回−ドラマ・スライム (2002/10/8 14:12:08) No.10386 ┗Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 最終回−キツネノテブクロ (2002/10/9 07:02:46) No.10413
10335 | 龍皇奇譚 | キツネノテブクロ | 2002/10/6 15:37:29 |
とうとう十話、ひたすら暴れてもらおうと思ってます。 では、始まりです。 ※今までの話はカテゴリー別検索と著者別に登録してあります。 |
10336 | 龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第一回 | キツネノテブクロ | 2002/10/6 15:40:46 |
記事番号10335へのコメント ――龍皇奇譚―― 第十話「堕神との戦い」 第一回 エルは一人混沌の中で、全てを見ていた――― 世界の中心、ダークスターを召喚したゲートがあった場所に、リナ達には来ていた。 そして、そこには既に異質な魂を取り込み、異形と化した五人も・・・ 「シーリウスさん、あの中の誰が一番上なんですか?」 レゾがシーリウスに問いかけ、シーリウスは無言で指差す、その先にいるのはアイオロス。 「あの者達は、元は我らの世界の神、ヴルフィードの腹心の一人でもある、風の王に従っていた者たち。 言わなくても解っているとは思うが、この世界の魔法は通用しない」 「・・・関係ありませんよ、私を怒らせたんですから・・・・」 レゾは何時もと変わらぬ微笑を浮かべてはいるが、声に怒りの色がある。 「私があの者を滅(ころ)します」 『御意』 ガーヴを覗く腹心達が異口同音に答え、ガーヴとリナ達は軽く頷く。 じゃぁっ! 不意を突くように放たれたのは、ドラゴンの閃光の吐息(レーザーブレス)によく似た攻撃。 それを、咄嗟にかわすもバラバラになったところを、それぞれ相手が突っ込んで来る。 リナとガウリイの前にはエウロス、ゼルガディスとアメリアの前にゼピュロス。 ガーヴとゼラスのとこにはノトス、ダルフィンとグラウ=シェラーにはボレアスがそれぞれつく。 そして、レゾとフレイ、シーリウスはアイオロスと対峙していた・・・・ 「戻った早々なんだかな・・・」 ラダマンティスは愚痴りながらも、剣を振るっていた。 ケイオスからこっちの元の世界に戻って、セイルーンに異形の群が押し寄せているのを見て、戦闘状態に突入したのだが・・・。 数が余りに多いのだ、ラダマンティス自身は普段は全く使う事がないが、この世界の七分の一魔王とまではいかなくとも、それに近い戦闘力を持っていたりする。 「だああああああああああああ(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) 鬱陶しいぞ、こいつら(怒)(怒)(怒)(怒)」 「愚痴っても仕方ないですよ」 ラダマンティスの横で剣を振るいながら、クロイセルが呆れた口調で言っている。 クロイセルもこの異形の群を見て参戦したのだ。 「そこどいて!!」 ざしゃあああっ!! 若い女の声と同時に、鋼さえ砕く勢いの水の竜がラダマンティス達に横を抜けていく。 「・・・あぶねえな;;」 「ディアさん、俺達を巻き込まないで下さいよ(TT)」 何かあった時の為にと、居残り組みにされていたディアが、優雅に微笑みつつ・・・ 「あの位は避けれるでしょう?」 と、二人に向けて言葉をかける。 ディアの生み出した水の竜は、次々と異形のものを粉砕していく。 さらに、水の竜とは別に炎の竜が駆け巡っている。 「・・・派手だな・・・」 つい遠い目しながらラダマンティスは、呟いてしまうのだった・・・が、それでもきっちり、休むことなく戦ってるのは流石ともいえる。 バスターソード二本を巧みに操り、次々と襲いかかるものを切り倒していく。 クロイセルも、ラダマンティス程の腕ではないが、それでも鮮やかな剣捌きで次々と切り伏せていく。 「めんどくせえ、みんな下がってろ!!!」 「夢幻糸刃!!!!」 ラダマンティスの振るった剣圧で、幾つもの白い筋が飛び、その様子は、白く光る糸が絡みつくような、幻想的な光景でもある・・・ そして・・・筋が通ったあとは、原型を留めぬほどに切り刻まれた異形の者の、骸の山が出来ていた。 「人間離れしすぎよ・・・あの人(滝汗)」 「ああ(滝汗)」 ラダマンティスは、剣を収めて一息ついていた、ディアとザードがそんな事を言ってるのも知らずに・・・ <続> ――あとがき―― 十話・・・ ラダ:長かった・・・ でもまだある ラダ:十話は暴れるだけか? 多分そうなる。 ラダ:そうか じゃあ、このへんで。 次をよろしくです。 |
10345 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第一回 | Yuppy | 2002/10/6 20:33:42 |
記事番号10336へのコメント キツネノテブクロさんは No.10336「龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第一回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第十話「堕神との戦い」 第一回 > > > > > >エルは一人混沌の中で、全てを見ていた――― > >世界の中心、ダークスターを召喚したゲートがあった場所に、リナ達には来ていた。 >そして、そこには既に異質な魂を取り込み、異形と化した五人も・・・ > >「シーリウスさん、あの中の誰が一番上なんですか?」 >レゾがシーリウスに問いかけ、シーリウスは無言で指差す、その先にいるのはアイオロス。 >「あの者達は、元は我らの世界の神、ヴルフィードの腹心の一人でもある、風の王に従っていた者たち。 >言わなくても解っているとは思うが、この世界の魔法は通用しない」 >「・・・関係ありませんよ、私を怒らせたんですから・・・・」 >レゾは何時もと変わらぬ微笑を浮かべてはいるが、声に怒りの色がある。 >「私があの者を滅(ころ)します」 >『御意』 >ガーヴを覗く腹心達が異口同音に答え、ガーヴとリナ達は軽く頷く。 > > >じゃぁっ! > > >不意を突くように放たれたのは、ドラゴンの閃光の吐息(レーザーブレス)によく似た攻撃。 >それを、咄嗟にかわすもバラバラになったところを、それぞれ相手が突っ込んで来る。 >リナとガウリイの前にはエウロス、ゼルガディスとアメリアの前にゼピュロス。 ゆ「え? セフィ●ス?」 雲「何!? どこにいる!? 超究武神覇斬っ!!」 ゆ「違。」 >ガーヴとゼラスのとこにはノトス、ダルフィンとグラウ=シェラーにはボレアスがそれぞれつく。 > > > >そして、レゾとフレイ、シーリウスはアイオロスと対峙していた・・・・ > > > > > >「戻った早々なんだかな・・・」 >ラダマンティスは愚痴りながらも、剣を振るっていた。 > >ケイオスからこっちの元の世界に戻って、セイルーンに異形の群が押し寄せているのを見て、戦闘状態に突入したのだが・・・。 >数が余りに多いのだ、ラダマンティス自身は普段は全く使う事がないが、この世界の七分の一魔王とまではいかなくとも、それに近い戦闘力を持っていたりする。 >「だああああああああああああ(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) >鬱陶しいぞ、こいつら(怒)(怒)(怒)(怒)」 ゆ「えっと全部で11個」 雲「エアリスを殺されたときは、俺、100個は越えてたぞ」 ゆ「……………………」 >「愚痴っても仕方ないですよ」 >ラダマンティスの横で剣を振るいながら、クロイセルが呆れた口調で言っている。 >クロイセルもこの異形の群を見て参戦したのだ。 > > >「そこどいて!!」 > > >ざしゃあああっ!! > > >若い女の声と同時に、鋼さえ砕く勢いの水の竜がラダマンティス達に横を抜けていく。 >「・・・あぶねえな;;」 >「ディアさん、俺達を巻き込まないで下さいよ(TT)」 >何かあった時の為にと、居残り組みにされていたディアが、優雅に微笑みつつ・・・ >「あの位は避けれるでしょう?」 >と、二人に向けて言葉をかける。 > >ディアの生み出した水の竜は、次々と異形のものを粉砕していく。 >さらに、水の竜とは別に炎の竜が駆け巡っている。 > >「・・・派手だな・・・」 >つい遠い目しながらラダマンティスは、呟いてしまうのだった・・・が、それでもきっちり、休むことなく戦ってるのは流石ともいえる。 >バスターソード二本を巧みに操り、次々と襲いかかるものを切り倒していく。 >クロイセルも、ラダマンティス程の腕ではないが、それでも鮮やかな剣捌きで次々と切り伏せていく。 >「めんどくせえ、みんな下がってろ!!!」 > > >「夢幻糸刃!!!!」 > > >ラダマンティスの振るった剣圧で、幾つもの白い筋が飛び、その様子は、白く光る糸が絡みつくような、幻想的な光景でもある・・・ >そして・・・筋が通ったあとは、原型を留めぬほどに切り刻まれた異形の者の、骸の山が出来ていた。 > >「人間離れしすぎよ・・・あの人(滝汗)」 >「ああ(滝汗)」 > >ラダマンティスは、剣を収めて一息ついていた、ディアとザードがそんな事を言ってるのも知らずに・・・ > > ><続> > >――あとがき―― > >十話・・・ > >ラダ:長かった・・・ > >でもまだある > >ラダ:十話は暴れるだけか? > >多分そうなる。 ゆ「どんどん暴れてください(爆)」 雲「わかった。アルティメットエンドっ!!」 ゆ「あんたが暴れてどうする」 > >ラダ:そうか > >じゃあ、このへんで。 >次をよろしくです。 ゆ「先に第2回の方にレスしました」 雲「テラフレアっ!!」←暴れ中 嵐「エターナルブレスっ!!」←同じく ゆ「乱入しやがった…………。 ではっ!」 |
10355 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第一回 | キツネノテブクロ | 2002/10/7 09:58:11 |
記事番号10345へのコメント >> >>――龍皇奇譚―― >> 第十話「堕神との戦い」 第一回 >> >> >> >> >> >>エルは一人混沌の中で、全てを見ていた――― >> >>世界の中心、ダークスターを召喚したゲートがあった場所に、リナ達には来ていた。 >>そして、そこには既に異質な魂を取り込み、異形と化した五人も・・・ >> >>「シーリウスさん、あの中の誰が一番上なんですか?」 >>レゾがシーリウスに問いかけ、シーリウスは無言で指差す、その先にいるのはアイオロス。 >>「あの者達は、元は我らの世界の神、ヴルフィードの腹心の一人でもある、風の王に従っていた者たち。 >>言わなくても解っているとは思うが、この世界の魔法は通用しない」 >>「・・・関係ありませんよ、私を怒らせたんですから・・・・」 >>レゾは何時もと変わらぬ微笑を浮かべてはいるが、声に怒りの色がある。 >>「私があの者を滅(ころ)します」 >>『御意』 >>ガーヴを覗く腹心達が異口同音に答え、ガーヴとリナ達は軽く頷く。 >> >> >>じゃぁっ! >> >> >>不意を突くように放たれたのは、ドラゴンの閃光の吐息(レーザーブレス)によく似た攻撃。 >>それを、咄嗟にかわすもバラバラになったところを、それぞれ相手が突っ込んで来る。 >>リナとガウリイの前にはエウロス、ゼルガディスとアメリアの前にゼピュロス。 > >ゆ「え? セフィ●ス?」 >雲「何!? どこにいる!? 超究武神覇斬っ!!」 >ゆ「違。」 名前似てますが別人ですよ、クラやん(^^; > >>ガーヴとゼラスのとこにはノトス、ダルフィンとグラウ=シェラーにはボレアスがそれぞれつく。 >> >> >> >>そして、レゾとフレイ、シーリウスはアイオロスと対峙していた・・・・ >> >> >> >> >> >>「戻った早々なんだかな・・・」 >>ラダマンティスは愚痴りながらも、剣を振るっていた。 >> >>ケイオスからこっちの元の世界に戻って、セイルーンに異形の群が押し寄せているのを見て、戦闘状態に突入したのだが・・・。 >>数が余りに多いのだ、ラダマンティス自身は普段は全く使う事がないが、この世界の七分の一魔王とまではいかなくとも、それに近い戦闘力を持っていたりする。 >>「だああああああああああああ(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) >>鬱陶しいぞ、こいつら(怒)(怒)(怒)(怒)」 > >ゆ「えっと全部で11個」 >雲「エアリスを殺されたときは、俺、100個は越えてたぞ」 >ゆ「……………………」 エアリスと比べられても;;; それに、異形の方達はアイオロスの犠牲者でもあるんですが・・・ > >>「愚痴っても仕方ないですよ」 >>ラダマンティスの横で剣を振るいながら、クロイセルが呆れた口調で言っている。 >>クロイセルもこの異形の群を見て参戦したのだ。 >> >> >>「そこどいて!!」 >> >> >>ざしゃあああっ!! >> >> >>若い女の声と同時に、鋼さえ砕く勢いの水の竜がラダマンティス達に横を抜けていく。 >>「・・・あぶねえな;;」 >>「ディアさん、俺達を巻き込まないで下さいよ(TT)」 >>何かあった時の為にと、居残り組みにされていたディアが、優雅に微笑みつつ・・・ >>「あの位は避けれるでしょう?」 >>と、二人に向けて言葉をかける。 >> >>ディアの生み出した水の竜は、次々と異形のものを粉砕していく。 >>さらに、水の竜とは別に炎の竜が駆け巡っている。 >> >>「・・・派手だな・・・」 >>つい遠い目しながらラダマンティスは、呟いてしまうのだった・・・が、それでもきっちり、休むことなく戦ってるのは流石ともいえる。 >>バスターソード二本を巧みに操り、次々と襲いかかるものを切り倒していく。 >>クロイセルも、ラダマンティス程の腕ではないが、それでも鮮やかな剣捌きで次々と切り伏せていく。 >>「めんどくせえ、みんな下がってろ!!!」 >> >> >>「夢幻糸刃!!!!」 >> >> >>ラダマンティスの振るった剣圧で、幾つもの白い筋が飛び、その様子は、白く光る糸が絡みつくような、幻想的な光景でもある・・・ >>そして・・・筋が通ったあとは、原型を留めぬほどに切り刻まれた異形の者の、骸の山が出来ていた。 >> >>「人間離れしすぎよ・・・あの人(滝汗)」 >>「ああ(滝汗)」 >> >>ラダマンティスは、剣を収めて一息ついていた、ディアとザードがそんな事を言ってるのも知らずに・・・ >> >> >><続> >> >>――あとがき―― >> >>十話・・・ >> >>ラダ:長かった・・・ >> >>でもまだある >> >>ラダ:十話は暴れるだけか? >> >>多分そうなる。 > >ゆ「どんどん暴れてください(爆)」 >雲「わかった。アルティメットエンドっ!!」 >ゆ「あんたが暴れてどうする」 > クラやん此処で暴れてんじゃねええ!!!! ラダ:・・・がらわりいぞ;;; 気にすな >> >>ラダ:そうか >> >>じゃあ、このへんで。 >>次をよろしくです。 > >ゆ「先に第2回の方にレスしました」 >雲「テラフレアっ!!」←暴れ中 >嵐「エターナルブレスっ!!」←同じく >ゆ「乱入しやがった…………。 > ではっ!」 > ぴんっ! ぽい。 ラダ:今何投げた?(汗) ふふふふ・・・・ ちゅど〜ん!! ラダ:あ・・・・雲男に雨男が黒焦げに;;; 次もよろしくです(悪魔の笑み) |
10337 | 龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 | キツネノテブクロ | 2002/10/6 15:46:55 |
