◆-初投稿;『鏡』 1-黒野  玲菜(2/5-13:58)No.1213


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1213初投稿;『鏡』 1黒野 玲菜 2/5-13:58


はじめましての黒野 玲菜です。 いままでは、ほとんど読むだけだったんですが、 駄文を投稿させていただきます。
カップリングはありません、とゆーか、書けません(涙)
では、こんな駄文でも読んで下さる方、本文へどうぞ。
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少女は逃げていた。自分を追ってくるモノから。そして、追いつかれる。
「い・・・いや・・・こないで・・・だ・・・誰か・・・っ助・・・っ」
少女の意識は、そこで途切れた。

「何よ、この街・・・。ヤケに暗いわねーー。こんなんじゃせっかくの ごはんがマヅくなるわ。」
ランチセットを食べながら、茶髪の少女が言った。服からすれば魔道士であろう。そして、隣の剣士らしい金髪の男が、こちらもランチセットを食べながらのほほーんとしたよーに言った。
「そーかあ?別にマズくなんかねーと思うんだけどなあ俺は。」
「あんたには神経ってもんがないわけ?」
「うーーーーん・・・。なあリナ。神経ってなんだ?」
ずごめしゃあっっっ
かなりハデな音と共に、茶髪の少女、リナは、テーブルに突っ伏した。次の瞬間、突然起き上がり、暴走しだす。
「ンなことも知らんのかこのくらげわああああっっっ」
「あ”あ”あ”っっっ 冗談だって!冗談だぞ本当にっ だから暴走しないでくれええええっっっ」
そう言われて、リナはようやく暴走を止めた。
「あ・ん・た・が・い・う・と・冗・談・に・き・こ・え・な・い・の・よっ ガウリイっっっ」
「うぅ・・・俺のランチセット・・・。」
金髪の男、ガウリイは涙を滝の様に流しつつ、恨めしげに呟く。
・・・すでにテーブルの上にあった料理はない。
「そーいえばっっ」
突然リナが立ち上がり、少し離れたテーブルをきっっと見据えた。そこには銀髪の女と黒髪の男が割と静かにーーリナたちにくらべればーー食事をしていた。
「ちょっとっ ルークっ ミリーナっ なあに他人のふりしてんのよっ ルークはともかく、ミリーナまでっ!」
「私たちは最初からこのテーブルだったけど。」
「おう。あんたらと同じテーブルで食事してたら命がいくつあってもたりねーからな。」
銀髪の女と黒髪の男ーーミリーナとルークは交互にいった。
「・・・そんなことより、この街、どこか変だわ。どうしたのかしら・・・。」
「そーいやそーだよな。前はむちゃくちゃ明るい所だったのに。」
「へ?あんたたち、ここ来たことあんの?」
ミリーナとルークの言葉に、リナは意外そーな顔をして、聞き返した。
「ああ。俺たちゃ、宝探し屋だぜ?これでも結構いろんな所に行ったことあるんだよ。確かここは『鏡』のとこだったと思う。」
「『鏡』?」
普通の鏡だったら、別名「鏡の街」と呼ばれるこの街にはごろごろしている。しかし、彼らは宝探し屋である。いくらこの街に珍しい鏡があるからといって、わざわざ来るわけがない。
「あー。あんたら知らねーのか?この街の伝説だよ。えーと・・・映したものとまったく同じものをつくりだす、魔法の姿見がこの街のどっかにあるってゆーやつだ、たしか。」
「へえーー・・・面白そーじゃない。探してみよーかなーー。」
「あの・・・・・・。」
一人の少女がリナたちに声をかけてきた。

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はい、きりがいーのでいったんきります。
・・・これ書いてて思ったんですけど、私、三人称って書けなかったんですねー。そーいえば、昔学校で書かされた物語も一人称だったよーな・・・。ま、それはおいといて。感想、苦情etc、お待ちしてます。
・・・・・・あと、どなたか、恋愛もの書き方と、シリアスものの書き方、教えて下さい。これも最初、シリアスものにしよーと思っていたんですが、ムリでした。基本的に自分がギャグキャラだからか、シリアスにしよーと思ってもどーしてもギャグになってゆく・・・(T_T)
と、ゆーわけで。れーなでした。