◆−初投稿&初小説です−柘榴 (2003/1/18 14:03:46) No.12944 ┣時を翔ける星よ、清き海にかかる者 2−柘榴 (2003/1/18 15:25:26) No.12946 ┃┣Re:時を翔ける星よ、清き海にかかる者 2−空木 架夢雨 (2003/1/18 18:00:52) No.12948 ┃┃┗レス感謝っ!−柘榴 (2003/1/18 19:37:49) No.12950 ┃┗初めまして−戌亥ミナコ (2003/1/18 22:48:21) No.12955 ┃ ┗Re:初めまして−柘榴 (2003/1/19 17:14:29) No.12970 ┗時を翔ける星よ、清き海にかかる者 3−柘榴 (2003/1/21 17:44:22) No.13020 ┣時を翔ける星よ、清き海にかかる者 4−柘榴 (2003/1/22 16:50:02) No.13035 ┗時を翔ける星よ、清き海にかかる者 5−柘榴 (2003/1/22 17:09:28) No.13036 ┣お願い−柘榴 (2003/1/22 17:42:27) No.13037 ┃┣Re:お願い−ユア・ファンティン (2003/1/22 18:29:50) No.13038 ┃┃┗Re:お願いの追加デ−タ−ユア・ファンティン (2003/1/22 23:09:41) No.13050 ┃┃ ┗Re:お願いの追加デ−タ−柘榴 (2003/1/23 16:18:26) No.13054 ┃┣Re:お願い−空木 架夢雨 (2003/1/22 18:59:11) No.13040 ┃┃┗Re:お願い−柘榴 (2003/1/23 16:22:14) No.13055 ┃┗ご協力ありがとうございました。−柘榴 (2003/1/23 16:27:13) No.13056 ┗時を翔ける星よ、清き海にかかる者 6−柘榴 (2003/1/23 17:05:19) No.13057 ┗Re:時を翔ける星よ、清き海にかかる者 6−空木 架夢雨 (2003/1/24 20:41:15) No.13073
12944 | 初投稿&初小説です | 柘榴 | 2003/1/18 14:03:46 |
はじめまして。柘榴といいます。これまでは読み逃げ専門だったんですけど(おい)、投稿もします、これからは。 と、いうわけで、初小説、初連載です。 ===================================== 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 1:永き旅路 彼・・・・ゼルガディス=グレイワーズは疲れていた。 元の身体に戻る方法を探す旅は、しかし一向に情報は集まらない。 だから、ゼルは疲れていた。 そんな時、ゼルは一冊の本を手に入れた。 とある冒険家の日記を。 ゼルは歩いていた。案内人とともに。 ほどなく、案内人は立ち止まり、言った。 「俺が知っているのはここまでだ。ただ・・・・」 そして、ある方向を指差し、続ける。 「あっちへ行ったはずだぞ、あの子は。」 「有難い。」 「なーに、いいってことよ。じゃ、あんたも気をつけてな。」 案内人が立ち去ったのを確認してから、ゼルは再び歩き出した。 『 ○月×日 ラルティーグの中央、エルジレク山脈を探検中、道を見失ってしまった。このあたりは霧が濃い。気をつけねば。 ○月◆日 崖から落ちて死にかけていた所を助けて貰った。ここはシュトレインという村らしい。こんな霧の谷の中に村があるとは、驚きだ。 △月☆日 命の恩人、アリエル=シュタール嬢に、不思議な魔法をみせて貰った。彼女のシュタール一族は時間を操れるらしい。私の治癒も、この術、【時壁破渡(タイムリュアン)】という術の応用らしい。 △月#日 アリエル嬢につれられて、麓の村へとついた。彼女には、いつか正式にお礼がしたいものだ。 ☆月$日 どうしてもシュトレインの村にたどりつけない。なぜだろう?』 これが、ゼルの手に入れた日記の一部。