◆-スレイ版ウサギとカメ-さくらあおい(1/16-16:02)No.1110
 ┣楽しかったです〜(はあと)-Noel・マイオー(1/16-16:43)No.1114
 ┃┗のえるさん、ありがとうございます。-さくらあおい(1/16-17:18)No.1115
 ┣訂正-さくらあおい(1/16-17:54)No.1116
 ┗ぎゃはははは・・・-朱夏(1/18-16:21)No.1122
  ┗朱夏さん、ありがとうございます。-さくらあおい(1/20-15:22)No.1138


トップに戻る
1110スレイ版ウサギとカメさくらあおい 1/16-16:02


言わずと知れたウサギとカメの話を、ウサギ=リナ、カメ=ガウリイで書いてみました。
他にもゲストが出るけれど・・・。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

♪ もしもしカメよカメさんよ 世界のうちでお前ほど
歩みののろいものはない どうしてそんなにのろいのか

昔、むかし、ある所に、金色の甲羅が美しいカメがおりました。その名を、ガウリイといいます。仲間うちでも目立つその容姿ゆえに、彼は群れを離れ、旅に出ました。家宝の光の剣を背に負って。
良く晴れた日。野原を歩いていたガウリイは、あまりにポカポカ日が照るので、睡魔に襲われ、ついに手足頭しっぽを甲羅に仕舞い込んで寝入ってしまいました。
「あ、あ、あたしはリナ=インバース〜♪」
陽気に歌を口ずさみながら、1匹のウサギがスキップをしながらやって来ました。自身が歌っているように、リナというのが彼女の名前です。
彼女の趣味でもあるキツネいぢめをしてきたところで、すこぶる上機嫌でした。
ずる賢いキツネは、他の動物を騙したり脅したりして、お宝をたんまりため込んでいるので有名です。だから、それを懲らしめるというのは良いことなのですが、如何せん、魔法が使えるリナは手加減をしらないので、狐殺し(フォックス・キラー)と呼ばれ、恐れられています。
キラン。
リナの視界で、何かが光りました。足を止めて、光の方を見ます。
「ん〜〜? あっ! 金のかたまり発見っ!」
光り物には目がないリナは、それが眠っているカメの甲羅だとは露にも思わず、目標目掛けて突進しました。
「あたしのものよ〜〜!!」
爆走するリナの気配に目が覚めたガウリイは、一体何事かと、引っ込めていた頭をヌゥと出しました。
寸前まで迫っていたリナは、いきなり頭を生やした金塊に驚き、その拍子に足がもつれて、すっ転んでしまいました。
ずべべべべ……。
「おい……大丈夫か?」
目の前で転倒するリナに、手足を出したガウリイが声を掛けます。
金塊がカメだったのを知ったリナは、怒りの形相でガウリイにつかみ掛かります。
「大丈夫か?じゃないわよっ! カメならカメらしくしてなさいよね! 紛らわしい姿してるから、てっきり、金塊が落ちてるのかと思ったじゃないのよ!」
「それは、言いがかりってモンだぜ。お前さんが勝手に勘違いしただけじゃねーか。オレの甲羅は生まれつきだしよー」
いきなり怒鳴りつけられたガウリイが、のぼけた顔で反論します。
「そんな目立つ甲羅してるんだから、腹の方を上にして寝なさいよ!」
「んな事したら、安心して寝れねーよ。それに、裏返っちまったら、自力で起き上がれねーもん、オレ」
「ほほう。それは、いー事聞いた♪」
にやり。リナは不敵な笑みを浮かべます。
「あんた。カメのくせに生意気に剣なんか持っちゃって……。そーね。あたしを騙した罰に、その剣をもらってあげるわ。覚悟なさい(はあと)」
「ちょっと待て! 何だ、ソレ!? そんなの、オレの知った事かよ」
「問答無用!」
リナは、呪文詠唱に入りました。ガウリイは必死に逃げようとしますが、悲しいかな、カメの足では速く歩く事は出来ません。
「ディル・ブラ――」
「お待ちなさい!!」
今しも術が完成するという時、横手から声が割り込んできました。
「誰!?」
リナが声をあげて、手に収束していた魔力は消えてしまいます。
