◆−竜の見る夢−キツネノテブクロ (2002/11/3 12:52:23) No.11036 ┣――竜の見る夢―― 第十七章−キツネノテブクロ (2002/11/3 13:03:49) No.11037 ┃┗Re:――竜の見る夢―― 第十七章−由季まる (2002/11/3 22:25:47) No.11049 ┃ ┗Re:――竜の見る夢―― 第十七章−キツネノテブクロ (2002/11/4 13:27:46) No.11063 ┃ ┗Re:――竜の見る夢―― 第十七章−由季まる (2002/11/4 15:59:30) No.11068 ┣――竜の見る夢―― 第十八章−キツネノテブクロ (2002/11/4 12:53:19) No.11061 ┃┗すいません(汗)、暴走してます。−猫楽者 (2002/11/5 00:22:02) No.11084 ┃ ┗Re:すいません(汗)、暴走してます。−キツネノテブクロ (2002/11/5 12:45:11) No.11095 ┣――竜の見る夢―― 第十九章−キツネノテブクロ (2002/11/5 11:41:49) No.11094 ┃┗平和な町・・・そして・・・。−猫楽者 (2002/11/5 23:42:54) No.11125 ┃ ┗Re:平和な町・・・そして・・・。−キツネノテブクロ (2002/11/6 07:36:57) No.11128 ┃ ┗間違えてたああ!!−キツネノテブクロ (2002/11/6 07:43:00) No.11129 ┣――竜の見る夢―― 第二十章−キツネノテブクロ (2002/11/6 21:10:10) No.11139 ┃┣赤い男・・・とは・・・・。−猫楽者 (2002/11/7 00:53:16) No.11148 ┃┃┗Re:赤い男・・・とは・・・・。−キツネノテブクロ (2002/11/7 08:00:09) No.11151 ┃┗出遅れよりレスですv−らん (2002/11/10 17:41:35) No.11243 ┃ ┗レスが遅くなりました。−キツネノテブクロ (2002/11/11 20:03:52) No.11276 ┣――竜の見る夢―― 第二十一章−キツネノテブクロ (2002/11/11 19:50:15) No.11274 ┃┗なんだかお久しぶりですね〜−陽月 (2002/11/11 20:02:29) No.11275 ┃ ┗Re:なんだかお久しぶりですね〜−キツネノテブクロ (2002/11/11 20:23:48) No.11277 ┣――竜の見る夢―― 第二十二章−キツネノテブクロ (2002/11/12 10:17:04) No.11288 ┃┗ゼルガディスさん、大変ですね−猫楽者 (2002/11/13 00:31:55) NEW No.11305 ┃ ┗苦労人ですね、ゼルガディス氏は。−キツネノテブクロ (2002/11/13 10:08:31) NEW No.11308 ┣――竜の見る夢―― 第二十三章−キツネノテブクロ (2002/11/13 14:41:54) NEW No.11314 ┃┗シュミレーション♪−猫楽者 (2002/11/13 23:36:56) NEW No.11336 ┃ ┗Re:シュミレーション♪−キツネノテブクロ (2002/11/14 15:14:54) NEW No.11345 ┗――竜の見る夢―― 第二十四章−キツネノテブクロ (2002/11/14 14:38:03) NEW No.11344 ┗セイルーンにも嵐の気配ですか(汗)−猫楽者 (2002/11/14 22:42:11) NEW No.11367 ┗セイルーンに警報を出さないと!(まて)−キツネノテブクロ (2002/11/15 10:45:39) NEW No.11376
11036 | 竜の見る夢 | キツネノテブクロ | 2002/11/3 12:52:23 |
『竜の見る夢』のツリーが落ちたので新規ツリーです。 脳ミソに強制終了がかかりそうになりながら、続きです。 ※今までの話は、著者別とカテゴリー別検索に登録してあります。 |
11037 | ――竜の見る夢―― 第十七章 | キツネノテブクロ | 2002/11/3 13:03:49 |
記事番号11036へのコメント ――竜の見る夢―― 第十七章 天竜王が守護する大地、大陸の三分の一・・・・いや、今は更に半分以上を支配下に置かんとする帝国がある。 帝国の名はヴァリシア帝国、帝国皇帝の名はアダマス=ディス=グランド=ヴァリシア=ゼクス。 アダマス6世、通常はアダマス帝と呼ばれる。 かつては名君と誉れの高かったアダマス帝も、ここ数年の間に隣国に侵攻し、その領土を増やしていく。 その余りの野心家ぶりに、他の国々は共同で侵略を阻止せんとするが、圧倒的な軍事力の差で敗れ去り、支配を受けざる終えなくなっていく。 無論、敗戦国の王族や、有力貴族など権力の中枢にあったものは、一族郎党皆殺しにあい、騎士や軍人の優秀な者達は忠誠を誓うものだけその命を助け、拒むものは殺していった。 余りの傍若無人ぶりにヴァリシア帝国は、たった数年で恐怖の帝国と成り果てた。 帝国軍、軍大将のシェイルは今度の出兵計画書を、上司のフレイム元帥の下に提出しに向かっていた。 帝国軍の中でも良識派で通っている元帥も、皇帝に逆らい切れるものではなく、今回の出兵を受けたと言う。 「元帥閣下もお気の毒に・・・・」 一番今回の出兵に反対していた元帥も、自身ではなく、一族郎党を不敬罪で処刑すると脅されれば、受けざる終えない。 その際元帥は出兵に関する全てを自分に委ねる事で、渋々承諾したらしい。 「シェイル=コバルト大将閣下がお見えです」 元帥付きの秘書が取り次ぎに来る。 「通せ」 帝国元帥、アレクセル=フレイムは短く返答し、目を通していた書類から顔を上げる。 「失礼します、閣下。 出兵計画書が出来ましたので、確認をお願いします」 シェイルはそう言うと小冊子にまとめた、計画書を手渡す。 それに目を通しながら、アレクセルは・・・ 「補給線の確保が難しい、何より海外遠征は余り経験が無い。 略奪行為は禁止しても破るバカもいる・・・・軍の編成は私がやろう」 「元帥が軍の編成をされるだろうとは思っておりました、大筋はその計画でよろしいでしょうか?」 「ふむ・・・そうだな、後で修正して決定としよう。 それにしても、今回は相手の情報が全くと言っていいほど、無い。 奇襲の類は使えんだろうな・・・・」 そう言いながら深くため息をつく、今なお膨れ上がる皇帝の野心・・・・それを止める事が出来ない無力な自分。 恨みはおろか、ろくに知りもしない国への出兵。 ――陛下は変わられた・・・・ アレクセルはただ、かつての名君と呼ばれていた頃の、皇帝に戻って欲しいと願っていた・・・・ ヴァリシア帝国の首都、ヴァーシアには天竜王を祭る神殿がある。 国内最大の規模を誇る神殿で、参拝者も多い。 そして、この国では貴族よりも神官たちのほうが、力を持っていた・・・・・ 見習いの神官、トロナはいつもの様に、朝の礼拝をしていた。 トロナはいまどき珍しいぐらい、信仰が深く、神官の地位を利用するような事は無く、毎日を無事に過ごせることを、神に感謝するような子だった。 「トロナ、今日は司祭様について宮廷に上がる日だろう。 さっさと着替えて、司祭様の仕度を手伝いなさい」 朝の祈りが終る頃、トロナは先輩の神官に言われ、慌てて私室に戻って着替えると、司祭の下に向かう。 本当は気が進まなかったが・・・・ トロナはいつものごとく、控えの間で静かに司祭が戻るのを待っていた。 神官見習いのトロナはいつもこの控えの間で待ち、司祭のみが皇帝に謁見していた。 ――ボクはこんなことしていて良いのかな・・・・ トロナはただ純粋に人々の役に立ちたくて、神官の道を選んだのだが、この国の司祭や神官たちはまるで貴族たちのように、権力争いをしている。 神の言葉を伝えるものとして、もともと神官たちの地位は高かったが、ここ数年は更にそれが酷くなっている。 ――この国を出たって、行くあてなんて無いもんな・・・・ トロナは既に両親はいない、物心ついたときに起きた戦争で、流れ弾で死んでしまったのだ。 幼いトロナを引き取り育ててくれたのは、ただ一人の肉親だった年老いた神官の祖父。 トロナが神官の道を選んだのは、この祖父の影響も大きかった、けして地位の高い神官ではなかったが、司祭にすら使えない神聖魔法を使いこなし。 その力を権力者のためでなく、力の弱い一般の人々の為に使っていた。 そして、いつか祖父のような神官になりたいと思うようになっていた。 ――おじいちゃんの様な神官って居ないんだよな・・・・ 神官修行を始めて直ぐに、トロナは失望したのだ、この国の神官や司祭たちに・・・・ 彼はまだ少年でありながら、司祭にすら使えぬ神聖魔法を使えていたが、それを誰にも言ってはいなかった。 知られれば、彼は道具として使われるのを何処かで解っていたから。 ――止まる事なき国・・・ <続> ―あとがき― ようやく、相手国が書けました。 L:野心に満ちた帝国ね。 本気で艦隊戦書きたいの? 書きたいけど、うまく書けるかどうかちと不安。 L:まあ、それはその時にでも勝手に悩んでなさい。 で、あんたホントはとある漫画のネタ使いたかったんでしょう? うーん、ネタと言うか名前ね。 凸助∞ボスやん∞会長≠アのネタ解る人が居たら拍手したい。 L:居るの?(汗) いないかも(汗) ホントはその漫画から名前を借りたかったけどさ・・・・ L:もとネタ解る人が居るかどうか解らないから、止めたと? はいです。 解る人が居たら、どっかで使ってみようかなっと。 L:ふーん。 じゃ、この辺で。 L:次もよろしくねv L:ところであたしの出番・・・ 何処で出すか考え中です・・・・ |
11049 | Re:――竜の見る夢―― 第十七章 | 由季まる | 2002/11/3 22:25:47 |
記事番号11037へのコメント こんばんは! やったー新ツリーに一番のりです! >無論、敗戦国の王族や、有力貴族など権力の中枢にあったものは、一族郎党皆殺しにあい、騎士や軍人の優秀な者達は忠誠を誓うものだけその命を助け、拒むものは殺していった。 >余りの傍若無人ぶりにヴァリシア帝国は、たった数年で恐怖の帝国と成り果てた。 むう。恐い国ですね…。 >一番今回の出兵に反対していた元帥も、自身ではなく、一族郎党を不敬罪で処刑すると脅されれば、受けざる終えない。 >その際元帥は出兵に関する全てを自分に委ねる事で、渋々承諾したらしい。 元帥って聞くと某バァンパイアの本を思い出してしまいました。(関係ない) 軍大将の上ってことは軍の中で一番偉い人ってことですか? そんな方まで信頼してないとは… >「補給線の確保が難しい、何より海外遠征は余り経験が無い。 >略奪行為は禁止しても破るバカもいる・・・・軍の編成は私がやろう」 >「元帥が軍の編成をされるだろうとは思っておりました、大筋はその計画でよろしいでしょうか?」 >「ふむ・・・そうだな、後で修正して決定としよう。 >それにしても、今回は相手の情報が全くと言っていいほど、無い。 >奇襲の類は使えんだろうな・・・・」 軍についてのアレコレが丁寧に書かれて凄いです。 >恨みはおろか、ろくに知りもしない国への出兵。 > >――陛下は変わられた・・・・ > >アレクセルはただ、かつての名君と呼ばれていた頃の、皇帝に戻って欲しいと願っていた・・・・ ふーん。なるほど…意味深ですね。 >ヴァリシア帝国の首都、ヴァーシアには天竜王を祭る神殿がある。 >国内最大の規模を誇る神殿で、参拝者も多い。 >そして、この国では貴族よりも神官たちのほうが、力を持っていた・・・・・ 天竜王を祭る…ですか。 なるほど、この辺に、秘密がありそうですね…。 >――おじいちゃんの様な神官って居ないんだよな・・・・ > >神官修行を始めて直ぐに、トロナは失望したのだ、この国の神官や司祭たちに・・・・ >彼はまだ少年でありながら、司祭にすら使えぬ神聖魔法を使えていたが、それを誰にも言ってはいなかった。 >知られれば、彼は道具として使われるのを何処かで解っていたから。 純粋なトロナ君は何かの鍵をにぎる…のかな? ><続> > >―あとがき― >L:野心に満ちた帝国ね。 >本気で艦隊戦書きたいの? > >書きたいけど、うまく書けるかどうかちと不安。 艦隊戦…大変そう…。 …がんばってください!(無責任) >L:まあ、それはその時にでも勝手に悩んでなさい。 >で、あんたホントはとある漫画のネタ使いたかったんでしょう? 漫画も描かれるんですか? >うーん、ネタと言うか名前ね。 >凸助∞ボスやん∞会長≠アのネタ解る人が居たら拍手したい。 うーん。わかんないです(汗) >L:ところであたしの出番・・・ > >何処で出すか考え中です・・・・ …がんばれえ。 お久しぶりですキツネさん。 丁寧に毎日書かれているのが凄いです。 では。また縁がありましたら! |
11063 | Re:――竜の見る夢―― 第十七章 | キツネノテブクロ | 2002/11/4 13:27:46 |
記事番号11049へのコメント >こんばんは! >やったー新ツリーに一番のりです! こんにちは、キツネノテブクロです。 おお!一番乗りですね。 >>余りの傍若無人ぶりにヴァリシア帝国は、たった数年で恐怖の帝国と成り果てた。 >むう。恐い国ですね…。 現実世界にこんな国があったら嫌ですが・・・ >>一番今回の出兵に反対していた元帥も、自身ではなく、一族郎党を不敬罪で処刑すると脅されれば、受けざる終えない。 >>その際元帥は出兵に関する全てを自分に委ねる事で、渋々承諾したらしい。 >元帥って聞くと某バァンパイアの本を思い出してしまいました。(関係ない) どんな本でしょう?? >軍大将の上ってことは軍の中で一番偉い人ってことですか? そうです、軍人の階級としては最高のものです。 >そんな方まで信頼してないとは… 困ったものですが・・・・能力は信用してますが・・・・ >軍についてのアレコレが丁寧に書かれて凄いです。 この辺はもろ、銀●伝の影響ですね(^^; >>アレクセルはただ、かつての名君と呼ばれていた頃の、皇帝に戻って欲しいと願っていた・・・・ >ふーん。なるほど…意味深ですね。 かつては国民の人気も高かったようで・・・ >>ヴァリシア帝国の首都、ヴァーシアには天竜王を祭る神殿がある。 >>国内最大の規模を誇る神殿で、参拝者も多い。 >>そして、この国では貴族よりも神官たちのほうが、力を持っていた・・・・・ >天竜王を祭る…ですか。 >なるほど、この辺に、秘密がありそうですね…。 そうですね・・・ >>神官修行を始めて直ぐに、トロナは失望したのだ、この国の神官や司祭たちに・・・・ >>彼はまだ少年でありながら、司祭にすら使えぬ神聖魔法を使えていたが、それを誰にも言ってはいなかった。 >>知られれば、彼は道具として使われるのを何処かで解っていたから。 >純粋なトロナ君は何かの鍵をにぎる…のかな? 鍵を握ると言うか、トロナはどちらかと言えば、巻き込まれていくんじゃないかと(何にだ?) >>―あとがき― >>L:野心に満ちた帝国ね。 >>本気で艦隊戦書きたいの? >> >>書きたいけど、うまく書けるかどうかちと不安。 >艦隊戦…大変そう…。 >…がんばってください!(無責任) あうっ! はい、頑張ります!(遠い目) あードラスレ一発で終らせようかなー(まて) >>L:まあ、それはその時にでも勝手に悩んでなさい。 >>で、あんたホントはとある漫画のネタ使いたかったんでしょう? >漫画も描かれるんですか? いえ、私は漫画は描きません(^^; 私が好きな漫画のネタと言うか、キャラの名前を使ってみたいなと・・・。 >>うーん、ネタと言うか名前ね。 >>凸助∞ボスやん∞会長≠アのネタ解る人が居たら拍手したい。 >うーん。わかんないです(汗) やっぱり、解りませんよね(^^; うーん、その漫画自体知らない人がいそうですし・・・・ >>L:ところであたしの出番・・・ >> >>何処で出すか考え中です・・・・ >…がんばれえ。 はい。 >お久しぶりですキツネさん。 >丁寧に毎日書かれているのが凄いです。 今のペースがいつまで続くか、ちょっと怪しいです。 そろそろ怪しくなってきてますが(まて) >では。また縁がありましたら! 感想有難う御座いました。 |
11068 | Re:――竜の見る夢―― 第十七章 | 由季まる | 2002/11/4 15:59:30 |
記事番号11063へのコメント こんにちは二度目です。 >>元帥って聞くと某バァンパイアの本を思い出してしまいました。(関係ない) >どんな本でしょう?? ええっと「ダレン・シャン」という少年の話です。何の変哲のない少年の前に奇妙なサーカスが現れて…という話なのですが。 「ハリー・ポッター」とはまた全然違うホラーなかんじ(といいますか)のある話です。 おもしろいのでよかったら読んでみてください。 書店に行けば売ってると思います。 ってはい。こんだけのためにまたレスしちゃいました。すいません(汗) では!(書き逃げっ!) |
11061 | ――竜の見る夢―― 第十八章 | キツネノテブクロ | 2002/11/4 12:53:19 |
記事番号11036へのコメント ――竜の見る夢―― 第十八章 メティスとラフィリアスに十数名の騎士がセイルーン入りをした。 途中まで一緒だったティアワスは、セイルーンの町でメティスたちと離れた。 クロイセルはゼフィーリアのラダマンティスの下に来ていた。 ゼフィーリアの来るまでの間に手に入れた各国の情報と、ゼルガディスへの伝言の有無など確認していた。 例によって気配を消して・・・・ 「今は軍の編成を先にしてるんだが、バカ貴族の横槍が五月蝿くてな(苦笑) 口ばっか達者な連中を最前線に送り込んでやりたいところだが・・・」 『無駄に兵を損ねるだけ、ですか』 「まあ、そんなところだ。 能無し連中に兵を任せる訳にはな・・・・そもそも、貴族の威光なんてものが、通用すると思ってるバカに、指揮権なんか与えられるか」 『一時期に比べれば減ったと思ってましたが?』 ラダマンティスの吐き捨てる様な物言いに、苦笑しながらクロイセルは言葉を返す。 「減ったんじゃなくて、俺が基本的に政治には口出ししねえから、意味が無かっただけだよ。 一応俺は騎士で軍人だぜ、軍人が政治に口出しするようになったら、その国は正常に働かなくなる」 『それが解っていない方が多いですよね、貴族の方の中には』 「無駄に歴史と血統を誇るだけのバカだからな」 『ラダマンティス様も大変ですね、若に何か伝言は有りますか?』 「いや、今は無いな」 暫し考えて答える。 『解りました、では俺はこれで・・・』 アレクセルは軍の編成で頭を悩ませていた、何処の国でも一緒だが貴族のバカが、艦隊を任せろと言ってきていた。 権威を振りかざして無茶な命令をするくせに、自身は安全な場所に引っ込んで上手くいかなければ、それを自身の責任ではなく、実行した者達のせいにする。 アレクセルは一瞬、最前線の一般兵にしてやろうかとも思ったが、どの道上官命令も聞きはしないだろう。 「これだから、貴族って奴は・・・・」 苦い表情を浮かべ、アレクセルはぼやく。 前衛の指揮はシェイル他信頼の置けるものに任せ、自身は貴族のバカの押さえに回らねばならなくなるだろう・・・・貴族の中には軍籍に身をおく者もいる。 元帥である自分に表立っては何も言わないだろうが、命令無視ぐらいはやりかねない。 その上、血の気の多い連中は功を早って戦列を崩しかねない。 「問題児だけ一個にまとめてぶつけてやろうか、忌々しい(怒)」 この国に騎士団と呼ぶようなモノが無くてよかったと、アレクセルは思う。 いるのだ、勘違いの騎士道精神掲げるバカが・・・・・一騎打ちこそ騎士の、貴族の誉れと・・・・・ 「・・・・・あー・・・・マジで頭痛がする・・・」 「大丈夫ですか?閣下」 シェイルが将官の名簿手に、アレクセルの執務室に入ってくる。 「其々の艦隊司令官の名簿です。 なかにはぼんぼんの名前もありますが、そういう者は外す様意見具申いたします」 名簿を手渡しながら、シェイルは苦笑する。 急激に膨れ上がった帝国は、軍の規模もまた急激に膨れ上がった、古参の軍人と新規に登用された軍人(主に敗戦国の騎士や軍人、兵士)との摩擦は絶えない。 更に言うなら古参の者でも一般階級からの軍人と、貴族階級とで摩擦が起きており、帝国軍はおよそ三派に分かれていた。 ただ、アレクセルをはじめとする、数名の将官は一般階級の古参兵と新参兵とに信頼されており、軍事行動中は揉め事を起こさぬようにしていた。 「そうできれば楽だけどな、予備役の連中も投入しないとな・・・・相手は国一つではなく、複数だ。 腐れ神官どもが布告状を水竜王の地に送ったらしい、バカな事をしてくれた」 「全くです・・・そう言えば、今回は神官をどうしますか?」 「ただ、喚くだけでろくすっぽ呪文の使えん司祭や神官は邪魔だ、かといって乗せない訳にもいかん・・・」 「いっそ、見習いでも連れて行きますか? なるべく素直そうな奴を探して」 「それで戦争の無意味さと非情さを教えるのか? 艦隊の総旗艦および、艦隊旗艦には神官を乗せる、政治的交渉をする場合の補佐役として・・・・この下らん規約に従えと?」 