この中にある、「時を操る一族」に会うため、ゼルはここまでやってきたのだ。 麓の、アゼリア・タウンでの聞き込みは簡単に終わった。何でも、二月に一度くらい、山から降りてくる少女の名が、リアフィ=シュタールというそうだ。 一度、そのリアフィという少女を途中まで送っていき、そこまでの道なら分かるという男・・・・八百屋の親父さんだった・・・・を道案内にして、ゼルは山に入った。 とまあ、こんな訳で、今に至るのである。 ゼルは、ひたすら歩いていた。 日記にあったように、このあたりは霧が濃い。ややもすれば、道を踏み外しそうだ。と ガラッ! 突然、ゼルの足元が崩れた。 「浮遊(レビテーション)!」 とっさに呪文を使うが・・・・ 「!?」 なぜか発動せず、ゼルはなす術もなく落ちていく。 そして・・・・ ・・・・鈍い音と共に、ゼルの意識は闇に沈んだ。 ===================================== あとがき 一話目、終了〜♪ 先にことわっておきます。 ゼル・ファンの人は読まないほうがいいかも。けっこう不幸です、ゼル。 こんなのですが、読んで下さると嬉しいです。 柘榴 |
12946 | 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 2 | 柘榴 | 2003/1/18 15:25:26 |
記事番号12944へのコメント 続けて第二話投稿です! ===================================== 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 2:霧の谷の少女 少女は崖崩れの音を聞きつけ、その場へ向かっていた。巨大な石などでかなりの高低差があるにも関わらず、少女の足取りは軽やかで、平坦な道を歩いているのと変わりはない。 現場へつくと、それまで無表情だった少女の顔にわずかに驚きが宿る。 そこには、1人の青年が倒れていた。 青い肌、金属質の髪。人間ではない、しかし、人としての美しさを持つ男性。 少女は、その青年の隣に跪き、そっと声をかけた。 「もし・・・・・・」 返事はない。 「もし・・・・・・」 やはり返事はない。しかし、口元に手をかざすと、確かに息をしているのがわかった。少女は青年に触れ、呪文を唱える。 「浮揚(フロート)」 青年の体がふわりと浮き上がる。 元々、土木工事用の、手で触れている物体を浮かべ、運ぶ術だ。 少女は青年を連れ、先ほどと変わらぬ軽やかな足取りで、元来た道を引き返していった。 額に冷たい感覚を覚え、ゼルは目を覚ました。横には少女が1人。 「気が付かれましたか?」 少女は、小川のせせらぎを彷彿とさせる美しい声で言った。 「ああ、まだ起きないで。2日も気を失っていたんですから。・・・・そういえば、喉は渇いていませんか?飲めるなら水をどうぞ。」 言われると、確かに物凄く喉が渇いている。 少女から受け取った水を飲みながら、ゼルはふと今までのことを考えた。 エルジレク山脈に入ったこと、突然の崖崩れ、発動しなかった浮遊(レビテーション)、そして、この少女。わずかに灰色がかった青緑・・・・翡翠色とでもいうのだろうか・・・・の髪と、藤色の瞳。歳は17くらいだろうか。どうやら彼女が助けてくれたらしい。 ころあいを見計らい、少女は再び口を開いた。 「災難でしたね。魔剣士の方。魔法が使えなかったでしょう?」 「!・・・・・・なぜ俺が魔剣士だとわかった?」 「格好からして。大体の予想でしたが。あと、魔法が使えないのは、このあたり一帯にはられている魔封じの結界のせいです。」 少女は、ゼルの質問に、さらにその先まで読んで答えた。 「それにしても、こんな山奥まで・・・・。一体何の用があったのですか?ライゼールやディルスにいくなら、もっとしっかりした街道もあるでしょうに。」 「いや、人を探している。・・・・そういえば、知らないか?リアフィ=シュタールという名を・・・・!」 カシャン 少女の持っていた硝子の水差しが、床に落ちて砕けた。