◆−第四十章 絶叫の回廊(投票について)−闇竜翔 (2003/1/26 22:49:20) No.13129
 ┣お、デューじゃないっすか!?−Deep Impact (2003/1/26 23:05:11) No.13130
 ┃┗そうですよ−闇竜翔 (2003/1/26 23:16:41) No.13132
 ┃ ┗どうも遅くなりまして……−Deep Impact (2003/1/31 23:46:20) No.13203
 ┣第四十一章 RUSIAN−闇竜翔 (2003/2/2 12:49:19) No.13214
 ┃┗Re:第四十一章 RUSIAN−D・S・ハイドラント (2003/2/2 14:43:54) No.13215
 ┃ ┗Re:第四十一章 RUSIAN−闇竜翔 (2003/2/3 21:22:20) No.13226
 ┗第四十二章 VARUREN−闇竜翔 (2003/2/16 10:40:24) No.13283
  ┗Re:第四十二章 VARUREN−D・S・ハイドラント (2003/2/16 15:54:36) No.13284
   ┗Re:第四十二章 VARUREN−闇竜翔 (2003/2/16 16:10:22) No.13285


トップに戻る
13129第四十章 絶叫の回廊(投票について)闇竜翔 E-mail 2003/1/26 22:49:20





サイド無し


一瞬周りの景色が曇り、そしてそれが取れた時、ファントム達は完全に別の場所に降り立っていた。
「ここが絶叫の回廊」
ミントがそう言って一歩足を進める。
「忌々しき記憶って何かしら」
ルナが疑問符をつけて考えるがファントムは黙って周りを見渡す。
「でも、妙に殺風景な所ですね」
ルウがそう言い足を進める。
「転送ゾーンは八つ」
「へ?どーしたのファントム」
ミントが突如口を開いたファントムに聞く。
「転送ゾーンのような場所は八つ。その中で特徴的なのが四つだ。俺達の所から突き出ている道を進んだ所のな。それ以外の四つは多分意味が無いだろう」
ファントムがそう言う。
ファントム達がいるところは丁度碁盤の目の中心部。そして、そこから突き出ている四つの道の端に特徴的な転送ゾーンが書かれている。
「どうするの?」
ミントがそう聞く。
「行くしかないでしょう」
ルナがそう言って無造作に歩き出す。
「じゃあ後で」
ルウもそう言ってルナとは逆の方に歩き出す。
「私はこっちね」
ミントがそう言い、ルウとルナが選んでいない道を走り出す。
「……やれやれ俺はここか」
そう言い、ファントムは残った最後の転送ゾーンに足を踏み入れた。




ファントムが出たのはどこかで見た事のあるところだった。
「ここは?」
ファントムがあたりを見渡したその時、
「きゅけけけけけけけけ」
妙な殺気を感じてバッと振り向くと、そこにはラスメンのアトリエ内で出会ったドラキュラモドキが居た。
「きゅけけけけけ」
そう言うと同時に踊りかかってくるドラキュラモドキ。
「ラグナブレイカーよ!」
そう言うと同時に銀光が煌く。
がぎいいいん
いやな音を立ててラグナブレイカーはやつの右肩を切り落とすが、
「ぐをおおお」
そう言うと同時に火を吐いてくるドラキュラモドキ。
「うをっ」
ぎりぎりで回避しようとしたファントムの脛にドラキュラモドキの爪がかする。
「厄介な野郎だぜ」
そう言うと今度はスピードをつけて背後から攻撃しようとすると、
「ぎゅえ?」
そう言う声と共にドラキュラモドキから蝙蝠が飛び立つ。
「うどわっ」
急いで蝙蝠の大群から飛び退き慌てて逃げるが追いかけてくる蝙蝠軍団。
「やかましい!」
そう言ってどうにか逃げ切るファントム。途端に間合いを詰めてくるドラキュラモドキ。
「ぎっしゃああああああ」
「いきなり来るな!」
怒鳴られても仕方ないと思うがファントムはラグナブレイカーを一閃。しかし、ドラキュラモドキは気にせずにファントムに爪を飛ばして攻撃する。
「くそっ」
ファントムは攻撃しようとしていた体制からフットワークを使いどうにか全ての爪攻撃を回避する。
しかし、ドラキュラモドキが放ったキックをモロに受け二メートル近く吹き飛ぶファントム。
それでも受身をとり立ち上がる。
「だあ!くそ」
自分の『力』が使えたら簡単に倒せる敵なだけに腹が立つのか地団駄を踏むファントム。
「どーすりゃいいんだ?」
そう自己問答するが答えはでてこない。
その間にもドラキュラモドキは間を詰めてくる。
「ドラキュラの倒しかたあああああああ」
叫びながら避けるファントム。そして、
「そうだ……簡単じゃねえか」
そう言うと同時にラグナブレードを入れている鞘を抜き放つ。
「しゃああああああああ」
ドラキュラモドキがかなりのスピードでファントムの方に突っ込む。
しかし、ファントムは避けようともせずに逆に一歩踏み出し、
「ラグナブレイカーよ!」
ラグナブレイカーを鞘に戻した状態でラグナブレイカーの魔力を発動させる。
もちろんその魔力は鞘に浸透する。
ファントムはその鞘をドラキュラモドキの心臓に狙いをつけ、
「うをおおおおおおお」
そのまま投げ飛ばした。
普通の状態の鞘ならドラキュラモドキの皮膚に辺り防がれただろう。
しかし、今回はラグナブレイカーの魔力が篭っているため防がれる事無くそのままドラキュラモドキの心臓を貫き背後の壁に突き刺さった。
「グヲオオオオオオオォォォォォォ……」
断末魔の叫びを残してドラキュラモドキの身体は灰と散った。
「ドラキュラを倒す方法は一つ」
ファントムが血糊を払うようにしてラグナブレイカーを振り、
「心臓に杭を突き立てる事だ」
そう言った瞬間、ファントムの周りの風景が光に包まれた。




