◆−ゼロゼルです。パート2! 7−amy(2/11-12:01)No.1270
 ┗Re:ゼロゼルです。パート2! 7−えもん(2/12-09:56)No.1274
  ┗Re:ゼロゼルです。パート2! 8−amy(2/15-17:03)No.1292
   ┗Re:ゼロゼルです。パート2! 8−えもん(2/16-09:35)No.1295
    ┗Re:ゼロゼルです。パート2! 9−amy(2/18-18:51)No.1307
     ┗Re:ゼロゼルです。パート2! 9−えもん(2/19-20:19)No.1309
      ┗Re:ゼロゼルです。パート2! 10−amy(2/22-16:08)No.1318
       ┗Re:ゼロゼルです。パート2! 10−えもん(2/23-09:51)No.1319
        ┗パート3について〜♪(お知らせ)−amy(2/23-18:06)No.1320
         ┗Re:パート3について〜♪(お知らせ)−えもん(2/24-09:47)No.1322


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1270ゼロゼルです。パート2! 7amy E-mail 2/11-12:01


 うみゃああああああああ!!
     ツリー沈んだああああああ!!
   というわけで新規投稿しました。
===================================
「お早うございます。」
「、、、、、、、、。」
 にこやかに言うゼロスにゼルは目もくれず起き上がる。
「ここもまだアストラル・サイドか?」
「ええ、僕の力で作り出した即席の宿屋です。」
 一見普通の宿屋に見える部屋。
 そこにゼロスとゼルはいた。
「あー、、、次は誰だった?」
「覇王グラウ=シェラ−様です。これで最後。」
 何がそんなに嬉しいのか、ゼロスはニコニコと微笑み続けている。
 いつも以上に、、、、、、。
「何だ?」
「何がです?」
 そのことに気付いたゼルがゼロスに問うが、ゼロスは気付かないふりをする。
「何故いつもより笑ってる?」
 仕方ないので、単刀直入にゼルが聞く。
「昨日、あまりにも嬉しくて(はあと)」
 上機嫌でゼロスが言う。
(昨日、、、、、、、、、?)
 寝起きでまだあまり働いていない頭を動かし、ゼルは昨日のことを思い出す。
「、、、、、、、、。」
 はた、と一つのことに思いつき、頬に冷や汗一筋。
「あ、思い出しました?
     なら今日もお早うの、、、、、。」
 
 ドガッ!

 最後まで言わせずに、ゼルがゼロスに肘鉄をかます。
「まだ何も言ってませんよおおおおお。」
 涙しながらゼロスがゼルに訴える。
「『お早うのキス』って言うつもりだったろう、、、?」
「おや、よく分かりましたね。」

 バキッ!!

 いけしゃあしゃあと言ったゼロスの顔に鉄拳がめり込む。
「断る。」
「手が早いですよ、、、、、。」
 顔を押さえながらゼロスが言うがゼルは聞く耳を持たない。
「ほれ、さっさと行くぞ。」
「はい、、、、。」
 ゼルに促され、ゼロスはまたもや鏡を出現させる。
 それの中にゼルとゼロスは入っていった。

===================================
  スミマセン!
    今日は時間がないので!
        中途半端ですがここで区切ります!!

         ーでは
           AMYより

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1274Re:ゼロゼルです。パート2! 7えもん E-mail 2/12-09:56
記事番号1270へのコメント

こんちはーっ!amyさん。

うぅ。よかった・・・。(T−T)
ツリーが沈んじゃって、感想書けなくて困ってました・・・。
(とは言っても、感想らしい感想ではないですが・・・)

なんか、ゼロスってば一途なのねぇ。
その気持ちを汲み取って(?)ゼルも受け入れたのかなぁ・・・。
でも、早々うまくいかないところがミソっすねぇ。
がんばれゼロス、負けるなゼルやん。(意味なし)

えもん。

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1292Re:ゼロゼルです。パート2! 8amy E-mail 2/15-17:03
記事番号1274へのコメント

 窓の外には星が2つ3つ輝き、時折風がカーテンをはためかせている。
 風は優しく暖かく、居心地の良い物だ。
 そんな穏やかな夜だったが、、、、、。
「おい、ゼロス。」
「はい?」
 目の前の人間を見て、ゼルは不満そうにゼロスの名を呼ぶ。
「なんでこいつがここにいる?」
 ゼルの指差した方向には、、、、。
「そりゃあ、覇王様に関係するからですよ。」
 リナがすやすやと寝息を立てていた。



