◆−使命を守りし者 8 第一部 始まりの鐘が鳴る時−gure-to masa (2002/12/19 20:34:49) No.12198 ┣Re:使命を守りし者 8 第一部 始まりの鐘が鳴る時−D・S・ハイドラント (2002/12/19 21:43:12) No.12205 ┃┗Re:使命を守りし者 8 第一部 始まりの鐘が鳴る時−gure-to masa (2002/12/19 21:54:46) No.12208 ┃ ┗名前なら・・・−D・S・ハイドラント (2002/12/19 22:11:42) No.12210 ┃ ┗Re:名前なら・・・−gure-to masa (2002/12/20 13:24:21) No.12214 ┣使命を守りし者 8 第二部 彼女の過去−gure-to masa (2002/12/20 15:48:51) No.12219 ┃┗使命を守りし者 8 第三部 襲来−gure-to masa (2002/12/20 17:58:37) No.12224 ┃ ┗Re:使命を守りし者 8 第三部 襲来−D・S・ハイドラント (2002/12/20 19:25:12) No.12226 ┗使命を守りし者 8 第四部 神託の男−gure-to masa (2002/12/22 19:06:13) No.12273 ┗Re:使命を守りし者 8 第四部 神託の男−D・S・ハイドラント (2002/12/23 14:31:55) No.12284
12198 | 使命を守りし者 8 第一部 始まりの鐘が鳴る時 | gure-to masa | 2002/12/19 20:34:49 |
ここからセフィクスの記憶とガーヴから語られた事で構成されています 「カタートの水竜王神殿に攻め込むよ」 冥王フィブリゾの言葉に、他の腹心達は息を飲んだ。 遂に神族に対する戦争を開始する事を、現在魔族軍最高指揮官が決定を出した。 「オイ……」 静かな会議室内に男の声が響き渡った。 男の名は、ガーヴ…… 魔王五腹心の1人にして、魔族軍の先鋒を務める戦闘派魔族である。 「どうしたんだい、ガーヴ……何か質問かい?」 「何故、水竜王なんだ?ここの近くにも火竜王とかいるだろう? わざわざ一番遠い水竜王の所に行くんだ?」 「そんな事かい……」 ガーヴの質問に、フィブリゾはため息をついた。 まるでその質問が来る事を予想していたかのように…… 「水竜王がいるカタート山脈には神族でも最大規模の竜族軍がいる。 そこさえ陥落させれば、神族達にとっても大ダメージになるんだよ? それとも君には水竜王と事を構えるのに何か不都合でもあるのか?」 「……そんな物は無い……」 「なら、決定だ。 既にゼラスの部下から赤眼の魔王様の片割れが発見されたからね。 できれば、水竜王との戦いの時には魔王様に復活してもらうけどね」 フィブリゾと他の腹心が会議室から立ち去ると、1人残ったガーヴは がくりと肩を落とししばらくそこから動くことは無かった。 彼の目には、既に最悪のシナリオが見えているかのように……… 未だに名前が決まりません…… もうそろそろ冬休みだ!!(喜び) そして修学旅行だ!!そして学期末テストだ!!(悲しみ) ああ、来年はどんな一年になるのやら……(まだ早いちゅうねん!!) |
12205 | Re:使命を守りし者 8 第一部 始まりの鐘が鳴る時 | D・S・ハイドラント | 2002/12/19 21:43:12 |
記事番号12198へのコメント こんばんは〜 >ここからセフィクスの記憶とガーヴから語られた事で構成されています はい。 承知いたしました。 >「何故、水竜王なんだ?ここの近くにも火竜王とかいるだろう? >わざわざ一番遠い水竜王の所に行くんだ?」 遠いんですか・・・。 >「水竜王がいるカタート山脈には神族でも最大規模の竜族軍がいる。 >そこさえ陥落させれば、神族達にとっても大ダメージになるんだよ? >それとも君には水竜王と事を構えるのに何か不都合でもあるのか?」 軍って四竜に平等じゃないんですか? >既にゼラスの部下から赤眼の魔王様の片割れが発見されたからね。 ・・・ゼロスかな >彼の目には、既に最悪のシナリオが見えているかのように……… 確かに彼にしては最悪ですね >未だに名前が決まりません…… 募集の件>名前だけならいくらでも決められますが、プロフィールなどは自分のやつ(特に冥王の騎士)で精一杯なんです。すみません。 >もうそろそろ冬休みだ!!(喜び) ですね。 >そして修学旅行だ!!そして学期末テストだ!!(悲しみ) 修学旅行・・・ですか。 テストはがんばってください。 >ああ、来年はどんな一年になるのやら……(まだ早いちゅうねん!!) いい年が来ると良いですね。(その前に冥王の騎士100話ぁ〜) それでは〜 |