「気持ちは解ります、しかし陛下の決めた軍の規定です。 小官も下らないとは思います」 「・・・・・すまん、貴官に愚痴を言って仕方なかったな」 苦い笑みを浮かべ、アレクセルは謝罪する、それをシェイルは辛そうに見る。 軍人としての優秀で、30代で元帥号を得たほどの逸材だ、ここ数年の軍のあり方を危機的に捕らえている、数少ない人物でもある。 「閣下・・・・我らをもっと頼ってください」 「・・・そうか、ありがとう・・・・」 ――今回の出兵、最低でも十から十五艦隊は必要だろうな・・・・ 「そういえば、今謁見している司祭についてきてる、神官の見習いは今時珍しい位、権威に興味を持たない奴だそうです。 あってみますか?」 「そうだな・・・・少しは神官らしい神官に会ってみたいしな」 ――昔、一人だけ居たな・・・随分高齢だったから、もう生きてはおられんかも知れんが・・・ トロナは控えの間で静かに待っていた、手には祖父から譲り受けた小さな手のひらにのるほどの、木で出来た竜王像を持って。 朝の礼拝も中途半端なところで終ったため、その竜王像に静かに祈りを捧げていた。 「熱心だな」 不意にかけられた言葉に驚くトロナ・・・・視線の先には軍服を着た二人の男。 「あの?」 「ああ、すまない。 驚かせてしまったな、私はアレクセル=フレイム、彼はシェイル=コバルト」 トロナは名前を聞いて、この二人が帝国の軍のトップにいる二人だと直ぐに気づく。 ――優しそうな人だな・・・ アレクセルのほうは金髪碧眼で、この国の者にしては珍しく色白だが、背の高い偉丈夫。 シェイルは染めてでもいるのか、黒髪碧眼に琥珀の肌のなかなかのハンサム。 「あ・・・ボクはトロナ=コランダムです」 ――コランダム?まさかな・・・・ 「よろしくトロナ」 「今旗艦に乗る神官を探していてね、君ならどうかと思ってね」 「え!?」 驚いた様子のトロナに、二人は苦笑して三日後に返事を聞きに来るといって、その場を辞した。 ――無垢なるモノは血の悲しみを知らない・・・・ <続> まだ続いてますな・・・・ L:ほんとよね、あたしの出番はまだ来ないのかしら?(さり気に鎌を構えつつ) あうっ! 今でてったら話が一瞬で終るでしょ(汗) L:なら、最高の登場シーンを用意しなさい。 了解しました〜(TT) えーと、オリキャラさんのプロフィールみたいなもん載せますね〜。 ■アダマス帝 [本名] アダマス=ディス=グランド=ヴァリシア=ゼクス [種族] 人間 [性別] ♂ [年齢] 50位 [容姿] 金髪碧眼 琥珀の肌 [武器] ? [備考] 帝国皇帝。 かつては名君と呼ばれたが、今は野心をむき出しにし、他国に侵略している。 ■アレク [本名] アレクセル=フレイム [種族] 人間 [性別] ♂ [年齢] 35 [容姿] 金髪 碧眼 [武器] ? [備考] 帝国軍人。 帝国軍の元帥、優秀で良識に富む。 皇帝に出兵を反対した際、一族を人質として扱われ、やむなく出兵命令に従う。 ■シェイル [本名] シェイル=コバルト [種族] 人間 [性別] ♂ [年齢] 30 [容姿] 黒髪 碧眼 琥珀の肌 [武器] ? [備考] 帝国軍人。 軍大将の地位にある、なかなか優秀な人物で、アレクの信頼も厚い。 ■トロナ [本名] トロナ=コランダム [種族] 人間 [性別] ♂ [年齢] 17 [容姿] 金髪 碧眼 琥珀の肌 [武器] ? [備考] 天竜王の神官見習い。 実際は高位の神聖魔法も使えるため、神官としての能力なら他の神官や司祭よりも上である。 なお、童顔のため3・4歳は下に見られる。 大体こんな感じで。 ではこの辺で。 L:またあいましょう〜vv 次もよろしくです。 |
11084 | すいません(汗)、暴走してます。 | 猫楽者 E-mail | 2002/11/5 00:22:02 |
記事番号11061へのコメント こんにちは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 段々と戦争への道を進んでいますね。いつもとても楽しく読ませて頂いております♪ なかなかレス出来てません・・・・・・ごめんなさい。 すいません、『バカ貴族』に対して、かなり危ない内容を書いてしまいました・・・・・・。 もし、ご不快な想いをさせてしまいましたら、申し訳ありません。ごめんなさい(汗) >「今は軍の編成を先にしてるんだが、バカ貴族の横槍が五月蝿くてな(苦笑) >口ばっか達者な連中を最前線に送り込んでやりたいところだが・・・」 >『無駄に兵を損ねるだけ、ですか』 >「まあ、そんなところだ。 >能無し連中に兵を任せる訳にはな・・・・そもそも、貴族の威光なんてものが、通用すると思ってるバカに、指揮権なんか与えられるか」 戦場では弾は前からだけ飛んでくるとは限りません。 『バカ貴族』が、そんなに戦いたい、と言うのなら、貴族だけを集めて、『最精鋭部隊』だの、『親衛隊』だのと ご立派な部隊名を付けて、彼らを『囮』にして、『祖国の為のトオトイ犠牲』になって頂きましょう。 あっ・・・・でも、国に残って『安全な場所から一歩も動かず』にいる、『バカ貴族』の親族が ラダマンティスさんを逆恨みしそうですね。 >「減ったんじゃなくて、俺が基本的に政治には口出ししねえから、意味が無かっただけだよ。 >一応俺は騎士で軍人だぜ、軍人が政治に口出しするようになったら、その国は正常に働かなくなる」 >『それが解っていない方が多いですよね、貴族の方の中には』 >「無駄に歴史と血統を誇るだけのバカだからな」 軍人が戦場以外でも、その権力を好き勝手に使いだしたら、軍部が武力を背景に、簡単に国を支配してしまうでしょうね。 いっそのこと、『貴族階級』などという物をゼフィーリアでは廃止してしまえれば良いですね。 『歴史と血統を誇る』、今現在の自分の事を自分自身で否定しているようなものです。 ラダマンティスさん、唯でさえ多忙で大変な時に、本来であれば心強い『味方』の『優れた家柄』の方々に悩まされているのですね。 >アレクセルは軍の編成で頭を悩ませていた、何処の国でも一緒だが貴族のバカが、艦隊を任せろと言ってきていた。 >権威を振りかざして無茶な命令をするくせに、自身は安全な場所に引っ込んで上手くいかなければ、それを自身の責任ではなく、実行した者達のせいにする。 『家名』の御威光で何の苦労もしないでいた方々を率いて戦わなければならない・・・・・・元帥閣下も大変ですね。 >アレクセルは一瞬、最前線の一般兵にしてやろうかとも思ったが、どの道上官命令も聞きはしないだろう。 最前線に一列に並べて、後ろから斬り捨てて差し上げた方が世の為です。 >「これだから、貴族って奴は・・・・」 >苦い表情を浮かべ、アレクセルはぼやく。 >前衛の指揮はシェイル他信頼の置けるものに任せ、自身は貴族のバカの押さえに回らねばならなくなるだろう・・・・貴族の中には軍籍に身をおく者もいる。 >元帥である自分に表立っては何も言わないだろうが、命令無視ぐらいはやりかねない。 命令違反を犯したら、反逆罪でその場で処断してしまいましょう。 >その上、血の気の多い連中は功を早って戦列を崩しかねない。 >「問題児だけ一個にまとめてぶつけてやろうか、忌々しい(怒)」 そうです。そして『敵』の手で、『帝国のゴミ虫ども』を排除してもらいましょう。 >この国に騎士団と呼ぶようなモノが無くてよかったと、アレクセルは思う。 >いるのだ、勘違いの騎士道精神掲げるバカが・・・・・一騎打ちこそ騎士の、貴族の誉れと・・・・・ >「・・・・・あー・・・・マジで頭痛がする・・・」 元帥、一騎打ちしたいのなら、勝手に突撃して頂いて、『騎士道精神』とやらに殉じて頂きましょう。 >「其々の艦隊司令官の名簿です。 >なかにはぼんぼんの名前もありますが、そういう者は外す様意見具申いたします」 >名簿を手渡しながら、シェイルは苦笑する。 『人事』に、『政治的配慮』と『名門貴族』の事まで考えて決定しなければならない・・・・・大変ですね。 >急激に膨れ上がった帝国は、軍の規模もまた急激に膨れ上がった、古参の軍人と新規に登用された軍人(主に敗戦国の騎士や軍人、兵士)との摩擦は絶えない。 >更に言うなら古参の者でも一般階級からの軍人と、貴族階級とで摩擦が起きており、帝国軍はおよそ三派に分かれていた。 勝ち続けている時は良いのですが、不利な状況になった時に、各派どうしの不協和音が元で 内紛で自滅してしまう恐れもありますね。 >ただ、アレクセルをはじめとする、数名の将官は一般階級の古参兵と新参兵とに信頼されており、軍事行動中は揉め事を起こさぬようにしていた。 アレクセルさんの存在を目障りだ、と思っている『バカ貴族』も多数いるのでしょうね。 謀殺などの恐れもあります。どうか御無事で。 >「そうできれば楽だけどな、予備役の連中も投入しないとな・・・・相手は国一つではなく、複数だ。 >腐れ神官どもが布告状を水竜王の地に送ったらしい、バカな事をしてくれた」 陛下の許可はあったのでしょうが・・・・・・・・神官が勝手に宣戦布告したようなものですね。 >「全くです・・・そう言えば、今回は神官をどうしますか?」 >「ただ、喚くだけでろくすっぽ呪文の使えん司祭や神官は邪魔だ、かといって乗せない訳にもいかん・・・」 偉そうに喚くだけで何も出来ないくせに、やれ食事が不味いだの、部屋が気に入らんだの、そんな司祭を想像してしまいました。 神に仕える神聖な職務に就いている方々・・・・・としての誇りは既に欠片も無い、そんな輩の接待までしなくてはならないとは 司令官も大変ですね。 >「いっそ、見習いでも連れて行きますか? >なるべく素直そうな奴を探して」 >「それで戦争の無意味さと非情さを教えるのか? >艦隊の総旗艦および、艦隊旗艦には神官を乗せる、政治的交渉をする場合の補佐役として・・・・この下らん規約に従えと?」 >「気持ちは解ります、しかし陛下の決めた軍の規定です。 >小官も下らないとは思います」 下らない意見を陛下に具申した神官達・・・・・・・政治にクチバシ突っ込んで、権力を増したいだけなのでしょうか。 陛下も、神官が政治に口出しするな!。と一喝なされば良いのに。 >軍人としての優秀で、30代で元帥号を得たほどの逸材だ、ここ数年の軍のあり方を危機的に捕らえている、数少ない人物でもある。 >「閣下・・・・我らをもっと頼ってください」 >「・・・そうか、ありがとう・・・・」 元帥閣下、国を憂うのでしたら、無謀な出兵計画を逆手にとって、結界内の国々と、現政権に不満を持っている勢力と協力して いっそのことクーデターを起こしてしまっては。 >――今回の出兵、最低でも十から十五艦隊は必要だろうな・・・・ あの・・・・元帥閣下・・・戦う相手の情報が無い、と仰っていましたが・・・・・『魔法』を戦争に使う国々と戦うのですが・・・。 その戦力で大丈夫でしょうか。 >「そういえば、今謁見している司祭についてきてる、神官の見習いは今時珍しい位、権威に興味を持たない奴だそうです。 >あってみますか?」 >「そうだな・・・・少しは神官らしい神官に会ってみたいしな」 > >――昔、一人だけ居たな・・・随分高齢だったから、もう生きてはおられんかも知れんが・・・ もしかして・・・・元帥閣下とトロナさんの・・・・いっ・・いえ・・・何でもありません。 >「あ・・・ボクはトロナ=コランダムです」 > >――コランダム?まさかな・・・・ 過去に何か接点が、おありなのですか。 >「よろしくトロナ」 >「今旗艦に乗る神官を探していてね、君ならどうかと思ってね」 >「え!?」 >驚いた様子のトロナに、二人は苦笑して三日後に返事を聞きに来るといって、その場を辞した。 ぜひ、トロナさんのようなマトモな方に、旗艦に乗って頂きたいですね。 >――無垢なるモノは血の悲しみを知らない・・・・ 戦争で流れる血、戦いの犠牲になってしまう方々の為にも、無茶な理由で戦争が起こらないと良いですね。 >L:ほんとよね、あたしの出番はまだ来ないのかしら?(さり気に鎌を構えつつ) > >あうっ! >今でてったら話が一瞬で終るでしょ(汗) > >L:なら、最高の登場シーンを用意しなさい。 > >了解しました〜(TT) いっそのこと『バカ貴族』と『腐れ神官』をマトメテ混沌の海に沈めて頂ければ、世の中平和になりますね。 両国とも、それぞれに色々な問題を抱えているのですね。 結界外の帝国は、急速に拡大した分、『内紛』の恐れと、『バカ貴族』に『腐れ神官』 そして、『陛下』も少し様子が変なのですね。 結界内の国々は、協力して侵略者に対応する体制を整える時間があるのか。 各国の利害関係もありますし、『バカ貴族』の問題もあるのですね。 戦力比は、どうなのでしょうか。 総兵力は、結界外の帝国の方が多いのでしょうか。 技術面でも、結界外の帝国の方が有利なのでしょうか。 火薬とか、大砲とかも持っているのですか。 結界内の国々には、魔法がありますから、数で負けていても戦力的には互角なのでしょうか。 ドラグ・スレイブを連打で叩きつける、という戦法もありますね。 すいません・・・・・今回、かなり暴言を吐いてしまいました。 ごめんなさい。 他の方へのお返事で、キツネノテブクロさんが、『銀○伝』をお好きとわかりまして 実は、とても嬉しいのです♪ 自分も、大好き♪でして。 自分は、メル○ッ○提督のファンだったりします。 続きが、続きが〜とても気になります。 そして姿を消してしまった『天竜王さま』と、フレイさんに会うことを何故か避けていた『地竜王さま』のことも気になります。 古代竜の方々に、いらぬ手出しをしている竜族の方々の動向も気になります。 寒くなって参りましたね。風邪も流行っているようですので お体にお気を付けて、お元気で。 では、暴走してしまいまして、大変申し訳ありませんでした。失礼します。 |
11095 | Re:すいません(汗)、暴走してます。 | キツネノテブクロ | 2002/11/5 12:45:11 |
記事番号11084へのコメント >こんにちは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 こんにちは猫楽者さん、キツネノテブクロです。 感想ありがとうございます。 >段々と戦争への道を進んでいますね。いつもとても楽しく読ませて頂いております♪ 戦争の道を進んでますね。 >なかなかレス出来てません・・・・・・ごめんなさい。 >すいません、『バカ貴族』に対して、かなり危ない内容を書いてしまいました・・・・・・。 >もし、ご不快な想いをさせてしまいましたら、申し訳ありません。ごめんなさい(汗) いえいえ、気になさらないで下さい。 私もバカ貴族の扱いをどうしようか、悩んでますので参考になります。 >戦場では弾は前からだけ飛んでくるとは限りません。 >『バカ貴族』が、そんなに戦いたい、と言うのなら、貴族だけを集めて、『最精鋭部隊』だの、『親衛隊』だのと >ご立派な部隊名を付けて、彼らを『囮』にして、『祖国の為のトオトイ犠牲』になって頂きましょう。 陸戦ならそれはあっさり通るんですが、一度同じ事考えて船だから無理だと気づきました。 貴族に操船技術があるとは思えなかったので・・・(^^; >あっ・・・・でも、国に残って『安全な場所から一歩も動かず』にいる、『バカ貴族』の親族が >ラダマンティスさんを逆恨みしそうですね。 まあ、いわゆるバカ貴族の方達は、ラダ氏を本気で敵に回すことは無いです。 勝てないの知ってますし、なによりイモータル家を敵に回します。 >軍人が戦場以外でも、その権力を好き勝手に使いだしたら、軍部が武力を背景に、簡単に国を支配してしまうでしょうね。 >いっそのこと、『貴族階級』などという物をゼフィーリアでは廃止してしまえれば良いですね。 それができれば楽でしょうね・・・・ ゼフィーリアの女王は聡明な方だろうと思いますので、上手く舵を取っておられるのでしょう。 >『歴史と血統を誇る』、今現在の自分の事を自分自身で否定しているようなものです。 それすらも気づかないからこそ、バカ貴族と言われるんですね。 >ラダマンティスさん、唯でさえ多忙で大変な時に、本来であれば心強い『味方』の『優れた家柄』の方々に悩まされているのですね。 ラダ氏は元が貴族どころか、普通の人間ですらないですから、彼ら貴族の考えは理解できないです。 苦労しますよ、ラダ氏は。 >『家名』の御威光で何の苦労もしないでいた方々を率いて戦わなければならない・・・・・・元帥閣下も大変ですね。 まったくです。 自分書いときながら、元帥に同情したくなりました。 >最前線に一列に並べて、後ろから斬り捨てて差し上げた方が世の為です。 そうなんですけどね・・・うーん、どっかで名誉の戦死してもらいましょうかね・・・ >命令違反を犯したら、反逆罪でその場で処断してしまいましょう。 その手も考えましたが、命令系統を無茶にされる可能性も・・・ >そうです。そして『敵』の手で、『帝国のゴミ虫ども』を排除してもらいましょう。 >元帥、一騎打ちしたいのなら、勝手に突撃して頂いて、『騎士道精神』とやらに殉じて頂きましょう。 バカのために船一隻無駄にするつもりなら、それもいいかもしれませんが・・・・特攻ですね。 地獄を見てもらいましょうか。 >『人事』に、『政治的配慮』と『名門貴族』の事まで考えて決定しなければならない・・・・・大変ですね。 そのうちはげるかも、元帥閣下は・・・・・ >勝ち続けている時は良いのですが、不利な状況になった時に、各派どうしの不協和音が元で >内紛で自滅してしまう恐れもありますね。 そうならないために元帥以下良識のある方達が、必死にまとめてます。 >アレクセルさんの存在を目障りだ、と思っている『バカ貴族』も多数いるのでしょうね。 >謀殺などの恐れもあります。どうか御無事で。 忙殺の恐れもありますが、利用しようとする者たちもいます。 >陛下の許可はあったのでしょうが・・・・・・・・神官が勝手に宣戦布告したようなものですね。 それに近いですね。 神官たちは侵略戦争だとは言いません、困った事に(疲) >偉そうに喚くだけで何も出来ないくせに、やれ食事が不味いだの、部屋が気に入らんだの、そんな司祭を想像してしまいました。 はははは、有りそうです。 >神に仕える神聖な職務に就いている方々・・・・・としての誇りは既に欠片も無い、そんな輩の接待までしなくてはならないとは >司令官も大変ですね。 接待するというワケではないのですが、近いものかも知れません。 >下らない意見を陛下に具申した神官達・・・・・・・政治にクチバシ突っ込んで、権力を増したいだけなのでしょうか。 >陛下も、神官が政治に口出しするな!。と一喝なされば良いのに。 神官も異常なら、皇帝も異常です。 この国は既に異常な状態にあるので、皇帝に何かを期待は出来ないでしょう。 >元帥閣下、国を憂うのでしたら、無謀な出兵計画を逆手にとって、結界内の国々と、現政権に不満を持っている勢力と協力して >いっそのことクーデターを起こしてしまっては。 えーと;;;;; クーデターに関してはノーコメントで(滝汗) >あの・・・・元帥閣下・・・戦う相手の情報が無い、と仰っていましたが・・・・・『魔法』を戦争に使う国々と戦うのですが・・・。 >その戦力で大丈夫でしょうか。 今考えているのが、一艦隊20隻ぐらいで、大体200〜300隻くらいの軍船を考えています。 この数字は変わる可能性もありますが。 >もしかして・・・・元帥閣下とトロナさんの・・・・いっ・・いえ・・・何でもありません。 >過去に何か接点が、おありなのですか。 いい勘してます、実は間違って消してしまったんですが、ちゃんと接点があります。 それも近いうちに書きます。 >ぜひ、トロナさんのようなマトモな方に、旗艦に乗って頂きたいですね。 できれば、負傷者の治療のために、乗っていただきたいです。 >戦争で流れる血、戦いの犠牲になってしまう方々の為にも、無茶な理由で戦争が起こらないと良いですね。 本当ですね・・・。 >いっそのこと『バカ貴族』と『腐れ神官』をマトメテ混沌の海に沈めて頂ければ、世の中平和になりますね。 ああ、そうしたいです!!!! >両国とも、それぞれに色々な問題を抱えているのですね。 >結界外の帝国は、急速に拡大した分、『内紛』の恐れと、『バカ貴族』に『腐れ神官』 >そして、『陛下』も少し様子が変なのですね。 組織の上が腐れば下も腐る、嫌な見本となりつつあります。 >結界内の国々は、協力して侵略者に対応する体制を整える時間があるのか。 >各国の利害関係もありますし、『バカ貴族』の問題もあるのですね。 この辺が、ゼルやアメリアの外交手腕の見せ所でもあります。 バカ貴族は何もゼフィーリアだけとは限りませんし・・・。 >戦力比は、どうなのでしょうか。 >総兵力は、結界外の帝国の方が多いのでしょうか。 今は何とも・・・結界内の国々はここまで大規模な戦争は初めてではないかと思うんです。 >技術面でも、結界外の帝国の方が有利なのでしょうか。 >火薬とか、大砲とかも持っているのですか。 >結界内の国々には、魔法がありますから、数で負けていても戦力的には互角なのでしょうか。 >ドラグ・スレイブを連打で叩きつける、という戦法もありますね。 ドラスレ連打・・・・一番有効そうに見えて、実は一番自爆しやすい戦法なんですよね。 陸戦なら、問題ないのですが、今回は海での艦隊戦です、ドラスレの余波で津波に飲まれます。 >すいません・・・・・今回、かなり暴言を吐いてしまいました。 >ごめんなさい。 いえいえ、気になさらないで下さい。 >他の方へのお返事で、キツネノテブクロさんが、『銀○伝』をお好きとわかりまして >実は、とても嬉しいのです♪ >自分も、大好き♪でして。 >自分は、メル○ッ○提督のファンだったりします。 メル●ッ●提督の最後は悲しかったです(;;) 伊達と酔狂に付き合って笑って逝ってしまわれました。 シュナ●ダー少佐の後姿は寂しげでしたが・・・・ >続きが、続きが〜とても気になります。 > >そして姿を消してしまった『天竜王さま』と、フレイさんに会うことを何故か避けていた『地竜王さま』のことも気になります。 > >古代竜の方々に、いらぬ手出しをしている竜族の方々の動向も気になります。 ひたすら謎だらけで、今回も収拾のめどが立つかどうか怪しい状況で、話が進んでおります。 >寒くなって参りましたね。風邪も流行っているようですので >お体にお気を付けて、お元気で。 > >では、暴走してしまいまして、大変申し訳ありませんでした。失礼します。 猫楽者さんも寒さで風邪などひかれせんよう、失礼します。 |