気がつくと丁度転送ゾーンの上に立っていた。
ラグナブレイカーの鞘はある。
しかし、転送ゾーンの絵柄は無い。
「俺はこれで終わりって訳か」
「遅いわよ!」
ファントムがしみじみと呟いた時、ミントの怒鳴り声が響いた。
見ると最初の場所に三人とも揃っている。
「悪い悪い、遅れたみたいだな」
ファントムはそういうと走って三人の元に向かった。




転送ゾーンが発動して次に目に飛び込んできた風景は橋のような場所だった。
左右はの下は見えない。
そして、一番奥に立っている人物は……
「ドールマスター」
ルウがそう言った。


続く


########################################
闇:という訳でこれでこの章はこれで終わりです
ファ:前書きが無かったな
闇:疲れそうだったので
ファ:……
闇:まあ、これで次回がドールマスターとの対決です
ファ:第二部のエンディングがもうすぐだな
闇:やっとです
ファ:自分のせいだろうが
闇:はあ
ファ:で?
闇:次回第四十一章は『RUSIAN』です
ファ:ルシアン?
闇:そうです。さて、そろそろ……
ファ:終わるのか?
闇:いいえ
ファ:へ?
闇:はい、そろそろちょっとしたキャラクター投票をやってみようかな〜と思って……
ファ:何!?
闇:と言う事で、やってきました!闇竜翔の第一回キャラクター投票!
ファ:そんなたいそうなもんじゃないだろうが
闇:いや、まあそうなんですが……。投票の仕方は極めて簡単、
1、一日三票、それぞれ誰に入れても構いません(分割OK)
2、投票するキャラクターは小説1と2両方
3、レスまたはメールで受付(チャットでも受付します)
とまあ以上です
ファ:気楽なもんだな
闇:いえ、大変そうです
ファ:それで?
闇:ちなみに、小説1の『リナ』と小説2の『リナ』は別人扱いです
  そこのところをよろしく
ファ:いや、よろしくって……
闇:ですから、両方に出ているキャラは小説1の何かと小説2の何かと言う風にして欲しいのです
ファ:アセルトは?
闇:例外で『時を超えた思い』は小説2と換算します
ファ:レンはどうなる
闇:う〜ん、彼も同じですと言ってもあれは琥珀さんが書かれておられるけど……
ファ:……票が来なかったら?
闇:……それが一番怖いんです
ファ:……
闇;と、と言うわけでたくさんの票お待ちしております!それでは……

トップに戻る
13130お、デューじゃないっすか!?Deep Impact 2003/1/26 23:05:11
記事番号13129へのコメント

こんばんわ、&初めまして。
D・Iとでも呼んでください♪

久々に来てみて、「絶叫の廊下」というタイトル。
もしやと思って開いてみたら!
俺以外にもDEWPRISMを知ってる人いたんだ!

