◆-魔を滅するもの その後4  ダイハード・ベビー@-リアランサー・オーナーシェフ(2/1-16:14)No.1187
 ┣うあああぁぁぁっ!-古里夜(2/1-18:29)No.1188
 ┃┗Re:うあああぁぁぁっ!-リアランサー・オーナーシェフ(2/2-16:24)No.1189
 ┣読みましたっっっ-さかおりまい(2/3-09:43)No.1195
 ┃┗Re:読みましたっっっ-リアランサー・オーナーシェフ(2/3-15:20)No.1205
 ┗魔を滅するもの その後4  ダイハード・ベビーA-リアランサー・オーナーシェフ(2/4-16:55)No.1211
  ┗性懲りもなく、また私です(笑)-古里夜(2/6-15:49)No.1222
   ┗Re:性懲りもなく、また私です(笑)-リアランサー・オーナーシェフ(2/8-16:05)No.1239


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1187魔を滅するもの その後4 ダイハード・ベビー@リアランサー・オーナーシェフ 2/1-16:14


どうも。身の程知らずの俺がまた書いちゃいます。では・・・

修練闘士曰く、「我が一撃は・・・ 違うな。失礼。

師走、雪のしんしんと降る夜、本所深川吉良邸に四十七人の・・・・・・・って違い過ぎじゃああああああああっ!!

では改めて。

「あ!動いた!」
「ねえアメリア・・」
「お!また動いたぞ!」
「あのー、もうそろそろ・・・」
「わああ、いいな、いいな。ほんと元気ですよね。やっぱり女の子かな?」
「いや、俺は男の子だと思うな。」
「あんたらねえ・・・人のお腹をなんだと・・・」
「いいじゃないですか。いいな、いいな、赤ちゃんかー。ねえリナさん、もうちょっとお腹に耳あてていいですか?」
「気持ちは分かるけど、でもいいかげんに・・・」
「まさかな、あのリナがお腹を大きくしてセイルーンに来るなんて思わなかったぞ。」
「そりゃあ結婚したんだし・・・・でも本当に自分のことみたいにうれしそうよねえ。」
「これでまた俺たち先をこされたことになるな。」
「あ!」
そうか。次期女王グレイシア、つまりナーガが一生独身を公言してるもんだから継承者問題の重圧がゼルたちにふりかかってきたのだ。
「ま、気楽にやってるさ。」
「でもリナさん、こんな大きなお腹でセイルーンまで来るのって大変だったでしょう。」
「うん。とっても。」
「・・・・・・・・・・・・はっはっは。」
「マジ大変だったんだぞ!重いお腹をかかえガウリイに手を引いてもらいながらユサユサと。」
「ひさびさにみんなで集まろう、って言い出したのお前だろ?」
「をを!?ガウリイがそんなこと覚えてる!?」
「そういやリナ、だいじょぶなのか?予定日は?いきなり産気付いたりしないだろうな?」とゼル。
「うーん、一応もうちょっと先なんだけど・・・・・やっぱし家でじっとしてたほうがよかったかな?」
「おいおい、本当に大丈夫なんだろうな?」
「そりゃ俺とリナの子だもん。大丈夫さ。」
「いや、そういうことじゃなくてな・・・・俺とリナの子・・か・・・・・!」
サー・・・・・・・・・
「って何二人とも顔青くしてんのよ?」
「いえ、その、リナさんたちの子って・・・・どういう子かなあって・・・・」
「ちゃんと普通に育てるわよ!!」
「リナの『普通』って・・・・」
「うるさい!・・・・・・・・ん?」
「どうしたんだ?リナ。お腹さすって。」
「うんガウリイ、ちょっとね・・・・・・・・」
「それよりさ、もうそろそろお昼にしない?なんてったって二人分だかんね。」
「じゃあ向こうの部屋で用意させます。」