11094 | ――竜の見る夢―― 第十九章 | キツネノテブクロ | 2002/11/5 11:41:49 |
記事番号11036へのコメント ――竜の見る夢―― 第十九章 ヴァルたちは天竜王の守護する大陸に渡り、そこでフレイと合流した。 そして立ち寄ったのは、割と活気付いている港町。 宿を取ると、ガーヴとヴァルの二人で酒場で情報を集めにかかる。 最初はフィリアもついて来ようとしたが、皆に止められた。 「こんな、がらの悪いとこに、お嬢さんを連れて来れる訳ねえよな」 「お前が残れば、あの姉ちゃんはついて来るなんて、言い出さなかっただろうな」 ヴァルのぼやきにガーヴが笑いながら言葉を返す。 「それだけ心配なんだろ」 更に、にやっと笑ってガーヴが言うと、ヴァルは顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。 ――どっちも素直じゃねえな・・・ その様子に苦笑しながら思うガーヴだった。 フィリアは落ち着かない様子で、宿屋の部屋の中をうろうろとしていた。 「落ち来なさい、巫女殿。 ヴァルなら大丈夫ですよ」 ヴィシュヌはそえつけのお茶を飲みながら、のんびりと言う。 「ヴァルが不良になったら、どうするんですか! あのやくざな赤毛魔族なんかと一緒にいたら・・・」 「あの子なら大丈夫」 にっこり微笑んで、フィリアを安心させるように言う。 ――それにもう不良みたいなもんでしょ(笑) 等と思っていても、それをおくびにも出さない。 「それにね巫女殿、私にしろ巫女殿にしろ、酒場では目立つよ」 片や白い巫女の服、片や薄いグリーンの神官服、そこらのごろつきよりは腕は立つが、無駄に騒ぎおこす必要は無い。 「そこいらのごろつきにナンパされたいの?」 ちょっと意地の悪い笑みを浮かべて、ヴィシュヌは言う。 その言葉に、フィリアは一瞬顔を引き攣らせ、直ぐに首を横にぶんぶん振る。 「だったら、おとなしく待ってよう。 フレイ様も出かけちゃったしね」 「何処に行かれたんでしょう?」 「もう一度会いに行ったんじゃなのかな、天竜王様と地竜王様のところに。 あ、お茶もらえるv」 フィリアの何処にしまってあるのか、謎のティーセットで寛ぐ二人。 「火竜王様は現在いる竜王様の中で一番、自らの業の深さを知る方だから・・・・・・・何かあっても抱え込んじゃうかも」 ヴィシュヌは、優雅にお茶を飲みながら、静かな口調で言う。 「天竜王様に聞いたんだけどね、火竜王様は呪縛されてるんだそうだよ」 「え?」 火竜王が呪縛されていると言う、言葉にフィリアは驚いたような不思議そうな表情を見せる。 「火竜王の巫女でも知らないんだ・・・・・・・・・・」 ――火竜王様は水竜王様の言葉に、呪縛されてるってことを・・・・・・ ヴィシュヌは少しだけ哀しいと感じていた、神といえど感情を持てば普通に生きる者と、なんら変わらないことに・・・・・ フィリアは、黙り込んでしまったヴィシュヌを訝しげに見ていたが、小さくため息をつくと窓の外の景色に目をやる。 海に面した部屋で、窓からは鮮やかな青い海が見え、そこを行きかう大小様々な船。 ――一見平和そうだけど・・・・ ヴィシュヌは先程、部屋に入る前に宿屋の女主人相手に世間話をしていて、近く大きな戦争が起きると聞いていた。 この町はヴァリシア帝国のはずれにあって、今まで戦争に巻き込まれたことは無かったようだ。 それゆえか、この町の人間は戦争といってもピンとは来ないようだ。 フレイは再び地竜王の神殿に訪れていた。 「先日は失礼をいたしました。 地竜王様は奥でお待ちです」 神官に案内され、通された部屋に地竜王は居た。 「火ぃちゃん・・・・こないだはごめんね。 折角来てくれたのに・・・・」 「調子が悪いのか?」 フレイは心配そうに地竜王の顔を覗き込む、地竜王の顔色は青ざめ、体は小刻みに震えている。 「調子が悪いって言うか・・・・・怖いの・・・・」 「怖い?」 「どうしてか解らないの、ただね物凄く怖いの・・・・・何が怖いのか何で怖いのか・・・・よく解らないの・・・」 地竜王は震える体を、両腕で抱きしめるようにして押さえているが、それが妙に痛々しく見える。 「地竜王、いつからだ?」 「天ちゃんの神殿であの子に会ってから・・・・・ヴァル=アガレスに会ってからよ」 ――恐怖は狂気となるのだろうか? <続> ―あとがき― あおくね〜むる〜♪みずのほしに〜そお〜と〜♪ L:何いきなり;; さらば〜ちきゅうよ〜♪たびだ〜つふねは〜♪ L:おーい(汗) あにめじゃない♪あにめじゃない♪ほんとのことさ〜♪ L:・・・・・ ひ〜か〜る〜か〜ぜのなか〜ほほえんでる〜あなたがいる〜♪ L:・・・・・・ だきしめてみんないっぶる〜♪こんやれいじのばすにのお〜たら〜♪ L:・・・・・・・・・・・・・ そら〜たかく〜かかげよう〜♪みちを〜てらす〜いのちのきらめき〜♪ L:(無言でスコップを構える) もえあがれ〜♪もえあがれ〜♪もえあがれ〜がん●む〜♪ ごすっ! ぐえっ! うっ・・・・・・サボテンノハナガサイテイル・・・・ L:何訳のわかんないことやってんの!!(怒)(怒)(怒) しかもどっかの金ぴかMSに乗ってた赤い流れ星のセリフ言ってんじゃないわよ!!!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) ・・・・ながれ・・・ぼし・・・じゃなく・・・て・・・・すい・・・せ・・い・・・で・・すぅ・・・・・がく(倒) あー痛かった。 ちょっと、ボケ倒してみたかっただけなのに・・・・古い曲が混じってるな;; あ、次もよろしくです。 |
11125 | 平和な町・・・そして・・・。 | 猫楽者 E-mail | 2002/11/5 23:42:54 |
記事番号11094へのコメント こんにちは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 人間達は大規模な戦争になりそうですね。 毎回とても楽しく読ませて頂いております♪ >ヴァルたちは天竜王の守護する大陸に渡り、そこでフレイと合流した。 >そして立ち寄ったのは、割と活気付いている港町。 >宿を取ると、ガーヴとヴァルの二人で酒場で情報を集めにかかる。 『夢』に関しての情報と、この国の現状の情報収集でしょうか。 >「こんな、がらの悪いとこに、お嬢さんを連れて来れる訳ねえよな」 >「お前が残れば、あの姉ちゃんはついて来るなんて、言い出さなかっただろうな」 >ヴァルのぼやきにガーヴが笑いながら言葉を返す。 >「それだけ心配なんだろ」 >更に、にやっと笑ってガーヴが言うと、ヴァルは顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。 > >――どっちも素直じゃねえな・・・ > >その様子に苦笑しながら思うガーヴだった。 ヴァルさん、フィリアさんの事を大切に思っているのですね。 ガーヴ様、カラカイつつも、暖かく見守ってあげてください。 >「ヴァルが不良になったら、どうするんですか! >あのやくざな赤毛魔族なんかと一緒にいたら・・・」 >「あの子なら大丈夫」 >にっこり微笑んで、フィリアを安心させるように言う。 > >――それにもう不良みたいなもんでしょ(笑) フィリアさん、ヴァルさんの事が心配で落ち着かないのですね。 ヴィシュヌさん・・・ヴァルさんに聞かれたら・・・大変なのでは(汗) >片や白い巫女の服、片や薄いグリーンの神官服、そこらのごろつきよりは腕は立つが、無駄に騒ぎおこす必要は無い。 下手に目だって、目を付けられると大変ですね。 >「そこいらのごろつきにナンパされたいの?」 >ちょっと意地の悪い笑みを浮かべて、ヴィシュヌは言う。 >その言葉に、フィリアは一瞬顔を引き攣らせ、直ぐに首を横にぶんぶん振る。 フィリアさんをナンパしようとしたごろつきは・・・・モーニングスターの直撃で空の彼方へと消えていきそうですね(汗) ヴィシュヌさんにチョッカイ出した方は・・・いえ・・・何でも無いです・・・すいません・・・何だか、とても怖い事を想像してしまいました(滝汗) >「火竜王様は現在いる竜王様の中で一番、自らの業の深さを知る方だから・・・・・・・何かあっても抱え込んじゃうかも」 >ヴィシュヌは、優雅にお茶を飲みながら、静かな口調で言う。 >「天竜王様に聞いたんだけどね、火竜王様は呪縛されてるんだそうだよ」 >「え?」 >火竜王が呪縛されていると言う、言葉にフィリアは驚いたような不思議そうな表情を見せる。 >「火竜王の巫女でも知らないんだ・・・・・・・・・・」 > >――火竜王様は水竜王様の言葉に、呪縛されてるってことを・・・・・・ > >ヴィシュヌは少しだけ哀しいと感じていた、神といえど感情を持てば普通に生きる者と、なんら変わらないことに・・・・・ 人間よりも大きな力を持ち、永い年月を生きる『神』さまも、悩みながら歩んでいるのでしょうか。 自らの定めた『正義』以外は、全て否定して冷酷に斬り捨てるような『神』よりも、火竜王さんのような『感情』を持っていてくださる方。 悲しみを知って、辛くても優しさを失わない・・・・・フレイさんこそ『神』の名に値する方ですね。 >――一見平和そうだけど・・・・ > >ヴィシュヌは先程、部屋に入る前に宿屋の女主人相手に世間話をしていて、近く大きな戦争が起きると聞いていた。 >この町はヴァリシア帝国のはずれにあって、今まで戦争に巻き込まれたことは無かったようだ。 >それゆえか、この町の人間は戦争といってもピンとは来ないようだ。 勝利と、そして『帝国』にとって都合の良い情報しか流さないのでしょうね。 『戦場』は遥か遠く、『帝国』が攻め込まれてはいないのでしょうから、徴兵制があるのかは分かりませんが 家族や親しい方が、戦死したり酷い怪我をしない限り・・・・普通に暮らしている限りピンとは来ないのでしょうね。 >「火ぃちゃん・・・・こないだはごめんね。 >折角来てくれたのに・・・・」 >「調子が悪いのか?」 >フレイは心配そうに地竜王の顔を覗き込む、地竜王の顔色は青ざめ、体は小刻みに震えている。 >「調子が悪いって言うか・・・・・怖いの・・・・」 >「怖い?」 >「どうしてか解らないの、ただね物凄く怖いの・・・・・何が怖いのか何で怖いのか・・・・よく解らないの・・・」 >地竜王は震える体を、両腕で抱きしめるようにして押さえているが、それが妙に痛々しく見える。 >「地竜王、いつからだ?」 >「天ちゃんの神殿であの子に会ってから・・・・・ヴァル=アガレスに会ってからよ」 あの可愛くて明るい『地竜王様』が、ここまでヴァルさんを恐れるとは・・・・・・。 やはり『夢』に関わりがあるのでしょうか。 >――恐怖は狂気となるのだろうか? 理解出来ない、から怖い。 怖いから危険そうだから、排除しよう。と進んで行かなければ良いですね。 >あおくね〜むる〜♪みずのほしに〜そお〜と〜♪ > >L:何いきなり;; く〜ちづけ〜して〜♪いのちのひを〜ともす〜ひとよ〜♪ あああああああ、懐かしい♪森○ひ○こさんのZですね♪ >さらば〜ちきゅうよ〜♪たびだ〜つふねは〜♪ > >L:おーい(汗) たびだ〜つふねは〜♪うちゅう〜せんかん〜や○と〜♪ 渋いですね〜♪ささ○い○おさんのうちゅう○○かんヤ○トですね♪ >あにめじゃない♪あにめじゃない♪ほんとのことさ〜♪ > >L:・・・・・ あう・・・すいませんZZは歌詞を覚えていません(汗) >ひ〜か〜る〜か〜ぜのなか〜ほほえんでる〜あなたがいる〜♪ > >L:・・・・・・ > >だきしめてみんないっぶる〜♪こんやれいじのばすにのお〜たら〜♪ > >L:・・・・・・・・・・・・・ > >そら〜たかく〜かかげよう〜♪みちを〜てらす〜いのちのきらめき〜♪ > >L:(無言でスコップを構える) しくしく・・・・分からない〜〜ですぅ(泣) >もえあがれ〜♪もえあがれ〜♪もえあがれ〜がん●む〜♪ > >ごすっ! きみよ〜はしれ〜♪ 懐かしいですね〜♪、ミハルが・・・・(泣) み〜あげるそらは♪とお〜いけど〜♪ たがいの〜じょうねつ〜と♪ゆめ〜をぶつけあ〜って♪ いまあなたのこえがきこえる♪ここにおいでと♪ きこえるか〜きこえるだろう〜♪はるかな〜とどろき〜♪ すいません・・・・古い曲ばっかりにしてしまいました(汗) >ぐえっ! >うっ・・・・・・サボテンノハナガサイテイル・・・・ > >L:何訳のわかんないことやってんの!!(怒)(怒)(怒) >しかもどっかの金ぴかMSに乗ってた赤い流れ星のセリフ言ってんじゃないわよ!!!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) > >・・・・ながれ・・・ぼし・・・じゃなく・・・て・・・・すい・・・せ・・い・・・で・・すぅ・・・・・がく(倒) エ・・・エル様・・・・・何故・・・百○の事を・・ご存知なのですか(汗) キツネノテブクロさん・・・ご無事ですか(滝汗) >あー痛かった。 >ちょっと、ボケ倒してみたかっただけなのに・・・・古い曲が混じってるな;; 古い方しか・・・分からなかったような(汗) >あ、次もよろしくです。 はい、続きを楽しみにお待ちしております♪ 以前に載っていたのですが >凸助∞ボスやん∞会長 たしか・・・・フ○○スター物語でしたっけ? すいません・・・なんか・・・訳分からない感想になってしまいました。 すっかり寒くなってしましました。風邪が流行っているようですね。 お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
11128 | Re:平和な町・・・そして・・・。 | キツネノテブクロ | 2002/11/6 07:36:57 |
記事番号11125へのコメント >こんにちは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 こんにちは、キツネノテブクロです。 >人間達は大規模な戦争になりそうですね。 >毎回とても楽しく読ませて頂いております♪ 戦争って書くのが難しいと思いながら、書いてます。 >>宿を取ると、ガーヴとヴァルの二人で酒場で情報を集めにかかる。 > >『夢』に関しての情報と、この国の現状の情報収集でしょうか。 そうです。 >>――どっちも素直じゃねえな・・・ >> >>その様子に苦笑しながら思うガーヴだった。 > >ヴァルさん、フィリアさんの事を大切に思っているのですね。 >ガーヴ様、カラカイつつも、暖かく見守ってあげてください。 ガーヴだけじゃなくて、フレイもみんな二人を見守ってます。 ただ、どうしても反応が面白いのでからかう方も(^^; >>――それにもう不良みたいなもんでしょ(笑) > >フィリアさん、ヴァルさんの事が心配で落ち着かないのですね。 >ヴィシュヌさん・・・ヴァルさんに聞かれたら・・・大変なのでは(汗) いや、多分ヴィシュヌなら何とかかわすんじゃないかと(^^; >>片や白い巫女の服、片や薄いグリーンの神官服、そこらのごろつきよりは腕は立つが、無駄に騒ぎおこす必要は無い。 > >下手に目だって、目を付けられると大変ですね。 二人とも目立つ容姿ですからねえ。 >>「そこいらのごろつきにナンパされたいの?」 >>ちょっと意地の悪い笑みを浮かべて、ヴィシュヌは言う。 >>その言葉に、フィリアは一瞬顔を引き攣らせ、直ぐに首を横にぶんぶん振る。 > >フィリアさんをナンパしようとしたごろつきは・・・・モーニングスターの直撃で空の彼方へと消えていきそうですね(汗) >ヴィシュヌさんにチョッカイ出した方は・・・いえ・・・何でも無いです・・・すいません・・・何だか、とても怖い事を想像してしまいました(滝汗) フィリアの場合は・・・・モーニグスターで吹っ飛ばされるでしょう(汗) ヴィシュヌ・・・・・・私も怖い事想像してしまいました(滝汗) >>ヴィシュヌは少しだけ哀しいと感じていた、神といえど感情を持てば普通に生きる者と、なんら変わらないことに・・・・・ > >人間よりも大きな力を持ち、永い年月を生きる『神』さまも、悩みながら歩んでいるのでしょうか。 >自らの定めた『正義』以外は、全て否定して冷酷に斬り捨てるような『神』よりも、火竜王さんのような『感情』を持っていてくださる方。 >悲しみを知って、辛くても優しさを失わない・・・・・フレイさんこそ『神』の名に値する方ですね。 フレイは世間一般的な一神教などの神より、多神教の古い神に近いかも知れないです。 ギリシャ神話だと人間っぽい神が多いですし。 >>――一見平和そうだけど・・・・ >> >>ヴィシュヌは先程、部屋に入る前に宿屋の女主人相手に世間話をしていて、近く大きな戦争が起きると聞いていた。 >>この町はヴァリシア帝国のはずれにあって、今まで戦争に巻き込まれたことは無かったようだ。 >>それゆえか、この町の人間は戦争といってもピンとは来ないようだ。 > >勝利と、そして『帝国』にとって都合の良い情報しか流さないのでしょうね。 戦前の日本もそうだったようで・・・・ >『戦場』は遥か遠く、『帝国』が攻め込まれてはいないのでしょうから、徴兵制があるのかは分かりませんが >家族や親しい方が、戦死したり酷い怪我をしない限り・・・・普通に暮らしている限りピンとは来ないのでしょうね。 帝国に攻め込めるだけの軍事力有する国は、さっさと滅ぼしてしまっていると思います。 徴兵制はこういう国ですからあるでしょうが、めったに戦死の報が来ないので危機感は無いのでしょう。 >>「どうしてか解らないの、ただね物凄く怖いの・・・・・何が怖いのか何で怖いのか・・・・よく解らないの・・・」 >>地竜王は震える体を、両腕で抱きしめるようにして押さえているが、それが妙に痛々しく見える。 >>「地竜王、いつからだ?」 >>「天ちゃんの神殿であの子に会ってから・・・・・ヴァル=アガレスに会ってからよ」 > >あの可愛くて明るい『地竜王様』が、ここまでヴァルさんを恐れるとは・・・・・・。 >やはり『夢』に関わりがあるのでしょうか。 あの夢に関わりはあるんですが・・・・・まだ色々とあるんです。 >>――恐怖は狂気となるのだろうか? > >理解出来ない、から怖い。 >怖いから危険そうだから、排除しよう。と進んで行かなければ良いですね。 狂気が常に破壊をもたらすとは限らない・・・・と言えればいいのですが。 >>あおくね〜むる〜♪みずのほしに〜そお〜と〜♪ >> >>L:何いきなり;; > >く〜ちづけ〜して〜♪いのちのひを〜ともす〜ひとよ〜♪ >あああああああ、懐かしい♪森○ひ○こさんのZですね♪ その通りです♪ >>さらば〜ちきゅうよ〜♪たびだ〜つふねは〜♪ >> >>L:おーい(汗) > >たびだ〜つふねは〜♪うちゅう〜せんかん〜や○と〜♪ >渋いですね〜♪ささ○い○おさんのうちゅう○○かんヤ○トですね♪ ふっふっふっ何気に宇宙●艦ヤ●トのCD持ってたりするんですよ、何故か。 >>あにめじゃない♪あにめじゃない♪ほんとのことさ〜♪ >> >>L:・・・・・ > >あう・・・すいませんZZは歌詞を覚えていません(汗) 私も実はうろ覚えです(^^; >>ひ〜か〜る〜か〜ぜのなか〜ほほえんでる〜あなたがいる〜♪ 劇場版アニメ、機動戦士ガン●ムF91の主題歌で、森口●子さんが歌っておられます。 >>だきしめてみんないっぶる〜♪こんやれいじのばすにのお〜たら〜♪ TVアニメ、機動●察パト●イバーのED曲です。 >>そら〜たかく〜かかげよう〜♪みちを〜てらす〜いのちのきらめき〜♪ TVアニメ、聖闘●星矢のOP曲で、景山ヒ●ノブ氏が歌っておられます。 >しくしく・・・・分からない〜〜ですぅ(泣) >>もえあがれ〜♪もえあがれ〜♪もえあがれ〜がん●む〜♪ >> >>ごすっ! > >きみよ〜はしれ〜♪ > >懐かしいですね〜♪、ミハルが・・・・(泣) リアルタイムでは見てないんですよね、あとで再放送とかで見たんですが、内容はうろ覚え(おい) >み〜あげるそらは♪とお〜いけど〜♪ > >たがいの〜じょうねつ〜と♪ゆめ〜をぶつけあ〜って♪ > >いまあなたのこえがきこえる♪ここにおいでと♪ > >きこえるか〜きこえるだろう〜♪はるかな〜とどろき〜♪ > >すいません・・・・古い曲ばっかりにしてしまいました(汗) ああああああ、何か記憶にあるけど思い出せないいいいいい!!!! 聞いたことはあるようなのに、いろんな曲とごっちゃになってますぅぅぅ(泣) >>ぐえっ! >>うっ・・・・・・サボテンノハナガサイテイル・・・・ >> >>L:何訳のわかんないことやってんの!!(怒)(怒)(怒) >>しかもどっかの金ぴかMSに乗ってた赤い流れ星のセリフ言ってんじゃないわよ!!!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) >> >>・・・・ながれ・・・ぼし・・・じゃなく・・・て・・・・すい・・・せ・・い・・・で・・すぅ・・・・・がく(倒) > >エ・・・エル様・・・・・何故・・・百○の事を・・ご存知なのですか(汗) それはL様だからですよ(まて >キツネノテブクロさん・・・ご無事ですか(滝汗) 何とか。 >>あー痛かった。 >>ちょっと、ボケ倒してみたかっただけなのに・・・・古い曲が混じってるな;; > >古い方しか・・・分からなかったような(汗) ここに上げた曲って、全部十年以上前の曲ばっかりなんですよね(^^; >>あ、次もよろしくです。 > >はい、続きを楽しみにお待ちしております♪ ありがとうございます。 > >以前に載っていたのですが >>凸助∞ボスやん∞会長 > >たしか・・・・フ○○スター物語でしたっけ? あああああ、解る方がいらしたああああ!!!! と言うわけで(?)拍手。(ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち) >すいません・・・なんか・・・訳分からない感想になってしまいました。 > >すっかり寒くなってしましました。風邪が流行っているようですね。 >お体にお気を付けて、お元気で。 > >では、失礼します。 感想有難う御座いました。 猫楽者さんも風邪などにお気をつけ下さいませ。 では、失礼します。 |