いやぁ〜なんかうれしいです。

レスと書いて感想と意す。

  ここは聖域ですね♪
  しかもオリジナルキャラが…
  あのデカブツがそのオリジナルキャラとバトル…っと。

  できればココにいたるまでのストーリーも見たいので、もし過去の話のタイトルが違うなら、是非教えてください!

  それにしても〜… デュー仲間(←なれなれしい)発見です…(フフフフ…)

トップに戻る
13132そうですよ闇竜翔 E-mail 2003/1/26 23:16:41
記事番号13130へのコメント


>こんばんわ、&初めまして。
>D・Iとでも呼んでください♪

闇:始めまして闇竜翔といいます

>久々に来てみて、「絶叫の廊下」というタイトル。
>もしやと思って開いてみたら!
>俺以外にもDEWPRISMを知ってる人いたんだ!

闇:ええ、知ってるんですが書かないんです(読むだけ)

>いやぁ〜なんかうれしいです。

闇:そうですか

>レスと書いて感想と意す。
>
>  ここは聖域ですね♪
>  しかもオリジナルキャラが…
>  あのデカブツがそのオリジナルキャラとバトル…っと。

闇:いや、ルウと戦わせる気ですけどねルシアンは……

>  できればココにいたるまでのストーリーも見たいので、もし過去の話のタイトルが違うなら、是非教えてください!

闇:著作別の闇竜翔の所に入ってます。ただ、第一部はデュープとは関係ないです
  第二部がデュープの舞台なだけでかなり変更加えてます(第一部から読まないと訳分からないかも……)

>  それにしても〜… デュー仲間(←なれなれしい)発見です…(フフフフ…)

闇:ええ、もしかして禁断のデュープリズムのほうで活躍されている方ですか?
  あそこにいけなくなって少しばかり悲しい思いしてるんですが、別のところで読める場所がありませんでしょうか?
  教えていただけると公平です。
  それでは、今回はこれにて……

トップに戻る
13203どうも遅くなりまして……Deep Impact 2003/1/31 23:46:20
記事番号13132へのコメント

こんばんわ(打ってるの深夜)。

どうも引用と言うか…そーいう機能まだ使えないんで(実力足らず)、打ち文のみで……
まずは……
色々あって、大分遅くなっちまってすみません。

それと、以前の作品を途中まで読ませていただきました。(まだ途中)
ってか、ネタバレさせちゃってごめんなさい。
読みながら「ネタバレしちゃダメっぽい……」と、やっと気付いた愚か者です。
けど、一部でワザのネーミングがスゴイと思いました。
さらにはカップル……



っと……「禁デュー」のことですね。
活躍なんて…いやぁ〜(照れ)

…じゃなくて!
実は最近「避難場所」ができたんですよ!
さすがに直でリンクできるアドレスは打っていいのかわからないので、間接的ルートをお教えしましょう♪

まず「DEWPRISM」で検索して、次に何回か右に流して(次のリストを表示して)、「デュープリズム関係」っていうリンク系のページ(かな?)を表示。
そこのドール鉄仮面さんのトコ行けば判りますよ。

では、機会があったらあちらでまた逢いましょう。(いやここでもいいんですけどね)