「何の罪もないカメさんに狼藉を働く、悪いウサギ! 私の中に宿る正義の心が、あなたの悪事を許しはしない!」
「あそこだっ」
目のいいガウリイが、高い木の枝に、すっくと立つリスを指差しました。
「天に代わって、このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが成敗する。とお!」
口上を述べきったアメリアが、立っていた枝を蹴り、飛び降ります。
ベチャ。
「お、おい。……今、なんか潰れたような音がしなかったか?」
「う、うん……」
ガウリイもリナも、あまりにとーとつな出来事に、思わず顔を見合わせました。
「――ま、まあ、いいわ! なかった事にして、改めて、その剣いただくわよ!」
先に我に返ったリナが動いた、その時、
「正義の鉄拳!」
その気配を感じさせる暇(いとま)も与えず、アメリアがリナのどたまを殴りました。
「大丈夫ですか、カメさん?」
しゅたっと着地して、アメリアはガウリイを見やりました。
「いや、オレは平気だけどよ。いーのか?」
「何がです?」
「あいつ怒らすと、手が付けられんよーな気がする」
「もお遅いわよ……」
むくっと起き上がるリナは、赤い目を吊り上げ、激怒の様子です。
「このあたしに拳を入れるとは、リスにしてはなかなかやってくれるわね」
「やる気ですか? それなら、こっちにも考えがあります」
「へえ。どーすんのよ?」
「四六時中あなたの傍で、正義に神髄についてとくと解いて聞かせてあげます!」
「う゛……」
あからさまに嫌そうな顔を見せるリナ。力技にはとことん強い彼女も、このテの攻撃は苦手なようです。
「さすがに困っているようですね。心を改めるなら、それで良し! そうでないのなら、あなたが改心するまで誠心込めて――」
「けっこうよ! 大体、元はといえば、こいつが道端で寝てるのがいけないのよ」
「そんな事でいちいち怒るなんて、お前、心が狭いぞ?」
「よけーなお世話よ! いいから、その剣、あたしによこしなさい!」
「まあまあまあ」
言い合う2匹の間に、アメリアが割って入ります。
「そーゆー事でしたら、私にひとつ提案があります。お二人で勝負をして、ウサギさんが勝ったら、カメさんは潔く剣を渡す。カメさんが勝ったら、ウサギさんはカメさんにちょっかいを出さない。私がちゃんと見届け人になります。どうですか?」
「おい」
「いーわよ。やったろーじゃない。で、勝負って、何するのよ?」
「ウサギさんが決めてください」
「そんな勝手に……」
「そうねぇ」
ちろり。リナは、物言いたげなガウリイを見下ろして、
「かけっこで決着(ケリ)をつけましょう」
「それでいいです。ね、カメさん?」
「……お前ら、頼むからオレの話も聞いてくれ」
無視されっぱなしだったガウリイが、涙ながらに訴えます。
「カメのオレが、どーやったらウサギにかけっこで勝てるんだ?」
「勝てます! 正義の心さえあれば!」
拳を握り締め、力説するアメリア。
「正義の心ってなあ……」
「まさか! あなた、正義の心がないんですか? もしかして、悪!?」
「そーゆー問題じゃなくてだな……」
「だったら、勝てます。さあ、スタートラインに立ってください」
ガリガリガリ。アメリアは、小枝で地面に線を引きます。そして、少し離れた丘を指差して言いました。
「コースは、ここを出発点して、あの丘の木を迂回し、またここへ戻ってくる……でいいですね?」
にんまりと余裕の笑顔で、リナはうなずきます。ガウリイは、もはや口を出すのを諦めてしまいました。
「ルールも決めておきましょう。自分の足で走る事。魔法は一切使用禁止。妨害行為も駄目です」
「おっけー。あたしは、いつでもいいわよ」
ガウリイも、渋々スタートラインへ移動します。
「位置について。用意――どんっ!」
合図と共に、両者一斉にスタートを切りました。
リナは、力強い脚力で駆けていきます。そして、ガウリイは、
「フレー、フレー、カ・メ・さん。がんばれ、がんばれ、カ・メ・さん」
明るい声援を送るアメリアの前で、ガウリイは走り……もとい、歩いていました。