11129 | 間違えてたああ!! | キツネノテブクロ | 2002/11/6 07:43:00 |
記事番号11128へのコメント >TVアニメ、聖闘●星矢のOP曲で、景山ヒ●ノブ氏が歌っておられます。 訂正です、景山じゃなくて影山です。 大変失礼しました。 |
11139 | ――竜の見る夢―― 第二十章 | キツネノテブクロ | 2002/11/6 21:10:10 |
記事番号11036へのコメント ――竜の見る夢―― 第二十章 水鏡を覗き込み、赤い男は薄く笑う。 彼が振りまいた幾つもの欠片・・・・それが様々な形となって現れている。 時にはそれが狂気と呼ばれ、時には野心となる・・・・・・・。 「見せてもらうよ、君たちの真実を・・・・」 薄い笑みを浮かべて見る、その赤い瞳には冷たい光が浮かんでいる。 「・・・・何をのんびりしている・・・・」 誰もいない筈のこの洞窟に、声が響く。 男はゆっくりと振り返る、視線の先には闇に溶け込む様に、黒いローブをすっぽりと被った人影。 「・・・・お前をこの地に呼ぶために、我がどれだけの代償を払ったと思っている・・・・」 「・・・」 黒いローブの人物の声はしゃがれ、酷く耳障りだがそこに込められた深い憎しみが強く感じられる。 「我はお前たちをこの地に呼ぶために、わが身と我が弟を・・・・・・・」 そう呟くと、黒いローブの人物は姿を消した。 「我を自由に出来ると思う無かれ」 赤い男の呟きを聞く者は無い・・・・・ フレイは地竜王の言葉に、暫し動きが止まる。 ――ヴァルにあってから? 確かに天竜王の神殿であった時、地竜王はヴァルに対して恐怖を感じていたようだが、ここまで酷いものだっただろうか? 「その恐怖は、ヴァルに対してか?」 フレイは静かに問いかける。 「・・・・解らないの・・・・あの子は怖い・・・・でもあの子が私たちに何かするとは思えないの・・・ただね、火ぃちゃん。 天ちゃんの事に気をつけて・・・・何でか天ちゃんが怖いの・・・何か引きずられそうで・・・」 「引きずられる?」 「神の狂気」 「・・・・・・・・」 天竜王に狂気の兆しがあっただろうか? フレイは、最近会ったばかりの天竜王のことを思い出すが、何か変わった事があっただろうか・・・・ 幾ら考えても思い出せない、もしかしたらこれもあの夢に関係が有るかも知れない。 「地竜王、今はまだ大丈夫なのだな?」 「うーんとね、前に火ぃちゃんが来てくれた時は、パニック起こしてたから、それに比べれば、今日はまだ良い方だけど・・・・」 「そうか・・・無理はするな」 そう言うとフレイは地竜王の神殿を辞した。 ――おそらく、地竜王の恐怖も神の狂気となって伝わる可能性がある・・・・余り時間は無いな・・・・ フレイは普段から狂気と正気の間にいて、ある程度天竜王や地竜王に比べると、狂気の抑え方を知っている。 それ故にか、自分以外の狂気に引きずられる事は無い。 「ガーヴ達も何か情報を得ていればいいが・・・」 ・・・・・・・・・・・・黒い感情がわきあがってくる・・・・・・・・・・・ 天竜王は自身の周りに幾重もの結界を張っていた、自らの内に眠る狂気が外へ流れるのを止めるために・・・・ だがそれは遅かった、いつから抱いていたのか、いつから広がっていたのか・・・・・それは神である竜王自身にも解らなかった・・・・ ・・・・・・・・・・・ひきずられる・・・・・・・・・・・・・・・・ 火竜王と顔を会わせた時は、まだ気づかなかった。 そう・・・・・・・気づかなかっただけ・・・・・・・・・ 「ヴラバザードの様に常に自覚しているわけでは、無いからな・・・・・・」 天竜王は一人呟く・・・・友にして兄弟ともいえる火竜王・・・・・ かの竜王は常に自身のなかの狂気に、苦しめられていた、そして、それを自身が背負う罪として贖罪の道を行く。 「解らぬ・・・・・誰が我の狂気を・・・・・」 ――――我の狂気・・・・ ヴァルはかなり不機嫌だった、酒場で何故か勘違い野郎にナンパされ、ぶちぎれてシバキ倒してきたのだ。 「いい加減機嫌直せって、あの姉ちゃんが心配するぜ」 ガーヴは苦笑しながら、ヴァルに言うが当の本人は据わった目で、ゆらーとガーヴを見返すだけ。 ――こええええ(汗) 「姉ちゃんだけじゃなくて、あの変な兄ちゃんも何か言ってくるぜ」 ぴたっ。 「それはヴィシュヌの事か?」 顔を引き攣らせて、ガーヴに聞き返す。 「ん? ああ、そうだけどよ」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少し落ち着く時間をくれ」 暫しの沈黙の後に、ポツリと呟く。 ガーヴも何処か引き攣った笑みで頷く。 ――どういう育ち方したらああいう性格になるかねえ・・・(滝汗) ヴィシュヌの性格を思い出し、密かに遠い目するガーヴだった。 ――絡み合う糸・・・・ <続> ―あとがき― 赤い男を召喚した謎の人物登場。 ヴィシュヌ:ねえ、私の出番は? あ・・・・今回無かったすね。 ヴィシュヌ:つまんない。 うーん、ヴィシュヌ氏出すと何故か一気にギャグになるんですよねえ・・・・ ヴィシュヌ:酷いな、私をそういうキャラにしたのは貴様だろう。 素に戻って言わんでくれ。 ヴィシュヌ氏は素の状態だと、ゼルに近いイメージなんだよな、一応設定の上では。 ヴィシュヌ:ふんっ、どうせ貴様のことだ、設定倒れで終るんだろう? 酷いのはどっちだよ・・・・ったく、何でラクシュミはこんなのを旦那にしたんだろ? ヴィシュヌ:貴様には関係あるまい! はいはい、じゃあこの辺で。 ヴィシュヌ:つぎもよろしくね〜vv いきなりころっと変わるなよ〜(−ー; ヴィシュヌ:いいでしょ!別に! |
11148 | 赤い男・・・とは・・・・。 | 猫楽者 E-mail | 2002/11/7 00:53:16 |
記事番号11139へのコメント こんにちは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 1日に1話のペースで、20話まで続きましたね。すごいです〜。 >彼が振りまいた幾つもの欠片・・・・それが様々な形となって現れている。 >時にはそれが狂気と呼ばれ、時には野心となる・・・・・・・。 >「見せてもらうよ、君たちの真実を・・・・」 >薄い笑みを浮かべて見る、その赤い瞳には冷たい光が浮かんでいる。 『神の狂気』、そして『帝国』の王や神官たちの野心は・・・・・この『欠片』に関係があるのですか・・・・・。 真実ですか。『赤い男』の方は、何かこの世界への憎しみを持っているような感じですね。 この世界の方々が、自らの心に眠る『闇』の力に振り回される事を望んでおられるのですか。 >黒いローブの人物の声はしゃがれ、酷く耳障りだがそこに込められた深い憎しみが強く感じられる。 >「我はお前たちをこの地に呼ぶために、わが身と我が弟を・・・・・・・」 >そう呟くと、黒いローブの人物は姿を消した。 お前たち。と仰いましたが・・・・『赤い男』と『海に眠る蠢く闇』のことでしょうか。 黒いローブの方、自身と弟さんを生贄にささげて、『赤い男』方たちを、この世界へと召喚したのでしょうか。 何だって、そんな無茶なことを(汗) >「我を自由に出来ると思う無かれ」 > >赤い男の呟きを聞く者は無い・・・・・ 『血の様に赤い髪に赤い瞳の男』・・・・いったい何者なのでしょうか。 赤い髪に・・・・・赤い瞳・・・・とても気になります〜。 >確かに天竜王の神殿であった時、地竜王はヴァルに対して恐怖を感じていたようだが、ここまで酷いものだっただろうか? >「その恐怖は、ヴァルに対してか?」 >フレイは静かに問いかける。 >「・・・・解らないの・・・・あの子は怖い・・・・でもあの子が私たちに何かするとは思えないの・・・ただね、火ぃちゃん。 >天ちゃんの事に気をつけて・・・・何でか天ちゃんが怖いの・・・何か引きずられそうで・・・」 >「引きずられる?」 ヴァルさんの『力』は、『竜王様』を凌いでいらっしゃるのでしょうね。 でも、その力を暴走させたり、私利私欲の為にはお使いにはならないでしょうから ヴァルさんと似た『力』の持ち主がいて、その事を感じ取って『竜王様』は恐怖しているのでしょうか。 >「神の狂気」 > >「・・・・・・・・」 >天竜王に狂気の兆しがあっただろうか? >フレイは、最近会ったばかりの天竜王のことを思い出すが、何か変わった事があっただろうか・・・・ >幾ら考えても思い出せない、もしかしたらこれもあの夢に関係が有るかも知れない。 『天竜王様』が狂気に駆られてしまうのでしょうか。 なんとか踏み止まって欲しいですね。 >――おそらく、地竜王の恐怖も神の狂気となって伝わる可能性がある・・・・余り時間は無いな・・・・ > >フレイは普段から狂気と正気の間にいて、ある程度天竜王や地竜王に比べると、狂気の抑え方を知っている。 >それ故にか、自分以外の狂気に引きずられる事は無い。 引きずられる・・・・・。 人間の狂気に引きずられてしまうのでしょうか・・・・・・それとも・・・・・何か別の存在の狂気に・・・・。 『天竜王様』の狂気の影響で、配下の神官達が・・・・古代竜を襲撃する、という暴挙にでられたのですね。 そして・・・・『知竜王様』の狂気も・・・・・広がっていってしまうのですね・・・・・。 『神の狂気』が、このまま広がってしまったら・・・・・・世界は大変な事になってしまいそうですね。 >・・・・・・・・・・・・黒い感情がわきあがってくる・・・・・・・・・・・ > >天竜王は自身の周りに幾重もの結界を張っていた、自らの内に眠る狂気が外へ流れるのを止めるために・・・・ >だがそれは遅かった、いつから抱いていたのか、いつから広がっていたのか・・・・・それは神である竜王自身にも解らなかった・・・・ > >・・・・・・・・・・・ひきずられる・・・・・・・・・・・・・・・・ > >火竜王と顔を会わせた時は、まだ気づかなかった。 >そう・・・・・・・気づかなかっただけ・・・・・・・・・ > >「ヴラバザードの様に常に自覚しているわけでは、無いからな・・・・・・」 >天竜王は一人呟く・・・・友にして兄弟ともいえる火竜王・・・・・ >かの竜王は常に自身のなかの狂気に、苦しめられていた、そして、それを自身が背負う罪として贖罪の道を行く。 >「解らぬ・・・・・誰が我の狂気を・・・・・」 > > >――――我の狂気・・・・ 『天竜王様』・・・・・フレイさんが、どんなに悲しみますか。 思い出してください。フレイさんは、自らが狂気に走りそうになったら止めてくれ、と頼むほど貴方の事を信頼していたのです。 どうか正気を失わないでください。フレイさんと『天竜王』さんが、また戦う・・・・・もしそうなってしまったら悲しいですね。 >ヴァルはかなり不機嫌だった、酒場で何故か勘違い野郎にナンパされ、ぶちぎれてシバキ倒してきたのだ。 ヴ・・・・・ヴァルさん・・・・・ナンパされちゃいましたか・・・・・(汗) ヴィシュヌさんが御一緒で無くて良かったですね。 もし・・・そんな場面を目撃されたら・・・・・一生カラカワレ・・・続けそうな・・・気が(滝汗) >「いい加減機嫌直せって、あの姉ちゃんが心配するぜ」 >ガーヴは苦笑しながら、ヴァルに言うが当の本人は据わった目で、ゆらーとガーヴを見返すだけ。 > >――こええええ(汗) ああああああああ、ガーちゃん(笑)、ダメですよ・・・・んな危険な事・・・言ったら(汗) くわえタバコで武器弾薬庫へと入って行くようなものですよ(滝汗) >「姉ちゃんだけじゃなくて、あの変な兄ちゃんも何か言ってくるぜ」 > >ぴたっ。 > >「それはヴィシュヌの事か?」 >顔を引き攣らせて、ガーヴに聞き返す。 やはりヴァルさんも、あのヴィシュヌさんに『ナンパされちゃた事件』の事は知られたくないのですね。 >ガーヴも何処か引き攣った笑みで頷く。 > >――どういう育ち方したらああいう性格になるかねえ・・・(滝汗) > >ヴィシュヌの性格を思い出し、密かに遠い目するガーヴだった。 ヴィシュヌさんの過去の出来事♪・・・・・すっごく興味があります。 ガーヴさん、頑張ってヴィシュヌさんと旅を続けてくださいね。 >――絡み合う糸・・・・ 沢山の方々の想いが交差してゆくのでしょうか。 縺れてあって・・・・やがては糸が切れてしまわないと良いですね。 >赤い男を召喚した謎の人物登場。 誰なのでしょうか・・・・・正体の明らかになる日を御待ちしております。 >ヴィシュヌ氏は素の状態だと、ゼルに近いイメージなんだよな、一応設定の上では。 すいません・・・・ゼルガディスさんが・・・・・ヴィシュヌさんと同じ格好で・・・・・ 同じ口調で話している・・・・・・お姿を・・・・想像してしまいました(滝汗) >はいはい、じゃあこの辺で。 > >ヴィシュヌ:つぎもよろしくね〜vv > >いきなりころっと変わるなよ〜(−ー; > >ヴィシュヌ:いいでしょ!別に! 流石です♪ヴィシュヌさん♪ 面白かったです〜。 謎の男達と、『神の狂気』の関係が、とても気になります。 それと、前回のレスでは失礼しました。 歌の作品名を書き込ませて頂きました。 >み〜あげるそらは♪とお〜いけど〜♪ ガ○ダ○0080ポケ○トの中の戦争のオープニングです。 >たがいの〜じょうねつ〜と♪ゆめ〜をぶつけあ〜って♪ TVアニメ、銀○英○伝説のエンディング(たしか3っ目のエンディング)です。 >いまあなたのこえがきこえる♪ここにおいでと♪ 劇場版アニメ、超○空○塞マ○ロス、愛○ぼえていますか、の挿入歌です。 >きこえるか〜きこえるだろう〜♪はるかな〜とどろき〜♪ これは古すぎましたね(汗) TVアニメ、伝説巨人イデオ○のオープニングです。 朝、すごく寒くてなかなか布団から出られなくなったまいりました(笑) 自分の周りでも風邪を引いて辛そうな人が増えています。 お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
11151 | Re:赤い男・・・とは・・・・。 | キツネノテブクロ | 2002/11/7 08:00:09 |
記事番号11148へのコメント >こんにちは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 こんにちは、キツネノテブクロです。 いつも有難う御座います。 >1日に1話のペースで、20話まで続きましたね。すごいです〜。 そろそろこのペースも崩れそうです。 >『神の狂気』、そして『帝国』の王や神官たちの野心は・・・・・この『欠片』に関係があるのですか・・・・・。 >真実ですか。『赤い男』の方は、何かこの世界への憎しみを持っているような感じですね。 赤い男にはこの世界に対する憎しみはありません、ただ感情があるのかどうかも怪しいです。 >この世界の方々が、自らの心に眠る『闇』の力に振り回される事を望んでおられるのですか。 この世界の者達の中にある、真実が見たいだけなのでしょう。 かなり強引な手を使ってますが・・・・ >お前たち。と仰いましたが・・・・『赤い男』と『海に眠る蠢く闇』のことでしょうか。 そうです、更に言うと白霧とあと一名ほど呼んでます。 >黒いローブの方、自身と弟さんを生贄にささげて、『赤い男』方たちを、この世界へと召喚したのでしょうか。 >何だって、そんな無茶なことを(汗) それもいずれ書きますが、黒いローブの人物は正気じゃないです。 >『血の様に赤い髪に赤い瞳の男』・・・・いったい何者なのでしょうか。 >赤い髪に・・・・・赤い瞳・・・・とても気になります〜。 今回一番謎な行動をとってる方ですね・・・・ >ヴァルさんの『力』は、『竜王様』を凌いでいらっしゃるのでしょうね。 >でも、その力を暴走させたり、私利私欲の為にはお使いにはならないでしょうから >ヴァルさんと似た『力』の持ち主がいて、その事を感じ取って『竜王様』は恐怖しているのでしょうか。 ヴァルと似た力、そう言えなくも無い方もいるんですが、純粋に力関係で行くと、どっちが上かなといった所でしょうか。 ただ、本来の竜王たちは恐怖という感情に、支配される事は無いと思ってます。 >『天竜王様』が狂気に駆られてしまうのでしょうか。 >なんとか踏み止まって欲しいですね。 そうですね、踏みとどまってくれないと、かなり危険ですし・・・ >引きずられる・・・・・。 >人間の狂気に引きずられてしまうのでしょうか・・・・・・それとも・・・・・何か別の存在の狂気に・・・・。 人間の狂気に引きずられる事は無いと思うのですが、むしろ逆に人間達を狂気に引きずりそうです。 >『天竜王様』の狂気の影響で、配下の神官達が・・・・古代竜を襲撃する、という暴挙にでられたのですね。 そうです、ただそれは一部の神官であって、まだ全ての神官がそういう暴挙にでるわけではないです。 >そして・・・・『知竜王様』の狂気も・・・・・広がっていってしまうのですね・・・・・。 >『神の狂気』が、このまま広がってしまったら・・・・・・世界は大変な事になってしまいそうですね。 狂気は破壊とは限らない、それが地竜王の狂気です。 ある日突然いわれの無い恐怖を感じ、恐慌状態に陥る可能性があります。 どっちにしても厄介です。 >『天竜王様』・・・・・フレイさんが、どんなに悲しみますか。 >思い出してください。フレイさんは、自らが狂気に走りそうになったら止めてくれ、と頼むほど貴方の事を信頼していたのです。 >どうか正気を失わないでください。フレイさんと『天竜王』さんが、また戦う・・・・・もしそうなってしまったら悲しいですね。 今回の話は時間勝負ですね、夢に関することだけではなく、狂気が広がるのを食い止めるために、急がなければなりませんから。 フレイも友である竜王たちと戦いたくは無いでしょうし・・・・ >ヴ・・・・・ヴァルさん・・・・・ナンパされちゃいましたか・・・・・(汗) >ヴィシュヌさんが御一緒で無くて良かったですね。 まったくです(汗) >もし・・・そんな場面を目撃されたら・・・・・一生カラカワレ・・・続けそうな・・・気が(滝汗) いや、多分一緒にナンパされて・・・・いえなんでもないです、今怖い考えが(滝汗) >ああああああああ、ガーちゃん(笑)、ダメですよ・・・・んな危険な事・・・言ったら(汗) >くわえタバコで武器弾薬庫へと入って行くようなものですよ(滝汗) 凄い例えですね;; >やはりヴァルさんも、あのヴィシュヌさんに『ナンパされちゃた事件』の事は知られたくないのですね。 そりゃ、知られたくないでしょう、何せあの性格ですので・・・・ >ヴィシュヌさんの過去の出来事♪・・・・・すっごく興味があります。 >ガーヴさん、頑張ってヴィシュヌさんと旅を続けてくださいね。 ガーヴとヴァルの二人は特に疲れるでしょうね・・・・・ フレイは天然が入ってるんで、ヴィシュヌの言動も別段気にしてなさそうですし・・・ ヴィシュヌはフィリアに対しては割りと普通に接している方でしょう、多分。 >沢山の方々の想いが交差してゆくのでしょうか。 >縺れてあって・・・・やがては糸が切れてしまわないと良いですね。 その糸を切ろうとする者、守ろうとする者、様々です。 今回は色んな思惑が出てきて、かなり混乱しそうです。 >誰なのでしょうか・・・・・正体の明らかになる日を御待ちしております。 今回の件に関する元凶其の一です。 今はこれしか言えません。 >すいません・・・・ゼルガディスさんが・・・・・ヴィシュヌさんと同じ格好で・・・・・ >同じ口調で話している・・・・・・お姿を・・・・想像してしまいました(滝汗) はうっ! 想像しちゃった・・・・・・・ルルさん(NEXT参照)の方がマシかも・・・・・(滝汗) >流石です♪ヴィシュヌさん♪ ヴィシュヌ:ありがと〜vv >面白かったです〜。 > >謎の男達と、『神の狂気』の関係が、とても気になります。 ひたすら謎だけ出して、収拾がつくか怪しいです(^^; >それと、前回のレスでは失礼しました。 >歌の作品名を書き込ませて頂きました。 >>み〜あげるそらは♪とお〜いけど〜♪ >ガ○ダ○0080ポケ○トの中の戦争のオープニングです。 > >>たがいの〜じょうねつ〜と♪ゆめ〜をぶつけあ〜って♪ >TVアニメ、銀○英○伝説のエンディング(たしか3っ目のエンディング)です。 この二つは言われて解りました。 >>いまあなたのこえがきこえる♪ここにおいでと♪ >劇場版アニメ、超○空○塞マ○ロス、愛○ぼえていますか、の挿入歌です。 マ●ロスの劇場版、一辺見たような気はするのですが・・・・ちょっと曖昧です。 >>きこえるか〜きこえるだろう〜♪はるかな〜とどろき〜♪ >これは古すぎましたね(汗) >TVアニメ、伝説巨人イデオ○のオープニングです。 これは流石に知りません、伝説巨人イデオ●、タイトルだけ走っていますが、見たことがないので・・・ >朝、すごく寒くてなかなか布団から出られなくなったまいりました(笑) >自分の周りでも風邪を引いて辛そうな人が増えています。 >お体にお気を付けて、お元気で。 > >では、失礼します。 > 朝布団から出るのが嫌な季節になってきました、猫楽者さんも風邪などにお気をつけ下さいませ。 それではこの辺で、失礼します。 |