記事番号10335へのコメント ――龍皇奇譚―― 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 最初に動いたのはダルフィンだった、自分達以外もすでに交戦を始めているようでもある。 ダルフィンは人の胴体ほどの水の槍を幾つも生み出し、ボレアスに向かって放ちつつ、グラウ=シェラーと自分を水の幕を使って防御する。 ボレアスの方も水の槍を避けながら、閃光の吐息(レーザーブレス)を放つが、グラウ=シェラーの雷撃でことごとく邪魔をされ、二人には届いてはいない。 「それなりにやるな」 ボレアスはそう言いつつも、不敵な笑みを浮かべている。 「生憎ですが、私達を甘く見ないほうよろしいですわよ」 ダルフィンも優雅な笑みを浮かべたまま、自身の周りに水の柱を作り出している。 「・・・手を抜くつもりは無い、お前たちはここで終わりだ・・・」 グラウ=シェラーは大剣を手に、ゆっくりとダルフィンの横に立つ。 すっと、音も無くグラウ=シェラーは動き、剣を振るう・・・ボレアスは風を手に纏わせ、その剣を受け流す。 グラウ=シェラーはそのまま、勢いを殺す事も無く、軌道を変えさらに切りかかっていく。 がしいいっ!! ボレアスは風でその剣を受け止め、グラウ=シェラーに一撃を加えようとするが、そこへダルフィンの水の槍がボレアスの左腕に突き刺さる。 「ぐがあああ!!!!」 ばちぃっ! さらに追い討ちをかけるように、グラウ=シェラーは雷撃を打ち込む。 ざしゅっ! 「があああああ!!!!」 凄まじい苦痛の悲鳴をあげ、ボレアスは使い物にならなくなった、左腕を切り落とす。 その表情は先程までの余裕の笑みではなく、悪鬼のごとく歪んでいる。 「嫌ですわね、あの歪んだ顔」 「ああ、醜い」 ダルフィンとグラウ=シェラーは馬鹿にする様に、ボレアスを見ている。 その蔑みの眼差しが、ボレアスの怒りを煽る。 「貴様らああああ!!!!」 残った右腕を剣に変化させ、二人に切りかかるが、逆上した状態のボレアスは、逆にグラウ=シェラーの剣に切り捨てられる。 「冷静さを失った者の負けだ」 グラウ=シェラーは、その場に倒れ伏したボレアスを冷ややかに見下ろし、興味の無い声で冷たく言い放つ。 そして視線を向けた先では、ガーヴとゼラスが戦っていた。 ガーヴの放った炎は空間を無視して、ノトスの後ろから襲い掛かる。 「うわっ! 本当に非常識な方ですね、魔竜王ガーヴという方は;;」 つい、愚痴がでる。 とにかく非常識な攻撃ばかりしてくるのだ、このガーヴという男は。 剣に炎を纏わり着かせるのはまだ良い方で、アストラルサイドから強引に空間をゆがめて、炎や斬撃を加えてくるのだ。 かなりの間合いを取っていても、意味が無いような攻撃をひたすら受けて、ノトスは消耗していた。 「どういう生き方してたんでしょうねえ;;」 ざしゃあっ! 「余所見してると腕がとぶぜえ!!」 いつの間にか間合いを詰めたガーヴが、ノトスの両腕を切り落とす。 「があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 声とも呼べぬ音のような悲鳴をあげ、ノトスは膝を折る。 「うおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」 ガーヴは咆哮を上げ、とこさら巨大な炎を生み出し、ノトスを灰すら残さず焼き尽くす。 「けっ、この程度かよ」 「・・・私の出る幕無し・・・」 ガーヴは詰まらなそうに言い、ゼラスの呟きは誰も聞いてはいなかった・・・・・・・・・ <続> ――あとがき―― まずは魔族連中に暴れてもらいやした。 グラウ:・・・・ どうした? グラウ:この程度か?こいつらは。 ・・・思った以上に弱くなったんだよ;; グラウ:で、人間達の方は大丈夫なんだろうな? 何とかするさ。 グラウ:・・・ じゃあ、このへんで。 グラウ:次もよろしく頼む。 |
10342 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 | Yuppy | 2002/10/6 17:57:42 |
記事番号10337へのコメント キツネノテブクロさんは No.10337「龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 > > > > > >最初に動いたのはダルフィンだった、自分達以外もすでに交戦を始めているようでもある。 >ダルフィンは人の胴体ほどの水の槍を幾つも生み出し、ボレアスに向かって放ちつつ、グラウ=シェラーと自分を水の幕を使って防御する。 >ボレアスの方も水の槍を避けながら、閃光の吐息(レーザーブレス)を放つが、グラウ=シェラーの雷撃でことごとく邪魔をされ、二人には届いてはいない。 > >「それなりにやるな」 >ボレアスはそう言いつつも、不敵な笑みを浮かべている。 > >「生憎ですが、私達を甘く見ないほうよろしいですわよ」 >ダルフィンも優雅な笑みを浮かべたまま、自身の周りに水の柱を作り出している。 >「・・・手を抜くつもりは無い、お前たちはここで終わりだ・・・」 >グラウ=シェラーは大剣を手に、ゆっくりとダルフィンの横に立つ。 > >すっと、音も無くグラウ=シェラーは動き、剣を振るう・・・ボレアスは風を手に纏わせ、その剣を受け流す。 >グラウ=シェラーはそのまま、勢いを殺す事も無く、軌道を変えさらに切りかかっていく。 > >がしいいっ!! > >ボレアスは風でその剣を受け止め、グラウ=シェラーに一撃を加えようとするが、そこへダルフィンの水の槍がボレアスの左腕に突き刺さる。 > >「ぐがあああ!!!!」 > >ばちぃっ! > >さらに追い討ちをかけるように、グラウ=シェラーは雷撃を打ち込む。 覇王雷撃陣のような感じですかね。 > > >ざしゅっ! > >「があああああ!!!!」 > > > >凄まじい苦痛の悲鳴をあげ、ボレアスは使い物にならなくなった、左腕を切り落とす。 自分で・・・・・・・? >その表情は先程までの余裕の笑みではなく、悪鬼のごとく歪んでいる。 > >「嫌ですわね、あの歪んだ顔」 >「ああ、醜い」 > >ダルフィンとグラウ=シェラーは馬鹿にする様に、ボレアスを見ている。 >その蔑みの眼差しが、ボレアスの怒りを煽る。 > >「貴様らああああ!!!!」 > >残った右腕を剣に変化させ、二人に切りかかるが、逆上した状態のボレアスは、逆にグラウ=シェラーの剣に切り捨てられる。 > >「冷静さを失った者の負けだ」 かっこいい。 > >グラウ=シェラーは、その場に倒れ伏したボレアスを冷ややかに見下ろし、興味の無い声で冷たく言い放つ。 >そして視線を向けた先では、ガーヴとゼラスが戦っていた。 > > > > >ガーヴの放った炎は空間を無視して、ノトスの後ろから襲い掛かる。 > >「うわっ! >本当に非常識な方ですね、魔竜王ガーヴという方は;;」 >つい、愚痴がでる。 >とにかく非常識な攻撃ばかりしてくるのだ、このガーヴという男は。 >剣に炎を纏わり着かせるのはまだ良い方で、アストラルサイドから強引に空間をゆがめて、炎や斬撃を加えてくるのだ。 >かなりの間合いを取っていても、意味が無いような攻撃をひたすら受けて、ノトスは消耗していた。 > >「どういう生き方してたんでしょうねえ;;」 離反した生き方です(待て) > >ざしゃあっ! >「余所見してると腕がとぶぜえ!!」 >いつの間にか間合いを詰めたガーヴが、ノトスの両腕を切り落とす。 > >「があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 > >声とも呼べぬ音のような悲鳴をあげ、ノトスは膝を折る。 > >「うおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」 >ガーヴは咆哮を上げ、とこさら巨大な炎を生み出し、ノトスを灰すら残さず焼き尽くす。 > >「けっ、この程度かよ」 > >「・・・私の出る幕無し・・・」 > >ガーヴは詰まらなそうに言い、ゼラスの呟きは誰も聞いてはいなかった・・・・・・・・・ いつか活躍させてあげてくだいさい。 > > > ><続> > >――あとがき―― > >まずは魔族連中に暴れてもらいやした。 > >グラウ:・・・・ > >どうした? > >グラウ:この程度か?こいつらは。 > >・・・思った以上に弱くなったんだよ;; > >グラウ:で、人間達の方は大丈夫なんだろうな? > >何とかするさ。 > >グラウ:・・・ > >じゃあ、このへんで。 > >グラウ:次もよろしく頼む。 がんばってください。 |
10356 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 | キツネノテブクロ | 2002/10/7 10:02:55 |