見れば、少女は顔面蒼白となっている。唇がわななき、ただ一言だけ呟いた。 「・・・・・・・・なぜ・・・・・・・・」 ただならぬ様子に、ゼルはしばしのとまどいの後、突如悟った。 「まさか、あんたが・・・・」 少女は、いまだ蒼い顔でうなずいた。 そう、彼女が『リアフィ=シュタール』。 いや、それは正しくない。 正しくは 『リアフィニール=ステラマルス=エクスィミア=シュタール』。 ===================================== あとがき 第二話でした。 リナたち、いまだ出ず。でも、そのうち出ます。気長に待っててください。 柘榴 |
12948 | Re:時を翔ける星よ、清き海にかかる者 2 | 空木 架夢雨 | 2003/1/18 18:00:52 |
記事番号12946へのコメント こんにちは&始めましてv 空木 架夢雨ですv > 青い肌、金属質の髪。人間ではない、しかし、人としての美しさを持つ男性。 同感ですv(ゼル好vvv) >「浮揚(フロート)」 > 青年の体がふわりと浮き上がる。 > 元々、土木工事用の、手で触れている物体を浮かべ、運ぶ術だ。 > 少女は青年を連れ、先ほどと変わらぬ軽やかな足取りで、元来た道を引き返していった。 あの重たい人を呪文で運んでなおかつ足取りは軽いとは・・・ できるな・・・(おい) レス。短いですけど・・・ 頑張ってくださいvv応援してますvv |
12950 | レス感謝っ! | 柘榴 | 2003/1/18 19:37:49 |
記事番号12948へのコメント >こんにちは&始めましてv > >空木 架夢雨ですv こちらこそはじめまして。 > >> 青い肌、金属質の髪。人間ではない、しかし、人としての美しさを持つ男性。 > >同感ですv(ゼル好vvv) 同じく、ゼル好デス! > >>「浮揚(フロート)」 >> 青年の体がふわりと浮き上がる。 >> 元々、土木工事用の、手で触れている物体を浮かべ、運ぶ術だ。 >> 少女は青年を連れ、先ほどと変わらぬ軽やかな足取りで、元来た道を引き返していった。 > >あの重たい人を呪文で運んでなおかつ足取りは軽いとは・・・ >できるな・・・(おい) と、いうか、重さは感じなくなるんです。だから、全然平気です。 > > >レス。短いですけど・・・ >頑張ってくださいvv応援してますvv こちらこそ、短くてすみません。 頑張ります! |
12955 | 初めまして | 戌亥ミナコ | 2003/1/18 22:48:21 |
記事番号12946へのコメント 普段はもっぱらお絵描き、たまに小説の方も覗いている(ほぼ読み専門)みなこと申します。 ・・・ちなみに、お名前何と読まれるんでしょう? いきなりですが、一話めの冒頭でKOされましたv(魔剣士激スキー) オリキャラさんにリナたちも加わって、しかもゼルが不幸・・・。 言うことなしです(笑) >「いや、人を探している。・・・・そういえば、知らないか?リアフィ=シュタールという名を・・・・!」 > カシャン > 少女の持っていた硝子の水差しが、床に落ちて砕けた。見れば、少女は顔面蒼白となっている。唇がわななき、ただ一言だけ呟いた。 >「・・・・・・・・なぜ・・・・・・・・」 > ただならぬ様子に、ゼルはしばしのとまどいの後、突如悟った。 >「まさか、あんたが・・・・」 > 少女は、いまだ蒼い顔でうなずいた。 リアフィさんの動揺・・・何か特別な理由が・・・? あと、ゼルガディスをゼルと表現するところが良いー!(細かッ) 読んでいると、最初から最後までずっとゼルガディスで通している小説がけっこうありますが、私は短いゼルの方が好みです。 個人的に、その方が違和感なくさっくり読めるので。 とにかく、先の見えない展開がかなり楽しみです♪ 短くて申し訳ないですが、引き続き読ませてください。 それでは。 |
12970 | Re:初めまして | 柘榴 | 2003/1/19 17:14:29 |