「カメさん……ウサギさんに随分と引き離されていますよ」
「分かってる」
「頑張らないと、この剣、ウサギさんに取られてしまいますよ?」
レースの間、ガウリイから光の剣を預かったアメリアが言います。
「一体、誰のお陰で、こんな事になったと思ってるんだ?」
「カメさんの為です」
怒りの口調で尋ねるガウリイに、アメリアは微塵にも悪気を感じていない様子で答えます。そのあまりに真っ直ぐな答えに、ガウリイは拍子抜けしてしまいました。
「努力と根性です、カメさん。正義は必ず勝つって決まっていますから!」
「せいぜい、頑張るよ」
心底疲れた声でガウリイが答えました。アメリアは、視線を先行したリナに向けます。
「んー。ウサギさん、早いなぁ。――私、ちょっと様子見てきますね」
アメリアが呪文を唱えだしました。彼女も魔法が使えるのです。
「翔封界(レイ・ウイング)!」
アメリアの体が浮きあがり、高速飛行で、リナへ向かって飛んでいく。ガウリイは、寂しげな瞳でそれを見送りながら歩くのでした。
一方、ぴょんぴょこりんと跳ねているリナは、
「ふふーん。あたし、知ってんのよ。余裕こいたウサギが居眠りしちゃって、鈍足なカメに負けちゃう話。そんなの、ウサギの風上にもおけないわよねぇ。あたしは違うわよ。勝って、あの剣をいただくんだから。そーだ。ついでに、あの金ピカな甲羅もひんむいちゃおうかしらー。それとも、そのまま剥製にするとか。そんで、どっかの金持ちに高く売り付けて。いーかもしんない♪」
そんな事を考えつつも、リナは少しも気を抜かずに丘の上を目指すのです。
リナとガウリイが向かう、その丘の上に満足げな笑みを浮かべます。胸を張って立つ影がひとつ。
「おーっほっほっほっほーっ!」
青く澄んだ空に向かって、高笑いするタヌキ。
「やっぱり、晴れた青空の下、腹の底から健康的に笑うって、気持ちいいわ!」
タヌキは、満足げな笑みを浮かべます。
「ちょっと、そこのあなた?」
おや? タヌキのナーガが、あらぬ方向を向いて話し掛けます。
「そのタヌキっていうの、やめてくれないかしら? どこをどう見たら、この可愛らしいアライグマのわたしが、タヌキに見えて?」
もしかして、ト書きに向かって話してるんですか?
「分かったら、ちゃんと訂正なさい」
(ナーガさんの要望により)アライグマが、満足げな笑みを浮かべます。
「おーっほっほっほっほ! それでいいのよ。――あら……?」
ナーガは、何かを見つけて眉をぴくんと上げました。
「あの貧相な胸をしたウサギは、リナじゃない。ふぅん♪ このわたしの元へ、ご飯をおごりに来るなんて、殊勝になった――」
言いかけて、ナーガは固まりました。
「リ、リナの後ろから翔封界(レイ・ウイング)で飛んでくるのは、もしかして……!?」
サーッと血の気が引き、大量の汗が流れ出ます。
「ど、どうして、あの子がここに……」
動揺するナーガは、とっさに呪文を唱えました。
「眠り(スリーピング)!」
混乱を極めたナーガの魔法は、当然の如く暴走し、その効力は対象物を選ばなかった。
くて。
術者本人であるナーガと、飛行中だったアメリア、そして巻き込まれるようにリナも、眠りの世界へと誘われた。幸いな事に、術力が届く範囲内にまで到達していなかったガウリイだけが、その難から逃れたのでした。
そんな事とは露知らず、道端で寝入るアメリアやリナ、そして見知らぬアライグマを横目に、確実に歩を進めます。
「何なんだ、こいつら……。人に道の真ん中で寝るなって言ったくせに、気持ちよさそうに寝てるじゃないか。まあ、今日は、いー天気だもんな」
昼下がりの空を見上げて、ガウリイは嘆息をつきます。
「どーして、オレ一人で頑張ってるんだ? けどなぁ。一緒に寝てたら、、また張り倒されそーだし。
ゴールに辿り着くまで我慢だな」
誘惑に負けそうな自分に喝を入れて、ガウリイは黙々と歩き続けます。
西の空が赤らんできた頃、ようやくリナが目を覚ましました。身を起こし、きょろきょろと周りを見回すと、傍に、右手の拳を突き上げた飛行ポーズのまま、うつ伏せに眠り込んでいるアメリアがいます。
