◆−心 (ゼルアメ&ガウリナ)−蒼井さくや (2003/2/24 00:06:56) No.13353 ┣はじめまして。−にゅーよーく (2003/2/24 18:30:28) No.13360 ┃┗ありがとうございました^^−蒼井さくや (2003/2/26 18:07:33) No.13385 ┗心 (ゼルアメ&ガウリナ)−蒼井さくや (2003/2/26 18:40:13) No.13386 ┗レスが遅れました!−にゅーよーく (2003/3/2 23:32:37) No.13447
13353 | 心 (ゼルアメ&ガウリナ) | 蒼井さくや | 2003/2/24 00:06:56 |
この話はゼルアメで少しガウリナです。 苦手な方はお戻りください。 ++++++++++++++++++++++++++++++++ 「アメリア。」 「?はい。」 「・・・結婚しよう。」 それは紅葉が色づいた秋のことだった。 ここは天界。 ここに住んで居るのは天使と神。 神の名はロード・オブ・ナイトメア。 そしてこの世界にはもうひとつ魔界と呼ばれる世界がある。 そこには悪魔と悪魔の王が居る。 王の名はロード・オブ・ナイトメア。 天界の神と同じ名前だった。 数世紀前は神と魔王は同じ人物だった。 が、やがて自分の中の黒い部分が魔王を作り出し一世紀前、ついに分離しそれぞれの世界を作った。 自分の分身、天使たちを創り互いに争っていた。 そんな中四代属性の水天使ゼルガディスと風天使アメリアは互いに惹かれあい恋に落ちた。 アメリアはゼルガディスの言葉を聞き終えると顔を俯かせ泣き出した。 ゼルガディスはそんなアメリアを抱き寄せ耳元でささやいた。 「迷惑か?」 アメリアは顔を横に振った。 「迷惑だなんて・・・っ嬉しいんです。」 アメリアはゼルガディスを仰ぎ見、 「私もあなたとともに生きていきたいです!」 「アメリア・・・」 ゼルガディスがキスをしようとアメリアの顎に手をかけたそのとき! 「アメリアぁぁぁ!!早まるなぁ!」 草間の陰から飛び出してきたのは準風天使アルフレッド。 「・・・ぉまえはぁぁ!何回俺たちの邪魔したら気が済むんだ!」 ゼルガディスがアルフレッドの胸倉をつかんだ。 アルフレッドも負け時とゼルガディスの胸倉をつかんだ。 「お前こそいい加減アメリアから手を引いたらどうだ!アメリアは次期天使長になる!お前なんかと釣り合うか!」 「ちょっとやめてください!二人とも!」 こんなやり取りは日常茶飯事。 何時ものように喧嘩し何時ものようにアメリアが止める。 そうすると大概彼女たちがくる。 「ちょっとぉ、騒がしいわねぇ。宮殿までまる聞こえよぉ。」 「あいかわらずアメリア取りあってんのか?」 やってきたのは火天使リナとその恋人(自称保護者)の土天使ガウリイ。 二人ともゼルとアメリアの親友である。 「助けてくださいぃ。」 アメリアがリナに飛びつく。 「はいはい。あんたもはっきりしないからあの二人の決着がつかないんじゃない」 「そうだぞ。優柔不断と優しさは違うもんだからな。」 リナとガウリイの言葉に申し訳なさそうにアルフレッドの近くに行き言った。 「ごめんなさい!私ゼルガディスさんのことが好きなんです!」 「アメリア・・・」 アルフレッドは頭を下げたアメリアを見て,悲しそうに俯き翼をはためかせ飛んでいった。 「アルフレッド!ごめんなさい!」 「まぁ、あいつには可愛そうだけど、変に気を持たせるよりいいっしょ。」 「そうだな。」 リナとガウリイがアルフレッドが飛んでいったほうを見ていった。 ゼルガディスは目を細めて思った。 ――あいつの気持ちは痛いほど分かるがこいつだけは譲れない・・・何があってもこいつだけは手離したくはない・・・ そのころ魔界ではちゃくちゃくと計画を実行に移そうと準備していた。 「これで四代天使は終わりですよ・・・」 闇でひそかに笑っている人物が居た。 続く |
13360 | はじめまして。 | にゅーよーく E-mail | 2003/2/24 18:30:28 |