トップに戻る
13214第四十一章 RUSIAN闇竜翔 E-mail 2003/2/2 12:49:19
記事番号13129へのコメント





サイド無し

転送ゾーンが発動して次に目に飛び込んできた風景は橋のような場所だった。
左右はの下は見えない。
そして、一番奥に立っている人物は……
「ドールマスター」
ルウがそう言った。
その言葉につられてか、ドールマスターが顔を上げる。
「来たか……」
彼はそう言うとルウのほうを向き、
「全てのことは知っているな」
そう言うと右腕を前に出す。
「ええ、僕はまったく覚えてませんけどね。教えてもらいましたよ」
そう言うと同時にルウも自らのアークレッジを取り出し構える。
「こらドールマスター!あんたが私の家出の元凶なのね!」
ミントが怒鳴るが二人とも聞いてない。
「深い事情がありそうね」
「まったくだ」
ファントムとルナがそう会話をしている。
「ならば話は早い。私も本来の姿で戦おう」
そう言うと同時に彼の姿が変形して別の姿を取る。
赤い目、白い髪、額に何かのくすんだくぼみがある。
しかし、特徴的なのは彼の右手だ。
彼の右手は真っ黒で普通の人間の胴ぐらいの大きさがある。
「な、なによそれ」
ミントが後ろに下がって言うが、
「なるほど……あんたもルウと同じ人形っていう訳だ。その様子だと兄弟か何かだな」
ファントムがそう言い納得する。
「そうだ。ただし石の力は失われてしまったがな」
ドールマスター。いやルシアンがそう言う。
「ヴァルレンを目覚めさせる為に貴方はここに来ているのですか?」
ルウがそう聞く。
「その通りだ。何を言っているそれこそが我等の使命だ」
ルシアンがその凍りついた目でルウを見据える。
ルウは黙ってしばらく見据えていた後、
「僕は貴方を倒す。クレアのために!」
そう言うルウ。
「良かろう。私とは相容れぬというわけだ。あの呪文は心配せんでも使わん。我が力のみで充分だ」
ルシアンはそう言うと翼を広げ、
「ゆくぞ!」
宿命かはたまた運命か因縁のヴァルレンの人形の兄弟最後の戦いの火蓋が切って落とされた。




一体幾たびの攻防があっただろうか、
ルウのアークレッジが煌めき、ルシアンの右腕が唸りを上げる。
一瞬の隙が命取りになる真の死闘。
その勝負もついに終盤に入ろうとしている。
正確には、両方の力が恐ろしく高く、恐ろしく均等しているからである。
へたな小細工は無用。一撃必殺のみを狙った戦い。
引き分けは無い。
在るのは、どちらかが倒れ伏すまで…………
「うをおおおおおおおおお」
「ぐをおおおおおおおおお」
二人の叫びが重なり、アークレッジと右腕が交差する。
そして、時が止まった……
「ル、ルウ?」
ミントが聞く。
「黙ってろ。まだ勝負は終わってない」
ファントムがそう言う。
そして、
地に伏したのは最強の称号を持っていたルシアンだった。
「なぜだ」
ルシアンがそう言う。
「なぜ私は負けたのだ!私は負けれない!私には使命があるのだ!」
ルシアンがそう叫びつづける。しかし、
「僕とあなたとはそこが違ったんだよ」
ルウが言う。
「何だと?」
ルシアンがルウに聞く。
「あなたは使命のために動いていた。でも僕は違った」
「馬鹿な!お前もクレアというあの女を助けると言う使命の為に動いていたのだろう!」
ルシアンが叫ぶ。
「違う。僕がクレアを救おうとしたのは、使命じゃない。それは僕の意志だ」
ルウが言う。
「僕は誰かに命令されたわけじゃない。自分の意志でクレアを救おうとしたんだ。そのために遺産を手に入れる。それは僕の意志であって使命じゃない」
ルシアンはしばらく呆然とした様子を見せたが、やがて口を開き、
「そうか………その意志を植え付けてしまったのは私だな」
「その通りだ」
「そうか……意志か……三年前に私があの女を殺さなければ!いや、最初からルウに記憶があれば!いや、私が完全なものであれば!私はお前に負けなかった!出会うことも無かった!」
ルウはその様子をルシアンの上から見ていたが、やがて首を振ると、
「終わろうルシアン。たとえ何を思おうと結果は変わらない」
「……そうか……そうだな…………」
そう言うと共にルシアンは意識を手放した。




「終わったようだな」
ファントムがルウに声をかける。
「ええ、時間かけてすみません」
ルウがそう言う。
「…………」
ミントは無言だ。
「……使命に縛られていたのねルシアンは」
ルナがそう言う。
「それもどうでもいい事だ。俺達にはやるべき事がまだ残っている」
ファントムがそう言うと同時に奥の通路に目を向ける。
「しっかし結界とはな…………ヴァルレンも相当な心配性だな」
ファントムが苦々しく言う。
「大丈夫です。僕の体に触れていればあの結界は効力を無くします」
ルウがそう言う。そして、言い直し、
「正確には僕の身体に付いている石の欠片によって結界は効力を無くすんですけどね」
そう言った。
「ルシアンが前に進めなかったのはそのためね」
ルナがそう言う。
「さあ行こう」
ファントムがそう言い、彼らは結界の向こう、遺産があると思われる部屋に向かった。