「何で、あたし、こんな所で寝てたわけ? んーと。――あっ!!」
勝負の事を思い出し、ゴール地点を振り返るリナ。ガウリイは、未だゴールラインの手前にいました。
「今から行けば、まだ間に合うわね。よおし」
走り出そうとして、
「ズルはいけませんよ」
急に声を掛けられて、リナは肝を冷やす。
「あんた、いつ起きたの?」
リナは動揺を隠しながら、きつい視線を向けるアメリアに尋ねます。
「ウサギさんが、『今から行けば、まだ間に合う』って言った時です。何だか分かりませんが、私もウサギさんも今まで寝ていたようですね。とすれば、まだ折り返していないはず! 勝負は正々堂々。さあ!」
問答無用といったアメリアに、リナは苦虫をつぶしたような顔で180度向きを変えて駆け出しました。監視するように、アメリアが後ろから飛んでいきます。
「だけど! あたしがあんなところで寝るなんて。誰かが眠り(スリーピング)を使ったに違いないわ! まさか、あんたじゃないでしょうね?」
「勝負に水をさすなんて、すなわち悪! 私は、正義の使者ですよぉ」
「そぉよね。かといって、あのとぼけたカメが魔法を使えるとは思えないし……。そおだ! 魔法が使用されたんだから、この勝負、無効よね?」
「でも、本当に眠り(スリーピング)が使われたという確証もありませんし。まあ、ハンデという事でどうでしょう?」
「どうでしょう、じゃないでしょ! まったく、あたしに眠り(スリーピング)をかけた奴、絶対に許さーん!!」」
とても喋りながらとは思えない走りで、リナはあっという間に、丘の木を経由しました。そこには、ナーガの姿は見当たりません。リナ達よりも復活の早かったナーガは、さっさと姿をくらましていたのです。
「くおらぁ〜、カメーーー! カメの分際であたしに勝つなんて言語道断よぉーーーっ!!」
ガウリイの後ろ姿を捉えて、リナが叫びます。
リナの雄たけびを耳にして、ガウリイはがむしゃらに手足を動かします。
その後ろに迫ろうとするリナ。
先にゴールに戻っていたアメリアが、しっかり判定できるように身構えています。
「ゴォーーーーーーール!!!」
地道に歩いたガウリイと、後半猛然と追い上げたリナは、ほとんど同時にゴールを通過しました。
「どっち?」
息せき切ったリナが、アメリアに詰め寄ります。
「カメさんの勝ちです!」
きっぱりとアメリアが宣言して、リナは、がっくりと肩を落としてしまいました。
「この、このあたしが、カメに負けた……」
「はい。どーぞ、カメさん」
にっこりと笑うアメリアが、預かっていた剣をガウリイに返しました。
「サンキュ」
「ちょっと待った!」
背中に怒りの稲妻を背負ったリナに、思わずガウリイは後ずさります。
「何だよ。勝負はついただろ?」
暴れ出すのではないかと緊張の面持ちのガウリイ。何かあれば対抗しようと、身構えるアメリア。
「勝負は勝負だから、今回はあたしの負けにしといてあげる」
悔しそうにリナが言って、ガウリイはほっと胸を根でおろします。
「だから、あなたがその剣をあたしにくれる気になるまで、ついていく事にするわ」
「はあ??」
「だったら、私も一緒に行きます!」
アメリアが挙手して言うと、リナは露骨に嫌そうな顔をしました。
「何で、あんたが?」
「ウサギさんを野放しにするのは危険だと、正義の心が警告しています」
「あっそ。じゃ、勝手にすれば」
またしても自分を抜きに話が出来上がっていくのを、ガウリイは黙って見ているしかありませんでした。彼に発言権は与えられないのです。
「えっと、あんた、アメリアだったわね。あたしはリナ。リナ=インバースよ」
「よろしくお願いします、リナさん」
握手を交わしたリナとアメリアの視線が、ガウリイに向けられました。ガウリイは、こっそり小さなため息を吐いて、名乗ります。
「オレは、ガウリイ=ガブリエフだ」
「それじゃあ、ガウリイさん、リナさん、行きましょう!」
こうして、奇妙な出会いをした3匹は、どこ行くあてのない旅に出ましたとさ。

