◆−多分書いているうちに落ちると思うのでこっちにします。−闇竜翔 (2002/10/11 19:02:48) No.10530
 ┣神という名の魔、魔という名の・・・・ 第二十三章−闇竜翔 (2002/10/11 21:03:17) No.10534
 ┃┗Re:神という名の魔、魔という名の・・・・ 第二十三章−ドラマ・スライム (2002/10/11 21:10:39) No.10535
 ┃ ┗Re:神という名の魔、魔という名の・・・・ 第二十三章−闇竜翔 (2002/10/11 21:16:46) No.10536
 ┗神という名の魔、魔という名の・・・・ エピローグ−闇竜翔 (2002/10/12 14:02:53) No.10554
  ┗Re:神という名の魔、魔という名の・・・・ エピローグ−ドラマ・スライム (2002/10/12 14:42:41) No.10556
   ┗Re:神という名の魔、魔という名の・・・・ エピローグ−闇竜翔 (2002/10/12 15:25:06) No.10557


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10530多分書いているうちに落ちると思うのでこっちにします。闇竜翔 E-mail 2002/10/11 19:02:48


闇:打ち込んでいるうちに落ちる可能性があるのでこっちに避難させていただきます
ファ:後少しなんだったら根性で打ち込め!
闇:うんな無茶な、だんだん風邪もひどくなってるし・・・・
ファ:やめろよそれは!
闇:ううううう、ラグビーやっても途中で体力切れかけたし・・・・
ファ:おい
闇:どっちにしろこの3連休のあいだに直す
ファ:勝手に直しとけ
闇:まあいいとして、今回と次回で第一部終了予定です。
ファ:第二部ほんとに作るのか?
闇:ああ、作る予定だ
ファ:中間は?
闇:勉強している
ファ:遅いんだね
闇:まあ私立だし・・・・
ファ:今回この辺にしない?
闇:そうだな、それでは今回はこの辺で
ファ:23章で会いましょう
闇&ファ:さようなら〜

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10534神という名の魔、魔という名の・・・・ 第二十三章闇竜翔 E-mail 2002/10/11 21:03:17
記事番号10530へのコメント

闇:というわけで二十三章です
ファ:がんばれ・・・・
闇:うん?多分打つ込んでいるうちに倒れる事は・・・・ない事を願う
ファ:おい、そこまでひどいのか!?
闇:・・・・それでは、あとがきで
ファ:にげるな!
#####################################