そこはかなり神聖な空気で満たされていた。中央に純粋なる力の塊の反応を感じる。
あれがライフサークレットだろう。
そして、
「あれがライフサークレットね」
ミントがそう言った。
「私のライフサークレット、私のライフサークレット♪」
なぜか歌ってる。
「お前のじゃないだろうがミント」
俺が呆れた声で言うと、
「その通りだ」
厳格な声が俺たちの耳に響いた。


続く


########################################

闇:逃走します。探さないでください


トップに戻る
13215Re:第四十一章 RUSIAND・S・ハイドラント 2003/2/2 14:43:54
記事番号13214へのコメント

こんばんは。お久しぶりのD・S・ハイドラントでございます。

>「ならば話は早い。私も本来の姿で戦おう」
本来の姿!そのようなものがありますと?

>「なるほど……あんたもルウと同じ人形っていう訳だ。その様子だと兄弟か何かだな」
ですから、ドールマスターとの名でありますと?

>へたな小細工は無用。一撃必殺のみを狙った戦い。
>引き分けは無い。
>在るのは、どちらかが倒れ伏すまで…………
相討ちとなる可能性も否定できないのでは?

>「あなたは使命のために動いていた。でも僕は違った」
>「馬鹿な!お前もクレアというあの女を助けると言う使命の為に動いていたのだろう!」
>ルシアンが叫ぶ。
>「違う。僕がクレアを救おうとしたのは、使命じゃない。それは僕の意志だ」
>ルウが言う。
>「僕は誰かに命令されたわけじゃない。自分の意志でクレアを救おうとしたんだ。そのために遺産を手に入れる。それは僕の意志であって使命じゃない」
意志持ちてはすでに人形でなきと?

>「その通りだ」
>厳格な声が俺たちの耳に響いた。
果たして・・・何者であろうか。
次回へ続く(俺が言うな!)

というわけで投票。

天竜王エアバハムート君に3票(これってありですか?)

というわけでさようなら〜(逃亡)

トップに戻る
13226Re:第四十一章 RUSIAN闇竜翔 E-mail 2003/2/3 21:22:20
記事番号13215へのコメント


>こんばんは。お久しぶりのD・S・ハイドラントでございます。

闇:久々です。レス返しが遅くなりすみません

>>「ならば話は早い。私も本来の姿で戦おう」
>本来の姿!そのようなものがありますと?

闇:あります。ドールマスターの姿ではなく、ルシアンの姿です

>>「なるほど……あんたもルウと同じ人形っていう訳だ。その様子だと兄弟か何かだな」
>ですから、ドールマスターとの名でありますと?

闇:う〜ん、違うんじゃないかな

>>へたな小細工は無用。一撃必殺のみを狙った戦い。
>>引き分けは無い。
>>在るのは、どちらかが倒れ伏すまで…………
>相討ちとなる可能性も否定できないのでは?

闇:その可能性はまあ少ないですし・・・・・・

>>「あなたは使命のために動いていた。でも僕は違った」
>>「馬鹿な!お前もクレアというあの女を助けると言う使命の為に動いていたのだろう!」
>>ルシアンが叫ぶ。
>>「違う。僕がクレアを救おうとしたのは、使命じゃない。それは僕の意志だ」
>>ルウが言う。
>>「僕は誰かに命令されたわけじゃない。自分の意志でクレアを救おうとしたんだ。そのために遺産を手に入れる。それは僕の意志であって使命じゃない」
>意志持ちてはすでに人形でなきと?

闇:人形であるが心は人形じゃないという事で・・・・・・

>>「その通りだ」
>>厳格な声が俺たちの耳に響いた。
>果たして・・・何者であろうか。
>次回へ続く(俺が言うな!)

闇:まあ、次回分かります

>というわけで投票。
>
>天竜王エアバハムート君に3票(これってありですか?)