おしまい。



たははは・・・。書き逃げ!(しゅたたたた・・・・)




トップに戻る
1114楽しかったです〜(はあと)Noel・マイオー E-mail URL1/16-16:43
記事番号1110へのコメント

あおいさん♪

久々に笑えるものを読ませていただきました〜〜♪
ありがとうございました♪

>言わずと知れたウサギとカメの話を、ウサギ=リナ、カメ=ガウリイで書いてみました。

アイディアが良かったでし〜
> 昔、むかし、ある所に、金色の甲羅が美しいカメがおりました。その名を、ガウリイといいます。

金色の甲羅、ときいてお寺とかに売っている亀の置物を思い出したのはわたしだけでしょうか…?

>家宝の光の剣を背に負って。

亀がどうやって光の剣を奮うんでしょうか(笑)?

> 彼女の趣味でもあるキツネいぢめをしてきたところで、すこぶる上機嫌でした。

にゃるほど!キツネいぢめなんですね(笑)

>狐殺し(フォックス・キラー)と呼ばれ、恐れられています。

(笑)!!

>「あたしのものよ〜〜!!」

リナですねえ…(^^;

>「大丈夫か?じゃないわよっ! カメならカメらしくしてなさいよね! 紛らわしい姿してるから、てっきり、金塊が落ちてるのかと思ったじゃないのよ!」
>「それは、言いがかりってモンだぜ。お前さんが勝手に勘違いしただけじゃねーか。オレの甲羅は生まれつきだしよー」

確かに…勝手な言いがかりだ…(笑)

>「そんな目立つ甲羅してるんだから、腹の方を上にして寝なさいよ!」
>「んな事したら、安心して寝れねーよ。それに、裏返っちまったら、自力で起き上がれねーもん、オレ」

なんか…メチャクチャな……(苦笑)

>「何の罪もないカメさんに狼藉を働く、悪いウサギ! 私の中に宿る正義の心が、あなたの悪事を許しはしない!」

出ましたね!!

> 目のいいガウリイが、高い木の枝に、すっくと立つリスを指差しました。

リスアメリア…見てみたいです♪

>「そんな事でいちいち怒るなんて、お前、心が狭いぞ?」

確かに(苦笑)

>「そーゆー事でしたら、私にひとつ提案があります。お二人で勝負をして、ウサギさんが勝ったら、カメさんは潔く剣を渡す。カメさんが勝ったら、ウサギさんはカメさんにちょっかいを出さない。私がちゃんと見届け人になります。どうですか?」
>「おい」

ガウリイ君、可哀相…(笑)
アメリアも勝手に決めてるよ〜〜!