記事番号10342へのコメント >> >>――龍皇奇譚―― >> 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 >> >> >> >> >> >>最初に動いたのはダルフィンだった、自分達以外もすでに交戦を始めているようでもある。 >>ダルフィンは人の胴体ほどの水の槍を幾つも生み出し、ボレアスに向かって放ちつつ、グラウ=シェラーと自分を水の幕を使って防御する。 >>ボレアスの方も水の槍を避けながら、閃光の吐息(レーザーブレス)を放つが、グラウ=シェラーの雷撃でことごとく邪魔をされ、二人には届いてはいない。 >> >>「それなりにやるな」 >>ボレアスはそう言いつつも、不敵な笑みを浮かべている。 >> >>「生憎ですが、私達を甘く見ないほうよろしいですわよ」 >>ダルフィンも優雅な笑みを浮かべたまま、自身の周りに水の柱を作り出している。 >>「・・・手を抜くつもりは無い、お前たちはここで終わりだ・・・」 >>グラウ=シェラーは大剣を手に、ゆっくりとダルフィンの横に立つ。 >> >>すっと、音も無くグラウ=シェラーは動き、剣を振るう・・・ボレアスは風を手に纏わせ、その剣を受け流す。 >>グラウ=シェラーはそのまま、勢いを殺す事も無く、軌道を変えさらに切りかかっていく。 >> >>がしいいっ!! >> >>ボレアスは風でその剣を受け止め、グラウ=シェラーに一撃を加えようとするが、そこへダルフィンの水の槍がボレアスの左腕に突き刺さる。 >> >>「ぐがあああ!!!!」 >> >>ばちぃっ! >> >>さらに追い討ちをかけるように、グラウ=シェラーは雷撃を打ち込む。 >覇王雷撃陣のような感じですかね。 と言うより、高圧電線で感電した感じでしょう。 >> >> >>ざしゅっ! >> >>「があああああ!!!!」 >> >> >> >>凄まじい苦痛の悲鳴をあげ、ボレアスは使い物にならなくなった、左腕を切り落とす。 >自分で・・・・・・・? はい、自分でさくっと切り落としてます。 >>その表情は先程までの余裕の笑みではなく、悪鬼のごとく歪んでいる。 >> >>「嫌ですわね、あの歪んだ顔」 >>「ああ、醜い」 >> >>ダルフィンとグラウ=シェラーは馬鹿にする様に、ボレアスを見ている。 >>その蔑みの眼差しが、ボレアスの怒りを煽る。 >> >>「貴様らああああ!!!!」 >> >>残った右腕を剣に変化させ、二人に切りかかるが、逆上した状態のボレアスは、逆にグラウ=シェラーの剣に切り捨てられる。 >> >>「冷静さを失った者の負けだ」 >かっこいい。 グラウ:///// 何照れてる? >> >>グラウ=シェラーは、その場に倒れ伏したボレアスを冷ややかに見下ろし、興味の無い声で冷たく言い放つ。 >>そして視線を向けた先では、ガーヴとゼラスが戦っていた。 >> >> >> >> >>ガーヴの放った炎は空間を無視して、ノトスの後ろから襲い掛かる。 >> >>「うわっ! >>本当に非常識な方ですね、魔竜王ガーヴという方は;;」 >>つい、愚痴がでる。 >>とにかく非常識な攻撃ばかりしてくるのだ、このガーヴという男は。 >>剣に炎を纏わり着かせるのはまだ良い方で、アストラルサイドから強引に空間をゆがめて、炎や斬撃を加えてくるのだ。 >>かなりの間合いを取っていても、意味が無いような攻撃をひたすら受けて、ノトスは消耗していた。 >> >>「どういう生き方してたんでしょうねえ;;」 >離反した生き方です(待て) その通り!(大笑) >> >>ざしゃあっ! >>「余所見してると腕がとぶぜえ!!」 >>いつの間にか間合いを詰めたガーヴが、ノトスの両腕を切り落とす。 >> >>「があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 >> >>声とも呼べぬ音のような悲鳴をあげ、ノトスは膝を折る。 >> >>「うおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」 >>ガーヴは咆哮を上げ、とこさら巨大な炎を生み出し、ノトスを灰すら残さず焼き尽くす。 >> >>「けっ、この程度かよ」 >> >>「・・・私の出る幕無し・・・」 >> >>ガーヴは詰まらなそうに言い、ゼラスの呟きは誰も聞いてはいなかった・・・・・・・・・ >いつか活躍させてあげてくだいさい。 はい。 >> >> >> >><続> >> >>――あとがき―― >> >>まずは魔族連中に暴れてもらいやした。 >> >>グラウ:・・・・ >> >>どうした? >> >>グラウ:この程度か?こいつらは。 >> >>・・・思った以上に弱くなったんだよ;; >> >>グラウ:で、人間達の方は大丈夫なんだろうな? >> >>何とかするさ。 >> >>グラウ:・・・ >> >>じゃあ、このへんで。 >> >>グラウ:次もよろしく頼む。 >がんばってください。 > レス有難う御座いました。 |
10344 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 | ドラマ・スライム | 2002/10/6 18:39:19 |
記事番号10337へのコメント キツネノテブクロさんは No.10337「龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 > > > > > >最初に動いたのはダルフィンだった、自分達以外もすでに交戦を始めているようでもある。 腹心達もですか・・・。 >ダルフィンは人の胴体ほどの水の槍を幾つも生み出し、ボレアスに向かって放ちつつ、グラウ=シェラーと自分を水の幕を使って防御する。 >ボレアスの方も水の槍を避けながら、閃光の吐息(レーザーブレス)を放つが、グラウ=シェラーの雷撃でことごとく邪魔をされ、二人には届いてはいない。 > >「それなりにやるな」 >ボレアスはそう言いつつも、不敵な笑みを浮かべている。 > >「生憎ですが、私達を甘く見ないほうよろしいですわよ」 >ダルフィンも優雅な笑みを浮かべたまま、自身の周りに水の柱を作り出している。 >「・・・手を抜くつもりは無い、お前たちはここで終わりだ・・・」 >グラウ=シェラーは大剣を手に、ゆっくりとダルフィンの横に立つ。 > >すっと、音も無くグラウ=シェラーは動き、剣を振るう・・・ボレアスは風を手に纏わせ、その剣を受け流す。 >グラウ=シェラーはそのまま、勢いを殺す事も無く、軌道を変えさらに切りかかっていく。 > >がしいいっ!! > >ボレアスは風でその剣を受け止め、グラウ=シェラーに一撃を加えようとするが、そこへダルフィンの水の槍がボレアスの左腕に突き刺さる。 > >「ぐがあああ!!!!」 > >ばちぃっ! > >さらに追い討ちをかけるように、グラウ=シェラーは雷撃を打ち込む。 > > >ざしゅっ! > >「があああああ!!!!」 > > > >凄まじい苦痛の悲鳴をあげ、ボレアスは使い物にならなくなった、左腕を切り落とす。 >その表情は先程までの余裕の笑みではなく、悪鬼のごとく歪んでいる。 > >「嫌ですわね、あの歪んだ顔」 >「ああ、醜い」 > >ダルフィンとグラウ=シェラーは馬鹿にする様に、ボレアスを見ている。 >その蔑みの眼差しが、ボレアスの怒りを煽る。 > >「貴様らああああ!!!!」 > >残った右腕を剣に変化させ、二人に切りかかるが、逆上した状態のボレアスは、逆にグラウ=シェラーの剣に切り捨てられる。 > >「冷静さを失った者の負けだ」 > >グラウ=シェラーは、その場に倒れ伏したボレアスを冷ややかに見下ろし、興味の無い声で冷たく言い放つ。 >そして視線を向けた先では、ガーヴとゼラスが戦っていた。 > > > > >ガーヴの放った炎は空間を無視して、ノトスの後ろから襲い掛かる。 > >「うわっ! >本当に非常識な方ですね、魔竜王ガーヴという方は;;」 >つい、愚痴がでる。 >とにかく非常識な攻撃ばかりしてくるのだ、このガーヴという男は。 >剣に炎を纏わり着かせるのはまだ良い方で、アストラルサイドから強引に空間をゆがめて、炎や斬撃を加えてくるのだ。 >かなりの間合いを取っていても、意味が無いような攻撃をひたすら受けて、ノトスは消耗していた。 > >「どういう生き方してたんでしょうねえ;;」 > >ざしゃあっ! >「余所見してると腕がとぶぜえ!!」 >いつの間にか間合いを詰めたガーヴが、ノトスの両腕を切り落とす。 > >「があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 > >声とも呼べぬ音のような悲鳴をあげ、ノトスは膝を折る。 > >「うおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」 >ガーヴは咆哮を上げ、とこさら巨大な炎を生み出し、ノトスを灰すら残さず焼き尽くす。 > >「けっ、この程度かよ」 > >「・・・私の出る幕無し・・・」 > >ガーヴは詰まらなそうに言い、ゼラスの呟きは誰も聞いてはいなかった・・・・・・・・・ > > > ><続> > >――あとがき―― > >まずは魔族連中に暴れてもらいやした。 > >グラウ:・・・・ > >どうした? > >グラウ:この程度か?こいつらは。 > >・・・思った以上に弱くなったんだよ;; > >グラウ:で、人間達の方は大丈夫なんだろうな? > >何とかするさ。 > >グラウ:・・・ > >じゃあ、このへんで。 > >グラウ:次もよろしく頼む。 面白かったです。 それでは〜 |
