◆−竜の見る夢−キツネノテブクロ (2003/2/1 11:34:52) No.13204
 ┣――竜の見る夢―― 第三十六章−キツネノテブクロ (2003/2/1 11:38:05) No.13205
 ┃┗グランさん♪−猫楽者 (2003/2/1 13:07:14) No.13209
 ┃ ┗Re:グランさん♪−キツネノテブクロ (2003/2/2 16:54:12) No.13220
 ┣――竜の見る夢―― 第三十七章−キツネノテブクロ (2003/2/2 16:13:03) No.13218
 ┃┗ゼロスさん・・・なんて無茶を(汗)−猫楽者 (2003/2/2 23:03:38) No.13224
 ┃ ┗すっかりレスが遅くなってしまいました(汗)−キツネノテブクロ (2003/2/10 11:02:48) No.13261
 ┣――竜の見る夢―― 第三十八章−キツネノテブクロ (2003/2/25 10:37:37) No.13369
 ┃┗カノンさん♪最高です。−猫楽者 (2003/2/26 01:08:47) No.13381
 ┃ ┗Re:カノンさん♪最高です。−キツネノテブクロ (2003/2/28 15:17:34) No.13425
 ┣――竜の見る夢―― 第三十九章−キツネノテブクロ (2003/2/28 14:43:20) No.13424
 ┃┗いったい・・・どんな姿に(汗)−猫楽者 (2003/2/28 21:13:29) No.13427
 ┃ ┗激しくレスが遅くなりました。m(_ _)m−キツネノテブクロ (2003/3/8 15:55:05) NEW No.13487
 ┗――竜の見る夢―― 第四十章−キツネノテブクロ (2003/3/8 15:27:44) NEW No.13486
  ┗予想外の事態ですね。−猫楽者 (2003/3/8 23:05:57) NEW No.13497


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13204竜の見る夢キツネノテブクロ 2003/2/1 11:34:52


暫くとまっていた竜の見る夢です。
今までの話はカテゴリー別検索と著者別に登録してあります。

何時からとまってたっけ???

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13205――竜の見る夢―― 第三十六章キツネノテブクロ 2003/2/1 11:38:05
記事番号13204へのコメント

――竜の見る夢―― 第三十六章






――人間とは・・・・血を見ずにはいられない種族なのか・・・


海を見渡せる崖の上で、男が一人呟く。
年のころなら40前後、短めの黒髪を後ろに軽く流している。
長身で、ややきつめの顔立ちに咥え煙草、酒場に行けば出会いそうなタイプである。

「グランさん、何を見てるんですか?」

「・・・・何のようだ、獣神官」

後ろからかけられた声に、振り向きもせずに答える。
「いえ、通りがかったら貴方がいたものですから、何をなさってるのかなあと思いまして」
何時ものごとく、人当たりの良い笑顔を浮かべたまま、ゼロスは答える。

「殺し合いを見ている」

「え?・・・・・ああ、あれですか」
とことこっとゼロスはグランの隣に立つと、眼下に見える光景に頷く。
「片や、軍事大国ヴァリシア。
迎え撃つは平和ボケした連合軍ですか」
「気の遠くなるほど有り続けた俺たちだが、未だに解らん。
何故人間は同族同士で殺し合いが出来る?」
「きっと、ボク達には解らないんじゃないですか・・・・・・・・何せボクらは魔族ですから、そうでしょう?
覇王神官グランさん」
「・・・・獣神官、お前は獣王様の命で動いているんじゃなかったか?」
「またいきなりな話題転換ですね・・・・・;;
いえ、実は調べ物をしてるんですが、これがなかなか手強くて(汗&苦笑)」
何処と無く疲れた口調に、グランはようやくゼロスのほうに顔を向ける。
「ところでグランさん、煙草の吸いすぎは体に良くありませんよ」
「・・・・魔族でもか?」
唇の端を軽く上げ、何処と無く茶化すような口ぶりに、ゼロスは苦笑する。

――こういうところは、ボクなんかよりずっと人間臭いんですよね・・・・・

一つ一つの仕草が人間を演じているゼロスと違って、自然に出来てしまうのだ。
「最近は覇王様の所に顔を出してないんでしょう?
少しは顔を見せたらどうですか」
「ふんっ・・・・プライドの塊のようなあの方に会いに行けと?」
新しい煙草を咥え、火をつけながら突き放したように言う。
「あの〜、一応上司様でしょう?(汗)」
「二流策士のな」
「・・・・(滝汗)」

――まあ、あれだけ行き当たりばったりに近い計画じゃ、そう言われても仕方ないですけど・・・・

普通は、自身の創造主をそこまであっさり言う奴は、魔族の中でもガーヴぐらいだとゼロスは思っていたりする。
「じゃ・・・じゃあ、ボクはこれで。
お邪魔しました」
ゼロスはそれだけ言うと、さっさとその場を立ち去った。

「人間に入れ込んでいる魔族か・・・・」

グランは部下から聞いていた報告の内容を思い出す。
復活した魔王の欠片を二体滅ぼし、冥王と魔竜王の滅びの原因となった人間の女・・・・・・・・その女にゼロスが入れ込んでいると、部下たちは言っていた。
「獣神官が気に入るほどの人間か・・・・・・どんな奴だろうな・・・・・」
短くなった煙草を踏み消し、次を咥え火をつける。
愛用のオイル式のライターにふと視線を落とす・・・・・・・・
「そういや・・・・シェーラもそいつに滅ぼされたんだな・・・・・」


・・・・・魔族なのに煙草なんて吸うの?じゃあこれ上げる・・・・・・


「これがあいつの形見になっちまったか・・・・」
やたらと表情豊かな元同僚のことを思い出し、微かに唇の端を上げただけの笑み浮かべる。
ヘビースモーカーの彼に、ひたすら禁煙するように言い続けていた少女。
「煙草・・・・止めさせたかったら、ライターなんて渡すなよ・・・・・・・」










日が沈みかけた頃。
「体勢を立て直しつつ、退くぞ。
日が暮れてからじゃろくに戦闘は出来ん」
シェイルはそう指示を飛ばす。
戦闘開始から、既に半日以上が過ぎていた。










「負の感情大量生産しやがるから、周りに下級魔族が群がってやがる」
グランの目には、戦場に周りのアストラルサイドにがっつくように群がる、下級魔族たちが見えている。
その様子に、眉間にしわを寄せる。
「見苦しい奴らだ・・・・興醒めするだろうが」
グランは舌打ちすると、背を向けその場を後にした。









―――――戦争とは何のためにするのか?


<続>



―あとがき―

続きです、みぢかいです。
こんにちは、キツネノテブクロでございます。

グラン:・・・・・よお。

愛想ねえな;;;
ヘビースモーカーな魔族のグランです、煙草の銘柄は考えてません。

グラン:お前がたまに吸ってるのは?

何処ぞの、やたらと銃をぶっ放す金髪坊主と同じ銘柄だよ。(解んない人はごめんなさい)

グラン:またきついのを・・・・

まあ、一箱あれば一月くらいは持つ・・・・・かな。

グラン:ふーん・・・・(何処からとも無く煙草を取り出し火をつける)

まあ、最初はお子様にしようと思ってたんだよ、グランは。

グラン:それが何でこんな親父キャラに?

それはねえええええええええ、ラダ氏とカノンが渋いキャラにならなかったからだよおおおおおおおお

グラン:・・・・・・・;;

ま、そのうちグランが吸ってるタバコの銘柄決めるから。
じゃあこの辺で。

グラン:次もよろしくな。

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13209グランさん♪猫楽者 E-mail 2003/2/1 13:07:14
記事番号13205へのコメント

こんにちは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

続き♪ですね。お待ちしておりました♪

>――人間とは・・・・血を見ずにはいられない種族なのか・・・

歴史は、戦争の記録のよえなものだ。という言葉を聞いたことがあります。
いつでも何処かで、戦争、紛争が絶えないのですから・・・・そう言われても残念ながら・・・反論できないですね。
でも、好戦的なだけでは無い・・・と思いたいですね・・・・。

>「グランさん、何を見てるんですか?」
>
>「・・・・何のようだ、獣神官」
>
>後ろからかけられた声に、振り向きもせずに答える。
>「いえ、通りがかったら貴方がいたものですから、何をなさってるのかなあと思いまして」
>何時ものごとく、人当たりの良い笑顔を浮かべたまま、ゼロスは答える。

ゼロスさん♪のご登場ですね♪
好奇心旺盛といいましょうか、ゼロスさんらしい理由ですね〜(笑)

>「殺し合いを見ている」
>
>「え?・・・・・ああ、あれですか」
>とことこっとゼロスはグランの隣に立つと、眼下に見える光景に頷く。
>「片や、軍事大国ヴァリシア。
>迎え撃つは平和ボケした連合軍ですか」
>「気の遠くなるほど有り続けた俺たちだが、未だに解らん。
>何故人間は同族同士で殺し合いが出来る?」

戦場で実際に戦っている方々は・・・・・好き好んで殺し合いをしている訳では無い・・・と思います。
自分が死なない為、生き残るためには・・・・目の前の敵を倒すしか方法が無いのでは・・・。
無慈悲で冷徹に見える兵隊さんたちも、国に帰り、家族の方々には、良き夫、良き息子、そして良き父親なのではないでしょうか。

ただ・・・・指導者の理想とか、国の利益・・・・くだらないことですが国の面子・・・などの色々な理由で・・・・
『力』による、手っ取り早い解決方法・・・戦争・・・・殺し合いをさせている方々は・・・殺し合いをさせているとは自覚していないのかも知れませんね。

>「きっと、ボク達には解らないんじゃないですか・・・・・・・・何せボクらは魔族ですから、そうでしょう?
>覇王神官グランさん」
>「・・・・獣神官、お前は獣王様の命で動いているんじゃなかったか?」
>「またいきなりな話題転換ですね・・・・・;;
>いえ、実は調べ物をしてるんですが、これがなかなか手強くて(汗&苦笑)」

ゼロスさんは、ラダマンティスの調査を続けているのですね。
悪いことは言いません・・・・今ゼフィーリアのラダマンディスさんの所へ・・・出かけて行ったり・・・したら(汗)
マイアさんやカノンさん・・・・・それにシオンさんに・・・・どんな目に遭わされるか(滝汗)
今度こそ・・・・解剖(バラス)されてしまうかも(冷滝汗)

>何処と無く疲れた口調に、グランはようやくゼロスのほうに顔を向ける。
>「ところでグランさん、煙草の吸いすぎは体に良くありませんよ」
>「・・・・魔族でもか?」
>唇の端を軽く上げ、何処と無く茶化すような口ぶりに、ゼロスは苦笑する。
>――こういうところは、ボクなんかよりずっと人間臭いんですよね・・・・・
>一つ一つの仕草が人間を演じているゼロスと違って、自然に出来てしまうのだ。

煙草好きの魔族さん。
流石は、あの覇王様の配下の方。覇王神官さんも変わった方なのですね。
あの人間臭いゼロスさんに、自分よりも上だと言われるほどの方、不思議な方ですね。

>「最近は覇王様の所に顔を出してないんでしょう?
>少しは顔を見せたらどうですか」
>「ふんっ・・・・プライドの塊のようなあの方に会いに行けと?」
>新しい煙草を咥え、火をつけながら突き放したように言う。
>「あの〜、一応上司様でしょう?(汗)」
>「二流策士のな」
>「・・・・(滝汗)」
>
>――まあ、あれだけ行き当たりばったりに近い計画じゃ、そう言われても仕方ないですけど・・・・

に・・・・二流策士・・・・(笑)・・・・・すいません・・・大笑いしてしまいました〜。
覚醒した二つ目の魔王様(1/7の欠片)にも・・・何も考えてない、みたいなことを言われてましたね。
グランさん・・・・良い性格していますね。

>普通は、自身の創造主をそこまであっさり言う奴は、魔族の中でもガーヴぐらいだとゼロスは思っていたりする。
>「じゃ・・・じゃあ、ボクはこれで。
>お邪魔しました」
>ゼロスはそれだけ言うと、さっさとその場を立ち去った。

ガーヴ様、あの方の性格・・・・大好きです。
キツネノテブクロさんのお話の中で、活躍してくださって、とても嬉しいです。

>「人間に入れ込んでいる魔族か・・・・」
>
>グランは部下から聞いていた報告の内容を思い出す。
>復活した魔王の欠片を二体滅ぼし、冥王と魔竜王の滅びの原因となった人間の女・・・・・・・・その女にゼロスが入れ込んでいると、部下たちは言っていた。
>「獣神官が気に入るほどの人間か・・・・・・どんな奴だろうな・・・・・」

グランさん、リナさん達に興味を覚えたのでしょうか。
実際に会ってみれば、何故ゼロスさんが気に入ったのか・・・・・グランさんは納得なさるでしょうか。

>短くなった煙草を踏み消し、次を咥え火をつける。
>愛用のオイル式のライターにふと視線を落とす・・・・・・・・
>「そういや・・・・シェーラもそいつに滅ぼされたんだな・・・・・」
>
>・・・・・魔族なのに煙草なんて吸うの?じゃあこれ上げる・・・・・・
>
>「これがあいつの形見になっちまったか・・・・」
>やたらと表情豊かな元同僚のことを思い出し、微かに唇の端を上げただけの笑み浮かべる。
>ヘビースモーカーの彼に、ひたすら禁煙するように言い続けていた少女。
>「煙草・・・・止めさせたかったら、ライターなんて渡すなよ・・・・・・・」

グランさん、シェーラさんと仲が良かったのですね。
形見のライターを大切に、お使いなのですね。
覇王様がシェーラさんに『道具』と言い切ったことを・・・・もし、グランさんが、知ってしまったら・・・・。
どんな反応をするのでしょうね。

>日が沈みかけた頃。
>「体勢を立て直しつつ、退くぞ。
>日が暮れてからじゃろくに戦闘は出来ん」
>シェイルはそう指示を飛ばす。
>戦闘開始から、既に半日以上が過ぎていた。

戦闘は一進一退・・・・沿岸諸国と先発艦隊の方々、善戦しているのですね。
時間の経過は・・・・どちらに有利に働くのでしょうか・・・。
帝国側は、戦力は上回っているでしょうけど、補給が難しいでしょうし・・・・。
結界内の方々は・・・主戦力である、魔道士の方々の補充は簡単には出来ないですし・・・・。
この戦いの行方は・・・・どうなってしまうのでしょうか。

>「負の感情大量生産しやがるから、周りに下級魔族が群がってやがる」
>グランの目には、戦場に周りのアストラルサイドにがっつくように群がる、下級魔族たちが見えている。
>その様子に、眉間にしわを寄せる。
>「見苦しい奴らだ・・・・興醒めするだろうが」
>グランは舌打ちすると、背を向けその場を後にした。

グランさん・・・・いくら何でも、『目障りだ』とか言って・・・下級魔族の方々を滅ぼしたり・・・しないですよね(汗)
下級魔族の方々は、人間同士の戦いに介入したり・・・するのでしょうか。

>―――――戦争とは何のためにするのか?

