◆−大嫌い−194 (2002/12/31 22:26:29) No.12472
 ┣Re:大嫌い−一坪 (2003/1/1 21:48:08) No.12488
 ┃┗ありがとうございます(>_<)−194 (2003/1/3 01:02:24) No.12520
 ┣大嫌い2−194 (2003/1/3 02:09:20) No.12521
 ┃┗大嫌い3−194 (2003/1/3 02:54:41) No.12522
 ┃ ┗はじめまして。<(_ _)>−にゅーよーく (2003/1/3 18:32:46) No.12541
 ┃  ┗初めまして^^;−194 (2003/1/5 00:27:02) No.12569
 ┣大嫌い4−194 (2003/1/8 03:53:26) No.12677
 ┃┗ああ思わずにやけて…。−にゅーよーく (2003/1/8 13:26:16) No.12682
 ┃ ┗うふふ(怪しいって・・・)−194 (2003/1/8 15:55:15) No.12685
 ┣おまけ その1−194 (2003/1/8 16:52:32) No.12689
 ┃┗きゃーきゃー!(それしかいえんのか自分。)−にゅーよーく (2003/1/8 21:55:04) No.12697
 ┃ ┗次回はゼルアメ〜−194 (2003/1/10 21:57:14) No.12753
 ┗おまけ その2−194 (2003/1/13 15:21:36) No.12836
  ┗顔が緩みまくりです〜。(///)−にゅーよーく (2003/1/13 19:23:53) No.12850
   ┗それはしてやったり(にや)−194 (2003/1/15 00:03:32) No.12874


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12472大嫌い194 E-mail 2002/12/31 22:26:29


 
 はじめまして。194と申します。年末も押し迫ったこんな時に初投稿させていただきます。
 内容はゼルアメとなっておりますゆえ、苦手な方は回避したほうがよろしいかと。拙い文章ですが少しでも楽しんでいただければ。それではどうぞ。

*************************************

「ゼルガディスさん、大嫌いです!」

・・・・・・・・・・・・・・・・。

いつもと変わらない日常にいつもと変わらない4人組がいて、いつもと変わらない会話をしていたはずのそこに、いつもと違った言葉が発せられた。



『大嫌い』





一瞬誰もが言葉を失った。言った本人アメリアでさえも。
喧嘩をしていたわけではない。それは先程からゼルガディスと話をしていたアメリアの表情を見ていれば一目瞭然であった。
とろけそうな笑顔をゼルガディスに向け幸せのオーラを放ちながら言う彼女のセリフはいつも決まっていた。
『ゼルガディスさん、大好きです!』と。
人目を憚ることなく発せられるそのセリフに最初はゼルガディスもガラにもなく赤面していたが、人間慣れというのは恐ろしいものである。
毎日のように聞かされているとそれはもはや習慣となってしまい、彼女がいつどのような状態の時にそのセリフを言うか予測できるほどにまでなっていた。
だからそれとは全く逆のセリフを聞いたときはゼルガディスの心は一瞬氷つきそうになった。しかも笑顔で言われてしまったから。

「・・・・・・・何だって?」
重い空気を割ったのはゼルガディスだった。しかし彼自身そのセリフを吐くのに想像以上の精神力を欲求させられた。思った以上にショックが大きいらしい。
「わ・・・わたし・・・今・なんて?」
自分で言ったセリフにもかかわらずアメリアは混乱したように自問する。
「いま確かにゼルのこと嫌いって言ったわよね?」
「ああ確かに言ったが・・・どうしたんだアメリア?」
リナとガウリイも聞き間違えたのではないかとお互い確認を取るが、彼らの耳に届いたセリフもやはり『大嫌い』だった。
「ち、違うんです!ゼルガディスさん!わたしはあんなこと言いたかったんじゃないんです!」
「ああ分かっているアメリア。言葉の言い違いなんて誰にでもあることだ」
静かに、落ち着いたトーンで言う。
アメリアに言い聞かせるというよりは自分の動揺を押さえるために。
「わたしはただ、ただゼルガディスさんのこと大きら・・・・・」
アメリアは自分が言おうとしたセリフに思わず手で口を塞いでとめる。
「あんたねぇ〜いくらポーカーフェイスがうまくてクールを決めこんでいるゼルでも実は中身は繊細で脆いんだからあんたからそのセリフを2回も言われた日にはゼロスの格好のエサになっちゃうでしょうが」
「おい(怒)」
中身が繊細で脆いと言われたことに怒りを現しているのか、はたまたゼロスの格好のエサと言われたことに怒りを表しているのか判断がつきにくいがいずれにせよアメリアの2回目のセリフでゼルガディスの心は完全に氷ついた。
「ど・・・・どうしてぇ?わたしあんなこと言うつもりじゃあ本当にゼルガディスさんのことをだい・・・」
「ストップ!」
完全に混乱しているアメリアにリナはストップをかけた。
「あんたこのぶんだとまたゼルに「大嫌い」って言っちゃうんじゃない?」
「そんなことゼルガディスさんに対して言いません!」
「すでに2回言ってるでしょうが」
「うっ(汗)」
「ゼルに言う前にあたしに「大好き」って言ってみなさい」
「り・・・・リナお前にそんな趣味があったのか?」
真顔で聞くガウリイにリナは、
「そんなわけないでしょうが!」
とスパーンとスリッパをお見舞いして黙らせる。
「り・・・リナさんにですかぁ?」
少々たじろいながら聞くアメリア。
「いいからちょっとした実験よ。ちゃんと「大好き」って言うのよ?」
「分かってますよ〜。じゃあ言いますね?」
アメリアはスゥーと大きく深呼吸するとリナに向かってセリフを言い放つ。