11243 | 出遅れよりレスですv | らん URL | 2002/11/10 17:41:35 |
記事番号11139へのコメント こんにちは、キツネノテブクロさん♪ 出遅れよりレスなのですv >「見せてもらうよ、君たちの真実を・・・・」 >薄い笑みを浮かべて見る、その赤い瞳には冷たい光が浮かんでいる。 この方は裏で暗躍している・・方なのでしょうか!? もしや、さまざまな狂いはじめの元凶ですか!? >フレイは地竜王の言葉に、暫し動きが止まる。 > >――ヴァルにあってから? う・・・ん・・・・確かにヴァルさん(何か呼び方に違和感があります〜〜)は、竜王よりも強いですが・・・・ 絶対彼は力を悪用するありません!!おまけに、フィリアと一緒に穏やかな家庭を築く可能性がありますし、悪用することを心配する必要はありません(どごん) フィリア:////////どうして、そこに私が出てくるんですか・・・・/////// 照れ隠しでモーニングスターを使って殴らないで欲しいのですが・・・・・ >「ヴラバザードの様に常に自覚しているわけでは、無いからな・・・・・・」 >天竜王は一人呟く・・・・友にして兄弟ともいえる火竜王・・・・・ >かの竜王は常に自身のなかの狂気に、苦しめられていた、そして、それを自身が背負う罪として贖罪の道を行く。 >「解らぬ・・・・・誰が我の狂気を・・・・・」 なんとか抑えていただきたいのですが・・・・・・ う〜〜ん・・・・こうも竜王を引きずるような狂気の持ち主は生半可なものではなさそうです〜・・・・ 謎の人物が気になります〜 それでは、これにて失礼いたします。 |
11276 | レスが遅くなりました。 | キツネノテブクロ | 2002/11/11 20:03:52 |
記事番号11243へのコメント >こんにちは、キツネノテブクロさん♪ >出遅れよりレスなのですv こんにちはです、感想ありがとうございます。 >>「見せてもらうよ、君たちの真実を・・・・」 >>薄い笑みを浮かべて見る、その赤い瞳には冷たい光が浮かんでいる。 >この方は裏で暗躍している・・方なのでしょうか!? >もしや、さまざまな狂いはじめの元凶ですか!? この方は重要キャラです、各地の異常はこの方も関係してる・・・かな。 >>フレイは地竜王の言葉に、暫し動きが止まる。 >> >>――ヴァルにあってから? >う・・・ん・・・・確かにヴァルさん(何か呼び方に違和感があります〜〜)は、竜王よりも強いですが・・・・ そうですね、私の話のなかではL様の次に来るくらいですし・・・ >絶対彼は力を悪用するありません!!おまけに、フィリアと一緒に穏やかな家庭を築く可能性がありますし、悪用することを心配する必要はありません(どごん) >フィリア:////////どうして、そこに私が出てくるんですか・・・・/////// >照れ隠しでモーニングスターを使って殴らないで欲しいのですが・・・・・ フィリアのモーニングスターは流石に痛いのでは(滝汗) ヴァルの家族公認なんですけどね(^^; >>「ヴラバザードの様に常に自覚しているわけでは、無いからな・・・・・・」 >>天竜王は一人呟く・・・・友にして兄弟ともいえる火竜王・・・・・ >>かの竜王は常に自身のなかの狂気に、苦しめられていた、そして、それを自身が背負う罪として贖罪の道を行く。 >>「解らぬ・・・・・誰が我の狂気を・・・・・」 >なんとか抑えていただきたいのですが・・・・・・ >う〜〜ん・・・・こうも竜王を引きずるような狂気の持ち主は生半可なものではなさそうです〜・・・・ 竜王は自身の狂気に引きずられています、ただそれを煽っている人物がいます。 その人物も正気といえるかどうかは怪しいので、引き摺られているとも言えなくないかも、知れないです。 >謎の人物が気になります〜 謎だらけですね〜、我ながら(汗) >それでは、これにて失礼いたします。 有難う御座いました。 それでは失礼します。 |
11274 | ――竜の見る夢―― 第二十一章 | キツネノテブクロ | 2002/11/11 19:50:15 |
記事番号11036へのコメント ――竜の見る夢―― 第二十一章 セイルーンの王宮、あてがわれた客間でゼルガディスは忙しく執務こなしていた。 母メティスもセイルーン入りした為、仕事の上では大分楽にはなっていた。 そしてこの日は、海軍を有する国と協議する事になっていた。 基本的に魔族の結界内では、海からの攻撃にさらされた事など、殆ど無かった為海軍有する国はそれ程多くない。 実際大国であるセイルーンでさえ、海に面していないため、海軍と呼べるものは無い。 一応軍船らしきものはあるらしいが・・・・ 「今日来るのは、エルメキア帝国とライゼール帝国か」 「はい、エルメキア帝国からは、皇族の方、他数名。 ライゼール帝国からは、帝国軍海軍司令、他数名です」 ラフィリアスがゼルガディスの言葉に答える。 『若、布告状を出した国の名がわかりました』 不意にクロイセルの声が聞こえる、ゼルガディスは手を休めることなく続けるよう促す。 『まず国名ですが、ヴァリシア、アダマス六世の統治する帝国です。 以前に報告したように、この国では一部の神官が貴族よりも上の地位を持ち、国政に参加しているようです。 それと軍事面ですが・・・・・一番に海軍の情報を探らせました、一艦隊が20〜30隻で編成され、常に動かせる艦隊数が20前後あるようです。 そしてこの国は、ここ数年で領地を倍にしてきたようです』 「そうか、ご苦労。 引き続き頼む、ああそれから、他に海に面した国での動きも探っておいてくれ」 『承知。 若・・・・狂信者にお気をつけ下さい』 それだけ言うと、クロイセルはいなくなる。 「・・・狂信者・・・か・・・」 ――ここ数年で領地を倍に・・・か ここ数日は、リナとガウリイは特に何をするでもなく、ゼルガディスに当てられている客室で、お茶でも飲みながら、時間を潰していた。 本当は何か手伝えればいいのだが、国政に関わる事や軍事面では口出しできないどころか、余りに複雑過ぎてリナですらお手上げなのを、ゼルガディスとその妹ラフィリアスはちゃっちゃとこなしていくのだ。 役割分担的に、軍事面一切をゼルガディスがこなし、政治的なほうはラフィリアスが主にこなしている。 リナはいかにもお嬢様な外見と口調のラフィリアスが、実は恐ろしく切れ者なのに驚く。 ――この兄弟って・・・・ リナは知らなかったが、イモータル家では当主の子であっても、その時の当主が認めなければ、イモータルを名乗れないのだ。 ラフィリアスは、幼い頃より母メティスの下で、主に政治的なことを徹底して学んでいる。 軍事面でも父のラダマンティスから学んではいるが、兄のゼルガディス程ではなく、きちんと自分の得て不得手を把握し、自分の能力にあった仕事で両親や、兄を補佐している。 この徹底した能力主義が、イモータル公爵家の強さとも言える。 「ラフィ、ミーズを呼んでくれ。 リナ、今日の会議は何を言われても、口を挟むな口答えもするな、俺の許可なく発言するな」 「むぅ、何でよ(怒)」 「リナさんには発言権はありません。 リナさんはあくまで、兄の護衛・・・・本来なら会議にすら出席できません」 ゼルガディスの言葉に、リナがむくれて聞き返すが、それに答えたのはラフィリアス。 言い方は穏やかで丁寧なのだが、微かに呆れた色が見えるためリナは更に不機嫌になる。 ――好きになれないわね、この子・・・ ゼルガディスに呼ばれて来たのは、幼さが残る少女。 「ミーズ、会議の後で任務を伝える。 出立の容易をしておけ」 「はっ、了解しました」 綺麗な敬礼を返して、ミーズは直ぐに退出する。 「やっぱり名前とギャップあり過ぎよねえ・・・・アイゼリナル=ミーズって名前から、普通少女は思いつかないわよね」 リナのセリフにガウリイは頷く、最初名前を聞いた時二人とも男を連想したのだ。 ゼルガディスはそんな二人に軽く苦笑する。 「あいつをファーストネームで呼ぶなよ、名前の事は気にしてるようだからな」 そう言いながら、会議で使う書類をまとめ、戸口へと向かう。 「では行くか」 「ガウリイはここで待っててよね」 「おう、リナ暴れるなよ」 ごすっ! 鈍い音の後で顔面から床に突っ込むガウリイ、それを顔を引き攣らせながらゼルガディスとラフィリアスは見る。 「ほら行くわよ」 リナに促されて、二人は額に一筋の汗を浮かべたまま、部屋を後にする。 「あ〜最近星ばっかみてる〜(@△@;」 ガウリイのボケを聞くものはいない(汗)。 用意された会議室には、既に其々の代表が既に席についていた。 ――互いの思惑が交錯する・・・ <続> ―あとがき― サーバが絶不調だったせいで数日間ネットに繋がらなかったです。 何気にお久しぶりな気が・・・・多分この後もペースが落ちそうな気も・・・ L:ほんとよね〜。 ぬうおっ!?L様!!?? いつの間に? L:いつの間にって・・・・いつまでたっても本編で出番がないから、あとがきに出て来てんでしょ(呆) すみませぬぅ〜、L様はまだ出せそうにないですぅ〜(汗) L:ふ〜ん・・・・そのことは後で問い詰めるとして、最近ガン●ム種にはまってるって? 種って;; はまってるって言うか、三話ほど見逃したのが痛いけど、フラガ大尉とクルーゼ隊長がツボv L:あっそ(呆) あ、やっぱり呆れてますね。 じゃ、この辺で。 L:次もよろしくねvv |
11275 | なんだかお久しぶりですね〜 | 陽月 | 2002/11/11 20:02:29 |
記事番号11274へのコメント お久しぶりです。 あ。改名しました〜〜。(ご存知だったりして(汗))。 元Yuppyです。名前の由来はスコールとリノア…………の2人の名前の由来となった北欧神話の2匹狼からです(意味不明)。 >そしてこの日は、海軍を有する国と協議する事になっていた。 自衛隊(違) >実際大国であるセイルーンでさえ、海に面していないため、海軍と呼べるものは無い。 >一応軍船らしきものはあるらしいが・・・・ 一体どこに隠して(違)いるんでしょう。 >本当は何か手伝えればいいのだが、国政に関わる事や軍事面では口出しできないどころか、余りに複雑過ぎてリナですらお手上げなのを、ゼルガディスとその妹ラフィリアスはちゃっちゃとこなしていくのだ。 リナでも駄目ならガウリイじゃ1012年かかっても無理ですね(爆)。 >「ラフィ、ミーズを呼んでくれ。 >リナ、今日の会議は何を言われても、口を挟むな口答えもするな、俺の許可なく発言するな」 うわっ。要求が(違)。 >「ガウリイはここで待っててよね」 >「おう、リナ暴れるなよ」 爆笑。 ガウリイはリナを猛獣か怪獣だと思ってるんでしょうか……。あ。ドラまたか(笑)。 >ごすっ! > >鈍い音の後で顔面から床に突っ込むガウリイ、それを顔を引き攣らせながらゼルガディスとラフィリアスは見る。 ガウリイ……………… ……南無阿弥陀仏……(死んでないって)。 >「あ〜最近星ばっかみてる〜(@△@;」 ガウリイ〜。目ぇ回ってるぞ〜大丈夫か〜〜(おそらくガウリイが聞いてない、と思いつつ聞いてみる) >サーバが絶不調だったせいで数日間ネットに繋がらなかったです。 >何気にお久しぶりな気が・・・・多分この後もペースが落ちそうな気も・・・ お久しぶりです。 >じゃ、この辺で。 > >L:次もよろしくねvv はいです。 では失礼します〜・・ > |
11277 | Re:なんだかお久しぶりですね〜 | キツネノテブクロ | 2002/11/11 20:23:48 |
記事番号11275へのコメント >お久しぶりです。 >あ。改名しました〜〜。(ご存知だったりして(汗))。 >元Yuppyです。名前の由来はスコールとリノア…………の2人の名前の由来となった北欧神話の2匹狼からです(意味不明)。 感想ありがとうございます。 >>そしてこの日は、海軍を有する国と協議する事になっていた。 >自衛隊(違) 自衛隊・・・・ >>実際大国であるセイルーンでさえ、海に面していないため、海軍と呼べるものは無い。 >>一応軍船らしきものはあるらしいが・・・・ >一体どこに隠して(違)いるんでしょう。 何処かの港を借りているのだと思います(多分) >>本当は何か手伝えればいいのだが、国政に関わる事や軍事面では口出しできないどころか、余りに複雑過ぎてリナですらお手上げなのを、ゼルガディスとその妹ラフィリアスはちゃっちゃとこなしていくのだ。 >リナでも駄目ならガウリイじゃ1012年かかっても無理ですね(爆)。 ガウリイじゃ何百年かかろうが何千年かかろうが無理でしょうね(^^; >>「ラフィ、ミーズを呼んでくれ。 >>リナ、今日の会議は何を言われても、口を挟むな口答えもするな、俺の許可なく発言するな」 >うわっ。要求が(違)。 要約すると、「ひたすら喋るな」ということですね。 >>「ガウリイはここで待っててよね」 >>「おう、リナ暴れるなよ」 >爆笑。 >ガウリイはリナを猛獣か怪獣だと思ってるんでしょうか……。あ。ドラまたか(笑)。 リナ:猛獣ですってええええ!!!(怒) 落ち着けってリナ;; >>ごすっ! >> >>鈍い音の後で顔面から床に突っ込むガウリイ、それを顔を引き攣らせながらゼルガディスとラフィリアスは見る。 >ガウリイ……………… >……南無阿弥陀仏……(死んでないって)。 お線香上げないと(まて) >>「あ〜最近星ばっかみてる〜(@△@;」 >ガウリイ〜。目ぇ回ってるぞ〜大丈夫か〜〜(おそらくガウリイが聞いてない、と思いつつ聞いてみる) 多分聞こえていないのでは・・・(汗) >>サーバが絶不調だったせいで数日間ネットに繋がらなかったです。 >>何気にお久しぶりな気が・・・・多分この後もペースが落ちそうな気も・・・ >お久しぶりです。 お久しぶりです。 >>じゃ、この辺で。 >> >>L:次もよろしくねvv >はいです。 >では失礼します〜・・ ありがとうございました。 では失礼します。 |
11288 | ――竜の見る夢―― 第二十二章 | キツネノテブクロ | 2002/11/12 10:17:04 |
記事番号11036へのコメント ――竜の見る夢―― 第二十二章 会議は出だしからして最悪だった。 エルメキアの皇族、ルドウィヒ=アウイン=エルメキアの態度は傲慢さを剥き出しにし、自分以外をひたすら見下していた。 ライゼールの海軍司令もルドウィヒに追従の言葉を挟むだけ。 「どこの馬の骨か知らないけどね、我らエルメキアに宣戦布告しようって言うのか? 身の程知らずだね、僕が指揮してそんな奴ら蹴散らして見せるよ」 何処までも芝居がかった態度で、気障な口調で言い、それをゼルガディスは冷やかに見ながら、エルメキアの総合戦力の資料を読む。 ――まずは一艦隊20〜25隻、艦隊数は10か・・・・ 一応大国の自負があるだけに、数だけはあるが実際に使えるのは、よくて半分と見ている。 ゼルガディスが読んでいた資料からふと、目を上げるとルドウィヒはアメリアやラフィリアスを口説きにかかっていた。 「このような美しいお嬢さん方に、血なまぐさい軍事の話は似合わない。 どうですか、これからお茶でもご一緒しながら、花でも愛でませんか?」 ――・・・・・典型的なボンボンだな・・・しかもバカだ・・・ 今が軍事会議である事を忘れたかのようなルドウィヒに、ゼルガディスは呆れ、アメリアもラフィリアスも聞こえない振りをしながら、聞き流していく。 「・・・ねえ、ちょっとゼル・・・」 リナが小声でゼルガディスを呼ぶ。 「なんだ?」 「これの何処が軍事会議なわけ?」 「・・・はなから期待はしてなかったが・・・ここまでバカしか来ないとは思わなかったな」 リナとゼルガディスは小声で会話をする、はたから見れば何かの確認事項を取っているようにも見えなくはない。 「イモータル公、貴殿の意見を伺いたい」 ゼルガディスに声をかけてきたのは、エルメキアの帝国騎士団副団長のノゼアン=コニカルコ。 会議を始める際に一通り簡単に自己紹介をしている。 「コニカルコ卿、私のような若輩者の意見をお聞きになりたいと?」 「うむ、貴殿は若いながらもイモータルの名を持っておられる。 何より、この場におられると言う事は、それだけ信頼できるだけの能力があるからではないかと、思ってな」 ――ほう・・・意外だな・・・ ゼルガディスは内心感嘆の声を上げながらも、表情だけは変えることなく相手を見る。 「私の意見を言う前に、まず解っているだけの情報をお出しします。 まず、各国に出された布告状の相手ですが、海を挟んだ向こうの大陸にある国です。 名をヴァリシア帝国、皇帝アダマス6世が統治する大陸最大の国家です。 総合戦力は現在はまだ不明ですが、現在確認されているだけでも、無傷で直ぐに動かせる艦隊数は20前後です。 なお、この国は我々と違って戦争にはなれている模様です」 そこまでを一気に言い切り、ゼルガディスは一同の反応を待つ。 「どうやってその情報を得たかはこの際問いません。 大陸最大の国家で戦争慣れしていると言う事は、最近まで侵略戦争を引き起こしていたのではありませんか?」 最初に発言したのは、ライゼールの女性仕官、名をシルト=ホルンフェルス。 未だに男尊女卑の風潮が強い軍にあって、大佐の地位にある才女である。 「ホルンフェルス殿、その根拠は?」 「まず、この布告状。 布告上を送り付ける時点で侵略の意図が見えます、かなり野心家の皇帝だと推察します。 次に戦争慣れしていると言うのは、最近まで軍を動かしていたということ、先ほど野心家の皇帝だと推察しましたが、もしそうならまず防衛戦争ではないでしょう。 自国の領土を広げるためだと思われます」 「うむ、儂もそう思う。 ・・・言ってなんだがの、この中でどれだけこの意味の重さが解る者いるか、それが不安ともいえる」 「そうですね、コニカルコ卿」 ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち・・・・ 「お見事」 ゼルガディスは微かに笑みを浮かべ、拍手する。 「先ほどの最後の部分をわざとあのような言い方をしたが、見事当てられましたな。 失礼とは思ったが、試させていただいた」 ゼルガディスのその言葉に、その場の何人かは気色ばむ。 「私の意見をいう前に、確認しておきたかったのですよ。 きつい言い方をすれば、貴公たちの頭の出来を」 目をすっと細め、口元に冷たい笑みを浮かべ、冷たく言い放つゼルガディスに、リナとアメリアは背筋に冷たい汗が落ちる。 こんな言い方をすれば、無駄にプライドの高いルドウィヒあたりが激昂しかねない。 「貴様!! 何様のつもりだ!!!」 案の定一番に切れたのは、ルドウィヒ。 「軍事会議で女を口説くようなバカに、何を言っても解るまい! 戦略と戦術の違いすら解っていなような奴に、戦争を勘違いしているような奴に、兵士の命を任せられると思うか!!」 ゼルガディスの低く切りつけるような声と迫力に、ルドウィヒは情けなく尻餅をつく。 一度は裏の世界に居た事のあるゼルガディス相手に、王宮の奥のぬくぬくとした場所で育ったルドウィヒでは、圧倒されるのは明らかだった。 「戦争はあくまで殺し合いだ、その覚悟すらない奴が偉そうにする権利はない!」 何処までも冷たく切り捨てる言い方に、ルドウィヒは黙り込む。 「兵を指揮するとは兵の命を預かる事、その意味すら解らぬ奴に・・・」 「イモータル公、そこまでで・・・」 ゼルガディスを止めたのはコニカルコだった、彼もルドウィヒには思うところはあったが、一応この場では自分よりも目上なので助け舟ぐらいは出してやる。 ――まったく親父は良くやるよ、こんなバカ連中の相手を四六時中してるんだから・・・ ここにいない父親の苦労を改めて知り、ゼルガディスはこっそりとため息をつく。 ラダマンティスも今頃ゼフィーリアで、バカな貴族相手に苦労させられているのだろう・・・・ 「では、改めてイモータル公の意見を聞きたいのだが?」 老騎士コニカルコに促され、ゼルガディスは口を開く。 「私の意見だが・・・」 ――道化たちの集い・・・・ <続> ―あとがき― エルメキアのバカ皇子・・・・・ L:はろはろ〜んvv あ、L様。 今回完全にゼルの一人舞台だと思いません? L:この後ゼルは大丈夫なの? 大丈夫なんじゃないですか、多分あの皇子飾りですから。 実質的にはコニカルコのじいちゃんが、仕切るでしょうし。 L:ふーん、ところで頭から煙が拭いてるけど?(汗) ああ、ルドウィヒの口調とかバカっぷり書こうと思ったら、頭の中身がショートしたらしくて。 L:まだ出るの?ああいうバカ貴族。 多分。 L:ま、せいぜい頑張んなさい。 あう(TT) じゃ、この辺で。 L:次もよろしくねv L:早く本編に出しなさい。 だからまだ無理ですって(滝涙) |