前線で実際に命懸けで戦っている方々は、本国の絶対に安全な場所に居る
戦争指導者に、ぜひ聞いてみたいでしょうね・・・。

>こんにちは、キツネノテブクロでございます。
>
>グラン:・・・・・よお。
>
>愛想ねえな;;;
>ヘビースモーカーな魔族のグランです、煙草の銘柄は考えてません。
>
>グラン:お前がたまに吸ってるのは?
>
>何処ぞの、やたらと銃をぶっ放す金髪坊主と同じ銘柄だよ。(解んない人はごめんなさい)
>
>グラン:またきついのを・・・・
>
>まあ、一箱あれば一月くらいは持つ・・・・・かな。

銘柄・・・・もしかしまして・・・・マー●ボロ・・・だったり・・・しませんか(汗)

自分も煙草・・・吸っています。
禁煙しよう、としたら・・・先輩にジッポ・ライターを貰ったりしました・・・(泣)

>グラン:ふーん・・・・(何処からとも無く煙草を取り出し火をつける)
>
>まあ、最初はお子様にしようと思ってたんだよ、グランは。
>
>グラン:それが何でこんな親父キャラに?
>
>それはねえええええええええ、ラダ氏とカノンが渋いキャラにならなかったからだよおおおおおおおお

カノンさんの性格は、残念ながら・・・まだあまり良く分かりませんが
ラダマンディスさん・・・渋くてカッコいい面もあって・・自分は大好きですよ♪

>グラン:・・・・・・・;;
>
>ま、そのうちグランが吸ってるタバコの銘柄決めるから。
>じゃあこの辺で。
>
>グラン:次もよろしくな。

戦争の行方は、どうなってしまうのか。
後ろ向きな・・・あの方はゼルガディスさんに何をするつもりなのか。
赤い男の方と、海底の蠢く方は、どう動くのか。

続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにお待ちしております。

寒いですね、また雪も降りそうですね。
悪質な風邪が流行っているようですので、お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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13220Re:グランさん♪キツネノテブクロ 2003/2/2 16:54:12
記事番号13209へのコメント


>こんにちは、キツネノテブクロさん。
>お元気ですか、猫楽者です。
>
>続き♪ですね。お待ちしておりました♪

こんにちはです。
続きです、かなり間が開いてしまいました。

>>――人間とは・・・・血を見ずにはいられない種族なのか・・・
>
>歴史は、戦争の記録のよえなものだ。という言葉を聞いたことがあります。
>いつでも何処かで、戦争、紛争が絶えないのですから・・・・そう言われても残念ながら・・・反論できないですね。
>でも、好戦的なだけでは無い・・・と思いたいですね・・・・。

戦争は嫌だといっても、いつもどこかで起きているんですよね・・・・宗教、民族、政治・・・・・・色んな理由でおきてます・・・・・人は自分と違うものを、直ぐには認められないからでしょうか。
個人として向き合えても、集団になると出来なくなる・・・・・それが人間なんでしょうか・・・・・(何気に暗い)

>ゼロスさん♪のご登場ですね♪
>好奇心旺盛といいましょうか、ゼロスさんらしい理由ですね〜(笑)

ゼロスですからね〜(笑)

>戦場で実際に戦っている方々は・・・・・好き好んで殺し合いをしている訳では無い・・・と思います。
>自分が死なない為、生き残るためには・・・・目の前の敵を倒すしか方法が無いのでは・・・。
>無慈悲で冷徹に見える兵隊さんたちも、国に帰り、家族の方々には、良き夫、良き息子、そして良き父親なのではないでしょうか。

自殺志願者なんて、そうごろごろしてるはずが無いのに、死と隣り合わせの戦場で戦う兵士たち。
戦場で戦っているのは兵士≠ナあって戦士≠カゃないですから・・・・・それだけに戦場がものすごく無慈悲に思えます。

>ただ・・・・指導者の理想とか、国の利益・・・・くだらないことですが国の面子・・・などの色々な理由で・・・・
>『力』による、手っ取り早い解決方法・・・戦争・・・・殺し合いをさせている方々は・・・殺し合いをさせているとは自覚していないのかも知れませんね。

殺し合いの自覚が無いからこそ、平然と戦争が出来るのでしょう。
戦争を煽る人々は、戦場に出ることはまず無いですから・・・・

>ゼロスさんは、ラダマンティスの調査を続けているのですね。
>悪いことは言いません・・・・今ゼフィーリアのラダマンディスさんの所へ・・・出かけて行ったり・・・したら(汗)

出かけて行ったりしました(汗)

>マイアさんやカノンさん・・・・・それにシオンさんに・・・・どんな目に遭わされるか(滝汗)
>今度こそ・・・・解剖(バラス)されてしまうかも(冷滝汗)

ゼロスは、不幸担当その一ですから(汗)

>煙草好きの魔族さん。
>流石は、あの覇王様の配下の方。覇王神官さんも変わった方なのですね。
>あの人間臭いゼロスさんに、自分よりも上だと言われるほどの方、不思議な方ですね。

変わってますよ、グランは。
色々と設定を考えているので、おいおいでてくると思います。

>に・・・・二流策士・・・・(笑)・・・・・すいません・・・大笑いしてしまいました〜。

笑ってくださってありがとうございます(笑)

>覚醒した二つ目の魔王様(1/7の欠片)にも・・・何も考えてない、みたいなことを言われてましたね。
>グランさん・・・・良い性格していますね。

いい性格してますよ、この男は。
色々活躍させたいキャラの一人ですし。

>ガーヴ様、あの方の性格・・・・大好きです。
>キツネノテブクロさんのお話の中で、活躍してくださって、とても嬉しいです。

ガーヴは書いてて楽しいキャラです(笑)
多少非常識にしてもガーヴだから、良いかなとか思ってしまうので(笑)

>グランさん、リナさん達に興味を覚えたのでしょうか。
>実際に会ってみれば、何故ゼロスさんが気に入ったのか・・・・・グランさんは納得なさるでしょうか。

ゼロスが何故リナたちを気に入ったのかは、実際に一緒に行動してみないとわからないでしょう。
それで、グランがリナたちを気に入るかどうかは解りませんが・・・・・

>グランさん、シェーラさんと仲が良かったのですね。

それなりに良かったんじゃないかと思います。
なんとなく年が離れた兄弟みたいな、感じじゃないかと思います。

>形見のライターを大切に、お使いなのですね。
>覇王様がシェーラさんに『道具』と言い切ったことを・・・・もし、グランさんが、知ってしまったら・・・・。
>どんな反応をするのでしょうね。

どんな反応をするでしょうね・・・・

>戦闘は一進一退・・・・沿岸諸国と先発艦隊の方々、善戦しているのですね。
>時間の経過は・・・・どちらに有利に働くのでしょうか・・・。
>帝国側は、戦力は上回っているでしょうけど、補給が難しいでしょうし・・・・。
>結界内の方々は・・・主戦力である、魔道士の方々の補充は簡単には出来ないですし・・・・。
>この戦いの行方は・・・・どうなってしまうのでしょうか。

どうなるんでしょうねえ・・・・
ネタばれになるから、この先の展開は言えないんですよねえ・・・・・・・

>グランさん・・・・いくら何でも、『目障りだ』とか言って・・・下級魔族の方々を滅ぼしたり・・・しないですよね(汗)
>下級魔族の方々は、人間同士の戦いに介入したり・・・するのでしょうか。

いや、魔族は介入しないと思いますよ、多分。
グランも滅ぼしたりはしないと・・・・・・・・思います・・・・・・・・・多分(汗)

>>―――――戦争とは何のためにするのか?
>
>前線で実際に命懸けで戦っている方々は、本国の絶対に安全な場所に居る
>戦争指導者に、ぜひ聞いてみたいでしょうね・・・。

本気で聞いてみたいことですよね。
特にやたらと血の気の多い、どこぞの大統領とかに・・・・

>銘柄・・・・もしかしまして・・・・マー●ボロ・・・だったり・・・しませんか(汗)

その通りです(^^;
ちなみに赤です。(ライトでもミディアムでもないです)

>自分も煙草・・・吸っています。
>禁煙しよう、としたら・・・先輩にジッポ・ライターを貰ったりしました・・・(泣)

ジッポライター、どこかに飾っとくとか(^^;
禁煙かあ・・・・・・

>カノンさんの性格は、残念ながら・・・まだあまり良く分かりませんが
>ラダマンディスさん・・・渋くてカッコいい面もあって・・自分は大好きですよ♪

ありがとうございます。
ラダ氏、渋い時ってありますか?(まて)

>戦争の行方は、どうなってしまうのか。
>後ろ向きな・・・あの方はゼルガディスさんに何をするつもりなのか。
>赤い男の方と、海底の蠢く方は、どう動くのか。

何故か戦争の方に力入っちゃて、本来の話の筋から外れてるんですよね。
戦争シーンとか、後ろ向きな方とかは無くても問題なかったかもしれない・・・・(^^;

>続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにお待ちしております。
>
>寒いですね、また雪も降りそうですね。
>悪質な風邪が流行っているようですので、お体にお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。
>
感想ありがとうございました。
今年のインフルエンザは性質が悪いとか、うつされないようお気をつけくださいませ。
ではこの辺で、失礼します。

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13218――竜の見る夢―― 第三十七章キツネノテブクロ 2003/2/2 16:13:03
記事番号13204へのコメント

――竜の見る夢―― 第三十七章






セイルーンで会議が開かれている頃。

アイゼリナルは途方にくれていた。
一応上官でもあるゼルガディスの命令に従って、本国経由でこの国に入ったのだが・・・・・・
「あの夫婦って本当に人間なのかしら・・・・・(汗)」
セイルーンの王宮を出ようとしたところで、メティスにつかまり、本国に行くと告げると転送魔法で、一気にゼフィーリアの王城のラダマンティスの執務室に飛ばされ、着地に失敗したのをラダマンティスとクロイセルに盛大に笑われ、ゼルガディスの命令書を見せると、クロイセルが何かの資料を手渡して、ラダマンティスが空間を渡ってここに放り出していったのだ。
これだけやられれば、人間かどうか、疑いたくなるものなのかも知れない。
「・・・取りあえず・・・・落ち着ける場所に行こう・・・」
これが三日ほど前のことだった。











ヴァリシア帝国、広大な宮殿の一角に皇族と限られた者だけが入れる庭がある。
その庭にテーブルセットを持ち出し、アダマスはゼクスだけを傍におき寛いでいた。

「いい天気ですねえ、陛下v」

ゼクスは何処から持ち出したのか、銀盆の上に鮮やかな彩色のされたティーセットを持って、アダマスの隣に立っている。
「陛下、コバルト大将指揮下の艦隊は魔海を抜けたそうです。
あの海を抜けるのを手助けしたものがいるそうですよ」
優雅な手つきでお茶を注ぎつつ、ゼクスは唇を笑みの形にする。
形の良い口元以外を仮面で隠し、癖の無い金髪を風に揺らせる道化師・・・・・宮中の者たちは、時として見せる育ちのよさに貴族の生き残りだと思っている。
あながち外れてはいない・・・・
「あの妖だと思うか?」
「おそらく・・・・・」