「またリナか?」
「ええ、もてますよねえ。リナさん。」
「、、、、。」
 ゼロスの言葉にゼルが眉を寄せる。
「あ、妬いてくれました?」
「いや、そうじゃなくて、、、、。」
 言い淀みもせず、すらっと言うゼルにゼロスが涙する。
「こいつって、、、、不幸だなあ、、、、、。」
 同じように魔族に気に入られた立場のゼルが、深々と溜め息をつく。
「ええ?!もてるっていいことでしょう?!」
「相手による。」
 ゼロスの驚きの声にジト目でゼルが答える。
 それにもゼロスは涙した。


『これか?リナ=インバースというのは?』
『はい。』
 突如出て来た覇王とシェ−ラ。
『もうお前は下がれ。』
 覇王の言葉と同時にシェ−ラが空間から消える。
『ふん。こんな小娘が瞑王を倒しただと、、、?』
 リナをしげしげと眺めながら覇王はつぶやく。
「まあ、信じられんよな。」
 覇王の言葉にうんうんとゼルは頷く。
『魔力は確かに大きいが、、、、瞑王が人間風情に?』
 驚いたかのように覇王が嘆息する。
 そして消えた。

「今ので終わりか?」
「まさか、、、、こっちへ。」
 唖然として問うゼルにゼロスが左右に首を振る。
 そして手招きした。
 そこにはまた鏡がある。
「さあさあ、行きましょ。」
「なんか、、、面倒なんだが、、、、。」
「人生そんなもんです。」
 言ってゼルを鏡の中へ招く。
「魔族が人生語るなよ、、、、。」
 疲れたかのように言って、ゼルはまたまた鏡に飲み込まれていった。

===================================
 はーい、最近更新遅れてるAMYでーす。
      今回も短くてスミマセン。

  えもんさん、感想ありがとうございます。
    いつもいつもすみません。
   これからもよろしくお願いします。

         ーでは

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1295Re:ゼロゼルです。パート2! 8えもん E-mail 2/16-09:35
記事番号1292へのコメント

こんにちは、amyさん

リナと覇王・・・どんな関係があるのかなぁ。
リナに対するシェーラの気持ちも気になりますが・・・。
ま、一番気になるのは、ゼルとゼロスの関係ですかね、えへへ。
冗談はさて置き・・・
人間と魔族の関係、とても気になりますねぇ。
今回のお話って、amyさんの魔族観が表現されているのでしょうか?
楽しんで読ませていただいてます。はいっ。

では、続き、楽しみにしてますっ!!

えもん。

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1307Re:ゼロゼルです。パート2! 9amy E-mail 2/18-18:51
記事番号1295へのコメント

 広く、薄暗い大聖堂。
 いや、聖堂ではない。本来ならば女神が祭ってあるはずの場所には魔王が祭
られていた。
 人の気配はなく、ただ濃い、嫌な空気が辺りを充満している。
「ここはどこだ?」
 その静かな空気に突如、声が響き渡る。
「ここは覇王様の、、、まあ、人間で言う神殿のようなものです。」
 その声に一際高い声が答える。
 ゼルとゼロスだった。
 二人は辺りを大きく見回しながら会話をする。
「ここに覇王がいるのか?」
「ええ、というか、、、大抵ここにいます。」
 ゼロスの言葉にゼルが相槌を打つ。
 すると奥の方から覇王が歩いて来る。
 だが床からは足音が聞こえない。
 やがて覇王はゼル達の横を通り過ぎ、反対側の奥へと消えて行く。
「追いかけてみましょう?」
 ゼロスの提案に、ゼルは一もニもなく頷いた。



 覇王はただ黙って歩き続けた。
 あまりにも長い時間歩いて、そろそろゼルの方がへばりそうなほどだ。
「、、おかしいですね?」
「何がだ、、、?」
 疲れた顔で問うゼルに、ゼロスがこちらを向く。
「だって、ここは覇王様の意志で作られた神殿ですよ?
       その気になれば行きたい所へ空間移動すればいいんです。
         こんなに歩く必要は全くと言っていいほどありません。」
 うーむと唸ってゼロスは首を傾げる。
 それにゼルはうんざりとする。
「それならそれで、そうしてくれりゃ俺も楽だったものを、、、、。」
 人間時間の朝に起き、朝食も昼食も食べていないゼルの体力はそろそろ底を
つき始めていた。ただでさえ、この間の事件で疲れているものを、、、、。
「やっぱり、、、人間のゼルガディスさんにはキツかったですね。」
 いたわりの言葉のつもりなのだろうが、いつものニコニコ顔で言われると無
性に腹が立つ。
「貴様、、、、、実は俺の負の感情。喰ってたりしないだろうな?」
 こっちは何も口にしちゃいないってのに、、、と言外に告げる。
「あ、そっかーそうですねー。
     いやー、勿体無いことしました。」
 ゼルの言葉にゼロスがあっはっはと笑う。
 それにゼルはますます苛立ちを覚えた。