ファントムサイド

俺は一気に剣を横に払い、横に逃げる、瞬間ルナのブリューナクが閃き奴の腹にぶち当たる、
「くっ、こしゃくな!」
そう言って抜こうとした時に後ろからレイが切りかかる。
「なっ」
驚きに声を上げてレイを止めようとした時に奴に上空からさらに上でフィブが唱えていた呪文を解き放つ、
「冥界斬!」
瞬間黒いブレスが幻夢の君に直撃する。レイとルナは間一髪避けている。
「くっ、愚かものどもが、いきり立ちおって!」
怒りの咆哮を上げている奴を尻目にレイとルナとフィブを回収するフェアリー、俺はその状況を見るまでもなく唱えていた呪文を解き放つ、
「混暴斬!」
「ぐわああああ、おのれ、おのれ!」
俺が放った混暴斬の直撃を受けても消滅しない。流石としかいいようがないが今は奴を褒めている時では無い。俺はさらに呪文を唱え始める。
「させん!」
瞬間幻夢の君が何千という数の魔力弾を放つがことごとくフェアリーに撃沈され、
「宇宙破斬!」
フェアリーが宇宙の姫様の力を借りた呪文を解き放ち直撃させ、
「崩滅斬!」
俺が放った黒の月の神の力を使った呪文が幻夢の君に炸裂する。しかし、
「こざかしい!堕天使爆撃斬!」
奴が放った黒き炎によって俺達は吹き飛ばされ大地にしたたかに肉体を打ち付ける。
「暁霊斬!」
ルナが自分の力と悪夢の王様の力を借りた呪文を解き放つ。しかし、
「ふん、ザコが!」
そう一括され跳ね返される。
「なっ」
ルナは驚きのため動けない。
「くそ!混沌壁」
俺は唱えていた呪文をルナにかける。ぎりぎりで混沌の壁が出現し、ルナを守る。それを見計らってかフェアリーが一気に呪文を解き放つ。
「天界霊裂!」
淡い光が表れそれが一つ筋の矢となって幻夢の君に向う。
「この程度の術が我に当たると思っているのか!」
そう言って一気に何百という魔力弾を放ち・・・・
「ブレイク!」
フェアリーが指をぱちんと鳴らしたとき幾十もの魔力の欠片となって幻夢の君を襲う。それも一つずつに意思があるように動いてだ。
「何!?」
驚いて回避行動に移ろうとしている幻夢の君だが、突如現れた赤き光の直撃を受け一瞬硬直した。もちろんやったのはレイ事赤眼の魔王だ。全ての光の魔力弾が幻夢の君に直撃し、一気に回避行動に移るレイとフェアリー。しかし、
「くそ!いまいましい奴らめ!」
そう言って出現した闇の波動がフェアリーを狙う。どうやってもフェアリーは回避できない、そして・・・・
ドッシュ
そういう音がして見ると、赤眼の魔王がフェアリーの盾となって闇の波動が直撃する。
「レイ?」
呆然としているフェアリーに向ってレイがにっこり微笑み、
どさっ
そういう音を立てながら地面に倒れる。
「レイ!?」
フェアリーが半狂乱になりながら例の傍らに立とうとしているところに幻夢の君の放った魔力弾が迫る。しかし、
「暁壁!」
ルナの声がして少し赤みがある光が2人を包み込み魔力弾はその結界に接触し消滅する。同時に結界も消滅する。ルナは一気に二人の所に駆け寄る。俺もだ。
「混爆風!」
俺は皆を混爆風の結界の中に入れる。
「大丈夫レイ!?しっかりしてよ。さっき約束したじゃない!」
フェアリーが叫びながら混沌の力で癒し始める。ルナも傍らに立って癒し始める。フィブも頑張って元上司を癒し始める。俺はそんな様子のフェアリーを見ながら口を開く。
「なあフェアリー、もし、もしだぜ。奴を倒す切り札を俺が持っているって言ったら信じるか?」
そう言うと、驚きの顔で俺のほうを見てくる。
「どういうこと?」
ルナがレイを癒しながら聞いてくる。
「だから、奴を倒す方法の力を俺は二通り持っている」
そう言うと、ルナが怒ったように言ってくる。
「じゃあ、何で使わなかったのよさっき!」
「使わなかったんじゃなくて使わなかったんだ」
そう言うと不思議そうな顔をして首をかしげる。
「で?私にできることって何なの?」
フェアリーが聞いてくる。俺は迷わず答える。
「少しばかり魔力を増加させてほしい」
そう言うとどういう意味か解かったのか俺の前まで来て力を注いでくれる。
「これでどう?」
少しばかり疲れたようで床に座り込むフェアリー。その時赤眼の魔王の目が開いた。
「フェアリー様?」
まだ弱々しいが意識はちゃんとしているようだ。
「大丈夫!?」
走りよりながらレイにもとに駆けつける。レイはその様子を見て、
「すみません、心配かけました」
そう謝る。フェアリーの目には涙がたまっていたのだ。
「ばか!ばかばか、何であんな無茶するのよ」
「すみません・・・・」
レイはただひたすら謝るのみ。俺はそんな2人の様子を見ながらルナに耳打ちする。
「ルナ、二人を守っていてくれよ」
「え?」
ルナが聞き返すと同時に俺は混爆風を解除する。そして、フィブとルナとレイとフェアリーの位置する所だけ結界を張る。
「な、ファントム何するの!?」
ルナが叫んでいるが俺は気にしない。ただ一言ルナに言う、
「じゃあな」
そう言って俺は幻夢の君のほうに向う、奴が言う。
「互いに一発呪文を唱えるのがせいぜいだろう。我力によって無に返してくれる」
「ああ、お前に無に返される気はないが、この一発で決める」
そう言って互いに少し距離を取る。俺は、心の中でファクト様に謝った。そして、呪文を唱え始める。奴は俺の呪文を破壊するためか一気に残っている魔力を集めだしている。ルナ達は結界の向こうで俺のほうにむけて何か言っている。それを目の端に捕らえながら俺は唱える。妖魔族に伝わる最強にして最大の禁術を・・・・