先日現れた赤い男――ステフ――

「何を考えているのか・・・・・・」
「さあ?
ああそれから陛下、僕はちょっと出てきますね」
「例のところか?」
「はい」

――早く陛下を解放してあげます・・・・・陛下の心が擦り切れてしまう前に・・・・・・











「いたずらが過ぎたカナ。
どう思う、皇子サマ?」
クスクスと笑いながら、ステフは傍らに立つ男に話しかける。
男は表情も無く虚ろな眼差しを遠くに向けている。
「――さまのお好きなように・・・・」
呟くような男の声は作り物のようで、感情が感じられなかった。
「ふふ・・・あまり時間は取りたくないからね。
ボクも何時までもこの世界にいるわけにはいかないんだよね、ホントの所はサ」
小高い丘の上、海岸線で繰り広げられている戦闘を、静かに見下ろしながらステフは言う。
「ねえ、会いに行ってみようか?
銀色の綺麗な、君が嫌ってるあの綺麗なボウヤのとこに・・・」
そう言いながらステフは男の顔を覗き込む。
「ねえ・・・・・・・・・・・・・・・ルドウィヒ」
一瞬、男の・・・・ルドウィヒの瞳に憎悪と嫌悪、そして恐怖の色が揺らめくが、それも直ぐに消える。
「・・・・・・・・――さまのお好きなように・・・・・・」
呟くように返されたのは先程のものと同じ答え。
ただ、ほんの微か声が震えていた・・・・・・・・・・・











「獣王様ぁ〜(泣)
もうこの仕事嫌ですよ〜〜〜!!!(大泣)」
何とも情けない悲鳴がゼフィーリアの王城に響いた。



獣王の命令で、グレイワーズ親子の調査をしていたゼロスは、ラダマンティスだけがどうしても調べきれないでいた。
で、一応途中経過としてそこまでのことを、獣王に報告すると引き続きラダマンティスの調査をするように言われてしまった。
結局ゼロスはだくだくと涙を流しつつ、今ゼフィーリアに来ていた。
ゼフィーリアに来る前にマイアの住んでる森に行くと、更に強烈な結界が張られていて、森の奥に行くことすら出来なかった。
それで仕方なく直接本人に会いに来たのだが・・・・・


「嫌ですぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
「まちなさいい!!!!!!!!!!」

「何やってんだあいつら(汗)」
ゼフィーリアの王城内を、ゼロスとマイアの追いかけっこが繰り広げられていた。
何気にマイアが、ゼロスがアストラルサイドから逃げ出せないように、結界を張ったせいでもある。

「大人しく解剖(ばら)されなさい!!」
「そんなの嫌に決まってますううう!!!(滝涙)」

「誰か止めろ、五月蝿くてかなわん!」
「ん〜じゃあわしが止めてくらあ。
なあ、あれがラダが言ようたパシリ魔族?」
「ああ」
「ふーん・・・じゃあ、止めるかの」
そう言うとカノンはあっさり二人の腕をひっ捕まえて、動きを止める。
「お二人さんv
静かにしたほーがえーで、あそこで睨んでる人にまとめて吹き飛ばされるで」
やたらと楽しそうなカノンのセリフに、ふたりはそっとラダマンティスのほうを見れば、額に青筋を浮かべて据わった目でこちらを見るラダマンティスと目が合う。

『・・・・・(滝汗)』

「ようやく静かになったか・・・・このくそ忙しいときに面倒を増やすな(怒)」
限りなく不機嫌な声に、ゼロスとマイアは背中に冷たい汗がつたう。
「まあまあ、わしがこいつら外に出してくるけえ、お前も何時までもそう苛々しなさんな」
苦虫を噛み潰したかのような不機嫌な表情をしたラダマンティスに、カノンは苦笑しつつ二人を引きずって出て行った。



二人を外に引きずり出すと、マイアは直ぐに中に戻っていった。
やりかけの仕事を片付けるのだろう。
「ゼロスつったっけ?
何でこんな時に来るかなあ(苦笑)、急がしそうなん見りゃ解ろうが?」
「はあ、ボクもホントは来たくなかったんですけど(TT)
上司様の命令ですし・・・・はあ・・・」
「お役所仕事は辛いねえってとこか?」
「はははは・・・」
ゼロスは力ない笑みだけを返すと、その場にへたり込んでしまった。
「やれやれ、あのマイア相手にようやるよ・・・・・・そこらのちゃちい魔族ならとっくに滅ばされとるで」
「はあ、そうなんですか(疲)」
とことん力ない返事に、カノンは苦笑する。
「おっ、早々言うの忘れるとこじゃった」
よろよろと立ち上がり、歩きかけたゼロスの背中に向かってカノンは言う。
「下手に手出しするなよ、あの姉弟に。
いらん手出しをすれば・・・・」















―――――――――――おれが滅(ころ)す――――――――――















小さく聞こえた声はどんな刃より鋭く、あまりの冷たさにゼロスは振り返る。
「肝に銘じておきます・・・・・」





――――つきまとうのは血の匂い・・・・・・



<続>


―あとがき―

ギャグなのかシリアスなのか意味不明な展開です。

L:ほんとに意味不明ね。

L様お久しぶりです。

L:暇だったわよおお、あたしの出番は無いのかしら?(鎌を構えつつ)

・・・・・・暫く無いです。
全てのモノの母たるL様が、あまりほこほこ出るとありがたみ無いですよ。

L:・・・・・

まあ、この話・・・・・・予定では半分も来てないですし・・・・

L:また気の長い(汗)

読んでる方も大変ですよ・・・(遠い目)

L:これちゃんと終わる見通しあるの?

さあ、解りません。
途中で打ち切りにしない限りは・・・・・・・・・続くかも・・・・・?

L:何故疑問系?

気にしない方がいいです。
じゃあこの辺で。

L:次も宜しくねvv




















L:って、次は何時よ?

さあ、何時になるんだろう・・・・・・・・・・・・

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13224ゼロスさん・・・なんて無茶を(汗)猫楽者 E-mail 2003/2/2 23:03:38
記事番号13218へのコメント

こんにちは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

続き♪。お待ちしておりました♪

>アイゼリナルは途方にくれていた。
>一応上官でもあるゼルガディスの命令に従って、本国経由でこの国に入ったのだが・・・・・・
>「あの夫婦って本当に人間なのかしら・・・・・(汗)」
>セイルーンの王宮を出ようとしたところで、メティスにつかまり、本国に行くと告げると転送魔法で、一気にゼフィーリアの王城のラダマンティスの執務室に飛ばされ、着地に失敗したのをラダマンティスとクロイセルに盛大に笑われ、ゼルガディスの命令書を見せると、クロイセルが何かの資料を手渡して、ラダマンティスが空間を渡ってここに放り出していったのだ。

メティスさんの転送魔法・・・・・ドラゴ●・クエス●のルー●のようなものでしょうか・・・・。
それとも、ドラゴ●・ボー●の孫悟●の瞬間移動のようなものでしょうか・・・。

あの・・・・着地に失敗・・・って、いったいどんな着地をなさったのですか・・お怪我の具合は・・・大丈夫でしょうか(汗)
ラダマンティスさんの執務室に、イキナリ誰かが現れるの・・・もしかしまして・・・日常的な出来事なのですか・・・。
ラダマンティスさんと、クロイセルさん・・・大笑いしてないで・・・アイゼリナルさんのことを、少しは心配してあげてください(泣)

ラダマンティスさんが空間を渡って・・・送ってくださったのですね(汗)・・・。
あの〜、メティスさん・・・ラダマンティスさん・・・いっ、いえ・・・なんでもありません・・・。
お二人とも・・・部下の方にも親切な方なのですね・・・。

>これだけやられれば、人間かどうか、疑いたくなるものなのかも知れない。
>「・・・取りあえず・・・・落ち着ける場所に行こう・・・」
>これが三日ほど前のことだった。

アイゼリナルさん・・・大変でしたね(汗)
体験なさったことを考えますと・・・途方にくれてしまいますよね(滝汗)
世の中には・・・知らないほうが良いことや、あまり深く考えないほうが良いことも・・・あると思います。
どうか、あまり気になさらない方が・・・良いのではないでしょうか(遠い目)

>「あの妖だと思うか?」
>「おそらく・・・・・」
>
>先日現れた赤い男――ステフ――
>
>「何を考えているのか・・・・・・」

帝国軍に、『力』を貸す・・・ステフさんは、この世界が『戦争』によって混乱することを望んでいるのでしょうか。
それとも、結界内の方々の注意を『戦争』に向けさせておいて、その間に『何か』なさるおつもりなのでしょうか。
陛下も、ステフさんの行動の理由が不明で、不気味な気配を感じておられるのでしょうか。

>「さあ?
>ああそれから陛下、僕はちょっと出てきますね」
>「例のところか?」
>「はい」
>
>――早く陛下を解放してあげます・・・・・陛下の心が擦り切れてしまう前に・・・・・・

例のところ・・・何処なのでしょうか。
陛下もゼクスさんの行く先はご存知のようですね。
ゼクスさん・・・陛下を解放してくださる、と仰っていますが・・・その・・・どんなことをなさるつもりなのでしょうか(汗)

>「ふふ・・・あまり時間は取りたくないからね。
>ボクも何時までもこの世界にいるわけにはいかないんだよね、ホントの所はサ」
>小高い丘の上、海岸線で繰り広げられている戦闘を、静かに見下ろしながらステフは言う。

ステフさん、帝国軍との戦いを見ていたのですね。
目の前で繰り広げられる戦いを、ステフさんはどんな気持ちで見ていたのでしょうか。
ステフさんが、この世界にいられる・・・時間制限のようなものが有るのですか。

>「ねえ、会いに行ってみようか?
>銀色の綺麗な、君が嫌ってるあの綺麗なボウヤのとこに・・・」
>そう言いながらステフは男の顔を覗き込む。
>「ねえ・・・・・・・・・・・・・・・ルドウィヒ」
>一瞬、男の・・・・ルドウィヒの瞳に憎悪と嫌悪、そして恐怖の色が揺らめくが、それも直ぐに消える。
>「・・・・・・・・――さまのお好きなように・・・・・・」
>呟くように返されたのは先程のものと同じ答え。
>ただ、ほんの微か声が震えていた・・・・・・・・・・・

いよいよ・・・ルドウィヒが・・・ゼルガディスさんに対して行動を起こしてしまうのですか(汗)
まさか・・・・・ステフさんも一緒に乱入・・・なんてことには・・・ならないですよね(滝汗)
ゼルガディスさん・・・ただでさえ忙しくて大変なときに・・・どうなってしまうのでしょうか。

>「獣王様ぁ〜(泣)
>もうこの仕事嫌ですよ〜〜〜!!!(大泣)」
>何とも情けない悲鳴がゼフィーリアの王城に響いた。

すいません・・・・ゼロスさんのお姿を想像して・・・笑ってしまいました(お腹・・苦しいです(笑))
ゼロスさん・・・心の底からの・・・・叫び・・・だったのではないでしょうか。

>獣王の命令で、グレイワーズ親子の調査をしていたゼロスは、ラダマンティスだけがどうしても調べきれないでいた。
>で、一応途中経過としてそこまでのことを、獣王に報告すると引き続きラダマンティスの調査をするように言われてしまった。
>結局ゼロスはだくだくと涙を流しつつ、今ゼフィーリアに来ていた。
>ゼフィーリアに来る前にマイアの住んでる森に行くと、更に強烈な結界が張られていて、森の奥に行くことすら出来なかった。
>それで仕方なく直接本人に会いに来たのだが・・・・・

獣王様。有能で大切な部下・・・ゼロスさんが大変な目に遭っていますが・・・よろしいのですか、助けてあげなくて(汗)
ゼロスさん・・・中間管理職は辛いですね。
よりによって・・・・帝国と開戦して・・・忙しくて気が立っているラダマンティスさんとマイアさん、そしてカノンさんの所に来てしまうとは(滝汗)

>「嫌ですぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
>「まちなさいい!!!!!!!!!!」
>
>「何やってんだあいつら(汗)」
>ゼフィーリアの王城内を、ゼロスとマイアの追いかけっこが繰り広げられていた。
>何気にマイアが、ゼロスがアストラルサイドから逃げ出せないように、結界を張ったせいでもある。

マイアさん・・・・本当に貴方様は何者なのですか(汗)
ゼロスさん程の『力』を御持ちの方が・・・ど〜にも出来ないような結界を、あっさりと張るとは(汗だく)

>「大人しく解剖(ばら)されなさい!!」
>「そんなの嫌に決まってますううう!!!(滝涙)」

あああああああああ、ゼロスさんの大ピンチです(汗)
ゼロスさん、頑張って逃げ切ってください。
マイアさん、お願いですから、ゼロスさんを解剖(ばら)そうなんて・・・しないでください(哀願)

>「誰か止めろ、五月蝿くてかなわん!」
>「ん〜じゃあわしが止めてくらあ。
>なあ、あれがラダが言ようたパシリ魔族?」
>「ああ」
>「ふーん・・・じゃあ、止めるかの」
>そう言うとカノンはあっさり二人の腕をひっ捕まえて、動きを止める。

さ・・・流石はカノンさんですね。
ゼロスさんとマイアさんのお二人を、あっさりと捕まえてしまうとは・・・・。
カノンさん・・・・いったい・・・どんなお力をお持ちなのでしょうか(汗)

>「お二人さんv
>静かにしたほーがえーで、あそこで睨んでる人にまとめて吹き飛ばされるで」
>やたらと楽しそうなカノンのセリフに、ふたりはそっとラダマンティスのほうを見れば、額に青筋を浮かべて据わった目でこちらを見るラダマンティスと目が合う。
>
>『・・・・・(滝汗)』
>
>「ようやく静かになったか・・・・このくそ忙しいときに面倒を増やすな(怒)」
>限りなく不機嫌な声に、ゼロスとマイアは背中に冷たい汗がつたう。

こ・・・怖い・・・そんな状態のラダマンティスさんに逆らったりしたら・・・・(冷汗)
本当に何処か遠〜〜い世界へと吹っ飛ばされてしまいそうですね(冷汗ダラダラ)
そんな状態の雰囲気を・・・・カノンさんは楽しんでいる・・・ようなのは気のせいですよね?