『シェ−ラ。』
 とある扉の前に立ち、覇王は自分の部下の名を呼ぶ。
『はい。いかがなされました?覇王様?』
 その部下は扉を開き、首を傾げて自分の上司に問いた。
『少し、、、出かける。それだけだ。』
『はい、分かりました。留守を預からせていただきます。』
 覇王は目の前の忠実すぎる部下を眺める。
 そして嘆息した。
 反抗しない部下、、、、それは最初は良いものだと思っていた。
 だが、、、、、。
 全く身勝手な言い分だとは理解しているが、、、ここまで忠実だと少し味気
ない気がする。
 反抗して欲しいわけではないが、出かけるにしても行き先も聞かず、ただ仕
事をこなす。自分の言ったことは絶対で、意見はしない。
 故に自分以外の者の意見など、自分の耳に入りやしない。
 ただ全てが自分の思惑通りに行くと、かえって物足りなさを感じる。
 最近の覇王の苛立ちの原因はそれにあったのかもしれない。
(なかなか勝手な方ですねえ、、、。)
 覇王の思考を読み取ったゼロスはそう感想を持った。
(ま、それでこそ魔族の上位たる者ですが、、、、。)
 複雑な気分でゼロスは覇王を見る。
 それが顔に出てしまっていたのか、ゼルが訝しげな顔をした。

===================================
 はい!その9終わりです!

  えもんさん、感想ありがとうございます!
   そうですね、私にとっての魔族って感じですか?
  ん〜本当はもっと性格の悪い人達なんでしょうけど、、、。

    少々急いでいるので、、、、
        
          ーでは
            AMY

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1309Re:ゼロゼルです。パート2! 9えもん E-mail 2/19-20:19
記事番号1307へのコメント

こんにちは、amyさん。

いよいよ覇王様ですねぇ。
まだ、何が起きようとしているのかわかりませんが、わくわくしますっ。楽しみ。楽しみ。
amyさんの魔族観、じっくり堪能させていただきます。

うっ。すみません。かなり短いっ・・・。

続き、楽しみにしておりますっ!!

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1318Re:ゼロゼルです。パート2! 10amy E-mail 2/22-16:08
記事番号1309へのコメント

『グラウ。お前はあのリナ=インバースをどう見る?』
『人間にしては強い。だが、それだけだ。』
 ゼラスの問に覇王は淡々と答える。
『本当に?』
 肯定しようとして覇王は迷う。
 それだけのはずだ、、、、。
『お前だけじゃない。他の魔族にもそういう奴はいる。』
『そういう奴?』
 ゼラスの言葉に覇王が眉を寄せる。
 意味が分からない。
『リナ=インバースに惹かれている魔族さ。』
 その言葉を聞いた途端、覇王は大声で笑い始めた。
『グラウ?』
『いや、すまない。お前がそんなことを言うとは思わなかった。』
 未だにくくくと笑いを漏らしながら覇王は言う。
『私にはお前の考えていることは分からんな。』
『それで結構。分かって貰おうとは思っていない。
    だが、、、もし何かしらの感情を持っているなら殺すな。』
『何故?』
『後で後悔する。』
 真面目な顔で言うゼラスに覇王はたじたじとなる。
『後悔?』
『私達にあるのは物欲と食欲と支配欲。これ以外の”欲”を持っている魔族は
    滅多にいない。まあ、族に言う性欲の類いのことだが、、、、、。』
『?』
 ゼラスの言葉に覇王はただただ困惑する。
 何が言いたいのかさっぱり分からない。
『持っている魔族はたぶん、いてはいけない魔族だ。
       だがそのかわり、全てを知ることが出来る。』
『??』
『、、、とにかく、殺さなければいい。』
 ますます混乱する覇王にゼラスが微笑んで言う。
 結局、覇王には意味が全く分からなかった。