「おし!そうだ、ゆっくり、ゆっくり・・・」
「大丈夫だって。一人で歩け・・あ!」
「おっと!!ほら言わんこちゃない。大丈夫か?・・・・!? お前!顔色悪くないか?」
「ううん、そんなことないわよ。」
あたしは夫に手を引かれ、肩をささえられるようにしながら歩いていた。
「リナさん、今のわざとらしい・・・」
「俺もくっつきすぎだと思うぞ。」
あたしは指を立て、
「ちっちっち。あんたたち王位継承者作くんなきゃいけないんでしょ!? もっとがんばんなきゃ!」
「なあ、リナ。やっぱし今日のお前ちょっとおかしいような気がするんだが。」
「そうかなあ・・・・・でも・・そういわれてみると・・・・とりあえずお昼!」
「ま、そうだな。」

「お!さすがセイルーン!うまそうだなあ!なあ、リナ。ってお前!! やっぱし、」
「あたしもリナさんの顔色ちょっと変だと思います。」
「そういやあ、さっきっからお腹が変なような気も・・・でも、多分昨日食べたあれか、それとも・・・」
と、あたしはお腹をさすりながら・・・またあたしの子がちょっと動き・・・・・・・あれ?
「どうした!?」
「うん、ちょっと・・・い・・・いたい!!いたたたたたたたたたたっ!う、うまれるうううううううううううううううううううううううっ!!」
『な、なにいいいいいいいいいいいいいいっ!?』


「おひさしぶりです。昔、魔法が使えなくなって以来ですね、リナさん。」
「な、なんであんたなわけ?」
「美少女天才魔法医ルナンと呼んで下さい!」
「あ、あんた大丈夫なんでしょうねえ?」
「まあ赤ちゃんとりあげるのは初めてですけど。」
「な、なにいいいいいっ!」
「あ!興奮しちゃいけませんよ。大丈夫ですって。おじいちゃんのメモもありますし、ちゃんと医者として専門外のことも
一通り勉強しましたから。」
「そう。それなら・・・・・せ、せんもんがいいいいいいっ!?」
「それに今日は天才白魔術師の助っ人を呼んでますし。」
「助っ人?」
「ほーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほ。このナーガ様にかかれば赤ん坊の一人や二人、どうってことないわ!!」
「ちとまてい!!な、ナーガ、あんた・・・・いっ!いたたたた!くるしいいいいっ!背に腹は変えられぬか!?
ガウリイ、ガウリイ!!」
「おう!!」
「手を握ってて!!!」
「おし!!」
「さあリナさん、大きく息を吸ってーっ!」
「ルナン、お湯は?」
「あ!忘れてた!!」


生まれる前からいきなり危機におちいったガウリナの赤ちゃん!!はたして赤ちゃんの運命や如何に!!
ダイハード・ベビーA ご期待ください。



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1188うあああぁぁぁっ!古里夜 E-mail 2/1-18:29
記事番号1187へのコメント

おおおおっ!
コメント一番乗りっ!なんか嬉しい(笑)

いやー。ついに続編ですねっ!
楽しみですぅっ。一体どんな子なんでしょうねっ?
リナとガウリイの子供って・・・・・・。
いやー。想像がどんどん膨らみます(笑)

でも・・・・・・ルナン(キラ)ちゃんの再登場とは・・・。
すごいことお考えになりましたねー。私ではとうてい思い付きませんね。
そもそも存在自体忘れてましたし(笑)
何歳になったんでしょうね?彼女は。

あと、私の小説の感想もありがとうございました♪
何回言っても足りません。
ほんとぉに感謝しております(はぁと)

それでは、ろくなこと書いてないけど、続きを楽しみにしてます(はぁと)
古里夜でした☆

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1189Re:うあああぁぁぁっ!リアランサー・オーナーシェフ 2/2-16:24
記事番号1188へのコメント

ありがとうございます。実は、古里夜さんあたり書いてくれるかも、なんて思ってました。
でもうれしいです。ダイ・ハードって映画はご存知ですよね。テロリストに撃たれようが
航空機が爆発しようが絶対死なないっていうやつです。それを赤ちゃんでやってみようと
思ったんです。そして、どうせなら生れる前から。となるとまともな医者じゃだめですね。
そうすると・・・おお!ルナンちゃんがいるではないか!!ってなことになったわけです。

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1195読みましたっっっさかおりまい E-mail 2/3-09:43
記事番号1187へのコメント