>「ゼロスつったっけ?
>何でこんな時に来るかなあ(苦笑)、急がしそうなん見りゃ解ろうが?」
>「はあ、ボクもホントは来たくなかったんですけど(TT)
>上司様の命令ですし・・・・はあ・・・」
>「お役所仕事は辛いねえってとこか?」
>「はははは・・・」
>ゼロスは力ない笑みだけを返すと、その場にへたり込んでしまった。
>「やれやれ、あのマイア相手にようやるよ・・・・・・そこらのちゃちい魔族ならとっくに滅ばされとるで」
>「はあ、そうなんですか(疲)」
>とことん力ない返事に、カノンは苦笑する。

ゼロスさん、ご無事で何よりです。良かったですね。
少なくとも、カノンさんは親切で、ゼロスさんにも優しい方のようです。
やっと、ホッと一息つけますね。
それにしても・・・マイアさん・・・今までにも魔族を解剖(ばら)していたのでしょうか(汗)

>「おっ、早々言うの忘れるとこじゃった」
>よろよろと立ち上がり、歩きかけたゼロスの背中に向かってカノンは言う。
>「下手に手出しするなよ、あの姉弟に。
>いらん手出しをすれば・・・・」
>
>―――――――――――おれが滅(ころ)す――――――――――
>
>小さく聞こえた声はどんな刃より鋭く、あまりの冷たさにゼロスは振り返る。
>「肝に銘じておきます・・・・・」
>
>――――つきまとうのは血の匂い・・・・・・

・・・・・・・(冷汗*10000)・・・・カ・・・・カノン・・・・さん・・・・・。
普段・・・・穏やかな方のほうが・・・・一度怒ってしまうと・・・恐ろしいのですが・・・・。
この世界の魔族の中でも・・・トップクラスの『力』を御持ちのゼロスさんに・・・・。
あっさりと、そんな台詞を言わせるとは・・・・・。
カノンさんが、こう言い切るとは、ラダマンティスさんとマイアさんとの間にいったい何があったのでしょうか。
そして、カノンさん。どんな修羅場を・・・・過去に何があったのでしょうか。

>まあ、この話・・・・・・予定では半分も来てないですし・・・・
>
>L:また気の長い(汗)
>
>読んでる方も大変ですよ・・・(遠い目)

そんなことないのです!
毎回、とても楽しく読ませて頂いております。

>L:これちゃんと終わる見通しあるの?
>
>さあ、解りません。
>途中で打ち切りにしない限りは・・・・・・・・・続くかも・・・・・?
>
>L:何故疑問系?
>
>気にしない方がいいです。

ああああああ、お願いします。
いろいろとお忙しくて大変だとは思いますが・・・・。
どうか、お願いします。
打ち切りには、しないで頂けると・・・嬉しいのですが・・・。

>じゃあこの辺で。
>
>L:次も宜しくねvv
>
>L:って、次は何時よ?
>
>さあ、何時になるんだろう・・・・・・・・・・・・

続きを読ませて頂けるのを、楽しみにお待ちしております。
本当に寒くなって来ましたね。
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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13261すっかりレスが遅くなってしまいました(汗)キツネノテブクロ 2003/2/10 11:02:48
記事番号13224へのコメント


>こんにちは、キツネノテブクロさん。
>お元気ですか、猫楽者です。
>
>続き♪。お待ちしておりました♪

こんにちはです、感想ありがとうございます。

>メティスさんの転送魔法・・・・・ドラゴ●・クエス●のルー●のようなものでしょうか・・・・。
>それとも、ドラゴ●・ボー●の孫悟●の瞬間移動のようなものでしょうか・・・。

限りなく謎・・・・・無理やり空間を繋げる非常識魔法みたいです(まて)

>あの・・・・着地に失敗・・・って、いったいどんな着地をなさったのですか・・お怪我の具合は・・・大丈夫でしょうか(汗)

顔面から着地しました(汗)、アイゼリナルはアメリア並に頑丈な子です。

>ラダマンティスさんの執務室に、イキナリ誰かが現れるの・・・もしかしまして・・・日常的な出来事なのですか・・・。

日常的ではないですが・・・・・まともな神経してないですから・・・・この方たちは;;

>ラダマンティスさんと、クロイセルさん・・・大笑いしてないで・・・アイゼリナルさんのことを、少しは心配してあげてください(泣)

アイゼリナルは頑丈な子なので、心配はしないんだと思われます。

>ラダマンティスさんが空間を渡って・・・送ってくださったのですね(汗)・・・。
>あの〜、メティスさん・・・ラダマンティスさん・・・いっ、いえ・・・なんでもありません・・・。
>お二人とも・・・部下の方にも親切な方なのですね・・・。

親切というか・・・・時間があまり無かったというのもあります。

>アイゼリナルさん・・・大変でしたね(汗)
>体験なさったことを考えますと・・・途方にくれてしまいますよね(滝汗)
>世の中には・・・知らないほうが良いことや、あまり深く考えないほうが良いことも・・・あると思います。
>どうか、あまり気になさらない方が・・・良いのではないでしょうか(遠い目)

世の中、知らない方が幸せだってこともありますしね・・・・・。

>帝国軍に、『力』を貸す・・・ステフさんは、この世界が『戦争』によって混乱することを望んでいるのでしょうか。
>それとも、結界内の方々の注意を『戦争』に向けさせておいて、その間に『何か』なさるおつもりなのでしょうか。
>陛下も、ステフさんの行動の理由が不明で、不気味な気配を感じておられるのでしょうか。

ステフの望んでいることは物凄く単純なんですが、その為に振り回される人々の被害がかなり甚大です。
アダマスはステフの存在そのものが、不気味に感じているかも知れないです。

>例のところ・・・何処なのでしょうか。

それはまだ内緒です。

>陛下もゼクスさんの行く先はご存知のようですね。
>ゼクスさん・・・陛下を解放してくださる、と仰っていますが・・・その・・・どんなことをなさるつもりなのでしょうか(汗)

それも内緒です。
ゼクスはアダマスの望みをかなえる為に、行動してます。

>ステフさん、帝国軍との戦いを見ていたのですね。
>目の前で繰り広げられる戦いを、ステフさんはどんな気持ちで見ていたのでしょうか。
>ステフさんが、この世界にいられる・・・時間制限のようなものが有るのですか。

時間の制限は無いんですが、ステフにも都合というものがあるみたいです。

>いよいよ・・・ルドウィヒが・・・ゼルガディスさんに対して行動を起こしてしまうのですか(汗)
>まさか・・・・・ステフさんも一緒に乱入・・・なんてことには・・・ならないですよね(滝汗)
>ゼルガディスさん・・・ただでさえ忙しくて大変なときに・・・どうなってしまうのでしょうか。

ステフ&ルドウィヒ・・・・・やな組み合わせかも;;;
どんな形で出てくるかは・・・・内緒です。


>すいません・・・・ゼロスさんのお姿を想像して・・・笑ってしまいました(お腹・・苦しいです(笑))
>ゼロスさん・・・心の底からの・・・・叫び・・・だったのではないでしょうか。

めいっぱい心の底からの叫びでしょう(笑)
何故か私が書くゼロスは不幸街道まっしぐらになってます。(^^;

>獣王様。有能で大切な部下・・・ゼロスさんが大変な目に遭っていますが・・・よろしいのですか、助けてあげなくて(汗)
>ゼロスさん・・・中間管理職は辛いですね。
>よりによって・・・・帝国と開戦して・・・忙しくて気が立っているラダマンティスさんとマイアさん、そしてカノンさんの所に来てしまうとは(滝汗)

一番気が立ってるのはラダ氏です。
ゼロス・・・迷わず成仏しよう(激しくまて)

>マイアさん・・・・本当に貴方様は何者なのですか(汗)
>ゼロスさん程の『力』を御持ちの方が・・・ど〜にも出来ないような結界を、あっさりと張るとは(汗だく)

何者なんでしょうね?彼女・・・・(滝汗)
自分で作ったキャラなのに・・・・・・(汗)

>あああああああああ、ゼロスさんの大ピンチです(汗)
>ゼロスさん、頑張って逃げ切ってください。
>マイアさん、お願いですから、ゼロスさんを解剖(ばら)そうなんて・・・しないでください(哀願)

ゼロスがんばって逃げよう、マイア怖いから止めよう(−ー;
何故かマイアがゼロスの天敵になりつつあるような・・・・・・

>さ・・・流石はカノンさんですね。
>ゼロスさんとマイアさんのお二人を、あっさりと捕まえてしまうとは・・・・。
>カノンさん・・・・いったい・・・どんなお力をお持ちなのでしょうか(汗)

細かい設定は出せませんが、カノンとシオンは人類外(?)です。
もしかすると埋もれて消える設定になる可能性も・・・・・多いからそういうことが、私の場合・・・・・・・・

>こ・・・怖い・・・そんな状態のラダマンティスさんに逆らったりしたら・・・・(冷汗)
>本当に何処か遠〜〜い世界へと吹っ飛ばされてしまいそうですね(冷汗ダラダラ)
>そんな状態の雰囲気を・・・・カノンさんは楽しんでいる・・・ようなのは気のせいですよね?

教訓:何があってもラダ氏だけは怒らせてはいけない。

遠い世界ですめば御の字なのかも知れないです。
つおいですから、ラダ氏は・・・・。

>ゼロスさん、ご無事で何よりです。良かったですね。
>少なくとも、カノンさんは親切で、ゼロスさんにも優しい方のようです。
>やっと、ホッと一息つけますね。

カノンはゼロス同様人当たりは悪くないですよ。
ただ、今はラダ氏の周りにうろうろして欲しくない、というのが本音でしょうが。

>それにしても・・・マイアさん・・・今までにも魔族を解剖(ばら)していたのでしょうか(汗)

マイア:えーとレッサーデーモンでしょ、下級の純魔族でしょそれから・・・・・

あるみたいです(滝汗)

>・・・・・・・(冷汗*10000)・・・・カ・・・・カノン・・・・さん・・・・・。
>普段・・・・穏やかな方のほうが・・・・一度怒ってしまうと・・・恐ろしいのですが・・・・。
>この世界の魔族の中でも・・・トップクラスの『力』を御持ちのゼロスさんに・・・・。
>あっさりと、そんな台詞を言わせるとは・・・・・。
>カノンさんが、こう言い切るとは、ラダマンティスさんとマイアさんとの間にいったい何があったのでしょうか。
>そして、カノンさん。どんな修羅場を・・・・過去に何があったのでしょうか。

まあ、人類外ですから・・・・カノンは・・・・

>そんなことないのです!
>毎回、とても楽しく読ませて頂いております。

ありがとうございます。

>ああああああ、お願いします。
>いろいろとお忙しくて大変だとは思いますが・・・・。
>どうか、お願いします。
>打ち切りには、しないで頂けると・・・嬉しいのですが・・・。

ありがとうございます、打ち切りにならないようにがんばります。
だんだん、亀の歩みのごとく遅くなっていますが、お付き合い下さると嬉しいです。

>続きを読ませて頂けるのを、楽しみにお待ちしております。
>本当に寒くなって来ましたね。
>お体にお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。
>
一時に比べると寒さも酷くないですが、それでも寒い日は続いてます。
猫楽者さんもお体にお気をつけくださいませ。
ではこの辺で、失礼します。

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13369――竜の見る夢―― 第三十八章キツネノテブクロ 2003/2/25 10:37:37
記事番号13204へのコメント

――竜の見る夢―― 第三十八章






―――――――――――おれが滅(ころ)す――――――――――















「肝に命じておきます・・・」
「とか言って、実際はラダにサクッと殺されるの先じゃろうけど(笑)」

どべえええええっっ!!