「大嫌い」と。

「あ、あれ〜わたしちゃんと大きら・・・・あれ?」
「気付いた?」
「はいわたしゼルガディスさんにいつも言ってるセリフ言えなくなちゃてます」
「じゃあ今度は「大嫌い」って言ってみて」
「え?」
「いいから」
「はい・・・大好き」
『あ』
先程から傍観していたゼルとガウリイの声が重なる。
「やっぱりねあんたが「大好き」って言おうとしたら「大嫌い」になるしそのまた逆も然りみたいね」
「どどしてですか〜」
瞳を潤ませながら問うアメリア。
「知らないわよ。何かへんなものでも拾い食いしたんじゃないの?」
「ガウリイさんじゃないんですから、そんなことしませんよ〜」
「俺だってそんなことしないぞ!まあ時と場合によるかもしれんが」
「時と場合によらずともそんなことするな〜!」
スパーンと本日2回目のスリッパの音が響き渡る。
「おいおい夫婦漫才はそこまでにして、今はアメリアの言葉を治す方がさきだろう」
「誰が夫婦漫才なんか!」
一瞬赤くなったリナだがすぐに意味有りげな笑みを浮かべて、
「まーアメリアがずっとこののままだとゼルちゃんも辛いしね〜」
「なっちがっ・・・・」
「はいはい隠しても無駄よ。にしても一体原因は何なんでしょうね?昨日まではなんとも無かったわよね?誰かの魔法か何かかしら?」
「でもそんな魔法かけられた覚えありませんし、特に変わったものを口にした覚えは・・・・・・あっ!」
「何々やっぱり拾い食いでもしたの?」
「違いますって!ただ昨日の夜に・・・・・」
「昨日の夜がどうしたんだ?」
「その〜」
「はっきりしなさいよ言葉治んなくてもいいの?」
リナのセリフにアメリアは伺うようにゼルガディスに視線を向けると覚悟を決めて言った。
「昨晩ゼロスさんが・・・・」
「なに!ゼロスに何かされたのか!」
思わずアメリアの肩を掴み鋭く追及する。
「ゼルガディスさん、痛いです!」
悲痛な叫び声をあげるアメリアにリナとガウリイは慌てて止めに入った。
「落ち着きなさいよゼル。アメリアはまだ何にも言ってないでしょうが」
「すまない・・・」
リナに言われガウリイに止められアメリアに苦痛を負わせてしまい思わず自己嫌悪に陥る。アメリアに対して敏感になっている自分は認めるがあの魔族が彼女に関わっていると知り瞬間理性を失ったようだ。
(まさかここまで惚れているとはな)
自嘲気味な笑みがこぼれる。
「気にしないでください。最初にゼルガディスさんを傷つけたのはわたしですし、これでおあいこです」
微笑む彼女を抱きしめたい衝動に駆られたがリナとガウリイの存在によってそれは阻まれた。
「でそのゼロスがどうしたんだ?」
のほほんとした口調というか相変わらずマイペースで聞くガウリイ。
「ええっと昨日は久しぶりに宿屋に泊まったじゃないですか、それも個室で」
このところ野宿が続いていた一行は久しぶりに宿屋での睡眠ということで丁度部屋も空いていたのでシングルを取った。
「ええ皆疲れも溜まっていたしね。まあ宿代がもったいなかったけど一泊ぐらいならということでね」
「それでですね、久しぶりに1人になったということでわたし全然寝付けなかったんです」
『お子ちゃま』
リナとゼルガディスの声がきれにハモル。
「だってしかたがないじゃないですか!1人で寝るのは本当に久しぶりだったんですから」
「だからってあんた王宮にいときは1人で寝てるんでしょうが」
「それはそうなんですけど、久しぶりに1人になってその淋しかったというか、リナさんの寝相の悪さがなくてつまらなかったというか・・・・・」
「あんた喧嘩売ってんの?」
「ち、違います!」
リナ怒気を感じて慌てて首を振り否定するアメリア。
「話ずれてないか?」
冷静に突っ込んだのはやはりゼルガディスだった。
「ずれてます・・・・それで寝付けなくて窓からぼんやり夜空を眺めていたらゼロスさんが現れたんです」


*************************************

 すみません、まだ続きます。ツリー落ちる前には仕上げようと思うのですが、何分力量不足なもので。落ちたらごめんなさい。
 

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12488Re:大嫌い一坪 E-mail 2003/1/1 21:48:08
記事番号12472へのコメント

こんばんは。
投稿してくださったんですね。ありがとうございます!

タイトルからインパクトがあって、ストーリーも引きつけられました。
続きがスゴく気になるので、がんばって早めに投稿してくださいね。(笑)

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12520ありがとうございます(>_<)194 E-mail 2003/1/3 01:02:24
記事番号12488へのコメント


 こんばんは。

 一坪さんレスありがとうございます!
 しかも読んでくださったんですね。
 できるだけ早く続き投稿します!!   
 ゼルアメに偏りまくりの内容ですが楽しんで頂ければ幸いです。

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12521大嫌い2194 E-mail 2003/1/3 02:09:20
記事番号12472へのコメント

 
 ゼルアメって言ったくせに今回ゼロスとアメリアしか出てきません・・・
 すぐに魔剣士さん出しますのでお待ちくださいませ。

*************************************
 
神出鬼没なその人物はその日もやはり突然現れた。





『こんばんはアメリアさん』
いつものように人の良い笑みを浮かべて話かけてくる魔族にアメリアも笑顔で返した。
『こんばんはゼロスさん。こんな夜更けにどうしたんですか?』
『それは僕のセリフですよアメリアさん。あなたがこんな時間まで起きているなんて珍しいですね』
『ちょっと寝付けなくて久しぶりに1人で寝るものだから、なんて言ったら笑いますか?』
『いいえ笑いませんよ。僕達魔族にはそういった人間の心理は分かりませんから』
『そういえばゼロスさんて魔族なんでしたね。でしたらここで会ったが100年目さあ今こそわたしの生への賛歌を聞いて真人間になるのです!』
そういうとどこから持ち出したのかアメリアの手にはいつの間にかマイクが握られていた。
『生き、むぐぐぐぐ』
慌ててアメリアの口を押さえるゼロス。
『だ、駄目ですよアメリアさんこんな夜遅くにマイクで叫んだりしては。そんなことをしたらここの宿に泊まっているお客さんの安眠を妨げることになりますよ?それはアメリアさんが嫌っている悪になるのでは?』
『はっ!そうですよね。わたしってばもう少しで悪の道に走るところでした。ゼロスさん止めてくださってありがとうございます!』
純粋な感謝のオーラを向けられゼロスは少々引きつりながら、
(生への賛歌は聞かずに済みましたが、これはこれで辛いですね・・・)
と考えたのであった。
『それはそうとアメリアさん寝付けないのならいい物がありますよ♪』
再び人の良い笑顔を宿して話しかける。
『なんですか?』
『睡眠を誘(いざな)う薬です』
そういってアメリアに透明な液体の入った瓶を見せる。
『つまり睡眠薬ですね?』
『まあそうなんですけど、ちゃんと魔法薬辞典にも載っている薬草から作られているので心配いりませんよ。もちろん副作用もありませんし』
とても信用できるセリフではないが魔族が嘘をつくということはその存在事体が危うくなるということをアメリアは知っていた。
『じゃあ頂きます。明日起きれなくてリナさんに怒られるのも嫌ですし』
『どうぞ。では良い夢を』
ゼロスはアメリアにその薬の入った瓶を渡すと闇夜に消えていった。
ベッドに戻ったアメリアはゼロスから受け取った瓶のフタを開けた。微かに匂う甘い香りが鼻腔をくすぐる。その香りに何の躊躇もなく一気に液体を喉に流し込んだ。
ふわっと広がる甘い味が脳の活動を一気に停止させる。夢見ごこちの気分に陥ったかと思うと次の瞬間アメリアは小さな寝息を立て始めた。
『本当にすぐ効くんですねこれは』
闇夜に消えたはずのその姿がいつのまにかアメリアのベッドの傍らに存在していた。
『副作用は確かにありませんよアメリアさん。だって睡眠を誘うほうが副作用なんですから。明日が楽しみですね』
そういうと今度こそ完全に夜に闇に消えていった。