「この後、、、覇王様はリナさんと戦って、力のほとんどを失います。
        そのためアストラル・サイドから出られなくなっています。」
「それで?」
 ゼロスの説明に、ゼルが冷めたように聞く。
「それだけです。」
 きっぱり言うゼロスにゼルが眉を寄せる。
「お前もいてはいけない魔族か?」
「さあ?」
 ゼルの問にゼロスはいつものニコニコ顔で言う。
「まあ、性欲、、、はありますよ。
        だからこうしてゼルガディスさんと居るわけですし、、。」
「、、、、いてはいけない魔族って、、、、。」
「はい?」
 考え込むように下を向くゼル。
 急にこちらを向くとゼルはきっぱりと言った。
「変態魔族のことか。」
「なんでそーなるんです?」
 冷や汗を垂らして聞くゼロスをゼルは指差す。
「ホモ。」
「魔族には性別、ありませんてば〜、、、、。」
「お前の上司は変質者。」
「ヒドイ〜、、、。」
「覇王とシェ−ラはロリコンとレズ。」
「性別ないですよ〜、、、、。」
 ゼルの言葉いゼロスは涙しながらフォローするが、フォローになっていない。
「はあ〜、、、リナも可哀相に、、、、。」
 あさっての方向を見ながら言うゼルに、ゼロスはなんだか空しいものを感じ
たのだった。

===================================
 はい!
  何か歯切れが悪いですが、これでこのシリーズは完結!!
    ということで、次はパート3行きます!
   今度はギャグ、ということで。
     う〜ん、シリアスは難しいんですよ。
   どんなものにするかはまだ決めてません。

 えもんさん、いつも感想ありがとうございます。
   こんなつまんないのでスミマセン。
     できればこれからもよろしく、、、(汗)

       ーでは
         AMY

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1319Re:ゼロゼルです。パート2! 10えもん E-mail 2/23-09:51
記事番号1318へのコメント

こんにちは、amyさん。

あのー、魔族って変態さんなんですかぁ・・・?
>「ホモ。」
>「お前の上司は変質者。」
>「覇王とシェ−ラはロリコンとレズ。」
うぅ、魔族って・・・・・・・・・。
でも、ゼロスの気持ちって・・・・ほんとの気持ち知りたいですね。

今回のお話も楽しませていただきました。
これが、amyさんの魔族観なのねー。うんうん。(えっ、ちがう?)
シリアス歓迎っ!!でも、次回のギャグも大いに期待しますっ!!
ゼルとゼロスのからみ(ぷっ)もあるといいなぁ。

では、次回も楽しみにしておりますっ。
たいした感想も書けませんが、これからもよろしくーっ!!

えもん

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1320パート3について〜♪(お知らせ)amy E-mail 2/23-18:06
記事番号1319へのコメント

 こんにちわー。AMYでーす。
  えもんさん、感想いつもありがとうございますー。
   あははは、、、魔族って変態かどうか?
  う〜ん、難しいところですねえ、、、(笑)
   こういう『やおい』で楽しんでいる私も変態かも、、、、(汗)
 ふっ、まあそれはそれとしておいて、、、、。

 お次のパート3についてのお知らせしときまーす。
  いつものように「ゼロゼルですパート3」とは書きません。
 題名は予定ですが「はちゃめちゃ珍道中」にしようかな?と思ってます。
   (予定は未定ともいうのです、、、)
  ゼルとゼロス以外にリナ達も出て来るギャグにしようかと。
   で、皆でゼルの取り合い、、、(苦笑)
      どーも私は「ゼルモテモテモード」が好きなようで、、、、。
  やはり男はもてなくては!!
    というわけで(?)
      次の話はもうちょい後に書きます。
   楽しみにしてて下さいね。

          AMYより
   

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1322Re:パート3について〜♪(お知らせ)えもん E-mail 2/24-09:47
記事番号1320へのコメント

こんにちわー。AMYさんっ!!

おぉっ!次のお話は、ギャグでしかも『ゼルモテモテモード』とは・・・かなり期待大っっ!!!
「はちゃめちゃ珍道中」っていうタイトルにも心を惹かれるぅ〜。

ゼルはやっぱりもてもてじゃないとねっ。うんうん。
取り合いっていうことは、あの人やこの人が入り乱れてゼルを・・・
うっ、想像しただけでも・・・(鼻血)、ついついニヤニヤしちゃう〜。

次回作、めっちゃ楽しみにしてますっ!!
ふれ〜ふれ〜、AMYさ〜んっ!!

えもん。