   2度目の書き込みです。

 ああっっっっっ,続きがUPされてると思ってきたら,なんて素晴らしい作品がUPされてるのでしょうっっ。

 続きが超楽しみです。

 ...でも,2人の赤ちゃん...大丈夫でしょうか??
無事に生まれて下さいよ。

 ルナンちゃん,お湯忘れないように...。

 それでは短いですが,続きを読みに逐一来ますので頑張って下さいね。

 ではでは


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1205Re:読みましたっっっリアランサー・オーナーシェフ 2/3-15:20
記事番号1195へのコメント

さかおりまいさん、二度目の書き込みありがとうがざいます。いやー、ガウリナ好きっすねえ。
って、人のこと言えるかいっ!
自分は自宅にネットつながってなくて大学のでやってるので、いつでもできるってわけには
いかなくて。小説は時間がかかる!今日中につづき書けるか!?あと30分くらいでゼミが
始まるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!ぴーんち!!

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1211魔を滅するもの その後4 ダイハード・ベビーAリアランサー・オーナーシェフ 2/4-16:55
記事番号1187へのコメント

「ほんと、いい景色だな。ここ。」
あたしの作ったサンドイッチをほおばりながらガウリイは言った。
「でしょ。小さい時、姉ちゃんといっしょによく遊びに来たんだ。」
ここはゼフィーリアの田舎。今日はあたしたち家族三人でピクニック。そう。三人で・・・。
「にしてもよく飲むよなあ。」
「そりゃそうよ。あたしとガウリイの子だもん。」
「そっか。俺たちの子だもんな。」
と、ガウリイは寝そべりながらこの子のプリンみたいなほっぺを指でつつく。
今あたしの母乳吸ってるこの子はガウリイ・インバース・Jr. 元気な男の子だ。かつて魔力剣一本であたしの危機を何度も救った夫の名
をつけた。ひょっとして記憶力のほうは・・とも心配したが、でも、素直で優しい子に育つようにと。
「あら、もういいの?」
「ばぶ、ば、あうあう・・」
あたしは手足をばたつかせるあたしの子を草にしいたシートの上におろした。そして胸をしまおうと服を下げ・・・
「あ、そのままでいいから。」
「え?あ!」
一瞬ガウリイの言葉の意味が分からなかったがガウリイはかまわず後ろからあたしの腰のくびれをつかみ膝の上に寄せ腕をまえに
まわし、首筋にキス・・・・
「あ・・・・・」
そのまま抱きかかえられるように横に倒されあたしの口に唇を深く・・・・・・ こ、こんなとこで・・抵抗できない・・・できないどころか・・・
とろけちゃう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここはあたしたちが住んでる村の近く、林をぬけた原っぱ。昔、姉ちゃんと遊びによく来た思い出のいっぱいある所だ。確か・・・そう、空を
気持ちよさそうに飛ぶ白竜を見てあたしはそれを追いかけ、すっころんで崖に駄菓子をみーんな落し、姉ちゃんに指さされて
おもいっきし笑われた。その場所であたしは夫と子供と一緒に来ている。そして夫とこんな・・あ、ガウリイの唇が
ゆっくり下へ降りていく・・・・・・・・ちょっと横へ向くと、ガウちゃんがはいはいしながら花にとまってるチョウチョ手を伸ばし、逃げられ、それを
はいはいで追いかけ・・・。駄菓子落とした崖って確かこっちの方だったな。下に急流が流れてる、かなり深い・・・・
あたしの子がはいはい・・・・・・・深い崖・・・・・・・・・・・・!!
「わっ、わっわあああああああああああああっ!!れ、れれれれれれれれれれれれいうぃんぐ!!!!」
その瞬間一気に現実に引き戻されたあたしは風の結界をまとい、夫をふきとばし一気に加速!!!
「あたしの子が! あたしとガウリイの子があああああああああああっ!お願いよおおっ!こっち向いて!!ママの方をむいて!!!
あ!ガウちゃん!!」
必死の思いが通じたのか、あたしの子は止まり不思議そうな顔してこっちを向く。まさに崖の一歩手前!!もちろん風の結界を通して
声がとどくはずはない。ほんとに思いが通じたのだろう。でもこの時のあたしはそんなこと考える余裕はなかった。ただひたすらあたしの子
を助ける!とにかく追いついて抱きかかえる!それだけしか頭になかった。わかってるはずなのに、抱きかかえる時は風の結界を
解かなければいけない、なんてことなんかぜんぜん・・・・・・
「!!!!」
その時、一瞬何が起こったのか分からなかった。ぼうぜんとするあたしの視界に声は届かないが泣きながらあさってのほうへとばされ、
そして崖のほうに落ちていくあたしの子が映る。
「・・・・あ!あたしの子がああああああああああああああああっ!!」
「おちつけリナ!!お前なら助けられる!!あいつは助かる!!さ、早く!!」
「そ、そそそそうね。レ、レイウィング!!」
あたしは舞い上がり、そして崖の下をめざし、重力で落ちるスピードに加えフルパワーのレイウィング!!
この崖の深さが不幸中の幸いか?ずっと下、かすかに虚空を無重力で遊泳するガウちゃんが見える。もっと!もうすこし!あたしは
力を振り絞る! くっそー、魔血玉してればよかった!お願い!!もっとスピード!!追いついて!!
途中で横に変に張り出した木やわけ分からん鳥を結界で跳ね飛ばし、さらに限界ギリギリの魔力を強引に振り絞る!!
やがてガウちゃんの姿がだんだん大きくなり、もっと、もっと、そして、姿がはっきり見え、横に並び、追い抜きまわりこみ結界を解く!
このリナ・インバース、同じ攻撃は二度と通用・・・いや、同じ失敗は二度としない!!
下から手を伸ばし、こんどはしっかりと。
「うぎゃー、うぎゃー、うぎゃー、」
「ごめんね、ガウちゃん。ママをゆるしてね。レビテーション!!」
そしてあたしたちは、すたっ、と、着地・・・・・したつもりだった・・・
どぼーん
だから下は急流だっつーのに・・・・・