漆黒の中にたゆたいし 闇夜を照らすもの達よ
妖魔の里を見守りし 五天の月たちよ

「なに!?」
「うそ」
幻夢の君とフェアリーが驚きの声を上げている。俺は構わず唱えつづける。

赤き解放を司る主シャトラス
青き秩序を司る主ガヤン
白き古と彷徨いを司る主ネイシャンス
万色の魅惑を司る主ハフーン
黒き歪みを司る主ネクロース

「なんだと!?五紡の月の呪文だと!?ばかな」

われここに汝に願う われここに汝に誓う
今そなたとの血の契約に従い
我等が前に立ち塞がりし全ての愚かなる者に 永遠と言う名の元に
裁きを下さん事を・・・・

そこまで唱えた時俺の意識は白い光に飲み込まれた・・・・

続く・・・・

#####################################
闇:よっしゃ〜やっと打ち込み完了
ファ:ほんとに何時間かかってるんだ?
闇:・・・・3時間です
ファ:はあ、で今回も中途半端なところで終わったね
闇:ええ、ですが次回エピローグです
ファ:ほう、第一部が完了するというわけだな
闇:まあそうなる予定です。これ以上いうと何かばらすような予感がするので今回はこの辺にしましょう
ファ:それでは、次回第一部終了つまりエピローグで会いましょう
闇:それでは、今回はこの辺で・・・・
闇&ファ:さようなら〜

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10535Re:神という名の魔、魔という名の・・・・ 第二十三章ドラマ・スライム 2002/10/11 21:10:39
記事番号10534へのコメント

思えば凄い量の文章になってますね。
戦闘シーン上手いですね。
少なくとも僕よりは・・・
五紡の月の呪文って凄いんですか・・・
そしてファントムは幻夢の君・・・そしてそのバックの存在に勝てるのでしょう
か・・・
タイトルの意味は一体?
ではさようなら〜

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10536Re:神という名の魔、魔という名の・・・・ 第二十三章闇竜翔 E-mail 2002/10/11 21:16:46
記事番号10535へのコメント


>思えば凄い量の文章になってますね。

闇:そう言えばそうですね

>戦闘シーン上手いですね。

闇:ありがとうございます

>少なくとも僕よりは・・・
>五紡の月の呪文って凄いんですか・・・

闇:おそろしいです。その詳細は次回

>そしてファントムは幻夢の君・・・そしてそのバックの存在に勝てるのでしょう
>か・・・

闇:さあ

>タイトルの意味は一体?

闇:・・・・ノーコメントです

>ではさようなら〜

闇:はーい、レスありがとうございました。それでは・・・・

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10554神という名の魔、魔という名の・・・・ エピローグ闇竜翔 E-mail 2002/10/12 14:02:53
記事番号10530へのコメント

闇:わあああい、多分この章で終わると思う
ファ:第一部がな
闇:うっ、それを言うな
ファ:仕方ないだろその通りなんだから
闇:まあそうなんだけど・・・・
ファ:ところで、第2部はどうなるんだ?
闇:まだ第一部終ってないじゃないか、それを終らせてからだな
ファ:そうか・・・・
闇:では、いきましょうか
ファ:そうだな、では皆さんあとがきで・・・・
#####################################