*************************************

 ・・・魔族って嘘つけないんでしたっけ?それとも嘘をつかないのはゼロスの性
 格上でしたっけ?勉強不足ですハイ。どなたか教えてください(涙)
 

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12522大嫌い3194 E-mail 2003/1/3 02:54:41
記事番号12521へのコメント

 

「つまりゼロスからもらった薬を飲んでお前の言葉がおかしくなったてことだな?」
「たぶんそうだと思います。でもゼロスさん副作用は無いって言ってたのに魔族は嘘はつかないんでしょう?」
「確かに、けどその睡眠を誘(いざな)うほうが副作用だとしたら?」
「え?」
意味がよく分からず首をかしげるアメリアには答えず、
「ゼロスいるんでしょ?出てきなさい!」
リナは虚空に向かって叫ぶ。
「さすがリナさんなかな鋭い読みです」
突如空間が歪みいつものように笑みを浮かべながら1人の青年が現れた。
「それは副作用が睡眠を誘発するほうにあるといういとを当てたことに関してかしら?それともあんたがすぐ近くにいることに気づいたってことに関してかしら?」
「もちろん両方です」
「てことはやっぱりあのアメリアの言葉はその変な薬のせいなのね?」
「ええまあ」
「何の目的でアメリアにあの薬を渡したんだ?」
「それはもちろんアメリアさんに気持ち良く眠っていただくためにですよ。まあもともとは言語障害が生じるように作られた物みたいですが。特に他にも問題ありませんし」
「問題大有りですよ!どうしてくれるんですかこれじゃあゼルガディスさんに想いを伝えられないじゃないですか!」
臆面もなくサラっと言ってのけるのはさすがにアメリアというべきであろう。
「だったらゼルガディスさんに「大嫌い」っておっしゃたら「大好き」って言えますよ?」
「そんなこと言えるわけないじゃないですか!ゼロスさんがその気ならわたしにも考えがあります」
そういうとマイクを手に持ち・・・・・
「わー待ってください!」
慌ててアメリアの行動を止めるゼロス。
「ええっとこの薬の効力は丸1日です。ですから明日にはちゃんと治ってますよ」
「ええっー!じゃあ今日1日ゼルガディスさんに大嫌いって言えないっ・・・・・・あ・・・」
「本日3回目だな」
物覚えの悪いガウリイが覚えているということは余程珍しいのであろう。
「それじゃあ僕はこの辺で」
「ちょっと待て!」
ゼルガディスの叫びはただ空中をこだましただけだった。
「ゼロスさんなんて・・・・・」
フルフルと肩を震わせながらアメリアは力いっぱい叫んだ。
「ゼロスさんなんて大好き」
と。

*************************************

 魔剣士さん出てきたけのはいいけれどセリフ少ないし、姫にうちのめされてる
 し・・・
 次は甘くなる予定です(あくまでも予定ですよ)

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12541はじめまして。<(_ _)>にゅーよーく E-mail 2003/1/3 18:32:46
記事番号12522へのコメント

こんばんわ。
にゅーよーくといいます☆

いきなり冒頭でアメリアがゼルに『大嫌い』って言ったのにはびびりました…。
しかも元凶ゼロスですか…。
うわでてくんなよくそ神官。って感じです。
でもゼルの精神ダメージ…。
きっと測定不能レベルでしょう。(TT)
…かわいそうな奴。(・・;)

それにしても。

>「ゼロスさんなんて大好き」

このセリフは…。
ゼルダメージ二倍ですね。
もしかして精神崩壊してたり…しませんよね?

それでは。

> 次は甘くなる予定です(あくまでも予定ですよ)

甘くなるんですか!?
もうあまあまにしちゃってくださいv(え?)
次き楽しみにしてますっ!(><)/
がんばってくださいなにゅーよーくでした☆



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12569初めまして^^;194 E-mail 2003/1/5 00:27:02
記事番号12541へのコメント

 
 にゅーよーくさん、はじめまして。
 
 私の拙作を読んでくださりありがとうございます。


>いきなり冒頭でアメリアがゼルに『大嫌い』って言ったのにはびびりました…。


・・・ですよね。きっとたくさんのゼルアメ愛好家の方たちのお怒りに触れるだろうなと思いつつもこんな冒頭にしてしまいました。

あっでも基本は甘い二人をめざしていますのでv

>甘くなるんですか!?
>もうあまあまにしちゃってくださいv(え?)

そりゃあもう私の力が及ぶ限り甘い二人をお送りしますよvv(とか言ってそんなに甘くならなったどうしよう:汗)

できるだけ早く4の方を投稿しますのでその折にはまた読んでやってください。

感想本当にありがとうございました!



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12677大嫌い4194 E-mail 2003/1/8 03:53:26
記事番号12472へのコメント

 ・・・3の投稿の仕方間違ってやんの。初心者丸出しですね・・・
 まあ気を取りなおして大嫌いの4です。甘いかな?

*************************************

「あんたって本当に学習力ないわね〜ガウリイみたい」
あのあとアメリアの放った一言でゼルガディスに重い沈黙が降りたことは言うまでもなく、このまま次の街に出発する気にもなれず、いまだこの街に留まっていた。
そんななか夕飯の席で言ったのがリナであった。
「そんなひどいですリナさん。ガウリイさんと一緒にしないでください!!」
力いっぱい言いきるアメリアに、
「アメリア・・・・」
少し悲しそうに声をあげるガウリイ。
「だってね〜アメリア?あのゼロスに言った一言だけでもゼルにとってはかなりキツかったはずなのにあのあと何回ゼルに「大嫌い」って言ったと思ってんの?」
「うっそうんなんですけど〜だって〜いつも言ってることをそう簡単にやめられません」
「ちょっとは反省しなさいよアメリア。確かに人を疑うことを知らないのはあんたのいいところだけど魔族相手に簡単に物なんかもらっちゃダメ。ほんとに命取られなかっただけでもめっけもんなんだからね!次回からは充分気をつけるように!」
「はい。そうですねゼルガディスさんを傷つけてしまいましたし。あとで何かお食事持って行きます」
昼間にアメリアに言われたセリフが堪えたのか、それともこれ以上言われないようにするためなのかゼルガディスは夕食の席には着かなかった。
「ところであんたあの薬いつ飲んだの?」
「ええっと確か2時ごろです」
「じゃああと6時間ぐらいで効力が切れるのね?」
「はい」
「まあゼルの部屋に言っても大人しくすぐに帰るのよ?「大嫌い」って言っちゃわないうちにね」
「ええそうします。じゃあお先に失礼しますね」
そう言うとアメリアは厨房の方に歩いていった。ゼルガディスのために何か作ってもらうためであろう。
「それにしてもお前さん今回はやけにゼルを庇うんだな?いつもならこれ幸いとからかうくせに」
アメリアが階段を昇っていったのを見届けるとガウリイは口を開いた。
「初めはねーいつもみたくからおうと思っていたのよ。でもアメリアがゼロスのことを口にした時のゼルの切れ方が尋常じゃなかったでしょう?」
「ああ確かにな。それで気が変わったのか?」
「まあね。―さてとあとはこの件は時間が解決してくれるし、明日には次の街には出発できそうね。というわけでガウリイ寝坊しないように!」
「はいはい。お前も盗賊いぢめなんかして寝坊するなよ」
自室に戻ろうとするリナにまるで何もかも見透かしたように言うガウリイ。
「な、なんのことかな〜?ガウリイ」
「変だと思ったんだ。もともとこの街は一時休憩のために寄っただけだろう?次の街まで半日あれば着く、にもかかわらずお前さんがもう一泊しようと言い出した原因はひとつしかないだろう?」
「・・・あんたいつのまにそんな知恵ついたの?」
「とゼルガディスが言ってた」
ズルっとこけるリナ。
「しょせんクラゲはクラゲか・・・・」
「なんか言ったか?」
「いえ何にも・・・」
「でいつ頃行くんだ?ここの支払いもあるしなまた個室取ってるし」
「まさか着いて来る気なんじゃあ」
「当たり前だろうが俺はお前の保護者だぜ?(ゼロスの件もあるしな、1人でほいほい行かせられるかってんだ)」
「何ぶつぶつ言ってんのよ。まあ着いて来てくれるなら日付が変わったら宿を出たすぐの橋のところで落ち合いましょう」
「分かった後でな」
そういうと2人はそれぞれ部屋に戻っていった。