ぱちぱち
「ごめん・・」
ぬれた服をたき火でかわかしながらあたしは言った。
「いや、俺のほうこそ気がつかなくて・・・何もできなかったし。」
「そんなことないわよ。あの状況でしっかり落ち着いてたもん。」
「まあ、こんどからおたがい・・」
「そうね。こんどはちゃんとスリーピングかけてから・・・ね。」
「でも、ほんと良く飲むよなあ。」
「うん。さっきまであんなに泣いてたのに。」
今、あたしとガウリイの子があたしのおっぱい飲んでいる。それがあたしにはたまらなくうれしかった。



魔を滅するもの その後4 ダイハード・ベビー おしまい。




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1222性懲りもなく、また私です(笑)古里夜 E-mail 2/6-15:49
記事番号1211へのコメント

もぉぉぉぉぉっ!!
あなた様の小説は最高ですっ!!
2話を待っていたかいがありました!
いやーっ!ガウリナ嬉しすぎぃっ!ああっ私こんなに幸せで良いんでしょうか!?
うっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!

・・・・・・すいません。暴走しまくりました(笑)
だって・・・嬉すぎるんですもん・・・ガウリナ・・・(←言い訳)
・・・ああっ!すいませんっ!!もう言い訳もしませんから、
どうぞ好きなだけうざったいヤツだと思って下さい(涙)

(・・・なんか私、勝手に喋って勝手に終わってる感じ・・・?(笑)

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1239Re:性懲りもなく、また私です(笑)リアランサー・オーナーシェフ 2/8-16:05
記事番号1222へのコメント

古里夜さん、またまたありがとうございます。やっぱしガウリナはえーのー。
最近あっちこっちのHPでガウリナ小説さがして読みまくり、また自分でもガウリナ小説
書いてるR.O.(リアランサー・オーナーシェフの略です。たまに使います。)ですが、
なんでガウリナらぶらぶが好きか!?と自分で考えると、これは・・・・・・・・・
・・・俺の願望・・・自分で書いててうらやましいぞ!ガウリイ!!
あの娘のチョコがほしい・・・今、片思い中・・・うおおおおおおおおおおおおお(核爆)!!!!