◆−植物というやつら 14−ろき (2002/11/27 18:41:33) No.11736 ┣Re:植物というやつら 14−神無月桃香 (2002/11/29 11:49:43) No.11769 ┃┗ゼロスはアフロでミニキャラにするとカワイイと思われます。−ろき (2002/11/29 13:50:19) No.11772 ┣Re:植物というやつら 14−鎖夢 (2002/11/30 15:22:31) No.11796 ┃┗Re:植物というやつら 14−ろき (2002/11/30 16:57:54) No.11803 ┗植物というやつら 15−ろき (2002/11/30 17:26:58) No.11806
11736 | 植物というやつら 14 | ろき | 2002/11/27 18:41:33 |
お久振りです。なんかかきたくなってかきます。 いやあ、いまだに話を覚えていてくださる方がどれほどいらっしゃるかが極めて疑問ですが。 でもなんとか終わらせないと・・・ってなわけでいきまっす!! 植物というやつら14 前回に引き続き、この場は獣神官ゼロスがお送りいたします。 この番組は、「どこまでも追っかける魔術なら任せろ」のゼラス=メタリオムの提供で、お送りします(ウソ) ええと・・どこまで話しましたっけ? ・・・・・・ううん・・・・・ああ、そうそう。植物さんの二世さんを作るのになぜゼルガディスさんの体を必要とするか、でしたね。 そう、それなんですけど。実はあの植物さん、魔力を吸収して育つんです。生まれたての頃は。 昔はそれで地元にいけにえなんぞ要求しつつ、退廃的で甘美な「えへへ」「うふふ」な生活してたらしいんですけど、世の中っていうものはせちがらくなってきましてねぇ。少子化に過疎化、若者の都会志向だとかでいけにえさんはどう頑張ってもじさまかばさま・・・植物さんとしては、それじゃあ魔力なんて出がらし程度しか出ず、とても困っていらしたそうで。 で、僕が観察日記をつけさせていただけくかわりに、それはもうピチピチとした若いゼルガディスさんを・・・。 あれ?なんかリナさんとアメリアさん、目が怖いんですけど。 え?え? えええええっ!!!??ちょっとっ!!ラグナ・ブレードはだから痛いって・・・・ぎゃあああああああ!!! (しばらくお待ちください) (音声のみ)「すっ・・少しずつはヤですぅぅぅぅぅぅぅ」 (ノイズ 映像の乱れ) (ようやく復帰) はあ・・・・はあ・・・・・・・・・・リ・・リナさん・・腕をあげましたねぇ・・・・。 はあ・・まさか埋められて首を少しずつ行くとは思いませんだした。僕は江戸時代の道端で処刑される罪人ですか。 って・・アメリアさん? あああああっっ!!!何してるんですかっ!? いやああああああ、アフロはいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! (映像途絶え) ぴんぽーんぱーんぽーん 『映像がお見苦しくなることをご容赦ください』 (また復帰) ふ・・・・・・・アフロだって僕にかければ素敵に・・・って、そんなわけないじゃないですか・・・ひどいですぅ。 もう・・・まあ、すぐ戻りますからいいですけどね。ええと、それで、ゼルガディスさんを元に戻す方法ですか? はい。簡単ですよ。もうすぐゼルガディスさんの魔力があの植物さんに完全に渡されますから、そのときに引き剥がして元に戻すだけです。僕が責任もって戻します。 でもそのためにはある苗を媒体にしなきゃいけないんですよ。僕、それをどこかでなくしちゃったらしくて・・・え?どんな特徴かって? はい。僕の名前の書いた鉢植えなんですけど。 ?なんでお二人して、ガウリイさんを指すんです? え?ガウリイさんが持ってるんですか?拾っておいてくれたですって? はあ、有り難いですねぇ。さすがはガウリイさん。で、一体それはどこに・・・・・・って・・・・・・。 ガウリイさん・・・・どこに行っちゃったんです? あら・・・・・踏まれすぎて埋まっちゃったんですか。 あっはっはっはっ、困りましたねぇ。ここの土ってとっても特殊で、埋まったものは何でも種か苗と認識されて発芽するんですけど・・・・。 ガウリイさん・・・・・大きく育ってくださいねぇ。 「人事みたいに言うなぁぁぁぁぁぁ」 「ゼロスさんっ、不肖アメリア、今度こそ歌わせていただきますっ」 『ぴー』 あああああああ、ダブル攻撃はヤですぅぅぅぅぅぅぅ!!!! 次回に続きます。今度こそこのツリーで終わらせてみせるっ!! てなわけで近いうちにまたっ!! |