>「ウサギさんが決めてください」

しかも…なぜか決定権はウサギさんにあるし(笑)

>「……お前ら、頼むからオレの話も聞いてくれ」
> 無視されっぱなしだったガウリイが、涙ながらに訴えます。
>「カメのオレが、どーやったらウサギにかけっこで勝てるんだ?」

……可哀相に…あそこでリナに会ったのが不幸の始まりだと諦めなくちゃ(笑)

>「勝てます! 正義の心さえあれば!」

そういう問題じゃないと思う!!

>「まさか! あなた、正義の心がないんですか? もしかして、悪!?」

(爆笑)

>「だったら、勝てます。さあ、スタートラインに立ってください」

勝てないって!!

>「頑張らないと、この剣、ウサギさんに取られてしまいますよ?」
> レースの間、ガウリイから光の剣を預かったアメリアが言います。
>「一体、誰のお陰で、こんな事になったと思ってるんだ?」

うんうん(笑)
誰のせいなんだろうねえ…

>「努力と根性です、カメさん。正義は必ず勝つって決まっていますから!」

わたしは思う、アメリア…君は悪だ…

>「やっぱり、晴れた青空の下、腹の底から健康的に笑うって、気持ちいいわ!」

そうだったんですねえ…(苦笑)

>「何なんだ、こいつら……。人に道の真ん中で寝るなって言ったくせに、気持ちよさそうに寝てるじゃないか。まあ、今日は、いー天気だもんな」

そして…君もどっかズレている!!

>「ウサギさんを野放しにするのは危険だと、正義の心が警告しています」

君を野放しにするのも在る意味、迷惑だと思う(笑)

> またしても自分を抜きに話が出来上がっていくのを、ガウリイは黙って見ているしかありませんでした。彼に発言権は与えられないのです。

可哀相に…(笑)
とことん、不幸ですねえ…。

> 握手を交わしたリナとアメリアの視線が、ガウリイに向けられました。ガウリイは、こっそり小さなため息を吐いて、名乗ります。
>「オレは、ガウリイ=ガブリエフだ」

ここの溜め息がナイ〜ス!!

ほんと、面白かったです♪
一人、一人のキャラの正確が良く出てたと思います〜!!

また頑張って何か、書いて下さいね〜〜!!
楽しみにしてます〜♪♪

本当に、こんな楽しいものをありがとうございました〜♪♪

Noel・マイオー

トップに戻る
1115のえるさん、ありがとうございます。さくらあおい 1/16-17:18
記事番号1114へのコメント

>久々に笑えるものを読ませていただきました〜〜♪
>ありがとうございました♪
そんな、こちらこそ、ありがとうございます。

>>言わずと知れたウサギとカメの話を、ウサギ=リナ、カメ=ガウリイで書いてみました。
>アイディアが良かったでし〜
そうですか? 実は、キャスト違いも考えてるんですけどね。(ぽそ)

>> 昔、むかし、ある所に、金色の甲羅が美しいカメがおりました。その名を、ガウリイといいます。
>金色の甲羅、ときいてお寺とかに売っている亀の置物を思い出したのはわたしだけでしょうか…?
お、お寺??しかも、売っている・・・・お土産ですね。

>>家宝の光の剣を背に負って。
>亀がどうやって光の剣を奮うんでしょうか(笑)?
やっぱり、突っ込まれた。私も書いてて、どうやって使うんだろうと考えました。
思うに、柄の部分をくわえて、ガメラのように回転して飛ぶのでは?
でも、それだと2枚におろされたラハニムのように・・・あ、甲羅があるから大丈夫か。(笑)

>> 彼女の趣味でもあるキツネいぢめをしてきたところで、すこぶる上機嫌でした。
>>にゃるほど!キツネいぢめなんですね(笑)
>>狐殺し(フォックス・キラー)と呼ばれ、恐れられています。
>(笑)!!
ウケましたか。(笑)

>>「あたしのものよ〜〜!!」
>>リナですねえ…(^^;
はい。リナですから。(^−^)