記事番号13353へのコメント はじめまして。 にゅーよーくといいます☆ >「アメリア。」 >「?はい。」 >「・・・結婚しよう。」 うわっ!(///) いきなりですか!? >ここは天界。 >ここに住んで居るのは天使と神。 >神の名はロード・オブ・ナイトメア。 >そしてこの世界にはもうひとつ魔界と呼ばれる世界がある。 >そこには悪魔と悪魔の王が居る。 >王の名はロード・オブ・ナイトメア。 >天界の神と同じ名前だった。 >数世紀前は神と魔王は同じ人物だった。 >が、やがて自分の中の黒い部分が魔王を作り出し一世紀前、ついに分離しそれぞれの世界を作った。 >自分の分身、天使たちを創り互いに争っていた。 なんかこういう世界観好きです〜v >そんな中四代属性の水天使ゼルガディスと風天使アメリアは互いに惹かれあい恋に落ちた。 どこの世界にいても惹かれあう二人なのですね! >ゼルガディスがキスをしようとアメリアの顎に手をかけたそのとき! >「アメリアぁぁぁ!!早まるなぁ!」 >草間の陰から飛び出してきたのは準風天使アルフレッド。 アルフレッドって…ストーカー? ずっと草の陰にいたんですか!? >「・・・ぉまえはぁぁ!何回俺たちの邪魔したら気が済むんだ!」 いつもこんなことを…。(−゛−;) >こんなやり取りは日常茶飯事。 にちじょおさはんじ…(^_^;) 恋は盲目って奴ですか?(違) >――あいつの気持ちは痛いほど分かるがこいつだけは譲れない・・・何があってもこいつだけは手離したくはない・・・ うきゃ〜v(><) ゼルだゼルだ!(何。) …すいません取り乱しました。 なんだかゼルっぽくていい感じですv 手放したら手放したで回りから文句いわれそうですね。 >そのころ魔界ではちゃくちゃくと計画を実行に移そうと準備していた。 >「これで四代天使は終わりですよ・・・」 >闇でひそかに笑っている人物が居た。 ゼロス…? なにやらかす気だっ! では。 変な感想ばっかですみません。(−−;) テスト二日前にして現実逃避に走りまくってるにゅーよーくでした☆ |
13385 | ありがとうございました^^ | 蒼井さくや | 2003/2/26 18:07:33 |
記事番号13360へのコメント >はじめまして。 >にゅーよーくといいます☆ はじめまして^^ 蒼井さくやと申します。 >>「アメリア。」 >>「?はい。」 >>「・・・結婚しよう。」 > >うわっ!(///) >いきなりですか!? なにやら大胆なゼルさんです。 > >>ここは天界。 >>ここに住んで居るのは天使と神。 >>神の名はロード・オブ・ナイトメア。 >>そしてこの世界にはもうひとつ魔界と呼ばれる世界がある。 >>そこには悪魔と悪魔の王が居る。 >>王の名はロード・オブ・ナイトメア。 >>天界の神と同じ名前だった。 >>数世紀前は神と魔王は同じ人物だった。 >>が、やがて自分の中の黒い部分が魔王を作り出し一世紀前、ついに分離しそれぞれの世界を作った。 >>自分の分身、天使たちを創り互いに争っていた。 > >なんかこういう世界観好きです〜v そういっていただけると嬉しい限りですv >>そんな中四代属性の水天使ゼルガディスと風天使アメリアは互いに惹かれあい恋に落ちた。 > >どこの世界にいても惹かれあう二人なのですね! もちろんです!きっと現代世界でもめぐり合って恋に落ちるのです! (ドリーマー) >>ゼルガディスがキスをしようとアメリアの顎に手をかけたそのとき! >>「アメリアぁぁぁ!!早まるなぁ!」 >>草間の陰から飛び出してきたのは準風天使アルフレッド。 >アルフレッドって…ストーカー? >ずっと草の陰にいたんですか!? 実は・・・そうなんです。(ストーカー決定?) >>「・・・ぉまえはぁぁ!何回俺たちの邪魔したら気が済むんだ!」 > >いつもこんなことを…。(−゛−;) はい。いっつもアメリア間に挟まれてんてこまい。 >>こんなやり取りは日常茶飯事。 > >にちじょおさはんじ…(^_^;) >恋は盲目って奴ですか?(違) そうです!恋は盲目(!) >>――あいつの気持ちは痛いほど分かるがこいつだけは譲れない・・・何があってもこいつだけは手離したくはない・・・ > >うきゃ〜v(><) >ゼルだゼルだ!(何。) >…すいません取り乱しました。 >なんだかゼルっぽくていい感じですv >手放したら手放したで回りから文句いわれそうですね。 そうですねぇ。リナあたりにどやされそうですね^^; >>そのころ魔界ではちゃくちゃくと計画を実行に移そうと準備していた。 >>「これで四代天使は終わりですよ・・・」 >>闇でひそかに笑っている人物が居た。 > >ゼロス…? >なにやらかす気だっ! さて何でしょう?それは秘密です^^(ゼロス) >では。 >変な感想ばっかですみません。(−−;) >テスト二日前にして現実逃避に走りまくってるにゅーよーくでした☆ テスト期間だというのに読んでくださってありがとうございました。 |