11305 | ゼルガディスさん、大変ですね | 猫楽者 E-mail | 2002/11/13 00:31:55 |
記事番号11288へのコメント こんにちは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 続き♪お待ちしておりました♪ >会議は出だしからして最悪だった。 > >エルメキアの皇族、ルドウィヒ=アウイン=エルメキアの態度は傲慢さを剥き出しにし、自分以外をひたすら見下していた。 >ライゼールの海軍司令もルドウィヒに追従の言葉を挟むだけ。 >「どこの馬の骨か知らないけどね、我らエルメキアに宣戦布告しようって言うのか? >身の程知らずだね、僕が指揮してそんな奴ら蹴散らして見せるよ」 >何処までも芝居がかった態度で、気障な口調で言い、それをゼルガディスは冷やかに見ながら、エルメキアの総合戦力の資料を読む。 エルメキア・・・・・・将来・・・大丈夫でしょうか。 ルドウィヒ(すいません、“さん”を付ける気になれませんので呼び捨てで失礼します) 実戦経験・・・・・ありますか、『皇族』の御威光は、全く全然通じない相手と戦えますか。 ルドウィヒ、偉そうなことを言ったからには、実績で実力を見せて頂きましょう・・・・・と、言いたいところですが 実戦で、こんなのに指揮されては・・・・たまりませんので、国元で大人しくしていて頂きたいですね。 ライゼールの海軍司令・・・・・司令官なのですからキゼンなる態度を、お願いします。 >――まずは一艦隊20〜25隻、艦隊数は10か・・・・ > >一応大国の自負があるだけに、数だけはあるが実際に使えるのは、よくて半分と見ている。 5艦隊。実数は120隻くらいですか。 ルドウィヒが、ダメダメなようですから・・・・・艦隊司令官と指揮下の方々がマトモだと良いですね。 >ゼルガディスが読んでいた資料からふと、目を上げるとルドウィヒはアメリアやラフィリアスを口説きにかかっていた。 >「このような美しいお嬢さん方に、血なまぐさい軍事の話は似合わない。 >どうですか、これからお茶でもご一緒しながら、花でも愛でませんか?」 > >――・・・・・典型的なボンボンだな・・・しかもバカだ・・・ > >今が軍事会議である事を忘れたかのようなルドウィヒに、ゼルガディスは呆れ、アメリアもラフィリアスも聞こえない振りをしながら、聞き流していく。 ルドウィヒ・・・・・緊張感ゼロですな。 エルメキア・・・・・『恥』を輸出してますが・・・・・他の国々のいい笑いものですよ。 >「・・・ねえ、ちょっとゼル・・・」 >リナが小声でゼルガディスを呼ぶ。 >「なんだ?」 >「これの何処が軍事会議なわけ?」 >「・・・はなから期待はしてなかったが・・・ここまでバカしか来ないとは思わなかったな」 >リナとゼルガディスは小声で会話をする、はたから見れば何かの確認事項を取っているようにも見えなくはない。 ゼルガディスさんの予感が、嫌な方向へ外れてしまいましたね。 他の国々の方の認識を改めてもらい、協力体制を築くのは、大変ですね。 >「イモータル公、貴殿の意見を伺いたい」 >ゼルガディスに声をかけてきたのは、エルメキアの帝国騎士団副団長のノゼアン=コニカルコ。 >会議を始める際に一通り簡単に自己紹介をしている。 >「コニカルコ卿、私のような若輩者の意見をお聞きになりたいと?」 >「うむ、貴殿は若いながらもイモータルの名を持っておられる。 >何より、この場におられると言う事は、それだけ信頼できるだけの能力があるからではないかと、思ってな」 > >――ほう・・・意外だな・・・ 良かったです。 エルメキアにマトモな方がいてくれて、本当に良かったです。 >ゼルガディスは内心感嘆の声を上げながらも、表情だけは変えることなく相手を見る。 >「私の意見を言う前に、まず解っているだけの情報をお出しします。 >まず、各国に出された布告状の相手ですが、海を挟んだ向こうの大陸にある国です。 >名をヴァリシア帝国、皇帝アダマス6世が統治する大陸最大の国家です。 >総合戦力は現在はまだ不明ですが、現在確認されているだけでも、無傷で直ぐに動かせる艦隊数は20前後です。 >なお、この国は我々と違って戦争にはなれている模様です」 >そこまでを一気に言い切り、ゼルガディスは一同の反応を待つ。 >「どうやってその情報を得たかはこの際問いません。 >大陸最大の国家で戦争慣れしていると言う事は、最近まで侵略戦争を引き起こしていたのではありませんか?」 >最初に発言したのは、ライゼールの女性仕官、名をシルト=ホルンフェルス。 >未だに男尊女卑の風潮が強い軍にあって、大佐の地位にある才女である。 >「ホルンフェルス殿、その根拠は?」 >「まず、この布告状。 >布告上を送り付ける時点で侵略の意図が見えます、かなり野心家の皇帝だと推察します。 >次に戦争慣れしていると言うのは、最近まで軍を動かしていたということ、先ほど野心家の皇帝だと推察しましたが、もしそうならまず防衛戦争ではないでしょう。 >自国の領土を広げるためだと思われます」 ライゼールにも、優秀な方がいたのですね♪ ホルンフェルスさん、ダメダメな海軍指令の下で苦労しているのでしょうね。 >「うむ、儂もそう思う。 >・・・言ってなんだがの、この中でどれだけこの意味の重さが解る者いるか、それが不安ともいえる」 >「そうですね、コニカルコ卿」 コニカルコさん、ルドウィヒではなく、貴方がエルメキア軍を指揮してくだされば ゼルガディスさんにとって、どんなにか心強い味方になってくださることでしょうか。 >ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち・・・・ > >「お見事」 >ゼルガディスは微かに笑みを浮かべ、拍手する。 >「先ほどの最後の部分をわざとあのような言い方をしたが、見事当てられましたな。 >失礼とは思ったが、試させていただいた」 >ゼルガディスのその言葉に、その場の何人かは気色ばむ。 >「私の意見をいう前に、確認しておきたかったのですよ。 >きつい言い方をすれば、貴公たちの頭の出来を」 >目をすっと細め、口元に冷たい笑みを浮かべ、冷たく言い放つゼルガディスに、リナとアメリアは背筋に冷たい汗が落ちる。 >こんな言い方をすれば、無駄にプライドの高いルドウィヒあたりが激昂しかねない。 ホルンフェルスさんとコニカルコさんの上司は、理解していなかったのでしょうね。 なにしに、この会議に出てきたのでしょうか。 国元でも、邪魔もの扱いされて、国外へ行かされた・・・・・とかでしょうか。 >「貴様!! >何様のつもりだ!!!」 > >案の定一番に切れたのは、ルドウィヒ。 >「軍事会議で女を口説くようなバカに、何を言っても解るまい! >戦略と戦術の違いすら解っていなような奴に、戦争を勘違いしているような奴に、兵士の命を任せられると思うか!!」 >ゼルガディスの低く切りつけるような声と迫力に、ルドウィヒは情けなく尻餅をつく。 >一度は裏の世界に居た事のあるゼルガディス相手に、王宮の奥のぬくぬくとした場所で育ったルドウィヒでは、圧倒されるのは明らかだった。 >「戦争はあくまで殺し合いだ、その覚悟すらない奴が偉そうにする権利はない!」 >何処までも冷たく切り捨てる言い方に、ルドウィヒは黙り込む。 >「兵を指揮するとは兵の命を預かる事、その意味すら解らぬ奴に・・・」 ルドウィヒには、良い薬・・・・・・とは、ならないでしょうね。 『高貴』な『身分』の自分に、よくも恥をかかせてくれたな。とか思って ゼルガディスさんの邪魔をするか・・・・下手したら手下を使って暗殺しようとさえ、するかもしれませんね。 ルドウィヒの指揮下で、犬死させられる方々がいないと良いのですが・・・・・・。 >「イモータル公、そこまでで・・・」 > >ゼルガディスを止めたのはコニカルコだった、彼もルドウィヒには思うところはあったが、一応この場では自分よりも目上なので助け舟ぐらいは出してやる。 コニカルコさんも辛いですね。 いっその事、実弾演習の時に、ルドウィヒに『不幸な事故』に遭って貰っては、如何でしょうか(笑) >――まったく親父は良くやるよ、こんなバカ連中の相手を四六時中してるんだから・・・ > >ここにいない父親の苦労を改めて知り、ゼルガディスはこっそりとため息をつく。 >ラダマンティスも今頃ゼフィーリアで、バカな貴族相手に苦労させられているのだろう・・・・ ラダマンティスさん、大変でしょうが、早くゼフィーリアをマトメテ、ゼルガディスさんの援護を、ぜひお願いします。 >「では、改めてイモータル公の意見を聞きたいのだが?」 >老騎士コニカルコに促され、ゼルガディスは口を開く。 >「私の意見だが・・・」 ゼルガディスさんのお考え、とても楽しみです。 どうやら戦争を回避できそうには、ありませんね。 >エルメキアのバカ皇子・・・・・ > >L:はろはろ〜んvv > >あ、L様。 >今回完全にゼルの一人舞台だと思いません? > >L:この後ゼルは大丈夫なの? > >大丈夫なんじゃないですか、多分あの皇子飾りですから。 >実質的にはコニカルコのじいちゃんが、仕切るでしょうし。 コニカルコの権限を拡大して、エルメキアのバカ皇子には何の権限もない所で 他の方々のご迷惑にならないようにして頂きましょう。 >L:ふーん、ところで頭から煙が拭いてるけど?(汗) > >ああ、ルドウィヒの口調とかバカっぷり書こうと思ったら、頭の中身がショートしたらしくて。 け・・・煙・・・って、大丈夫ですか。 結界内の国々・・・・・大丈夫でしょうか。 ゼルガディスさん、大変ですね。 続き♪楽しみにお待ちしております♪ 寒くなって参りました。お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
11308 | 苦労人ですね、ゼルガディス氏は。 | キツネノテブクロ | 2002/11/13 10:08:31 |
記事番号11305へのコメント >こんにちは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 >続き♪お待ちしておりました♪ こんにちは、猫楽者さん。 感想ありがとうございます。 >エルメキア・・・・・・将来・・・大丈夫でしょうか。 >ルドウィヒ(すいません、“さん”を付ける気になれませんので呼び捨てで失礼します) ルドウィヒにさん≠つける必要はありませんよ。 あの性格ですから。 >実戦経験・・・・・ありますか、『皇族』の御威光は、全く全然通じない相手と戦えますか。 実戦経験なんてないでしょう、おそらく。 >ルドウィヒ、偉そうなことを言ったからには、実績で実力を見せて頂きましょう・・・・・と、言いたいところですが >実戦で、こんなのに指揮されては・・・・たまりませんので、国元で大人しくしていて頂きたいですね。 できれば、大人しくしていて貰いたいです。 >ライゼールの海軍司令・・・・・司令官なのですからキゼンなる態度を、お願いします。 年功序列で司令官になったようなものなので・・・・ 何より殆ど実戦経験などないでしょう。 >5艦隊。実数は120隻くらいですか。 >ルドウィヒが、ダメダメなようですから・・・・・艦隊司令官と指揮下の方々がマトモだと良いですね。 有能な部下と無能な上官の、組み合わせで無ければいいのですが。 >ルドウィヒ・・・・・緊張感ゼロですな。 緊張感なんてありません(ため息) >エルメキア・・・・・『恥』を輸出してますが・・・・・他の国々のいい笑いものですよ。 今頃国元でも人選間違ったとか思っているのではと・・・・(^^; >ゼルガディスさんの予感が、嫌な方向へ外れてしまいましたね。 >他の国々の方の認識を改めてもらい、協力体制を築くのは、大変ですね。 予感が嫌な方に外れました。 少なくとも、帝国と名のつく国の代表たちがこれですから・・・・ゼルガディスは大変です。 アメリアもセイルーンの代表として出席していますが、おそらく彼女の言葉は軽く見られるでしょうし・・・・ >良かったです。 >エルメキアにマトモな方がいてくれて、本当に良かったです。 コニカルコのモデルとしては銀●伝のメル●ッツ提督です。 何気に境遇が似てきそうで、怖いんですが(汗) >ライゼールにも、優秀な方がいたのですね♪ >ホルンフェルスさん、ダメダメな海軍指令の下で苦労しているのでしょうね。 ホルンフェルスは海軍指令の副官で、ダメダメな上司の代わりに頑張ってます。 >コニカルコさん、ルドウィヒではなく、貴方がエルメキア軍を指揮してくだされば >ゼルガディスさんにとって、どんなにか心強い味方になってくださることでしょうか。 実質的には、コニカルコが指揮することには、なると思うんですが、ルドウィヒが大人しくしていてくれるかどうか・・・ >ホルンフェルスさんとコニカルコさんの上司は、理解していなかったのでしょうね。 >なにしに、この会議に出てきたのでしょうか。 理解して無いというより、戦争自体がぴんと来ない方達が多いですし。 一応会議でも開いてみるか、と言うようなノリで出てきてます。 困った事に(ため息) >国元でも、邪魔もの扱いされて、国外へ行かされた・・・・・とかでしょうか。 それ正解です(^^; >ルドウィヒには、良い薬・・・・・・とは、ならないでしょうね。 なりませんね、この程度じゃ。 >『高貴』な『身分』の自分に、よくも恥をかかせてくれたな。とか思って >ゼルガディスさんの邪魔をするか・・・・下手したら手下を使って暗殺しようとさえ、するかもしれませんね。 手下を送っても返り討ちにあうだけです。 何より、ゼルガディスの下に来る前に、オニキスたちに消されてしまいます。 >ルドウィヒの指揮下で、犬死させられる方々がいないと良いのですが・・・・・・。 軍人の辛い所ですね・・・・ >コニカルコさんも辛いですね。 >いっその事、実弾演習の時に、ルドウィヒに『不幸な事故』に遭って貰っては、如何でしょうか(笑) 後処理が大変でしょう、多分。 一応前線にでも出てもらいましょうかね。 >ラダマンティスさん、大変でしょうが、早くゼフィーリアをマトメテ、ゼルガディスさんの援護を、ぜひお願いします。 つくづくグレイワーズ親子は苦労人ですねえ・・・・ ってか、私のせいか(滝汗) >ゼルガディスさんのお考え、とても楽しみです。 >どうやら戦争を回避できそうには、ありませんね。 ゼルガディスの考えは、いずれ。 戦争を回避はできそうに有りませんし、そんな時間も既に無いでしょう。 そのための策を、ゼルガディスはとることになるでしょう。 >コニカルコの権限を拡大して、エルメキアのバカ皇子には何の権限もない所で >他の方々のご迷惑にならないようにして頂きましょう。 バカ皇子・・・・本気で役に立ちませんから。 コニカルコに何とかしてもらいましょう。 >け・・・煙・・・って、大丈夫ですか。 はははは・・・何とか(^^; 『竜の見る夢』で、一番脳みそ使うのが、リナ達四人組みの方の話なんですよね。 国家間の思惑や、軍事関係とか普段縁の無いものばかりなので;; >結界内の国々・・・・・大丈夫でしょうか。 >ゼルガディスさん、大変ですね。 ゼルガディス、若ハゲにならなきゃいいですが(激しくまて) >続き♪楽しみにお待ちしております♪ > >寒くなって参りました。お体にお気を付けて、お元気で。 >では、失礼します。 有難う御座いました。 猫楽者さんもお体にお気をつけ下さいませ。 では失礼します。 |
11314 | ――竜の見る夢―― 第二十三章 | キツネノテブクロ | 2002/11/13 14:41:54 |
記事番号11036へのコメント ――竜の見る夢―― 第二十三章 「私の意見だが、今の各国の状況から見てまず勝てる見込みはありません。 一つ、危機感の無さと、騎士貴族の重用により軍の編成さえ行っていない国があること。 一つ、相手国の状況から見てまず陸戦ではなく海戦、艦隊同士の戦いになります。 そのために海軍を擁する国々の代表に、集まっていただいたのだ。 一つ、自国の戦力を正確に把握している人物が余りに少なく、かつその人物が思うように能力を振るえる状況に無い事。 一つ、他国との連携を軽視している方がいる事。 最低でも、これらをどうにかしないかぎりは、まともな話し合いすら出来ないでしょう」 ゼルガディスの意見に数名の者が頷いている、その中にはコニカルコもホルンフェルスも混じっている。 ルドウィヒは憎々しげにゼルガディスを見ている、彼には遠まわしに自分をバカにしているように聞こえていた。 「では、そのためにはどうすれば良いと思われるのかな」 コニカルコが穏やかに問いかける、この老騎士はゼルガディスを見直していた。 最初は綺麗なだけの飾りかと思っていたのだ、それでも有名なイモータル家の名代としてこの会議に出席している以上、どの程度の人物かは見定めておきたかった。 先程からの言動を見るかぎりでは、かなりの切れ者のようである。 ――言ってはなんだが、ルドウィヒ殿下もこのぐらい聡明であれば・・・・ 「そうですね・・・・コニカルコ卿、エルメキアの軍の命令系統はどうなっていますか?」 「海軍に関しては、儂ではなく・・・・」 そこまで言ってちらりとルドウィヒを見る、その視線の意味に気づき、ゼルガディスの表情は僅かに曇る。 ――このボンボンの管轄だという事か・・・・ 今までどの国も海から攻められるという事が無かったためか、海軍に関してはかなり適当な扱いをしている。 そのためか、同じ軍でも陸軍に比べると、一部の海軍は左遷先のイメージすらあるのだ。 「ではルドウィヒ殿下、海軍の命令系統と正確な戦力を把握しておいでだろうか?」 ――面倒だが、こいつらに自覚させるしかないか・・・ 「何だ?その資料に書いてあるだろ?」 ゼルガディスの質問にバカにしたように答える、先程バカ呼ばわりされた事を根に持っているようだ。 「私が聞いているのは、殿下自身が、現在の軍の状態を正確に把握しているかどうかを聞いているのです」 「なっ・・・なら、貴様はゼフィーリアの海軍の事を把握していると、そう言うのか!? なら聞かせて欲しいもんだね」 ルドウィヒは顔を引き攣らせて、喚き散らす、その様子に一部のものは、眉を顰めているが・・・・ 「今朝の報告によれば、昨日の段階で一艦隊20隻前後、総艦隊数15、戦闘参加可能な艦隊は10。 編成待ちの5個艦隊は戦況に応じて投入予定、なおこの数は開戦まで変更の可能性がある。 各艦隊の指揮官は既に、各自準備にかかっている」 手元の資料を全く見ずに、すらすらと言ってのけるゼルガディスに、ルドウィヒは更に表情を歪める。 ――せめてこの程度くらいは、言えるようになって欲しいものだが・・・期待するだけ無駄か・・・・ 「どうせ、丸暗記だろ!」 「見苦しいですよ、ルドウィヒ殿下。 イモータル公の言う事が気に入らないのでしたら、試してみればいいでしょう」 アメリアの言葉に、その場にいたものが訝しげな表情を見せる。 「シュミレーションで相手の能力を見ればいいんです。 ゲームの応用なんですが、なかなか良く出来たものがあるんです」 にっこりとアメリアは微笑み・・・ 「両者共によろしいですか?」 ――アメリア・・・・考えたな・・・・ ゼルガディスは不敵な笑みを浮かべ頷く、ルドウィヒも同じように頷く。 ――田舎貴族の分際で賢しげな事を・・・・恥をかかせてやる・・・ アメリアに案内され一同が通された部屋の中央に、かなり大きなテーブルのようなものがある。 「これは先程も言ったように、ゲームが元で陣取りゲームを卓上でするものなんですが、それとイリュージョンとヴィジョンを応用したものです。 一応設定はお互い同じにしてあります、細かい説明などは、魔道士の方に聞いてください」 一通り説明を聞くと、ゼルガディスは地形と天候などを詳しく聞いていき、軍の編成を確認していく。 ――地形は一方は崖か・・・・緩やかな丘に雑木林・・・・さてと・・・・ ゼルガディスは軍を幾つかに分け、一隊を崖上に一隊を雑木林に伏せ、更に一隊を林を迂回させながら、ルドウィヒの後方に回り込ませていく。 更に、ゼルガディスは、予測進路上に幾つかのトラップを仕掛けていく。 ――さて、どう出るか・・・・ ルドウィヒは傍から見ていても、考えなしだと解る行動を取っていた、ひたすら一直線にゼルガディスの陣営に突き進んでいるのだ。 ――・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱりバカだ・・・・ どう考えても、もう少し警戒して進むものだが・・・・・ルドウィヒは正面から敵を打つ以外に、思いつかないらしい。 そして、最初のトラップでルドウィヒの軍が減少。 ――ホントにかかるとはな・・・・落とし穴に・・・・・ ゼルガディスは完全に呆れていた、軽い足止め程度で張って置いたトラップに、こうも見事にかかるとは、思っていなかった。 更に崖上に潜ませていた隊が上から矢の雨を降らせ、林の伏兵からの矢の攻撃に、ルドウィヒの軍は更に減少。 後方に退きかけたところを、回り込ませていた別動隊にあっさり退路を断たれ、全滅していた。 「あっけない」 ゼルガディスのつまらなそうな声だけが響く。 卓上で展開された、シュミレーションに声も無い一同。 ルドウィヒの戦い方は、騎士同士の戦い方に近いが・・・・誰が見ても普通ならゼルガディスが取ったような、戦い方を選ぶだろう。 ルドウィヒは騎士と軍の違いさえ解っていない事を、さらけ出す結果となった。 「あのさ、ゼル・・・・あたしでさえ、林に伏兵が居ると思うわよ?」 「普通はな・・・」 余りの結果に呆れながら、リナは小声でゼルガディスに言う、ゼルガディスも同じように呆れた調子で返している。 「あんなのが戦場に出たがるんだ、そんなのに命を預けなきゃならない兵士が、余りに憐れだ」 ゼルガディスは低く唸るように言う。 ――ゼルって貴族を馬鹿にしてたけど・・・・・納得・・・ 「一度休憩を入れましょうか」 場の雰囲気を察してアメリアが言い、一同は其々の部屋に戻る。 ただ一人ルドウィヒは唇をかみ締め、屈辱に震えていた。 ――田舎貴族の分際で・・・ 噛み締めた唇からは、赤い雫が落ちる。 その雫が床に染みを作っていき、その染みが広がるようにルドウィヒの中に、どす黒いものが広がっていた・・・・ ――歪んだ優越者・・・・ <続> ―あとがき― あールドウィヒって書いてて気分悪いキャラだ〜 ゼル:よお。 やあ、大変だねえ、バカ皇子の相手も。 ゼル:お前な、あそこまでバカを出さなくても・・・・ しょうがないよ、バカ貴族のトップバッターみたいなもんだし。 一応まだああいうのが出てくる予定だし、名前考えるのがかなりめんどいのさ。 ゼル:軍人用の名前だけはかなり考えてあるんだろ? そっから持ってくればいいだろ。 やだ。 ゼル:・・・・・ まあ、適当にその辺の図鑑とかから名前を決めるよ。 今回の話で登場する人の大半は、鉱物辞典開いて目に付いた名前を使ってるし。 ゼル:石の名前か? たとえば誰が? ヴァリシア帝国、ホントにヴァリシアって名前の鉱石があります。 後は、トロナ君とか、コニカルコの爺ちゃんとか、ホルンフェルス嬢とか、フルネームが全部石(笑) ゼル:・・・・・ ありゃ、沈黙しちゃった。 じゃこの辺で。 ゼル:次回もよろしくな。 |