>>「大丈夫か?じゃないわよっ! カメならカメらしくしてなさいよね! 紛らわしい姿してるから、てっきり、金塊が落ちてるのかと思ったじゃないのよ!」
>>「それは、言いがかりってモンだぜ。お前さんが勝手に勘違いしただけじゃねーか。オレの甲羅は生まれつきだしよー」
>>確かに…勝手な言いがかりだ…(笑)
まあね・・・。(−−;)

>>「そんな目立つ甲羅してるんだから、腹の方を上にして寝なさいよ!」
>>「んな事したら、安心して寝れねーよ。それに、裏返っちまったら、自力で起き上がれねーもん、オレ」
>なんか…メチャクチャな……(苦笑)
ああ。メチャクチャすぎました?(汗)

>>「何の罪もないカメさんに狼藉を働く、悪いウサギ! 私の中に宿る正義の心が、あなたの悪事を許しはしない!」
>出ましたね!!
正義のリス登場(笑)

>> 目のいいガウリイが、高い木の枝に、すっくと立つリスを指差しました。
>リスアメリア…見てみたいです♪
私も見てみたいかも。

>>「そんな事でいちいち怒るなんて、お前、心が狭いぞ?」
>確かに(苦笑)
あはは。当初は、「胸も小さいが、心も狭いぞ」ってセリフだったり。当然、どつかれてます。

>>「そーゆー事でしたら、私にひとつ提案があります。お二人で勝負をして、ウサギさんが勝ったら、カメさんは潔く剣を渡す。カメさんが勝ったら、ウサギさんはカメさんにちょっかいを出さない。私がちゃんと見届け人になります。どうですか?」
>>「おい」
>ガウリイ君、可哀相…(笑)
>アメリアも勝手に決めてるよ〜〜!
周りが見えていないところが、アメリアかなぁ、なんて。あくまで、私の見解ですが。

>>「ウサギさんが決めてください」
>しかも…なぜか決定権はウサギさんにあるし(笑)
ウサギを納得させるには、ウサギの得意分野でカメが勝たないと意味がないんです。

>>「……お前ら、頼むからオレの話も聞いてくれ」
>> 無視されっぱなしだったガウリイが、涙ながらに訴えます。
>>「カメのオレが、どーやったらウサギにかけっこで勝てるんだ?」
>……可哀相に…あそこでリナに会ったのが不幸の始まりだと諦めなくちゃ(笑)
合掌。

>>「勝てます! 正義の心さえあれば!」
>そういう問題じゃないと思う!!
アメリアの論理ですから。

>>「まさか! あなた、正義の心がないんですか? もしかして、悪!?」
>(爆笑)
ウケてる、ウケてる。(御満悦の様子)

>>「だったら、勝てます。さあ、スタートラインに立ってください」
>勝てないって!!
まあ、確かに。(苦笑)

>>「頑張らないと、この剣、ウサギさんに取られてしまいますよ?」
>> レースの間、ガウリイから光の剣を預かったアメリアが言います。
>>「一体、誰のお陰で、こんな事になったと思ってるんだ?」
>うんうん(笑)
>誰のせいなんだろうねえ…
ア、アメリアに悪意はないので。(^−^;)

>>「努力と根性です、カメさん。正義は必ず勝つって決まっていますから!」
>わたしは思う、アメリア…君は悪だ…
悪ですか?うーん、それは困った。(−−;)

>>「やっぱり、晴れた青空の下、腹の底から健康的に笑うって、気持ちいいわ!」
>そうだったんですねえ…(苦笑)
ナーガだし。

>>「何なんだ、こいつら……。人に道の真ん中で寝るなって言ったくせに、気持ちよさそうに寝てるじゃないか。まあ、今日は、いー天気だもんな」
>そして…君もどっかズレている!!
そーですか?彼も、冒頭で寝てましたから・・・一応、共感してるんですけど。

>>「ウサギさんを野放しにするのは危険だと、正義の心が警告しています」
>君を野放しにするのも在る意味、迷惑だと思う(笑)
そーですね。そのうち、ゼルがきてくれるでしょ。彼は、どんな動物がいいかな・・・?