記事番号12955へのコメント はじめまして! >・・・ちなみに、お名前何と読まれるんでしょう? 柘榴(ざくろ)といいます。 >いきなりですが、一話めの冒頭でKOされましたv(魔剣士激スキー) >オリキャラさんにリナたちも加わって、しかもゼルが不幸・・・。 >言うことなしです(笑) 好きなキャラですから(はあと)。好きなキャラほどいぢめたいと言うのか・・・・。 > >>「いや、人を探している。・・・・そういえば、知らないか?リアフィ=シュタールという名を・・・・!」 >> カシャン >> 少女の持っていた硝子の水差しが、床に落ちて砕けた。見れば、少女は顔面蒼白となっている。唇がわななき、ただ一言だけ呟いた。 >>「・・・・・・・・なぜ・・・・・・・・」 >> ただならぬ様子に、ゼルはしばしのとまどいの後、突如悟った。 >>「まさか、あんたが・・・・」 >> 少女は、いまだ蒼い顔でうなずいた。 >リアフィさんの動揺・・・何か特別な理由が・・・? もうすぐわかります。 > >あと、ゼルガディスをゼルと表現するところが良いー!(細かッ) >読んでいると、最初から最後までずっとゼルガディスで通している小説がけっこうありますが、私は短いゼルの方が好みです。 >個人的に、その方が違和感なくさっくり読めるので。 私も、ゼル表記の方が好きですね。 > >とにかく、先の見えない展開がかなり楽しみです♪ >短くて申し訳ないですが、引き続き読ませてください。 >それでは。 どうもありがとうございます!引き続き頑張るのです! |
13020 | 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 3 | 柘榴 | 2003/1/21 17:44:22 |
記事番号12944へのコメント こんにちは、柘榴です。 時を〜ももう三話目、遅筆ですが頑張るのです。 ちなみに今回、かなり暗いです。 ===================================== 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 3:永遠の墓守 前編 リアフィ・・・・本名は長いので略・・・・は、ゼルの話を聞いたあと、(その頃には多少落ち着きを取り戻していた)一言言った。 「確かに、あなたの体を治せる術はあります。でも、私はそれを使う気はありません。」 そうきっぱり言い切られ、流石のゼルも叫んだ。 「何故だ!?」 「あの術は・・・・余りにも危険すぎるのです。」 悲しそうに・・・・本当に悲しそうにリアフィは言った。 「本当は、まだ動かない方がいいんですけど・・・・見ますか?そのわけを。」 ゼルは、まだ少しふらつきながらも、身を起こす。リアフィは、ゼルを外へと導いた。 そして、ゼルは見た。 一面の墓標を。 絶句したゼルに、リアフィは静かに語りかけた。 「今から10年ほど前、一人の魔道士がその術を使い、制御に失敗しました。制御を離れた時は、混ざり合い、世界の安定を損なわせました。・・・・最悪の場合、この世界は、他の世界諸共、混沌に帰っていたでしょう。 ・・・・その時は、何とか抑えましたが・・・・その代償がこれです。」 リアフィは、言葉を切った。瞳には、涙がにじんでいる。 リアフィにとって、そのことを言うのは、まだ癒えぬ傷を、さらにえぐるような事。 それでも、リアフィは言った。努めて静かに。 「時の魔法を抑えられるのは、同じ時の魔法を使うもののみ。村の皆で抑え・・・・ 皆、死にました。私だけを残して。」 そして、くるりときびすを返し、後ろ向きのままゼルに言う。 「これで分かりましたか?・・・・私も、制御しきる自信がないんです。・・・・ ・・・・明日・・・・麓まで送ります。」 それが、限界。嗚咽をかみ殺し、リアフィは走り去った。 一瞬のためらいの後、ゼルも、その後を追った。 墓標の林の中、そこに、半ば朽ちかけた神殿がある。 リアフィは、そこにいた。 リアフィは、ゼルに気付くと小さな声で言った。 「ごめんなさい。