11336 | シュミレーション♪ | 猫楽者 E-mail | 2002/11/13 23:36:56 |
記事番号11314へのコメント こんにちは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 毎日、とても楽しく読ませて頂いております♪ >「私の意見だが、今の各国の状況から見てまず勝てる見込みはありません。 まず、『勝てない』との発言で、会議に出ている方々が真剣に考えてくれると良いですね。 負けるとなれば、味方の犠牲。そして国に暮す方々が、どんな酷い目に合わされるか。 仮にも軍の中枢にいる方々が、一番わかっている・・・・・のですよね? >一つ、危機感の無さと、騎士貴族の重用により軍の編成さえ行っていない国があること。 エルメキアを始めとして、国々に共通しているのですね、『家柄』と『血統』による人事・・・・・・・。 平和な時代ならば、そんなに影響は無いのでしょうが、開戦確実の、この時期には大変な重荷となってしまいますね。 >一つ、相手国の状況から見てまず陸戦ではなく海戦、艦隊同士の戦いになります。 >そのために海軍を擁する国々の代表に、集まっていただいたのだ。 >一つ、自国の戦力を正確に把握している人物が余りに少なく、かつその人物が思うように能力を振るえる状況に無い事。 有能な人材がいても、上にふんぞり返っているだけで、何もしない・・・・・ならまだしも 『自分は正しい』とか、考えて・・・・・無茶苦茶なことしている人のお陰で・・・・・・コニカルコさん、ホルンフェルスさんは苦労しますね。 >一つ、他国との連携を軽視している方がいる事。 >最低でも、これらをどうにかしないかぎりは、まともな話し合いすら出来ないでしょう」 >ゼルガディスの意見に数名の者が頷いている、その中にはコニカルコもホルンフェルスも混じっている。 >ルドウィヒは憎々しげにゼルガディスを見ている、彼には遠まわしに自分をバカにしているように聞こえていた。 ゼルガディスと、コニカルコさん、そしてホルンフェルスさんが軍を掌握なされば 防衛、迎撃の体制をスムーズに築けるのでしょうね。 ルドウィヒ・・・・バカにされたく無いのなら・・・・・何をすれば良いのか、自分には今、何が出来て 何が足りないのか・・・・・・考え・・・・・無いのでしょうね・・・・こ・の・お・か・た・・・・の場合。 >「では、そのためにはどうすれば良いと思われるのかな」 >コニカルコが穏やかに問いかける、この老騎士はゼルガディスを見直していた。 >最初は綺麗なだけの飾りかと思っていたのだ、それでも有名なイモータル家の名代としてこの会議に出席している以上、どの程度の人物かは見定めておきたかった。 >先程からの言動を見るかぎりでは、かなりの切れ者のようである。 > >――言ってはなんだが、ルドウィヒ殿下もこのぐらい聡明であれば・・・・ コニカルコさん良い人ですね。 ルドウィヒを見捨ててはいないのですか。 その為に・・・・・・色々と苦労なさっているのですね。 >「そうですね・・・・コニカルコ卿、エルメキアの軍の命令系統はどうなっていますか?」 >「海軍に関しては、儂ではなく・・・・」 >そこまで言ってちらりとルドウィヒを見る、その視線の意味に気づき、ゼルガディスの表情は僅かに曇る。 > >――このボンボンの管轄だという事か・・・・ 海軍の方々が・・・・・泣きますね。 自分達を指揮し、命を預けるのが・・・・・・こ〜いう人物・・・・だと。 指揮官をどうにかしないと・・・・・脱走兵が大量に出そうですね。 >今までどの国も海から攻められるという事が無かったためか、海軍に関してはかなり適当な扱いをしている。 >そのためか、同じ軍でも陸軍に比べると、一部の海軍は左遷先のイメージすらあるのだ。 >「ではルドウィヒ殿下、海軍の命令系統と正確な戦力を把握しておいでだろうか?」 > >――面倒だが、こいつらに自覚させるしかないか・・・ ゼルガディスさん、流石です・・・・・・自分には、とてもそんな風には考えられません。 ただ並大抵の事では、このバカ(失礼)に『自覚』させるのは難しいのでは無いでしょうか。 ショック療法を試してみて、それで『自覚』してくれたらラッキー。 ダメで・・・逝っちゃった♪・・・・としても不幸な事故・・・位の覚悟が無いと、ゼルガディスさんが辛くなってしまいますね。 >「何だ?その資料に書いてあるだろ?」 >ゼルガディスの質問にバカにしたように答える、先程バカ呼ばわりされた事を根に持っているようだ。 >「私が聞いているのは、殿下自身が、現在の軍の状態を正確に把握しているかどうかを聞いているのです」 >「なっ・・・なら、貴様はゼフィーリアの海軍の事を把握していると、そう言うのか!? >なら聞かせて欲しいもんだね」 >ルドウィヒは顔を引き攣らせて、喚き散らす、その様子に一部のものは、眉を顰めているが・・・・ ルドウィヒ・・・・・ホントに『皇族』か、あんたは、子供の喧嘩じゃないんだから。 仮にも、海軍の司令官(だと思ってしまいました)なのですから・・・・・・自軍の状況くらいは把握しておいた方が良いですよ。 >「今朝の報告によれば、昨日の段階で一艦隊20隻前後、総艦隊数15、戦闘参加可能な艦隊は10。 >編成待ちの5個艦隊は戦況に応じて投入予定、なおこの数は開戦まで変更の可能性がある。 >各艦隊の指揮官は既に、各自準備にかかっている」 >手元の資料を全く見ずに、すらすらと言ってのけるゼルガディスに、ルドウィヒは更に表情を歪める。 > >――せめてこの程度くらいは、言えるようになって欲しいものだが・・・期待するだけ無駄か・・・・ > >「どうせ、丸暗記だろ!」 そうです、ゼルガディスさん・・・・・残念ながら・・・・期待するだけ無駄ですね。 ルドウィヒ・・・・・『編成』って、解るのでしょうか。 エルメキア・・・・・今のうちに、せめて海軍内の人事を見直したほうが・・・・良いのでは。 >アメリアに案内され一同が通された部屋の中央に、かなり大きなテーブルのようなものがある。 >「これは先程も言ったように、ゲームが元で陣取りゲームを卓上でするものなんですが、それとイリュージョンとヴィジョンを応用したものです。 >一応設定はお互い同じにしてあります、細かい説明などは、魔道士の方に聞いてください」 魔道技術を利用したシュミレーション♪ 凄いですね。思わず、『ああああああ、やってみたい』と思いました♪ >ルドウィヒは傍から見ていても、考えなしだと解る行動を取っていた、ひたすら一直線にゼルガディスの陣営に突き進んでいるのだ。 兵力を集中させる、のは、ある意味正しい・・・・とは思うのですが・・・・・・。 レースでゴールを目指している訳では無いのですから・・・・。 自軍が圧倒的に多数で、敵の罠も小細工も粉砕できるのなら良いのですが・・・・・・。 互角の戦力で、何も考えずに一直線に突き進んで、どうするのですか。 >――・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱりバカだ・・・・ > >どう考えても、もう少し警戒して進むものだが・・・・・ルドウィヒは正面から敵を打つ以外に、思いつかないらしい。 >そして、最初のトラップでルドウィヒの軍が減少。 > >――ホントにかかるとはな・・・・落とし穴に・・・・・ > >ゼルガディスは完全に呆れていた、軽い足止め程度で張って置いたトラップに、こうも見事にかかるとは、思っていなかった。 罠がある、とは夢にも思っていなかったのでしょうね。 もしかしたら・・・・・・説明ロクに聞いてなくて・・・・罠が仕掛けられる・・・とか 兵力を分けられる・・・・ことを理解していなかったのかも・・・・しれませんね。 >更に崖上に潜ませていた隊が上から矢の雨を降らせ、林の伏兵からの矢の攻撃に、ルドウィヒの軍は更に減少。 >後方に退きかけたところを、回り込ませていた別動隊にあっさり退路を断たれ、全滅していた。 >「あっけない」 >ゼルガディスのつまらなそうな声だけが響く。 ゼルガディスさん、お見事です。 ルドウィヒ・・・・十字砲火の待ち伏せに・・・ものの見事にハマッテますね。 エルメキア・・・・・やっぱりおもいっきり・・・・・自国の『恥』をさらしてくれてますが。 >卓上で展開された、シュミレーションに声も無い一同。 >ルドウィヒの戦い方は、騎士同士の戦い方に近いが・・・・誰が見ても普通ならゼルガディスが取ったような、戦い方を選ぶだろう。 >ルドウィヒは騎士と軍の違いさえ解っていない事を、さらけ出す結果となった。 この会議での、発言とシュミレーションの戦闘指揮の冴えで、会議の出席者の方々がゼルガディスさんのことを認めてくれると良いですね。 ルドウィヒ・・・・逆恨み・・・しそうですね。 >ただ一人ルドウィヒは唇をかみ締め、屈辱に震えていた。 > >――田舎貴族の分際で・・・ > >噛み締めた唇からは、赤い雫が落ちる。 >その雫が床に染みを作っていき、その染みが広がるようにルドウィヒの中に、どす黒いものが広がっていた・・・・ 生まれた場所で、その人の優秀さが決まるのなら・・・・・・恐ろしい世の中ですね。 身ひとつになった自分の今現在の実力を、思い知らされたのでしょうか。 『身分』に気を使われて、苦労らしい苦労もしないで来たのでしょうが・・・・・。 この方・・・・・何やら・・・後ろ向きに突き進みそうで・・・・・怖いのですが。 >あールドウィヒって書いてて気分悪いキャラだ〜 > >ゼル:よお。 > >やあ、大変だねえ、バカ皇子の相手も。 > >ゼル:お前な、あそこまでバカを出さなくても・・・・ > >しょうがないよ、バカ貴族のトップバッターみたいなもんだし。 >一応まだああいうのが出てくる予定だし、名前考えるのがかなりめんどいのさ。 トップバッター・・・・なのですか、あの手の人達が・・・・集団で出てくる・・・・。 ゼルガディスさん・・・・・頑張ってください(汗) >ヴァリシア帝国、ホントにヴァリシアって名前の鉱石があります。 >後は、トロナ君とか、コニカルコの爺ちゃんとか、ホルンフェルス嬢とか、フルネームが全部石(笑) 鉱石からのお名前だったのですか。 鉱石辞典・・・・すごい本を、お持ちなのですね。 コニカルコさん、ホルンフェルスさん。 ダメダメ上司がいて、何かと大変でしょうが、どうかゼルガディスさんと力を合わせて頑張ってください。 コニカルコさん、メル●ッツ提督のような事にならないように、お祈りしております。 恥をかかされた・・・・お方が暴走するのでしょうか。 それとも、何か陰険な方法で報復しようとするとか。 会議とシュミレーションでの、見事なまでのヤラレっぷり、面白かったです〜。 すっかりと寒くなってしまいましたね。 お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
11345 | Re:シュミレーション♪ | キツネノテブクロ | 2002/11/14 15:14:54 |
記事番号11336へのコメント >こんにちは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 >毎日、とても楽しく読ませて頂いております♪ こんにちはです。 感想ありがとうございます。 >まず、『勝てない』との発言で、会議に出ている方々が真剣に考えてくれると良いですね。 考えてくれる方ばかりじゃないのが、辛いとこです。 >負けるとなれば、味方の犠牲。そして国に暮す方々が、どんな酷い目に合わされるか。 >仮にも軍の中枢にいる方々が、一番わかっている・・・・・のですよね? 中枢にいるものほど、解ってないのではと・・・・(汗) >エルメキアを始めとして、国々に共通しているのですね、『家柄』と『血統』による人事・・・・・・・。 政治に関しては特に、家柄を重視してそうです。 >平和な時代ならば、そんなに影響は無いのでしょうが、開戦確実の、この時期には大変な重荷となってしまいますね。 確かに平和な時代ならば軍をそれ程必要としてませんから、影響は少ないでしょう。 その分、脆いですが・・・・ >有能な人材がいても、上にふんぞり返っているだけで、何もしない・・・・・ならまだしも >『自分は正しい』とか、考えて・・・・・無茶苦茶なことしている人のお陰で・・・・・・コニカルコさん、ホルンフェルスさんは苦労しますね。 良識的な人ほど苦労しそうな気がしてます。 コニカルコもホルンフェルスも上司には恵まれてませんので・・・・ >ゼルガディスと、コニカルコさん、そしてホルンフェルスさんが軍を掌握なされば >防衛、迎撃の体制をスムーズに築けるのでしょうね。 それが一番理想でしょう。 そうなるにはハードルが山のようにありそうですが;; >ルドウィヒ・・・・バカにされたく無いのなら・・・・・何をすれば良いのか、自分には今、何が出来て >何が足りないのか・・・・・・考え・・・・・無いのでしょうね・・・・こ・の・お・か・た・・・・の場合。 彼は全て自分中心に回ってます。 それだけにゼルガディスは苦労しそうですが・・・・ >コニカルコさん良い人ですね。 >ルドウィヒを見捨ててはいないのですか。 >その為に・・・・・・色々と苦労なさっているのですね。 何かこの辺が、某老提督をイメージしてしまいます。 あの老提督も、結局貴族を見捨てる事が出来なかった方ですし・・・・ >海軍の方々が・・・・・泣きますね。 まともな方は泣くでしょう。 >自分達を指揮し、命を預けるのが・・・・・・こ〜いう人物・・・・だと。 >指揮官をどうにかしないと・・・・・脱走兵が大量に出そうですね。 戦争どころじゃなくなりそうです。 >ゼルガディスさん、流石です・・・・・・自分には、とてもそんな風には考えられません。 >ただ並大抵の事では、このバカ(失礼)に『自覚』させるのは難しいのでは無いでしょうか。 自覚させる相手は、何もルドウィヒだけではないですから。 案外ルドウィヒに犠牲になってもらってるのではと・・・(^^; >ショック療法を試してみて、それで『自覚』してくれたらラッキー。 >ダメで・・・逝っちゃった♪・・・・としても不幸な事故・・・位の覚悟が無いと、ゼルガディスさんが辛くなってしまいますね。 彼らが自覚する時が死ぬ時だったら、目も当てられませんね。 それでなくても、内容的には暗いですし・・・・ >ルドウィヒ・・・・・ホントに『皇族』か、あんたは、子供の喧嘩じゃないんだから。 精神年齢は誰がどう見ても『がきんちょ』でしょう。 >仮にも、海軍の司令官(だと思ってしまいました)なのですから・・・・・・自軍の状況くらいは把握しておいた方が良いですよ。 海軍指令の肩書きは持ってますが、結局は名前だけでしょう。 >そうです、ゼルガディスさん・・・・・残念ながら・・・・期待するだけ無駄ですね。 >ルドウィヒ・・・・・『編成』って、解るのでしょうか。 >エルメキア・・・・・今のうちに、せめて海軍内の人事を見直したほうが・・・・良いのでは。 人事見直していただきましょうか、やっぱり・・・・。 >魔道技術を利用したシュミレーション♪ >凄いですね。思わず、『ああああああ、やってみたい』と思いました♪ こんなのがあったら面白いんじゃないかと思って。 発案者はゼルガディスでしょう、セイルーン入りしたその日とかに、こういうものを作ってくれとかいって、頼んでそうです。 >兵力を集中させる、のは、ある意味正しい・・・・とは思うのですが・・・・・・。 そう、時と場合によっては正しいでしょうが・・・・ >レースでゴールを目指している訳では無いのですから・・・・。 >自軍が圧倒的に多数で、敵の罠も小細工も粉砕できるのなら良いのですが・・・・・・。 >互角の戦力で、何も考えずに一直線に突き進んで、どうするのですか。 そこら辺が温室育ちのぼんぼんといわれる所以でしょうね。 >罠がある、とは夢にも思っていなかったのでしょうね。 >もしかしたら・・・・・・説明ロクに聞いてなくて・・・・罠が仕掛けられる・・・とか >兵力を分けられる・・・・ことを理解していなかったのかも・・・・しれませんね。 ルドウィヒの思考回路がどうなってるか、謎ですね。 普通は真っ直ぐつっこみませんよね・・・・ >ゼルガディスさん、お見事です。 >ルドウィヒ・・・・十字砲火の待ち伏せに・・・ものの見事にハマッテますね。 ルドウィヒ・・・・も少し兵法を学ぼうよ・・・・ >エルメキア・・・・・やっぱりおもいっきり・・・・・自国の『恥』をさらしてくれてますが。 エルメキアの皇太子はまともなキャラにしようと思ってますので、多分未来はまだマシだと思うのですが・・・・・ この恥さらしをどうするかは謎ですね。 >この会議での、発言とシュミレーションの戦闘指揮の冴えで、会議の出席者の方々がゼルガディスさんのことを認めてくれると良いですね。 認める方もいるでしょうが、余計気に食わないと思う方もいるでしょうね。 >ルドウィヒ・・・・逆恨み・・・しそうですね。 ええ、蛇のように粘着質に逆恨みを・・・・・ >生まれた場所で、その人の優秀さが決まるのなら・・・・・・恐ろしい世の中ですね。 そんな世の中嫌過ぎですね。 >身ひとつになった自分の今現在の実力を、思い知らされたのでしょうか。 >『身分』に気を使われて、苦労らしい苦労もしないで来たのでしょうが・・・・・。 苦労なんてしたこと無いでしょう。 一応皇子ですし、周りにかしずかれて育ったでしょうから。 >この方・・・・・何やら・・・後ろ向きに突き進みそうで・・・・・怖いのですが。 壊れていくでしょうね・・・・後ろ向きに・・・・ >トップバッター・・・・なのですか、あの手の人達が・・・・集団で出てくる・・・・。 集団かどうかはわかりませんが、ヴァリシア帝国側にも出てくるし、ゼフィーリアにも他の国にも出てくるでしょう。 大量に出たら頭痛とかしそうな気が・・・・ >ゼルガディスさん・・・・・頑張ってください(汗) ゼル:ああ、ありがとう。 >鉱石からのお名前だったのですか。 >鉱石辞典・・・・すごい本を、お持ちなのですね。 鉱石の本は完全に趣味ですね(^^; >コニカルコさん、ホルンフェルスさん。 >ダメダメ上司がいて、何かと大変でしょうが、どうかゼルガディスさんと力を合わせて頑張ってください。 二人とも聡明なだけに今の状況が良く見えています。 それだけに大変でしょうね・・・・頑張って欲しいです。 >コニカルコさん、メル●ッツ提督のような事にならないように、お祈りしております。 笑って逝ってしまれるような、そんな自体だけはいやです。 半分境遇が似てるので心配といえば心配ですが・・・・ >恥をかかされた・・・・お方が暴走するのでしょうか。 >それとも、何か陰険な方法で報復しようとするとか。 さあ、どうなるでしょう。 >会議とシュミレーションでの、見事なまでのヤラレっぷり、面白かったです〜。 あのぐらいしないと、バカっぽさが出ないかなーと思ってしまって(^^; おかげで、ルドウィヒがほんとのバカになってました(苦笑) >すっかりと寒くなってしまいましたね。 >お体にお気を付けて、お元気で。 > >では、失礼します。 > ありがとう御座いました。 猫楽者さんもお体にお気をつけ下さいませ。 では失礼します。 |