コンコン。
「ゼルガディスさん?入りますよ?」
返事を待たずアメリアはゼルガディスの部屋に入り込む。いつものことだがセルガディスにとってできれば明日までアメリアと顔を合わせるのは避けたかった。
「お食事持ってきました。あ、私はすぐに出て行きますからちゃんと食べてくださいね?」
彼女と目を合わせてはいけない。瞬間的にゼルガディスはそう思った。
だが頭を上げずにはいられなかった。この苛立った心を落ち着かせるためには。
読んでいた文献を閉じ頭を上げたゼルガディスは無言でアメリアを見つめた。
その視線がアメリアには痛かった。今日1日のアメリアの言動を非難するようなそんな視線。その視線に耐え切れず手にしたトレイを傍らの机に置くと逃げるように部屋を出ようとした。が、次の瞬間ものすごい力で引き寄せられた。
「へっ?」
一瞬のことだった。引き寄せられたかたと思うとそのまま流れるような動作で顎を捉えられアメリアの唇に温かいものが重なる。
そのままどれぐらいの時間が過ぎたのだろうか。
唇が解放されてもアメリアは半ば呆然とした顔でゼルガディスを見上げていた。
「お前が悪いんだからな」
何が?と聞くほどアメリアは鈍く無かった。昼間の言動を指していることは明白で。
「じゃあ・・・じゃあなぜそんな優しいキスをするんですか?わたしが悪いのは分かってます。いくらゼロスさんからもらった薬のせいとはいえ魔族相手に迂闊に信用したわたしに非があるんですから。ゼルガディスさんに詰られても叩かれても文句は言えません。なのにどうしてゼルガディスさんはそんなにわたしに優しくするんですか?これじゃあわたし・・・・」
あとは言葉にならなかった。あまりにもゼルガディスが優しいキスをしたから、アメリアを抱く腕があまりにも力強かったから。
「前言撤回だ。お前が悪いわけじゃないさ。お前の性格からいってまたゼロスが同じことをすればひっかかるだろう。たとえ相手がゼロスでなくても。ただ自分に腹をたてていただけだ。お前が淋しいと思ったときに頼ってもらえなくて。ゼロスがお前と接触したと聞かされた時に理性を失ってしまったことに対して」
そう言うとゼルガディスはアメリアの頭を自分の胸に押し込めた。自分が非力ゆえの悔しさと心の余裕のなさ、アメリアを想う愛しさが入り混じった表情を見られないために。
「ゼルガディスさん」
腕の中の少女が自分の名を呼ぶ。それでもまだ彼女を解放する気にはなれなかった。
「ゼルガディスさん」
再び紡がれる言葉にゼルガディスはようやく腕の力を緩めた。直後自分の唇に彼女の唇が重ねられる。
「!!!」
「何も言葉にするだけが愛情表現じゃなかったんですよね。わたしってばおしゃべりだからついつい想いを言葉で伝えようとしちゃうんですけど最初からこうしておけば良かったんです」
微笑むアメリアを再び腕の中に閉じ込めた。
愛しい。
心からそう想う。
だからアメリアに「大嫌い」と言われた時は闇が再び襲ってきたのかと思った。
そうあのレゾによって合成獣に変えられた時のように。
信じていた者からの裏切り。
レゾの時はただ復讐だけを支えにしていた。
しかし彼女が離れるようなことがあればその時は恐らく・・・・・・自分の手で・・・・・そこまで考えゼルガディスは思考を停止させた。
今はただ腕の中に在る少女の存在を感じていたかったから。

「リナたちの前でキスするのか?」
少し意地悪そうに聞くとアメリアは途端に顔を真っ赤にさせた。
「そそんなことはしませんけど。ただ手をつないだり腕を組んだり・・・・」
「どちらもからかいの対象になりそうだが?」
「もう意地悪言わないでください」
ぷうっとふくれた頬に両手を添えると今度は先程より深く口付けを交わした。
 


*************************************
 
 私のなかで精一杯甘く書いたつもりなんですが甘いというよりは魔剣士さんのさを垣間見たような感じになっちゃいました。
 まあお互い必要な存在であるということが言いたかったんです。特に魔剣士さんにとって姫は絶対必需品(物じゃないんだから・・・)だと思うわけです。

 このあとおまけが付きます。でもゼルアメじゃなかったりして(爆)

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12682ああ思わずにやけて…。にゅーよーく E-mail 2003/1/8 13:26:16
記事番号12677へのコメント

こんにちわ。
学校が始まりました。
教室寒いですにゅーよーくです☆

>「初めはねーいつもみたくからおうと思っていたのよ。でもアメリアがゼロスのことを口にした時のゼルの切れ方が尋常じゃなかったでしょう?」

リナってちゃんと分別ありますよね。
傍若無人に見えてけっこう人の事見てる。

>「変だと思ったんだ。もともとこの街は一時休憩のために寄っただけだろう?次の街まで半日あれば着く、にもかかわらずお前さんがもう一泊しようと言い出した原因はひとつしかないだろう?」
>「・・・あんたいつのまにそんな知恵ついたの?」
>「とゼルガディスが言ってた」

ゼルの考えだったんですか…。
私もガウリイが自分でこんなこと考えたのかと驚きました!
まあでもガウリイですしね…。(^_^;)

>「当たり前だろうが俺はお前の保護者だぜ?(ゼロスの件もあるしな、1人でほいほい行かせられるかってんだ)」
>「何ぶつぶつ言ってんのよ。まあ着いて来てくれるなら日付が変わったら宿を出たすぐの橋のところで落ち合いましょう」
>「分かった後でな」

きゃーvガウリイっ!
保護者って言うかもうリナのナイトだ!(>。<)/

>一瞬のことだった。引き寄せられたかたと思うとそのまま流れるような動作で顎を捉えられアメリアの唇に温かいものが重なる。
>そのままどれぐらいの時間が過ぎたのだろうか。
>唇が解放されてもアメリアは半ば呆然とした顔でゼルガディスを見上げていた。

ゼルが妙に手馴れているように見えるのは私だけでしょうか…?

