◆−5腹心の情けないケンカ話 お久しぶりの番外編 その17−陽月 (2002/11/8 12:46:14) No.11182 ┗Re:5腹心の情けないケンカ話 お久しぶりの番外編 その17−D・S・ハイドラント (2002/11/8 13:18:45) No.11183 ┗つまりは……お子様同士の口喧嘩……(笑)−陽月 (2002/11/8 13:34:24) No.11184
11182 | 5腹心の情けないケンカ話 お久しぶりの番外編 その17 | 陽月 | 2002/11/8 12:46:14 |
〜前書き〜 冥:やったv久しぶり〜v 陽:確かに久しぶりで〜すね。書くの。 冥:じゃなくって、前書きに出るのが久しぶりv 陽:………………………………ああ。なるほど。 冥:君、FFZじゃいつの間にか雲と樹を使ってるんだもん。 陽:七も使う予定。青庭の前後書きでは嵐と騎と鶏を使う予定。風と雷もあり。(←好きなキャラばかり) 冥:意味のない設定だけはあるんだー。へー。 陽:これは設定とは言わないのでは……と思ったけどそれはさて置き、ほんっとに久しぶりですね。書くのが。 冥:もう番外編は終わったのかと思ってたよ。 陽:まだメインのケンカ書いてないからそれはない。 冥:メイン……? 陽:『5人の腹心中一番多いケンカ!!! それすなわち冥王対魔竜王!!!』をまだ書いてない。 冥:……………………………………………………………………………………………………………………。 陽:この2人のみのケンカってまだ書いてないような気がするんだよなー。 冥:……冥王降魔陣。 陽:うわっ! あ、あぶねー……。 冥:ちっ。避けたか……。 陽:普通避けるわっ!!!! それにどうせガーヴとのケンカはあんたが勝つんだからいいだろっ!! 冥:それとこれとは話が別。 陽:わっけわからんわっ!!! 本文始めるから攻撃止めんかっ!!!! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〜冥王が陰険になってしまった理由と経過(冥王対魔竜王のケンカですが、戦いではありません)〜 それはまだ神魔戦争が始まる前。 各地で下級から中級の魔族と神族の小競り合いが絶えず、まだ大きな戦争にまでは発展してなかったころ。 魔王の腹心達もまだ戦いなれていなかった。と言っても純粋な戦闘能力や魔力の面では当たり前だが魔王の次に高かった。 …………マジで当たり前の話である。 5人とも性格は現在とはかけ離れまくっていた。 いや、獣王は性格変わってないかもしれない。 例えば、冥王は全然陰険とは言えないし、覇王と魔竜王は信じられないが短気じゃない。海王も他人や仲間を実験台にすることはない。 …………いえ、書いてる本人自信信じられないと思ってます。 ならどうして全員(獣王以外は)性格が変わって『ああ』なってしまったのだろうか。 今回はそれの冥王版である。 神魔戦争以前に魔王とその腹心たち、計6名が住んでいた魔王城は、魔王が腹心を創る前に建てた巨大な城である。 そのときから魔王は腹心を5人創る、と決めていたのだ。 いや、それは魔王自身の意思ではないかもしれない。 天使の系統樹、セフィロトの樹がそれである。 神性の流出を意味するその系統樹。 ゾハルの書という書物に書かれたカバラ思想。 世界を構成するものが『1』。 『2』が線。 『3』が平面。 『4』が空間。 そしてこの数字を足すと、完全数『10』になる。カバラ思想では『10』が重要視されている。 つまり、金色の魔王と四界の魔王、そして5人の腹心――完全数10になる。 それ故に魔王派自然と腹心を5人創ることになったのかもしれないということだ。 って、関係ない話はさて置いて、と。 さっさと冥王の話に行きましょうか。 さきほど、魔竜王の性格は当時短気ではなかったと書いたが、他人に無神経に突っ掛かる性格はそのままである。それを念頭に置いて読んでいただきたい。 赤眼の魔王シャブラニグドゥ(あーやっぱり打ち込みが面倒な名前だ)は5人の腹心にそれぞれ個室を与えた。寝室と執務室と図書室とワインセラーと広い広い浴室と中庭と。 つまり、1人に5部屋と中庭1つずつを与えたのだ。 結構、いや、かなりの親バカ魔王である。 図書室なんて魔竜王は絶対使わないだろうし、ワインセラーはオレンジジュース好きな冥王には必要ないだろう。 海王は中庭よりプールが欲しいと言いそうだから、もし言われたときには即プールを設置しそうだから親バカ魔王というのは怖い。 また話がそれた……(汗)。 さて、創られて間もないその日の夜。明日は自分の初戦だから早めに寝ようと、冥王はいつもより早い時間、午後8時にベッドに潜り込んだ(想像しないように。私も想像してしまい『フィブがベッドにもぐりこむ……かわいいかもv』なんて……ああっどうでもいいっ)。 初戦を迎える前日。緊張と不安と期待が複雑に混じりあった気分でなかなか眠れなかった。 上司兼親の期待に応えられるか不安で、どう戦ったら魔王が褒めてくれるか(どんな戦い方でも親バカ魔王は褒めてくれるだろうけど)考えるから緊張し、そしてなにより、創られたその日から『魔族は世界を滅ぼし、自らも混沌に還る』という思想(というか考え方)からその目的の障害となる神族と戦えることによる期待であった(長い文だ……)。 