ファントムサイド

「ここはどこだ?」
俺は真っ白い空間に浮かんでいた。
「確か・・・・白い光に意識を飲まれて・・・・」
そこまで言った時完璧に目が覚めた。俺は五紡の月の呪文を唱えて意識をの見込まれたんだ。
「くっ、帰らなくては」
「どこに帰るというのだ」
俺の知らない声が背後から聞こえた。振り向くと、何人かの人がいた。
「あんた等は?」
「自分で呼んだ者達を忘れるな」
そういったのは、黒き鎧を身に付けた騎士のような人だった。
「呼び出したものって・・・・もしかして!?」
「そう、私達が五紡の月よ」
そう言ったのは、赤き宝珠のついた杖を持っている神官らしき人だった。
「私は、シャトラス。赤き解放の月を司るわ」
そう言ったのは、さっきの赤き宝珠のついた杖を持っている神官らしき人。次に、黒き鎧を身に付けた騎士のような人が自分の名前を紹介する。
「俺は、ネクロース。黒き歪みを司る主だ」
そして、青い宝珠のついた神官の人が口を開いた。
「僕は、ガヤン。青き秩序を司る者だ」
そこまで言った時、シャトラスが口を開く、
「ちなみに、私とガヤンは双子の月よ」
そう言って後ろから抱きつくシャトラス。ガヤンはちょっと嫌な顔をしたが好きにさせている。
「そこまでにしておきなさいシャトラス」
そう言ったのは、万色の衣を着けた踊り子のような人。大体予想はつく
「失礼、自己紹介がまだだったわね。私は、ハフーン。万色の魅惑の月を司るわ」
そう言い、俺ににっこり笑いかける。とすると、俺の後ろから声がする。
「それが客人か」
俺は振り向き、
「あんたがネイシャンスか」
聞いてみる。すろと、
「いかにも」
そうネイシャンスが言った時に凄いプレッシャーが俺を襲う。しかし、唇をかんで耐える俺、
「ほう」
シャトラスがそう言った時、今まで感じていたプレッシャーは消える。そして、俺もやっと相手の姿を見る事が出来る。ネイシャンスは、少し腰が曲がった老人だった。白い神官服を着て、木のような杖を持っている、ただし先が捻じ曲がっていて宝珠などはついていない。
「ワシの名はネイシャンス。古と彷徨いを司る白き月の主じゃ。そして、五紡を束ねる役割ももっておる」
そこまで言った時、ネクロースが後ろから支える。
「大丈夫か爺ちゃん?」
ものすごく心配そうな声で聞く。ネクロースは一つ頷き自分で虚空からいすを取りだし座る。
「それで?汝の名は?」
ガヤンが聞いてくる。俺は答える。
「俺はファントム。ファクト様につかえる最大にして最強の君。別名幻の君」
そこまで言った時、5人の中に動揺が走る。
「なっ、お前があの・・・・」
「私たちの力を使えた理由が解かったわ」
「確かに奴ならつかえるじゃろ」
そう俺を抜け者にして勝手に納得し始める一行。
「頼みがあるんだ」
俺が言うと、一斉に静かになる。
「何を頼むというんじゃ」
ネイシャンスが静かに答える。
「俺は、今愛する者達を守るために戦っている。そして、それを脅かそうとしている敵を倒そうとしている。力を貸してくれ」
そう言うと、ネクロースが聞いてくる。
「代償は?」
そう奴が言った時、俺は自分の右腕を出す。
「この右腕一本で」
右腕といっても、妖魔の魂の一つ。かなりの価値がある。そして、
「ははははは、おもしろい奴だ。いいだろう、我等五紡月はそなたに力を貸そう。心して仕え」
そう言い、まずは、シャトラスが手を俺のほうに向ける。
「われシャトラス、解放の月を司るもの、この者に力を貸す」
そういった直後、俺の左腕にタリスマンが出現し、半分だけ赤き宝珠が出現する。
「われガヤン、秩序の月を司るもの、この者に力を貸す」
そういった直後、左手の残りの部分に青い宝珠が出現する。
「われネクロース、歪みの月を司るもの、この者に力を貸す」
そういった直後、黒いタリスマンが俺の右腕に出現する。
「われハフーン、魅力の月を司るもの、このものに力を貸す」
俺のベルトに表現できないいろいろな色の混ざったタリスマンが出現する。そして、ネイシャンスが口を開く。
「われネイシャンス、古と彷徨いの月を司るもの、この者に力を与える」
そして、俺の胸の前に出現する白いタリスマン。そして、ネイシャンスが一つ頷き、俺はまた白い濁流に意識をのまれた。
『助けろよ、皆を・・・』
意識が飲まれる前に五紡の月の者達が言ったのが聞こえたような気がした。