>そう言うとゼルガディスはアメリアの頭を自分の胸に押し込めた。自分が非力ゆえの悔しさと心の余裕のなさ、アメリアを想う愛しさが入り混じった表情を見られないために。

ああっv
こういうゼル好きです。
アメリアが大切で大切で失いたくない故の独占欲(?)みたいな…。

>「何も言葉にするだけが愛情表現じゃなかったんですよね。わたしってばおしゃべりだからついつい想いを言葉で伝えようとしちゃうんですけど最初からこうしておけば良かったんです」

アメリアかわいいv

>しかし彼女が離れるようなことがあればその時は恐らく・・・・・・自分の手で・・・・・そこまで考えゼルガディスは思考を停止させた。

うーん…。
こんなことにはならないと思うけど…。
ゼルの気もわからないでも…。
こんな悲しい結末にならない事を祈ります。

>「リナたちの前でキスするのか?」
>少し意地悪そうに聞くとアメリアは途端に顔を真っ赤にさせた。
>「そそんなことはしませんけど。ただ手をつないだり腕を組んだり・・・・」
>「どちらもからかいの対象になりそうだが?」

からかわれてもいいじゃないですか!

>「もう意地悪言わないでください」
>ぷうっとふくれた頬に両手を添えると今度は先程より深く口付けを交わした。

きゃあっv
この終り方がっ!
もう二人はらぶらぶって感じで最高です…v(///)

> 私のなかで精一杯甘く書いたつもりなんですが甘いというよりは魔剣士さんのさを垣間見たような感じになっちゃいました。

大丈夫です。
私にとっては十分あまあまでした!b(><)

> まあお互い必要な存在であるということが言いたかったんです。特に魔剣士さんにとって姫は絶対必需品(物じゃないんだから・・・)だと思うわけです。

ちゃんと伝わりましたv
二人には幸せになって欲しいです…。
 
それでは。
おまけもあるということなので期待しつつ。
すばらしいお話でした!
ちょっとハッピーなにゅーよーくでした☆

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12685うふふ(怪しいって・・・)194 E-mail 2003/1/8 15:55:15
記事番号12682へのコメント


 こんちちは。また×2読んでいただきありがとうございました。 


>学校が始まりました。
>教室寒いですにゅーよーくです☆

学生さんですか?いいなー私は社会人なもんで・・・(いい年こいて何書いてだって感じですが・・・)

感想を読ませていただいた限りどうやら気に入っていただけたようでかなり安心しました^^;


>きゃーvガウリイっ!
>保護者って言うかもうリナのナイトだ!(>。<)/

ガウリナもお好きですか?原作じゃ到底言わないようなセリフを言わせてみたくてこんな風にしてみました。もう少し甘くしても良かったんですが、どうも私はゼルアメばかなのでメインがこっちになってしまいます。

>ああっv
>こういうゼル好きです。
>アメリアが大切で大切で失いたくない故の独占欲(?)みたいな…。

私もこういうの大好きです!
ひたすら隠してきた想いに気づいた時、彼はきっと強烈な独占欲に駆られるでしょうねうふふふ。(鬼か私は)


>うーん…。
>こんなことにはならないと思うけど…。
>ゼルの気もわからないでも…。
>こんな悲しい結末にならない事を祈ります。
 

愛故に・・・とういうのを表してみたくて。
もちろん出来れば避けたい結末です。


>きゃあっv
>この終り方がっ!
>もう二人はらぶらぶって感じで最高です…v(///)

ううっ良かったです(>_<)
最初に姫に「大嫌い」なんて言わせっちゃたものですから、きっと読んでくれる人少ないだろうな〜なんて思っていたのですが、最後までお付き合いくださりありがとうございました(ぺこり)

おまけは甘くならないお話なんですが、実はもうひとつおまけを書く予定。(ツリーが落ちなければなんですが)
やっぱりゼルアメだったりしますが、もう少しお付き合いくださいませ。

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12689おまけ その1194 E-mail 2003/1/8 16:52:32
記事番号12472へのコメント


 大嫌いのおまけです。メインはゼルアメじゃございません。ガウリナです。

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「それにしてもゼロスってば一体なんのつもりでアメリアにあの薬を渡したんだろ?」
いつものように盗賊のアジトを問答無用で吹き飛ばしたあと、めぼしいものだけをちゃっかり懐に仕舞い込んだ帰り道リナはふと気になっていたことを口にした。
「アメリアに気持ち良く眠ってもらうためじゃないのか?」
「ンなわけないでしょうが」
「それはですね」
背後から声がかかる。
『ゼロス!!』
「また出たわね!性根悪のパシリ魔族」
「・・・最近の僕の呼び名以前よりグレードアップしてませんか?」
「ンなこと気にしちゃだめよ。まあそんなことより一体目的はなんだったの?」
「そんなことって・・・僕って一体・・・・・いいですけど。まあ目的を話しちゃいますとね実はですね最近ゼルガディスさんてばおいしいお食事させてくれないんです」
「ゼルの奴ゼロスに食事を作ってたのか!?」
「何でよ!ゼロス達魔族の食事は生きとし生ける者の負の感情でしょうが!!」
「そうだったけな〜?」
「そうなの!でそのためにアメリアにあの薬を渡したの?」
「ええ。最近ゼルガディスさんはアメリアさんと想いが通じあったせいか以前ほどおいしい感情をだしてくれませんから」
「そんでアメリアをだしにして、ゼルの負の感情をいただこうとしたわけ?」
「そういうことです」
「ふ〜ん」
「あれ?以外な反応ですね。それだけですか?」
「そういうわけじゃないけど。まあアメリアも命に別状は無かったしあんた相手に怒りを表す気なんてさらさらないし」
「残念ですね。リナさんの負の感情もなかなか美味なんですが」
「全然うれしくないわよ」
「じゃあ次はガウリイさんあたりにでも何か仕掛けてみましょうか?」
「なっ!冗談じゃ!」
思わず冷静さを失って声をあげるリナだが、しかしすでにゼロスの姿は闇に溶け込んでどこにも見当たらなかった。

数秒後、
ぽんぽんと頭の上を叩かれる。
見上げるとガウリイが優しく微笑んでいた。
「まあお前さんが狙われたら俺が守ってやるから、ほらもう帰ろうぜ」
「なっ何言って!それに今のゼロスのセリフはあたしじゃなくてあんたが狙われて・・・」
「ほら帰ろうぜ」
赤くなっているリナをよそにガウリイは彼女の腕を引き歩きだした。


やがて月明かりによって照らされていた二つの影が一つになったことは、闇夜に息づく者達だけの秘密である。



追記
しばらくの間ゼロスがリナ達の前に現れるたびアメリアの生への賛歌を聞かされるはめになったことは押して図るべし(合掌)


*************************************

 途中なぜかゼロス×ゼルやゼロス×リナになっているような表現がありますが、これはあくまでガウリナなので。そう見えなくてもいや本当に・・・

 おまけにその1が付いているということは、その2もあるということです。(あくまで予定ですが・・・)
 もちろんゼルアメで!!