13386 | 心 (ゼルアメ&ガウリナ) | 蒼井さくや | 2003/2/26 18:40:13 |
記事番号13353へのコメント 『四代天使の皆さん!今すぐロード様の所へ来て下さい!』 静かな天界に響く声。 「あーあー。又仕事かなぁ。」 四代天使の内の一人火天使リナがめんどくさそうに呟いた。 「なんだろうなぁ。」 地天使ガウリイが生欠伸を殺しながら言った。 「急ぎましょう!」 風天使のアメリアが言った。 「ろくな事じゃなさそうだがな。」 水天使ゼルガディスがイライラしながら言った。 ゼルガディスはあまり神を好いていない。 皆各の翼を広げて飛んだ。 火天使リナは燃えるような赤。 地天使ガウリイは暖かい土色。 風天使アメリアは優しそうな水色。 水天使ゼルガディスはきれいな青色。 彼女たちは神殿に着いたとたんにゼルガディスだけ神の元へ転送された。 「!?ゼルガディスさん。」 アメリアが心配そうに名前を言った。 そのとき一人の女天使が近づいてきた。 「もう!どこで油売ってたんですか!」 ぷりぷりと怒っているのは特天使フィリア。 特天使というのは唯一神の声を聞き天界の天使たちに伝えるという仕事を持っている天使。 「俺たち油は売ってないよなぁ。」 なぁ、リナ。というガウリイをスリッパではったおしたリナ。 「で?四代天使全員呼んでおいて呼ばれたのはゼルだけ?」 リナは納得いかないとフィリアに視線を送る。 大体神に呼ばれるということはこれから魔界と一戦交えるだとかいう、大きなことがあるときだけだ。 「さぁ、私も四代天使を呼べとしか伺っていませんから。」 「そう。」 リナは、最悪の事態にならなければいいけど・・・とアメリアを見ながら思った。 リナの視線に気づいたアメリアが,リナを見た。 「?何ですか?」 「ううん。なんでもない。さぁ、お茶でも飲みながらゼルを待ちましょ。」 そういってフィリアに導かれながら歩き出した。 最悪の事態は起こりつつあることを知らずに・・・ 「!なんだと・・・」 ゼルガディスは神の話を聞いて愕然とした。 「俺があいつと一緒に居ちゃいけないのか?!!」 神は言った。 『あの子は大切な子です。誰かと一緒にさせる訳には行きません。』 「冗談じゃない!俺にとっても大切だ!」 怒るゼルガディスに対し神はこうも言った。 『あなたには風魔ゼロスが率いる軍を倒してもらいます。明日にでもくるでしょうから・・・』 神はそれだけ言うと姿を消した。 残されたゼルガディスは唇を噛みこぶしを握り締めた。 続く |
13447 | レスが遅れました! | にゅーよーく E-mail | 2003/3/2 23:32:37 |
記事番号13386へのコメント こんばんわ。 テスト終りました〜。(TT) やっと開放されたって感じです。 明日合計のでるにゅーよーくです☆ >ぷりぷりと怒っているのは特天使フィリア。 >特天使というのは唯一神の声を聞き天界の天使たちに伝えるという仕事を持っている天使。 フィリアってどんな性格かよくわかんないんですよね。 TRYは始めの方しか見たことなくて…。 ああvでも設定がステキです〜v >リナは、最悪の事態にならなければいいけど・・・とアメリアを見ながら思った。 最悪の事態って…。 一体何が…? >「!なんだと・・・」 >ゼルガディスは神の話を聞いて愕然とした。 >「俺があいつと一緒に居ちゃいけないのか?!!」 おわ〜。 なんか混乱してきましたねー。 私はゼルとアメリアには幸せになってもらいたいですっ!(><) >『あなたには風魔ゼロスが率いる軍を倒してもらいます。明日にでもくるでしょうから・・・』 すみません…。 シリアスな場面だというのにかなり古い「風魔の○○郎」とかいうアニメを思い出しました…。 見たことはないんですけど。 では! 続きを楽しみにしてますv にゅーよーくでした☆ |