◆−時を翔ける星よ、清き海にかかる者 Intermission 1−柘榴 (2003/2/4 17:23:11) No.13231
 ┗Re:時を翔ける星よ、清き海にかかる者 Intermission 1−空木 架夢雨 (2003/2/14 20:51:39) No.13277


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13231時を翔ける星よ、清き海にかかる者 Intermission 1柘榴 2003/2/4 17:23:11


 お久しぶりです、柘榴です。前のツリーは下のほうにありますが、ツリー替えました。
 さて、情けない事にインフルエンザにやられました。何とか回復しましたが、もうしばらくは更新は遅くなりそうです。ご容赦ください。
 では本編です!今回はゼル編ラスト!リアフィは出ませんが・・・・
 ゼル、ピンチです。
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 時を翔ける星よ、清き海にかかる者

 Intermission 1:魔剣士の受難

 リアフィと別れ、歩き出してすぐ、ゼルは足を止めた。目の前に現れた人影と、その人物から、わずかに漂う殺気に気付いて。
 性別は・・・・よく分からない。男にも女にも見える、20歳前後の人物。その人が、口を開いた。
「余計な事を・・・・」
 声を聞いても、やはり性別は分からない。
 ゼルは問うた。
「何者だ!?」
「名は、ルーン。『彼女』の幸せを願う者。」
 言うなり、その人・・・・ルーンは動いた。両手には、何時の間にか一本づつダガーが握られている。
 ゼルも、ブロードソードを抜き放った。
  きんっ  ざしゅっ
 ダガーのうち、一本を受ける。が、もう片手のダガーが、ゼルの岩の肌をやすやすと切り裂いた。
「魔力剣!?・・・・ならば、魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)!」
 そして、死闘が始まった。

 力の差は歴然としていた。
 ルーンのダガーは、確実にゼルにダメージを与え、隙あらば必殺の一撃を繰り出してくる。
 対するゼルは、もはや防戦一方となっていた。

 一瞬、ゼルがよろめく。ルーンのダガーが、ゼルの剣を受け止めるだけでなく、わずかに刃筋を変えさせ、ゼルのバランスを崩したのだ。
 その瞬間・・・・・・・・

 ルーンのダガーは、ゼルの胸に深々と突き刺さっていた。

「あなたが彼女に手を出さなければ、こうなる事もなかったんですがね。」
 ゼルの耳にルーンの冷ややかな声が届き・・・・

  ゼルの意識は、そこで途絶えた。







 『それ』は、全てを見ていた。『それ』に見えないものなどなかった。
 そして、『それ』は全てを知っていた。
 だから、『それ』はそこに現れた。
 目の前には、血を流し、死にかけている男、ゼルガディス=グレイワーズ。
 『それ』は、ゼルの上に手を翳し、術を使った。

                       ゼルガディス編 終了
                       アメリア編に続く
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          【ゼル編終了記念対談】
柘榴(以下ザ):はい、ゼル・ファン絶叫、阿鼻叫喚のラストを経て、ゼルガディス編、ついに終了しました!
ゼル(以下ゼ):をい。
ザ:いやー、最初っから、ゼル、生傷が絶えませんねぇ・・・・。
ゼ:をい!
リアフィ(以下リア):あのー、柘榴さん。ゼルガディスさん、呼んでますよ?
ザ:いいのいいの。さて、リアフィちゃん。本編中には、まだリアフィちゃんの本名・・・・というかフルネーム、出てきてないんだよね。
リア:はぁ・・・・。確か、考えたはいいけど、出す機会が無くなってしまった、あのひたすら長い私の名前ですか?
ザ:・・・・(T。T)(一応ショックらしい)と・・・・とにかく、この機会に発表しておきなさいよ。
リア:え・・・・?・・・・リアフィニール=アーシィア=ヴィネディクト=『ステラマルス=エクスィミア』=シュタール・・・・です。
ザ:(あっ!手にカンニングペーパー持ってる)
謎の声×5:ちょっと!この対談会待ったぁっ!
ザ:こっ・・・・この声は・・・・リナにガウリイにアメリア!あと文中『ルーン』に文中『それ』さん!・・・・あのー・・・・皆さん目が凶悪ですよー・・・・
リナ:んっふっふっふ・・・・このあたしを差し置いて、何してるのかなぁ?
『それ』&『ルーン』:(頷いている)
ザ:あっ・・・・リナさん、その呪文は・・・・
ゼ:永久と無限をたゆたいし・・・・
ザ:ゼルまで〜っ!
 (他の人も思い思いに攻撃準備)
ザ:あ・・・・あの、ほら、話せば分かる、話せば・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・んきゃ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!

リア:えと・・・・柘榴が袋叩きになっているので、対談は終わらせていただきます。次回もお楽しみに、だそうです。


  呪文の爆音が轟く中、幕

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13277Re:時を翔ける星よ、清き海にかかる者 Intermission 1空木 架夢雨 2003/2/14 20:51:39
記事番号13231へのコメント

レスv

> お久しぶりです、柘榴です。前のツリーは下のほうにありますが、ツリー替えました。

見つかりませんでした(笑)

> さて、情けない事にインフルエンザにやられました。何とか回復しましたが、もうしばらくは更新は遅くなりそうです。ご容赦ください。

はい。気長に待ってます・・・インフルエンザは香港Bが怖いらしいですね。

>「あなたが彼女に手を出さなければ、こうなる事もなかったんですがね。」

誰ーーーーー!!?ってルーンって言うんだよね・・・
もしかして彼女に手ぇ出すって恋人かなにか?(考えがえぐい)

>リア:えと・・・・柘榴が袋叩きになっているので、対談は終わらせていただきます。次回もお楽しみに、だそうです。

お楽しみにしてますvv