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12697きゃーきゃー!(それしかいえんのか自分。)にゅーよーく E-mail 2003/1/8 21:55:04
記事番号12689へのコメント

こんばんわ。
首が痛いにゅーよーくです☆

>「ゼルの奴ゼロスに食事を作ってたのか!?」

毎朝味噌汁を…ってちがああああああああっ!
これじゃ新婚夫婦だ!
私までガウリイ並の思考回路に…。

>「じゃあ次はガウリイさんあたりにでも何か仕掛けてみましょうか?」
>「なっ!冗談じゃ!」
>思わず冷静さを失って声をあげるリナだが、しかしすでにゼロスの姿は闇に溶け込んでどこにも見当たらなかった。

リナさんまんまと騙されましたね。
まあガウリイを大切に思ってるからなんでしょうけどv(^^)

>「まあお前さんが狙われたら俺が守ってやるから、ほらもう帰ろうぜ」

さらりとこういうことを言うガウリイって…。
やっぱガウリイも好きだな、私。

>やがて月明かりによって照らされていた二つの影が一つになったことは、闇夜に息づく者達だけの秘密である。

うわーv
遠まわしな表現がステキです♪

> 途中なぜかゼロス×ゼルやゼロス×リナになっているような表現がありますが、これはあくまでガウリナなので。そう見えなくてもいや本当に・・・

いえいえ。
ちゃんとガウリナでした。
ガウリナも好きです…v

> おまけにその1が付いているということは、その2もあるということです。(あくまで予定ですが・・・)
> もちろんゼルアメで!!

マジですか!?
いまから楽しみにしてますね!(><)

それでは。
くびがバキバキなります。
なんかいい解消法ないでしょうか?(きくな)
おまけ2がんばってくださいなにゅーよーくでした☆





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12753次回はゼルアメ〜194 E-mail 2003/1/10 21:57:14
記事番号12697へのコメント

 
 こんばんは♪首はもう治りましたか?


>毎朝味噌汁を…ってちがああああああああっ!

↑爆笑もんです(笑)いや〜ツボにはまりました!こういうボケ大好きです。これは私が大阪人のせいかしら。
 

>うわーv
>遠まわしな表現がステキです♪

にゃはーありがとうございますvv
大嫌いの本文中ではなんだか中途半端2人になってしまったので、甘くしたくてこのような感じに。この2人、なんだかんだ言ってもやはりねぇ?


>マジですか!?
>いまから楽しみにしてますね!(><)

宣言したのはいいけれどまだできてなかったりして(汗)
明日仕事中にでも考えよっかな(コラ待て)


>くびがバキバキなります。
>なんかいい解消法ないでしょうか?(きくな)

バキバキですか・・・大丈夫!正義を愛する心があれば・・・(何とかならないって)某姫的表現でスミマセン(滝汗)
お医者さん行って下さい(何て他人任せな)早く治るといいですね。

ではではこの辺で。おまけ2で会いませう←何か違う

・・・でも本当にどんな内容にするべ・・・



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12836おまけ その2194 E-mail 2003/1/13 15:21:36
記事番号12472へのコメント

 果たしてこれをおまけと言っていいのだろうか?


*************************************


色褪せた世界にいたわけではなかったけれども、あなたと居るだけでこんなにも毎日が大切でかけがえなのない宝物だと思えるなんて考えてもみなかった。




初めて会った時のお互いの第一印象は最悪だったと思う.。
わたしってば彼のことを「怪しい人」って言っちゃったから。
彼もわたしのことを「セイルーンのお姫様」って表現したものだから。
正直ちょっとムッとしたし悲しかった。
それがいつかだろう?わたしを「セイルーンのお姫様」でなく「アメリア」として見てくれたのは。
そしていつからだろう? 彼を「仲間」でなく「男の人」と認識し始めたのは。
気がつけばわたしは彼を目で追っていた。
気がつけば2人で行動するようになっていた。
これはリナさんがガウリイさんと組むため自然とわたしはゼルガディスさんとペアを組むことになるんだけれども、それでも決して息が合わないってことはなかったと思う。


『大好きです』
何度心の中で叫んだか分からない。
何度声に出してしまおうかと思ったか分からない。
いつだって自分に素直に生きてきたけれど、こんなにも誰かのために苦しい想いをしたのは初めてだった。
彼から見ればわたしはまだまだ子供で、世間知らずで、頼りないかもしれない。
それでもこれからは少しずつ大人になるから、広い世界を見て行くから、頼ってほしい。
彼の苦い過去を取り除くことは出来ないけれど、これからは苦しい時も切ない時も楽しい時も嬉しい時も一緒に分かち合いたい。


『大好きです』
この言葉を口にしたら今の関係は崩れてしまうだろうか?
それとも鼻で笑われてしまうだろうか?
それとも・・・・・・迷惑だろうか?


『大好きです』
もっとうまく言えたらいいのに。
この言葉しか浮かんでこない。


『大好きです』
溢れ出した想いは留まるどころか、沸き出でる水のようにあとからあとから溢れ出す。


『大好きです』
いっそう言ってしまおうか?