>> またしても自分を抜きに話が出来上がっていくのを、ガウリイは黙って見ているしかありませんでした。彼に発言権は与えられないのです。
>可哀相に…(笑)
>とことん、不幸ですねえ…。
とても刃向かえないでしょ。カメだから、逃げても追いつかれるし。

>> 握手を交わしたリナとアメリアの視線が、ガウリイに向けられました。ガウリイは、こっそり小さなため息を吐いて、名乗ります。
>>「オレは、ガウリイ=ガブリエフだ」
>ここの溜め息がナイ〜ス!!
気に入ってもらえましたか。こっそりと。(^^)

>ほんと、面白かったです♪
>一人、一人のキャラの正確が良く出てたと思います〜!!
そう言っていただけると、とても嬉しいです。

>また頑張って何か、書いて下さいね〜〜!!
>楽しみにしてます〜♪♪
あう、卒業までに出来たら・・・また。(自信はない)

>本当に、こんな楽しいものをありがとうございました〜♪♪
いえいえ。こんな拙いもので良ければ・・・。
本当に、御感想、有り難うございました。m(_ _)m

トップに戻る
1116訂正さくらあおい 1/16-17:54
記事番号1110へのコメント

申し訳ありません。後で気付いたんですけど、所々、打ち損じがありました。
訂正しておきます。

>♪ もしもしカメよカメさんよ 世界のうちでお前ほど
>歩みののろいものはない どうしてそんなにのろいのか
この歌、著作権に引っかかったらどうしよう・・・・。(滝汗)

>「四六時中あなたの傍で、正義に神髄についてとくと解いて聞かせてあげます!」
正しくは、正義の神髄について(「に」ではなく「の」)

>「コースは、ここを出発点して、あの丘の木を迂回し、またここへ戻ってくる……でいいですね?」
出発点として(「と」が抜けてました)

> リナとガウリイが向かう、その丘の上に満足げな笑みを浮かべます。胸を張って立つ影がひとつ。
リナとガウリイが向かうその丘の上に、胸を張って立つ影がひとつ。
が、正しい。後ろの文章が割り込んでました。意味不明な文章。

見つけたのは、これだけでしたが、もし、他にもあったら・・・先に謝っておきます。
ごめんなさい!!

そして、訂正前にこれを読んでくれたNoelさん、すみませんでした。(深々と頭を下げる)




トップに戻る
1122ぎゃはははは・・・朱夏 1/18-16:21
記事番号1110へのコメント

ぎゃははははははははははははは・・・・
すいません、つい。はじめまして、朱夏ともうします。
ウサギとカメですか。あのメンバーで、なんかすごいですね。
アメリアのリスや、リナのウサギは想像できるとして、問題なのはガウリイとナーガですか。
ガウリイのカメにナーガのたぬきですか・・・あまり想像できにくいですね。
楽しかったですけど・・・・・・
また何か書いてください。応援してます。

トップに戻る
1138朱夏さん、ありがとうございます。さくらあおい 1/20-15:22
記事番号1122へのコメント

>ぎゃははははははははははははは・・・・
大ウケ・・・・。(^^;)
>すいません、つい。はじめまして、朱夏ともうします。
はい。はじめまして。(^^)
>ウサギとカメですか。あのメンバーで、なんかすごいですね。
>アメリアのリスや、リナのウサギは想像できるとして、問題なのはガウリイとナーガですか。
>ガウリイのカメにナーガのたぬきですか・・・あまり想像できにくいですね。
>楽しかったですけど・・・・・・
確かに、トロいガウリイって、想像できないですね。
で、ナーガはアライグマだそうです。(−−;)
>また何か書いてください。応援してます。
嬉しいです。こんな私を応援してくださるかたがいらっしゃるなんて。
もしかしたら、別キャストの話を書けるかもしれません。
その時は、拙い文章ですが、また読んでいただければ幸いです。
それでは、本当に、ご感想ありがとうございました。m(_ _)m