そして、俺は目を開く、そこには驚きの表情をした幻夢の君の姿があった。
「なに!?」
奴が何か叫び声をあげているが、俺は無視してもう一度唱えなおす、

漆黒の中にたゆたいし存在 闇を照らす者達よ
全ての命を見守りし 五天の聖なる月たちよ
赤き解放の月を司りし王シャトラス
青き秩序の月を司りし王ガヤン
黒き歪みの月を司リし王ネクロース
万色の魅力の月を司りし王ハフーン
白き古と彷徨い、そして五紡の月を司りし主ネイシャンス

「ばかな!さっきの術でお前の魔力は尽きているはず!」
幻夢の君が驚愕の声を上げる。

われここに汝に願う われここに汝に誓う
われと汝らの間に交わされし 月の契約によりて
来たれ今我等の愛す者達を 脅かさんとす者達に
今罪を改める 光の制裁を下さん事を・・・・

そこまで唱えた時、俺のタリスマン達が光りだす。俺はそれを見て幻夢の君に言う。
「さらばだ、闇の夢よ!そなたらの時代は終った!今無に帰れ!」
「ふっ、そうはいくか!てめえを無に返してやる!」
そう言って奴は自分の魔力を解放する。そして、
「くらえ!暗黒破壊弾(デス・クレムリン)!」
混沌魔法暗黒魔術の中の最強の術が俺に向かって放たれる。俺は手を奴に向け、
「さらばだ、闇と共に無に帰れ幻夢の君!五紡聖月破斬(フィフツ・ルナル・スレイブ)!」
タリスマンが輝き、いろいろな色の混ざった光の槍が幻夢の君に伸び、その前の暗黒破壊弾にぶち当たる。しかし、
パッキヤアアアア
と言う音を残して消える。
「何!?」
急いで避けようとする幻夢の君に向けて、結界を破ったフェアリ―達の攻撃が炸裂する。
「宇宙破斬!」
「暁霊裂!}
「竜滅斬!」
「冥界斬!」
四人の呪文が一気に幻夢の君にぶち当たり足止めの役目をする、そこに俺の五紡聖月破斬が当たる。
ぐわあああああああ
悲鳴が聞こえ、光の槍の中で消えていく幻夢の君に姿を俺は見た。
そして、光の槍が消えた後には何も残っていなかった。
「やっ・・・・た・・・・・・・・・」
俺はそこで意識が飛んだ・・・・

ルナサイド

あれからもう10日経っているが、ファントムは目が覚めていない。私達はフェアリー様の力によってゼフィーリアのインバース商店に飛ばしていたいた。フェアリー様はその後急いで戻り今は私の部屋に寝かしている。
「ねえ、ファントム、今日はリナ達もお見舞いにきたのよ。ついでにレイも、かなり心配していたわ」
私は話し掛けても無駄だと知りながら話し掛ける。
「昨日はフェアリー様がお見舞いにきたし、ほんとに幸せ者よね」
しかし、彼は私の言葉を聞いている様子はない。安らかに目を閉じているだけ、
「ねえ、何か言ってよ・・・・お願いだから・・・・」
ついにこらえきれなくなり、ファントムに被さるようにし泣き出す。すると、
「うっ」
「え?」
「ルナか?」
弱々しいながら声がする。私は急いで彼の顔の目の前までいき、
「ファントム?目が覚めたの!?」
「ああ、そんな大声出さなくても聞こえる」
そう文句を言ってくる。
「バカ!」
私はつい大声で怒鳴ってしまう。
「バカバカバカ!何であんな無茶するのよ!」
「泣きながらじゃ説得力ないぞ」
なんか言ってくるが、完璧に無視、
「だから、何であんたはあのと・・・・」
その先は言えなかった。なぜかというと、口で口を塞がれたのだ。
「うんんんん!!」
抗議の声を上げるが、いつもと違いすぐに放してはくれない。いいかげん息が苦しくなって初めて口を放してくれる。
「あのねー!」
私が怒鳴ろうとすると、ファントムに引き寄せられてしまう。そこは妖魔、私よりかは力も強い、
「心配かけてごめんな」
謝ってくるファントム。その一言で私はやっと気が楽になる。そして、私はファントムの顔を見て、
「お嫁にしてくれるんでしょ?後で母さんと父さんに言ってね」
そう言ってさっきのお返しで私から口を塞ぐ。私達は抱き合って・・・・ベットに倒れこんだ。