ただ一緒に居られるだけで幸せだった。
彼と過ごせるだけで毎日が輝いて見えた。
でもそれだけでは物足りなくなってしまった。
欲張りになってしまった。





『ゼルガディスさん大好きです』
この言葉を言う機会は突然やってきた。
わたし自身予想もしていなかった時に。
星空がとても綺麗な夜だった。





ふと何気なく窓の外を見ると宿を出て行く彼の姿が見えた。
こんな夜に何処へ?
胸に宿った疑問を確かめるべく彼の後をつけようと思った。
リナさんには「少し外の風にあたってきます」とだけ言いすぐさま彼の後を追った。
宿からそう遠くない川辺に彼は居た。
剥き出しになった岩の上に腰掛け、ただ夜空を眺めていた。
月は猫の爪のように細くその存在は輝く数多の星たちにかき消されそうだった。
まるで異物を排除するかのように。



「何をしているんですか?ゼルガディスさん」
唐突に声をかけたつもりだったけれど特に驚く様子も無くゆっくりわたしの方を振り返る。
一瞬視線が合ったけど何も言わず再び空へと視線を変える。
そんな彼の様子に気にすることなく彼の傍へ近寄ると私も近くの岩場に腰を下ろした。
「星がきれいですね」
なんてボキャブラリーの少ないセリフなんだと思ったけれど、これぐらいしか話題が思いつかなかった。
「ああそうだな」
短かったけれど、答えてくれたことが嬉しかった。
だから横目でちらっと彼の顔を見てみたけれど、だけどなんだかとても切ない顔をしていて、胸が締め付けられそうになった。
何でそんなに切なそうなんですか?
何をそんなに悩んでいるんですか?
聞きたいのに聞けない。
「お前には関係無い」と言われるのが怖かった。
わたし来ないほうが良かったかな?
ゼルガディスさんの邪魔しちゃったかな?
もう戻ろうかとと思った時、彼がぼそっと呟いた。
「月が星に飲み込まれそうだな。まるで異端者を排除するかのように。少し俺に似ているのかもな」
彼のセリフに耳を疑ってしまった。
だってそんなセリフを聞いたのは初めてだったから。
「何を言うんですかゼルガディスさん!ゼルガディスさんの何処が異端者だと言うんです?そんなこと言わないでください!!ゼルガディスさんはゼルガディスさんです!」
気がつけばわたしはめい一杯叫んでいた。
だって悲しすぎるもの。
ゼルガディスさんはゼルガディスさんなのに。
そんなこと・・・・・言わないで。
「お前はそう見てくれても、他の連中は俺のことを人間とは思えないだろう?本当に忌々しい体だ」
ゴッ。
そう言って自分の拳を岩に叩きつける。
まるで自分の体を傷つけいるかのような行為にわたしの心はとても痛かった。
何て言ったらいいか分からなかった。慰めの言葉を言ったって彼の心には届かない。
わたし自身そんなことを言いたいわけでもない。
「わたしじゃ役不足ですか?」
彼がわたしを振り返る。
「わたしがゼルガディスさんを見ていちゃ迷惑ですか?」
トマラナイ、トメラレナイ想いが言葉となって紡がれていく。
「ゼルガディスさん」
わたしはゆっくり立ちあがるとそのまま彼を包むように抱きしめた。
「ゼルガディスさん大好きです」




「お前意外と大胆なことをするんだな」
彼の言葉に我に返ったのはどれぐらいの時間が経ってからだろうか。
「ええっとあのその」
慌てて何か言おうとしけれど、うまく言葉が出てこない。
「あのえっと今の忘れてください!そのあのわたし何やってるんだろうアハハハハ」
全然誤魔化せてないけれど、とりあえず笑うしかなかった。
そんなわたしの様子を面白そうに見ていた彼は、さらに面白そうに唇の端を上げてニヤリと笑う。
「ほう忘れてもいいんだな?」
「ダメです忘れないでください!」
反射的にそう答えてしまった。
「どっちなんだ?」
・・・・・・・絶対わざとだ。わざとわたしを困らせて遊んでるんだ。
悔しいけど自分の気持ちを言ってしまうしかなかった。
彼がなんと答えようとも。
「わたしは・・・・ゼルガディスさんが・・・好きです」
さっきは素直に言えたのに今は一言いうたびに心臓が飛び出そうになる。
「出来ることなら・・・・ゼルガディスさんの・・・・一番近くに・・・・・居たいです」
恥ずかしくて顔をあげられない。
顔が熱い。
心臓がとまりそう。
瞳をぎゅっと瞑って彼の返事を待つ。




「絶対離れるなよ」
その返事を聞いたのは彼の腕の中だった。
信じられなくて瞳を見開いてしまった。
ドキンドキンドキンドキンドキンドキンドキンドキンドキンドキンドキンドキン
心臓の音がやけにうるさい。
お願いとまって彼に聞かれてしまう。
「アメリア」
今の状態でも心臓に悪いのに名前を呼ばれさらに心拍数が高まる。
彼の手がわたしの両頬を包み上へ向けさせる。
ピクンと僅かに身を震わせてしまったのは、まだわたしが経験していないから。
だけど飛び込んできた蒼い瞳はとてもきれいだったから、恐れなんて吹き飛んでしまった。
彼はゆっくり顔を近づけるとこう言った。
「茹でダコ」
ムカ。
「ひどいです〜茹でダコなんて!!」
せっかく覚悟を決めたのに!
「無理するな、体は正直だぞ?」
「え?」
よく見れば足元が震えていた。
わ〜ん足のばか〜。


「さてと帰るとするか。お前歩けるか?」
歩けます!って言おうとしたけど、せっかくだから。
「歩けませ〜ん。連れて帰ってくださ〜い」
そう言って腕を伸ばす。
「嘘つけ(ジト目」
「本当です〜一歩も動けません。ゼルガディスさんのせいですよ?責任持って連れて帰ってくださ〜い」
「・・・・・・・・・ほらおぶされ」
「ハイ!」


宿への帰り道、彼の背中から見上げた月は星たちに混じってとてもよく輝いているように見えた。
それがなんだか嬉しくて、彼の耳元でこう囁いた。
「ゼルガディスさん大好きです」


*************************************

こんなに長かったらおまけとは言わないだろう自分・・・・
文章をまとめることを知らない奴なんです。勘弁してやってください。
とりあえずこのシリーズはこれで完結です。
ご愛読ありがとうございました。
次はどんなゼルアメにしようかな♪



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12850顔が緩みまくりです〜。(///)にゅーよーく E-mail 2003/1/13 19:23:53
記事番号12836へのコメント

こんばんわ。
首は治りました!
正義を愛する心で!(うそです)
冬休みのペースのぬけないにゅーよーくです☆

>初めて会った時のお互いの第一印象は最悪だったと思う.。
>わたしってば彼のことを「怪しい人」って言っちゃったから。

…誰でもゼルのことは怪しいって思うような…。
怪しまない人っているんだろうか?

>『大好きです』
>何度心の中で叫んだか分からない。
>何度声に出してしまおうかと思ったか分からない。
>いつだって自分に素直に生きてきたけれど、こんなにも誰かのために苦しい想いをしたのは初めてだった。
>彼から見ればわたしはまだまだ子供で、世間知らずで、頼りないかもしれない。
>それでもこれからは少しずつ大人になるから、広い世界を見て行くから、頼ってほしい。
>彼の苦い過去を取り除くことは出来ないけれど、これからは苦しい時も切ない時も楽しい時も嬉しい時も一緒に分かち合いたい。

この文章全部すきで削れませんっ!(><)
アメリアのせつなさっていうか苦しさっていうか…。
初恋(?)の甘酸っぱい気持ちというか…。(私は初恋未経験者。)
ああ、文にあらわせないです…。

>『大好きです』
>この言葉を口にしたら今の関係は崩れてしまうだろうか?
>それとも鼻で笑われてしまうだろうか?
>それとも・・・・・・迷惑だろうか?