11344 | ――竜の見る夢―― 第二十四章 | キツネノテブクロ | 2002/11/14 14:38:03 |
記事番号11036へのコメント ――竜の見る夢―― 第二十四章 赤い男は珍しく海辺まで来ていた。 人形めいた容姿は美しいのだが、何故かそれを素直に頷けない何かが男にはあった。 「まだだよ、―――――。 君はまだ出番じゃない、そこで眠っているといい・・・・・ボクが舞台をととのえてあげるヨ。 君が動きやすくなるように・・・・」 すうっと唇を上げ海の底に蠢くモノへ話しかける。 「ボクも動こうカナ。 ・・・・この世界の人間は楽しイネ」 ――どうせなら、間近で楽しまないトネ・・・・ アレクセルはトロナに返事を聞くために、神殿を訪れていた。 「三日前の返事が聞きたい」 アレクセルは穏やかにトロナに問いかける、断れたとしてもそれをとやかく言う気は無かった。 むしろ、まだ幼ささえ残るこの少年を、戦場に連れて行くことに少し躊躇いがあった。 「お受けします、ただ・・・・」 「ただ、なんだね?」 アレクセルは何処までも穏やかに話しかける。 「ボクの友人も一緒じゃ駄目ですか?」 「友人?」 「はい、サニディン=パイロファンって言います。 ボクと同じ神官見習いなんです」 「ふむ・・・本人に会わせてもらえるかな?」 「はい、こちらです」 トロナはアレクセルを連れ、礼拝堂に向かう。 礼拝堂では数名の神官が、祈りを捧げていた。 「彼です」 礼拝堂の一番前にある長椅子に座り、熱心に祈りを捧げている少年がいる。 トロナよりも年長そうに見えるが、トロナ自身が幼く見えるため、年はそれ程違っていないのだろう。 「サニー、ちょっといいかな」 他の者の祈りの邪魔にならぬように、側によってそっと声をかける。 「トロナ、何か用?」 振り向いた少年は、この国特有の金髪碧眼に琥珀の肌で、ややきつい顔立ちをしている。 「サニー、フレイム元帥だよ。 話したでしょ」 トロナに言われ、サニディンはアレクセルの方に視線を向ける。 「あ・・・初めまして、サニディン=パイロファンです。 トロナから話は伺ってます」 「初めまして、サニディン。 私はアレクセル=フレイム、帝国軍元帥をしている」 「トロナが、私を一緒に連れて行くように言ったのではありませんか?」 「ああ、そうだが・・・・ふむ、下手に位の高い神官を連れて行くよりは良さそうだ。 君さえ良ければ、旗艦に搭乗してもらえるかい?」 アレクセルはサニディンに好印象を抱いていた、トロナとは違う雰囲気をしているが、真っ直ぐで曇りない瞳をしている事が、何より気に入った。 「・・・はい、お受けします」 「ホント!?サニー!」 トロナが嬉しそうに言うのを、サニディンは苦笑しながら頷く。 「では、後日改めて正式に要請書を送る事になると思う。 かなり長い航海になるから、そのつもりで準備しておいてくれるかい」 アレクセルは微笑ましそうに二人を見ながら、それだけを伝え神殿を後にした。 ――若い希望の子供達か・・・・ アレクセルは心が温かくなるような気持ちで、元帥府へと戻っていった。 セイルーンの客室の一つ、ルドウィヒは閉じこもり誰にも会おうとはしなかった。 会議でもシュミレーションでも、恥をさらす事になり、とてもではないが同じ顔ぶれの中へ、自身の姿を晒す気にはなれなかった。 「おのれ・・・・田舎貴族の小倅が・・・・ボクに恥をかかせやがって・・・・・」 まるで子供のように親指の爪をかじりながらぶつぶつと呟いている。 その目は血走り、強く噛み締めた跡が唇に残り、赤く筋が浮いている。 「あいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめ・・・・・・」 まるで呪詛でもするかのように、同じ言葉を繰り返していく。 ・・・そんなに悔しいノ? 誰もいない筈の部屋に声がし、ルドウィヒは顔を引き攣らせて驚く。 「誰だ!? 誰かいるのか??!」 声が裏返り、その言葉さえも不明瞭だ。 『そんなに悔シイ? ボクが手助けしてあげルヨ』 カーテンの陰にひっそり佇む人影に、ルドウィヒは不気味さの余り悲鳴を上げそうになる。 「ななななななんだ!!??お前は!!??」 『ボク? ボクの名前は・・・そうだね、ステフとでも呼んデ。 君にボクの力を貸してあげようかと思っテネ』 カーテンの陰から出てきたのは、血のように赤い髪に赤い瞳の人形めいた男。 「ステフとか言ったな、ホントにボクに力を貸すというのか? あの男、イモータルの小倅をやり込めれるだけの力を?」 『君がそれを望むならネ』 唇の端を上げ、にぃーと嘲笑うステフにルドウィヒは背筋が寒くなるも、しっかりと頷く。 ――最初からあいつは気に入らなかった・・・・ ルドウィヒは知らなかった、それが悪魔との契約に等しき事を・・・・・ 元帥府に戻ったアレクセルは直ぐに、艦隊の配置の最終調整にかかっていた。 補給を確実にするために、途中幾つかの中継地を作る必要を感じ、既に手配をしていた。 それらの進行状況を見ながら、第一陣の出港の日時の調整に入る。 「さてと、帝都に残る陸軍は誰に任せるか・・・・」 この人選を間違うと、内乱が起きた時にかなり困った事になる。 「・・・・どうするかなあ・・・・・」 頭を悩ませつつも、仕事をこなすアレクセルだった。 ――赤い悪魔が蠢く・・・ <続> ―あとがき― 赤い男の名前がやっと出た。 ステフ:やっとボクの名前がでタネ。 にょおおおおおおおおおおおおおおおおお(滝汗) ななななななななんでここにいるんだあああああ!!!!!!??????(パニック) ステフ:その反応オモシロイネ あああああああかい悪魔ああああああ!!!! きゅう(@x@ ステフ:・・・・・ボク嫌われてル? くすんっ。(いぢけてのの字) はうっ! ああ、びっくりした。 ステフ:ネエ、ボク嫌われてル?(泣きそう) いや、そういうわけじゃなくて(滝汗) まさかいるとは思わなくて、びっくりしただけっす!(汗) ステフ:その汗・・・・ナニ? 気にしちゃ駄目!! じゃ、この辺で!!! ステフ:? 次もよろしくデス。 |
11367 | セイルーンにも嵐の気配ですか(汗) | 猫楽者 E-mail | 2002/11/14 22:42:11 |
記事番号11344へのコメント こんにちは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 毎日連載さていて、すごいですね。とても楽しく読ませて頂いております♪ >「まだだよ、―――――。 >君はまだ出番じゃない、そこで眠っているといい・・・・・ボクが舞台をととのえてあげるヨ。 >君が動きやすくなるように・・・・」 >すうっと唇を上げ海の底に蠢くモノへ話しかける。 >「ボクも動こうカナ。 >・・・・この世界の人間は楽しイネ」 > >――どうせなら、間近で楽しまないトネ・・・・ ついに、赤い男さんが動きましたね。 海の底の蠢くモノに話しかける・・・・・・って(汗) 意思の疎通が可能という事は、意識を持っている方なのですか。 何らかの『力』の塊かと、思ってしまいました。 >アレクセルはトロナに返事を聞くために、神殿を訪れていた。 >「三日前の返事が聞きたい」 >アレクセルは穏やかにトロナに問いかける、断れたとしてもそれをとやかく言う気は無かった。 >むしろ、まだ幼ささえ残るこの少年を、戦場に連れて行くことに少し躊躇いがあった。 元帥閣下。ご立派なお方です。 それだけに・・・・・・今の祖国の現状を、どんなにか辛く思っておいでなのでしょうか。 アレクセルさんのような、聡明な方が『帝国』を統治して頂けたら、不幸な戦争。 少なくとも、『侵略』などという、非効率的な事は起こらないのでしょうね。 >「ああ、そうだが・・・・ふむ、下手に位の高い神官を連れて行くよりは良さそうだ。 >君さえ良ければ、旗艦に搭乗してもらえるかい?」 >アレクセルはサニディンに好印象を抱いていた、トロナとは違う雰囲気をしているが、真っ直ぐで曇りない瞳をしている事が、何より気に入った。 『帝国』の『聖職者』、特に高い地位に就いている方々に、トロナさん達を見習って欲しいですね。 アレクセルさんとトロナさん達の出会いが、『新しい時代』の幕開けとなってくれて この国が、少しでも良い方向へと進んでくれると良いですね。 >「では、後日改めて正式に要請書を送る事になると思う。 >かなり長い航海になるから、そのつもりで準備しておいてくれるかい」 >アレクセルは微笑ましそうに二人を見ながら、それだけを伝え神殿を後にした。 > >――若い希望の子供達か・・・・ > >アレクセルは心が温かくなるような気持ちで、元帥府へと戻っていった。 元帥閣下、『帝国』の未来も、まだまだ絶望するには早そうですね。 未来へと歩んで行ってくれるトロナさん達のような方々が、いてくれる限り、『希望』はありますね。 どうか、トロナさん達が『戦争』という辛い現実を乗り越えて歩み続けてくれると良いですね。 >セイルーンの客室の一つ、ルドウィヒは閉じこもり誰にも会おうとはしなかった。 >会議でもシュミレーションでも、恥をさらす事になり、とてもではないが同じ顔ぶれの中へ、自身の姿を晒す気にはなれなかった。 >「おのれ・・・・田舎貴族の小倅が・・・・ボクに恥をかかせやがって・・・・・」 >まるで子供のように親指の爪をかじりながらぶつぶつと呟いている。 >その目は血走り、強く噛み締めた跡が唇に残り、赤く筋が浮いている。 >「あいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめあいつめ・・・・・・」 >まるで呪詛でもするかのように、同じ言葉を繰り返していく。 ルドウィヒ・・・・・立ち止まったまま・・・・・・ですか。 生まれて初めての、挫折というわけでしょうか。 その悔しさを別の方向へと向けてくれれば、かなりのレベルアップが出来ると思うのですが。 >「ななななななんだ!!??お前は!!??」 >『ボク? >ボクの名前は・・・そうだね、ステフとでも呼んデ。 >君にボクの力を貸してあげようかと思っテネ』 >カーテンの陰から出てきたのは、血のように赤い髪に赤い瞳の人形めいた男。 ななななななななななんで、このお方がセイルーンに(滝汗) ルドウィヒ・・・・・いくら貴方でも・・・・・・どこの誰とも知れない、ステフさんに『力』・・・・借りたりしないですよね。 >「ステフとか言ったな、ホントにボクに力を貸すというのか? >あの男、イモータルの小倅をやり込めれるだけの力を?」 >『君がそれを望むならネ』 >唇の端を上げ、にぃーと嘲笑うステフにルドウィヒは背筋が寒くなるも、しっかりと頷く。 > >――最初からあいつは気に入らなかった・・・・ > >ルドウィヒは知らなかった、それが悪魔との契約に等しき事を・・・・・ あうっ(汗) エルメキア・・・・・・・人選間違えましたね・・・・・・・・。 この世界へ、どんな影響が出てしまうのでょうか。 ルドウィヒ・・・・・捨て駒とか・・・・・・実験ダイとか・・・・好きなように操られたあげく・・・・悲惨な逝き方をしそうですね(合掌) ゼルガディスさん、温室育ちのボンボンが無茶な事してます。 どうかお気を付けて。 コニカルコさん・・・・・残念ながら、貴方が暖かく見守っていた方は・・・人間じゃなくなっちゃうかも・・・しれません。 どうか、コニカルコさん、責任を感じて無茶な事したり、しないでくださいね。 >元帥府に戻ったアレクセルは直ぐに、艦隊の配置の最終調整にかかっていた。 >補給を確実にするために、途中幾つかの中継地を作る必要を感じ、既に手配をしていた。 >それらの進行状況を見ながら、第一陣の出港の日時の調整に入る。 元帥閣下、大変ですね。 元帥府の配下の方々の出兵案を検討して決定、指示を出す。 例の『貴族』の取り扱いもありますし、どうかお体をお大事に、元帥閣下が万が一にもお倒れになってしまうと 『貴族』と、まともな方々の対立で、艦隊が自滅してしまうかも知れません。 >「さてと、帝都に残る陸軍は誰に任せるか・・・・」 >この人選を間違うと、内乱が起きた時にかなり困った事になる。 >「・・・・どうするかなあ・・・・・」 >頭を悩ませつつも、仕事をこなすアレクセルだった。 いっそのこと、内乱を起こしそうな方々を残してみては・・・・・。 でも、国に暮す方々に迷惑が掛かってしまいますから・・・・ダメですね。 >赤い男の名前がやっと出た。 > >ステフ:やっとボクの名前がでタネ。 > >にょおおおおおおおおおおおおおおおおお(滝汗) >ななななななななんでここにいるんだあああああ!!!!!!??????(パニック) > >ステフ:その反応オモシロイネ > >あああああああかい悪魔ああああああ!!!! >きゅう(@x@ キ・・・・キッネノテブクロさん・・・・・・ご無事ですか(汗) ステフさん。『赤い悪魔』という別の御名前も持っているのですね。 >ステフ:・・・・・ボク嫌われてル? >くすんっ。(いぢけてのの字) いや・・・嫌われてはいないと・・・・・思いますよ・・・・・・ただ・・・・・。 何をするの・・・・か、わからないので・・・・怖いなあ・・・・と思ってはおりますが(滝汗) >はうっ! >ああ、びっくりした。 > >ステフ:ネエ、ボク嫌われてル?(泣きそう) なんか・・・・・ステフさん・・・・・可愛いですね。 眼・・・・うるうる・・・・とか、してるのでしょうか。 >いや、そういうわけじゃなくて(滝汗) >まさかいるとは思わなくて、びっくりしただけっす!(汗) > >ステフ:その汗・・・・ナニ? > >気にしちゃ駄目!! >じゃ、この辺で!!! ついに、ステフさんが動き出しましたね。 ますますゼルガディスさんが大変になりますね。 『帝国』との開戦前に、セイルーンでも一波乱、起こってしまうのでしょうか。 >ステフ:? >次もよろしくデス。 はい♪今後の展開が、すごく楽しみです〜。 そろそろ冬物のコートを出そうか、と思うほど朝夕は寒くなって参りましたね。 お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
11376 | セイルーンに警報を出さないと!(まて) | キツネノテブクロ | 2002/11/15 10:45:39 |
記事番号11367へのコメント >こんにちは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 >毎日連載さていて、すごいですね。とても楽しく読ませて頂いております♪ こんにちは、猫楽者さん。 まだ何とか一日一話続いておりますが、そろそろペースが怪しくなりそうです。(汗) >ついに、赤い男さんが動きましたね。 >海の底の蠢くモノに話しかける・・・・・・って(汗) >意思の疎通が可能という事は、意識を持っている方なのですか。 意識はあります、ただ今の所不安定な存在ではあります。 >何らかの『力』の塊かと、思ってしまいました。 半分正解です。 >元帥閣下。ご立派なお方です。 >それだけに・・・・・・今の祖国の現状を、どんなにか辛く思っておいでなのでしょうか。 辛いでしょうね、かつては名君と言われた主君が変わってしまって・・・・ >アレクセルさんのような、聡明な方が『帝国』を統治して頂けたら、不幸な戦争。 >少なくとも、『侵略』などという、非効率的な事は起こらないのでしょうね。 アレクセルは聡明だからこそ、国政に干渉してこなかったと思います。 彼は軍人ですから・・・・ >『帝国』の『聖職者』、特に高い地位に就いている方々に、トロナさん達を見習って欲しいですね。 爪の垢煎じて飲ませて・・・・それでも無理ならショック療法で・・・・ >アレクセルさんとトロナさん達の出会いが、『新しい時代』の幕開けとなってくれて >この国が、少しでも良い方向へと進んでくれると良いですね。 そうなる事を願ってはいます。 >元帥閣下、『帝国』の未来も、まだまだ絶望するには早そうですね。 絶望しては、何も出来ません。 小さいけれど希望がありますし。 >未来へと歩んで行ってくれるトロナさん達のような方々が、いてくれる限り、『希望』はありますね。 >どうか、トロナさん達が『戦争』という辛い現実を乗り越えて歩み続けてくれると良いですね。 トロナたちには辛い現実ですが、それを乗り越えていって欲しいです。 >ルドウィヒ・・・・・立ち止まったまま・・・・・・ですか。 >生まれて初めての、挫折というわけでしょうか。 >その悔しさを別の方向へと向けてくれれば、かなりのレベルアップが出来ると思うのですが。 ルドウィヒは後ろ向きにどんどん壊れていきそうです。(まて) おそらく挫折という言葉すら、ルドウィヒは知らなかったのではと思います。 それ故暴走しやすいのかもしれませんが・・・・ >ななななななななななんで、このお方がセイルーンに(滝汗) ステフ:面白そうだカラv >ルドウィヒ・・・・・いくら貴方でも・・・・・・どこの誰とも知れない、ステフさんに『力』・・・・借りたりしないですよね。 ルドウィヒは精神のバランスが崩れかけているので、まともに思考が働いていないのでは・・・・ >あうっ(汗) >エルメキア・・・・・・・人選間違えましたね・・・・・・・・。 思いっきり間違えてますね・・・・・・・。 >この世界へ、どんな影響が出てしまうのでょうか。 >ルドウィヒ・・・・・捨て駒とか・・・・・・実験ダイとか・・・・好きなように操られたあげく・・・・悲惨な逝き方をしそうですね(合掌) あうっ(滝汗) 半分正解です(汗) ろくなことにはなりません。(合掌) >ゼルガディスさん、温室育ちのボンボンが無茶な事してます。 >どうかお気を付けて。 ゼルガディス、どう対処していくか・・・・・ >コニカルコさん・・・・・残念ながら、貴方が暖かく見守っていた方は・・・人間じゃなくなっちゃうかも・・・しれません。 >どうか、コニカルコさん、責任を感じて無茶な事したり、しないでくださいね。 コニカルコ・・・・頑固な所もありますから・・・・無茶しなきゃいいですが・・・。 >元帥閣下、大変ですね。 >元帥府の配下の方々の出兵案を検討して決定、指示を出す。 >例の『貴族』の取り扱いもありますし、どうかお体をお大事に、元帥閣下が万が一にもお倒れになってしまうと >『貴族』と、まともな方々の対立で、艦隊が自滅してしまうかも知れません。 元帥働きすぎ・・・・若ハゲになりますよ・・・・(汗) シェイルをはじめ元帥の手助けはしてますが、最終決定などは元帥の仕事ですから、自然に激務になるんでしょうね。 >いっそのこと、内乱を起こしそうな方々を残してみては・・・・・。 それも考えましたが・・・・アレクセルの仕事が余計増えそうで・・・ >でも、国に暮す方々に迷惑が掛かってしまいますから・・・・ダメですね。 犠牲になるのは常に弱いもの、力ないもの、つまり一般の人々ですから。 >キ・・・・キッネノテブクロさん・・・・・・ご無事ですか(汗) はい、何とか。 >ステフさん。『赤い悪魔』という別の御名前も持っているのですね。 いや、ステフの本性から行くとそう呼んでも構わないかなと・・・・。 >いや・・・嫌われてはいないと・・・・・思いますよ・・・・・・ただ・・・・・。 嫌われてるというより、恐れられてます・・・・いろんな意味で・・・ >何をするの・・・・か、わからないので・・・・怖いなあ・・・・と思ってはおりますが(滝汗) 何をするか解らない、それ正解です。 彼の本来の力は、あのヴァルですらあがらえるかどうか・・・・。 >なんか・・・・・ステフさん・・・・・可愛いですね。 >眼・・・・うるうる・・・・とか、してるのでしょうか。 してます・・・・眼・・・・うるうると・・・・ 彼の行動には悪意は無いです、彼の行動には善も悪も無いです。 >ついに、ステフさんが動き出しましたね。 >ますますゼルガディスさんが大変になりますね。 >『帝国』との開戦前に、セイルーンでも一波乱、起こってしまうのでしょうか。 ステフが動き出しました、でもステフの考えって・・・・・かなり謎。 波乱・・・起きそうです。 >はい♪今後の展開が、すごく楽しみです〜。 > >そろそろ冬物のコートを出そうか、と思うほど朝夕は寒くなって参りましたね。 >お体にお気を付けて、お元気で。 寒さの余り、コタツから出るのが嫌になる今日この頃ですが、猫楽者さんもお体にはお気をつけ下さいませ。 >では、失礼します。 感想ありがとう御座いました。 では失礼します。 |