11769 | Re:植物というやつら 14 | 神無月桃香 E-mail | 2002/11/29 11:49:43 |
記事番号11736へのコメント あははははははははははははははは(爆笑) 続きやんないのかなぁ〜?とか思ってたら、いきなり載ってるんでびっくりしました(笑) やっぱろきさん最強です。 >いやあ、いまだに話を覚えていてくださる方がどれほどいらっしゃるかが極めて疑問ですが。 >でもなんとか終わらせないと・・・ってなわけでいきまっす!! 覚えてますよお〜(^−^)おもしろすぎですもの。 是非!もう是非!最後まで頑張ってください!楽しみにしております。 >前回に引き続き、この場は獣神官ゼロスがお送りいたします。 >この番組は、「どこまでも追っかける魔術なら任せろ」のゼラス=メタリオムの提供で、お送りします(ウソ) あ〜あ・・・(納得) ってウソかいおい。 信じたじゃん一瞬。 このナレーションはやはりろきボイスですか? >昔はそれで地元にいけにえなんぞ要求しつつ、退廃的で甘美な「えへへ」「うふふ」な生活してたらしいんですけど、 どんな生活やねん(笑)めちゃめちゃ気になる。わかるようなわかりたくないような。 世の中っていうものはせちがらくなってきましてねぇ。 魔族が言うな。 >で、僕が観察日記をつけさせていただけくかわりに、それはもうピチピチとした若いゼルガディスさんを・・・。 ぴちぴちなら岩でもいいのね。 >(しばらくお待ちください) ・・・(おとなしく待ってる)・・・・ >(音声のみ)「すっ・・少しずつはヤですぅぅぅぅぅぅぅ」 。。。うわ。嫌だぁ・・・・・・・;;;; がんばれゼロス。君はきっとこういう運命だ。 >(ノイズ 映像の乱れ) >(ようやく復帰) ・・・(またおとなしく待ってる)・・・ >あああああっっ!!!何してるんですかっ!? >いやああああああ、アフロはいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! ・・・・・あふろ? ・・・ええええええええええええええっっ!???!?! あふろなぜろすぅぅぅぅぅぅぅぅ!??!?!?!?! ・・・見たひ。(おい) 今度書いてみよう。そしてゼルにゃに爆笑されるのだ(悪巧み) >ふ・・・・・・・アフロだって僕にかければ素敵に・・・って、そんなわけないじゃないですか・・・ひどいですぅ。 (爆笑) いや、十分素敵だよゼロス。いい意味で。なんかこう、売れないお笑い芸人みたいで。 はあ、爆笑させていただきましタ。(すっきり) いいですねー。このろきテイスト。大好きです。 今度イラスト送る時はあふろなぜろすくんも同封したいです(笑) では、続き楽しみにしまくっときます。また。 |
11772 | ゼロスはアフロでミニキャラにするとカワイイと思われます。 | ろき | 2002/11/29 13:50:19 |
記事番号11769へのコメント ありがとうございますぅぅぅ!!!! 早速のレスに代官道(違 大感動 愉快な変換だったんでつい)です。 とりあえずナレーションなんですが、ろきボイスです。(え?) 言われて思わずパソ前で音読しちゃいましたよー。「この番組は・・・」って。(放送部でアナウンサーでした) そしてっ!! アフロぜろす!! 描いてくださるんですかっ!?(きらきらきら) ああああああああ、もう毎日千秋一日千秋!!!!!待ちまくってますっ!! 楽しみだっ!!アフロぜろす楽しみだっ!! じゃあ私もお返しには奇声ゼルとつるりんレゾを描いて送らねばっっっ!!!!! ありがとうございましたっ!!またすぐに・・・・・(って言っても明後日くらい)に次を書きますよ、『植物』。 もう頑張ってラストまでまさしくラストスパート!!!!! てなわけで再見!!!!! |
11796 | Re:植物というやつら 14 | 鎖夢 | 2002/11/30 15:22:31 |