迷惑なんかじゃないよーっ!(TT)

>ただ一緒に居られるだけで幸せだった。
>彼と過ごせるだけで毎日が輝いて見えた。
>でもそれだけでは物足りなくなってしまった。
>欲張りになってしまった。

欲張りなんかじゃないと…。
人を好きになって欲張りになるのは当然だとおもいますよ。

>何でそんなに切なそうなんですか?
>何をそんなに悩んでいるんですか?
>聞きたいのに聞けない。
>「お前には関係無い」と言われるのが怖かった。
>わたし来ないほうが良かったかな?
>ゼルガディスさんの邪魔しちゃったかな?

ああここら辺からどんどん顔がゆるんで…。
恋する乙女アメリアって感じでっ!(><)

>「月が星に飲み込まれそうだな。まるで異端者を排除するかのように。少し俺に似ているのかもな」

このセリフはなんか表現が好きです。

>「わたしじゃ役不足ですか?」
>彼がわたしを振り返る。
>「わたしがゼルガディスさんを見ていちゃ迷惑ですか?」
>トマラナイ、トメラレナイ想いが言葉となって紡がれていく。
>「ゼルガディスさん」
>わたしはゆっくり立ちあがるとそのまま彼を包むように抱きしめた。
>「ゼルガディスさん大好きです」

きゃーっ!
もうなんだか言葉でいえないんですけど顔が緩みまくりますっ!

>「出来ることなら・・・・ゼルガディスさんの・・・・一番近くに・・・・・居たいです」
>恥ずかしくて顔をあげられない。
>顔が熱い。
>心臓がとまりそう。
>瞳をぎゅっと瞑って彼の返事を待つ。

うわーうわーうわーっ!(///)
顔が緩みま(以下省略。)

>「茹でダコ」

さあそのまま食べちゃいましょう♪
…すみません。悪ノリしました。

>「本当です〜一歩も動けません。ゼルガディスさんのせいですよ?責任持って連れて帰ってくださ〜い」
>「・・・・・・・・・ほらおぶされ」
>「ハイ!」

ふふふ。
ゼル役得ですねぇ♪

>文章をまとめることを知らない奴なんです。勘弁してやってください。

ちゃんとまとまってましたっ!

>とりあえずこのシリーズはこれで完結です。

ちょっと寂しいです…。

>ご愛読ありがとうございました。
>次はどんなゼルアメにしようかな♪

また何かかかれるんですね!?
楽しみにして待ってますv
194様のファンになったにゅーよくでした☆



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12874それはしてやったり(にや)194 E-mail 2003/1/15 00:03:32
記事番号12850へのコメント

こんばんは!最後まで感想を頂きありがとうございます。


>冬休みのペースのぬけないにゅーよーくです☆

冬休みか〜遠い響きでもないけど何だか昔のように感じてしまう。


>>初めて会った時のお互いの第一印象は最悪だったと思う.。
>>わたしってば彼のことを「怪しい人」って言っちゃったから。
>
>…誰でもゼルのことは怪しいって思うような…。
>怪しまない人っているんだろうか?

そうですよね。でも「怪しい」ってアニメ版なんですよね。
本編じゃあそんなこと言ってなかったので。
まあアニメと本編じゃあ出会い方も違いますが。


>>『大好きです』
>>何度心の中で叫んだか分からない。
>>何度声に出してしまおうかと思ったか分からない。
>>いつだって自分に素直に生きてきたけれど、こんなにも誰かのために苦しい想いをしたのは初めてだった。
>>彼から見ればわたしはまだまだ子供で、世間知らずで、頼りないかもしれない。
>>それでもこれからは少しずつ大人になるから、広い世界を見て行くから、頼ってほしい。
>>彼の苦い過去を取り除くことは出来ないけれど、これからは苦しい時も切ない時も楽しい時も嬉しい時も一緒に分かち合いたい。
>
>この文章全部すきで削れませんっ!(><)
>アメリアのせつなさっていうか苦しさっていうか…。
>初恋(?)の甘酸っぱい気持ちというか…。(私は初恋未経験者。)
>ああ、文にあらわせないです…。

気に入って頂けて嬉しいですvv
姫にとっては恐らく初恋でしょう。
それにしても姫、魔剣士にメロメロだな〜。(自分で言うな)
今回は文章にリズム感を出したくてこんな感じに。
ついでに一生懸命魔剣士に追いつこうとしている姫も書きたくて。


>>何でそんなに切なそうなんですか?
>>何をそんなに悩んでいるんですか?
>>聞きたいのに聞けない。
>>「お前には関係無い」と言われるのが怖かった。
>>わたし来ないほうが良かったかな?
>>ゼルガディスさんの邪魔しちゃったかな?
>
>ああここら辺からどんどん顔がゆるんで…。
>恋する乙女アメリアって感じでっ!(><)

やったね!どんどん緩んでください。だってこれはゼルアメのあま〜いお話ですから(笑)


>>「月が星に飲み込まれそうだな。まるで異端者を排除するかのように。少し俺に似ているのかもな」
>
>このセリフはなんか表現が好きです。

ふっふっふ、弱い魔剣士さんを表現したくて(またかい!)


>>「わたしじゃ役不足ですか?」
>>彼がわたしを振り返る。
>>「わたしがゼルガディスさんを見ていちゃ迷惑ですか?」
>>トマラナイ、トメラレナイ想いが言葉となって紡がれていく。
>>「ゼルガディスさん」
>>わたしはゆっくり立ちあがるとそのまま彼を包むように抱きしめた。
>>「ゼルガディスさん大好きです」
>
>きゃーっ!
>もうなんだか言葉でいえないんですけど顔が緩みまくりますっ!
>
>>「出来ることなら・・・・ゼルガディスさんの・・・・一番近くに・・・・・居たいです」
>>恥ずかしくて顔をあげられない。
>>顔が熱い。
>>心臓がとまりそう。
>>瞳をぎゅっと瞑って彼の返事を待つ。
>
>うわーうわーうわーっ!(///)
>顔が緩みま(以下省略。)

盛大に緩んでください。そして一緒にゼルアメワールドへ参りましょう!
ふっふっふいいですよ〜ゼルアメは。もれなく姫の「正義」が付いてきます。(嘘つけ)


>>「茹でダコ」
>
>さあそのまま食べちゃいましょう♪

しまった〜!そうすればよかった!!!!
何で思い付かなかったんだろう(待て)
次はそうしようかな♪(だから待て)


にゅーよーくさん本当に今まで読んで頂きありがとうございました。
ファンになったというお言葉まで頂きもったいないかぎりです。
あっ「様」は付けないでくださいませ。こんなにたくさんの感想を頂いたのにそんな他人行儀な。

次回の予定はまだありませんが、たぶんというか絶対ゼルアメになりますのでまたよろしければ読んでやってください。

それではまた。