闇:オッケイです

>というわけでさようなら〜(逃亡)

闇:レスありがとうございます。この頃少し忙しいので更新が遅れると思いますが見捨てないでください(懇願)。それでは・・・・・・

トップに戻る
13283第四十二章 VARUREN闇竜翔 E-mail 2003/2/16 10:40:24
記事番号13129へのコメント




そこはかなり神聖な空気で満たされていた。中央に純粋なる力の塊の反応を感じる。
あれがライフサークレットだろう。
そして、
「あれがライフサークレットね」
ミントがそう言った。
「私のライフサークレット、私のライフサークレット♪」
なぜか歌ってる。
「お前のじゃないだろうがミント」
俺が呆れた声で言うと、
「その通りだ」
厳格な声が俺たちの耳に響いた。
そして、中心から浮かび上がってくる一つの人影。
「だ、誰よ」
ミントが武器を突きつけながら聞く。
ルナも槍を構えている。
「我が聖域に入っていて誰とは失礼だな」
その人物が言う。
年は見た目では分からないだろう。
正確には後ろが透けている。
「立体画像か?」
俺が呟く。しかし、
「我はヴァルレン。今は肉体が無いが魂としてここにいる」
「早い話しが霊ってことか」
「魂と言っておろうが!」
ヴァルレンが怒鳴るが俺には関係ない。聞かない振りをするとヴァルレンは興味を無くしたのかルウのほうを向き言う。そして、
「我が人形よ良くぞここにたどり着いた」
やはりという声が俺の中で呟かれた。
大体は創造できていたことだ。さっきのルシアンとの会話といい予想はつく。
どうやら他の三人とも予想はついていたようだ。
しかしルウは答えない。そして、
「あなたは寝ていたはずではなかったのですか?」
ルウが聞く。すると、
「この聖域が目覚めると同時にワシも目覚めた」
にべも無くそう答えるヴァルレン。そして、
「たどり着いたお前に一つ褒美をやろう」
そう言うと同時に彼は右手を出した。
その瞬間、ヴァルレンとルウの間に物凄い光が表れる。
そして、その物凄い光が収まると共に一人の女の人が横たわっていた。
「クレア・・・・・・」
ルウが声を出す。
「あれがクレアさん」
ミントもその様子を見ている。
ルナは何かを考えているのか表情が伺えない。
「どうしたルナ?」
俺がそう聞くと、
「いえ、ちょっとね」
そう言うと共に再び沈黙した。
俺も俺でちょっと嫌な予感があるので黙っておく。
そして、俺はようやく気がついた。
ヴァルレンが消えた。
その事実に・・・・・・



「この身体なのは仕方ないな」
そう言ってクレアという女が立ち上がる。
声は・・・・・・言うまでもないだろうがヴァルレンだ。
「なっ」
驚きの声を上げるルウとミント。
ルナが舌打ちをする。
「予想はついたわ。なぜヴァルレンがあのライフサークレットを使わなかったか。あれは実在化するものでないと使用できない物。それだから魂のヴァルレンはあの遺産を使えなかった!」
そこで俺は今までの嫌な予感が何かを思いついた。
「そうか、ヴァルレンが魂なら今現在魂の無い肉体に寄生することが出来るということか!」
舌打ちをしてしまう。そんな根本的なことも見抜けないとは・・・・・・我が事ながら歯痒い。
「ちっ、そいつはもうヴァルレンだ!隙を見せるな!」
俺がそう叫ぶと、
「貴殿はそろそろお迎えが着ているようだ」
そうヴァルレンが言うと共に現れる一つの影。
「セフィール!」
俺がそう叫ぶと同時にセフィールは空中にある紋章を書く。
その瞬間俺の周りの風景が歪み俺は見覚えが無いが見覚えがある場所に放り出された。
「ここは・・・・・・」
「その通りよ。ここはこの世界の混沌空間よ」
俺がある方向を向くとそこにセフィールが立っていた。
「久々だな」
「ええ、大体何千年ぶりかしら」
冷めた口調で言ってくる。目の色は青。
邪妖セフィール。
数千年前に幻将軍からなぜか姿をくらましそれ以来静の君と名乗り邪妖の重要幹部に位置付けされている者である。
「ここで決着をつけるつもりか俺と」
「その通り」
彼女がそう言った途端、俺の間近で爆発が起こった。



続く


########################################
闇:短いですけどこれで終わりです
ファ:今まで何をしていた
闇:風邪引いて寝込んでいた挙句マウスが壊れるというハプニングがありまして・・・・・・
ファ:・・・・・・運がついてないな
闇:しくしくしく
ファ:で、どうなってるんだ
闇:まあそこは秘密で・・・・・・
ファ:・・・・・後少しで終われそうか?
闇:・・・・・・自信ないです
ファ:そうか・・・・・・
闇:・・・・・・
ファ:・・・・・・
闇:・・・・・・言う事ないんですし終わりましょう
ファ:・・・・・・そうだなそれではまた・・・・・・・・・・・・