12208 | Re:使命を守りし者 8 第一部 始まりの鐘が鳴る時 | gure-to masa | 2002/12/19 21:54:46 |
記事番号12205へのコメント 名前だけで良いんです!! プロフィールだけは考えたんですけど、名前が他のキャラとかぶるんですよ。 FFUとかVPとかの………… 具体的なプロフィール入りません。 名前だけ…名前だけで良いんです。 |
12210 | 名前なら・・・ | D・S・ハイドラント | 2002/12/19 22:11:42 |
記事番号12208へのコメント 神官長:グルス(私の古い作品の使いまわしですけど) 神官(恋人役):マエロール 巫女1:アクエリア 巫女2:ミレリア 適当に考えてみました。 使える名があればよろしくお願いします。 |
12214 | Re:名前なら・・・ | gure-to masa | 2002/12/20 13:24:21 |
記事番号12210へのコメント ありがとうございました!! これでやっと次に行けます。 では、次の応募でも書いてくださいね。では、さいなら |
12219 | 使命を守りし者 8 第二部 彼女の過去 | gure-to masa | 2002/12/20 15:48:51 |
記事番号12198へのコメント 『明日、この神殿を訪れる人の中にガーヴと名乗る人物がいます……』 『その人が私に会いたいと言ったら、きちんと連れてきて下さい』 『この事は絶対に内緒です』 『これは………命令です』 「ハッッ!!」 私――セフィクス・ラファールはこの声によって飛び起こされた。 すでに太陽は山々の間から顔を出している。 「め……命令……」 私は、さっきの声が最後に言っていた単語を繰り返し呟いた。 あの声は間違いなく、この神殿の主にしてこの聖地・カタート山脈に住まう 赤の竜神の分身――水竜王ラグラディア様の声だった。 私は水竜王様のみを信仰している。 金色の魔王は、私にとって憎むべき対象だった。 ダークエルフと人間――娼婦の間にできたハーフエルフ……… この事が、私にとって心のトラウマとかしていた。 人間・エルフから迫害され、石を投げつけられた私…… (神や創造主は何故、私のような存在を創ったのか?) 昔、初めて水竜王様にお会いした時、私はこんな質問を言った。 すると水竜王様はこう言われました。 『創造主様が暇つぶしのためにだよ』 その言葉を聞いて、私は見た事の無い創造主に対して殺意を覚えた。 暇つぶしのため…… ただそれだけのために、私は存在しているのか…… 自分がそんな事に…力も無く、強くもなかったら創造主にもこの苦しみがわかる。 いや、分かるはずが無い!!(断言∩断定) 創造主は創造主なのだ…… もうどうする事も出来ない…… そんな気持ちで生活していた私を水竜王様は優しくしてくれました。 まるで我が子のように…… そんな水竜王様を私はとても感謝し、感動しました。 (こんな方が創造主様だったら)と考えたこともありました。 そして2年前のこの日、私はこの神殿でも名誉ある巫女達の長に就任しました。 しかし、その神託が自分にとって運命をも変える物だとは、このときの私には 気づく事は無かった。 一応、少し出来ました。 D・S・ハイドラン様のおかげで、ようやくスタートできます。 とてもありがとうございました!!では、さいなら |
12224 | 使命を守りし者 8 第三部 襲来 | gure-to masa | 2002/12/20 17:58:37 |
記事番号12219へのコメント 我が名は、金色の魔王……創造主…… 幸薄きハーフエルフと彼女が絶対的に信頼する竜王…… 朝の神託に出てきた<ガーヴ>なる者とは? その人物と竜王の関係とはどんな物なのか? 全ては我の手の中で踊る運命との名を冠する歌劇曲……… 全ては我を満足させるための劇でしかない…… 彼女はそう思い、我を憎みながらその運命の劇を演じつづける。 朝早くのミサに出ず、食堂で早い朝食を取っていた所を副神官長である カト―リスに見つかり、約2時間の説教から開放された私は、さっさと 神殿の最北にある自分の執務室に立ってきた。 (さてと、今日はどんな仕事かな?) 私はそんな事を考えながら自分の執務室の椅子に腰掛け、書類に目を通す。 私の仕事は大きく分けて、2通りある。 1つ目は、神殿内にいる巫女達の指導とその健康管理…… もう一方では、神殿の周りにある飲食店や武器屋の管理である。 他にも在るけど、その事はこの神殿にいる3百人の神官と7百人の神官戦士を 束ねるカタート神殿神官長を務める我が義理の父――グルス・ラファールが 取り仕切っているので、安心して生活している。 「失礼します」 そう言って、部屋に入ってきたのは私の秘書にして次期巫女長候補である アクエリアだった。 3ヶ月前に神殿内で行われたミスカタートで優勝した 長い金髪とナイスなプロポーションに優しい性格の持ち主である。 (この時、セフィクスは第3位だった) 「おはよう、どうしたの?」 「神官長様から来年度予算についての議案書を預かってきました」 「そう、ありがとう」 アクエリアからその書類を受け取ると、それは鍵の掛かる引出しに入れた。 それから1時間30分、私とアクエリアはいろいろと仕事をしていた。 そろそろここカタートでも最大のイベント――水竜王記念バトルロイヤル大会の 打ち合わせである。 この大会は、水竜王にその実力を見せ、それを奉納する意味の分からんイベントで ある……しかし、お金になるので誰も文句は言えない。 誰でも金に弱い物である。 そんな事をしていると、いきなりドアが開き、 銀髪をした美女――アクエリアと同期で私の巫女長の地位に次ぐ巫女副長を務めるミレリアが入ってきた。 「どうしたの、ミレリア?」 「セフィクス早く、大手門に行って!!」 彼女の大声に、私はただ事ではないと思った。 彼女は何事にも動じない性格だ。 盗賊や強盗ごときが襲ってきても、動じない彼女が動じている…… 「大手門で何があったの?」 「今、大手門の所に水竜王様にお会いしたいって人が来てるの!!」 「名前は聞いたの?」 「彼は水竜王様に<ガーヴ>が来たと言えば、分かるって言ったわ」 「!!!!!!」 その名前に、私ははっとした。 ガーヴ……今日、水竜王様から来た神託に出てきた名前…… 「今、彼は何処に?」 「まだ大手門よ。マエロールが待たせているから」 「そう……」 私はその名前に動じることも無く、執務室を後にした。 後もう少し!!後もう少しで、ガーヴ様がでてきます!! 年内には出すぞ!!では、さいなら |
12226 | Re:使命を守りし者 8 第三部 襲来 | D・S・ハイドラント | 2002/12/20 19:25:12 |
記事番号12224へのコメント >全ては我の手の中で踊る運命との名を冠する歌劇曲……… >全ては我を満足させるための劇でしかない…… >彼女はそう思い、我を憎みながらその運命の劇を演じつづける。 結構ひどいですね。 >「今、大手門の所に水竜王様にお会いしたいって人が来てるの!!」 >「名前は聞いたの?」 >「彼は水竜王様に<ガーヴ>が来たと言えば、分かるって言ったわ」 一体彼は何の目的で・・・。 >後もう少し!!後もう少しで、ガーヴ様がでてきます!! おおっ・・・そういえば初登場になります? >年内には出すぞ!!では、さいなら がんばってください。 名前の採用ありがとうございました。 |
12273 | 使命を守りし者 8 第四部 神託の男 | gure-to masa | 2002/12/22 19:06:13 |
記事番号12198へのコメント 神託……神が神官・巫女に下す神聖な言葉…… この言葉を神が下すとき、神はどんなことを考えるのだろう…… 「こちらがガーヴ殿です……」 若い金髪の神官――ラフィールの恋人にして、神殿の唯一の門である大手門の番兵 を務めるエアロールにラフィールはガーヴと名乗る男の紹介を受けた。 年は二十歳過ぎ、がっちりとした体格を象牙色のコートで包み長い赤い髪を持った 野性的であるハンサムな男だった。 職業は傭兵らしく、各国をまわっているらしい…… 「貴方は下がってもいいです」 「分かりました」 そう言って、エアロールは退室していった。 その後、ラフィールはそのガーヴと向き合った。 「はじめまして…この神殿の巫女長を務めますラフィールと申します」 「ガーヴだ……で、いつ水竜王様にお会いできるんだ?」 「分かりました……こちらへどうぞ……」 何も聞かずに、ラフィールはガーヴを水竜王のいる所――カタート山脈の中心に ある祠に行く為の転送装置の部屋に向かった。 「こちらでございます」 転送装置で祠の近くにある小屋に来た二人は、すでに祠の前の扉にきていた。 「この先に水竜王様がいらっしゃいます」 ラフィールはそう言って、扉をノックした。 「水竜王様……神託通り、ガーヴを名乗る者を連れてまいりました」 「入ってきなさい」 優しい主の声に従い、ラフィールは扉を開いた。 そこには透き通るような蒼い長髪に、整った人形とはまるで違う雰囲気を持った うら若き女性――水竜王ラグラディアが立っていた。 きょうはここまで!!では、さいなら |
12284 | Re:使命を守りし者 8 第四部 神託の男 | D・S・ハイドラント | 2002/12/23 14:31:55 |
記事番号12273へのコメント ガーヴ登場ですね >職業は傭兵らしく、各国をまわっているらしい…… らしいんですか・・・ >ある祠に行く為の転送装置の部屋に向かった。 便利なものがあるんですね >うら若き女性――水竜王ラグラディアが立っていた。 ついにガーヴと水竜王がご対面。 両者の目的は一体。 >きょうはここまで!!では、さいなら はい。ではまた〜 |