私から言い出したのに。」 そして、リアフィは自嘲気味につぶやいた。 「時の魔法は、あってはならなかったんです。そのために、私達は神にも、魔にも追われ、そして滅んだ。・・・・ゼルガディスさん、でしたよね。さきほどの話の続き、お話します。」 そう言って、リアフィは再び語り始めた。 ===================================== あとがき と、言うわけでした。・・・・ハイ、暗いです。かーなーり暗いです。 この「永遠の墓守」は、あと2話(中・後編)続きます。 では、早めに書けるよう頑張ります! ではでは、今回はこの辺で。 柘榴 |
13035 | 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 4 | 柘榴 | 2003/1/22 16:50:02 |
記事番号13020へのコメント こんにちは。今回は前書きカットでいきなりどうぞ。 ===================================== 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 4:永遠の墓守 中編 「そもそもの始まりは、今から10年前、私が5歳になったばかりの時のことです。」 「ちょっとまて、と、言う事は、お前、15歳!?」 そう語りだしたリアフィを、少々引っかかりを感じたゼルが中断した。 「ええ、そうですけど?」 ゼルは、リアフィより1つ年上の紅い髪の女魔道士を思い出し、一人ごちた。 「信じられん・・・・。」 「?」 「ああ、いい。話を続けてくれ。」 そして、リアフィの話が始まった。 ゼルの体を治せる魔法、『時壁破渡(タイムリュアン)』は、そもそも過去の物体(のみではないが)を現在へ持ってくる術だという。古くから神魔に狙われた理由は、その術にあるらしい。追手から逃れるために、このエルジレク山脈の中に、魔封じの結界をはって、その中でひっそりと暮らしてきたそうだ。 しかし、10年前に、ついに魔族たちに見つかってしまった。その当時5歳だったリアフィを人質にとり、魔族たちは『時壁破渡(タイムリュアン)』の使用を迫った。そして、エリシウルーンという魔道士がその呪文を唱え、結果的に制御に失敗。魔族の存在が盾になって、リアフィのみ助かったという。 「彼女なら、使いこなせるはずだったんですけどね。だから・・・・ ・・・・正直な話、怖いんですよ。私は、世界を滅ぼすきっかけになりかねない術を使えるんですから。ここの結界、あれから強化しましてね、この中なら、とりあえず今の所魔族の脅威もありませんし。 ・・・・わざわざ来てくださったあなたには悪いですが、使えませんよ、とても。」 そして、リアフィは黙り込む。ゼルは、しばらくして、口を開いた。 「それで、ここで永遠に墓守を続ける気か?すべてのことから逃げて、ここに死者の幻影と居るつもりか!?」 ゼルは、責めていない。自分の体を治せるであろう人物が、それを拒否しているのに。 ただ、問い掛けているだけだ。「それでいいのか?」と。 リアフィは、一瞬だけ怒りのような、泣きそうな表情を浮かべたが、すぐに元の無表情に戻って、ぽつりと呟いた。 「確かに、私は逃げていますね。」 と。 ===================================== あとがき 何とか連続で出せました。暗い話中編!今回は前回よりもさらに暗さに磨きがかかったような・・・・。 ハイ、原因はリアフィさんです。10年間人との接触がほとんどなかったうえに、しっかりとネガティブ思想が染み付いちゃってますから、そりゃまあ、暗いでしょう。 まあ、彼女もゼルガディス編(あと2話+α)が終わる頃には、良くも悪くも多少吹っ切れるでしょう。 さて、次は後編!と、言っても短いです。ちょっと詩っぽいです。 では、今回はこの辺で。 柘榴 |
13036 | 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 5 | 柘榴 | 2003/1/22 17:09:28 |
