◆−獣王がゼロスを作った理由・その4−姉の死−−華鏡累 (2003/1/4 22:51:24) No.12566 ┗Re:獣王がゼロスを作った理由・その4−姉の死−−闇竜翔 (2003/1/5 09:24:13) No.12571 ┗レスありがとうです。−華鏡累 (2003/1/5 12:02:30) No.12577
12566 | 獣王がゼロスを作った理由・その4−姉の死− | 華鏡累 | 2003/1/4 22:51:24 |
まあ、前回のままエンドマ−ク付けてもいいけど、 それじゃあ、獣神官・ゼロス君は、生まれないんだよね。 ・・・・本編に行こうか・・・・・・・ ゼラスが、ゼロの告白を受けてからの一週間は 花の蜜のように甘く密やかな日々が通り過ぎていった。 そして、8日目の朝。 「ゼラスさん、 今日、ゼロの誕生日なんだよ。 ちょっと、森に木の実を取りに行ってくれないかい?」 と、ゼロ・ママに頼まれ、一刻半後に村に戻ってきた・・・・・・・・。 (おいしそうな感情が村に充満している?) ゼラスは、人の身に封じられてはいるが、本来は、5人の腹心が1人・・・・・・・・・・・・・・魔族なのだ。 魔族にとってのご馳走とは、負の感情・・特に、人の嘆きの感情がそうなのだ。 (はっ、何を考えていたのだ。ゼロを探さなくては!!) ゼラスは、走った。 ゼロスのうち・・・・だった所に・・。 入り口の瓦礫を除けて居間だった所まで来ると血だらけのニケが倒れていた。 「二ケッ」 ゼラスは、ニケに駆けより抱き支える。 「あっ・・ゼ・・・・・ラ・・・ス・・さ・・・ん・・・。」 ニケは咳き込み、血を吐いてしまう。 どうやら、背中を瓦礫にやられたらしい。 「ニケ、無理をするな!!」 「無・・・理をし・・・・てもし・・・・・なく・・・ても も・・う・・・1時・・・間・・・も持た・・・・ない・・・・わ・・・・。」 しかし、ニケの傷は放って置いても後2時間は大丈夫なのに、1時間というのは・・・ 「ゼ・・ロス・・・・・は・・・・奥・・・の・・・・。」 また激しく咳き込み血を吐く。 心配そうにそばに佇むゼラス。 「お・・・・くの・・部屋・・・ ・・・・・私・・・・・の結界・・・・・の中・・・・・・ ゼ・・・ロ・・を・・・頼み・・・ま・・・・・す・・・・。 それが・・・・私・・・の出来・・る・・・・・償い・・・・です・・・・・。」 ・・・・・・・パタ それまで、ゼラスの手を弱々しくながらも握り返していたのに、力なく垂れ、 ゼラスの手から、ニケの手が滑り落ちる。 「ニケ・・・ニィィィィケェェェェェッ――――――――。」 こうしてニケは逝った。 最期の刻まで、弟とゼラスのことを案じつづけ、 魔族の特性を色濃く受け継いだ姉は逝ったのだった。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 華:コメントは控えさせてください それでは・・・・・ |
12571 | Re:獣王がゼロスを作った理由・その4−姉の死− | 闇竜翔 E-mail | 2003/1/5 09:24:13 |
記事番号12566へのコメント > > >まあ、前回のままエンドマ−ク付けてもいいけど、 >それじゃあ、獣神官・ゼロス君は、生まれないんだよね。 >・・・・本編に行こうか・・・・・・・ 闇:なるほど、獣神官が生まれないとちょっとばかり困りますからね〜 >ゼラスが、ゼロの告白を受けてからの一週間は >花の蜜のように甘く密やかな日々が通り過ぎていった。 闇:つまり、楽しい時間というわけですか? >そして、8日目の朝。 >「ゼラスさん、 > 今日、ゼロの誕生日なんだよ。 > ちょっと、森に木の実を取りに行ってくれないかい?」 >と、ゼロ・ママに頼まれ、一刻半後に村に戻ってきた・・・・・・・・。 闇:村を留守にしたんですね >(おいしそうな感情が村に充満している?) >ゼラスは、人の身に封じられてはいるが、本来は、5人の腹心が1人・・・・・・・・・・・・・・魔族なのだ。 >魔族にとってのご馳走とは、負の感情・・特に、人の嘆きの感情がそうなのだ。 闇:それって結構やばかったりしません? >(はっ、何を考えていたのだ。ゼロを探さなくては!!) >ゼラスは、走った。 >ゼロスのうち・・・・だった所に・・。 >入り口の瓦礫を除けて居間だった所まで来ると血だらけのニケが倒れていた。 >「二ケッ」 >ゼラスは、ニケに駆けより抱き支える。 >「あっ・・ゼ・・・・・ラ・・・ス・・さ・・・ん・・・。」 >ニケは咳き込み、血を吐いてしまう。 >どうやら、背中を瓦礫にやられたらしい。 闇:やばすぎますよ >「ニケ、無理をするな!!」 >「無・・・理をし・・・・てもし・・・・・なく・・・ても > も・・う・・・1時・・・間・・・も持た・・・・ない・・・・わ・・・・。」 >しかし、ニケの傷は放って置いても後2時間は大丈夫なのに、1時間というのは・・・ 闇:毒ですか? >「ゼ・・ロス・・・・・は・・・・奥・・・の・・・・。」 >また激しく咳き込み血を吐く。 >心配そうにそばに佇むゼラス。 >「お・・・・くの・・部屋・・・ > ・・・・・私・・・・・の結界・・・・・の中・・・・・・ > ゼ・・・ロ・・を・・・頼み・・・ま・・・・・す・・・・。 > それが・・・・私・・・の出来・・る・・・・・償い・・・・です・・・・・。」 >・・・・・・・パタ >それまで、ゼラスの手を弱々しくながらも握り返していたのに、力なく垂れ、 >ゼラスの手から、ニケの手が滑り落ちる。 闇:死亡ですか・・・・ >「ニケ・・・ニィィィィケェェェェェッ――――――――。」 >こうしてニケは逝った。 >最期の刻まで、弟とゼラスのことを案じつづけ、 >魔族の特性を色濃く受け継いだ姉は逝ったのだった。 闇:・・・・花と散りしものですね >@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ > >華:コメントは控えさせてください > それでは・・・・・ 闇:は〜い、ニケさんは死んでしまいましたね〜一体これからどうなるんでしょうね。それでは今回はこの辺で・・・・ |
12577 | レスありがとうです。 | 華鏡累 | 2003/1/5 12:02:30 |
記事番号12571へのコメント > >> >> >>まあ、前回のままエンドマ−ク付けてもいいけど、 >>それじゃあ、獣神官・ゼロス君は、生まれないんだよね。 >>・・・・本編に行こうか・・・・・・・ > >闇:なるほど、獣神官が生まれないとちょっとばかり困りますからね〜 華:そうとくれば・・・・ > >>ゼラスが、ゼロの告白を受けてからの一週間は >>花の蜜のように甘く密やかな日々が通り過ぎていった。 > >闇:つまり、楽しい時間というわけですか? 華:そうなりますね。 > >>そして、8日目の朝。 >>「ゼラスさん、 >> 今日、ゼロの誕生日なんだよ。 >> ちょっと、森に木の実を取りに行ってくれないかい?」 >>と、ゼロ・ママに頼まれ、一刻半後に村に戻ってきた・・・・・・・・。 > >闇:村を留守にしたんですね 華:要はそうです。 > >>(おいしそうな感情が村に充満している?) >>ゼラスは、人の身に封じられてはいるが、本来は、5人の腹心が1人・・・・・・・・・・・・・・魔族なのだ。 >>魔族にとってのご馳走とは、負の感情・・特に、人の嘆きの感情がそうなのだ。 > >闇:それって結構やばかったりしません? 華:そりゃ、やばいでしょ。 > >>(はっ、何を考えていたのだ。ゼロを探さなくては!!) >>ゼラスは、走った。 >>ゼロスのうち・・・・だった所に・・。 >>入り口の瓦礫を除けて居間だった所まで来ると血だらけのニケが倒れていた。 >>「二ケッ」 >>ゼラスは、ニケに駆けより抱き支える。 >>「あっ・・ゼ・・・・・ラ・・・ス・・さ・・・ん・・・。」 >>ニケは咳き込み、血を吐いてしまう。 >>どうやら、背中を瓦礫にやられたらしい。 > >闇:やばすぎますよ 華:それで・・・・ > >>「ニケ、無理をするな!!」 >>「無・・・理をし・・・・てもし・・・・・なく・・・ても >> も・・う・・・1時・・・間・・・も持た・・・・ない・・・・わ・・・・。」 >>しかし、ニケの傷は放って置いても後2時間は大丈夫なのに、1時間というのは・・・ > >闇:毒ですか? 華:違います。 > >>「ゼ・・ロス・・・・・は・・・・奥・・・の・・・・。」 >>また激しく咳き込み血を吐く。 >>心配そうにそばに佇むゼラス。 >>「お・・・・くの・・部屋・・・ >> ・・・・・私・・・・・の結界・・・・・の中・・・・・・ >> ゼ・・・ロ・・を・・・頼み・・・ま・・・・・す・・・・。 >> それが・・・・私・・・の出来・・る・・・・・償い・・・・です・・・・・。」 >>・・・・・・・パタ >>それまで、ゼラスの手を弱々しくながらも握り返していたのに、力なく垂れ、 >>ゼラスの手から、ニケの手が滑り落ちる。 > >闇:死亡ですか・・・・ ユ:そうです。 ニケに安らかな眠りを・・・・・・・ > >>「ニケ・・・ニィィィィケェェェェェッ――――――――。」 >>こうしてニケは逝った。 >>最期の刻まで、弟とゼラスのことを案じつづけ、 >>魔族の特性を色濃く受け継いだ姉は逝ったのだった。 > >闇:・・・・花と散りしものですね 華:そうですね・・・・・ > >>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ >> >>華:コメントは控えさせてください >> それでは・・・・・ > >闇:は〜い、ニケさんは死んでしまいましたね〜一体これからどうなるんでしょうね。それでは今回はこの辺で・・・・ > 華:この後行きます。 暇あれば、レスお願いします。 |