さくっと言われたセリフに、ゼロスは盛大にずっこける。
「おめーもラダマンティスの性格知っとるじゃろ?
普通に考えりゃあいつが大人しゅうしとるわけねえし」
かんらかんらと笑うカノンを、ゼロスは疲れたように見る。
「じゃあ、さっきのセリフは冗談なんですか?」
「うんにゃ、本気v」
「・・・(汗)」
「ホントは気づいとるんじゃろ?
わしやマイアが人間じゃない事は・・・・・」
「何と無くですけど・・・・・・昔、神魔戦争の頃に、似たような感じの方にお会いしたことはあります。
竜族よりも更に上の種族・・・・・」
「それ以上言わん方がええで、まだ終わりたくねえじゃろ?」
「ボクとしては、貴方方と敵対したくはありませんね」
ゼロスとカノン、二人の顔からは笑みが消え、静かな表情を浮かべている。
「ラダマンティスはな・・・」
「何か知ってるんですか!?」






「何者で何処から来たか知ってるが、教えちゃらん(笑)」






「・・・・・・・・・微妙にけちですね(涙)」
思いっきり期待して聞いたのに、あっさりきっぱり断られ、ついつい涙するゼロス。
「ま、諦めて他所行け他所。
もっとも、ラダのことを正確に知ってるのは、メティぐれーじゃろーけど・・・・・彼女に手を出すと洩れなくラダに滅(ころ)されるで(笑)」
先程までの静かな表情を一転させ、これでもかというほどの満面の笑みを浮かべ、さっくりと言う。
「あの〜、ボクのことからかってます?(汗)」
「はっはっは、気のせい気のせい(笑)」

――絶対からかってるううううううう(泣)

等と心で思いながら、角の隅で丸くなっていぢけ(縦線、人魂のオプション付)てしまった。










・・・・・・・・・・・・・・・・ゼフィーリアでこんなアホな展開がなされている頃。










白魔術都市セイルーンシティ。
グラノファイアたちより一日遅れでゼルガディスたちは、王宮を出ようとしていた。
「イモータル公、ライゼールの援軍は間に合ったと思われるかな?」
コニカルコが隣にいるゼルガディスに問いかける。
「足の速い船なら、昨日の内に参戦してるだろう。
問題は相手の戦力がどれほどのもので、どう言った武装をしているのか・・・・・情報があまりに少ない」

――何故こんなに早くこれる?魔海を抜けれるかどうかさえ疑わしかったはずなのに・・・・・

オニキスの中でも諜報活動をメインにしている者達でも、何故こんなに早く侵攻してこれたか解らないと言う。
結界内において、最高の情報収集能力を有するオニキスでも、得ることが出来なかった不確定要素があるということだろう。

――面倒な・・・・単なる戦闘≠セけですめば良いが・・・・










―――何時までもこの世界にかかわってる気は無いんだよ・・・・・

そう言った男の目が、全てのものを突き放し、冷たい観察者の色をしていたのを、ルドウィヒは見た。
「・・・・ならばさっさと立ち去ればいい!!
・・・・・狂気の神・・・・・赤き悪魔・・・・・・不死なる者・・・・・異界より来たりし砂漠の神、セト!!」
ルドウィヒの、血を吐くかのような呟きを聞く者は無い・・・・










――赤い色は・・・・・・・・血?・・・・・・・・それとも・・・・・・・炎?・・・・・・・・・・・・赤い色は・・・・・・・






<続>

―あとがき―

恐ろしくみぢかい上に、お久しぶりです。
こんにちは、謎な生物キツネノテブクロです。

L:本気で久しぶりよね・・・・何時から書いてないんだっけ?

聞かないでください(TT)
自分でもほったらかし過ぎだとは思ってるんです。

L:だったらもっとキリキリ書いて、このあたしを早く出しなさい。

(また無茶言うよこの方は・・・;;)

L:何か言った?

いえ・・・・何も・・・・・

L:ところで。

はい?

L:セトって・・・・・?

出すって言いましたよね、以前。

L:言ってたけど・・・・まさかとっくに出てたとは・・・・

詳しい人ならわかると思うんですが、ステフって言うのはセトの別名みたいなものというか、古代名らしいです。

L:ふーん・・・・

えーと、この辺で;;

L:次もよろしくねvv



















L:せめてツリーが落ちる前に次を書きなさいよ。

りょ・・・了解しました(滝汗)

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13381カノンさん♪最高です。猫楽者 E-mail 2003/2/26 01:08:47
記事番号13369へのコメント

こんばんは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。
続き♪お待ちしておりました♪
N: こんばんは、キツネノテブクロさん。
   お元気ですか、Nです。
   カノンさんの御言葉に凍りつくゼロスさん。
   どうなってしまうのたろう、と思っておりました。
Aさんは、エル様にイトノ●で試し斬りされて、まだダウンしているようです(汗)

>―――――――――――おれが滅(ころ)す――――――――――
>
>「肝に命じておきます・・・」
>「とか言って、実際はラダにサクッと殺されるの先じゃろうけど(笑)」
>
>どべえええええっっ!!

カ・・・カノンさあああああぁぁあぁああぁぁああぁん。
今までの御言葉は本気。それは充分に伝わったのですが(汗)
N: カノンさんのセンス♪良いですわ♪
   ぜひぜひミルガズィア様主催の竜族ギャグ大会に出演して欲しいですわ♪

>さくっと言われたセリフに、ゼロスは盛大にずっこける。
>「おめーもラダマンティスの性格知っとるじゃろ?
>普通に考えりゃあいつが大人しゅうしとるわけねえし」
>かんらかんらと笑うカノンを、ゼロスは疲れたように見る。
>「じゃあ、さっきのセリフは冗談なんですか?」
>「うんにゃ、本気v」

ゼロスさん、本当にラダマンティスさん達に下手に係わらない方が良いような気が(汗)
危ない・・・・いえ・・・その・・・凄い力を持った方々がラダマンティスさんの周りにいらっしゃるので(滝汗)
N: ええ、ゼロスさんでも、滅(ころ)されちゃいますわね(汗)
   ラダマンティスさん、マイアさん、カノンさん、クロイセルさん・・・・皆さん桁違いの実力者ですわ。

>「・・・(汗)」
>「ホントは気づいとるんじゃろ?
>わしやマイアが人間じゃない事は・・・・・」
>「何と無くですけど・・・・・・昔、神魔戦争の頃に、似たような感じの方にお会いしたことはあります。
>竜族よりも更に上の種族・・・・・」
>「それ以上言わん方がええで、まだ終わりたくねえじゃろ?」
>「ボクとしては、貴方方と敵対したくはありませんね」
>ゼロスとカノン、二人の顔からは笑みが消え、静かな表情を浮かべている。

ゼロスさんは、マイアさんとカノンさんのことを何か御存知なのですね。
マイアさんとカノンさんは、同じ種族の方なのですか。
神魔戦争は確か・・・・・5000年ほど前のことたったような。
N: ゼロスさんがお会いしたのは、なんという種族の方なのか。
   とても気になります。

>「ラダマンティスはな・・・」
>「何か知ってるんですか!?」
>
>「何者で何処から来たか知ってるが、教えちゃらん(笑)」
>
>「・・・・・・・・・微妙にけちですね(涙)」
>思いっきり期待して聞いたのに、あっさりきっぱり断られ、ついつい涙するゼロス。

ゼロスさんは、またも不幸ですね〜♪
N: カノンさんは、ラダマンティスさんの過去を御存知なのですね。
   それにしても、カノンさんの絶妙な会話のテンポ、間の空け方と落ちの見事なこと♪
   ギャグのセンス、素晴らしいですわ♪

>「ま、諦めて他所行け他所。
>もっとも、ラダのことを正確に知ってるのは、メティぐれーじゃろーけど・・・・・彼女に手を出すと洩れなくラダに滅(ころ)されるで(笑)」

ゼロスさん。悪いことは言いません。
カノンさんの御忠告に素直に従った方が、良いのでは(汗)
N: メティさんに下手なチョッカイかけたりしたら・・・・・ゼロスさんだけではなく・・・・。
   カタートごと消されてしまいますわ(汗)

>先程までの静かな表情を一転させ、これでもかというほどの満面の笑みを浮かべ、さっくりと言う。
>「あの〜、ボクのことからかってます?(汗)」
>「はっはっは、気のせい気のせい(笑)」
>
>――絶対からかってるううううううう(泣)
>
>等と心で思いながら、角の隅で丸くなっていぢけ(縦線、人魂のオプション付)てしまった。

ゼロスさんは、止め刺されてしまいましたね〜〜♪
N: でも良かったですわ。いきなりカノンさんとゼロスさんが戦ったりしないで。
   ゼロスさんも、少し別の方法で調査した方が良いかも知れませんわね。

>・・・・・・・・・・・・・・・・ゼフィーリアでこんなアホな展開がなされている頃。
>
>白魔術都市セイルーンシティ。
>グラノファイアたちより一日遅れでゼルガディスたちは、王宮を出ようとしていた。
>「イモータル公、ライゼールの援軍は間に合ったと思われるかな?」
>コニカルコが隣にいるゼルガディスに問いかける。
>「足の速い船なら、昨日の内に参戦してるだろう。
>問題は相手の戦力がどれほどのもので、どう言った武装をしているのか・・・・・情報があまりに少ない」

ゼルガディスさん達は、沿岸諸国の戦いへと向かったのですね。
N: まだ、ライゼールの援軍の情報は届いていないのですね。
   その情報と共に、帝国軍の戦力、武装の情報も届きますわね。

>――何故こんなに早くこれる?魔海を抜けれるかどうかさえ疑わしかったはずなのに・・・・・
>
>オニキスの中でも諜報活動をメインにしている者達でも、何故こんなに早く侵攻してこれたか解らないと言う。
>結界内において、最高の情報収集能力を有するオニキスでも、得ることが出来なかった不確定要素があるということだろう。
>
>――面倒な・・・・単なる戦闘≠セけですめば良いが・・・・

ステフさんが協力したことは、まだ誰にもわかっていないのですね。
N: おそらくは、帝国軍でさえも気付いていないのかしら。

>―――何時までもこの世界にかかわってる気は無いんだよ・・・・・
>
>そう言った男の目が、全てのものを突き放し、冷たい観察者の色をしていたのを、ルドウィヒは見た。
>「・・・・ならばさっさと立ち去ればいい!!
>・・・・・狂気の神・・・・・赤き悪魔・・・・・・不死なる者・・・・・異界より来たりし砂漠の神、セト!!」
>ルドウィヒの、血を吐くかのような呟きを聞く者は無い・・・・

ついに『セト』さんのお名前が出ましたね。
N: 『赤い男』、『ステフ』さんが、『セト』さんだったのですね。
   “砂漠の神”、動物の顔を持った暴力の悪神のことでしょうか。

>――赤い色は・・・・・・・・血?・・・・・・・・それとも・・・・・・・炎?・・・・・・・・・・・・赤い色は・・・・・・・

戦場で燃え上がる赤い炎と、紅い血を流して戦い、傷付き死んでいく方のことをイメージしてしまいました。

>L:だったらもっとキリキリ書いて、このあたしを早く出しなさい。
>
>(また無茶言うよこの方は・・・;;)

エル様が、またご登場なさるのでしょうか。

>L:セトって・・・・・?
>
>出すって言いましたよね、以前。
>
>L:言ってたけど・・・・まさかとっくに出てたとは・・・・
>
>詳しい人ならわかると思うんですが、ステフって言うのはセトの別名みたいなものというか、古代名らしいです。

エジプトのセト神のことでしょうか?
ステフ、という古代名のことは知りませんでした。

面白かったです〜。
ゼロスさん、カノンさんに遊ばれてますね。

沿岸諸国の戦い、ゼフィーリアの戦い、そしてルドヴィヒとステフ(セト)さんがどうなって行くのか。
続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにお待ちしております。

寒いですね、先日は雪も降りましたし
風邪も流行っているようですので、お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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13425Re:カノンさん♪最高です。キツネノテブクロ 2003/2/28 15:17:34
記事番号13381へのコメント


>こんばんは、キツネノテブクロさん。
>お元気ですか、猫楽者です。
>続き♪お待ちしておりました♪
>N: こんばんは、キツネノテブクロさん。
>   お元気ですか、Nです。
>   カノンさんの御言葉に凍りつくゼロスさん。
>   どうなってしまうのたろう、と思っておりました。
>Aさんは、エル様にイトノ●で試し斬りされて、まだダウンしているようです(汗)

こんにちはキツネノテブクロです。
感想ありがとうございます、Aさんは大丈夫でしょうか?(汗)

>カ・・・カノンさあああああぁぁあぁああぁぁああぁん。
>今までの御言葉は本気。それは充分に伝わったのですが(汗)
>N: カノンさんのセンス♪良いですわ♪
>   ぜひぜひミルガズィア様主催の竜族ギャグ大会に出演して欲しいですわ♪

カノンは基本的にシリアスにはなりません。
シリアスになりかけると、落としちゃいますから(^^;
ただ、竜族のギャグ大会に出すのはどうかと思うのですが(汗)


>ゼロスさん、本当にラダマンティスさん達に下手に係わらない方が良いような気が(汗)
>危ない・・・・いえ・・・その・・・凄い力を持った方々がラダマンティスさんの周りにいらっしゃるので(滝汗)
>N: ええ、ゼロスさんでも、滅(ころ)されちゃいますわね(汗)
>   ラダマンティスさん、マイアさん、カノンさん、クロイセルさん・・・・皆さん桁違いの実力者ですわ。

名前があがってる方達、純粋な人間が一人も居ない・・・・ラダ氏は他所の世界の人間だし・・・・・
この面子に喧嘩を売る方が居ないことを、祈りましょうか(^^;