寝付けず、布団の中で寝返りをうつ。何回も何回も(ここも想像しない方が……)。 不意に扉の向こうから自分を呼ぶ声がした。 魔王のものではない。兄弟兼同僚の魔竜王ガーヴの声。 どうせ眠れないんだからいいか、と思い、冥王はごそごそをベッドから出て来た。 うう。あったかい布団がぁ……。 なんて考えながらもドアを開く。 冥王が何かを言う前に、 「なんだお前、眠れないのか(笑)」 魔竜王が笑いながらからかう。 「何か用?」 やや憮然としながらも問う冥王。 「お子様は早く寝たのかと思って見に来てみただけだ」 「そんなことで来ないでよっ!!! 性格悪いなっ!!!」 何千年も後は自分の方が性格が悪いと言われることは当然知らないからこういうセリフが吐ける。 「だいたいお子様だって!?」 「お子様だろ」 「君みたいにおじさん(死語)の姿をしてるヤツには言われたくないね」 冷たい眼差しを向けられうっと詰まる魔竜王。 「…………ほぉ。そう言うか……」 器用にもこめかみに青筋が立っている魔竜王。 「言ってやったよはっきりとv」 ハートマークをつけながらも全然笑ってない冥王。 この日、2人の口喧嘩は朝方まで続き、その所為で冥王は陰険と言われる性格になったのだ。 たった一晩で性格が変わるあたり、精神生命体って凄い。 因みに、冥王は1時間ほどしか眠れなかったが、初戦では好成績を上げ、魔王から褒められ抱きしめられ撫でられ(以下略)。 戦い慣れてなく、少しぎこちない戦いだったあたりは魔王はまったく気にしてなかったらしい。 恐るべし、親バカ魔王。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〜後書き〜 陽:私は一体何を書きたかったのか…………。 冥:…………………………これ、何。 陽:さ、さぁ……。一応これ、冥王の苦手なもの『ガーヴ編』のつもりだったりするんです…………。 冥:ウソっ!? 陽:いや、本当だって。闇竜さんが考えてくださったフィブの苦手なもののうち『ガーヴ編』が残ってたから。 冥:…………………………だから…………こういう話に……。 陽:なってしまいました。闇竜さん、考えてくださってありがとうございます。そして、遅くなってすみません。 冥:ありがとーv そういえば今回、意味のない豆知識とかあったね。 陽:カバラ思想とゾハルの書。そして天使の系統樹、セフィロトの樹。 冥:そう。それだよ。 陽:私が北欧神話とかが好きだから。 冥:魔族ファンやってて魔族掲示板に参加してて書く話には必ず魔族出てて、それなのに北欧神話が好きって……。 陽:FFシリーズに出てくる名前、『この名前って北欧神話から来てるんだー』とか。それで北欧神話に興味を持った。 オーディンとかスネイプニル、フェンリル、そして私の新しいHNの元となった2匹の狼。 冥:ああ。あの狼か。 陽:そう。あの狼だよ。(←これじゃわからんって) 冥:………………………………………………FF狂だ……。 陽:実際自分でもFFをやり込み過ぎだって思う。 冥:……………………一番好きなFFは? 陽:[。何があっても[。[がないと生きていけない。 冥:そこまで言う……。 陽:あれ?後書き長くなってるなぁ。 ということなのでさようなら〜 冥:し〜ゆ〜あげいん♪ |
11183 | Re:5腹心の情けないケンカ話 お久しぶりの番外編 その17 | D・S・ハイドラント | 2002/11/8 13:18:45 |
記事番号11182へのコメント >それはまだ神魔戦争が始まる前。 果てしなく昔ですね。 >さきほど、魔竜王の性格は当時短気ではなかったと書いたが、他人に無神経に突っ掛かる性格はそのままである。それを念頭に置いて読んでいただきたい。 そうなんですか。 まあそうでないガーヴだとガーヴじゃないし・・・ >さて、創られて間もないその日の夜。 なので >「お子様だろ」 でしょう。 >恐るべし、親バカ魔王。 なぜ親バカな魔族が滅びないのだろう。 ではまた〜 |
11184 | つまりは……お子様同士の口喧嘩……(笑) | 陽月 | 2002/11/8 13:34:24 |
記事番号11183へのコメント >>それはまだ神魔戦争が始まる前。 >果てしなく昔ですね。 いやになるくらい昔です。 5000年以上前ですから。 > > >>さきほど、魔竜王の性格は当時短気ではなかったと書いたが、他人に無神経に突っ掛かる性格はそのままである。それを念頭に置いて読んでいただきたい。 >そうなんですか。 そういう設定にしてみました。 >まあそうでないガーヴだとガーヴじゃないし・・・ ガーヴの代名詞=無神経 >>さて、創られて間もないその日の夜。 >なので >>「お子様だろ」 >でしょう。 な、なるほろ。じゃあガーヴも『お子様』…………(汗)。 自分のことを棚にあげるっていうのはこういうことを言うんですね(をい)。 >>恐るべし、親バカ魔王。 >なぜ親バカな魔族が滅びないのだろう。 さぁ(汗)。親子の愛っていうのはどの種族にもあるってこと……には…………無理がありますね。 > >ではまた〜 は〜い。レス有り難うございます。 |