ファクトサイド

「今回は何もなくてよかったな」
フェンオルラーがしみじみとした感じで呟く。
「何にもなかったって・・・・うちのフェアリーは、帰ってきてすぐに石の中に戻ってしまうほどのダメージを受けてたのよ!」
ユニットがすぐに文句を言う。
「ユニット落ち着いて」
セーフィーが止めている。俺は口を開く、
「しかし、あいつが五紡の月の力を使ったということは、どういうことか分かるよな」
そう言うと、一気に静かになる三人、
「・・・・封印が取れかかっていると」
セーフィーが聞いてくる。俺は頷きを返す。
「もう一度封印するのか?」
フェンオルラーが聞いてくるが、俺は首を横に振り、
「いや、もう一度封印すると逆に目覚める可能性がある。奴は、もう少し眠らしておこう」
そこまで言い、口を閉じる俺、
「どっちにしても、始まってしまうのね・・・・」
セーフィーが少しおびえを含ませて言う。
「ついに目覚める時がきたのか・・・・」
フェンオルラーがしみじみ呟き、
「それ以外考えようがないでしょ・・・・」
ユニットまで少し落ち込み気味になる。俺達はまた黙り込み、
「ついに、時は満ちたか・・・・」
俺の声は誰にも聞かれる事なく闇に消えた・・・・


????サイド

「幻夢の君様、幻無の君様は、消滅しました」
部下から報告が上がる。
「やはり失敗したか・・・・」
私は独り言のように呟く、
「致しかたない、静の君」
俺が呼ぶと同時に背後から出てくる影一つ、
「はっ」
「次の指揮はお前に任す。心してかかれ」
「御意」
そう言って消える。私は闇の石の前にひざまずく。
『頼むぞ・・・・』
石の中から我主の声が聞こえる。
「はっ、すべてはあなたのお心のままに」
そう言い首をたれる。
『今度こそ、全銀河に沈黙を・・・・』
「御意」
私は、そう言うと退出し自分の仕事に戻る。
そして、その空間はまた沈黙が支配した・・・・

第一部終了

#####################################
闇:はい、という事で第一部終了です
ファ:何時間かかっとんじゃーおのれは!
闇:ううううう、すみませ〜ん、4時間近くかかりました
ファ:あほか〜!
闇:しくしくしく、まあこれで第一部は終了です。次回は結婚式からスタートです。
ファ:誰と誰とのだ?
闇:それは秘密
ファ:・・・・
闇:まあこれ以上言うとネタばれになる恐れがあるし、今回はこれでおしまい
ファ:では、次回第二部で会いましょう
闇:ふっ、番外編作るかもしれないのに・・・・
ファ:何!?
闇:まあ置いといて、それでは、今回はこの辺で
ファ:次の作品で会いましょう、それでは・・・・
闇&ファ:さようなら〜

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10556Re:神という名の魔、魔という名の・・・・ エピローグドラマ・スライム 2002/10/12 14:42:41
記事番号10554へのコメント

五紡の月・・・元ネタとかあるんですか?
ルナとファントム結婚するとか・・・
それでは2部に期待しています。

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10557Re:神という名の魔、魔という名の・・・・ エピローグ闇竜翔 E-mail 2002/10/12 15:25:06
記事番号10556へのコメント


>五紡の月・・・元ネタとかあるんですか?

闇:ないですね

>ルナとファントム結婚するとか・・・

闇:ええ

>それでは2部に期待しています。

闇:は〜い、レスありがとうです。それでは・・・・