トップに戻る
13284Re:第四十二章 VARUREND・S・ハイドラント 2003/2/16 15:54:36
記事番号13283へのコメント

こんばんは

>「我はヴァルレン。今は肉体が無いが魂としてここにいる」
>「早い話しが霊ってことか」
>「魂と言っておろうが!」
・・・まあ似たようなもの


>「そうか、ヴァルレンが魂なら今現在魂の無い肉体に寄生することが出来るということか!」
>舌打ちをしてしまう。そんな根本的なことも見抜けないとは・・・・・・我が事ながら歯痒い。
>「ちっ、そいつはもうヴァルレンだ!隙を見せるな!」
敵さん・・・でしょうか

>「セフィール!」
ここに来て再登場、と
>俺がそう叫ぶと同時にセフィールは空中にある紋章を書く。
>その瞬間俺の周りの風景が歪み俺は見覚えが無いが見覚えがある場所に放り出された。
>「ここは・・・・・・」
>「その通りよ。ここはこの世界の混沌空間よ」
>俺がある方向を向くとそこにセフィールが立っていた。
>「久々だな」
>「ええ、大体何千年ぶりかしら」
>冷めた口調で言ってくる。目の色は青。
>邪妖セフィール。
>数千年前に幻将軍からなぜか姿をくらましそれ以来静の君と名乗り邪妖の重要幹部に位置付けされている者である。
邪妖(おお一発変換)に階級とかあるんですね。
某四角社のアレでは汚らしい雑魚って感じっぽいですけど
>「ここで決着をつけるつもりか俺と」
>「その通り」
>彼女がそう言った途端、俺の間近で爆発が起こった。
爆発・・・幻やら静やらセフィールには似合わないような・・・。まさか新手とか・・。

それでは天竜王エアバハムート君に3票

この辺りで失礼します。

トップに戻る
13285Re:第四十二章 VARUREN闇竜翔 E-mail 2003/2/16 16:10:22
記事番号13284へのコメント


>こんばんは

闇:おひさです

>>「我はヴァルレン。今は肉体が無いが魂としてここにいる」
>>「早い話しが霊ってことか」
>>「魂と言っておろうが!」
>・・・まあ似たようなもの

闇:そうですねヴァルレンも心が狭い

>>「そうか、ヴァルレンが魂なら今現在魂の無い肉体に寄生することが出来るということか!」
>>舌打ちをしてしまう。そんな根本的なことも見抜けないとは・・・・・・我が事ながら歯痒い。
>>「ちっ、そいつはもうヴァルレンだ!隙を見せるな!」
>敵さん・・・でしょうか

闇:です

>>「セフィール!」
>ここに来て再登場、と

闇:って言うかここで登場しない限り出番なし……

>>俺がそう叫ぶと同時にセフィールは空中にある紋章を書く。
>>その瞬間俺の周りの風景が歪み俺は見覚えが無いが見覚えがある場所に放り出された。
>>「ここは・・・・・・」
>>「その通りよ。ここはこの世界の混沌空間よ」
>>俺がある方向を向くとそこにセフィールが立っていた。
>>「久々だな」
>>「ええ、大体何千年ぶりかしら」
>>冷めた口調で言ってくる。目の色は青。
>>邪妖セフィール。
>>数千年前に幻将軍からなぜか姿をくらましそれ以来静の君と名乗り邪妖の重要幹部に位置付けされている者である。
>邪妖(おお一発変換)に階級とかあるんですね。

闇:その事は時を越えた思いのほうで少し触れてるんですけどね

>某四角社のアレでは汚らしい雑魚って感じっぽいですけど

闇:…………分からない

>>「ここで決着をつけるつもりか俺と」
>>「その通り」
>>彼女がそう言った途端、俺の間近で爆発が起こった。
>爆発・・・幻やら静やらセフィールには似合わないような・・・。まさか新手とか・・。

闇:いえ、後ほど理由はわかります

>それでは天竜王エアバハムート君に3票

闇:はい、了解しました

>この辺りで失礼します。

闇:毎度毎度レスありがとうございます。とてもとても感謝してます。それでは、今回はこの辺で……