10357 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 | キツネノテブクロ | 2002/10/7 10:04:41 |
記事番号10344へのコメント >> >>――龍皇奇譚―― >> 第十話「堕神との戦い」 第ニ回 >> >> >> >> >> >>最初に動いたのはダルフィンだった、自分達以外もすでに交戦を始めているようでもある。 >腹心達もですか・・・。 そうです。 >>――あとがき―― >> >>まずは魔族連中に暴れてもらいやした。 >> >>グラウ:・・・・ >> >>どうした? >> >>グラウ:この程度か?こいつらは。 >> >>・・・思った以上に弱くなったんだよ;; >> >>グラウ:で、人間達の方は大丈夫なんだろうな? >> >>何とかするさ。 >> >>グラウ:・・・ >> >>じゃあ、このへんで。 >> >>グラウ:次もよろしく頼む。 >面白かったです。 >それでは〜 > レス有難う御座いました。 面白いと言われるのが、一番嬉しいですね。 |
10354 | 龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第三回 | キツネノテブクロ | 2002/10/7 09:50:45 |
記事番号10335へのコメント ――龍皇奇譚―― 第十話「堕神との戦い」 第三回 殆どガウリイが剣で相手をしていた。 「氷窟蔦(ヴァン・レイル)」 リナはエウロスの動きを止めるために、呪文を放つがエウロスは魔力障壁のような物で、向かってくる氷の蔓を防ぐ。 「その程度の力か?」 エウロスは不敵な笑みを浮かべている。 「むっかあああ(怒)」 幾ら腹を立てても、実際に有効な手が無かったりする・・・精霊呪文の精神系ははなから通用しない、物理系は何度か試してもあっさり防がれ、挙句に魔王血玉(デモンブラッド)が無いから、呪文の増幅も出来ない。 ――我の力を使え 「え?」 ――我の力を使え 「何今の・・・」 ――我は青竜、汝と共にある 「青竜!?」 ――・・・我は汝の知であり力・・・イメージせよ、それが力となる・・・汝は水の使い手・・・ 「うう〜ん;; いまいち解んないけど・・・試してみるかって、もうちょっと解りやすく言って欲しいわね;;」 ――汝が思う水の流れをイメージせよ リナは水の流れをイメージする。 川のせせらぎ・・・流れ落ちる大滝・・・全てを飲み込む巨大な波・・・ 「え?」 リナがイメージしたままの水の流れが、目の前で展開される。 ――これが我と汝の力・・・ 「よっしゃあ! 使えるはこれ!!」 いきなり現れた滝やら波やらに、ガウリイとエウロスは呆気にとられる。 その上何か不気味な笑みを浮かべたリナに、二人して後ずさる。 「ガウリイ!サクサク行くわよ!!」 リナはそれだけ言って、自身の周りに水の玉を浮かべる。 水の玉から放たれたのは、氷の槍の雨、それらが全てエウロスに向かってくる。 しかも途中で軌道を変えて、何処までも追いかけて行くと言う念の入りよう。 「どわああああああああ!!!!!!!」 ただ、ガウリイが巻き込まれてはいるが;; 「すっごい、これが霊獣の力なんだ・・・」 「リナ〜、俺を巻き込むなよ(TT)」 「あ、ごめんv ガウリイは朱雀だから火なんだよね?」 ――そうだ、その者は火の使い手・・・・なんだが・・・(汗) 「どしたの青竜?」 ――その者に説明して解るのだろうか?? 「・・・(−ー;」 「なあリナ、なんか頭ん中で声とかするか?」 「ガウリイ?」 「えーと、なんかさす・・・ざくとか言うのが力を使えとか、どうとか言ってるんだけど」 「ガウリイ、火の玉イメージして」 「?えーと、丸くて浮いてて・・・」 ぽわん。 リナ達の前に手のひらサイズの火の玉が生まれる・・・・ただし、子供の落書きのような物が・・・ 「おお!火の玉が!!?」 「ガウリイ、あんたもあたしが今水でやってるみたいなことを、その火で出来るのよ」 「よく解らん」 「あんたはあああああ(怒) じゃあ、ガウリイはあいつに、火の玉ぶつけるイメージでもしてなさい。 無茶苦茶熱い奴をね」 「解った;;」 リナとガウリイがそんな会話をしている間も、氷の槍はエウロスに放たれているが、いい加減避けるのに飽きたエウロスは、水の玉の方を散らして収拾をつける。 「あ;; ガウリイ、あいつの足止めよろしく」 「解った」 がきっ! 氷の槍を避けていて、体制が崩れかけた所をガウリイに切り込まれるが、どうにか受けるエウロス。 「やっぱガウリイにはあの力は使えないか;;」 体力バカなガウリイに呆れながらも、リナは力を使う。 ごぱっあああああ!!! ガウリイがエウロスから離れた一瞬に、水がエウロスを包む。 意思ある水はエウロスを締め上げ、やがて・・・・ 「こっちは終ったわね」 「ああ、ゼルとアメリアは大丈夫かな」 その頃、ゼルガディスとアメリアも戦いを終えようとしていた。 <続> ――あとがき―― リナとガウリイでした。 朱雀:・・・・ どした? 朱雀:セリフが欲しかった(TT) うっ・・・ごめんなさい;; ガウリイじゃ理解してもらえ無さそうだったんで、省いちゃった(^^; 朱雀:・・・・(オプションつきでいぢけ中) ・・・いぢけちゃった(汗) じゃあ、この辺で。 朱雀:次もよろしくなのです。(ぼそ) 暗いぞ;; |
10363 | 龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回 | キツネノテブクロ | 2002/10/7 14:00:53 |
記事番号10335へのコメント ――龍皇奇譚―― 第十話「堕神との戦い」 第四回 ゼルガディスはリナが精霊魔術とは、違う力を使っているのに、気がつく。 「幾ら精霊魔術でもあんな事は出来ないはずだ・・・」 ――あれは我らの力 「何!?」 ――我の力を使え、戦士よ 「・・・何者が話しかけてるかは知らんが、俺にもあれが出来るとでも言うのか」 ――我は汝と共にある、白虎・・・我は汝の知であり力だ 「ならば、どうすればその力を使えるというのだ」 ――イメージせよ、汝は風を使いし者・・・逆巻く風と闇さえ切り裂く雷光を操る者 「やってみるか・・・・アメリア!そいつから離れろ!!」 ゼピュロスを相手にしていたアメリアは、ゼルガディスの言葉にさっと身を引く、その横を竜巻が通り過ぎていく。 その竜巻はゼピュロスをしっかり捕らえ、渦の中へ引き込む。 「くっ! まさかこんな力があるとは」 風に揉まれながらも、体勢を立て直し自身も風を生み勢いを中和する。 「ちっ、風だけでは駄目か・・・・ならこれならどうだ」 ゼルガディスは雷光を剣の形にし、それを手にゼピュロスへ切りかかる。 ばしゅっ!! ゼピュロスのほうも腕を剣の形に変え、さらに風を纏わせ応戦する。 幾度か打ち合うが、決め手の一打がなかなか入らない。 「ゼルガディスさん、どうしよう・・・下手に呪文を使えばゼルガディスさんを巻き込んじゃうし・・・」 ――我の力を使え 「誰です!?」 ――我は玄武、汝と共にあるもの・・・我は汝の知であり力、汝は大地の力を使う者 「もしかして、さっきからリナさんやゼルガディスさんが使ってる力って、あなた方の力ですか?」 ――そうだ、イメージすることによって我らの力を解放し、使っているのだ 「じゃあ、私にも出来るんですね。 