記事番号13020へのコメント 連続投稿、と、言うわけで、前書きカットです。 ===================================== 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 5:永遠の墓守 後編 小さな時には、父さまや母さま、村のみんながいた。 でもそれは、ある日突然消えてしまった。 それからは、よく魔族や神族がやってきた。 怖かった。そのうち、鬱陶しくなった。 だから、結界を強化した。神魔が入ってこれないように。 3日前入ってきたあの人、ゼルガディス=グレイワーズさん。 私のことを、「永遠の墓守」って言ったの。 ねえ、どう思う? 私は囚われている? ・・・・どうしよう。わからないよ。 ただ、あの人が来て思ったんだけど、ここは、優しいけど、寂しい所 ねえ、あなたが同じコト言われたら あなたは何て答える? ・・・・・・・・ お願い。教えて。 分からないんだよ、何て言ったらいいのか。 お願い・・・・ リシュー ソ ウ ワ タ シ ハ タ ニ ン ヲ シ ラ ナ イ カ ラ ワ カ ラ ナ イ ン ダ ・・・・なら、知ればいい。 そう。 知れば、 いい。 ===================================== あとがき 詩・・・・・・・・?ですかねぇ。 一応、リアフィの心情です。 ・・・・・・・・逃げます。 柘榴 |
13037 | お願い | 柘榴 | 2003/1/22 17:42:27 |
記事番号13036へのコメント こんにちは、柘榴です。 タイトル通り、ちょっとしたお願いです。 人物を2人、募集します。 神族サイドの追っ手となる人です。 名前、性別、外見、簡単な設定を書いてレスしてください。 先着2名様、採用します。 どうかどうか、ご協力お願いします! |
13038 | Re:お願い | ユア・ファンティン | 2003/1/22 18:29:50 |
記事番号13037へのコメント いつも楽しく読ませていただいています。 では、設定です。 名前:マハル・イジ―シス・フィルメラ 愛称(本人がそう呼べといっている):イ−ザ− 性別:男 外見:銀髮・オレンジとディ−プブル―の異色瞳 軍服+魔導師のロ―ブ。 性格:武器は一応なんでも仕えるが、基本は、刃渡り30ぐらいの短剣。 滅多に喋らない。 しかし、目的以外の女には手は出さない。 仕事には、冷血漢。 追加あればまたレスします。 それでは・・・・ |
13050 | Re:お願いの追加デ−タ | ユア・ファンティン | 2003/1/22 23:09:41 |
記事番号13038へのコメント > >では、設定です。 > >名前:マハル・イジ―シス・フィルメラ >愛称(本人がそう呼べといっている):イ−ザ− 補足:マハルはともかく、フィルメラと呼ぶと烈火のごとく氷のごとく怒る >性別:男 >外見:銀髮・オレンジとディ−プブル―の異色瞳 > 軍服+魔導師のロ―ブ。 補足:長髪です。オレンジの方の瞳は、普段は髪で隠している >性格:武器は一応なんでも仕えるが、基本は、刃渡り30cmぐらいの短剣。 > 滅多に喋らない。 非常にマイペ―ス。 > しかし、目的以外の女には手は出さない。 補足:目的=タ―ゲット以外ということ > 仕事には、冷血漢。 補足:それ以外では、恋人等には優しい人 補足1:一人称:私ぶちきれると俺 補足2:口調:無愛想で、回りくどい言い方をする (『トラブルシュ−タ―・SS』のイ―ザ−見たいなしゃべり方』 補足3:魔法(?)系統は、炎系が苦手。 人間で言うフレア・アロ―程度まで、 氷と(水)風に系が得意。 補足4:援護タイプの人 補足5:身長二メ―トル〜二メ―トル半 > >それでは・・・・ 質問あればどうぞ 再びそれでは・・・・・・・・・ |
13054 | Re:お願いの追加デ−タ | 柘榴 | 2003/1/23 16:18:26 |