>ゼロスさんは、マイアさんとカノンさんのことを何か御存知なのですね。
>マイアさんとカノンさんは、同じ種族の方なのですか。
>神魔戦争は確か・・・・・5000年ほど前のことたったような。
>N: ゼロスさんがお会いしたのは、なんという種族の方なのか。
>   とても気になります。

多分そのうちでるかもしれないです、マイアやカノンたちの種族の設定は・・・・とにかく普通な方が居ませんねえ・・・・

>ゼロスさんは、またも不幸ですね〜♪

不幸です♪

>N: カノンさんは、ラダマンティスさんの過去を御存知なのですね。
>   それにしても、カノンさんの絶妙な会話のテンポ、間の空け方と落ちの見事なこと♪
>   ギャグのセンス、素晴らしいですわ♪

何気にカノンの性格は、私の性格と似てるというか、まんまですたぶん
しかもカノンの喋り方は、まんま私の喋り方と同じです。(ってことは、私は竜族のギャグセンスがわかってしまうんだろうか;;)

>ゼロスさん。悪いことは言いません。
>カノンさんの御忠告に素直に従った方が、良いのでは(汗)
>N: メティさんに下手なチョッカイかけたりしたら・・・・・ゼロスさんだけではなく・・・・。
>   カタートごと消されてしまいますわ(汗)

カタートだけですめばいいですけど・・・・・(汗)
魔族の拠点全部つぶしても、まだ暴れそうな気が・・・・・・・

>ゼロスさんは、止め刺されてしまいましたね〜〜♪
>N: でも良かったですわ。いきなりカノンさんとゼロスさんが戦ったりしないで。
>   ゼロスさんも、少し別の方法で調査した方が良いかも知れませんわね。

ゼロス、グレイワーズ一家にもう手を出さん方がいいんじゃなかろうか。
そんな気がします。

>ゼルガディスさん達は、沿岸諸国の戦いへと向かったのですね。
>N: まだ、ライゼールの援軍の情報は届いていないのですね。
>   その情報と共に、帝国軍の戦力、武装の情報も届きますわね。

沿岸諸国の戦いにようやく向かおうとしています、情報が無くてあせっているかもしれませんが・・・・それに、ゼルガディスは自国のことも、気にしていたりはするでしょう。

>ステフさんが協力したことは、まだ誰にもわかっていないのですね。
>N: おそらくは、帝国軍でさえも気付いていないのかしら。

帝国側は誰かがかかわっていることは、わかっているでしょうが、それがステフだと気づいているのは、おそらくアダマスとゼクスだけでしょう。

>ついに『セト』さんのお名前が出ましたね。
>N: 『赤い男』、『ステフ』さんが、『セト』さんだったのですね。
>   “砂漠の神”、動物の顔を持った暴力の悪神のことでしょうか。

多分そのセトです。

>戦場で燃え上がる赤い炎と、紅い血を流して戦い、傷付き死んでいく方のことをイメージしてしまいました。

実際、表現はしてませんが既に何人も死んでいます。
一部、戦争を書いてますから・・・・この話・・・・・

>エル様が、またご登場なさるのでしょうか。

予定では・・・

>エジプトのセト神のことでしょうか?
>ステフ、という古代名のことは知りませんでした。

エジプト神話のセト神です。
結構サイトとか、本とかで調べたんですが、色々と説があるみたいです。
この話に使えそうな設定だけを使ってます。

>面白かったです〜。
>ゼロスさん、カノンさんに遊ばれてますね。

気のせいか、ゼロス登場するたびに、誰かに遊ばれてます。

>沿岸諸国の戦い、ゼフィーリアの戦い、そしてルドヴィヒとステフ(セト)さんがどうなって行くのか。
>続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにお待ちしております。

戦争どうなっていくか・・・・そしてどうやって終結させるか・・・・頭の痛い問題ですが、何とかがんばって書きますので、気長にお付き合いくださるとうれしいです。

>寒いですね、先日は雪も降りましたし
>風邪も流行っているようですので、お体にお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。
>
寒い寒いといっていても、近所の梅が花を咲かせ始めてます。
季節の変わり目ですので、風邪にお気をつけくださいませ。
ではこの辺で、失礼します。

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13424――竜の見る夢―― 第三十九章キツネノテブクロ 2003/2/28 14:43:20
記事番号13204へのコメント

――竜の見る夢―― 第三十九章






「申し訳ないが、コニカルコ卿。
先に行っていてもらえるか」
王宮の正門で馬車に乗りかけたところで、ゼルガディスはそう言うと、身を翻して中へと戻っていく。
それとほぼ同じタイミングでガウリイも走り出し、リナも二人を追うように走り出していた。
「コニカルコ卿、私とイモータル公は後から追います。
先に行って準備をしていてください!」
アメリアもそう言うと三人を追って走り出す。
「・・・・」
その場に取り残されたコニカルコは、一つため息をつくと馬車に乗り込んだ。










一気に駆け抜けた四人は、王宮の裏手、関係者以外使わないであろう、通用門の近くに来ていた。
「確かにこっちから感じたんだけどな」
柄に手をかけ、ガウリイが呟くのを、同じように柄に手をやり臨戦態勢をとったゼルガディスが頷く。
「ああ、明らかに俺達を誘っているような殺気を向けてきていた」

『まるで獣の勘だね』

不意に聞こえた声のほうを向けば、赤い髪に赤い瞳の人形めいた男と、見知った顔の男が立っている。
「!!?」
「ルドウィヒ!?」

『おやおや、皇子様を呼び捨てにしちゃ駄目だヨ。
君達なんかより、生まれは良いんだから・・・・・あ、そっちにはお姫様がいるんだっけ?』

クスクスと笑いながら、赤い男は喋る。
その後ろに表情も無く静かにルドウィヒが立っている、が目のいいガウリイには、ルドウィヒがほんの微かだが震えていることに気づいていたが、気にはしていなかった。

『ああボクの名前、一応言っておくネ。
ステフって言うんだ、ヨロシクと言えばいいのカナ』

「おい、お前人間じゃないだろ」
ガウリイが警戒心むき出しで問いかける。

『聞いてどうするの?
君達にとっては、どうでもいい事だロ?』

ステフはきょとんとした表情で、言葉を返す。

「フレア・アロー!!」

何時の間に唱えていたのか、リナがステフ目掛けて呪文を放つ。
向かい来る炎の矢を、ステフは慌てるでもなく、片手をすっと振るだけの動作で、消してしまう。

『野蛮だなあ・・・・いきなり攻撃するなんテ。
ああ、君らは獣だからいきなり攻撃なんてするんだネ」

「誰が獣じゃあ!!!!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)
黙って聞いてればふざけた事言ってんじゃないわよ!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)」
ステフの獣#ュ言にキレるリナ。
まあ、当然であろう反応といえる。

――いらん事を・・・・

等と他三名が同時に思ったかどうか定かではないが、少なくとも思わなかったものは居ないだろう。
「リナ、取り合えず落ち着け。
暴れるのはこいつらが何の目的でここに来たのか、聞いてからでも構わないだろう」
ゼルガディスが取り合えず落ち着くように言っているが、留める気はさらさら無いような発言に、アメリアは苦笑する。

『うーん、ボクはただ君達を見に来ただけなんだヨネ。
君達・・・・と言うより、そこの銀色の綺麗なボウヤに用があるのは、皇子様の方だヨ』

「銀色の綺麗なボウヤ?・・・・・・って、もしかしてゼルガディスさんのことですか??!」
ステフの言葉に一瞬考えた後、アメリアは素っ頓狂な声を上げる。
「おい(怒)、俺の何処がボウヤだ(怒)(怒)」
額に青筋を浮かべ、不機嫌さに顔をしかめるゼルガディスが、低く唸る様に呟く。
さらに、周りの温度が一気に下がったような感じさえする。
そのゼルガディスの様子に、怯えたアメリアがガウリイの後ろに避難してたりする。(リナもちゃっかりガウリイの後ろに避難している)
「(リナ、アメリア、二人とも俺を盾にしてないか?(汗))」
「(気のせいよ!)」
ガウリイとリナがこそこそと話していると、アメリアがついついと二人の袖を引っ張る。
「(なによ?)」
小声でアメリアに問えば、くいくいと人差し指をルドウィヒのほうに向ける。
「?」
訝しげにその方に視線を向ける。
「・・・(滝汗)」

――見たくない!!とか言う以前に係わり合いになりたくない!!!(泣)

ルドウィヒに目をやったまま、固まっている三人に気づいたゼルガディスが、不思議に思って視線を移すと・・・・・










「・・・・・貴様・・・・・人間か?」










ゼルガディスの声は掠れていた。
それほど目の前に居る人物が、自分の知る人物とは思えなかった。

・・・人間さ・・・・元・・・が付くけどな・・・・・・・・・・・

唇は動いているが、何故か声が直接頭に響いてくる。
「何があった?」

・・・ふっ・・・・・お前のせいだよ・・・・・イモータル・・・・・・










「俺のせいだと?」









――運命(さだめ)を動かす歯車は狂う・・・・それとも最初から歯車など無かったのだろうか・・・・・





<続>

―あとがき―

ステフ、リナたちと遭遇す。
以上あとがき終わり。



















L:で、何処に逃げようとしてるのかしら?(ピコピコハンマー片手ににっこり微笑む)

あう・・・・そのピコハンが無性に怖く見えるのは何故だろう・・・(とか言いつつ、逃亡)

L:ちっ、逃げられた。
まあ、あれはほっといて、次もヨロシクね。

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13427いったい・・・どんな姿に(汗)猫楽者 E-mail 2003/2/28 21:13:29
記事番号13424へのコメント

こんばんは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

続きを、お待ちしておりました〜♪

A: こんばんは、キツネノテブクロさん。
   お元気ですか、Aです。
   続きを楽しみにお待ちしておりました。
N: こんばんは、キツネノテブクロさん。
   もう3月になるのですね、Nです。
   いよいよ、あの人(?)たちが、動きましたね。
A: キツネノテブクロさん。ご心配をお掛けいたしました。
   どうにか、動けるようになりました。

>一気に駆け抜けた四人は、王宮の裏手、関係者以外使わないであろう、通用門の近くに来ていた。
>「確かにこっちから感じたんだけどな」
>柄に手をかけ、ガウリイが呟くのを、同じように柄に手をやり臨戦態勢をとったゼルガディスが頷く。
>「ああ、明らかに俺達を誘っているような殺気を向けてきていた」
>
>『まるで獣の勘だね』
>
>不意に聞こえた声のほうを向けば、赤い髪に赤い瞳の人形めいた男と、見知った顔の男が立っている。
>「!!?」
>「ルドウィヒ!?」

このお二人は王宮の中に、乗り込んで来ましたか。
コニカルコさんは、誰が放った殺気か気付いて、ため息をついたのでしょうか。
A: コニカルコさんも辛い立場ですね。
N: 国の上層部から、どんな指示を受けているかは、わかりませんが
   ルドウィヒの下では、苦労が耐えないでしょうからね。

>『ああボクの名前、一応言っておくネ。
>ステフって言うんだ、ヨロシクと言えばいいのカナ』
>
>「おい、お前人間じゃないだろ」
>ガウリイが警戒心むき出しで問いかける。
>
>『聞いてどうするの?
>君達にとっては、どうでもいい事だロ?』
>
>ステフはきょとんとした表情で、言葉を返す。

流石ガウリイさんです。
一目でステフさんが“人間”じゃないことを、見抜きましたね。
A: ステフさんは、ご自分が“人間”じゃないと見抜かれても落ち着いていますね。
N: ルドウィヒ、震えていましたようですけど、復讐をすることが出来るから
   喜びで震えているのかしら・・・・。

>「フレア・アロー!!」
>
>何時の間に唱えていたのか、リナがステフ目掛けて呪文を放つ。
>向かい来る炎の矢を、ステフは慌てるでもなく、片手をすっと振るだけの動作で、消してしまう。
>
>『野蛮だなあ・・・・いきなり攻撃するなんテ。
>ああ、君らは獣だからいきなり攻撃なんてするんだネ」
>
>「誰が獣じゃあ!!!!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)
>黙って聞いてればふざけた事言ってんじゃないわよ!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)」
>ステフの獣#ュ言にキレるリナ。
>まあ、当然であろう反応といえる。

ステフさん・・・・・お強いですね。
フレア・アローを、あっという間に消し去ってしまいましたか。
A: ステフさん、あまりリナさんを挑発しない方が・・・・・良いと思いますよ(汗)
N: 君らは獣・・・・・って、ステフさんの『神』の視点から、見下しているのかしら。

>――いらん事を・・・・
>
>等と他三名が同時に思ったかどうか定かではないが、少なくとも思わなかったものは居ないだろう。
>「リナ、取り合えず落ち着け。
>暴れるのはこいつらが何の目的でここに来たのか、聞いてからでも構わないだろう」
>ゼルガディスが取り合えず落ち着くように言っているが、留める気はさらさら無いような発言に、アメリアは苦笑する。

怒ったリナさんを、無理やり止める(汗)
A: そんな命知らず・・・・・い、いえ・・・危ない・・・・・じゃなくて(滝汗)
   リナさんの行動を邪魔しない方が、良いでしょうね。
N: ゼルガディスさんとアメリアさんは、流石にリナさんの性格を把握していますのですね。
   ガウリイさんは、既に臨戦状態なのでしょうか。