こんなのはどうですか」 ――・・・・・(汗) アメリアがイメージしたのは・・・ わらわらわらわらわらわら×∞ 『・・・・・・・・(汗)』 交戦中のゼルガディスとゼピュロスは、思わず動きが止まってしまった。 自分達の足の周りに動き回るのは・・・・ 「アメリア・・・何だこれは?(汗)」 ゼルガディスは足元を指差し、アメリアに聞く。 「え?解りませんか?」 「・・・・」 アメリアがイメージした物・・・・人の膝ほどの土人形、ゴーレムとか言われるもの。 「・・・・・何とかならぬか?」 「俺もこれはちょっと(汗)」 完全に脱力仕切った二人と、不思議そうなアメリア・・・ ずぶ・・・ 「何時までもこうしてるわけには、行かないからな」 ゼルガディスは雷光の剣でゼピュロスを貫く、完全に意表突かれた形のゼピュロスは、避けることも出来ずに滅びる。 「こちは終ったな」 「はい」 やたら突かれきった表情をするゼルガディスと、何時ものごとく元気のよいアメリア。 回りを見ればほぼ、戦いは終っている。 ・・・・ある一組を除いて・・・ <続> ――あとがき―― ゼルとアメリアでした。 西風:おい、西風って・・・それになんだあのちび人形は;; あ、ゼピュロス。 いいだろ別に、何と無く面白そうだったし。 西風:・・・・一番間抜けな終り方(TT) どうせ、ろくな死に方はしないだろうとは思ってたが・・・・ 西風:・・・・・ ちびゴーレムたちに毒気抜かれてる間に、さくっと刺されて終わりなんて・・・ 西風:・・・・・(T△T) あらら、沈黙しちゃったよ じゃあ、このへんで。 西風:(何かを書いた紙を見せる)『次をよろしく』 |
10364 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回 | Yuppy | 2002/10/7 14:24:45 |
記事番号10363へのコメント キツネノテブクロさんは No.10363「龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第十話「堕神との戦い」 第四回 > > > > > >ゼルガディスはリナが精霊魔術とは、違う力を使っているのに、気がつく。 >「幾ら精霊魔術でもあんな事は出来ないはずだ・・・」 > >――あれは我らの力 > >「何!?」 > >――我の力を使え、戦士よ > >「・・・何者が話しかけてるかは知らんが、俺にもあれが出来るとでも言うのか」 > >――我は汝と共にある、白虎・・・我は汝の知であり力だ > >「ならば、どうすればその力を使えるというのだ」 > >――イメージせよ、汝は風を使いし者・・・逆巻く風と闇さえ切り裂く雷光を操る者 ゼルが風・・・かっこいいですね。 > >「やってみるか・・・・アメリア!そいつから離れろ!!」 > >ゼピュロスを相手にしていたアメリアは、ゼルガディスの言葉にさっと身を引く、その横を竜巻が通り過ぎていく。 >その竜巻はゼピュロスをしっかり捕らえ、渦の中へ引き込む。 >「くっ! >まさかこんな力があるとは」 >風に揉まれながらも、体勢を立て直し自身も風を生み勢いを中和する。 >「ちっ、風だけでは駄目か・・・・ならこれならどうだ」 >ゼルガディスは雷光を剣の形にし、それを手にゼピュロスへ切りかかる。 > >ばしゅっ!! > >ゼピュロスのほうも腕を剣の形に変え、さらに風を纏わせ応戦する。 >幾度か打ち合うが、決め手の一打がなかなか入らない。 >「ゼルガディスさん、どうしよう・・・下手に呪文を使えばゼルガディスさんを巻き込んじゃうし・・・」 > >――我の力を使え > >「誰です!?」 > >――我は玄武、汝と共にあるもの・・・我は汝の知であり力、汝は大地の力を使う者 > >「もしかして、さっきからリナさんやゼルガディスさんが使ってる力って、あなた方の力ですか?」 > >――そうだ、イメージすることによって我らの力を解放し、使っているのだ > >「じゃあ、私にも出来るんですね。 >こんなのはどうですか」 > >――・・・・・(汗) > >アメリアがイメージしたのは・・・ > >わらわらわらわらわらわら×∞ > >『・・・・・・・・(汗)』 >交戦中のゼルガディスとゼピュロスは、思わず動きが止まってしまった。 >自分達の足の周りに動き回るのは・・・・ >「アメリア・・・何だこれは?(汗)」 >ゼルガディスは足元を指差し、アメリアに聞く。 >「え?解りませんか?」 >「・・・・」 >アメリアがイメージした物・・・・人の膝ほどの土人形、ゴーレムとか言われるもの。 さすがナーガの妹・・・・・・(汗) これを考えてアメリアを玄武にしたんですか? > >「・・・・・何とかならぬか?」 >「俺もこれはちょっと(汗)」 > >完全に脱力仕切った二人と、不思議そうなアメリア・・・ そりゃ脱力もするわ。 > >ずぶ・・・ > >「何時までもこうしてるわけには、行かないからな」 >ゼルガディスは雷光の剣でゼピュロスを貫く、完全に意表突かれた形のゼピュロスは、避けることも出来ずに滅びる。 >「こちは終ったな」 >「はい」 >やたら突かれきった表情をするゼルガディスと、何時ものごとく元気のよいアメリア。 >回りを見ればほぼ、戦いは終っている。 > > >・・・・ある一組を除いて・・・ > ><続> > > >――あとがき―― > >ゼルとアメリアでした。 > >西風:おい、西風って・・・それになんだあのちび人形は;; > >あ、ゼピュロス。 >いいだろ別に、何と無く面白そうだったし。 > >西風:・・・・一番間抜けな終り方(TT) 私もセーファ・セフィロスの最期をこういうのに・・・したら読者様に殺されますね。 > >どうせ、ろくな死に方はしないだろうとは思ってたが・・・・ > >西風:・・・・・ > >ちびゴーレムたちに毒気抜かれてる間に、さくっと刺されて終わりなんて・・・ > >西風:・・・・・(T△T) > >あらら、沈黙しちゃったよ >じゃあ、このへんで。 > >西風:(何かを書いた紙を見せる)『次をよろしく』 面白かったです。アメリアが。 ではっ! |
10383 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回 | キツネノテブクロ | 2002/10/8 07:41:11 |
記事番号10364へのコメント >> >>――龍皇奇譚―― >> 第十話「堕神との戦い」 第四回 >> >> >> >> >> >>ゼルガディスはリナが精霊魔術とは、違う力を使っているのに、気がつく。 >>「幾ら精霊魔術でもあんな事は出来ないはずだ・・・」 >> >>――あれは我らの力 >> >>「何!?」 >> >>――我の力を使え、戦士よ >> >>「・・・何者が話しかけてるかは知らんが、俺にもあれが出来るとでも言うのか」 >> >>――我は汝と共にある、白虎・・・我は汝の知であり力だ >> >>「ならば、どうすればその力を使えるというのだ」 >> >>――イメージせよ、汝は風を使いし者・・・逆巻く風と闇さえ切り裂く雷光を操る者 >ゼルが風・・・かっこいいですね。 ゼルが風と言うのはすぐ思いついたんです。 >> >>「やってみるか・・・・アメリア!そいつから離れろ!!」 >> >>ゼピュロスを相手にしていたアメリアは、ゼルガディスの言葉にさっと身を引く、その横を竜巻が通り過ぎていく。 >>その竜巻はゼピュロスをしっかり捕らえ、渦の中へ引き込む。 >>「くっ! >>まさかこんな力があるとは」 >>風に揉まれながらも、体勢を立て直し自身も風を生み勢いを中和する。 >>「ちっ、風だけでは駄目か・・・・ならこれならどうだ」 >>ゼルガディスは雷光を剣の形にし、それを手にゼピュロスへ切りかかる。 >> >>ばしゅっ!! >> >>ゼピュロスのほうも腕を剣の形に変え、さらに風を纏わせ応戦する。 >>幾度か打ち合うが、決め手の一打がなかなか入らない。 >>「ゼルガディスさん、どうしよう・・・下手に呪文を使えばゼルガディスさんを巻き込んじゃうし・・・」 >> >>――我の力を使え >> >>「誰です!?」 >> >>――我は玄武、汝と共にあるもの・・・我は汝の知であり力、汝は大地の力を使う者 >> >>「もしかして、さっきからリナさんやゼルガディスさんが使ってる力って、あなた方の力ですか?」 >> >>――そうだ、イメージすることによって我らの力を解放し、使っているのだ >> >>「じゃあ、私にも出来るんですね。 >>こんなのはどうですか」 >> >>――・・・・・(汗) >> >>アメリアがイメージしたのは・・・ >> >>わらわらわらわらわらわら×∞ >> >>『・・・・・・・・(汗)』 >>交戦中のゼルガディスとゼピュロスは、思わず動きが止まってしまった。 >>自分達の足の周りに動き回るのは・・・・ >>「アメリア・・・何だこれは?(汗)」 >>ゼルガディスは足元を指差し、アメリアに聞く。 >>「え?解りませんか?」 >>「・・・・」 >>アメリアがイメージした物・・・・人の膝ほどの土人形、ゴーレムとか言われるもの。 >さすがナーガの妹・・・・・・(汗) >これを考えてアメリアを玄武にしたんですか? いや・・・アメリアを玄武にしてから思いつきました;; 最初は母なる大地と言うイメージだったんですが(滝汗) >> >>「・・・・・何とかならぬか?」 >>「俺もこれはちょっと(汗)」 >> >>完全に脱力仕切った二人と、不思議そうなアメリア・・・ >そりゃ脱力もするわ。 私も脱力した・・・ >> >>ずぶ・・・ >> >>「何時までもこうしてるわけには、行かないからな」 >>ゼルガディスは雷光の剣でゼピュロスを貫く、完全に意表突かれた形のゼピュロスは、避けることも出来ずに滅びる。 >>「こちは終ったな」 >>「はい」 >>やたら突かれきった表情をするゼルガディスと、何時ものごとく元気のよいアメリア。 >>回りを見ればほぼ、戦いは終っている。 >> >> >>・・・・ある一組を除いて・・・ >> >><続> >> >> >>――あとがき―― >> >>ゼルとアメリアでした。 >> >>西風:おい、西風って・・・それになんだあのちび人形は;; >> >>あ、ゼピュロス。 >>いいだろ別に、何と無く面白そうだったし。 >> >>西風:・・・・一番間抜けな終り方(TT) >私もセーファ・セフィロスの最期をこういうのに・・・したら読者様に殺されますね。 私なら、そういう羽セフィ(セーファセフィロス)いたら笑います。 >> >>どうせ、ろくな死に方はしないだろうとは思ってたが・・・・ >> >>西風:・・・・・ >> >>ちびゴーレムたちに毒気抜かれてる間に、さくっと刺されて終わりなんて・・・ >> >>西風:・・・・・(T△T) >> >>あらら、沈黙しちゃったよ >>じゃあ、このへんで。 >> >>西風:(何かを書いた紙を見せる)『次をよろしく』 >面白かったです。アメリアが。 >ではっ! > レス有難う御座いました。 アメリアがシリアスをぶち壊してくれてます(^^; |
10366 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回 | ドラマ・スライム | 2002/10/7 15:36:10 |
記事番号10363へのコメント キツネノテブクロさんは No.10363「龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第十話「堕神との戦い」 第四回 > > > > > >ゼルガディスはリナが精霊魔術とは、違う力を使っているのに、気がつく。 >「幾ら精霊魔術でもあんな事は出来ないはずだ・・・」 > >――あれは我らの力 > >「何!?」 > >――我の力を使え、戦士よ > >「・・・何者が話しかけてるかは知らんが、俺にもあれが出来るとでも言うのか」 > >――我は汝と共にある、白虎・・・我は汝の知であり力だ > >「ならば、どうすればその力を使えるというのだ」 > >――イメージせよ、汝は風を使いし者・・・逆巻く風と闇さえ切り裂く雷光を操る者 > >「やってみるか・・・・アメリア!そいつから離れろ!!」 > >ゼピュロスを相手にしていたアメリアは、ゼルガディスの言葉にさっと身を引く、その横を竜巻が通り過ぎていく。 >その竜巻はゼピュロスをしっかり捕らえ、渦の中へ引き込む。 >「くっ! >まさかこんな力があるとは」 >風に揉まれながらも、体勢を立て直し自身も風を生み勢いを中和する。 >「ちっ、風だけでは駄目か・・・・ならこれならどうだ」 >ゼルガディスは雷光を剣の形にし、それを手にゼピュロスへ切りかかる。 > >ばしゅっ!! > >ゼピュロスのほうも腕を剣の形に変え、さらに風を纏わせ応戦する。 >幾度か打ち合うが、決め手の一打がなかなか入らない。 >「ゼルガディスさん、どうしよう・・・下手に呪文を使えばゼルガディスさんを巻き込んじゃうし・・・」 > >――我の力を使え > >「誰です!?」 > >――我は玄武、汝と共にあるもの・・・我は汝の知であり力、汝は大地の力を使う者 > >「もしかして、さっきからリナさんやゼルガディスさんが使ってる力って、あなた方の力ですか?」 > >――そうだ、イメージすることによって我らの力を解放し、使っているのだ > >「じゃあ、私にも出来るんですね。 >こんなのはどうですか」 > >――・・・・・(汗) > >アメリアがイメージしたのは・・・ > >わらわらわらわらわらわら×∞ わら人形? > >『・・・・・・・・(汗)』 >交戦中のゼルガディスとゼピュロスは、思わず動きが止まってしまった。 >自分達の足の周りに動き回るのは・・・・ >「アメリア・・・何だこれは?(汗)」 >ゼルガディスは足元を指差し、アメリアに聞く。 >「え?解りませんか?」 >「・・・・」 >アメリアがイメージした物・・・・人の膝ほどの土人形、ゴーレムとか言われるもの。 > >「・・・・・何とかならぬか?」 >「俺もこれはちょっと(汗)」 > >完全に脱力仕切った二人と、不思議そうなアメリア・・・ > >ずぶ・・・ > >「何時までもこうしてるわけには、行かないからな」 >ゼルガディスは雷光の剣でゼピュロスを貫く、完全に意表突かれた形のゼピュロスは、避けることも出来ずに滅びる。 >「こちは終ったな」 >「はい」 >やたら突かれきった表情をするゼルガディスと、何時ものごとく元気のよいアメリア。 >回りを見ればほぼ、戦いは終っている。 > > >・・・・ある一組を除いて・・・ 強いやつがいるんですね。 > ><続> > > >――あとがき―― > >ゼルとアメリアでした。 > >西風:おい、西風って・・・それになんだあのちび人形は;; > >あ、ゼピュロス。 >いいだろ別に、何と無く面白そうだったし。 > >西風:・・・・一番間抜けな終り方(TT) > >どうせ、ろくな死に方はしないだろうとは思ってたが・・・・ > >西風:・・・・・ > >ちびゴーレムたちに毒気抜かれてる間に、さくっと刺されて終わりなんて・・・ > >西風:・・・・・(T△T) > >あらら、沈黙しちゃったよ >じゃあ、このへんで。 > >西風:(何かを書いた紙を見せる)『次をよろしく』 では〜♪ |
10384 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 第四回 | キツネノテブクロ | 2002/10/8 07:43:42 |
記事番号10366へのコメント >> >>――龍皇奇譚―― >> 第十話「堕神との戦い」 第四回 >> >> >> >> >> >>ゼルガディスはリナが精霊魔術とは、違う力を使っているのに、気がつく。 >>「幾ら精霊魔術でもあんな事は出来ないはずだ・・・」 >> >>――あれは我らの力 >> >>「何!?」 >> >>――我の力を使え、戦士よ >> >>「・・・何者が話しかけてるかは知らんが、俺にもあれが出来るとでも言うのか」 >> >>――我は汝と共にある、白虎・・・我は汝の知であり力だ >> >>「ならば、どうすればその力を使えるというのだ」 >> >>――イメージせよ、汝は風を使いし者・・・逆巻く風と闇さえ切り裂く雷光を操る者 >> >>「やってみるか・・・・アメリア!そいつから離れろ!!」 >> >>ゼピュロスを相手にしていたアメリアは、ゼルガディスの言葉にさっと身を引く、その横を竜巻が通り過ぎていく。 >>その竜巻はゼピュロスをしっかり捕らえ、渦の中へ引き込む。 >>「くっ! >>まさかこんな力があるとは」 >>風に揉まれながらも、体勢を立て直し自身も風を生み勢いを中和する。 >>「ちっ、風だけでは駄目か・・・・ならこれならどうだ」 >>ゼルガディスは雷光を剣の形にし、それを手にゼピュロスへ切りかかる。 >> >>ばしゅっ!! >> >>ゼピュロスのほうも腕を剣の形に変え、さらに風を纏わせ応戦する。 >>幾度か打ち合うが、決め手の一打がなかなか入らない。 >>「ゼルガディスさん、どうしよう・・・下手に呪文を使えばゼルガディスさんを巻き込んじゃうし・・・」 >> >>――我の力を使え >> >>「誰です!?」 >> >>――我は玄武、汝と共にあるもの・・・我は汝の知であり力、汝は大地の力を使う者 >> >>「もしかして、さっきからリナさんやゼルガディスさんが使ってる力って、あなた方の力ですか?」 >> >>――そうだ、イメージすることによって我らの力を解放し、使っているのだ >> >>「じゃあ、私にも出来るんですね。 >>こんなのはどうですか」 >> >>――・・・・・(汗) >> >>アメリアがイメージしたのは・・・ >> >>わらわらわらわらわらわら×∞ >わら人形? わら人形の団体さん・・・・・・・・・・・・・・・・嫌かも;; >> >>『・・・・・・・・(汗)』 >>交戦中のゼルガディスとゼピュロスは、思わず動きが止まってしまった。 >>自分達の足の周りに動き回るのは・・・・ >>「アメリア・・・何だこれは?(汗)」 >>ゼルガディスは足元を指差し、アメリアに聞く。 >>「え?解りませんか?」 >>「・・・・」 >>アメリアがイメージした物・・・・人の膝ほどの土人形、ゴーレムとか言われるもの。 >> >>「・・・・・何とかならぬか?」 >>「俺もこれはちょっと(汗)」 >> >>完全に脱力仕切った二人と、不思議そうなアメリア・・・ >> >>ずぶ・・・ >> >>「何時までもこうしてるわけには、行かないからな」 >>ゼルガディスは雷光の剣でゼピュロスを貫く、完全に意表突かれた形のゼピュロスは、避けることも出来ずに滅びる。 >>「こちは終ったな」 >>「はい」 >>やたら突かれきった表情をするゼルガディスと、何時ものごとく元気のよいアメリア。 >>回りを見ればほぼ、戦いは終っている。 >> >> >>・・・・ある一組を除いて・・・ >強いやつがいるんですね。 強いと言うか、しぶといと言うか・・・ >> >><続> >> >> >>――あとがき―― >> >>ゼルとアメリアでした。 >> >>西風:おい、西風って・・・それになんだあのちび人形は;; >> >>あ、ゼピュロス。 >>いいだろ別に、何と無く面白そうだったし。 >> >>西風:・・・・一番間抜けな終り方(TT) >> >>どうせ、ろくな死に方はしないだろうとは思ってたが・・・・ >> >>西風:・・・・・ >> >>ちびゴーレムたちに毒気抜かれてる間に、さくっと刺されて終わりなんて・・・ >> >>西風:・・・・・(T△T) >> >>あらら、沈黙しちゃったよ >>じゃあ、このへんで。 >> >>西風:(何かを書いた紙を見せる)『次をよろしく』 > >では〜♪ レス有難う御座いました。 |
10382 | 龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 最終回 | キツネノテブクロ | 2002/10/8 07:36:21 |
記事番号10335へのコメント ――龍皇奇譚―― 第十話「堕神との戦い」 最終回 ざあああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・ 闇の風が吹き抜けていく・・・赤い神と魔は黒い堕神と対峙する・・・・ 「さあ・・・・覚悟しなさい・・・」 優しげとさえいえる笑みを浮かべ、レゾは囁く。 「貴方は私を怒らせたんですから」 「何のことだ」 アイオロスはレゾの言葉に眉を顰める。 「おや?随分鈍い方ですね。 フィブリゾを、いいように使ってくれたでしょう・・・・それに、知らないと思ってたんですか? 私の可愛い孫達の魂をも狙ってたんでしょう」 「・・・・」 「ま、当然ですね。 メティは私の血をひいてますし、ラダ君も少々特殊な子ですしね。 その二人の血を引いてるゼルガディスを、放っておくとは思えませんね」 「・・・・何時から気づいていた?」 「さあ、貴方に教えてあげる義理は無いですね」 そう言うとすっと手をかざし赤い光を放つ、それは閃光の吐息(レーザーブレス)のようにアイオロスに襲い掛かる。 じゃっ! 「があああああ」 アイオロス低く吼えて吹き散らす。 ごうっ! 「何!?」 下から吹き上げる紅蓮の炎に、アイオロスは驚きの声を上げる。 レゾとアイオロスが話している間に、フレイが後ろに回って炎を生み出していたのだ。 「お前は神になどなれぬ、命を道具としか見ないものにはな!」 「・・・」 ひゅっ! 「!」 フレイに気を取れている間に、間を詰めたレゾの錫杖が目の前を通り過ぎていく。 「おや、外しましましたか」 ちょっと残念そうに言う。 ざああああ! シーリウスが放った光の帯がアイオロスを薙ぐが、それにアイオロスは耐える。 「シーリウスよ、何故私と戦う」 「お前は我らの同胞を、多くの命を無為に奪い、道具として扱っただろう」 「あれは我らの神を取り戻す為だ!」 「それが赦される事だと思っているのか!」 ごがっ!! 「殴った!?」 レゾが驚いたように叫ぶ。 そう、あのシーリウスがアイオロスを殴り飛ばしたのだ。 ごおぉぉ!! 殴り飛ばされよろめいたアイオロスを赤い光の柱が焼く。 「貴様は滅べ!」 フレイはさらにあらゆる方向から、赤い光でアイオロスを貫く。 「それで終れるほど貴様の罪は軽くない!」 ごうっ!! 「まだこれでも終れませんでしょ」 むしろ楽しげとさえ言える声で、レゾは赤い闇の炎でアイオロスを包み込む。 お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛・・・ 音のような咆哮を上げ、アイオロスはそれらの一斉に吹き散らす。 「我が力この程度と思うな・・・・がああっ!!」 最後の気合共に放たれたのは黒い光の筋、閃光の吐息(レーザーブレス)に似たその攻撃は、ドラゴンのブレスなどより数倍以上の威力があるだろう。 フレイもレゾもそれをシールドで防ぐ。 「・・・いい加減滅び(しに)なさい・・・」 「・・・・同感だな・・・」 レゾの呟きにフレイも同調する、いい加減この二人も頭に来ているらしい・・・ どごがああああっ!!!!!!! レゾとフレイが同時に放った、闇と光の柱が神魔融合の効果を見せ、アイオロスを焼き尽くす・・・・最後の断末魔すら無く・・・・ 「終ったね」 「そうですね」 「カオティック・メシア以外はな・・・」 リナの呟きに、アメリアとセルガディスがそれぞれに言葉を返す。 「カオティック・メシアのことはヴァルに任せときなさい」 何時現れたのか、金色の王がそこに居た。 「あの子が最後の幕を引くから・・・」 ―――――そう・・・あの子にしか引けない幕だから・・・ <第十話・終> ――あとがき―― 十話終了。 フレイ:とりあえず、トチ狂った馬鹿どもはこれで一掃されたことになるのか? まーね、異形の方はラダ氏達が倒した分で全部だし。 フレイ:この十話、ホントにひたすら戦闘ばかりだったな。 うむ。 フレイ:次で最後か? になるかどうかは解らんけど、少なくとも今回のカオティック・メシアがらみの話に区切りはつくだろうね。 フレイ:この話が終ったらまた続編でも書くのか? ・・・書く予定は無いよ、ちょっとパラレルもの書いてみたいし。 ネタが浮かんでるから、何とかまとめて話しにしようかと思ってる。 フレイ:ほう・・・ ま、終ってから考えるよ。 じゃ、この辺で。 フレイ:次もよろしく。 |
10386 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 最終回 | ドラマ・スライム | 2002/10/8 14:12:08 |
記事番号10382へのコメント さてついにカオティック・メシアですか。 楽しみです。 それでは〜 |
10413 | Re:龍皇奇譚 第十話「堕神との戦い」 最終回 | キツネノテブクロ | 2002/10/9 07:02:46 |
記事番号10386へのコメント >さてついにカオティック・メシアですか。 そのとおりです。 >楽しみです。 >それでは〜 次で最後になります、ここまでお付き合いくださり、有難うございました。 |