記事番号11736へのコメント (・▽・)植物〜♪植物〜♪ ろきさん、こんにちは〜。 感想遅くなっちゃいました(待ってない) テンション高めでいかせていただきますvv >前回に引き続き、この場は獣神官ゼロスがお送りいたします。 >この番組は、「どこまでも追っかける魔術なら任せろ」のゼラス=メタリオムの提供で、お送りします(ウソ) ゼラス様提供なんだwしかも、どこまでも追っかける・・・・ さりげない所でろきさんテイストvvvv しかし、妙にここが気になってしまったりします;; >昔はそれで地元にいけにえなんぞ要求しつつ、退廃的で甘美な「えへへ」「うふふ」な生活してたらしいんですけど 「えへへ」「うふふ」て(汗) どんな生活なんだろうとか、聞いちゃダメですか? >はあ・・まさか埋められて首を少しずつ行くとは思いませんだした。僕は江戸時代の道端で処刑される罪人ですか。 >って・・アメリアさん? >あああああっっ!!!何してるんですかっ!? >いやああああああ、アフロはいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! のこ○り引き?(滝汗) アフロの文字を見た瞬間、噴出して10分程再起不能になりました。 うちのアメもやりそうだなぁ・・・・こうゆう事。 てか、間違えなくやりそうだなぁ・・・・・・。 今度やるか・・・(おい) >ふ・・・・・・・アフロだって僕にかければ素敵に・・・って、そんなわけないじゃないですか・・・ひどいですぅ。 某鏡少女:ステキでしてよvvゼロス様vvv そんなゼロス様のアフロを芝刈り機で狩りたいvvvvv(陶酔) いやきっと、アフロも素敵に着こなして(?)くれますよ。ゼロスなら >「人事みたいに言うなぁぁぁぁぁぁ」 >「ゼロスさんっ、不肖アメリア、今度こそ歌わせていただきますっ」 >『ぴー』 > >あああああああ、ダブル攻撃はヤですぅぅぅぅぅぅぅ!!!! ダブルだしvvv やはり、ゼロスはこうでなくっちゃって感じですよね てなわけで、鎖夢アメリア歌わせていたd(めきょっ) えぐえぐえぐえぐ・・・・・・ えっと・・・わけ分からないノリですみません。 前のログ整理してたら、ギャグ続きでちょっと頭大変な事に(汗) ちなみに、魔族もどきの頃のです(笑) 続き楽しみにしてます・・・・・が!体の方を大事にお願いしますm(__)m |
11803 | Re:植物というやつら 14 | ろき | 2002/11/30 16:57:54 |
記事番号11796へのコメント 皆様の味方、植物が還って参りましたっ!!(なんで) テンション高め大歓迎です。んんむ、嬉しいなぁ。 ねーさまのレス(もう私はこの言葉に笑ってしまう)、密かに待ってました。いや、マジで。 しかし、ろきテイストって・・・・なんかブランド化してたりしたら笑っちゃうなぁ。 『いらはいいらはい。ろき印の大根が98リブラ!!』・・・・やめよう。 さて、とりあえず前後の文章に全くつながりのないお返し文をば。 >>昔はそれで地元にいけにえなんぞ要求しつつ、退廃的で甘美な「えへへ」「うふふ」な生活してたらしいんですけど >「えへへ」「うふふ」て(汗) >どんな生活なんだろうとか、聞いちゃダメですか? いいですよ♪ただし答えになりませんけど。ただいえるのは植物的に幸せだったということです。甘い魔力が吸えたもので。(洞窟の奥でどうやって光合成してんねんというツッコミ不可) >>ふ・・・・・・・アフロだって僕にかければ素敵に・・・って、そんなわけないじゃないですか・・・ひどいですぅ。 >某鏡少女:ステキでしてよvvゼロス様vvv > そんなゼロス様のアフロを芝刈り機で狩りたいvvvvv(陶酔) >いやきっと、アフロも素敵に着こなして(?)くれますよ。ゼロスなら 某無少年:彼に一種不可能はないと僕は悟ったよ 某腹心少年:えへへへへ、なんだってかっこいいからおっけーだよぅ。 ・・・・・・だめだ、こいつら。 そして、整理真っ最中のログが激しく気になる・・・・。 いつかメール添付でどかっと送ってくださることを心より祈っております。(って、おい) |