>『うーん、ボクはただ君達を見に来ただけなんだヨネ。
>君達・・・・と言うより、そこの銀色の綺麗なボウヤに用があるのは、皇子様の方だヨ』
>
>「銀色の綺麗なボウヤ?・・・・・・って、もしかしてゼルガディスさんのことですか??!」
>ステフの言葉に一瞬考えた後、アメリアは素っ頓狂な声を上げる。
>「おい(怒)、俺の何処がボウヤだ(怒)(怒)」
>額に青筋を浮かべ、不機嫌さに顔をしかめるゼルガディスが、低く唸る様に呟く。
>さらに、周りの温度が一気に下がったような感じさえする。
>そのゼルガディスの様子に、怯えたアメリアがガウリイの後ろに避難してたりする。(リナもちゃっかりガウリイの後ろに避難している)
>「(リナ、アメリア、二人とも俺を盾にしてないか?(汗))」
>「(気のせいよ!)」

ステフさんは、人を挑発するのが・・・・お上手なのですね(汗)
A: ゼルガディスさんも・・・・・怒ると・・・怖いですね(汗)
N: ガウリイさん、殿方の貴方は、頑張ってリナさんとアメリアさんを守る盾となってくださいな(笑)

>ガウリイとリナがこそこそと話していると、アメリアがついついと二人の袖を引っ張る。
>「(なによ?)」
>小声でアメリアに問えば、くいくいと人差し指をルドウィヒのほうに向ける。
>「?」
>訝しげにその方に視線を向ける。
>「・・・(滝汗)」
>
>――見たくない!!とか言う以前に係わり合いになりたくない!!!(泣)

・・・・・・(滝汗)・・・・・・ル・・・ルドウィヒ・・・・・いったい・・・どんな姿に・・・・(汗だく)
A: 遊星からの物体●に出で来た・・・・・・・融合獣・・・とか(汗汗)
N: A。それ古すぎ。
   今まで数々の凄い経験をしてきた・・・・リナさんたちが・・・・そう思うとは(冷汗)

>ルドウィヒに目をやったまま、固まっている三人に気づいたゼルガディスが、不思議に思って視線を移すと・・・・・
>
>「・・・・・貴様・・・・・人間か?」
>
>ゼルガディスの声は掠れていた。
>それほど目の前に居る人物が、自分の知る人物とは思えなかった。
>
>・・・人間さ・・・・元・・・が付くけどな・・・・・・・・・・・
>
>唇は動いているが、何故か声が直接頭に響いてくる。
>「何があった?」
>
>・・・ふっ・・・・・お前のせいだよ・・・・・イモータル・・・・・・
>
>「俺のせいだと?」

ゼルガディスさん、流石です。
冷静に会話をするとは、流石は“冷酷な魔剣士”さんです。
A: いや・・・・猫楽者・・・・それは誉め言葉なのかな?
N: それにしても、ルドウィヒ。
   “人間”であることを止めてまで、ゼルガディスさんに復讐したかったんですか(溜息)
A: ゼルガディスさんも、ショックでしょうね。
   逆恨みとはいえ、まさか、ここまで・・・・・。

>――運命(さだめ)を動かす歯車は狂う・・・・それとも最初から歯車など無かったのだろうか・・・・・

リナさんたちなら、歯車ごと叩き壊してしまいそうですね(汗)

>ステフ、リナたちと遭遇す。
>以上あとがき終わり。
>
>L:で、何処に逃げようとしてるのかしら?(ピコピコハンマー片手ににっこり微笑む)
>
>あう・・・・そのピコハンが無性に怖く見えるのは何故だろう・・・(とか言いつつ、逃亡)

ぴこぴこはんまぁ・・・・片手に・・・・微笑む・・・・・・エルさま・・・・・(汗)
こ・・・・怖・・・・・あわわわわ。。。
いえ、その・・・・ど・・・どんな物を持っても・・・・よくお似合いになるのでしょね・・・・。

>L:ちっ、逃げられた。
>まあ、あれはほっといて、次もヨロシクね。

あの・・・・エル様・・・・どうかお手柔らかに(汗)

ついに、姿を現したルドゥイヒ。
ゼルガディスさんと、どんな戦いをするのでしょうか。

ステフさんは、参戦なさらないで皆さんが戦う姿を観戦なさるのですか。

続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにお待ちしております。
もう明日から3月なのですね。
少しずつ暖かくなっていっているのでしょうか。
風邪は、まだ流行っているようですので、お体にお気を付けて、お元気で。

3月1日(土)〜3月2日(日)まで、静岡に出掛けることになりました。
その間は、残念ながら感想の書き込みをさせて頂くことが出来ません。
では、失礼します。

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13487激しくレスが遅くなりました。m(_ _)mキツネノテブクロ 2003/3/8 15:55:05
記事番号13427へのコメント

こんにちは、キツネノテブクロです。
激しくレス返しが遅くなってしまいました。

>こんばんは、キツネノテブクロさん。
>お元気ですか、猫楽者です。
>
>続きを、お待ちしておりました〜♪
>
>A: こんばんは、キツネノテブクロさん。
>   お元気ですか、Aです。
>   続きを楽しみにお待ちしておりました。
>N: こんばんは、キツネノテブクロさん。
>   もう3月になるのですね、Nです。
>   いよいよ、あの人(?)たちが、動きましたね。
>A: キツネノテブクロさん。ご心配をお掛けいたしました。
>   どうにか、動けるようになりました。
Aさんどうにか復活されたようでよかったです。

>このお二人は王宮の中に、乗り込んで来ましたか。
>コニカルコさんは、誰が放った殺気か気付いて、ため息をついたのでしょうか。
>A: コニカルコさんも辛い立場ですね。
>N: 国の上層部から、どんな指示を受けているかは、わかりませんが
>   ルドウィヒの下では、苦労が耐えないでしょうからね。

乗り込んできたというか、覗きにきてついでだからちょっかいかけてみようと思ったのでしょう。
コニカルコも殺気には気付いているでしょうが、誰のものかは解らないでしょう。

>流石ガウリイさんです。
>一目でステフさんが“人間”じゃないことを、見抜きましたね。
>A: ステフさんは、ご自分が“人間”じゃないと見抜かれても落ち着いていますね。
>N: ルドウィヒ、震えていましたようですけど、復讐をすることが出来るから
>   喜びで震えているのかしら・・・・。

ガウリイどんどん人間離れしていきそうです(^^;
ステフは別に自分が何者かばれたとしても、大して気にしないでしょう。
ルドウィヒが震えている理由は次の章ででてきます。

>ステフさん・・・・・お強いですね。
>フレア・アローを、あっという間に消し去ってしまいましたか。
>A: ステフさん、あまりリナさんを挑発しない方が・・・・・良いと思いますよ(汗)

同感です(汗)
リナを怒らせると被害が・・・・・

>N: 君らは獣・・・・・って、ステフさんの『神』の視点から、見下しているのかしら。

ステフの価値観もいずれでてくると思うのですが、ステフはこの世に生きる全てのもの、神も含めてですが『獣』だと思ってます。

>怒ったリナさんを、無理やり止める(汗)
>A: そんな命知らず・・・・・い、いえ・・・危ない・・・・・じゃなくて(滝汗)
>   リナさんの行動を邪魔しない方が、良いでしょうね。
>N: ゼルガディスさんとアメリアさんは、流石にリナさんの性格を把握していますのですね。
>   ガウリイさんは、既に臨戦状態なのでしょうか。

伊達にリナたちと共に旅をしてただけはありますね、止めても無駄って事をよく知ってるのでしょう。
ガウリイは臨戦態勢のままです。多分。

>ステフさんは、人を挑発するのが・・・・お上手なのですね(汗)

挑発してる自覚は全く無いのですよ、ステフは・・・困ったことに(−ー;

>A: ゼルガディスさんも・・・・・怒ると・・・怖いですね(汗)
>N: ガウリイさん、殿方の貴方は、頑張ってリナさんとアメリアさんを守る盾となってくださいな(笑)

がんばれ、ガウリイ!(無責任(まて))

>・・・・・・(滝汗)・・・・・・ル・・・ルドウィヒ・・・・・いったい・・・どんな姿に・・・・(汗だく)
>A: 遊星からの物体●に出で来た・・・・・・・融合獣・・・とか(汗汗)
>N: A。それ古すぎ。
>   今まで数々の凄い経験をしてきた・・・・リナさんたちが・・・・そう思うとは(冷汗)

どんな姿か・・・・一応見た目は人間のままですよ・・・・私なら半径数キロは離れるかも・・・・生理的に受け付けないものだと言っておきます。

>ゼルガディスさん、流石です。
>冷静に会話をするとは、流石は“冷酷な魔剣士”さんです。
>A: いや・・・・猫楽者・・・・それは誉め言葉なのかな?
>N: それにしても、ルドウィヒ。
>   “人間”であることを止めてまで、ゼルガディスさんに復讐したかったんですか(溜息)
>A: ゼルガディスさんも、ショックでしょうね。
>   逆恨みとはいえ、まさか、ここまで・・・・・。

ゼルも災難です。
こんなイッちゃってるやつに怨まれて・・・・・・・

>リナさんたちなら、歯車ごと叩き壊してしまいそうですね(汗)

跡形も無く破壊しそうですね。(汗)

>ぴこぴこはんまぁ・・・・片手に・・・・微笑む・・・・・・エルさま・・・・・(汗)
>こ・・・・怖・・・・・あわわわわ。。。
>いえ、その・・・・ど・・・どんな物を持っても・・・・よくお似合いになるのでしょね・・・・。

L:当然でしょ。

まあ、L様だから・・・・

>あの・・・・エル様・・・・どうかお手柔らかに(汗)
>
>ついに、姿を現したルドゥイヒ。
>ゼルガディスさんと、どんな戦いをするのでしょうか。
>
>ステフさんは、参戦なさらないで皆さんが戦う姿を観戦なさるのですか。
>
>続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにお待ちしております。
>もう明日から3月なのですね。
>少しずつ暖かくなっていっているのでしょうか。
>風邪は、まだ流行っているようですので、お体にお気を付けて、お元気で。
>
>3月1日(土)〜3月2日(日)まで、静岡に出掛けることになりました。
>その間は、残念ながら感想の書き込みをさせて頂くことが出来ません。
>では、失礼します。
>
感想ありがとうございました。
一発キャラの予定だったルドウィヒに手を加えていったら、どんどん危ない奴になっていって暴走しております。
だいぶ寒さが薄らいだと言っても、まだ寒いもあります。
季節の変わり目ですので、猫楽者さんも風邪などにお気をつけくださいませ。
ではこの辺で、失礼します。

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13486――竜の見る夢―― 第四十章キツネノテブクロ 2003/3/8 15:27:44
記事番号13204へのコメント

――竜の見る夢―― 第四十章






目の前にいる男は、普通の人の姿の筈なのに、何故か激しい違和感に襲われる。
リナとアメリアは込み上げてくる吐き気に、顔を顰めている。

――・・・・イモータルの仲間か・・・・

目の前の男――ルドウィヒは唇の端を上げ、表情の無い瞳で女達の様子を眺めている。
ルドウィヒの漂白されたような白い皮膚の下を、黒い何かが這い回っているのが、遠目にも解る・・・・・・・・・更に時折眼球の中を黒い虫らしきものが通り過ぎている・・・・。
そして、足下の影にも蠢く何かが居る・・・・・
魔族が放つ瘴気とも明らかに違う異質な空気に、ガウリイも生理的嫌悪が拭えず、じっとりと汗が浮かぶ。

「・・・・なあ、ゼルガディス・・・・」
ガウリイは傍らに立つゼルガディスに、視線だけ向けて声をかける。
が、ゼルガディスはガウリイを一瞥しただけで答えない。

・・・お友達を無視するなよ・・・・イモータル・・・・

声にならない言葉を紡ぎつつ、ルドウィヒはすっと目を細める。










「あの〜皆さん、お久しぶりです」









かなーり間の抜けたタイミングで声をかけてきたのは・・・・・通りすがりの粗大ごみ(違)。

「とりゅああああああ!!!!!!!」

と気合の入ったリナの叫びと共に、「ぎゅるううっ!!!」と言う音が響く。

「おおーっと、きまったああああああ!!!!!!
見事なとび蹴りぃぃ!!
人畜無害な笑みで、世のお姉さま方を虜にしたゼロスの唯一の弱点か!?
一部では生ゴミだのゴキブリだの言われている、魔族一の人気者だが、その実態は悲しき中間管理職、パシリがすっかり板についてしまった獣神官!!!
方や、攻撃呪文はお手の物の魔法オタクのリナ=インバース!艶やかな栗色の髪をなびかせ、悪鬼のごとき表情はまさに歩く破壊神!!!
自称・美少女天才魔道士と言っているが、これではまるで野獣のようだああああ!!!!
おおぉぉぉっとゼロス!更にタコ殴りにされているうううう!!!!」
何処から出したのか、机とスタンドマイクを用意し、マイクに向かって叫ぶ少年。