記事番号13050へのコメント はじめまして♪ > >> >>では、設定です。 >> >>名前:マハル・イジ―シス・フィルメラ >>愛称(本人がそう呼べといっている):イ−ザ− >補足:マハルはともかく、フィルメラと呼ぶと烈火のごとく氷のごとく怒る > >>性別:男 >>外見:銀髮・オレンジとディ−プブル―の異色瞳 >> 軍服+魔導師のロ―ブ。 >補足:長髪です。オレンジの方の瞳は、普段は髪で隠している > >>性格:武器は一応なんでも仕えるが、基本は、刃渡り30cmぐらいの短剣。 >> 滅多に喋らない。 > 非常にマイペ―ス。 >> しかし、目的以外の女には手は出さない。 >補足:目的=タ―ゲット以外ということ >> 仕事には、冷血漢。 >補足:それ以外では、恋人等には優しい人 > > >補足1:一人称:私ぶちきれると俺 >補足2:口調:無愛想で、回りくどい言い方をする > (『トラブルシュ−タ―・SS』のイ―ザ−見たいなしゃべり方』 あれ・・・・?イーザーってMSだった気が・・・・。 >補足3:魔法(?)系統は、炎系が苦手。 > 人間で言うフレア・アロ―程度まで、 > 氷と(水)風に系が得意。 >補足4:援護タイプの人 >補足5:身長二メ―トル〜二メ―トル半 なるほどなるほど。 > >> > >>それでは・・・・ >質問あればどうぞ >再びそれでは・・・・・・・・・ > どうもありがとうございました。 出てくるのは実はもう少し後、アメリア編の4話目くらいです。 気長に待っててください。 では、短いですがこの辺で。 |
13040 | Re:お願い | 空木 架夢雨 | 2003/1/22 18:59:11 |
記事番号13037へのコメント でうも。おひさしぶりです。 こんなもんでどうでしょうか・・・ 名前 リアミュ=コーデリュウ 性別 女 外見 さっぱり短く切った真っ黒髪の毛に、特徴的なオレンジ色の瞳。 背丈はそこそこ(160位) 緑色のだぼだぼローブと不釣合いな大振りの剣を背に背負っている。 設定 私(わたくし)ですますで喋り、温和そうだがキレると えらいスラングがなりたてる。(嫌な性格(おい)) 続き。待ってますvv |
13055 | Re:お願い | 柘榴 | 2003/1/23 16:22:14 |
記事番号13040へのコメント >でうも。おひさしぶりです。 こんにちは、お久しぶりです。 > こんなもんでどうでしょうか・・・ > >名前 リアミュ=コーデリュウ >性別 女 >外見 さっぱり短く切った真っ黒髪の毛に、特徴的なオレンジ色の瞳。 > 背丈はそこそこ(160位) >緑色のだぼだぼローブと不釣合いな大振りの剣を背に背負っている。 > >設定 私(わたくし)ですますで喋り、温和そうだがキレると >えらいスラングがなりたてる。(嫌な性格(おい)) うわぁ・・・・そりゃまた大変な方。(柘榴流脳内解釈:書いてて面白そうな方♪) > >続き。待ってますvv どうもありがとうございました。出るのはもう少し先の、アメリア編4話くらいです。 それまで気長に待っててください。 では、短いですがこの辺で。 |
13056 | ご協力ありがとうございました。 | 柘榴 | 2003/1/23 16:27:13 |
記事番号13037へのコメント こんにちは、柘榴です。 二名集まりましたので、ここで打ち切らせていただきます。 私なんかにキャラを下さったユア=ファンティン様、ならびに空木 架夢雨様、どうもありがとうございました。 その他、時を〜を読んでくださった方、レスくださった方。これからも頑張りますので、どうか最後までお付き合いください。 柘榴 |
13057 | 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 6 | 柘榴 | 2003/1/23 17:05:19 |