11806 | 植物というやつら 15 | ろき | 2002/11/30 17:26:58 |
記事番号11736へのコメント 次がきたきーたー♪ 植物というやつら 15 「開花のときです・・・・・」 最初に神妙な声をあげたのはゼロスだった。いつものニコ目こそ変化はないが、その頬には一筋汗が流れ、緊張にかすかに表情が引きつっている。 つられて・・だろうか。アメリアとリナも、洞窟に光を降らせる物体にじっと目をこらした。それはゆっくりと、だが植物とは言いがたいスピードで成長し、今まさにつぼみが開花しようとしている。 美しい光景である。生命の神秘。命の根源。 そういった何か奇麗事っぽく聞こえなくもない言葉たちが、それの前では真実となって彼らに降り注ぐ。 これは事実なのだ。紛れもなく目の前で起こっていることであり、留めようもない真実なのだ。 自然の営みに、人間も魔族も声をかける隙すらない。 彼らの目の前で・・・・今、生まれたばかりのつぼみがゆっくりとほころび始めた。 「綺麗です・・・・・・」 ぼんやりと。 だが、確かな感動を含ませてアメリアがつぶやいた。彼女がそっと手を伸ばす先には小ぶりだが美しい、淡い桃色の花が咲いている。 「そうね・・・・・」 リナも同意して別の一輪に手を伸ばした。そちらはアメリアが触れているものより幾らか紫がかっていて、そして、何か不可思議な雰囲気をかもし出していた。 「いやあ、命というのもバカに出来ませんねぇ。こうやって見せつけられちゃいますと」 ゼロスが魔族らしからぬことを言って、更に違う一輪に手を伸ばす。先ほどのどれよりも青みがかった、美しい大降りの花だ。 彼らは小さく感嘆のため息をつくと、すっと視線を根元の方に落とす。 そして、同時につぶやいた。 『生えてる先がくらげっていうのさえ、忘れれば・・・・・』 哀れにも体半分以上埋まって気絶しているガウリイがそこにいた。 話は少々遡る。 ゼロスは埋まってしまったガウリイの傍に立ち、じっと彼を見下ろした。ぽりぽりと頬など掻きつつ、微妙に困り果てた表情をしている。どうしていいかわからないというわけではなく、どう反応していいかわからないと言ったほうが近いだろうか。とにかく、彼は困っていた。 ガウリイの傍らに転がっている自らの名が書かれた、からの植木鉢を静かに持ち上げる。 「・・・・・・・中身がないです」 言って振り返る。 きょととした顔をしたリナとすぐに目があった。ゼロス自身も多分に間抜けな表情をしているだろうが、今のリナに適うかどうかは正直自身がない。 そんな顔でリナがぽつんとこちらを見つめている。 「ちょっと・・・・・どういうことよ?」 「はあ・・・・まあ、僕個人の考えを言わせてもらうとですね・・・・・同化しちゃってます」 「はい?」 疑問をあげたのはアメリア。いつのまにかミニな軟体物(ゼルガディス)をぎゅっと抱きかかえ、どこかしら嬉しそうにしている。最もその抱き方はどうみても複雑な関節技にしか見えないが・・・・・。 それを証拠に軟体系に見えるゼルガディスが彼女の腕の中でぴーぴーとわめいている。実は骨があるのかもしれないが、そんなことはとりあえず知ったことではない。 ゼロスはまた・・「ははは」と小さな笑い声をあげるとぽりぽりと頬を掻いた。 「ガウリイさんと僕の鉢植え・・・同化しちゃったみたいです。この土のせいで」 どういう土やねん。 とは、今更ツッコんだところで意味はないだろう。とにかく、今すべきことを考えねば。 そう結論づけ、顎に手を当てて考え込み始めたリナのマントの裾をアメリアがちょいちょいと引っ張った。 「ん?何よ?」 「リ・・・リナさん・・・あれ」 ちょっぴり震え気味の指をおずおずと上げてアメリアが指す先のものを見て、リナは思わず頭を抱えて絶叫していた。 「なんで発芽してんのよ、ガウリイィィィィィィィィ」 「あ、双葉です、リナさん!!よかったですね、双子葉類ですよっ!!」 「何がよかったのよっ!!」 「え・・・・・ええと、育てやすいですぅ」 「知るかぁぁぁぁぁぁぁ」 こうして、彼の命の営み(植物とか動物とかそういうものを超えて)が始まった。 冒頭に戻る。 そして、次回へ続く。 まだ続くんかい。というツッコミはなっしんぐ。 今更だが・・・・・・このツリーで終わるのかなぁ、これって。 |