「・・・・誰だ貴様?(汗)」

ゼロスと一緒に現れた少年に、取り合えずゼルガディスがつっこむ。
「申し遅れました、わたくし魔族一の実況アナを目指す、覇王将軍ノーストと申します。
目指せ!古●!●澤アナ!!」
とか言いながら、ピッと名刺を差し出し、そのままあらぬ方に方を指差している。
「魔族の方ですか(呆&汗)」
その名刺を受け取りながら、アメリアは呟く。
「・・・・魔族、しかもかなりの高位魔族がなんで実況アナなんか目指してるんだ;;」
先程までのどろりとした空気が一気に消え、何とも間の抜けた空気に変わる。










『えーと、取り合えずボクらはどうしようか?皇子様(汗)』

なんとも困った顔で、ルドウィヒのほうを向くステフに、ルドウィヒもどうしていいか解らず、固まってしまっている。

――間の悪い奴らだ(ーー;)

二人の様子を一瞥し、ゼルガディスはつい同情してしまう。
自分に恨みがあるらしいが、せめてこいつらが居ないときなら、シリアスな展開になるものをと思いながら・・・・

「おい、イモータルの小倅!
今日はいったん退くが、次こそは恨みを晴らさせてもらう!!!(泣)」

虫が這いずり回っていた肌は何時の間にか普通の肌に戻り、何時の間にか普通の人間状態に戻ったルドウィヒが叫ぶ。
「恨み云々はいまいち理解できんが・・・・何故貴様なみだ目になっとるんだ?」
「貴様に関係ないだろ!!(虫がざわざわ動きまくって気持ち悪いし、目は痛いし・・・この辛さが解ってたまるかあ!!)」
「ふむ、確かに関係ないな。
虫がざわざわ動き回って、嫌悪感で体が震えていたとか、目の中を虫が歩いたせいでちくちくして痛いから涙が出た、とかじゃないだろうからな」

「(ぎくううっ!!)そそそそそそんななななワケけけ(滝汗)(何で解るんだよお(焦))」

「だよな、俺の気のせいか」
言って、ゼルガディスは意地の悪い笑みを浮かべる。
その様子を、ガウリイとアメリアは、ノーストが淹れたお茶を飲みつつ眺めている。
何処からこのティーセットを出したのかと、ボーっと思いながらアメリアは天気のよい空を見上げていた。










――そう簡単にシリアスさせちゃ貰えないのが、この世界なのさ・・・・・・




<続>


―あとがき―

短い・・・・それに冒頭はシリアスだったのに・・・・

ノースト:あのさ、何でボク実況アナなんか目指してるの?

そりゃ、貴方。
覇王様の部下だからですよ。

ノースト:それだけ?

それだけですよ。
他に何かあると思った?

ノースト:他の方が書かれてるような、病的な美形さんがよかったかなって思ったりもするんだよね、ボクとしては。

却下。
歩く狂気製造機みたいなステフが居るのに、トチ狂いキャラ増やしてどうすんのさ(呆)

ノースト:ちぇーつまんないの・・・・

じゃ、この辺で。

ノースト:次もヨロシクです。

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13497予想外の事態ですね。猫楽者 E-mail 2003/3/8 23:05:57
記事番号13486へのコメント

こんばんは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

続きですね♪、お待ちしておりました〜♪

A: こんばんは、キツネノテブクロさん。
   お元気ですか、Aです。
   ルドウィヒとの戦いが始まるのですね。
   続きを楽しみにお待ちしておりました。
N: こんばんは、キツネノテブクロさん。
   ステフさんの動向も気になりますわ、Nです。
   セイルーンの王宮で死闘が始まってしまうのでしょうか。

>目の前にいる男は、普通の人の姿の筈なのに、何故か激しい違和感に襲われる。
>リナとアメリアは込み上げてくる吐き気に、顔を顰めている。
>
>――・・・・イモータルの仲間か・・・・
>
>目の前の男――ルドウィヒは唇の端を上げ、表情の無い瞳で女達の様子を眺めている。
>ルドウィヒの漂白されたような白い皮膚の下を、黒い何かが這い回っているのが、遠目にも解る・・・・・・・・・更に時折眼球の中を黒い虫らしきものが通り過ぎている・・・・。
>そして、足下の影にも蠢く何かが居る・・・・・
>魔族が放つ瘴気とも明らかに違う異質な空気に、ガウリイも生理的嫌悪が拭えず、じっとりと汗が浮かぶ。

あうあうあう・・・・・(汗)
虫。蟲。むし・・・・・・・・・ムシ・・・・・ですか・・・・・・(滝汗)
A: 体じゅうを・・・・・・・這い回っている・・・・・って(脂汗)
N: 目!目の中も・・・・・・いっ・・・・嫌ああああああぁぁぁぁあああぁぁあぁぁ・・・・(泣)
インディジョーン●の2作目の虫だらけの地下室でのシーンと
ハムナプト●の人食いの虫のシーンを思い出しました(滝汗&泣)

>「・・・・なあ、ゼルガディス・・・・」
>ガウリイは傍らに立つゼルガディスに、視線だけ向けて声をかける。
>が、ゼルガディスはガウリイを一瞥しただけで答えない。
>
>・・・お友達を無視するなよ・・・・イモータル・・・・
>
>声にならない言葉を紡ぎつつ、ルドウィヒはすっと目を細める。

こ・・・・こんな状態になっても・・・・平気なんですね。
ルドウィヒ・・・・・どうして・・・・こんな姿に・・・・。
A: ステフさんは、なぜ、こんな姿にしたのでしょうか。
N: 体中の虫が、出て来て・・・・・・襲い掛かって来る。
   なんて・・・・・ことは・・・・ない・・・と、願いますわ(遠い目)

>「あの〜皆さん、お久しぶりです」
>
>かなーり間の抜けたタイミングで声をかけてきたのは・・・・・通りすがりの粗大ごみ(違)。

粗大ごみ、って(笑)
また、なんと的確な表現なのでしょうか(酷)
A: ゼロスさん・・・・・なんとも間の悪い・・・・ときに(笑)
N: このタイミングで現れるとは・・・・・・本当に『不幸』な方ですわね(笑)

>「とりゅああああああ!!!!!!!」
>
>と気合の入ったリナの叫びと共に、「ぎゅるううっ!!!」と言う音が響く。

あああああああ、リナさん。いきなりゼロスさんを問答無用に攻撃ですか(汗)
A: ま・・・まあ、皆さん全員に袋叩きにされなかっただけ・・・・・。
N: ええ、良かったような気もしますわね(笑)

>「おおーっと、きまったああああああ!!!!!!
>見事なとび蹴りぃぃ!!
>人畜無害な笑みで、世のお姉さま方を虜にしたゼロスの唯一の弱点か!?
>一部では生ゴミだのゴキブリだの言われている、魔族一の人気者だが、その実態は悲しき中間管理職、パシリがすっかり板についてしまった獣神官!!!
>方や、攻撃呪文はお手の物の魔法オタクのリナ=インバース!艶やかな栗色の髪をなびかせ、悪鬼のごとき表情はまさに歩く破壊神!!!
>自称・美少女天才魔道士と言っているが、これではまるで野獣のようだああああ!!!!
>おおぉぉぉっとゼロス!更にタコ殴りにされているうううう!!!!」
>何処から出したのか、机とスタンドマイクを用意し、マイクに向かって叫ぶ少年。

実況中継ですか。
ゼロスさんのこと・・・・誉めてるようですけど・・・・さり気無く・・・けなしてるような・・・・(汗)
A: 『あの』リナさんのことを・・・・・・ここまで言い切ってしまうとは(滝汗)
N: 勇気のある方ですわね(冷汗)
リナさんに・・・・後で、どんな目に遭わされるのでしょうか(合掌)

>「・・・・誰だ貴様?(汗)」
>
>ゼロスと一緒に現れた少年に、取り合えずゼルガディスがつっこむ。
>「申し遅れました、わたくし魔族一の実況アナを目指す、覇王将軍ノーストと申します。
>目指せ!古●!●澤アナ!!」
>とか言いながら、ピッと名刺を差し出し、そのままあらぬ方に方を指差している。
>「魔族の方ですか(呆&汗)」
>その名刺を受け取りながら、アメリアは呟く。
>「・・・・魔族、しかもかなりの高位魔族がなんで実況アナなんか目指してるんだ;;」
>先程までのどろりとした空気が一気に消え、何とも間の抜けた空気に変わる。

流石は、正義の仲良し4人組みで1番の突っ込み役(?)のゼルガディスさん。
すかさず突っ込んでますね〜。
A: 覇王将軍さん・・・・・アナウンサー志望なのですか(汗)
N: プロレス中継や世界陸上の実況、バラエティ、クイズとかの司会を目指しているのかしら(汗)

>『えーと、取り合えずボクらはどうしようか?皇子様(汗)』
>
>なんとも困った顔で、ルドウィヒのほうを向くステフに、ルドウィヒもどうしていいか解らず、固まってしまっている。
>
>――間の悪い奴らだ(ーー;)
>
>二人の様子を一瞥し、ゼルガディスはつい同情してしまう。
>自分に恨みがあるらしいが、せめてこいつらが居ないときなら、シリアスな展開になるものをと思いながら・・・・

ゼロスさんとノーストさんの乱入で、緊迫感が・・・・・砕けて消えてしまいましたね。
王宮で、激しい戦いにならなくて・・・・・良かったですね・・・・。
A: 本当に・・・・・間の悪い方々ですね〜(笑)
N: ゼルガディスさんは冷静な方ですわね。
   ステフさんも、流石に、この事態は予想外の出来事なのですね(笑)

>「おい、イモータルの小倅!
>今日はいったん退くが、次こそは恨みを晴らさせてもらう!!!(泣)」
>
>虫が這いずり回っていた肌は何時の間にか普通の肌に戻り、何時の間にか普通の人間状態に戻ったルドウィヒが叫ぶ。
>「恨み云々はいまいち理解できんが・・・・何故貴様なみだ目になっとるんだ?」
>「貴様に関係ないだろ!!(虫がざわざわ動きまくって気持ち悪いし、目は痛いし・・・この辛さが解ってたまるかあ!!)」
>「ふむ、確かに関係ないな。
>虫がざわざわ動き回って、嫌悪感で体が震えていたとか、目の中を虫が歩いたせいでちくちくして痛いから涙が出た、とかじゃないだろうからな」
>
>「(ぎくううっ!!)そそそそそそんななななワケけけ(滝汗)(何で解るんだよお(焦))」
>
>「だよな、俺の気のせいか」
>言って、ゼルガディスは意地の悪い笑みを浮かべる。

あ・・・・あの〜〜、ステフさん(汗)
もしかして、ルドウィヒのこと嫌いなのですか?
A: 自分自身にダメージを受けるような状態で・・・・・ルドウィヒは戦おうとしていたのですか。
N: しかも、おもいっきりゼルガディスさんにバレテますわね。
   ゼルガディスさんも、なかなか良い性格をなさっているようですね(笑)

>その様子を、ガウリイとアメリアは、ノーストが淹れたお茶を飲みつつ眺めている。
>何処からこのティーセットを出したのかと、ボーっと思いながらアメリアは天気のよい空を見上げていた。

ゼロスさんは・・・・・・まだリナさんに・・・・・ボコボコにされているのでしょうか(汗&合掌)
A: ガウリイさんとアメリアさんはノーストさんとお茶ですか。
   へ・・・・・平和ですね〜。
N: ステフさんは、苦笑しながらも、この状況を楽しんでいそうですわね。

>――そう簡単にシリアスさせちゃ貰えないのが、この世界なのさ・・・・・・

やられました〜〜(笑)
完全に予想外の展開とゼロスさんの不幸な御姿。
立場の無いステフさんとルドウィヒの姿・・・・・大笑いしてしまいました〜。

>短い・・・・それに冒頭はシリアスだったのに・・・・
>
>ノースト:あのさ、何でボク実況アナなんか目指してるの?
>
>そりゃ、貴方。
>覇王様の部下だからですよ。
>
>ノースト:それだけ?
>
>それだけですよ。
>他に何かあると思った?

ノーストさんの性格は・・・・覇王様の影響なのでしょうか。
覇王様にも・・・・ゼロスさんのような部下がいてくれれば・・・良かったですね。
ゼロスさんは、魔族のなかでは比較的マトモ?なのでしょうか(笑)

>ノースト:他の方が書かれてるような、病的な美形さんがよかったかなって思ったりもするんだよね、ボクとしては。
>
>却下。
>歩く狂気製造機みたいなステフが居るのに、トチ狂いキャラ増やしてどうすんのさ(呆)
>
>ノースト:ちぇーつまんないの・・・・

ノーストさんとグランさんは、仲が良いのですか。
覇王軍・・・・・なかなか大変そうですね(笑)

>じゃ、この辺で。
>
>ノースト:次もヨロシクです。

面白かったです〜。
ラダさんのところから、どうにか生還したゼロスさん。
セイルーンでズタボロにされてしまいましたね〜。

いよいよ復讐!と、意気込んで来たルドウィヒ・・・・・・予想外のダメージを受けてしまいましたね。
立ち直るのに時間が掛かりそうですね〜。

続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにしております。
少しずつ暖かくなってまいりましたね。
そろそろ花粉症の時期のようですので、お体にお気を付けてお元気で。
では、失礼します。