記事番号13036へのコメント こんにちは、柘榴です。 あと1話+αでゼル編も終わり。そこまでは一気にいけるといいな、と思いつつ、本編へ突入です。 ===================================== 時を翔ける星よ、清き海にかかる者 6:新たなる旅人 朝、ゼルはリアフィがいない事に気づいた。と、言っても、探すまでもなかった。 家を出てすぐの所にある一つの墓標。リアフィは、それに寄りかかって眠っていた。一歩近づく。それだけなのに、リアフィは起きた。そもそも、眠っていなかったのかもしれない。 「あ・・・・おはようございます。」 リアフィは、昨日の事など無かったかのようにそう言った。 「では、行きましょうか。」 リアフィはそう言って、呪文を唱え始めた。昨日までは持っていなかった飾り気の無い銀色の杖・・・・と言うか棒を握り締めて。 ゼルは、呪文の内容がわかった。『浮遊(レビテーション)』だ。しかし、この間は確かに発動しなかった。それに、もうひとつ。呪文が異様に長いのだ。まあ、それらが気にかかったが、ゼルはおとなしくリアフィの差し出した手をとった。 「浮遊(レビテーション)!」 リアフィの声と 「うをっ!」 ゼルの驚きの声。 ゼルでは発動しなかった『浮遊(レビテーション)』がやすやすと発動し、しかも飛翔速度がかなリ速かったのだ。 崖の上に降り立つと、リアフィはわずかに微笑み、説明した。 「この杖、魔力増幅アイテムなんです。呪文のサポートが必要ですけど。」 リナのブーストタリスマンを知っているゼルはすぐに理解できたのだが、・・・・どうしてもそれはただの棒にしか見えない。 ゼルがいろいろ考えているうちに、リアフィはまたも呪文を唱えている。半ばほどまで詠唱が進んだ時、ゼルはその呪文の正体を知った。 「烈火球(バースト・フレア)!」 ずどぅごぉぉぉぉん・・・・・・・・ 光球は・・・・・・・・ ・・・・・・・・シュトレインの村に炸裂し、村を跡形も無く焼き尽くした。 「なっ・・・・」 ゼルの驚きに、リアフィは答える。 「この村を、人目に触れさせないため、です。ここ、少々問題ありな土地ですから。」 あっけにとられたゼルのほうを向き、リアフィは、何か吹っ切れたような微笑を浮かべ、言った。 「私も・・・・少し旅をしてみるつもりです。いろいろと知るべきこともありそうですから。」 「・・・・そうか。」 ゼルは、ただ一言、そう言った。様々な思いを、その一言に込めて。 「ゼルガディスさんは何処へ行くんですか?」 「そうだな・・・・ディルス王国へでもいってみるか。あんたは?」 「・・・・前から言おうと思ってましたが、『あんた』じゃなくて『リアフィ』ですよ。 私は、フェイレーン・シティに。・・・・お別れですね。」 苦笑して、リアフィは言った。ゼルもまた、苦笑して言う。 「ああ。」 フェイレーン・シティは、聖王都セイルーンの隣。ゼルとは逆方向だ。 「あの・・・・、ゼルガディスさん。いつか、旅の途中で会ったら、声かけて下さいね。そのときまでに、『時壁破渡(タイムリュアン)』、使えるよう努力しますから。 ・・・・では、またいつか。」 「ああ。またな、リアフィ。」 ゼルが言うと、リアフィはこれまでで最高の微笑を浮かべた。 そして、軽やかに走っていく。 これまでとは違う、新しい自分・・・・『旅人』として。 ===================================== あとがき ・・・・・・・・のはずでしたが、本編で力尽きたので今回は無しです。 柘榴 |
13073 | Re:時を翔ける星よ、清き海にかかる者 6 | 空木 架夢雨 | 2003/1/24 20:41:15 |
記事番号13057へのコメント レスレスvv > こんにちは、柘榴です。 こんにちはーv > リナのブーストタリスマンを知っているゼルはすぐに理解できたのだが、・・・・どうしてもそれはただの棒にしか見えない。 やっぱし木の棒ですよねー・・・(・・) > あとがき > ・・・・・・・・のはずでしたが、本編で力尽きたので今回は無しです。 頑張れ!私は勉強で力尽きる!(TT) |